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JPS61145260A - アクリル系被覆用材料 - Google Patents

アクリル系被覆用材料

Info

Publication number
JPS61145260A
JPS61145260A JP26547384A JP26547384A JPS61145260A JP S61145260 A JPS61145260 A JP S61145260A JP 26547384 A JP26547384 A JP 26547384A JP 26547384 A JP26547384 A JP 26547384A JP S61145260 A JPS61145260 A JP S61145260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
meth
acrylate
weight
acrylic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26547384A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Ito
正光 伊藤
Kiyoshi Ichimura
市村 喜芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP26547384A priority Critical patent/JPS61145260A/ja
Publication of JPS61145260A publication Critical patent/JPS61145260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアクリル系被覆用材料に係り、更に詳〆   
 しくけ、塗料特に自動車の上塗シ塗装用塗料の塗膜形
成要素として有用で、1)、またインキ展色剤、接着剤
等にも応用することができるアクリル系被覆用組成物に
関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車のライン塗装用、補修用塗料の塗膜形成要
素として、n−ブチル(メタ)アクリレート、メチル(
メタ)アクリレート等のホモポリマー等耐候性に優れた
アクリル系樹脂が多用されているが、これらは、目視ツ
ヤ、鮮映性、肉持感、平滑性等の塗膜外観が不十分なた
め、スチレン笠の芳香族ビニル化合物やベンジル(メタ
)アクリレート、フェニルエチル(メタ)アクリレート
等のアリール置換(メタ)アクリル酸アルキルエステル
など屈折率の高いモノマーを共重合させたり、あるいは
前述のホモポリマーやコポリマーをポリエステル、アル
キッド等で変性してハイソリッド化して、外観を向上さ
せている。
ところが、これらコポリマー化や変性による改良は、倒
れも単独では、塗膜の黄変、ワレ、ハガレ等の耐候性低
下の現象が現われる。どのため、高価な紫外線吸収剤、
光安定剤等を添加して耐候性を維持しているのが現状で
ある。
また、塗膜外観の他の改良方法として、成分ポリマーの
ガラス転移温度を低くすることにより、鮮映性、平滑性
等を向上させることも提案されているが、この場合、耐
溶剤性、耐薬品性、耐熱性、硬度等の低下を招き、これ
らの特性を維持しながら耐候性並びに外観を同時にバラ
ンス良く改良することが至難であった。
〔発明の解決すべき問題点〕
本発明は、従来のアクリル系樹脂によれば耐候性並びに
外観を同時にバランス良く改良することができないとい
う問題点を解決するためになされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、上記問題点を解決する手段として見出された本発
明のアクリル系被覆用材料は、フェニルアクリレート及
び/又はフェニルメタクリレート4〜80重量部及びそ
の他の共重合可能なモノマー20〜96重量部から成る
モノマー混合物を共重合して得られる共重合体から成る
ことを特徴とするものである。
〔発明の詳細な説明及び実施例〕
本発明のアクリル系被覆用材料を構成する共重合体(以
下本発明の共重合体という)を形成するモノマーとして
、フェニルアクリレート及び/又はフェニルメタクリレ
ート(以下、フェニル(メタ)アクリレートという)を
選択した理由としてば、これらのモノマーから形成され
るポリマーの屈折率がnD=1.57と高く、外観を改
良するための資質を備えている点、従来用いられていた
例えばスチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン
等の芳香族ビニル化合物、ベンジルメタクリレート、フ
ェニルエチルメタクリレート等のアリール置換(メタ)
アクリル酸アルキルエステルよシも他のモノマーとの共
重合性に優れ、また構造的にみて、耐候性を左右する紫
外線に対する耐劣化性にも優れている点などを挙げるこ
とができる。
更に、フェニルメタクリレートに関してはそのホモポリ
マーのTg(ガラス転移温度)をTMA (M    
1゜機械分析器)で実測した結果106℃と高いことか
    ″ら高Tg共重合体の設計が可能となシ耐熱性
、耐溶剤性が良好となる。又、ロックウェル硬度値も1
22と高いため硬度も高くすることが出来ゐ。
本発明の共重合体を形成するためのモノマー混合物にお
けるフェニル(メタ)アクリレートの含量を4〜80重
量%に限定したのは、4重量%未満では塗膜外観の向上
が達゛せられず、また、80重量%を超えると塗膜が脆
くなり、耐衝撃性等の物性の低下がみられるためである
。モノマー混合物中におけるフェニル(メタ)アクリレ
ートのより好ましい含量は、15〜70重量%である。
本発明で使用する前記他の共重合可能な七ツマ−として
は、下記(イ)〜に))の各群に属する1種又は2種以
上のモノマーを使用することができる。
(イ) α、β−モノエチレン性不飽和カル?ン酸乃至
ハα、β−モノエチレン性不飽和ポリカルボン酸;例え
ばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸など、(ロ)
 α、β−モノエチレン性不飽和カルがン酸のエステル
; 例えばメチル(メタ)アクリレート、 エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アク
リレート、l−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチ
ル(メタ)アクリレート、2−エチル(ヘキシル)(メ
タ)アクIjL/−)、ラウリル(メタ)アクリレート
、8ee−ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ〕アクリレート等の(メタ)アクリル酸のアルキ
ルエステル(アルキル基の炭素数は1〜18が好せしい
。)、例えばベンジル(メタ)アクリレート、フェニル
エチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸の
アリール置換アルキルエステル、例えば2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシゾロビル(メタ
)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、
4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の(メタ
)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル、例えばジ
エチルアミンエチル(メタ)アクリレート、ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート等のジアルキルアミノ
アルキル(メタ)アクリレート、など、 (ハ) ビニル芳香族化合物; 例工ばスチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン
、β−クロルスチレン、p−ブロモスチレンなど に)有機ニトリル類; 例えば(メタ)アクリロニトリル、メチレングルタニト
リル々ど (ホ)有機酸のビニルエステル; 例えば酢酸ビニル、ゾロピオン酸ビニル、安息香酸ビニ
ル、イソプロピオン酸ビニルなど、(へ) α、β−モ
ノエチレン性不飽和ジカルデン酸のエステル; 例えば、フマル酸ジエチル、7マル酸ジブチル、イタコ
ン酸モノエチル、イタコン酸ジエチル、イタコン酸モツ
プチル、イタコン酸ジブチル、マレイン酸ジブチル、フ
マル酸ジアミド、イタコン酸ジアミド、マレイン酸ジア
ミドなど、 (ト)  エポキシ基含有モノマー類;例えばグリシジ
ル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルグリシジル
エーテル、メタグリシジル(メタ)アクリル酸エステル
など、 (資) (メタ)アクリルアミド及びその誘導体;例え
ば(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ
)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、ジアセト
ンアクリルアミ ドなと (1の 前記(イ)のα、β−モノエチレン性不飽和モ
ノカルボン酸又はジカルデン酸と第3級合成飽和カルボ
ン酸のグリシジルエステルとの付加物;例えば「カージ
ュラEl(シェル化学社製合成脂肪酸のグリシジルエス
テル)に代表されるモノエフfキシ化合物とアクリル酸
、フマル酸、マレイン酸とのエステル化反応物 0 重合性不飽和基を有する低分子量のポリエステル系
樹脂(但し、以上において、・・・(メタ)アクリレー
ト及び・・・(メタ)アクリルとちるのは、それぞれ、
・・・アクリレート及び・・・メタクリレート、並びに
、・・・アクリル及び・・・メタクリルを包含するもの
とする。) 本発明で使用する前記他の共重合可能なモノマーのモノ
マー混合物における含量は、20〜90重量%の範囲で
、フェニル(メタ)アクリレートの含量との合計が10
0重量%と々る量に合せて決められる。々お、前記(ト
)及び(イ)に例示したモノマーは、本発明の目的を損
わない範囲で使用する必要がsb、モノマー混合物にお
ける含量は、(ト)及び(イ)に属するモノマーの総量
で、20重量%以下、更には10重量%以下とするのが
好ましい。
本発明の共重合体を得るための重合方法としては、溶液
重合、懸濁重合、乳化重合、塊状重合等通常の塗料用樹
脂の製造の際に用いられる重合方法が用いられるが、と
シわけ溶液重合が適しており、この際、重合に用いる溶
媒としては、被覆材料用樹脂の溶剤として一般に用いら
れるものを適用することができ、例えばトルエン、キシ
レン等の炭化水素、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソル
ブアセテート等のエステル類、イングロパノール、n−
ブタノール、イソブタンール等のアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン類などを用いることができる。
また、重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニトリ
ル等のアゾ系開始剤、ラウリルパーオキサイド、ベンゾ
イルパーオキサイド等の有機過酸化物など、従来公知の
フリーラジカル重合開始剤を用いることができる。
更に必要に応じて、メルカプタン類等の公知の連鎖移動
剤を用いることができる。
本発明の共重合体の分子量は、GPC測定で、Mw= 
3,000〜150,000であり、特に塗膜外観及び
耐候性を向上させる上で5,000〜30,000の範
囲にあることが好ましい。
本発明の共重合体は熱可塑性樹脂として使用することも
、熱硬化性樹脂としても使用することができる。特に、
耐溶剤性、耐薬品性等の物性及びスプレー塗装作業性等
に優れていることが要求される用途に熱硬化性樹脂とし
て使用する場合は、本発明の共重合体を形成する前記他
の共重合可能なモノマーとして、前記(ロ)、(IJ)
及び休)等に包含されている水酸基含有モノマーを使用
することが好ましく、本発明の共重合体の架橋剤として
、ポリイソシアネート、メラミン樹脂等を使用し、常温
硬化乃至は熱硬化系として使用するのが好ましい。
水酸基含有モノマーの使用量は、本発明の共重合体を形
成するモノマー混合物中4〜40重量%であることが好
ましい。4重量%未満では、前述した耐溶剤性、耐薬品
性等の物性が十分ではなく、40重量%を越えると、塗
膜の可とり性が低下し好ましくない。架橋材として使用
する前記ポリイソシアネートとしては、トリレンジイソ
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネートガどの芳香族系インシアネート
類、テトラメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキ
サンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート類
、イソホロンジイソシアネート、メチルシクロヘキサン
−2,4(または2.6)ジイソシ7ネ−)、4.4’
−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー) )、
1.3−(イソシアネートメチル)シクロヘキサンなど
の脂環族系ジイソシアネート類、これらポリイソシアネ
ートとエチレングリコール、ソロピレングリコール、ネ
オベシチルグリコール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン等の多価アルコールやイソシアネート
基と反応する官能基を有する極めて分子量の低いポリエ
ステル樹脂(油変性タイプを含む)や水などとの付加物
、或はビユレット体、ジイソシアネート同志の重合体(
オリゴマー〕、或はこれらのポリイソシアネートを低級
1価アルコール、メチルエチルケトンオキシムなど公知
のブロック化剤でブロックしたものなどが適しておシ、
ポリイソシアネートと本発明の共重合体との配合比率は
、ポリイソシアネートのNCO基と本発明の共重合体の
OH基との割合がNGOloH= 0.5/1〜1.5
/1 (モル比)となる比率である・0H基18′に対
してNCO門。
基が0.5モル未満であれば、塗膜強度等塗膜物性  
 1が十分ではなく、OH基1モルに対してNCO基が
1.5モルを越えると塗膜物性は十分得られるが、塗料
価格が高いものになる。
又、メラミン樹脂としてはメチル化メラミン、ブチル化
メラミン等の公知のメラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹
脂があシその使用量は本発明の共重合体100重量部に
対して5〜100重量部の範囲で使用される。5重量部
未満では、耐溶剤性、耐薬品性等の物性が低下し100
重量部を越えると、塗膜の可とう性が低下する。更に好
適な使用量は本発明の共重合体100重量部に対して2
0〜50重量部である。
本発明のアクリル系被覆用材料は、クリヤー塗料として
も、エナメル塗料としても使用出来る。
又、さらに狭すれば、公知のレベリング剤、消泡剤、ス
リップ防止剤などの塗料添加剤、或はニトロセルローズ
、セルローズアセテートフチレートなどのセルローズ系
化合物、ビニル樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹
脂、フェニル(メタ)アクリレートを含有しない他のア
クリル系樹脂などの樹脂を本発明の共重合体と相溶する
範囲内で、適量ブレンドすることも可能である。本発明
の共重合体を熱硬化性樹脂として使用する場合、塗装硬
化する手段としては、公知のスプレー塗装、静電塗装、
刷毛塗り塗装に次いで常温乾燥、強制乾燥、焼付乾燥等
通常行なわれている方法が適用出来る。
以下に、具体的実施例を説明するが、本発明の実施の態
様はこれらに限定されない。尚実施例中、部とあるのは
重量部を意味する。
実施例1 〆 攪拌棒、温度計、還流コンデンサーを取り付はり四ツ目
フラスコにトルエン720部、フェニルメタクリレート
240部、メチルメタクリレート1、14部、n−ブチ
ルアクリレート240部、メタクリル酸6部、過酸化ベ
ンゾイル2部を仕込み1時間で80°Cに昇温し、更に
0.5時間で】00℃に昇温後、トルエン30部に過酸
化ベンゾイル1.2部溶解したものを3回にわけ添加し
、9時間後にトルエン90部入れ冷却し、固形分40゜
5%、粘度T、酸価3,1、分子量Mw = 50,0
00の樹脂溶液を得た。得られた樹脂溶液100部に酸
化チタン(CR−90:石原産業(株)製)33部とガ
ラスピーズ150部をステンレスカップに入れ、高速分
散機で15分間分散し、これをトルエン/キシレン/酢
酸ブチル=40/40/20 (重量比)のシンナーで
フォードカップ+4で13秒に希釈した塗料を得た。
比較例1 実施例1と同様の反応条件で、七ツマー組成のミヲスチ
レン240部、メチルメタクリレート11、4部、n−
ブチルアクリレート240部、メタクリル酸6部にして
重合を完了させ、固形分40.1係、粘度S1酸価3.
2、分子量Mw= 52,000の樹脂溶液を得た。得
られた樹脂溶液を用いて、実施例1と同様の処方で塗料
を得た。
比較例2 比較例1と同様の反応条件で、モノマー組成のみをフェ
ニルメタクリレート540部、n−ブチルアクリレート
54部、メタクリル酸6部に代えて重合を完了させ、固
形分40.7 %、粘度X、酸価3.2、分子量(Mw
) = 53. OOOの樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液を用いて、比較例1と同様の処方で塗
料を得た。
実施例2 攪拌棒、温度計、還流コンデンサーを取り伺けた四ツ目
フラスコにキシレン200部、酢酸ブチル40.2部を
仕込み120℃に昇温後、フェニルメタクリレート18
0部、メチルメタクリレート60部、n−ブチルメタク
リレート207部、n−ブチルアクリレート30部、2
ヒドロキシ工チルメタクリレート117部、メタクリル
酸6部、アゾビスイソブチロニトリル18部のモノマー
混合物を4時間かけて滴下し、さらにアゾビスイソブチ
ロニトリル0.6部を4回添加し、9時間後に酢酸ブチ
ル100.2部を添加冷却し、固形分60.3%、粘度
z3、酸価4.0、分子i (Mw) = 18. O
OOの樹脂溶液を得た。得られた樹脂溶液100部に対
して酸化チタン(CR−90:石原産業(株)製)を6
3部、トルエン/キシレン/酢酸ブチル/セロソルブア
セテ−) = 35/35/2515 (重量比)のシ
ンナー37部、ガラスピーズ200部をステンレスカッ
プに入れ高速分散機で15分間分散し、さらにポリイソ
シアネート(スミジュールN75:住人バイエルウレタ
ン社製)を22.7部追加し、フォードカッブナ4で1
3秒に前記シンナーで希釈し塗料を得た。
比較例3 実施例1と同様の反応条件で、モノマー混合物のみをス
チレン180部、メチルメタクリレート60部、n−ブ
チルメタクリレート207部、n−ブチルアクリレート
30部、2ヒドロキシ工チルメタクリレート117部、
メタクリルe6部、アゾビスイソブチロニトリル18部
にして重合を完了させ、固形分60.5%、粘度z1、
酸価4.0、分子量(Mw)−17,000の樹脂溶液
を得た。得られた樹脂溶液を用い実施例2と同様の処方
で塗料を得た。
実施例3 攪拌棒、温度計、還流コンデンサーを取り付けた四ツ目
フラスコにn−ブタノール120部、キシレン360部
を仕込み120℃に昇温しフェニルメタクリレート24
0部、n−ブチルメタクリレ−)180fW、n−ブチ
ルアクリレート78部、2ヒドロキシ工チルメタクリレ
ート90部、メタクリル酸12部、アゾビスイソブチロ
ニトリル16部からなるモノマー混合物を4時間かけて
滴下し、さらにアゾビスインブチロニトリル06部を4
回添加し、9時間後にキシレン120部を添加冷却し、
固形分50.1係、粘度L、酸価6,4、分子量(Mw
) = 16.OOOの樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液100部に対して酸化チタン(CR−
90:石層産業(株)製)54.5部、ガラスピーズ1
50部をステンレスカップに入れ高速分散機で15分間
分散し、これにメラミン樹脂(ニーパン208E :三
井東圧社製)を27.8部入れ、キシレン/酢酸ブチル
/ブチルセロソルブ/ツルペッツ+150=70/10
/10/10 (重量比)からなるシンナーでフォード
カップ+4で13秒になるよう希釈して塗料を得た。
比較例4 実施例3と同様の反応条件で、モノマー混合物のみをス
チレン240部、n−ブチルメタクリレ−)180部、
n−ブチルメタクリレート180部、n−ブチルアクリ
レート78部、2ヒドロキシ工チルメタクリレート90
部、メタクリル酸12部、アゾビスイソブチロニトリル
16部に変え重合を完了させ固形分504%、粘度M、
酸価6J、分子量(Mw) −18,OOOの樹脂溶液
を得た。
得られた樹脂溶液を用い、実施例3と同様の処方で13
秒になるよう希釈して塗料を得た。
比較例5 実施例5と同様の反応条件で、モノマー混合物のみをメ
チルメタクリレート240部、n−ブチルメタクリレー
ト180部、n−ブチルアクリレート78部、2ヒドロ
キシ工チルメタクリレート90部、メタクリル酸12部
、アゾビスイソブチロニトリル16部に変え重合を完了
させ固形分50.9係、粘度P、酸価62、分子量(M
w) =16.000の樹脂溶液を得た。得られた樹脂
溶液を用い、比較例4と同様の処方で13秒になるよう
希釈して塗料を得た。
以上の実施例1〜3、比較例1〜5の塗料をリン酸化成
処理した軟鋼板に2液ウレタン系プライマーサーフェー
サーを塗布水研ましたナストノ4ネ   “ルに、膜厚
が50μになるようにスプレー塗装し、乾燥後の外観、
耐候性を評価し、結果を表−1に示す。この結果より本
発明により得られたアクリル系被覆組成物を使用した塗
料の塗膜性能は外観及び耐候性が非常に良好である。な
お、以上の実施例、比較例にお−で樹脂溶液の粘度は、
ガードナー粘度(25℃)を基準として評価した。
実施例4〜8 A、メタリックベースコート用エナメル■の作成下記の
配合により13秒/ FC=ll−4を有するメタリッ
クベースコート用エナメルIを作成した。
計                491.3B、ク
リヤートップコート用塗料の作成表−2に示すモノマー
組成を有する本発明の共重合体からなるクリヤーコート
用樹脂を用いて、下記の配合により調整し、シンナーと
してツルペッツ≠100を用いた。塗装粘度30秒/F
C+4を有するクリヤートップコート用塗料を作成した
ニーパン20SE            50.0C
,2コート1ベークメタリツク系塗板の作成脱脂及び燐
酸化成処理を行った軟鋼板に、自動車用電着プライマー
及び中塗りザーフェーザーを塗って得られた塗板に、上
記Aで得られたメタリックベースコート用エナメルIを
乾燥膜厚が15μになるように塗装し、3分間セットし
、次いで上記Bで得られたクリヤートップコート用塗料
を乾燥膜厚が25〜30μになるようウェット・オン・
ウェットにより塗装し、10分間放置したのち、140
℃×30分加熱硬化させ、2コート1ベーク系メタリツ
ク塗膜を得た。評価結果を表−2に示すが、本発明によ
る塗膜は、外観及び耐候性において優れた性能を発揮す
ることが明瞭である。
比較例6・7                   
・。1笑施例4と同様の方法でメタリックベースコート
用エナメルIを用い、クリヤード、プコート用塗料を変
更し、表−2に示す組成の比較樹脂を用いた2コート1
ベーク系メタリ、ツク塗膜を得た。
表−2の結果から外観と耐候性のバランスが発現されな
いことがわかる。
−45′I 〔発明の効果〕 本発明のアクリル系被覆用材料は、塗料%に自動車上塗
り塗装用等のクリヤー塗料、エナメル塗料の塗膜形成要
素として有用であり、従来に比べ耐候性並びに外観がバ
ランス良く向上した塗膜を得ることができる新規な被覆
用材料である。本発明のアクリル系被覆用材料は、また
、インキ展色剤、接着剤等への用途もあり、産業上幅広
い利用分野を有するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェニルアクリレート及び/又はフェニルメタク
    リレート4〜80重量部及び他の共重合可能なモノマー
    20〜96重量部から成るモノマー混合物を共重合して
    得られる共重合体から成ることを特徴とするアクリル系
    被覆用材料。
  2. (2)他の共重合可能なモノマーとして、水酸基含有モ
    ノマーを4〜40重量%分含むモノマー混合物を用いる
    特許請求の範囲第(1)項記載のアクリル系被覆用材料
JP26547384A 1984-12-18 1984-12-18 アクリル系被覆用材料 Pending JPS61145260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26547384A JPS61145260A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 アクリル系被覆用材料

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JP26547384A JPS61145260A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 アクリル系被覆用材料

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ID=17417655

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JP26547384A Pending JPS61145260A (ja) 1984-12-18 1984-12-18 アクリル系被覆用材料

Country Status (1)

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JP (1) JPS61145260A (ja)

Cited By (4)

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