JPS61108462A - 金型の冷却方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ダイカスト鋳造などに用いられる金型の冷却
方法に関するものである。

〈従来の技術〉 従来、金型を冷却する場合、金型の冷却用穴内に給水ホ
ースと連結させた冷却バイブを挿し込み、冷却水を連続
して循環供給させていた。

従って、従来の金型冷却方法では、厳密な水漏対策を施
さなければならないと同時に、冷却水が流れ過ぎて金型
を冷し過ぎることがあるなどの不便欠点があり、しかも
細い成型用ビンなどの冷却が非常に難しいと言った欠点
があった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明はこの様な従来の不便欠点に鑑みてなされたもの
であり、冷部パイプを使って冷却水を循環供給させるの
ではなく、気化熱によって金型冷却を行ない、従って従
来のような水漏対策が一切不要となり、冷し過ぎの心配
がなく、細い成型用ビンでも効果的に冷却することが出
来る、金型の冷却方法を提供せんとするものである。

く問題点を解決するための手段〉 係る目的を達成する本発明金型の冷却方法は、金型の冷
却用穴内に水滴又は霧を噴出させるよ　　。

うにした事を特徴としたものである。

く作用〉 金型の冷却用穴内に水滴又は霧を噴出させると、その水
滴又は霧は高温になった金型に触でほとんど瞬間的に蒸
発し、気化熱によって金型を冷却するものである。

〈実施例〉 以下、本発明実施の一例を図面に基づいて説明する。

図中（１）は金型であり、この金型（１）に従来と同様
の冷却用穴（２）を穿ち形成しである。尚、図示例の場
合、金型（１）に成型用ビン（３）を嵌め込み、その成
型用ビン（３）に冷却用穴（２）を穿ち形成したもので
ある。

そして、金型（１）の冷却用穴（２）内にはパイプ（４
）を挿入させるか或いは臨ませ、パイプ（４）から金型
（１）の温度に応じて一定量の水滴又は＊＜ａ＞を鋳造
（成型）のタイミングに合わせて噴出させるものである
。パイプ（４）から水滴又はｆｉ（ａ）を噴出させる手
段は従来周知のものを採用し得る。図示例の手段は、パ
イプ（４）を、エアー源（図示せず）に接続したエアー
用パイプ（４ａ）と、水槽（５）に接続した水用パイプ
（４ｂ）に接続せしめ、水槽（５）の水（ｂ）をパイプ
から霧（ａ）にして噴出させるようにしたものである。

尚、図示しなかったが、冷却用穴（２）内の蒸気を回収
して水槽（５）に戻すようにしても良い。

而して、鋳造（成型）のタイミングに合せて、換言すれ
ば、最も金型の冷却を必要とするタイミングに合せて、
パイプ（４）から冷却用穴（２）内に金型（１）の温度
に応じたＩＩ＜金型に触れたら立ち所に蒸発しうる量）
の水滴又は霧（ａ　）を噴出させる。すると、水滴又は
霧（ａ　）は高温の金型に触でほとんど瞬間的に蒸発し
、その際の気化熱によって金型（１）を冷却するもので
ある。この時、水滴又は！（ａ）は連続して噴出させる
必要はなく、最も金型の冷却を必要とする時期にのみ噴
出させ、後は停止させて置くものである。

〈発明の効果〉 本発明金型の冷却方法によれば、以下の効果を奏する。

■冷却用穴内に冷却水を循環供給させないので、従来の
ような水漏対策が一切不要になる。従って、金型の設備
、保安が容易となり、コストの低減化を図ることが出来
る。

■金型の冷し過ぎの心配が全くなくなる。

■非常に細い成型用ビンでも効果的に冷却することが出
来る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例を示す断面図である。 図中、（１）は金型、（２）は冷却用穴、である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金型の冷却用穴内に水滴又は霧を噴出させるようにした
   事を特徴とする金型の冷却方法。