JPS6117558A - 置換尿素化合物とその製法 - Google Patents
置換尿素化合物とその製法Info
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- JPS6117558A JPS6117558A JP59138300A JP13830084A JPS6117558A JP S6117558 A JPS6117558 A JP S6117558A JP 59138300 A JP59138300 A JP 59138300A JP 13830084 A JP13830084 A JP 13830084A JP S6117558 A JPS6117558 A JP S6117558A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は置換尿素化合物とその製法、特に式:[式中、
Rは低級アルキル基を示し、R1、R21R3およびR
4はそれぞれ水素原子または低級アルキル基を示す。] で表わされる置換尿素化合物およびその製造方法に関す
る。
Rは低級アルキル基を示し、R1、R21R3およびR
4はそれぞれ水素原子または低級アルキル基を示す。] で表わされる置換尿素化合物およびその製造方法に関す
る。
[従来技術]
イソシアネート基を有する化合物は、その優れた反応性
の故に、高分子化学の領域で広く用いられている。特に
重合性の炭素−炭素不飽和基とイソシアネート基の両者
を同一分子内に有する化合物は、それら両官能基がそれ
ぞれ異なる反応機構で種々の反応に参与するため、広汎
な工業技術分野で使用することが出来る。このような有
用性に着目し、本発明者らは先に次式で表わされるイソ
シアネート化合物を提供した[特願昭58−22522
6号]。
の故に、高分子化学の領域で広く用いられている。特に
重合性の炭素−炭素不飽和基とイソシアネート基の両者
を同一分子内に有する化合物は、それら両官能基がそれ
ぞれ異なる反応機構で種々の反応に参与するため、広汎
な工業技術分野で使用することが出来る。このような有
用性に着目し、本発明者らは先に次式で表わされるイソ
シアネート化合物を提供した[特願昭58−22522
6号]。
CH2−C(n)
C−N = C= 0
「式中、Rは前記と同意義。]。
上記イソシアネート化合物(n)は、一般に常温で安定
な液体であって、取り扱いが容易である一方、その分子
中に重合性の炭素−炭素不飽和基とイソシアネート基を
有するのみならず、これら両官能基間にそれらに隣接し
てカルボニル基が存在するため、炭素−炭素不飽和基の
活性が高められていると共にイソシアネート基の活性も
高められており、かつ多様な付加反応を営みうる状態に
ある。すなわち、イソシアネート化合物(If)は次式
のA部分(共役二重結合)と8部分(アンルイソシアネ
ート基)のそれぞれに基づく種々の反応たとえばラジカ
ル重合、アニオン重合、三量化、三量化、極性付加、活
性水素付加などを営むことが出来る: 従って、イソシアネート化合物(II)は工業用製造原
料として広汎な用途が期待されるものである。
な液体であって、取り扱いが容易である一方、その分子
中に重合性の炭素−炭素不飽和基とイソシアネート基を
有するのみならず、これら両官能基間にそれらに隣接し
てカルボニル基が存在するため、炭素−炭素不飽和基の
活性が高められていると共にイソシアネート基の活性も
高められており、かつ多様な付加反応を営みうる状態に
ある。すなわち、イソシアネート化合物(If)は次式
のA部分(共役二重結合)と8部分(アンルイソシアネ
ート基)のそれぞれに基づく種々の反応たとえばラジカ
ル重合、アニオン重合、三量化、三量化、極性付加、活
性水素付加などを営むことが出来る: 従って、イソシアネート化合物(II)は工業用製造原
料として広汎な用途が期待されるものである。
たとえば、イソシアネート化合物(n)は、これを
式:
%式%)
[式中、−N−R’はアンモニヤ、1級アミンまR″
たは2級アミンから水素原子を除外した残苓を示す。]
で表わされるアミノ化合物と反応させた場合、少なくと
も100℃を超えない温度範囲においては前者のイソシ
アネート基と後者のアミノ基の間で優先的に付加反応が
進行し、 式: %式%() [式中、Rおよび−N−R’は前記と同意義。]i R” で表わされる置換尿素化合物が得られる。従って、イソ
シアネート化合物(If)は、一般にアンモニヤや1級
または2級アミンのようなアミノ化合物に対する重合性
共役二重結合導入試剤として有用なものである[特願昭
59−87607号(以下、「甲出願」と言う。)]。
も100℃を超えない温度範囲においては前者のイソシ
アネート基と後者のアミノ基の間で優先的に付加反応が
進行し、 式: %式%() [式中、Rおよび−N−R’は前記と同意義。]i R” で表わされる置換尿素化合物が得られる。従って、イソ
シアネート化合物(If)は、一般にアンモニヤや1級
または2級アミンのようなアミノ化合物に対する重合性
共役二重結合導入試剤として有用なものである[特願昭
59−87607号(以下、「甲出願」と言う。)]。
前記したように、イソシアネート化合物(If)は種々
の反応を営む可能性を有するものであるから、これにア
ミノ化合物(■゛)を作用させた場合、イソシアネート
化合物(I[)とアミノ化合物(■′)の間の付加反応
に加えおよび/または代わり、イソシアネート化合物(
II)自体の三量化、三量化、多量化(重合)などや、
生成した置換尿素化合物(I゛)の重合、生成した置換
尿素化合物(■°)とイソシアネート化合物(n)の反
応など種々の副反応の進行が予測されたのであるが、現
実には少なくとも100℃を超えない温度では実質上上
記付加反応のみが優先的に進行することが確認されたの
であ[発明の目的コ ところで、上記甲出願発明によるイソシアネート化合物
(II)を使用した重合性共役二重結合の導入はアミノ
基を有する化合物、すなわちアンモニヤや1級または2
級アミンに対して一般的に適用し得るものであるが、2
#アミンの1種であるエチレンイミン化合物の場合、そ
の含窒素3員環は比較的開環しやすいものであるから、
他の2級アミンと同様に上記した反応がそのまま支障な
く進行するか否か定かではない。そこで、甲出願発明に
基づきながら更にこれを展開して、エチレンイミン化合
物について晶11反応が進行するり\否か、進行すると
してもこれを回避する条件の選択が可能か否かについて
研究を進めた。
の反応を営む可能性を有するものであるから、これにア
ミノ化合物(■゛)を作用させた場合、イソシアネート
化合物(I[)とアミノ化合物(■′)の間の付加反応
に加えおよび/または代わり、イソシアネート化合物(
II)自体の三量化、三量化、多量化(重合)などや、
生成した置換尿素化合物(I゛)の重合、生成した置換
尿素化合物(■°)とイソシアネート化合物(n)の反
応など種々の副反応の進行が予測されたのであるが、現
実には少なくとも100℃を超えない温度では実質上上
記付加反応のみが優先的に進行することが確認されたの
であ[発明の目的コ ところで、上記甲出願発明によるイソシアネート化合物
(II)を使用した重合性共役二重結合の導入はアミノ
基を有する化合物、すなわちアンモニヤや1級または2
級アミンに対して一般的に適用し得るものであるが、2
#アミンの1種であるエチレンイミン化合物の場合、そ
の含窒素3員環は比較的開環しやすいものであるから、
他の2級アミンと同様に上記した反応がそのまま支障な
く進行するか否か定かではない。そこで、甲出願発明に
基づきながら更にこれを展開して、エチレンイミン化合
物について晶11反応が進行するり\否か、進行すると
してもこれを回避する条件の選択が可能か否かについて
研究を進めた。
その結果、少なくとも100℃を越えない温度では、そ
の含窒素3員環に実質上回等の影響を及ぼすことなく、
アミノ基とイソシアネート基との間の付加反応を優先的
に進行せしめ得る事実を見出した。
の含窒素3員環に実質上回等の影響を及ぼすことなく、
アミノ基とイソシアネート基との間の付加反応を優先的
に進行せしめ得る事実を見出した。
本発明は、上記のようなイソシアネート化合物(11)
の−一一ノの用途を開発する目的で行なわれたものであ
る。
の−一一ノの用途を開発する目的で行なわれたものであ
る。
[発明の構成]
本発明の要旨は、式(r)で表わされる置換尿素化合物
および式(11)で表わされるイソシアネート化合物と
式。
および式(11)で表わされるイソシアネート化合物と
式。
I
[式中、RI SR*、R3およびR4はそれぞれ前記
と同意義。] で表わされるエチレンイミン化合物を反応させて式(1
)で表わされる置換尿素化合物を得ることを特徴とする
置換尿素化合物の製法ならびに式(n)で表わされるイ
ソシアネート化合物から成るエチレンイミン化合物に対
する重合性共役二重結合導入試剤に存する。
と同意義。] で表わされるエチレンイミン化合物を反応させて式(1
)で表わされる置換尿素化合物を得ることを特徴とする
置換尿素化合物の製法ならびに式(n)で表わされるイ
ソシアネート化合物から成るエチレンイミン化合物に対
する重合性共役二重結合導入試剤に存する。
前記したように、イソシアネート化合物(It)は種々
の反応を営む可能性を有するムのであり、他方エチレン
イミン化合物(III)はその含窒素3員環が開環しや
すいものであるから、イソシアネート化合物(II)に
エチレンイミン化合物(Ill)を作用させた場合、所
望のイソシアネート化合物(TI)とエチレンイミン化
合物(1)の間のイ」加反応に加えおよび/または代わ
り、イソシアネート化合物(II)自体の三量化、三量
化や多量化(重合)、エチレンイミン化合物(II[)
の開環重合や不飽和結合に対するミカエル付加反応、生
成した置換尿素化合物(I)の重合、生成した置換尿素
化合物(1)とイソシアネート化合物(n)の反応など
種々の副反応の進行が予測されたのであるが、現実には
少なくとも100℃を超えない温度範囲においては上記
所望反応が優先的に進行することが確認された。
の反応を営む可能性を有するムのであり、他方エチレン
イミン化合物(III)はその含窒素3員環が開環しや
すいものであるから、イソシアネート化合物(II)に
エチレンイミン化合物(Ill)を作用させた場合、所
望のイソシアネート化合物(TI)とエチレンイミン化
合物(1)の間のイ」加反応に加えおよび/または代わ
り、イソシアネート化合物(II)自体の三量化、三量
化や多量化(重合)、エチレンイミン化合物(II[)
の開環重合や不飽和結合に対するミカエル付加反応、生
成した置換尿素化合物(I)の重合、生成した置換尿素
化合物(1)とイソシアネート化合物(n)の反応など
種々の副反応の進行が予測されたのであるが、現実には
少なくとも100℃を超えない温度範囲においては上記
所望反応が優先的に進行することが確認された。
本発明によれば、置換尿素化合物<r)はイソシアネー
ト化合物(II)とエチレンイミン化合物(1)を反応
させることによってこれを製造することが出来る。
ト化合物(II)とエチレンイミン化合物(1)を反応
させることによってこれを製造することが出来る。
エチレンイミン化合物(I)の具体例としては、エヂレ
ンイミン、プロピレンイミンなどが例示される。
ンイミン、プロピレンイミンなどが例示される。
反応の実施に際しては、不活性溶媒を使用するのか普通
である。たとえば、ペンタン、ヘキサノ、ヘプタンなど
の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素、シクロヘキザン、メチルシクロヘキ
ザン、デカリンなどの脂環式炭化水素、石油エーテル、
石油ベンジンなどの炭化水素系溶媒、四塩化炭素、クロ
ロホルム、1.2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭
化水素系溶媒、エチルエーテル、イソプピルエーテル、
アニソール、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエ
ーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキザノン、アセトフェノン
、イソホロンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブヂル
などのエステル類、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドなどから適宜に選択、使用
することが出来る。
である。たとえば、ペンタン、ヘキサノ、ヘプタンなど
の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素、シクロヘキザン、メチルシクロヘキ
ザン、デカリンなどの脂環式炭化水素、石油エーテル、
石油ベンジンなどの炭化水素系溶媒、四塩化炭素、クロ
ロホルム、1.2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭
化水素系溶媒、エチルエーテル、イソプピルエーテル、
アニソール、ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエ
ーテル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキザノン、アセトフェノン
、イソホロンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブヂル
などのエステル類、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドなどから適宜に選択、使用
することが出来る。
反応は一般に100℃以下の温度、特に室温(0〜30
℃)付近か水冷下で行なう。100℃以上の高温では副
反応を起こす可能性があり、他方余り低温になると反応
速度が小となって不利である。
℃)付近か水冷下で行なう。100℃以上の高温では副
反応を起こす可能性があり、他方余り低温になると反応
速度が小となって不利である。
反応に際し、スズ系の触媒の使用が考慮されてもよいが
、通常は触媒使用の必要性を認めない。
、通常は触媒使用の必要性を認めない。
[作用と効果]
以上の説明からも明らかなように、イソシアネート化合
物(II)は極めて容易にエチレンイミン化合物(1)
と反応して、後者のアミノ態窒素原子に重合性共役二重
結合を有する基、すなわち、アルキルアクリロイルカル
バモイル基が導入される。
物(II)は極めて容易にエチレンイミン化合物(1)
と反応して、後者のアミノ態窒素原子に重合性共役二重
結合を有する基、すなわち、アルキルアクリロイルカル
バモイル基が導入される。
その結果、前記エチレンイミン化合物(Ill)は該共
役二重結合に由来した重合性を付与されると共に、置換
尿素化合物(1)を与える。
役二重結合に由来した重合性を付与されると共に、置換
尿素化合物(1)を与える。
ここに得られた置換尿素化合物(I)は、−・般に溶解
性が大であり、普通の有機溶媒の殆どのものに可溶であ
る。また、このものは下式に示すとおり、種々の活性構
造ないし活性基を有4−るから、反応性に富んでおり、
従って、これを貯蔵するには重合防止剤を添加したり、
冷暗所に保存するのが好ましい: 上式において、共役二重結合構造A°は、重合反応性を
有しており、従って置換尿素化合物(I)はポモポリマ
ーやコポリマーの製造に使用すること力咄来る。たとえ
ば、グラフト重合させて合成繊維、合成樹脂、天然高分
子などの改質に利用したり、それ自体または他の重合性
モノマー(たとえばスヂレン、アルキルアクリレート、
アルキルメタクリレート)と重合させてワニス、塗料、
接着剤、プラスチック、エラストマーなどの製造に
・利用する。なお、重合に際しては、アゾビスイソブ
ヂロニトリルの如きラジカル重合触媒の使用がh゛利で
ある。
性が大であり、普通の有機溶媒の殆どのものに可溶であ
る。また、このものは下式に示すとおり、種々の活性構
造ないし活性基を有4−るから、反応性に富んでおり、
従って、これを貯蔵するには重合防止剤を添加したり、
冷暗所に保存するのが好ましい: 上式において、共役二重結合構造A°は、重合反応性を
有しており、従って置換尿素化合物(I)はポモポリマ
ーやコポリマーの製造に使用すること力咄来る。たとえ
ば、グラフト重合させて合成繊維、合成樹脂、天然高分
子などの改質に利用したり、それ自体または他の重合性
モノマー(たとえばスヂレン、アルキルアクリレート、
アルキルメタクリレート)と重合させてワニス、塗料、
接着剤、プラスチック、エラストマーなどの製造に
・利用する。なお、重合に際しては、アゾビスイソブ
ヂロニトリルの如きラジカル重合触媒の使用がh゛利で
ある。
アシル尿素構造B′は分子間凝集力や分子間水素結合形
成能が高いから、置換尿素化合物(1)を使用して得ら
れたポリマーが強靭性、接着性、分散性などの点で優れ
た性質を発揮するのに貢献する。
成能が高いから、置換尿素化合物(1)を使用して得ら
れたポリマーが強靭性、接着性、分散性などの点で優れ
た性質を発揮するのに貢献する。
エチレンイミン構造C′は、そのカヂオン重合反応性に
よりビニル基含有ポリアルキレンイミンの合成に利用す
ることが出来る。また、塩基性で反応性に富み、塩にし
たり四級化することによって強い陽イオン性を示すから
、反応成績体に対し水溶性や親水性、アニオン性化合物
や陰イオンに対する反応性や吸着性を付与したり、帯電
性や導電性、接着性や粘着性などを与えることが出来る
。
よりビニル基含有ポリアルキレンイミンの合成に利用す
ることが出来る。また、塩基性で反応性に富み、塩にし
たり四級化することによって強い陽イオン性を示すから
、反応成績体に対し水溶性や親水性、アニオン性化合物
や陰イオンに対する反応性や吸着性を付与したり、帯電
性や導電性、接着性や粘着性などを与えることが出来る
。
また、樹脂架橋剤、高分子改質剤、重合性モノマーなど
としても利用することが出来る。
としても利用することが出来る。
このように、置換尿素化合物(1)は、工業用製造原料
として法尻な用途を育するものである。。
として法尻な用途を育するものである。。
原料物質たるイソシアネート化合物(n)は、α−アル
キルアクリルアミドとオキザリルハライドの反応によっ
て製造することが出来る。反応は、通常、ハロゲン化炭
化水素のような不活性溶媒の存在下、0〜80℃の温度
で行なわれる。なお、末端二重結合の不必要な重合を避
けるために、反応系に重合禁止剤を存在せしめてもよい
。重合禁止剤の具体例としてはハイドロキノン、p−メ
トキシフェノール、2,6−ジーt−ブチル−4−メチ
ルフェノール、4−t−ブチルカテコール、ビスジヒド
ロキンベンジルベンゼン、2.2’−メチレンビス(6
−t−ブチル−3−メチルフェノール)、4.4’−ブ
チリデンビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール
)、4,4゛−チオビス(6−t−ブチル−3−メチル
フェノール)、p−ニトロソフェノール、ジイソプロピ
ルキサントゲンスルフィド、N−ニトロソフェニルヒド
ロキシルアミン・アンモニウム塩、1,1−ジフェニル
−2−ピクリルヒドラジル、1,3.5−)リフェニル
フエルダジル、2,6−ジーt−ブチル−α−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−オキソ−2,5−シクロへキサ
ジエン−1−イリデン)−p−)リオキシ、2,2,6
゜6−テトラメチル−4−ピペリドン−1−オキシル、
ジチオベンゾイルスルフィド、p、p’−ジトリルトリ
スルフィド、I)、111’−ノトリルテトラスルフィ
ド、ジベンジルテトラスルフィド、テトラエチルチウラ
ムジスルフィドなどが挙げられる。
キルアクリルアミドとオキザリルハライドの反応によっ
て製造することが出来る。反応は、通常、ハロゲン化炭
化水素のような不活性溶媒の存在下、0〜80℃の温度
で行なわれる。なお、末端二重結合の不必要な重合を避
けるために、反応系に重合禁止剤を存在せしめてもよい
。重合禁止剤の具体例としてはハイドロキノン、p−メ
トキシフェノール、2,6−ジーt−ブチル−4−メチ
ルフェノール、4−t−ブチルカテコール、ビスジヒド
ロキンベンジルベンゼン、2.2’−メチレンビス(6
−t−ブチル−3−メチルフェノール)、4.4’−ブ
チリデンビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール
)、4,4゛−チオビス(6−t−ブチル−3−メチル
フェノール)、p−ニトロソフェノール、ジイソプロピ
ルキサントゲンスルフィド、N−ニトロソフェニルヒド
ロキシルアミン・アンモニウム塩、1,1−ジフェニル
−2−ピクリルヒドラジル、1,3.5−)リフェニル
フエルダジル、2,6−ジーt−ブチル−α−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−オキソ−2,5−シクロへキサ
ジエン−1−イリデン)−p−)リオキシ、2,2,6
゜6−テトラメチル−4−ピペリドン−1−オキシル、
ジチオベンゾイルスルフィド、p、p’−ジトリルトリ
スルフィド、I)、111’−ノトリルテトラスルフィ
ド、ジベンジルテトラスルフィド、テトラエチルチウラ
ムジスルフィドなどが挙げられる。
[実施例]
以下に実施例を挙げ、置換尿素化合物(+)の製造法を
具体的に説明する。なお、粘度は東京計器(株)製E型
粘度計のEHD(高粘度用)を使用し、25℃で測定し
た値である。
具体的に説明する。なお、粘度は東京計器(株)製E型
粘度計のEHD(高粘度用)を使用し、25℃で測定し
た値である。
実施例I
N−メタクリロイルカルバモイルプロピレンイミン
プロビレンイミン0.57g(10mmoののクロロホ
ルム20Ri2溶液に水冷下メタクリロイルイソンアネ
ート1 、119(I Ommofりの1.2−ジクロ
ロエタン5靜溶液を窒素気流中で滴下した。滴下後、ク
ロロホルムおよび1.2−ジクロロエタンを減圧下に留
去し、N−メタクリロイルカルバモイルプロピレンイミ
ン1.68gを得た。粘度+ 100cp/25℃。
ルム20Ri2溶液に水冷下メタクリロイルイソンアネ
ート1 、119(I Ommofりの1.2−ジクロ
ロエタン5靜溶液を窒素気流中で滴下した。滴下後、ク
ロロホルムおよび1.2−ジクロロエタンを減圧下に留
去し、N−メタクリロイルカルバモイルプロピレンイミ
ン1.68gを得た。粘度+ 100cp/25℃。
IRスペクトルにおいて、32600月−’にνN1]
、I 730cm−’ニジC=O(メタクリロイルカル
ボニル塙)、1680c屑−1にνC=O(尿素カルボ
ニル基)、1500c尻−1にアミド■吸収帯、122
0cm−’にアミド■吸収帯が認められた。
、I 730cm−’ニジC=O(メタクリロイルカル
ボニル塙)、1680c屑−1にνC=O(尿素カルボ
ニル基)、1500c尻−1にアミド■吸収帯、122
0cm−’にアミド■吸収帯が認められた。
実施例2
N−メタクリロイルカルバモイルエチレンイミプロピレ
ンイミンに代えエチレンイミンを使用する以外は実施例
1と同様に反応を実施して、N−メタクリロイルカルバ
モイルエチレンイミンを得た。
ンイミンに代えエチレンイミンを使用する以外は実施例
1と同様に反応を実施して、N−メタクリロイルカルバ
モイルエチレンイミンを得た。
上記説明から理解されるように、本発明は特定のイソシ
アネート化合物(n)を使用して2級アミンの1種であ
るエチレンイミン化合物(I[I)に対し重合性共役二
重結合を導入する点において前述した甲出願発明の技術
思想を利用するものではあるが、その対象とするエチレ
ンイミン化合物(I[I)の含窒素3員環が比較的不安
定で開環しゃすいものである点において甲出願発明の技
術思想を更に拡張したものと言うことが出来る。
アネート化合物(n)を使用して2級アミンの1種であ
るエチレンイミン化合物(I[I)に対し重合性共役二
重結合を導入する点において前述した甲出願発明の技術
思想を利用するものではあるが、その対象とするエチレ
ンイミン化合物(I[I)の含窒素3員環が比較的不安
定で開環しゃすいものである点において甲出願発明の技
術思想を更に拡張したものと言うことが出来る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは低級アルキル基を示し、R^1、R^2、
R^3およびR^4はそれぞれ水素原子または低級アル
キル基を示す。] で表わされる置換尿素化合物。 2、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは低級アルキル基を示す。] で表わされるイソシアネート化合物と 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1、R^2、R^3およびR^4はそれぞ
れ水素原子または低級アルキル基を示す。] で表わされるエチレンイミン化合物を反応させて式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R、R^1、R^2、R^3およびR^4はそ
れぞれ前記と同意義。] で表わされる置換尿素化合物を得ることを特徴とする置
換尿素化合物の製法。 3、反応を不活性溶媒中で実施する特許請求の範囲第2
項記載の製法。 4、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは低級アルキル基を示す。] で表わされるイソシアネート化合物から成るエチレンイ
ミン化合物に対する重合性共役二重結合導入試剤。
Priority Applications (10)
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---|---|---|---|
JP59138300A JPS6117558A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 置換尿素化合物とその製法 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP59138300A JPS6117558A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 置換尿素化合物とその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6117558A true JPS6117558A (ja) | 1986-01-25 |
JPH0553787B2 JPH0553787B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=15218653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59138300A Granted JPS6117558A (ja) | 1984-07-03 | 1984-07-03 | 置換尿素化合物とその製法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPS6117558A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126599A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Steel Corp | 排水の生物化学的処理方法 |
-
1984
- 1984-07-03 JP JP59138300A patent/JPS6117558A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126599A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Nippon Steel Corp | 排水の生物化学的処理方法 |
JPH0575478B2 (ja) * | 1986-11-17 | 1993-10-20 | Nippon Steel Corp |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0553787B2 (ja) | 1993-08-10 |
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