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JPS6191255A - シリコ−ンゴム組成物及びその成形品 - Google Patents

シリコ−ンゴム組成物及びその成形品

Info

Publication number
JPS6191255A
JPS6191255A JP21288684A JP21288684A JPS6191255A JP S6191255 A JPS6191255 A JP S6191255A JP 21288684 A JP21288684 A JP 21288684A JP 21288684 A JP21288684 A JP 21288684A JP S6191255 A JPS6191255 A JP S6191255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone rubber
rubber
blended
weight
silicone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21288684A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sakurai
正明 桜井
Kazuo Kagiura
鍵浦 和夫
Shuji Kon
修二 今
Hisashi Akaha
赤羽 久史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
SWCC Corp
Original Assignee
Canon Inc
Showa Electric Wire and Cable Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc, Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Canon Inc
Priority to JP21288684A priority Critical patent/JPS6191255A/ja
Publication of JPS6191255A publication Critical patent/JPS6191255A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
    • G03G15/2057Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2048Surface layer material
    • G03G2215/2051Silicone rubber
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2048Surface layer material
    • G03G2215/2054Inorganic filler, e.g. silica powder

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ;発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は1例えば、電子複写機等のトナー像定着ローラ
周面に形成するトナーオフセット防止層材料、印刷機の
各種のインク離型性ローラ構成材料、・心線・゛電纜類
の離型性被覆材料、その他優れた離型性・耐久性の要求
される各種の部材構成用材料拳被覆用材料等として好適
な、高離型性◆高耐久性のシリコーンゴム組成物、及び
その成形品に関する。
〔従来の技術〕
以下説明の便宜上、電子複写機等に於ける熱ローラ式ト
ナー像定着装置を例にして具体的に記述する。
図は該装置の一例の極〈概略構成を示す横断側面図であ
る。1及び2は互いに適度に抑圧接触させて上下に並行
に軸受支持させた熱ローラ(以下定着ローラと記す)と
加圧ローラであり、矢示方向に回転駆動される。
定着ローラlはアルミニウム等の金属製中空ローラ11
を芯金とし、その外周面をトナーオフセットの生じ館い
耐熱性−耐摩耗性の離型性材料層12で被覆処理し、芯
金内空にハロゲンヒータ棒等のヒータ13を挿入配設し
てなり、該ヒータの発熱で加熱される。そして不図示の
自動温調子役によりヒータ13への通電がオン・オフa
ll或は通電量増減制御されて定着ローラ外周面の温度
が常時所定の略一定温度(例えば160〜200℃)に
維持管理される。
加圧ローラ2は鉄−アルミニウム等の金属製ローラを芯
金21としその外周面を比較的厚いゴム等の弾性材層2
2で被覆したものである。
3は定着ローラ1の外周面にジメチルシリコーンオイル
等の離型助剤を塗布する装置であり、本例のものはかな
り高粘度の離型助剤を予め含浸させた長尺のウェブ部材
31をロール巻にしたものを繰り出し@32に装着保持
させ、そのロール巻ウェブ部材の自由端を巻取り軸33
に係止し、繰り出し軸と巻取り軸間のウェブ部材部分を
押付はローラ34で定着ローラ1面に押付は状態にする
と共に、繰り出し軸側のロール巻ウェブ部材を巻取り軸
側へ少しづつ巻取ることにより定着ローラ゛lの外周面
へウェブ部材の含浸離型助剤をコーティングする構成の
ものである。このウェブ部材は定着ローラ外面のクリー
ニング部材も兼ねている。
而して、上記定着ローラlと加圧ローラ2との回転駆動
状態に於てその両ローラのニップ部4に、電子写真方式
・静電記録方式等の不図示の作像機構にて未定着トナー
像Tを形成担持させた像支持材(転写材・エレクトロフ
ァックス紙・静電記録紙等)5をトナー像相持面倒を定
着ローラl偏にして導入し通過させると、トナー像Tが
定着ローラlの熱、及び定着ローラ1と加圧ローラ2の
相互押圧力により像支持材5面に永久固着像として順次
に熱圧定着処理されるものである。
なお、6は定着ローラ1の面から像支持材5を確実に分
離させるべく配設した分離爪部材、7は定Jio−ラl
の温調のため該ローラ外周温度を検出するセンサ、Wは
定着ローラlと加圧ローラ2の相互接触部の幅寸法にツ
ブ幅)を示す。
定着ローラlに於て芯金11の外周囲を被覆する離型性
材料12の層厚は該材料層外面即ち定着ローラ外馬面へ
のヒータ熱の伝導補給が迅速になされるように一般にか
なり薄いもの(例えば0.51層程度)に設定される。
又、その材料12は具体的には一般に大別して、4弗化
エチレン樹脂(PTFE)・4弗化エチレン−フロロア
ルコキシエチレン共重合m1ll (PF^)等の弗素
系樹脂、若しくはシリコーンゴム(HTV!!!(熱加
W&型) −LTV W (all加ff1jり−Rt
v型(室温加硫型))が利用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
弗素系樹脂被覆定着ローラ(Aとする)と、シリコーン
ゴム被覆定着ローラ(Bとする)との性能を比べた場合
、II型性及び耐久性(機械的一度)についてはAの方
がBよりも優れている。しかしトナー像の像支持材5面
に対する定着性・定着像画質(以下画質性と総称する)
は逆にBの方がAよりも憬れている。このAとBとの画
質性の違いは夫々の被r1Mの弾性差によるものと考え
られる。即ち、シリコーンゴムのような弾性体被覆の場
合は支持材5自体の面凹凸、及び支持材上にのっている
トナー像Tの凹凸に対応して弾性体被覆の外面がよく倣
い変形して凹凸トナー@Tと各部均一に接触するために
、トナー像Tの像支持材5面に対する全体的な定着性、
及び全体的な定着像画質、 I!lIち画質性が良好で
あると考えられる。
ところが弗素系樹脂のように剛体被覆の場合は、上記支
持材及びトナー像の凹凸に対する倣い変形性にとぼしく
、その結果、凸部部分のトナーはローラと強い接触をし
て画像つぶれe光沢eトナー飛びちり等を生じ、凹部は
ローラと不安定にしか接触しないために、その凹部の部
分のトナーの定着が非常に甘くなり、全体的な画質性が
悪いものと考えられる。
而して、上記のようにAとBは何れも一長一短を有する
ものであるが、電子複写機等の画像形成装置では画質性
を重視する観点から、離型性や耐久性はAよりも劣るけ
れども、画質性は優れるB、l1llちシリコーンゴム
被覆定着ローラを実機に採用する傾向にあり、又その使
用シリコーンゴム材料について可及的に離型性・耐久性
を向上させる種々の研究争開発も並行してなされている
。しかし現在までのところ離型性・耐久性を従来のもの
よりも大幅に向上させる完成された手法は発表されてい
ない0例えば耐久性についてこれを向ヒさせる手法とし
て1表面活性エネルギの低い湿式シリカ粉、又は表面活
性エネルギの高い乾式シリカ粉を補強剤として添加する
ことが知られており、又実施もされているが、湿式シリ
カの場合はその配合量を例えば20〜50重星%とかな
り多くしなければ補強効果がなく、多くすると#型性が
低下する。又乾式シリカの場合は湿式シリカの場合より
は少ない配合量例えば15〜30重景%で置部程度の補
強効果は得られるけれども、多くすれば矢張り離型性が
低下する。従う、て、何れの場合でも離型性との兼合い
でシリカの配合量は制限されたものとなり、離型性を低
下させることなく耐久性を大幅に向ヒさせ得るものでは
ない。
本発明は、同じくシリコーンゴム材料について呵り的に
高#型性拳高耐久性のものを得ることを目的とするもの
である。
口1発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ビニル基Bo、ot〜0.1mol%参分子
150万〜 150万の、ビニル基を有するシリコーン
ゴムの少なくとも1種と、ビニル基i10.5〜30鳳
o1%・分子量10万〜100万の、ビニル基を有する
シリコーンゴムの少な(とも1種とを、60〜87重量
部=童量〜3重量部の配合範囲内で、且つ全体のビニル
基量がl■a1%以下となるように配合したブレンドゴ
ム分と、組成物全体の比重が1.2以上にならない範囲
で配合した乾式シリカ分と、からなることを特徴とする
シリコーンゴム組成物を要旨とする。
又、上記のシリコーンゴム組成物を成形・加硫処理して
なる成形品を要旨とする。
〔作用〕
従来のシリコーンゴム・材料は一般に、分子1分布が単
一ピークの1種類のシリコーンゴムをゴム分とし、これ
に補強剤としてのシリカ分、加硫−剤、その他必要に応
じて耐熱付与剤1着色剤等を配合してなる非ブレンドゴ
ム系のシリコーンゴム組成物を加硫処理したものである
これに対して上記本発明に係るシリコーンゴム組成物は
特定ビニル基量拳特定分子量の異種シリコーンゴム相互
を特定の割合で混合したブレンドゴム分を基調として、
これに特定範囲量の乾式シリカ分を配合してなる、従来
にはない新規な特殊組成のものである。
而して本発明者等は離型性Φ耐久性のよいシリコーンゴ
ム材料を得るための種々の研究・実験を重ねて上記特殊
組成のブレンドゴム系のシリコーンゴム組成物を案出し
、且つこのシリコーンゴム組成物につき、従来のものと
同様に適当量の加硫剤、その他必要に応じて耐熱付与剤
・着色剤等を配合して加硫処理したシリコーンゴム材料
は理由は定かではないが、後述の実施例・比較例に示す
ように従来のシリコーンゴム材料に比べて格段に優れた
離型性・耐久性を示し、前述例のような電子複写機の定
着ローラ外周に形成するトナーオフセット防止層材料と
して、又印刷機の各種のインり離型性ローラ構成材料、
電線・TL1類の離型性#覆材料、その他優れた離型性
・耐久性の要求される各種の部材構成材料争被覆用材料
等として好適なものであることを知見して発明を完成し
た。
−上記の組成に於て、便宜上、ビこル基量0.0I〜0
.1■o1%・分子Ji5t3万〜 150万の、ビニ
2し基を有するシリコーンゴムの少なくとも1種をゴム
分I、ビニル基量0.5〜39 mol%・分子量10
万〜 100万の、ビニル基を有するシリコーンゴムの
少なくとも1種をゴム分■とする。
a、ゴム分!又は/及び同Hにつき、それ等の分子量が
夫々上記範囲の下限値よりも小さいものであると、十分
な強度の加硫ゴム材料が得られ゛ない、逆に):@値よ
りも大きいもの1あると、加工が困難となる。
b、ゴム9工又は/及び同nにつき、それ等のビニル基
量が夫々上記範囲の下限値よりも小さいものであると、
強度が低くなり使用出来ない、逆に上限値よりも大きい
ものであると、ゴムが固く、脆くなり使用出来ない。
C,ゴム分Iとゴム分Hの相互配合割合が上記の@囲を
外れて、ゴム9工に対するゴム分■の配合割合が小さい
と、強度が低くなり伸びも大きくなる。逆に大きいと、
固く脆くなりすぎる。
d、ゴム分Iとゴム分■とブレンドゴム分全体について
のビニル基量が1mo1%以上であると、加硫ゴム材料
は脆いものとなる。
e、充填剤としての乾式シリカは粒径3〜30m終・比
表面積70〜360讃27gのものがよい1粒径3mB
以下のものは混合時の分散性が悪い、30mu−以上の
ものであると、加硫ゴム材料の強度が劣ってくる。乾式
シリカの配合量は組成物全体の比重が1.2以上になら
ない範囲に押えるべきで、比重が1.2以上になる多量
の配合量にすると、加硫ゴム材料の離型性が低下する。
具体的には一般に1組成物全体の5〜30!i景%の配
合量にすれば組成物全体の比重は 1.2以下に大体納
まる(ブレンドゴム分自体の比重は大体0.88位)、
5重量%以下だと十分な強度の加硫ゴム材料が得られな
い、 30iifi%だと一般に組成物全体の比重が1
.2以上のものとなり、加硫ゴム材料の離型性が低下す
る。
上記の本発明のシリコーンゴム組成物は、これに加硫剤
を加えて加硫処理することによりシリコーンゴム材料と
される。加硫剤は従来使用されている加硫剤、例えばジ
クミルパーオキサイF。
2.5ジメチル−2,5ビス(ドブチルパーオキシ)ヘ
キサンなどの有機過酸化物等が使用される。配合量e加
硫処理方法は従来のゴム材料の場合と同様でよい。
その他必要に応じて耐熱付与剤、弁柄一群青などの着色
剤、離型助剤としてシリコーンオイル等を配合すること
ができる1着色剤はゴム分1ooffi量部に対して5
重量部以内で使用可能であるが、着色剤は離型性を低下
させるので、1.5 ii量郡部以下とどめるのが望ま
しい、離型助剤としてのシリコーンオイルは、粘度50
〜3000cs (センチストークス、at25℃)の
範囲のジメチルシリコーンオイル又はメチルフェニルシ
リコーンオイルを5重量%以下の量で配合可能であり、
ゴム組成物の混合時に添加する。
組成物の混合処理はミキシングロール拳バリバリーミキ
サーeコニーダー等の通常使用される混合機によって行
ってよい、混合順序としてはゴムブレドを最初に、その
他の配合剤は通常の方法で行ってよい。
而して1例えば前述例の定着ローラlは、芯金11の外
周囲に適当なプライマーを介して上記のゴム組成物の圧
延シートを巻付けて、或はゴム組成物を塗布処理してゴ
ム組成物被WI層を形成し、次いで成形型に収納して、
或は収納せずに加硫処理する0次いで加硫ゴム被覆層の
外周面を研削・研磨等の仕上げ処理をし、必要に応じて
シリコーンオイル等の離型助剤を含浸させ、或は離型助
剤を含浸処理した後に周面研削等の仕上げ処理をするこ
とにより、高画質性で、しかも従来の非ブレンド系のゴ
ム組成物を用いたものの場合よりも高離型性e高耐火性
のものを得ることができる。又芯金11に対する加硫シ
リコーンゴム被覆層12の接着力は、従来の非ブレンド
系のゴム組成物を用いたものの場合よりも強固な接着力
を示す。
この理由は明確ではないが、ビニル基量が加硫速変に影
響することが知られており、本発明のようなブレンドゴ
ム系の組成物はビニル基が異なる部分が生じ、高濃嘴の
部分が優先的に加硫が行われると予想され高加硫部が極
在化すると考えられる。この結果が物性・接着及びオイ
ルの吸油やコピー紙への移行にも大きく影響するためと
考えられる。
ゴム組成物の加硫処理後の諸物性は耐久性の観点から一
般に下記のような数債(初期値)のものであることが必
要である。
Ts(引張り強さ)・・・・・・ 35Kg/c■2以
hEQC伸び) ・・・・・・・・・・・・ 100%
以上TR(引裂き強度)・・・・・・ 2 Kg以上H
s(硬す) ・・・・・・・・・・・・ 30〜70度
 (JIS−^)従来の非ブレンド系のゴム組成物の場
合は上記のようなゴム物性を具備させるためには、前記
したように補強剤としてのシリカを湿式のものにしろ、
乾式のものにしろかなり多量に配合する必要があり、し
かもシリカの配合量を多くすると、離型性が低下する0
本発明の組成物の場合は補強剤としての乾式シリカを組
成物全体(着色割合まず)の比重が1.2以上にならな
い範囲、即ち前記したように一般に5〜301に量%の
少ない配合量で、従って離型性に悪影響を与えることな
く十分に上記のゴム物性を具備させることが可能である
又前述例の定着ローラのように、外周波WI暦としての
シリコーンゴムに離型助剤としてシリコーンオイルを塗
布して、或はシリコーンオイルを含浸させて使用するも
のにあっては下記に定義する耐シリコーンオイル性につ
き45%以下のものがよい、この耐シリコーンオイル性
はシリコーンゴムがシリコーンオイルにより膨潤しやす
いものであるか、しにくいものであるかの目安となり教
値が小さければ膨潤しにくいもの、大きければしやすい
ものである。
耐シリコンオイル性%= −X 100a:たテ40−
@6よこ30am−厚さ2mmの加硫済みシリコーンゴ
ム試料を、25℃における粘度が1oocsで、160
℃に加熱保持したジメチルシリコーンオイル中に浸漬し
て悠和含浸させたときの、シリコーンゴム試料100g
当りの含浸オイル量g。
b=48時間だけ浸漬した時点に於ける、シリコーンゴ
ム試料Song当りの含浸オイル量g ・ (4;記ashに於ける含浸オイル量は例えば抽出法等
で測定することができる) 〔実施例〕 ■ ゴム分I ビニル基量0.05 mo1%、分子量(分子量分布ピ
ーク値、以下同じ)70万のジメチルシリコーン生ゴム ・・・・・・ 115重量部 ■ ゴム分[1 ビニル基j12ma1%1分子4it50万のジメチル
シリコーン生ゴム ・・・・・・ 10重置部 ビニル基115mo1%、分子!130万のジメチルシ
リコーン生ゴム ・・・・・・ 5重量部 ■ 乾式シリカ 粒径10m #L 11比表面a320m2/g・・・
・・・ 20重置部 の 加硫剤 ジクミルパーオキサイド ・・・・・・0.4fiJi
部上記ゴム分Iと同■とを混合混練機でよくミキシング
した後、乾式シリカ及び加硫剤を加えて更によく混練し
てシリコーンゴム組成物を得た。
尚、上記のゴム分Iと同Hの全体のビニル基量はo、s
e■o’1%である。又乾式シリカ分の配合割合は16
gL量%であり、シリコーンゴム組成物全体の比重は1
.13であった。
上記のシリコーンゴム組成物を厚さ約0.5膳−のシー
ト状に圧延して熱加硫処理(1BO℃・30分)した、
その熱加硫()ITV)シリコーンゴムの諸物性を測定
した。その結果を別表のI−allに示す。
又、上記のシリコーンゴム組成物を厚さ0.5m−催の
シート状に圧延し、そのシートを外径60mmのアルミ
ニウム類の電子写真定着ローラ用芯金の外周にプライマ
ーを介+7て一層に巻付けて被着させ熱加硫処理(20
0℃・240分)した、被覆層たる加硫シリコーンゴム
層は芯金外周面に対して強固な接着力を示した。
次いで該ローラを、25℃に於る粘度が100csで、
 160℃に加熱保持したジメチルシリコーンオイル(
信越化学(株)製、品番KF8B)に浸漬して被覆シリ
コーンゴム層に該オイルを離型助剤として35%膨潤度
状態に含浸させた0次いで被覆シリコーンゴム層の外周
を各部の層厚が0.5■■になるように研削・研磨して
仕上げ処理した。外周面仕上げ処理してから、オイルに
浸漬する手順でもよい。
尚、オイル膨潤度は次のように定義される。
オイル膨潤度%= −x to。
Cニオイルを飽和含浸させたときの、ゴム100g当り
の含浸オイルJig d:ゴム100g当りの実際の含浸オイル量g面して上
記で得た定着ローラを使用して図示例のような熱ローラ
式トナー像定着装置を構成し、下記の条件にて連続通紙
定着処理試験を行った。
e定着ローラ1の表面管理温度・・・160〜160℃
・オイル塗布装W3・・・25℃に於ける粘度が1万0
3のジメチルシリコーンオイル(信越化学(株)製、品
番&96H)を含浸させたウェブ(商品名ノーメックス
ペーパウェブ)を装着したウェブ式、ウェブ送り速度藍
■11万一枚通紙(A4版)。
・通紙用紙・・・テストパターンの未定着トナー像を形
成したA4版転写紙。
e通紙速度・・・50枚/分。
・定着ローラlと加圧ローラ2のニップ幅W・・・9〜
10■I 結果は30万枚通紙後も定着ローラ1は良好な離型性を
保ち、実用上問題となるような過麿のトナーオフセット
、そのオフセーIトによるシートジャムトラブルは起ら
ず、又画質性も良好に維持され、耐久性(ローラライフ
)の極めて良好なものであった。
又、30万枚通紙時点で被覆シリコーンゴム層の諸物性
を測定した。その結果を別表のI−baに示す、何れも
初期値(I−a欄)に対してあまり変動は見られない。
比較例1 別表のI!−a@は従来の非ブレンド系のシリコーンゴ
ムの一例として、ゴム分をビニル基量0.5麿o1%・
分子量70万のジメチルシリコーン生ゴムを一種だけに
し、これに乾式シリカを27重量%配合し、熱加硫処理
して得た)ITVシリコーンゴムの諸物性を示したもの
で、シリカを27ii i%と多量に配合しなければ良
好な物性のものとならない、又このシリコーンゴムを被
覆層とする電子写真定着ローラの連続通紙定着処理試験
(実施例と同条件)の結果は、約3万枚通紙で実用上問
題となるような過度のトナーオフセット現象が見られは
じめ、ローラライフは短いものであった。
因に、この比較例1のシリコーンゴムについてシリカの
配合量を実施例と同じ18重量%と少ないものにした場
合のシリコーンゴムの諸物性は別表のn−b欄に示した
ように何れも極めて悪いものである。
比較例2 別表の■欄は比較例1に於てシリカを35重量%にし、
低温加硫処理して得たLTVシリコーンゴムの諸物性を
示したもので、この場合はシリカを比較例1のものより
も更に多量に配合しなければ良好な物性のものとならな
い。
又このLTVシリコーンゴムを被覆層とする電子写真定
着ローラのローラライフは1万枚程度で、比較例1のも
のよりも更に悪い。
別  表 〔効 果〕 以上のように本発明に依れば、高離型性・高耐久性のシ
リコーンゴム材料を得ることができ、従って例えば電子
写真定着ローラについて従来のものよりも離型性争耐久
性に格段に優れた高画質性のシリコーンゴム被覆タイプ
のローラを構成することが可能である。その他印刷機の
各種のインーク離型性ローラ構成材料、電線・電纜類の
離型性被覆材料など優れた離型性・耐久性の要求される
各種の部材構成用材料・被覆用材料等として好適なもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は熱ローラ式のトナー像定着装置の一例の概略構成を
示したものである。 1は定着ローラ、2は加圧ローラ、3はウェブ式オイル
塗布装置、7は温度センサ、13はヒータ、5は像支持
材、Tは未定着トナー像イ特許出靜人 キャノン株式会

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビニル基量0.01〜0.1mol%・分子量5
    0万〜150万の、ビニル基を有するシリコーンゴムの
    少なくとも1種と、ビニル基量0.5〜30mol%・
    分子量10万〜100万の、ビニル基を有するシリコー
    ンゴムの少なくとも1種とを、60〜97重量部:40
    〜3重量部の配合範囲内で、且つ全体のビニル基量が1
    mol%以下となるように配合したブレンドゴム分と、
    組成物全体の比重が1.2以上にならない範囲で配合し
    た乾式シリカ分と、からなることを特徴とするシリコー
    ンゴム組成物。
  2. (2)ビニル基量0.01〜0.1mol%・分子量5
    0万〜150万の、ビニル基を有するシリコーンゴムの
    少なくとも1種と、ビニル基量0.5〜30mol%・
    分子量10万〜100万の、ビニル基を有するシリコー
    ンゴムの少なくとも1種とを、60〜97重量部:40
    〜3重量部の配合範囲内で、且つ全体のビニル基量が1
    mol%以下となるように配合したブレンドゴム分と、
    組成物全体の比重が1.2以上にならない範囲で配合し
    た乾式シリカ分と、からなるシリコーン組成物を成形・
    加硫処理してなることを特徴とするシリコーンゴム組成
    物の成形品。
  3. (3)乾式シリカの配合量がブレンドゴム分の5〜20
    重量%である、特許請求の範囲(2)項に記載のシリコ
    ーンゴム組成物の成形品。
  4. (4)硬サが30〜70度(JIS−A)の範囲である
    、特許請求の範囲(2)項に記載のシリコーンゴム組成
    物の成形品。
  5. (5)耐シリコーンオイル性が45%以下である、特許
    請求の範囲(2)項に記載のシリコーンゴム組成物の成
    形品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5397807A (en) * 1993-10-14 1995-03-14 The Dow Chemical Company Compatibilized carbon black and a process and a method for using
KR20210039257A (ko) * 2019-10-01 2021-04-09 박종하 불연성 심선 피복재 및 이를 이용한 전기선 제조방법

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