JPH0350400Y2 - - Google Patents
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- JPH0350400Y2 JPH0350400Y2 JP1984064142U JP6414284U JPH0350400Y2 JP H0350400 Y2 JPH0350400 Y2 JP H0350400Y2 JP 1984064142 U JP1984064142 U JP 1984064142U JP 6414284 U JP6414284 U JP 6414284U JP H0350400 Y2 JPH0350400 Y2 JP H0350400Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hearth
- furnace
- hot water
- lining member
- sprue
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- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、誘導炉における湯洩れ検知装置に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術)
従来の誘導炉は、第3図および第4図に示すよ
うに、炉体組枠40の底板上には耐火物よりなる
炉床部材42が敷設されるとともに、炉体組枠4
0の上部には耐火物よりなるリング状の炉口部材
43が支持され、炉床部材42と炉口部材43と
の間には円筒状をした誘導コイル44が設けら
れ、この誘導コイル44の内周にはコイルセメン
ト45が施され、このコイルセメント45および
炉床部材32にて囲まれた凹所にはライニング部
材46が前端部に湯口47を有するるつぼ状に設
けられている。そして、この誘導炉には、炉壁で
あるライニング部材46の亀裂やひび割れ等の損
傷による同ライニング部材46中への溶湯の侵入
すなわち湯洩れを検知しうる検知装置が付設され
ている。この湯洩れ検知装置は、前記のライニン
グ部材46の炉底48に前後2本の炉底アンテナ
49,50が配置されるとともに、前記のコイル
セメント45に炉壁電極51〜51が配設され、
各炉底アンテナ49,50と炉壁電極51〜51
との間の電気抵抗を電気的計測手段(たとえば電
流計)にて計測することにより、湯洩れを検知し
うるようになつている。すなわち、湯洩れが発生
した場合には、ライニング部材46中へ侵入した
溶湯が各炉底アンテナ49,50と炉壁電極間5
1の短絡を果すことによつて、その両者間の間の
電気抵抗が低下するため、湯洩れの発生が確認さ
れることになる。なお、湯洩れ検知装置は、湯洩
れが検知された場合に保守作業者に知らせる表示
ランプやブザーなどの警告手段に電気的に連繋さ
れている。
うに、炉体組枠40の底板上には耐火物よりなる
炉床部材42が敷設されるとともに、炉体組枠4
0の上部には耐火物よりなるリング状の炉口部材
43が支持され、炉床部材42と炉口部材43と
の間には円筒状をした誘導コイル44が設けら
れ、この誘導コイル44の内周にはコイルセメン
ト45が施され、このコイルセメント45および
炉床部材32にて囲まれた凹所にはライニング部
材46が前端部に湯口47を有するるつぼ状に設
けられている。そして、この誘導炉には、炉壁で
あるライニング部材46の亀裂やひび割れ等の損
傷による同ライニング部材46中への溶湯の侵入
すなわち湯洩れを検知しうる検知装置が付設され
ている。この湯洩れ検知装置は、前記のライニン
グ部材46の炉底48に前後2本の炉底アンテナ
49,50が配置されるとともに、前記のコイル
セメント45に炉壁電極51〜51が配設され、
各炉底アンテナ49,50と炉壁電極51〜51
との間の電気抵抗を電気的計測手段(たとえば電
流計)にて計測することにより、湯洩れを検知し
うるようになつている。すなわち、湯洩れが発生
した場合には、ライニング部材46中へ侵入した
溶湯が各炉底アンテナ49,50と炉壁電極間5
1の短絡を果すことによつて、その両者間の間の
電気抵抗が低下するため、湯洩れの発生が確認さ
れることになる。なお、湯洩れ検知装置は、湯洩
れが検知された場合に保守作業者に知らせる表示
ランプやブザーなどの警告手段に電気的に連繋さ
れている。
しかして、従来における前記の各炉底アンテナ
49,50の各接点a,bは、ライニング部材4
6の炉中心0と湯口47とを通る前後方向の直線
L上において炉中心の前後に振分け状に配置され
ていた。ところが、ライニング部材46内の金属
の加熱溶解によつて発生する酸化物がノロ(スラ
グ)となる。このノロは溶湯52中から可及的に
除去されるものの、充分に取除くことは困難であ
る。したがつて、残つたノロが出湯後の炉底4
8、とくに出湯にあたつて湯口47が前下方へ移
動する(第3図において湯口47が左下方へ移動
する。)ように炉体が傾動されることから、炉底
48の前半部に付着し易い。このため、とくに炉
底48の前半部に位置する炉底アンテナ49の接
点aがノロによつて溶湯52に対し電気的に絶縁
された状態となつてしまうことになり、同炉底ア
ンテナ49の機能が低下し、湯洩れ検知が短期間
で実施できなくなるという欠点があつた。
49,50の各接点a,bは、ライニング部材4
6の炉中心0と湯口47とを通る前後方向の直線
L上において炉中心の前後に振分け状に配置され
ていた。ところが、ライニング部材46内の金属
の加熱溶解によつて発生する酸化物がノロ(スラ
グ)となる。このノロは溶湯52中から可及的に
除去されるものの、充分に取除くことは困難であ
る。したがつて、残つたノロが出湯後の炉底4
8、とくに出湯にあたつて湯口47が前下方へ移
動する(第3図において湯口47が左下方へ移動
する。)ように炉体が傾動されることから、炉底
48の前半部に付着し易い。このため、とくに炉
底48の前半部に位置する炉底アンテナ49の接
点aがノロによつて溶湯52に対し電気的に絶縁
された状態となつてしまうことになり、同炉底ア
ンテナ49の機能が低下し、湯洩れ検知が短期間
で実施できなくなるという欠点があつた。
なお、上記のように炉底アンテナは高温溶湯に
さらされているため、酸化、溶損など損傷しやす
い傾向にあり、炉底アンテナは最小限2本を設け
信頼性を向上させるようにしている。
さらされているため、酸化、溶損など損傷しやす
い傾向にあり、炉底アンテナは最小限2本を設け
信頼性を向上させるようにしている。
ところで、上記炉底アンテナ49は、炉内溶湯
の出湯時にノロの付着の影響を受け易くかなりの
頻度で絶縁される恐れがあり、実質的に炉底アン
テナ1本に頼る傾向があり、上記酸化、溶損ほか
の要因により正常な動作ができなくなつたときは
湯洩れ検知ができず、信頼性に欠けるものであつ
た。
の出湯時にノロの付着の影響を受け易くかなりの
頻度で絶縁される恐れがあり、実質的に炉底アン
テナ1本に頼る傾向があり、上記酸化、溶損ほか
の要因により正常な動作ができなくなつたときは
湯洩れ検知ができず、信頼性に欠けるものであつ
た。
(考案の目的)
そこで、この考案は上記した従来の欠点に鑑み
て案出したもので、その目的とすることは、出湯
後において炉底の前半部に付着するノロによる炉
底アンテナの機能の低下を回避し、湯洩れ検知を
長期に亘つて実施することのできる湯洩れ検知装
置を提供することにある。
て案出したもので、その目的とすることは、出湯
後において炉底の前半部に付着するノロによる炉
底アンテナの機能の低下を回避し、湯洩れ検知を
長期に亘つて実施することのできる湯洩れ検知装
置を提供することにある。
(考案の構成)
上記した目的を達成するための本考案は、誘導
コイルの内周に施されたコイルセメントと炉床部
材にて囲まれた凹所にライニング部材が前端部に
湯口を有するるつぼ状に設けられた誘導炉におい
て、前記ライニング部材の炉底には少なくとも前
後2本の炉底アンテナが配置されると共に、前記
コイルセメントには炉壁電極が配設され、前記各
炉底アンテナと炉壁電極との間の電気抵抗を計測
することにより、ライニング部材における湯洩れ
を検知しうる湯洩れ検知装置であつて、しかも、
前記両炉底アンテナの接点をライニング部材の炉
底上における前記湯口側と反対側の後半部にて前
後に並べて配置し、その炉底上における前記湯口
側の前半部に接点が配置されていないことを構成
の要旨とするものである。
コイルの内周に施されたコイルセメントと炉床部
材にて囲まれた凹所にライニング部材が前端部に
湯口を有するるつぼ状に設けられた誘導炉におい
て、前記ライニング部材の炉底には少なくとも前
後2本の炉底アンテナが配置されると共に、前記
コイルセメントには炉壁電極が配設され、前記各
炉底アンテナと炉壁電極との間の電気抵抗を計測
することにより、ライニング部材における湯洩れ
を検知しうる湯洩れ検知装置であつて、しかも、
前記両炉底アンテナの接点をライニング部材の炉
底上における前記湯口側と反対側の後半部にて前
後に並べて配置し、その炉底上における前記湯口
側の前半部に接点が配置されていないことを構成
の要旨とするものである。
(作用)
上記した手段によれば、出湯後においてノロが
炉底の前半部に付着しても、同ノロが後の炉底ア
ンテナの接点だけでなく前の炉底アンテナの接点
にほとんど付着しないので、両炉底アンテナと溶
湯とが前記ノロによつて電気的な絶縁状態になり
にくい。
炉底の前半部に付着しても、同ノロが後の炉底ア
ンテナの接点だけでなく前の炉底アンテナの接点
にほとんど付着しないので、両炉底アンテナと溶
湯とが前記ノロによつて電気的な絶縁状態になり
にくい。
(実施例)
以下、この考案の一実施例について、誘導炉の
断面を略示した第1図、および同平面を略示した
第2図にしたがつて説明する。まず、誘導炉につ
いて述べると、炉体組枠10の底板11上には、
耐火物より平板状に形成された炉床部材12が断
熱材13を介して敷設されている。炉床部材12
の上面には断面台形状をなす突条12aが環状に
形成されている。炉体組枠10の上部には耐火物
よりなるリング状の炉口部材14が支持されてい
る。炉口部材14の下面には溝条15が環状に凹
設されている。
断面を略示した第1図、および同平面を略示した
第2図にしたがつて説明する。まず、誘導炉につ
いて述べると、炉体組枠10の底板11上には、
耐火物より平板状に形成された炉床部材12が断
熱材13を介して敷設されている。炉床部材12
の上面には断面台形状をなす突条12aが環状に
形成されている。炉体組枠10の上部には耐火物
よりなるリング状の炉口部材14が支持されてい
る。炉口部材14の下面には溝条15が環状に凹
設されている。
炉床部材12の突条12aと炉口部材14の下
面内周部との間には円筒状をした誘導コイル16
が設けられている。誘導コイル16の内周にはコ
イルセメント17が所定の肉厚をもつて塗布され
ている。なお、コイルセメント17の下端部は炉
床部材12の突条12aの内周にも連続的に塗布
されている。
面内周部との間には円筒状をした誘導コイル16
が設けられている。誘導コイル16の内周にはコ
イルセメント17が所定の肉厚をもつて塗布され
ている。なお、コイルセメント17の下端部は炉
床部材12の突条12aの内周にも連続的に塗布
されている。
コイルセメント17および炉床部材12にて囲
まれた凹所には、炉底20を有するライニング部
材18がるつぼ状に設けられている。このライニ
ング部材18の前端部上端には前方へ突出する湯
口19が形成されている。
まれた凹所には、炉底20を有するライニング部
材18がるつぼ状に設けられている。このライニ
ング部材18の前端部上端には前方へ突出する湯
口19が形成されている。
なお、図中、21は誘導コイル16の外周に設
けられた電気絶縁物、22は同電気絶縁物21の
外側にほぼ等間隔で配置された複数(図では9本
が示されている。)の鉄芯、23は炉床部材12
の突条12a上端と誘導コイル16の下端との間
に設けられた電気絶縁リング、24は炉口部材1
4の下面と誘導コイル16の上端との間に設けら
れた電気絶縁リング、25はライニング部材18
に貯溜された溶湯をそれぞれ示している。
けられた電気絶縁物、22は同電気絶縁物21の
外側にほぼ等間隔で配置された複数(図では9本
が示されている。)の鉄芯、23は炉床部材12
の突条12a上端と誘導コイル16の下端との間
に設けられた電気絶縁リング、24は炉口部材1
4の下面と誘導コイル16の上端との間に設けら
れた電気絶縁リング、25はライニング部材18
に貯溜された溶湯をそれぞれ示している。
また、上記した誘導炉は、出湯にあたつて湯口
19が前下方へ移動する(第1図において湯口1
9が左下方へ移動する。)ように、周知の傾動装
置(図示しない)を介して傾動される。
19が前下方へ移動する(第1図において湯口1
9が左下方へ移動する。)ように、周知の傾動装
置(図示しない)を介して傾動される。
次に、本考案の要部であるところの湯洩れ検知
装置について詳述することにする。前記のライニ
ング部材18の炉底20には前後2本の炉底アン
テナ26,27がその接点A,Bを炉底20上に
露呈させて埋め込み状に配置されるとともに、前
記のコイルセメント17には炉壁電極28〜28
が埋め込み状に配設されている。
装置について詳述することにする。前記のライニ
ング部材18の炉底20には前後2本の炉底アン
テナ26,27がその接点A,Bを炉底20上に
露呈させて埋め込み状に配置されるとともに、前
記のコイルセメント17には炉壁電極28〜28
が埋め込み状に配設されている。
しかして、前の炉底アンテナ26の接点Aはラ
イニング部材18の炉中心部上に位置されてい
る。また後の炉底アンテナ27の接点Bは、ライ
ニング部材18の炉中心と湯口19を通る前後方
向の直線L上における炉中心部の後方すなわち炉
底アンテナ26の後方に位置されている。なお、
各炉底アンテナ26,27のリード線29,30
は、前記の炉床部材12および断熱材13の炉中
心部に設けられた保護管31の中を通して炉体の
下方へ配線されている。なお炉壁電極28〜28
は線状をなしており、コイルセメント17内に円
周方向に所定の間隔をもつて並列状に多数本配置
されている。
イニング部材18の炉中心部上に位置されてい
る。また後の炉底アンテナ27の接点Bは、ライ
ニング部材18の炉中心と湯口19を通る前後方
向の直線L上における炉中心部の後方すなわち炉
底アンテナ26の後方に位置されている。なお、
各炉底アンテナ26,27のリード線29,30
は、前記の炉床部材12および断熱材13の炉中
心部に設けられた保護管31の中を通して炉体の
下方へ配線されている。なお炉壁電極28〜28
は線状をなしており、コイルセメント17内に円
周方向に所定の間隔をもつて並列状に多数本配置
されている。
この両炉底アンテナ26,27と炉壁電極28
とは、電気的計測手段(たとえば電流計)を含む
電気回路(図示省略)に組込まれている。したが
つて、各炉底アンテナ26,27と炉壁電極28
との間の電気抵抗を電気的計測手段にて計測する
ことにより、湯洩れを検知しうるようになつてい
る。すなわち、湯洩れが発生した場合には、ライ
ニング部材18中へ侵入した溶湯25が各炉底ア
ンテナ26,27と炉壁電極28間の短絡を果す
ことによつて、その両者間の間の電気抵抗が低下
するため、湯洩れの発生が確認されることにな
る。なお、上記の湯洩れ検知装置が、湯洩れが検
知された場合に保守作業者に知らせる表示ランプ
やブザーなどの警告手段に電気的に連繋されてい
ることは、従来と同じである。
とは、電気的計測手段(たとえば電流計)を含む
電気回路(図示省略)に組込まれている。したが
つて、各炉底アンテナ26,27と炉壁電極28
との間の電気抵抗を電気的計測手段にて計測する
ことにより、湯洩れを検知しうるようになつてい
る。すなわち、湯洩れが発生した場合には、ライ
ニング部材18中へ侵入した溶湯25が各炉底ア
ンテナ26,27と炉壁電極28間の短絡を果す
ことによつて、その両者間の間の電気抵抗が低下
するため、湯洩れの発生が確認されることにな
る。なお、上記の湯洩れ検知装置が、湯洩れが検
知された場合に保守作業者に知らせる表示ランプ
やブザーなどの警告手段に電気的に連繋されてい
ることは、従来と同じである。
上記した湯洩れ検知装置によれば、出湯後にお
いてノロはとくに炉底20の前半部に付着して
も、同ノロが前の炉底アンテナ26の接点Aにほ
とんど付着せず、このため、従来に比し、炉底ア
ンテナ26と溶湯25とが前記ノロによつて電気
的な絶縁状態になりにくい。従つて、ノロによる
炉底アンテナ26の機能の低下が回避され、これ
によつて、湯洩れ検知を長期に亘つて実施するこ
とができる。
いてノロはとくに炉底20の前半部に付着して
も、同ノロが前の炉底アンテナ26の接点Aにほ
とんど付着せず、このため、従来に比し、炉底ア
ンテナ26と溶湯25とが前記ノロによつて電気
的な絶縁状態になりにくい。従つて、ノロによる
炉底アンテナ26の機能の低下が回避され、これ
によつて、湯洩れ検知を長期に亘つて実施するこ
とができる。
なお、炉底アンテナ26,27接点A,Bは、
炉底20における炉中心部を含む後半部に適宜位
置されておればよく、また同炉底アンテナの本数
も実施例の2本に限定されるものではない。
炉底20における炉中心部を含む後半部に適宜位
置されておればよく、また同炉底アンテナの本数
も実施例の2本に限定されるものではない。
(考案の効果)
すなわち、本考案によれば、出湯後においてノ
ロが炉底の前半部に付着しても、同ノロが後の炉
底アンテナの接点だけでなく前の炉底アンテナの
接点にほとんど付着しないので、両炉底アンテナ
と溶湯とが前記ノロによつて電気的な絶縁状態に
なりにくいから、ノロによる炉底アンテナの機能
低下が回避され、これによつて湯洩れ検知を長期
にわたつて実施することができ、もつて信頼性の
高い湯洩れ検知装置が得られる。
ロが炉底の前半部に付着しても、同ノロが後の炉
底アンテナの接点だけでなく前の炉底アンテナの
接点にほとんど付着しないので、両炉底アンテナ
と溶湯とが前記ノロによつて電気的な絶縁状態に
なりにくいから、ノロによる炉底アンテナの機能
低下が回避され、これによつて湯洩れ検知を長期
にわたつて実施することができ、もつて信頼性の
高い湯洩れ検知装置が得られる。
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は誘導炉の略示断面図、第2図
は同平面図、第3図および第4図は従来例を示す
もので、第3図は誘導炉の略示断面図、第4図は
同平面図である。 12……炉床部材、16……誘導コイル、17
……コイルセメント、18……ライニング部材、
19……湯口、20……炉底、25……溶湯、2
6,27……炉底アンテナ、28……炉壁電極、
A,B……接点。
すもので、第1図は誘導炉の略示断面図、第2図
は同平面図、第3図および第4図は従来例を示す
もので、第3図は誘導炉の略示断面図、第4図は
同平面図である。 12……炉床部材、16……誘導コイル、17
……コイルセメント、18……ライニング部材、
19……湯口、20……炉底、25……溶湯、2
6,27……炉底アンテナ、28……炉壁電極、
A,B……接点。
Claims (1)
- 誘導コイルの内周に施されたコイルセメントと
炉床部材にて囲まれた凹所にライニング部材が前
端部に湯口を有するるつぼ状に設けられた誘導炉
において、前記ライニング部材の炉底には少なく
とも前後2本の炉底アンテナが配置されると共
に、前記コイルセメントには炉壁電極が配設さ
れ、前記各炉底アンテナと炉壁電極との間の電気
抵抗を計測することにより、ライニング部材にお
ける湯洩れを検知しうる湯洩れ検知装置であつ
て、しかも、前記両炉底アンテナの接点をライニ
ング部材の炉底上における前記湯口側と反対側の
後半部にて前後に並べて配置し、その炉底上にお
ける前記湯口側の前半部に接点が配置されていな
いことを特徴とする湯洩れ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6414284U JPS60176100U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 誘導炉における湯洩れ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6414284U JPS60176100U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 誘導炉における湯洩れ検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176100U JPS60176100U (ja) | 1985-11-21 |
JPH0350400Y2 true JPH0350400Y2 (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=30594947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6414284U Granted JPS60176100U (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 誘導炉における湯洩れ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60176100U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018022472A1 (en) * | 2016-07-25 | 2018-02-01 | Inductotherm Corp. | Electric induction furnace with lining wear detection system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5665396U (ja) * | 1979-10-24 | 1981-06-01 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP6414284U patent/JPS60176100U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60176100U (ja) | 1985-11-21 |
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