JPS6144291A - るつぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置 - Google Patents
るつぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置Info
- Publication number
- JPS6144291A JPS6144291A JP16587784A JP16587784A JPS6144291A JP S6144291 A JPS6144291 A JP S6144291A JP 16587784 A JP16587784 A JP 16587784A JP 16587784 A JP16587784 A JP 16587784A JP S6144291 A JPS6144291 A JP S6144291A
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- JP
- Japan
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- heating coil
- induction heating
- molten metal
- lining
- leak detection
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- Pending
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- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、るつぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置の改良に
関する。
関する。
従来の、この種の湯洩れ検知装置としては実公昭51−
22901号公報に記載された方式のものがある。これ
を、以下、第1図について説明する。同図において、1
は溶解室を形成するライニング、2はセメントで作られ
た耐火壁、3は誘導加熱コイル、4は湯洩れ検出電極、
5は湯洩れ検出用触針、6は湯漏洩れ検知器であって、
直流電源6a、メーターリレー6bを具えている。メー
ターリレー6bは電流が規定値を越えると湯洩れ検知信
号を例えば図示しない湯洩れ警報器に送出する。7は洩
れ磁束の磁路を形成する為の鉄心、8は炉枠体、9は上
部コンクリート層、lOは下部コンクリート層、11は
湯口、12は溶湯もしくは溶解物である。なお、触針5
は上下方向所定間隔を隔てて、また、周方向に所定間隔
を隔てて複数個設けられている。
22901号公報に記載された方式のものがある。これ
を、以下、第1図について説明する。同図において、1
は溶解室を形成するライニング、2はセメントで作られ
た耐火壁、3は誘導加熱コイル、4は湯洩れ検出電極、
5は湯洩れ検出用触針、6は湯漏洩れ検知器であって、
直流電源6a、メーターリレー6bを具えている。メー
ターリレー6bは電流が規定値を越えると湯洩れ検知信
号を例えば図示しない湯洩れ警報器に送出する。7は洩
れ磁束の磁路を形成する為の鉄心、8は炉枠体、9は上
部コンクリート層、lOは下部コンクリート層、11は
湯口、12は溶湯もしくは溶解物である。なお、触針5
は上下方向所定間隔を隔てて、また、周方向に所定間隔
を隔てて複数個設けられている。
この構成においては、熔S12がライニング1、耐火壁
2を貫通して触針5に達すると、該触針5と湯洩れ検出
電極4とが溶湯12により電気的に短絡されるので、メ
ーターリレー6bに電流が流れ、該電流の大きさが規定
値を越えると、図示しない湯洩れ警報器等が前記湯洩れ
検知信号を受けて作動し、湯洩れが報知される。
2を貫通して触針5に達すると、該触針5と湯洩れ検出
電極4とが溶湯12により電気的に短絡されるので、メ
ーターリレー6bに電流が流れ、該電流の大きさが規定
値を越えると、図示しない湯洩れ警報器等が前記湯洩れ
検知信号を受けて作動し、湯洩れが報知される。
しかし、この従来装置では、触針5の設置範囲が誘導加
熱コイル3の内周面部であるので、湯洩れ検知範囲が誘
導加熱コイル3の高さ幅の範囲内に限定され、この為、
ライニング1の誘導加熱コイル3の」二部面より上方部
分やライニング1の誘導加熱コイル3の下端面より下方
部分に亀裂が発生して湯洩れが起きた場合にはこれを検
知することができないと云う欠点があった。
熱コイル3の内周面部であるので、湯洩れ検知範囲が誘
導加熱コイル3の高さ幅の範囲内に限定され、この為、
ライニング1の誘導加熱コイル3の」二部面より上方部
分やライニング1の誘導加熱コイル3の下端面より下方
部分に亀裂が発生して湯洩れが起きた場合にはこれを検
知することができないと云う欠点があった。
この発明は、」二記した従来の欠点を除去する為になさ
れたもので、ライニングの誘導加熱コイルによりおおわ
れていない部分の所定位置に導電性部利を密着配置し、
該導電性部材を上記誘導加熱コイルに電気的に接続する
ことにより、湯洩れ検知範囲を、安価な費用で簡単に、
従来より拡大することができるるつぼ形誘導炉の湯洩れ
検知装置を提案するものである。
れたもので、ライニングの誘導加熱コイルによりおおわ
れていない部分の所定位置に導電性部利を密着配置し、
該導電性部材を上記誘導加熱コイルに電気的に接続する
ことにより、湯洩れ検知範囲を、安価な費用で簡単に、
従来より拡大することができるるつぼ形誘導炉の湯洩れ
検知装置を提案するものである。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第2図において、21は導電性部材であって、例えば、
下端に15字部を有する板状をなし、ライニング1外周
面の誘導加熱コイル3の上端面より上方部分、例えば、
湯口11高さまでの部分に密着するように、上部コンク
リート層9の内周面から下端面にかけてこれら両面と面
一に埋込み状に固設された状態にして、上記I、宇部で
誘導加熱コイル3の上端面部にロー付は等により電気的
に接続されている。22は導電性部材であって、導電性
部材21と同様に折曲部を有する板状をなし、ライニン
グ1外周面の誘導加熱コイル3の下端面より下方部分に
かけて密着するように、下部コンクリート層10の内周
面から上端面にかけてこれら両面と面一に埋込み状に固
設され、上記折曲部は誘導加熱コイル3の下端面にロー
付は等により電気的に接続されている。導電性部材21
.22は共に周方向に所定間隔をへだてて複数個配設さ
れている。他の構成は第1図のものと同じであるので同
一符号を付して示しである。
下端に15字部を有する板状をなし、ライニング1外周
面の誘導加熱コイル3の上端面より上方部分、例えば、
湯口11高さまでの部分に密着するように、上部コンク
リート層9の内周面から下端面にかけてこれら両面と面
一に埋込み状に固設された状態にして、上記I、宇部で
誘導加熱コイル3の上端面部にロー付は等により電気的
に接続されている。22は導電性部材であって、導電性
部材21と同様に折曲部を有する板状をなし、ライニン
グ1外周面の誘導加熱コイル3の下端面より下方部分に
かけて密着するように、下部コンクリート層10の内周
面から上端面にかけてこれら両面と面一に埋込み状に固
設され、上記折曲部は誘導加熱コイル3の下端面にロー
付は等により電気的に接続されている。導電性部材21
.22は共に周方向に所定間隔をへだてて複数個配設さ
れている。他の構成は第1図のものと同じであるので同
一符号を付して示しである。
この構成においては、溶湯12の場面高さが誘導加熱コ
イル3の上端面より上方の湯口11近傍に達している状
態でライニング1の誘導加熱コイル3より上方部分に亀
裂が発生し、溶湯12が導電性部材21に達すると、メ
ーターリレー6bに電流が流れ、該メーターリレー6b
はこの電流が規定値を越えると湯洩れ検知信号を例えば
湯洩れ警報器に送出するので、該湯洩れ警報器が作動し
て湯洩れが報知される。ライニング1の誘導加熱コイル
3より下方部分に亀裂が発生して導電性部材22に溶湯
12が達した場合も同様である。
イル3の上端面より上方の湯口11近傍に達している状
態でライニング1の誘導加熱コイル3より上方部分に亀
裂が発生し、溶湯12が導電性部材21に達すると、メ
ーターリレー6bに電流が流れ、該メーターリレー6b
はこの電流が規定値を越えると湯洩れ検知信号を例えば
湯洩れ警報器に送出するので、該湯洩れ警報器が作動し
て湯洩れが報知される。ライニング1の誘導加熱コイル
3より下方部分に亀裂が発生して導電性部材22に溶湯
12が達した場合も同様である。
本実施例では、導電性部材21および22はそれぞれ上
部コンクリートFi9及び下部コンクリート層10に面
一に埋込み状に固設された状態となっており、突起部分
が無いので、ライニング1の交換も従来と同様に行うこ
とができ、また、この導電性部材21.22は第1図の
従来装置を設置ししである既設の炉の場合も、その誘導
加熱コイル3の交換時に簡単に取付けることができる。
部コンクリートFi9及び下部コンクリート層10に面
一に埋込み状に固設された状態となっており、突起部分
が無いので、ライニング1の交換も従来と同様に行うこ
とができ、また、この導電性部材21.22は第1図の
従来装置を設置ししである既設の炉の場合も、その誘導
加熱コイル3の交換時に簡単に取付けることができる。
なお、上記実施例では、上部コンクリートN9、下部コ
ンクリートN10の両者に導電性部材を設けであるが、
炉によっては、いずれか一方にのみ設ける場合がある。
ンクリートN10の両者に導電性部材を設けであるが、
炉によっては、いずれか一方にのみ設ける場合がある。
この発明は以上説明した通り、ライニングの誘導加熱コ
イルで覆われていない部分に導電性部材を密着配置して
湯洩れ検知用の触針として機能させる構成としたことに
より、従来に比し、湯洩検知範囲を拡大することができ
るので、炉の安全性を一層高めることができ、しかも、
従来の装置に上記導電性部材を付加するだけの簡単な構
造、安価な費用で済む利点がある。
イルで覆われていない部分に導電性部材を密着配置して
湯洩れ検知用の触針として機能させる構成としたことに
より、従来に比し、湯洩検知範囲を拡大することができ
るので、炉の安全性を一層高めることができ、しかも、
従来の装置に上記導電性部材を付加するだけの簡単な構
造、安価な費用で済む利点がある。
第1図はるつぼ形誘導炉の従来の湯洩れ検知装置を示す
図、第2図はこの発明の一実施例を示す図である。 図において、1−ライニング、2−耐火壁、3−誘導加
熱コイル、4−場洩れ検出電極、5−触針、6〜場洩れ
検知器、9−上部コンクリート層、10−下部コンクリ
ート層、21.22−導電性部材。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図、第2図はこの発明の一実施例を示す図である。 図において、1−ライニング、2−耐火壁、3−誘導加
熱コイル、4−場洩れ検出電極、5−触針、6〜場洩れ
検知器、9−上部コンクリート層、10−下部コンクリ
ート層、21.22−導電性部材。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 熔解室内を形成するライニング外周に耐火壁を介して巻
回された誘導加熱コイルの内面に該耐火壁内に突出する
導電性材料の触針を取付け、上記溶解室内に挿入された
湯洩れ検出電極と上記触針とが溶湯により電気的に短絡
された場合に湯洩れ検知信号を発生するようにしたるつ
ぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置において、上記ライニング
の上記誘導加熱コイルに覆われていない外周部分所定高
さ幅内に導電性部材を密着配置すると共に、該導電性部
材を上記誘導加熱コイルの端面部に電気的に接続してな
ることを特徴とするるつぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16587784A JPS6144291A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | るつぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16587784A JPS6144291A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | るつぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144291A true JPS6144291A (ja) | 1986-03-03 |
Family
ID=15820674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16587784A Pending JPS6144291A (ja) | 1984-08-06 | 1984-08-06 | るつぼ形誘導炉の湯洩れ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144291A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510685A (ja) * | 1990-02-08 | 1993-01-19 | Norton Co | 金属溶融炉及びその形成方法 |
-
1984
- 1984-08-06 JP JP16587784A patent/JPS6144291A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510685A (ja) * | 1990-02-08 | 1993-01-19 | Norton Co | 金属溶融炉及びその形成方法 |
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