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JPS6216054A - モ−タ - Google Patents

モ−タ

Info

Publication number
JPS6216054A
JPS6216054A JP60153170A JP15317085A JPS6216054A JP S6216054 A JPS6216054 A JP S6216054A JP 60153170 A JP60153170 A JP 60153170A JP 15317085 A JP15317085 A JP 15317085A JP S6216054 A JPS6216054 A JP S6216054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
motor
stator
armature
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60153170A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Takehara
勇 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUEROO FURUIDEIKUSU KK
Nippon Ferrofluidics Corp
Original Assignee
NIPPON FUEROO FURUIDEIKUSU KK
Nippon Ferrofluidics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FUEROO FURUIDEIKUSU KK, Nippon Ferrofluidics Corp filed Critical NIPPON FUEROO FURUIDEIKUSU KK
Priority to JP60153170A priority Critical patent/JPS6216054A/ja
Priority to US06/883,547 priority patent/US4847526A/en
Priority to BR8603265A priority patent/BR8603265A/pt
Priority to KR1019860005601A priority patent/KR870001696A/ko
Priority to EP86305338A priority patent/EP0221628A3/en
Priority to EP93203345A priority patent/EP0588448A3/en
Priority to AU60092/86A priority patent/AU6009286A/en
Publication of JPS6216054A publication Critical patent/JPS6216054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モータに関する。
[従来の技術] 例えば、三相上−夕として第1図に示すような動作原理
で動くロータ8極ステータ24スロツトの構造を有する
ものが知られている。
このようなモータは、次式の関係が成り立つように構成
されている。
S=mPQ   [3:スロ”/ト数2m:相数。
P:極数、Q:コイルピッチ] 又、このようなモータは、ロータ100に回転力を与え
るために、ステータ101の各相102,103及び1
04夫々に、磁束を発生させ、その結果としての合成さ
れた磁束105を得ている。この磁束105の変化によ
り従来のモータはロータ100の回転を行なうように構
成されている。
しかし乍ら、このようなモータは磁束105の変化を得
るために、ステータの各相102,103及び104の
夫々の巻線をスロット間に形成されたボ−ルに、部分的
に重ね巻きすること、すなわちスロット釣線が必要であ
り、その結果、構造が複雑になり、又各相102.10
3及び104に発生さゼる磁束を効率良く利用すること
が困難であるという欠点が有る。
そして巻線コイルが長くなると共にスロット内に占める
コイル容積も大きくならざるを得す、必要とするトルク
が高トルクの場合には、マグネットを一定の条件とした
とき、その高トルクに対応するためにコイル巻線を増加
しようとしても、スロット内の空間のほと/Vど限界に
まで、すでにコイルが巻き込まれていることが多く、そ
れ以上、スロット内にコイルを巻き込もうとしても、巻
き込めない。したがって、マグネットを一定の条件とし
たとき、高トルクを得ようとすれば、モータのスロット
に巻き込まれるコイル巻線を増加するためにスUツl−
を大きくしなければならず必然的にモータの大型化が避
けられない。さらに、従来のこのようなスロット釣線を
有するモータでは、ステータのトルク発生有効部となる
コイル艮ざに対し、無効部となるスロット釣線の部分が
多くなり、コイル巻線の巻き込み量の割には、トルク発
生のためのステータの有効コイル部が十分かつ効率的に
使用されていない。
因みに、従来のモータにも、上述のスロット釣線を無く
すべく1ボ一ル1コイル巻I!il′c構成されたモー
タも、多少見受りられるが、このようなモータは、例え
ば第2図に示すように、巻線は仝節巻ではなく、ステー
タ106の−・極107がロータ108の一極109の
1/3である短節巻となっており、全り巻の巻線を有し
たモータに比して高いトルクを得るのが困難であった。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明の目的は、前記諸点に鑑みなされたちので、スロ
ット釣線を不要にし、1ボ一ル1コイル巻線でかつ、全
面巻の巻線を有して、コイル巻線によって発生する磁束
を効率よく利用し得、すなわちステータ歯に発生する磁
束密度を効率よく利用し得て、高いトルクを得ることが
できる、構造が簡単で、且つ薄型化及び小型化可能なモ
ータを提供することにある。
[問題点を解決するための手段〕 前記目的は、本発明の相異なる極性でVJ接する少なく
とも一組の磁極を周辺に有した回転するロータと、この
ロータの前記磁極の極性を検出し、その検出信号を出力
すべく該ロータの所定の周辺上に配置された位置検出セ
ンサと、この位置検出センサの前記検出信号に応じ所定
のスイッチングを行なうスイッチング素子と、このスイ
ッチング素子の前記スイッチングに応じて所定の磁束を
発し、前記ロータに相対的な回転を行なうステータとか
らなるモータによって達成出来る。
[発明の作用] 本発明の作用は、まず、第1図に示された従来の三相モ
ータにおいて、ロータの1極の1/3の角度がセンサー
を配置することのできる最小隣合せ角度位置となり、こ
の場合、ロータ100の全周を120°ずつ、点110
,111,112の夫々の位置ひ、3分割し、それらの
分割点に、位置検出センサ113.114及び115を
夫々配置し、ステータ101の各巻線組102,103
及び104を、位置検出センサ113と114との間、
位置検出センサ114と115との間および位置検出セ
ンサ115と113との間と順次になるタイミングで通
電するような構成にすると、ロータ100とステータ1
01 との磁気的な位置関係は、第3図に示されたよう
になる。このような位置関係においては、ロータ100
とステータ101は、夫々個々の部分において、反発し
、吸引し合うため、ロータ100は矢印116の方向に
移動する。すなわち、第4図に示すように、ロータ10
0が矢印116方向に15°進む間に、相103との間
で中間点117において、7.5”進み、ここで最大ト
ルクを発生する。
従って第1図に示された、従来の三相モータにおいて得
られていた全直巻と同様のコイルピッチと等価になり、
1つ、従来のモータでは必ず要したスロット釣線が必要
無くなり、その結果本発明のモータにおいては仝直巻の
ステータ1ボール1コイル巻線が実現出来る。
よって、第2図に示したような短直巻のステータ1ボー
ル1コイル巻線のモータと異なり、本発明のモータにお
いては高トルクを発生することが可能になる。
第3図に示すように、1相当りのステータ歯の120°
以内に入れる最後のステータ歯の全面角度1相当りの全
節角度を持つステータ歯のくり返し数nはn=N−1(
但し N〉1〉となる。
ここで、ステータ歯のくり返し数nとNとの関係につい
て述べると、以下のようになる。
ここで上式■、■が意味するところを述べると、0式(
ま1相分に入れる(機械角で120°以内)最後のステ
ータ歯が本来の角度より120°からのはみ出し角度を
示し、■式はマグネット1極当りの角度を相数で割った
角度を示しており、本発明のモータが達成されるために
は、これら0式と■式が等しくなければならない。
何故ならば、上記した1相分の120°からのはみだし
角がマグネット1極当りの角度を相数で割った値に等し
くなければ、ロータマグネットの1周360°とステー
タの歯の角度総和と合わなくな数で割った角度が各相に
等分に配列されていなければならない。
故に01−02〉Oが成立たなければならない。
従って 変形すると、 ここで、本発明のモータは三相であるからM=3を0式
に入れると 変形すると、 となり、 0式の左辺は 相当りの総和角度を表わし、 角度を表わしている。
また■式が成立つことから 四〇” × 3N二」−=12o° となり、P 」じ址ヨー−1となる。
従って、P=3N−1となり、Nが決まれば極数1〕が
決定出来ることになる。ここで、Pは極数であるから、
モータの場合、偶数でなければならず、それ故■式が成
立する為には、Nは奇数でなければならない。上記した
関係式を満たずものであれば、本発明のモータは達成さ
れ得る。
更に、Nは−・相当りのステータ歯の総数だがら、ら、
三相の場合−13Nがスロット数となり、3N−1が極
数となる。
以上のことから、0式と0式が等しい場合本発明のモー
タの極数、ス[コント数、ステータ歯の全面角度、最後
の小さい歯の角度が決定出来る。
なJ3、■式の左辺と右辺の角度が等しいということは
、120°以内に入る最後のステータ歯が1極当りの角
度の2/3であることを示す。すなわち、第4図に示す
ように、必ず最大トルクを発生する。
もしも、最後のステータ歯が1穫当りの角度の1/3と
なれば、第5図に示すように、4穫、三相のモータを例
に上げると、上記の式が成立たず、したがって前述した
最大トルクを発生出来なくなる。
従って上記の式■、■が成立たないモータは、たとえ起
動出来ても、全直巻(ロータマグネットの1極とステー
タの極のピッチが等しい)としてのトルク効率は実現出
来なくなる。
(発明の具体例1 本発明を限定することなく、本発明の目的をより良く理
解するために、添伺図面を参照して本発明の一貝体例を
以下に説明する。
第6図にJ3いて、DCブラシレスモータである、三相
モータ150は、ロータ部151と、ステータ部152
とからなる ロータ部151は、N極153.155.157及び1
59とS極154.15[i、 158及び160どか
らなるマグネット群162を有しており且つ軸161を
中心に回動自在に構成されている。又ロータ部151の
外周上に33いて、ロータ部151の軸161を中心と
して回転に関する角位置1□つ及び17夫々には、回転
するロータ部151のマグネット群162が該角位置で
どのような配置になっているかを判別する、1“なわち
N極及びS極を判別するだめの位置検出センサとしての
ホール素子163.164及び165が夫々配置されて
いる。
ステータ部152は、コア175と、この]ア175の
周辺上に形成されたボール166a、 167a、 1
68a。
t69a、 170a、 171a、 172a、 1
73a及び174aと、これらのボール向に形成される
ス[Jブト166、167、168.169゜170.
171,172,173及び174と、第2図の電気的
結線図で等測的に表わされるように結線され、前記スロ
ット166、167、168.169.170.171
 、172.173及び174内に夫々位置づ゛る巻線
群186(図示せf)とからなる。これらのボール16
6a、 167a、 168a、 169a。
170a、 171a、 172a、 173a及び1
74aは、ボール166aとボール174aとの間に形
成されるオーブンスロットの中間の線166bを起点と
して、反時計方向へ30”の位置にボール166aとボ
ール167aとの間に形成されるオーブンスロットの中
間の線167bがくるようにボール166aが配設され
、線167bから、ざらに反時S1方向へ45°の位置
にボー/L、167aとボー)Lt168aとの間に形
成されるオーブンスロットの中間の線168bがくるよ
うにボール167aが配設され、線168bから、さら
に反時計方向へ45°の位置にボール168aとボール
169aとの間に形成されるオーブンスロツ1−の中間
の線169bがくるようにボール168aが配設され、
そして、9169bから、さらに反時計方向へ30°の
位置にボール169aとボール1γOaとの間に形成さ
れるオーブンスロットの中間の線170bがくるように
ボール169aが配設され、a 170bから、さらに
反時計方向へ45°の位置にボール170aとボール1
71aとの間に形成されるオーブンスロットの中間の線
171bがくるようにボール1708が配設され、線1
11bから、さらに反時a1方向へ45゛の位置にボー
ル171aとボール172aとの間に形成されるオープ
ンスロツl〜の中間の¥!1.1172bがくるように
ボール171aが配設され、そして、線172bから、
ざらに反時61方向へ30″の位置にボール172aと
ボール173aどの間に形成されるオーブンスロットの
中間の線173bがくるようにボール172aが配設さ
れ、$1173bから、さらに反時計方向へ459の位
置にボール173aどボール174aとの間に形成され
るオーブンスロットの中間の線174bがくるようにボ
ール173aが配設され、線174bから、さらに反時
計方向へ45゜の位置に線166bがくるようにボール
174aが配設されている。そして、これらのボール1
66a、 167a。
168a、 169a、 170a、 171a、 1
72a、 173a及び174aにそれぞれコイルが1
ボ一ル1コイル巻状態で巻回されている。このコイル巻
回状態は、以後の説明から明らかとなるように、コイル
の通電状態により、仝直巻状態となる。これらの巻線群
186においては、第7図に示すように、ホール素子1
63,164及び165夫々の出力に応じて夫々スイッ
チング動作を行なうスイッチング素子としてのスイッチ
177、178.179.180.181及び182を
組み合わせて、巻線群186を構成する巻線187の端
子A△′間、巻線188の端子BB’間、巻線189端
子CC′間夫々に所定の方向の、あるいは、所定の値の
電流を流すべく、電源回路184(第7図参照)から端
子17Gを介して供給するように構成されている。
このように構成された本発明のモータは、以下の1よう
に動作する。
第6図、第7図、第8図及び第9図の夫々において、本
発明の三相モータ150は、第6図の如く、ロータ15
1のマグネットが8極で、ステータ152が9スロツト
を有するように夫々構成されている。
そこで軸161を中心としてステータ152を156ず
つ角位置1か624で等分割して、ホール素子163゜
164及び165で15″′毎にスイッチングした場合
の夫々の位置における口〜り151 とステータ152
の磁気的、及び電気的な相対位置関係を考える。まず矢
印118の方向に回転するロータ151のa点に石目づ
ると、a点は第9図の角位置1の状態では、119で表
わされたロータ151の1回転分の全周360°におけ
るOoの位置に、次に矢印118の方向に進んで角位置
2の状態では、15°の位置に、角位置3の状態では3
0°の位置に、角位置4の状!!ICは45°の位置に
、角位@5の状態では60°の位置に、角位置6の状態
では、15°の位置に夫々在り、以下角位置24の状態
での345°の位置を経て、元の角位置1の状態に戻り
、360°すなわち1回転することtこなる。角位置の
夫々の状態における巻線187.188.189へ通電
するためにスイッチ177、178.179.180.
181 、182及びホール素子163゜164、16
5の夫々を第8図に示すような通電状態にする。ここで
、ホール素子163.164.165は夫々、ロータ1
51のマグネット群162におけるN極S極の状態によ
って、N極を検出した場合は、低出力、S84を検出し
た場合は高出力を示す。
従って角位置1では、ホール素子163は第9図におい
て、N1から84への境界点に位置する故、低出力から
高出力に、ホール素子164は、N2の位置に在る攻低
出力に、ホール素子165はS3の位置に在る故高出力
に夫々なっており、この状態で、スイッチ177はオン
に、スイッチ178はオフに、スイッチ179(よオフ
に、スイッチ180はオンに、スイッチ181はオンに
、スイッチ182はオフと夫々なるため、第7図におけ
る端子176とアース183の間に加えられた電圧によ
って巻線187の端子ΔA′間には順方向に、巻線18
8の端子BB’間には逆方向に、巻線189の端子CC
′間には順方向に夫々通電する。その結果第9図の角位
置1に示ず、ロータ151 とステータ152との磁気
的位置関係になり、ロータ151は、矢印118の方向
に移動する。
次に角位置2では、ホール素子163はS4の位置に在
る放鳥出力に、ホール素子164は、N2の位置に在故
低出力に、ホール素子165は、S3からN3への境界
点に位置する故、高出力から低出力に夫々なっており、
この状態で、スイッチ177はオンに、スイッチ178
はオフに、スイッチ179はオフに、スイッチ180は
オンに、スイッチ181はオフに、スイッチ182はオ
ンと夫々なるため、端子AA’間には順方向に、端子B
B’間には逆方向に、端子CC′間には逆方向に夫々通
゛電する。
その結果第9図の角位置2に示す、ロータ151とステ
ータ152との磁気的位置関係が生じ、ロータ151は
、さらに矢印118の方向に移動する。
角位置3でtよ、ボール素子163はS4の位置に在る
放鳥出力に、ホール素子164はN2から81への境界
点に位置する故紙出力から高出力に、ホール素子165
はN3の位置に在る故紙出力に夫々なっており、この状
態で、スイッチ177はオンに、スイッチ178はオフ
に、スイッチ179はオンに、スイッチ180はオフに
、スイッチ181はオフに、スイッチ182はオンに夫
々なるため、端子A△′間には順方向に、端子BB’ 
間には順方向に、端子CC′間には逆方向に夫々通電す
る。その結果第9図の角位置3に示すロータ151とス
テータ152との磁気的位置関係が生じ、ロータ151
は、さらに矢印118の方向に移動する。
角位置4では、ホール素子163はS4がらN4への境
界点に位置する放鳥出力から低出力に、ホール素子16
4はSlの位置に在る放鳥出カに、ホール素子165は
N3の位置に在る故紙出力に夫々なっており、この状態
でスイッチ177はオフに、スイッチ118はオンに、
スイッチ179はオンに、スイッチ180はオフに、ス
イッチ181はオフに、スイッチ182はオンに夫々な
るため、端子BB’間には順方向に、端子AA’ 間に
は逆方向に、端子CC′間には逆方向に夫々通電する。
その結果、第9図の角位置4に示すロータ151とステ
ータ152との磁気内位tffi11係が生じ、ロータ
151は、ざらに矢印118の方向に移動する。
角位置5では、ホール素子163はN4の位置に在る故
紙出力に、ホール素子164はSlの位置に在る放鳥出
力に、ホール素子165はN3から82への境界点に位
置する故、低出力から高出力に夫々なっており、この状
態でスイッチ177はオフに、スイッチ178はオンに
、スイン″f−179はオンに、スイッチ180はオフ
に、スイッチ181はオンに、スイップ−182はオフ
に夫々なるため、端子8B’間には順方向に、端子CC
′間には順方向に、端子A△′間には逆方向に夫々通電
する。その結果、第9図の角位置5に示すロータ151
とステータ152との磁気的位置関係が生じ、ロータ1
51は、さらに矢印118の方向に移動する。
角位置6では、ホール素子163はN4の位置に在る故
紙出力に、ホール素子164はSlからN1への境界点
に位置する放鳥出力から低出力に、ホール素子165は
S2の位置に在る故、高出力に夫々なっており、この状
態でスイッチ177はオフに、スイッチ178はオンに
、スイッチ179はオフに、スイッチ180はオンに、
スイッチ181はオンに、スイッチ182はオフに夫々
なるため、端子CC′間には順方向に、端子AA’ 間
には逆方向に、端子B[3’ 間には逆方向に夫々通電
する。その結果、第9図の角位置6に示ずロータ151
とステータ152との磁気的位置関係が生じ、ロータ1
51は、さらに矢印118の方向に移8する。
次に続く角位置7から角位置24において、前述の角位
置1から角位置6における動作状態が順次繰返され、再
び角位置1に戻った時点でロータ151は1回転した状
態になる。
このようにして、前記回転を繰返し全直巻ステータ1ボ
ール1コイル巻線による三相モータが実現出来るように
なり、最大トルクを得ることができる。
なお、本具体例ではバイポーラ180°通電のスイッチ
ング動作を用いたが、バイポーラ120°通電1ニボー
ラ120°通電のスイッチング動作等を用いることも勿
論、可能で、それらの場合にも最大トルクを得ることが
できる。
前記の一員体例においてはロータのマグネット8極、ス
テータのスロット数9の三相E−夕を説明したが、本発
明においては、第10図、第11図、第12図及び第1
3図において表わされたロータ151のマグネットが2
0極で、夫々の極は200から219で示されており、
ステータ152のスロットの数が21で、夫々のスロッ
トは220から240で夫々示されており、夫々のボー
ルは、220aから240aで夫々示されている三相モ
ータにおいても前述の一具体例と全く同様に本発明の構
成を適用し得る。
更に、第14図、第15図、第16図及び第17図にお
いで表わした、[]−夕151のマグネットが32極で
、夫々の極は241から273で示されており、ステー
タ152のス[−1ツ[・の数が33で、夫々のスロッ
トが274から306で夫々示されており、夫々のボー
ルは、274aから306aで夫々示されている三相モ
ータにおいても、前記と全く同様に本発明の構成を適用
し得る。
なお、上述したような本発明のモータによれば、従来の
スロット釣線を有するモータに比べて、同じステータコ
アのスロットの大ぎさであるならば、同じ回転数を求め
る場合には常にロータマグネットとステータのコイル巻
線が全部状態で作動されるので、コイル巻線の銅♀が少
なくてすみ、また効率も良く、出力を求める場合には、
従来のスロットに限界までコイル巻線が巻き込まれてい
るモータに比べて、なお、スロット内にコイル巻線をf
I!t!るスペースが残されており、このスロット内に
コイル巻線を巻回するだけで、容易に高出力が得られる
等多くの利点を有する。すなわち電気装荷の改善を達成
している。
なお、各図面において、共通の部分は、同一の番号にて
表わしである。
[発明の効果コ 前記の如く、本発明のモータによれば、各巻線における
スロット釣線を不要(二し得、その結果構造が簡単にな
り、各巻線が発生する磁束を有効に、効率良く利用し得
、高効率かつ経汎的で、薄型の小型モータを得ることが
出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のロータ8極、ステータ24スロツトの
三相モータの動作説明図、第2図は従来の、短直巻によ
るステータ1ボール1コイル巻線のモータの説明図、第
3図及び第4図は、夫々本発明の詳細な説明図、第5図
は、4極三相モータの場合においては、最大トルクが発
生できない例を示した初伯原即説明図、第6図、第7図
、第8図及び第9図は夫々本発明による、ロータ8極ス
テータ9ス[1ツトの三相モータの勅fl説明図、第1
0図、第11図、第12図及び第13図は夫々本発明に
よるロータ20極ステータ21スロツトの三相モータの
動作説明図、第14図、第15図、第16図及び第17
図は夫々本発明によるロータ32極ステータ33スロツ
トの三相モータの動作説明図である。 1j)0・・・・・・モータ、151・・・・・・1−
1−タ、152・・・・・・ステータ、 153、154.155.156.157.158.1
59.160・・・・・・マグネット、163.164
.165・・・・・・ボール素子、106、167、1
68.169.170.171 、172.173.1
74・・・・・・スロット、187.188.189・
・・・・・巻線。 第5図 HHL L            L           
H第11図 手  続  補  正  書 昭和61年10月1日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 2、発明の名称    モータ 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所 東京都港区赤坂2−17−22 6、補正により増加する発明の数      なし7、
補正の対象 (11明細書(全文) (2)凹面の第3図、第4図、第5図(a)なしい(d
)、8、補正の内容 (1)明細書を別紙のとおり訂正する。 (2)図面の第3図、第4図、第5図(a)なしい(d
l、第9図(1)ないしく6)を別紙のとおり差し替え
る。 9、添付書類の目録 (1)補正した明細書        1通(2)補正
した図面         1通明      細  
    書 ■発明の名称 モータ 2特許請求の範囲 ステークおよびロータ(リニアモータの6合はスライダ
)のうちの、−は相異なる極性で隣接する少なくとも一
組の磁極で  し、他 につい10k」シ機三しメ工所
定のスイッチングを行う−よ’l劣U成したモータ。 3発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、モータに関する。 (従来の技術) 例えば、三相モータとして第1図に示すような動作原理
で動くロータ8極、ステータ24スロツトの構造を存す
るものが知られている。 このようなモータは、次式の関係が成り立つように構成
されている。 S=MPQ   (Sニスロット数1M:相数。 P:掻数、Q:コイルピッチ) 又、このようなモータは、ロータ100に回転力を与え
るために、ステータ101の各相102.103及び1
04に夫々に、部分的に重ね巻きすることによって部分
的に少しずつ位相の異なった磁束を発生させ、合成され
た磁束105を得ている。この磁束105の変化により
従来のモータはロータ100が回転を行うように構成さ
れている。 即ち、このようなモータは、全直巻として磁束105の
変化を得るために、ステータの各相102.103及び
104の夫々の巻線をスロット間に形成されたポールに
、部分的に重ね巻きすること、すなわちスロット路線が
必要であり、その結果、構造が複雑になり、又各相10
2.103及び104に発生させる磁界を効率良く利用
させることが困難であるという欠点がある。 つまり、全直巻の三相モータを構成する場合には、コイ
ルがステータのボールに3Nに重ね巻きされ、コイルの
重なり部分の厚みが大きくなり、モータの薄型化を計る
上で構造上致命的な欠陥となっていると共に、このよう
なスロット路線を有するモータでは、スロット跨線間に
存在するオープンスロットのため、スロット路線の巻き
込みの長さに関しては、ステータのトルク発生有効部と
なるコイルの長さに対し、無効部となるスロット路線の
部分が多くなり、また同一ポール上に重ね巻かれたコイ
ル同士が、ある瞬間には極性の異なる磁極を発生するの
で、コイル巻線の巻き込み量の割には、トルク発生のた
めにステータに巻回されたコイル部が充分かつ効率的に
使用されていなかった。 囚に、従来のモータにも、上述のスロット路線を無くす
るため、1ポ一ル1コイル巻線で構成されたモータも多
少見受けられるが、このようなモータは、例えば第2図
に示すように、巻線は全直巻でなく、ステータ106の
一極107がロータ108の一極109の1/3である
短直巻となっており、全直巻の巻線を存したモータに止
して、トルク発生のために発生磁束を効率良く使用して
いるとは言えなかった。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、前記諸点に鑑みなされたものであって
、各電機子に夫々独立のコイルを巻回することにより、
スロット路線を不要にし、それでいながら、ロータの回
転に応じた周知のスイッチング機構を用いることによっ
て、コイル巻線によって発生する磁束をロータが所定方
向に回転するように変化させる発明であって、1ポ一ル
1コイル巻線で全節巻状態の巻線を得ることができる、
すなわち電機子に発生する磁束を効率よく利用し得て、
高いトルクを得ることができる、構造が簡単で、且つ薄
型化及び小型化可能なモータを提供するものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、ステータおよびロータ(リニアモータの場合
はスライダ)のうちの、一方は相異なる極性で隣接する
少なくとも一組の磁極で構成し、他方については、前記
磁極とほぼ同一幅の電機子と、これよりも狭幅の、それ
ぞれ独立のコイルを巻回した電機子を隣接させて構成し
、ロータの回転に応じて前記電機子に所定のスイッチン
グを行うように構成したモータであって、これによって
、電機子に巻回するコイルは全直巻となり、スロットを
跨ぐスロット路線がないので電機子に磁束を効率よく発
生させることができ、しかも、この磁束がロータを所定
方向に回転させるように変化するから、この磁束を効率
的に利用して高トルクを得ることができると共に、モー
タの薄型化及び小型化を達成せしめるものである。 なお、本発明で電機子とはロータ、ステータを問わず、
有鉄心・無鉄心またはこれに代わるものに、独立のコイ
ルを巻回して磁極を生じさせる機械要素をいうものとす
る。 (発明の作用) 本発明の作用を分かり易くするため、もう一度第1図に
例示した従来のモータと比較してし説明すると、第1図
は従来のモータのロータおよびステータの全周360°
を展開して直線状にして示したものであるが、ロータ1
00はN1からS4までの磁極で構成し、ステータは1
02.103.1.04の電機子から成っており、ロー
タ100の120°毎に位置検出センサ113.114
.および115を夫々配置し、該位置検出センサによっ
てロータ100の各磁極を検出して、電機子からなるス
テータ101 の各S線102゜103、104に、前
記位置検出の検出した信号に従ったタンミングで順次通
電すると、電機子102,103゜104の合成磁界は
、105に示すようになり、この合成磁界が順次図面右
方向へ移動することによって、ロータ100を回転させ
るというものであった。 これに対し、本発明のモータにあっては、第3図に示す
ように、磁極から成るロータN、からS4に対して、電
機子から成るステータ101の各磁極N、からN+ ま
では、夫々独立のコイルを巻回した電機子であるから、
第1図に示したような合成磁界を生じるのではなく、第
3図に示すように、夫々独立の、分割されたN、Sの磁
極をそれぞれ生じるのである。 而して、ステータ101の各電機子が夫々第3図に示す
ような磁極を生しる瞬間には、ロータ100のN2はス
テータ101 のNc に反発され且つ同S0に吸引さ
れ、ロータ100のS2はステータ101 のSoに反
発され且つN、に吸引されるというようにして、順次ロ
ータ100が同図矢印116方向に動かされるトルクが
生じることが図面からも理解できよう。さらにロータが
矢印116方向に7.5°進むと、ロータ 100 と
ステータ101 との関係は第4図に示すようになり、
ロータ100の磁極N2が丁度ステータ101 のMh
Nc とSoとに跨がる。 ところで、ロータとステータとの位置関係についてみる
と、両者の磁界が互いに電気角で90°ずれた位置関係
にあるときに最も効率よくトルクを発生するものである
ことが知られているが、第4図に示すロータ100のる
n極S2は、ステータ101 の磁極S、とNEとに跨
がって、丁度電気角で90゜ずれた位置関係になるから
、最も効率よくトルクを発生することになる。また第3
図でその他のステータとロータとの位置関係をみても、
殆どのステータとロータとが、ずれた位置関係にあるこ
とが分かるであろう。本発明のモータはこのように、殆
どの位置でステータとロータとがずれた位置関係になる
ようにして、効率よくトルクを発生させようとするもの
である。 第5回答図は前記実施例とは別の三相4極のモータの実
施例について第3図同様に展開図を示し。 たちのであるが、先ずロータ100と電機子から成るス
テータ101 とが第5図(alに示すような位置関係
になった瞬間において、ロータのSIはステータのSA
に反発され且つステータのN3に吸引され、同様にN2
はN++に反発され、且つSCに吸引され、S2はS、
に反発されることによって同図のロータ100 は同図
右方向に動く力を生じる。 これがさらに15°回転すると第5図(blの位置関係
になり、この時に第5図falのNw とSs との電
機子には前記位置検出センサからの信号によってスイッ
チングによる転流が生じ、極性は逆になって、S、及び
N、となっているが、この瞬間には、N、はN、に反発
され、且つSAに吸引され、N2はN、に反発され且つ
Scに吸引される。但しSl とS11 とはニュウト
ラル・ゾーンとしてこの瞬間においては力を生じないが
、ロータが少しでも同図右方向に回転すると、やはりロ
ータを右方向に回転させる力を生じる。 さらにロータが15°回転すると第5図(C)の位置関
係になるが、この瞬間にもS2はNaに吸引され、N1
 はNaに反発され且つS8に吸引され、S、はS8に
反発れれるという関係になる。但しこの瞬間におけるロ
ータN2及びS2とステータのN、及びSCとはニュウ
トラル・ゾーンの関係になるが、ロータが少しでも同図
右方向に動けば、やはりロータのN2及びS2 も右方
向に回転する力を生しる。 第5図(d)も同様であって、第5図FC)におけるス
テータのNA及びSAが電機子の転流によって、S、お
よびNえとなっているが、上記同様に(但しニュウトラ
ル・ゾーンの部分を除く)ロータが同図右方向に回転す
る力を生じることが、図面から理解できよう。 このように、従来のモータに°あっては、重ね巻したコ
イルの一部づつが順次極性を変えて回転磁界を作ったの
に対し、本発明においては、各相内の複数の電機子の極
性が一時に変換され、而も電機子の幅の相違によって、
ロータがどの位置にあっても、ロータを一定方向に回転
させる力を生じるものである。 設計上の一例として、前記広幅の電機子と狭幅の電機子
との、夫々中心角に占める角度を数式によって算出して
みると、 広い幅の電機子の中心角に占める角度をTI 二極数を
Pとすれば T、  = 360”/ Pとなり、 狭幅の電機子の中心角に占める角度T2はT、  = 
360°/ P x (1−1/M)  となる。 (Mは相の数) しかして360°/Pの中心角を占める広幅の電機子と
、360°/Pの(1−1/M)倍の狭幅の電機子とを
組み合わせ、その合計が360゛になるように設計する
とすれば、 広幅および狭幅の電機子の占める角度の合計は、360
’  /P  X(N−1)  +  360° / 
P x(1−1/M) = 360°/M   (但し
N=整数〉1)となるようにすれば良いことになる。 従って、M (N−1)+ (M−1)=Pであればよ
い。 勿論上記は各電機子の中心角を算出する一例であって、
これにこだわる必要はなく、電機子の幅は磁極の幅とほ
ぼ同一のものの他にこれよりも狭幅の電機子を隣接させ
て、自由に設計することが可能である。 (発明の実施例) 本発明を限定することなく、本発明の目的を良く理解す
るために、添付図面を参照して本発明の一実施例を以下
に説明する。 第6図で説明するものは、やはり本発明を実施し、且つ
スイッチング機構としてホール素子およびスイッチング
素子を用いたDCブラシレスモータである。勿論スイッ
チング機構として整流子およびブラシを用いる等、周知
の別のスイッチング方法で転流を生しさせても同様に実
施できることはいうまでもない。 同図のモータ150 は三相であって、ロータ151 
とステータ部152 とからなる。 ロータ部151 は、N極153.155.157及び
159 と344154.156,158及び160 
とからなるWL穫群即ちマグネット群162を有してお
り且つ軸161を中心に回転自在に構成されている。又
ロータ部151  と外周上において、ロータ部151
 の軸161を中心として回転に関する角位置1,9.
及び17夫々には、回転するロータ部151 のマグネ
ット群162が該角位置でどのような配置になっている
かを判別する、すなわちN極及びS極を判別するための
位置検出センサとしてのホール素子163,164及び
165が夫々配置されている。 ステータ部152は、コア175 とこのコア175の
周辺上に形成されたボール166a、167a、168
a、169 a。 170a、 171a、 172a、 173a、及び
174a、  とこれらのホール間に形成されるスロッ
ト166.167.168,169,170、171 
、172.173.及び174 と、第7図の電気的結
線図で等測的に表されているように結線され、前記スロ
ット166、167、168.169.170.171
.172.173.及び174、内に夫々巻回される巻
線群186(図示せず)とから成る。これらのボール1
66a、 167a、 168a、 169a。 170a、 171a、 172a、 173a、及び
174a、  は、ボール166aとボール174aと
の間に形成されるオープンスロットの中間のに1166
bを起点として反時計方向へ30゜の位置にボール16
6aとボール16Taとの間に形成されるオープンスロ
ットの中間の線167 bがくるように狭幅の電機子で
ある166aが配設され、線167bから、さらに反時
計方向へ45°の位置にボール167aとボール168
aとの間に形成されるオープンスロットの中間のVA1
68bがくるように、広幅の電機子であるボール167
aが配置され、!’X168bから、さらに反時計方向
へ45°の位置にボール168aとボール169aとの
間に形成されるオープンスロー/ トの中間の線169
bがくるように広幅の電機子であるボール168aが配
設され、そしてL1169bから、さらに反時計方向へ
30°の位置にボール169aとボール170aとの間
に形成されるオープンスロットの中間の線170bがく
るように広幅の電機子であるボール169aが配置され
、b1170bから、さらに反時計方向へ45゛の位置
にボール171aとボール172aとの間に形成される
オープンスロットの中間の線172bがくるように広幅
の電機子であるボール171aが配置され、そして、線
172bから、さらに反時計方向へ30°の位置にボー
ル172aとボール173aとの間に形成されるオープ
ンスロットの中間のvAIT3bが(るように狭幅の電
機子であるボール172aが配置され、線173bから
さらに反時計方向へ45°の位置にボール173aとボ
ール174aとの間に形成されるオープンスロットの中
間の線x74bがくるように広幅の電機子であるボール
173aが配設され、1174bから、さらに反時計方
向へ45°の位置にボール166aとボール174aと
の間に形成されるオープンスロットの中間の線166b
がくるように広幅の電機子であるボール174aが配置
されている。 そして、これらのボール166a、 169a、 17
0a、 171a、 172a、173a、及び174
aにそれぞれコイルが1ボール1コイル巻き状態で独立
のコイルが巻回されている。 すなわち1つのボールには1つのコイルだけが、そのポ
ールだけに巻回されている。これらの巻線群186(図
示せず)においては、ロータの回転に応して転流を生じ
させるためのスイッチング機構、例えば整流子とブラシ
による転流等を行わせるのであるが、実施例では第7図
に示すようにロータの回転に応してスイッチング動作を
行うためにはスイッチ177、178.179.180
.181 、及び182を組み合わせて、巻線群186
を構成する巻線187の端子A、A’間1巻線188の
端子B、B’間、巻線189の端子c、c’間夫々に、
ロータの回転角に応して所定の方向に電流が流れるよう
に転流を生じさせるべく、電源回路184(第7図参照
)から端子176を介して電流が供給されるように構成
されている。第8図はロータの各位置毎における各電機
子にJi電する電流の正負一覧表である。 このように構成された本発明のモータは、以下のように
動作する。 第6閣、第7図第8図及び第9図の夫々において、本発
明を実施せる三相直流で、スイッチング機構としてセン
サおよびスイン・チ素子を用いた実施例を示すモータ1
50は、第6図の如く、ロータのマグネットが8極で、
ステータ152が9スロツトを有するように夫々構成さ
れている。そこで軸161を中心としてステータ152
を15°ずつ角位置1から24で等分割し、ホール素子
163,164および165でロータ151 が15°
回転する毎にスイッチX77、178.179,180
,181及び182をスイッチングした場合の磁気的、
及び電気的な相対関係位置を考える。 第9回答図は第6図に側面概念図を示すモータのロータ
151 とステータ152 との360°を直線状に展
開して、ロータとステータとの位置関係を示した図であ
るが、まず磁極であるロータ151 と電機子から成る
ステータ152 とが角位置が第9図(1)に示す関係
にある瞬間を考えると、磁極のN2はステータのNcに
反発され、且つステータのSdに吸引され、同様に82
はSdに反発され、且つNeに吸引され、N3はNeに
反発され、且つSfに吸引され、N3はSfに反発され
、且つN。 に吸引され、N4はNgに反発され、且つshに吸引さ
れ、N4はshに反発され、且つNi に吸引されるか
ら、結局磁極から成るロータは同図矢印118の方向に
回転する力を生じることになる。 但し、ここでロータのN1とステータのNa、ロータの
Slとステータのsb とは、それぞれこの瞬間にはニ
ュートラル・ゾーンとして回転力は生じないが、しかし
ロータが少しでも同図矢印11B方向に回転すればN1
はNaに反発され、且つSbに吸引され、Sl もsb
に反発され、かつNcに吸引されるから、やはりロータ
を矢印118方向に回転させる力を生じることになる。 第9図(2)の図面は第9図(11に示した角位置の瞬
間よりも、ロータが15°回転した状態におけるロータ
とステータとの位置関係を表す図である。 ロータがこの位置に回転して来たときに、センサがこの
位置を検知して第7図に示すスイッチング機構を作動さ
せるから、電機子から成るステータのコイルに転流が生
じ、電機子からなるステータの第9図(1)におけるN
g、Sh、Ni はそれぞれ極性が逆になり、第9図(
2)ではSg、Nh、Siと、それぞれ極性が変わって
いる。 この瞬間においても、ロータのN1はNaに反発され、
且つsbに吸引され、Slはsbに反発され、且つNc
に吸引され、N2はNcに反発され、且つSdに吸引さ
れ、N2はSdに反発され、且つNeに吸引され、N3
はNeに反発され、且つSfに吸引されるというように
、ロータが矢印118の方向に回転する力を生じる。但
し、この時点においても、N3はSg と、N4はNh
 と、それぞれニュートラル・ゾーンの関係になるが、
ロータが少しでも矢印118の方向に回転すれば、やは
りロータを矢印方向に回転させる回転力が生じることに
なる。 第9図(3)のの図面は第9図(2)に示した角位置の
瞬間よりも、ロータが15°回転した状態におけるロー
タとステータとの位置関係を表す図である。 ロータがこの位置に回転して来たときに、センサがこの
位置を検知して第7図に示すスイッチング機構を作動さ
せるから、電機子から成るステータのコイルに転流が生
し、第9図(2)に示す電機子からなるステータのSd
、Ne、Sf はそれぞれ極性が逆になり、Nd、Se
、Nf と、それぞれ極性が変わっている。 この瞬間においても、ロータのN1はNa に反発され
、且つsbに吸引され、Slはsbに反発され、且つN
cに吸引され、N3はNfに反発され、且つSgに吸引
され、S3はSgに反発され、且つNhに吸引され、N
4はNhに反発され、且つSeにに吸引されるというよ
うに、ロータが矢印118の方向に回転する力を生しる
。但し、この時点においても、N2はNd と、S2は
Se と、それぞれニュートラル・ゾーンの関係になる
が、ロータが少しでも矢印118の方向に回転すれば、
やはりロータを矢印方向に回転させる回転力が生しるこ
とになる。 第9図(4)においては、やはり第9図(3)よりもロ
ータが矢印方向へ15°回転した状態を示している。 ロータがこの位置に回転して来たときに、センサがこの
位置を検知して第7図に示すスイッチング機構を作動さ
せるから、電機子から成るステータのコイルに転流が生
じ、電機子からなるステータの第9図(3)におけるN
a、Sb、Ncはそれぞれ極性が逆になり、Sa、Nb
、Scと、それぞれ極性が変わっている。 このときにも、前記説明と同様に、ロータを矢印方向へ
回転させる回転力が生じることは、上記同様に図面をた
どることによって理解できよう。 第9図(5)、第9図(6)もそれぞれ、前の図よりも
ロータが15°矢印方向に回転した状態におけるステー
タとロータとの関係図であり、第9図(5)においては
、第9図(4)のステータのSg、Nh、Siがスイッ
チングによる転流によって極性が変わり、第9図(6)
においては、第9図(5)のNd、Se、Nfがそれぞ
れ極性が変わっているが、前記同様にして図面をたどれ
ば、どの瞬間、どの位置においても、(但しニュートラ
ル・ゾーンを除()常にロータが矢印方向に回転する回
転力が生じていることが理解できよう。 (他の実施例) なお、本具体例ではバイポーラ 180°通電のスイッ
チング動作を用いたが、バイポーラ 120’通電ユニ
ポーラ 120°111tのスイッチング動作等を用い
ることは勿論可能である。 前記の一具体例においてはロータのマグネット8掻、ス
テータのスロット数9の三相モータを説明したが、本発
明においては、第10図に側面概念図を示す、ロータ1
51 のマグネットが20極で夫々の橿は200から2
19で示されており、それぞれのボールは、220aか
ら240aで夫々示されている三相モータにおいても前
述の一具体例と全く同様に本発明の構成を適用し得る。 尚、第11図は第9図のモータのスイッチング素子を用
いる場合における結線図、第12図は同モータのロータ
の各位置毎における供給電流の正負一覧表、第13図は
同モータの動作原理を示す第9図同様の図面であって、
図面の説明は前記第6図のモータにおけるそれと全く同
様であるので省略する。 更に、第14図に側面概念図を示すロータ151 のマ
グネットが32掻で、夫々の極は241 から273で
示されており、ステータ152のスロットの数が33で
、夫々のスロットが274から306で夫々示されてお
り、それぞれのボールは、274aから306aで夫々
示されている三相モータにおいても、前記と全く同様に
本発明の構成を適用し得る。尚、第15図は同モータの
第7図同様の、第16図は同モータにおける第8図同様
の、第17図は同モータにおける第9図同様の図面であ
って、図面の説明は第6図のモータにおけるそれと全く
同様であるので省略する。 さらに本発明は、特許請求の範囲記載の要件を充たすか
ぎり、相数、極数、広幅狭幅の電機子の各幅等は、前記
各実施例に限定されることなく、当業者が自由に選択し
て設計できる。勿論、広幅の電機子と狭幅の電機子との
組み合わせも、前記実施例のように、広幅・広幅・狭幅
という祖み合わせに限らず、広幅・狭幅・広幅という組
み合わせ或いは広幅・狭幅・狭幅という組み合わせで設
計してもよいことは言うまでもない。またロータの方に
本発明の電機子を用い、ステータの方を永久磁石当の界
磁としてもよいことはいうまでもない。 また、第3図、第9図、第13図等に、本発明を回転モ
ータに実施した場合の展開図を示したが、この展開図と
全く同様に、直線状にステータとロータに代わるスライ
ダとを配置することにより、本発明をリニアモータに実
施することができることも当然である。 スイッチングを行う手段についても、ロータの回転に応
じて転流を生しるものとしては、上記実施例のように、
ホール素子およびスイッチング素子を用いたものに限ら
ず、整流子およびブラシ等、周知のスイッチング機構の
内から選択使用できるものであるし、またモータ外部か
ら多相電流を通電して、この多相電流が時間の経過によ
る位相の進行することによって各コイルに生じる転流を
利用しても良いことも当然である。 (発明の効果) 前記のように、従来のモータにあっては重ね巻したコイ
ルの一部づつが順次極性を変えて回転磁界を作ったのに
対し、本発明ばステータまたはロータを構成する各電機
子にはそれぞれ独立のコイルを巻回したものを用いてお
りながら、各電機子を広幅と狭幅の電機子で構成したこ
とによって、これに周知の方法で各群の電機子に一時に
転流を生しさせたときに、ロータがどの位置にあるとき
にも、ロータを一定方向に回転させる力が生じるように
構成することができたものである。 このため、従来のモータにおけるようなスロット路線が
なく、しかも冒頭に述べたような従来のモータにおける
コイルの重ね巻による発生磁界の打ち消し合い等の問題
もなくなったのである。 そのため、先ずスロット路線がなくなったことによって
、無駄なコイルがなくなり、コイルの発生磁界の打ち消
し合いが無くなったことによって供給電力は効率良く動
力にエネルギー変換され、構造が簡単でしかも導線が節
約できるから、軽量で且つコストの安いモータが供給で
きることになる。 モータにおいて、一般にステータとロータとの位置関係
が電気角で90°ずれた位置にあるときに最も効率良く
駆動力を発生することが知られているが、本発明のモー
タにおいては、広幅、狭幅の電機子を組み合わせた結果
として、どの瞬間にも、いずれかの個所において、ステ
ータとロータとの位置関係が、前述のように、ずれがで
き、そのことが一層モータを効率良く回転させる結果と
なっているのであって、それらの相乗効果により、実−
験の結果によれば、本発明を実施せるモータにおいては
、同し重量の従来のモータに比して、モータ定数、すな
わち、 が従来の直流モータに比して2倍以上という画期的な性
能を有するに到ったのである。 4図面の簡単な説明 第1図は従来のモータの動作原理を説明するための、モ
ータのロータおよびステータの展開図、第2図は従来の
モータの側面概念図、第3図、第4図、第5口答図は、
本発明の動作原理を説明するための、モータのロータお
よびステータの展開図、第6図は、本発明を実施せる、
ロータ8極ステータ9電機子の三相モータの側面概念図
、第7図は第6図のモータにおいて、スイッチング機構
としてスイッチング素子を用いた場合における結線図、
第8図は第6図のモータにおけるロータの各位置毎の電
機子に供給すべき電流の正負一覧表、第9図(1)ない
し第9図(6)は第6図のモータの動作原理を説明する
ための、ロータおよびステータの展開図、第10図は本
発明を実施せるロータ20極、ステータ21電機子の三
相モータの側面概念図、第11図は第10図のモータに
おけるスイッチング機構としてセンサおよびスイッチン
グ素子を使用した場合における結線図、第12図は第1
0図のモータにおける、各電機子に各瞬間において供給
する電流の正負一覧表、第13図は第10図のモータに
おける第9図同様の説明図、第14図は本発明を実施せ
るロータ32極でステータ33電機子のモータの側面概
念図、第15図は第14図のモータにおける第7図同様
の図面、第16図は第14図のモータにおける第8図同
様の図面、第17図は第14図のモータにおける第9図
同様の図面である。 図中、150・・・・・・モータ 151・・・・・・
磁極から成るロータ 152・・・・・・電機子から成
るステータ特許出願人 日本フェロ−フルイディクス第
5図(Q) 第5図(b) 第5図(C) 第5図(d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相異なる極性で隣接する少なくとも一組の磁極を周辺に
    有した回転するロータと、このロータの前記磁極の極性
    を検出し、その検出信号を出力すべく該ロータの所定の
    周辺上に配置された位置検出センサと、この位置検出セ
    ンサの前記検出信号に応じ所定のスイッチングを行なう
    スイッチング素子と、このスイッチング素子の前記スイ
    ッチングに応じて所定の磁束を発し、前記ロータに相対
    的な回転を行なうステータとからなるモータ。
JP60153170A 1985-07-11 1985-07-11 モ−タ Pending JPS6216054A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60153170A JPS6216054A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 モ−タ
US06/883,547 US4847526A (en) 1985-07-11 1986-07-09 Variant-pole electric motor
BR8603265A BR8603265A (pt) 1985-07-11 1986-07-11 Motor eletrico;motor eletrico polifasico de corrente alternada;motor eletrico sem escovas,de corrente continua;motor eletrico de comutador,de corrente continua
KR1019860005601A KR870001696A (ko) 1985-07-11 1986-07-11 모 터
EP86305338A EP0221628A3 (en) 1985-07-11 1986-07-11 Variant-pole electric motor
EP93203345A EP0588448A3 (en) 1985-07-11 1986-07-11 Electric motor.
AU60092/86A AU6009286A (en) 1985-07-11 1986-07-11 Variant pole electric motor

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JP60153170A JPS6216054A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 モ−タ

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KR (1) KR870001696A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5233253A (en) * 1990-11-30 1993-08-03 Victor Company Of Japan, Ltd. Multi-phase DC motor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5233253A (en) * 1990-11-30 1993-08-03 Victor Company Of Japan, Ltd. Multi-phase DC motor

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KR870001696A (ko) 1987-03-17

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