JPS6088605A - 低騒音タイヤ - Google Patents
低騒音タイヤInfo
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- JPS6088605A JPS6088605A JP58196782A JP19678283A JPS6088605A JP S6088605 A JPS6088605 A JP S6088605A JP 58196782 A JP58196782 A JP 58196782A JP 19678283 A JP19678283 A JP 19678283A JP S6088605 A JPS6088605 A JP S6088605A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pitch
- subordinate
- elements
- main
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0318—Tread patterns irregular patterns with particular pitch sequence
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はタイヤ周方向に設ける1(¥溝の模様構成単位
のピッチ長さの比を開型することを基本として、走行時
のノイズを低減した低騒音タイヤに関する。 近年自動車の低騒音化のUniとともにタイヤにおいて
もその転勤騒音を軽減することが希求されている。 一般にタイヤトレッドに形成される周方向の溝は、溝模
様のくり返し単位である模様構成単位を周方向に連続さ
せくり返すことにより形成しており、そのためタイ十転
動の際、接地面との間で生じる溝中に含まれる空気の周
期的な圧縮、開放、又は模様構成単位ごともしくはその
複数次ごとのパルス的振動によって空気に粗密波が生し
、いわゆるパンピング音に基づくパターンノイズが発生
する。このパターンノ・Cズを軽減するため、パターン
ノイズを広い周波数域に分散させ騒音を緩和するべり、
模様構成単位を調整することが知られている。これは数
種類のピッチ長さの異なるジグザグ成分を用いて模様構
成単位を形成することによって、タイヤ転勤時に発生す
るパルス的Mへ、及び振動の時間間隔を変化させ、特定
周波数への音の集中を防止するようにしたものではある
が、従来の模様構成単位は、短いピッチ長さのジグザグ
成分である従エレメントに対して整数倍長さのジグザグ
成分即ち主エレメントを用いるなど、模様構成単位は外
観の見映え、作り易さ等により主として定められ、その
手法は理論的に確立されたものではなく、所望の効果を
奏しうるちのではなかった。 他方、タイヤのトレンドデザインは制動性、操縦性、耐
摩耗性等の緒特性に極めて重要な影響を及ぼす。 本発明は模様構成単位について研究を重ねた結果完成し
たものであり、タイヤ特性を維持しつつ低騒音化を可能
とする低騒音タイヤの提供を目的としている。 本発明は、タイヤトレンド面に少なくとも2本の周方向
にのびる縦溝を有し、該縦溝の少なくとも1つは1個の
主エレメントと1個以上の従エレメントからなる模様構
成単位を用いて構成されかつ全ピッチ長さの異なる2種
以上の模様構成単位を含むとともに、少なくとも2つの
縦溝は、該縦溝に含まれる模様構成単位の開数が岡なり
、更に各模様構成単位の主ニレメン1−のピッチ1:)
さくRm)は、従エレメントのピッチ長さくRs)より
もそれぞれ大(Rm>I?s)であり、又各模様構成単
位の主エレメントのピッチ長さR+nと該模様構成単位
に含まれる各従エレメントのピッチ長さRsの各ピッチ
区さの比(rP=Eンs / Rnt )は0、15
< r P < 0.7の範囲にある(1(騒音タイヤ
である。 以下本発明の一実施例をし1面に従って説明する。 第1図は本発明の低騒音タイ中1の1−シソ1′面の一
部展開回であり、低騒音タイヤlは本実施例では、周方
向にのびる例えば4本の縦溝G1G1、G2、G2を具
え、縦溝G1.、Glはタイ−1ツ赤道Cを挟んでその
両側に、又縦溝02、G2は、タイヤの両側縁に沿い、
夫々略等間隔に配置され、各向き合う縦溝G1、Gl、
縦溝G2、G2はタイヤ赤道C上の点を中心として対称
形状に配される。 該縦溝Glは、本例では、第2図(a)〜(C)に示す
、各主エレメントMll、M12、M2C(総称すると
き主エレメントM1という)に、各1つの従エレメント
Sll、312、S13 (総称するとき従エレメント
S1という)とからなる3つの模様構成単位pH、p1
2、p13 (総称するとき模様構成単位p1という)
を順次配列して形成され、又縦溝G2は、第2図(d)
〜(f)に示すように、各主エレメントM21、M22
、M23(総称するとき主エレメントM2という)に各
2つの従エレメント5211.5212、従エレメント
5221.5222、従エレメント5231.3232
(前のグループの従エレメント5211.5221.
5231をS2aと、後のグループの従エレメント52
12.5222、.5232を、従エレメントS2bと
総称し、又全体として総称するとき従エレメントS2と
いう)を組合わせた3つの模様構成単位p21、p22
、p23 (総称するとき模様構成単位p2という)と
を組合わせて形成し°ζいる。なお各記号において、ロ
ーマ字は種類を、次の数字は縦溝Gi、G2を区別し、
さらに次の数字は、従エレメントを区分して示すととも
に、主エレメントMi M2を主エレメントMと、従エ
レメントS1、S2を従ニレメン)Sと、模様構成単位
p1、p2を模様構成単位pと総称する。 又主ニレメン1−M1は、主エレメントMll、M12
、M13の順にそのピンチ長さI?mll、Rm12、
Rm13(ピッチUさR+n Iと総称する)が、又従
エレメントS1は、従ニレメンI−S11.312.1
13の順にそのピンチ長さR511、R512、R51
3(ピッチ長さ1ンs1と総称する)が増す。又主エレ
メントM2は、主エレメントM21、M22、M23の
順にそのピンチ長さRm21、Rm 22、Rm23
(1?m2と総称する)が、又従エレメントS2aは、
従エレメント5211.5221.5231の順に夫々
のピッチ長さR5211、Rs 221、T? s 2
31 (ピッチ長さR52aと総称する)が、又17L
エレメントS2bは、従ニレメンl−S 212.52
22.5232の順に夫々のピッチ長さR5212、R
3222、R5232(ピッチ長さR52bと総称する
)が夫々長くなっている。ピンチ長さRs 2 a −
、Rs 2 bを合わせてRs2と総称する。 従って各模様構成単位p1、p2は、模様構成単位pH
、R12、R13の順に、その全長即ち全ピンチ長さL
ll、L12、た13 (総称するとき全ピッチ長さL
lという)が順次増大し、又模様構成単位P2は、模様
構成単位p21、R22、R23の順に全ピンチ長さR
21、R22、R23(総称するときR2という)が長
くなる。 全ピッチ長さLl、R2を合わせて全ピッチ長さしと称
する。 なお本例では各主エレメントM1、M2、従ニレメン)
Sl、S2は略同−角度で傾斜した山形状をなし従って
模様構成単位pはジグザグ状に形成される。なお模様構
成単位pは後記するごとく、その主エレメントM1従ニ
レメンl−Sに、タイヤ赤道面Cと平行な成分を有する
もの等、種々なものが採用できる。 本発明は、それぞれの縦溝G1、Gi G2、G2に起
因するノイズを模様構成Qj位pを主エレメントMと従
ニレメン+−Sとに分割することにより、ノイズの分散
を図っている。夕・fヤの転勤時のパターンノイズは、
模様構成単位pごとに周期的に、接地面で生じるパンピ
ング音に起因するが、この模様構成単位pによる音はそ
れぞれの1次、2次、3次等の音において鋭いピークが
41:じ耳ざわりな騒音となるものである。従って鋭い
ピーク音の発生を緩和するため、模様構成中位pを主エ
レメントMと、従エレメントSとに分Fi!l L、か
つ主エレメントMのピッチ長さRm(主系レメントのピ
ッチ長さを総称するときピッチ長さRsnという)と従
エレメントSのピッチ長さl’? s (it(lニレ
メン1へのピッチ長さを総称するときビソヂレざR3と
いう)のピッチ長さの比r P即ちr I’ = Rs
/ Rmを、0.15〜0.7の範囲に設定し7ている
のである。なお模様構成単位pに2〜4の従エレメント
Sを有するときには、模様構成単位pに含まれる各従エ
レメントSのピンチ長さRsについて、前記ピンチ長さ
の比rPを夫々同範囲に設定する。 ノイズの分散について、まず、第2図(a)〜(C)に
拡大して示す縦溝Glの模様構成単位を例にとり説明す
る。 縦溝G1は、前記のごとく、各1個の主エレメントMl
と従エレメントSlからなる模様構成単位plを有して
おり、このような模様構成単位p1について騒音レベル
とピッチ長さの比rP1 (総称するときピッチ長さの
比rPという)の関係をコンピュータシミュレーション
によりめると第3図に示すよ・うに、1次から5次まで
の音はそれぞれピンチ長さの比rPとともに正弦波的に
変化している。ここでピッチ長さの比rPが0即ち主ニ
レメン1−M1のみの場合には1次成分が主要なノイズ
源となる。反面、ピッチ長さの比rPが1の場合即ち主
エレメントM1と従エレメントS1のピッチ長さRm
1、Rslが同じときには、2次成分が主要なノイズ源
となる。なお・、主エレメントMの個数と従エレメント
Sの個数を合計した次数成分の音がピンチ長さの比rP
が1のときの主要なノイズ源となるのである。 第2図(a)〜(c)の模様構成t1″を位piのタイ
ヤの場合には、2次成分の音が最も重要となり、この成
分の騒音レベルの最も低い範囲は、ピッチ長さの比(r
P)が0.15〜0.7となるのである。 さらに第3図において、2次から5次までの各次数成分
はピッチ長さの比rI’lが1/4.1/3.1/2.
2/3 の位置でピーク値となることが認められる。へ
れは主ニレメンl−Mと従エレメントSによる音が同期
することに起因するものである。 −なおコンピュータシミュレーシ巧ンに11!う同期の
条件は次のようにしてめることができる。 主エレメントM1と従ニレメンl−3lを、それらのタ
イヤの軸方向での長さ寸度即りピッチ高さHml、Hs
lと等しい強さのパルス列Um l 。 Uslで夫々おきかえる。そし゛にれを次式によってハ
ーモニクス解析を行・う。 I n = Co Σ WIC・ e’ Lコースにに
=1 ここでHn:n次ハーモニクス成分 co!正規化定数 Wl
のピッチ長さの比を開型することを基本として、走行時
のノイズを低減した低騒音タイヤに関する。 近年自動車の低騒音化のUniとともにタイヤにおいて
もその転勤騒音を軽減することが希求されている。 一般にタイヤトレッドに形成される周方向の溝は、溝模
様のくり返し単位である模様構成単位を周方向に連続さ
せくり返すことにより形成しており、そのためタイ十転
動の際、接地面との間で生じる溝中に含まれる空気の周
期的な圧縮、開放、又は模様構成単位ごともしくはその
複数次ごとのパルス的振動によって空気に粗密波が生し
、いわゆるパンピング音に基づくパターンノイズが発生
する。このパターンノ・Cズを軽減するため、パターン
ノイズを広い周波数域に分散させ騒音を緩和するべり、
模様構成単位を調整することが知られている。これは数
種類のピッチ長さの異なるジグザグ成分を用いて模様構
成単位を形成することによって、タイヤ転勤時に発生す
るパルス的Mへ、及び振動の時間間隔を変化させ、特定
周波数への音の集中を防止するようにしたものではある
が、従来の模様構成単位は、短いピッチ長さのジグザグ
成分である従エレメントに対して整数倍長さのジグザグ
成分即ち主エレメントを用いるなど、模様構成単位は外
観の見映え、作り易さ等により主として定められ、その
手法は理論的に確立されたものではなく、所望の効果を
奏しうるちのではなかった。 他方、タイヤのトレンドデザインは制動性、操縦性、耐
摩耗性等の緒特性に極めて重要な影響を及ぼす。 本発明は模様構成単位について研究を重ねた結果完成し
たものであり、タイヤ特性を維持しつつ低騒音化を可能
とする低騒音タイヤの提供を目的としている。 本発明は、タイヤトレンド面に少なくとも2本の周方向
にのびる縦溝を有し、該縦溝の少なくとも1つは1個の
主エレメントと1個以上の従エレメントからなる模様構
成単位を用いて構成されかつ全ピッチ長さの異なる2種
以上の模様構成単位を含むとともに、少なくとも2つの
縦溝は、該縦溝に含まれる模様構成単位の開数が岡なり
、更に各模様構成単位の主ニレメン1−のピッチ1:)
さくRm)は、従エレメントのピッチ長さくRs)より
もそれぞれ大(Rm>I?s)であり、又各模様構成単
位の主エレメントのピッチ長さR+nと該模様構成単位
に含まれる各従エレメントのピッチ長さRsの各ピッチ
区さの比(rP=Eンs / Rnt )は0、15
< r P < 0.7の範囲にある(1(騒音タイヤ
である。 以下本発明の一実施例をし1面に従って説明する。 第1図は本発明の低騒音タイ中1の1−シソ1′面の一
部展開回であり、低騒音タイヤlは本実施例では、周方
向にのびる例えば4本の縦溝G1G1、G2、G2を具
え、縦溝G1.、Glはタイ−1ツ赤道Cを挟んでその
両側に、又縦溝02、G2は、タイヤの両側縁に沿い、
夫々略等間隔に配置され、各向き合う縦溝G1、Gl、
縦溝G2、G2はタイヤ赤道C上の点を中心として対称
形状に配される。 該縦溝Glは、本例では、第2図(a)〜(C)に示す
、各主エレメントMll、M12、M2C(総称すると
き主エレメントM1という)に、各1つの従エレメント
Sll、312、S13 (総称するとき従エレメント
S1という)とからなる3つの模様構成単位pH、p1
2、p13 (総称するとき模様構成単位p1という)
を順次配列して形成され、又縦溝G2は、第2図(d)
〜(f)に示すように、各主エレメントM21、M22
、M23(総称するとき主エレメントM2という)に各
2つの従エレメント5211.5212、従エレメント
5221.5222、従エレメント5231.3232
(前のグループの従エレメント5211.5221.
5231をS2aと、後のグループの従エレメント52
12.5222、.5232を、従エレメントS2bと
総称し、又全体として総称するとき従エレメントS2と
いう)を組合わせた3つの模様構成単位p21、p22
、p23 (総称するとき模様構成単位p2という)と
を組合わせて形成し°ζいる。なお各記号において、ロ
ーマ字は種類を、次の数字は縦溝Gi、G2を区別し、
さらに次の数字は、従エレメントを区分して示すととも
に、主エレメントMi M2を主エレメントMと、従エ
レメントS1、S2を従ニレメン)Sと、模様構成単位
p1、p2を模様構成単位pと総称する。 又主ニレメン1−M1は、主エレメントMll、M12
、M13の順にそのピンチ長さI?mll、Rm12、
Rm13(ピッチUさR+n Iと総称する)が、又従
エレメントS1は、従ニレメンI−S11.312.1
13の順にそのピンチ長さR511、R512、R51
3(ピッチ長さ1ンs1と総称する)が増す。又主エレ
メントM2は、主エレメントM21、M22、M23の
順にそのピンチ長さRm21、Rm 22、Rm23
(1?m2と総称する)が、又従エレメントS2aは、
従エレメント5211.5221.5231の順に夫々
のピッチ長さR5211、Rs 221、T? s 2
31 (ピッチ長さR52aと総称する)が、又17L
エレメントS2bは、従ニレメンl−S 212.52
22.5232の順に夫々のピッチ長さR5212、R
3222、R5232(ピッチ長さR52bと総称する
)が夫々長くなっている。ピンチ長さRs 2 a −
、Rs 2 bを合わせてRs2と総称する。 従って各模様構成単位p1、p2は、模様構成単位pH
、R12、R13の順に、その全長即ち全ピンチ長さL
ll、L12、た13 (総称するとき全ピッチ長さL
lという)が順次増大し、又模様構成単位P2は、模様
構成単位p21、R22、R23の順に全ピンチ長さR
21、R22、R23(総称するときR2という)が長
くなる。 全ピッチ長さLl、R2を合わせて全ピッチ長さしと称
する。 なお本例では各主エレメントM1、M2、従ニレメン)
Sl、S2は略同−角度で傾斜した山形状をなし従って
模様構成単位pはジグザグ状に形成される。なお模様構
成単位pは後記するごとく、その主エレメントM1従ニ
レメンl−Sに、タイヤ赤道面Cと平行な成分を有する
もの等、種々なものが採用できる。 本発明は、それぞれの縦溝G1、Gi G2、G2に起
因するノイズを模様構成Qj位pを主エレメントMと従
ニレメン+−Sとに分割することにより、ノイズの分散
を図っている。夕・fヤの転勤時のパターンノイズは、
模様構成単位pごとに周期的に、接地面で生じるパンピ
ング音に起因するが、この模様構成単位pによる音はそ
れぞれの1次、2次、3次等の音において鋭いピークが
41:じ耳ざわりな騒音となるものである。従って鋭い
ピーク音の発生を緩和するため、模様構成中位pを主エ
レメントMと、従エレメントSとに分Fi!l L、か
つ主エレメントMのピッチ長さRm(主系レメントのピ
ッチ長さを総称するときピッチ長さRsnという)と従
エレメントSのピッチ長さl’? s (it(lニレ
メン1へのピッチ長さを総称するときビソヂレざR3と
いう)のピッチ長さの比r P即ちr I’ = Rs
/ Rmを、0.15〜0.7の範囲に設定し7ている
のである。なお模様構成単位pに2〜4の従エレメント
Sを有するときには、模様構成単位pに含まれる各従エ
レメントSのピンチ長さRsについて、前記ピンチ長さ
の比rPを夫々同範囲に設定する。 ノイズの分散について、まず、第2図(a)〜(C)に
拡大して示す縦溝Glの模様構成単位を例にとり説明す
る。 縦溝G1は、前記のごとく、各1個の主エレメントMl
と従エレメントSlからなる模様構成単位plを有して
おり、このような模様構成単位p1について騒音レベル
とピッチ長さの比rP1 (総称するときピッチ長さの
比rPという)の関係をコンピュータシミュレーション
によりめると第3図に示すよ・うに、1次から5次まで
の音はそれぞれピンチ長さの比rPとともに正弦波的に
変化している。ここでピッチ長さの比rPが0即ち主ニ
レメン1−M1のみの場合には1次成分が主要なノイズ
源となる。反面、ピッチ長さの比rPが1の場合即ち主
エレメントM1と従エレメントS1のピッチ長さRm
1、Rslが同じときには、2次成分が主要なノイズ源
となる。なお・、主エレメントMの個数と従エレメント
Sの個数を合計した次数成分の音がピンチ長さの比rP
が1のときの主要なノイズ源となるのである。 第2図(a)〜(c)の模様構成t1″を位piのタイ
ヤの場合には、2次成分の音が最も重要となり、この成
分の騒音レベルの最も低い範囲は、ピッチ長さの比(r
P)が0.15〜0.7となるのである。 さらに第3図において、2次から5次までの各次数成分
はピッチ長さの比rI’lが1/4.1/3.1/2.
2/3 の位置でピーク値となることが認められる。へ
れは主ニレメンl−Mと従エレメントSによる音が同期
することに起因するものである。 −なおコンピュータシミュレーシ巧ンに11!う同期の
条件は次のようにしてめることができる。 主エレメントM1と従ニレメンl−3lを、それらのタ
イヤの軸方向での長さ寸度即りピッチ高さHml、Hs
lと等しい強さのパルス列Um l 。 Uslで夫々おきかえる。そし゛にれを次式によってハ
ーモニクス解析を行・う。 I n = Co Σ WIC・ e’ Lコースにに
=1 ここでHn:n次ハーモニクス成分 co!正規化定数 Wl
【:パルス…のつけ定数
L :模様構成単位の全ピッチ長さ
+c :I(ft)目のエレメント(k=lのときは主
エレメント) N’ :J’r1様措成−1i位内ノエレメン1(17
a数Rm:主コニレメントのピッチ−長さ Rs:従エレメントのピッチ長さ Xk:パルスの位置 n :整数 前記において主エレメントM1と従エレメントS1の同
期する条件は そこで 寄4率は低下するためn≦5とする。 従ってn=1.2.3.4.5かつj<nかつJ/(n
=j)<1を満足するピッチ長さの比rPをめると1/
4.1/3.1/2.2/3の4列がまりこれが前記の
騒音のピーク位置となるのである。従っ″ζピッチ長さ
の比r Pが前記の数値にならないようにすることが重
要であるが、さらにこのピークの位置からピッチ区さの
比r Pの値が上、下の0.025の範囲内に包含され
ないことが望ましく、従っ゛ζピッチ長さの比rPは次
の排除範112If (N)から除外される。 1/4−0.025≦N≦1 / 4 ++1.025
1/3−0.025≦N≦1 / 3 ++1. +1
251/2−0.025≦N≦1 / 2−j−0,(
+ 252/3−0.025≦N≦2 / 3 +(1
,(125即ち排除範囲Nは、0.225以上かつ0.
275以下、0.308以上かつ0.358以下、0.
475以上かつ0.525以下、0.642以」二かつ
0.692以下となる。 次に縦溝G2について説明する。l1if溝G2ば、前
記のごとく、第2図(d)〜([)に示すように、1個
の主エレメントM2と2個のピッチ長さRs 2a、、
R82bO)Rなる従エレメント32a。 S2bを組み合わせた模様構成単位p2を具えている。 この縦溝G2のピッチ長さの比rPと騒音レベルの関係
は前述の式にしたがって同様にめることができる。この
場合縁iG2は1個の主エレメントM1と2個の従ニレ
メンl−32a、32bの組合せであり両者の合計個数
3の次数の範囲で騒音レベルは最も低くなる。 また模様構成単位p中の主ニレメン)Mと従ニレメンl
−Sのピッチの高さHml、Hs21、R322即ち前
記したごとく、主エレメントMと従エレメントSのタイ
ヤ軸方向においてその両端815を挟む長さは、その比
(rH=Hs/Hm)が0゜2〜0.7の範囲であるこ
とが必要である。なお模様構成単位pが、l1itiG
2のように、複数個の従エレメント32a、S2bを有
するときには、各従エレメントS’2aSS2bごとの
ピッチ高さHs21、Hs22について、前記ピッチ高
さの比r Hを夫々同範囲に設定する。これは、ピンチ
の高さの比rHを前記ピッチ長さの比r Pとl1l)
等しい範囲に設定することによって、主ニレメンI−M
と従ニレメンl−Sの各高さをそのピッチ長さと略相似
させ、縦溝G1、G2における溝の傾斜角度を略均−化
している。これはパターン剛性の変化を少なくし、偏摩
耗への悪い影響を防止するためと、更に従エレメントの
ピッチ高さが1n1くなると傾斜角度が大きくなり、騒
音レベルも増大するのを防ぐためである。 このように本発明の低騒音タイ−1・は、各縦溝を構成
する模様構成単位pの各エレメント形状、ピンチ長さR
m、Rs等を調整するとともに、異なった模様構成単位
pを有する縦?FJG1、G2を2種類以上組合せるこ
とにより、ノイズを効果的に分散することを可能とした
ものである。なお一方の縦溝の模様構成単位pに従ニレ
メン!・Sを設けないことによって異なる模様構成り1
位pとすることもできる。 次に、縦溝G1及び縦溝G2の各模様構成単位p1、p
2は、第2図(a)〜第2図(f)に示される如く、例
えば3種類の異なった全ピンチ長さを有する。さらに縦
溝G1の模様構成単位p1の全ピッチ長さLll、L1
2、■、13、縦溝G2の模様構成単位p2の全ピンチ
長さL21、L22、L23は、夫々順次長さを増すご
とく形成される。又模様構成単位p1の全ピッチ長さL
lが模様構成単位p2の全ピッチ長さL2よりも短いこ
とによって、各縦溝G1、G2の全長に含まれる模様構
成単位pi、p2の個数、mlち単位個数N1、N2が
異なっている。 更に縦溝G1、G2に含まれる主エレメントM1、M2
及び従エレメントS1、S2a、S2bを各グループと
して、グループに含まれるエレメントの長さの短い順に
グループ分けし、ピッチ長さRml、Rm ”l、Rs
l、R52a、R52bの長さの順に配列すると次の関
係にある。 ■ 縦F)G2の短い方の従エレメントS2bのグルー
プ(ピッチ長さR5232>R5222>R5212) ■ If(溝GIの従エレメントS1のグループ(Rs
1 3>R512>Iマ S 11〉■ 縦溝G2の
長い方の従ニレメンl−32aのグループ(Rs231
>R5221>R5211) ■ 縦i01の主エレメントM】のグループ(Rml
3>Rrnl 2>Rrnl l)■ 縦溝G2の主ニ
レメンI M 2のグループ(Rm23>Rm22>R
rn21) 従って各エレメントのピッチ77、さの短い方から配列
すると、R5212、Rs 222、R5232、R5
1l、Rs 12、■マs13、l? s 211、R
5221、Rs 231.Rntl l、Rml 2、
Rml3、Rm21、Rm 22、Rnt 23となる
。 そこで相前後する各エレメントのピッチ長さの比pQ
(Rs222/Rs2]2 、17 !1 2 3 2
/R222−−一、Rm22/Rm21.Rtn23/
Rm22)はいずれも1.05〜1.25の範囲に含ま
せている。 又前記グループ■〜q)に区分分りして短い順、即ちグ
ループ■〜■に並べたとき、隣り合う2つのグループ、
例えばグループ■、■の、短いグループ■に属する各エ
レメントの中で最長ピンチのもの(Rs232)と、長
いグループ■に属する各エレメントの巾で最短ピンチの
もの(Rsll)とのピッチ長さの比p’l’ (Rs
11/Rs 232)は、1.0≦1゛≦1.3の範
囲に設定され、本発明では、この関係を充足するグルー
プを2つの縦溝に少なくとも3群具えさせる。 ピンチ長ざの比pT、pQを前述の如く規定したのは、
いずれもピッチ長さの比p’I’、pQが大きすぎると
、模様構成単位間p、あるいは主エレメントM、従エレ
メントS相互間でピンチ長さRmSR5の差に起因する
パターン剛性の差が大きくなり、偏摩耗等が生じる欠点
がある。一方ピッチ長さの比pT、pQが小さすぎると
、ノイズ分散が効果的でなく、複合縦溝を採用した効果
が期待できない。 このように本発明は縦溝に複合模様を採用するとともに
模様構成単位及び主エレメント、従エレメントのピッチ
長さを調整することによりノイズの大巾な低減を達成し
たものである。 なお本発明では模様構成単位の形状はジグザグ形状に必
ずしも限定されるものではなく、第4図(a)〜第4図
(h)に示す各種の変形例が採用しうる。 実施例 1 タイヤサイズ7.50−15・81) 120月、/T
タイヤで、トレッドデザインが、第1図に示す各模様構
成単位p1、p2の縦溝G1、G2をaする実施別品と
、第5図に示す、長さの異なる3つの主ニレメン)Mの
みからなる模様構成単位p51、p52、p53をくり
返した(全ピッチ長さLL、L2、L3)の縦溝G5を
有する比較別品1と、第6図に示す夫々ピッチ長さの異
なる各1 f17iIの主エレメントM3、M4と各1
個の従エレメントS3、G4を有し全ピッチ長さLl、
I、2、L3の異なる模様構成単位p31、p 32、
p33、p41p42、p43を有する縦溝G3、G4
を備えた比較別品2(縦溝G3、G3、G4、G4はそ
れぞれ赤道面Cに対して点対称に配列されている)のタ
イヤを、それぞれ第1表、第2表に示す仕様にて試作し
た。 そして、騒音試験、耐摩耗性、操縦安定性及び高速耐久
性について評価した。 耐摩耗性、操縦安定性、高速耐久性については第3表に
比較例1を100として指数で評価している。又騒音試
験については、第7図に、各場合の騒音レベルの走行速
度による影響を示すとともに、第8図には、80km/
時でのそれらの騒音レベルの周波数依存性を示している
。実施別品は騒音レベル低減、音の分散度に関し大幅に
改善されていることが認められる。 なお操縦安定性、耐摩耗性、高速耐久性及び騒音試験の
試験条件は次の通りである。 (1)操縦安定性 前後輪7.50−158PRのタイヤについて、内圧は
フロンI−2,4kg/ctA、リヤー3.25kg
/ ctlとして、実車フィーリングテスト(安定性、
操縦性)を3人のテストライバーで実施し、3点評価法
で結果を集計した。 第 3 表 (2) 耐摩耗性 実使用テストにおいて30.000 km走行後のクラ
ウン部のI!溝の残溝を測定して評価した。 (3)高速耐久性 内圧4.25 kg/all、荷重980kg/タイヤ
条件で、直径1.6mの表面が平滑なスチールドラム上
で80廊/時の速度から開始し、30分間異常なく走行
することにより10km/賭づつ速度を上げ、各30分
走行させる。そしてタイヤや故障したときの速度で評価
した。 (4) 騒音試験 タイヤサイズ: 7.50−158PR。 内圧:3.25/cJ、荷重530kg/タイヤ、集音
マイクを、タイヤの真横でタイヤ中の中心より100
cmのへだたり、接地面より25CI11の高さに設置
、無響室内でドラムを回転させることによりタイヤを駆
動しながら測定(JASo C606規定のタイヤ騒音
試験法準拠)。
エレメント) N’ :J’r1様措成−1i位内ノエレメン1(17
a数Rm:主コニレメントのピッチ−長さ Rs:従エレメントのピッチ長さ Xk:パルスの位置 n :整数 前記において主エレメントM1と従エレメントS1の同
期する条件は そこで 寄4率は低下するためn≦5とする。 従ってn=1.2.3.4.5かつj<nかつJ/(n
=j)<1を満足するピッチ長さの比rPをめると1/
4.1/3.1/2.2/3の4列がまりこれが前記の
騒音のピーク位置となるのである。従っ″ζピッチ長さ
の比r Pが前記の数値にならないようにすることが重
要であるが、さらにこのピークの位置からピッチ区さの
比r Pの値が上、下の0.025の範囲内に包含され
ないことが望ましく、従っ゛ζピッチ長さの比rPは次
の排除範112If (N)から除外される。 1/4−0.025≦N≦1 / 4 ++1.025
1/3−0.025≦N≦1 / 3 ++1. +1
251/2−0.025≦N≦1 / 2−j−0,(
+ 252/3−0.025≦N≦2 / 3 +(1
,(125即ち排除範囲Nは、0.225以上かつ0.
275以下、0.308以上かつ0.358以下、0.
475以上かつ0.525以下、0.642以」二かつ
0.692以下となる。 次に縦溝G2について説明する。l1if溝G2ば、前
記のごとく、第2図(d)〜([)に示すように、1個
の主エレメントM2と2個のピッチ長さRs 2a、、
R82bO)Rなる従エレメント32a。 S2bを組み合わせた模様構成単位p2を具えている。 この縦溝G2のピッチ長さの比rPと騒音レベルの関係
は前述の式にしたがって同様にめることができる。この
場合縁iG2は1個の主エレメントM1と2個の従ニレ
メンl−32a、32bの組合せであり両者の合計個数
3の次数の範囲で騒音レベルは最も低くなる。 また模様構成単位p中の主ニレメン)Mと従ニレメンl
−Sのピッチの高さHml、Hs21、R322即ち前
記したごとく、主エレメントMと従エレメントSのタイ
ヤ軸方向においてその両端815を挟む長さは、その比
(rH=Hs/Hm)が0゜2〜0.7の範囲であるこ
とが必要である。なお模様構成単位pが、l1itiG
2のように、複数個の従エレメント32a、S2bを有
するときには、各従エレメントS’2aSS2bごとの
ピッチ高さHs21、Hs22について、前記ピッチ高
さの比r Hを夫々同範囲に設定する。これは、ピンチ
の高さの比rHを前記ピッチ長さの比r Pとl1l)
等しい範囲に設定することによって、主ニレメンI−M
と従ニレメンl−Sの各高さをそのピッチ長さと略相似
させ、縦溝G1、G2における溝の傾斜角度を略均−化
している。これはパターン剛性の変化を少なくし、偏摩
耗への悪い影響を防止するためと、更に従エレメントの
ピッチ高さが1n1くなると傾斜角度が大きくなり、騒
音レベルも増大するのを防ぐためである。 このように本発明の低騒音タイ−1・は、各縦溝を構成
する模様構成単位pの各エレメント形状、ピンチ長さR
m、Rs等を調整するとともに、異なった模様構成単位
pを有する縦?FJG1、G2を2種類以上組合せるこ
とにより、ノイズを効果的に分散することを可能とした
ものである。なお一方の縦溝の模様構成単位pに従ニレ
メン!・Sを設けないことによって異なる模様構成り1
位pとすることもできる。 次に、縦溝G1及び縦溝G2の各模様構成単位p1、p
2は、第2図(a)〜第2図(f)に示される如く、例
えば3種類の異なった全ピンチ長さを有する。さらに縦
溝G1の模様構成単位p1の全ピッチ長さLll、L1
2、■、13、縦溝G2の模様構成単位p2の全ピンチ
長さL21、L22、L23は、夫々順次長さを増すご
とく形成される。又模様構成単位p1の全ピッチ長さL
lが模様構成単位p2の全ピッチ長さL2よりも短いこ
とによって、各縦溝G1、G2の全長に含まれる模様構
成単位pi、p2の個数、mlち単位個数N1、N2が
異なっている。 更に縦溝G1、G2に含まれる主エレメントM1、M2
及び従エレメントS1、S2a、S2bを各グループと
して、グループに含まれるエレメントの長さの短い順に
グループ分けし、ピッチ長さRml、Rm ”l、Rs
l、R52a、R52bの長さの順に配列すると次の関
係にある。 ■ 縦F)G2の短い方の従エレメントS2bのグルー
プ(ピッチ長さR5232>R5222>R5212) ■ If(溝GIの従エレメントS1のグループ(Rs
1 3>R512>Iマ S 11〉■ 縦溝G2の
長い方の従ニレメンl−32aのグループ(Rs231
>R5221>R5211) ■ 縦i01の主エレメントM】のグループ(Rml
3>Rrnl 2>Rrnl l)■ 縦溝G2の主ニ
レメンI M 2のグループ(Rm23>Rm22>R
rn21) 従って各エレメントのピッチ77、さの短い方から配列
すると、R5212、Rs 222、R5232、R5
1l、Rs 12、■マs13、l? s 211、R
5221、Rs 231.Rntl l、Rml 2、
Rml3、Rm21、Rm 22、Rnt 23となる
。 そこで相前後する各エレメントのピッチ長さの比pQ
(Rs222/Rs2]2 、17 !1 2 3 2
/R222−−一、Rm22/Rm21.Rtn23/
Rm22)はいずれも1.05〜1.25の範囲に含ま
せている。 又前記グループ■〜q)に区分分りして短い順、即ちグ
ループ■〜■に並べたとき、隣り合う2つのグループ、
例えばグループ■、■の、短いグループ■に属する各エ
レメントの中で最長ピンチのもの(Rs232)と、長
いグループ■に属する各エレメントの巾で最短ピンチの
もの(Rsll)とのピッチ長さの比p’l’ (Rs
11/Rs 232)は、1.0≦1゛≦1.3の範
囲に設定され、本発明では、この関係を充足するグルー
プを2つの縦溝に少なくとも3群具えさせる。 ピンチ長ざの比pT、pQを前述の如く規定したのは、
いずれもピッチ長さの比p’I’、pQが大きすぎると
、模様構成単位間p、あるいは主エレメントM、従エレ
メントS相互間でピンチ長さRmSR5の差に起因する
パターン剛性の差が大きくなり、偏摩耗等が生じる欠点
がある。一方ピッチ長さの比pT、pQが小さすぎると
、ノイズ分散が効果的でなく、複合縦溝を採用した効果
が期待できない。 このように本発明は縦溝に複合模様を採用するとともに
模様構成単位及び主エレメント、従エレメントのピッチ
長さを調整することによりノイズの大巾な低減を達成し
たものである。 なお本発明では模様構成単位の形状はジグザグ形状に必
ずしも限定されるものではなく、第4図(a)〜第4図
(h)に示す各種の変形例が採用しうる。 実施例 1 タイヤサイズ7.50−15・81) 120月、/T
タイヤで、トレッドデザインが、第1図に示す各模様構
成単位p1、p2の縦溝G1、G2をaする実施別品と
、第5図に示す、長さの異なる3つの主ニレメン)Mの
みからなる模様構成単位p51、p52、p53をくり
返した(全ピッチ長さLL、L2、L3)の縦溝G5を
有する比較別品1と、第6図に示す夫々ピッチ長さの異
なる各1 f17iIの主エレメントM3、M4と各1
個の従エレメントS3、G4を有し全ピッチ長さLl、
I、2、L3の異なる模様構成単位p31、p 32、
p33、p41p42、p43を有する縦溝G3、G4
を備えた比較別品2(縦溝G3、G3、G4、G4はそ
れぞれ赤道面Cに対して点対称に配列されている)のタ
イヤを、それぞれ第1表、第2表に示す仕様にて試作し
た。 そして、騒音試験、耐摩耗性、操縦安定性及び高速耐久
性について評価した。 耐摩耗性、操縦安定性、高速耐久性については第3表に
比較例1を100として指数で評価している。又騒音試
験については、第7図に、各場合の騒音レベルの走行速
度による影響を示すとともに、第8図には、80km/
時でのそれらの騒音レベルの周波数依存性を示している
。実施別品は騒音レベル低減、音の分散度に関し大幅に
改善されていることが認められる。 なお操縦安定性、耐摩耗性、高速耐久性及び騒音試験の
試験条件は次の通りである。 (1)操縦安定性 前後輪7.50−158PRのタイヤについて、内圧は
フロンI−2,4kg/ctA、リヤー3.25kg
/ ctlとして、実車フィーリングテスト(安定性、
操縦性)を3人のテストライバーで実施し、3点評価法
で結果を集計した。 第 3 表 (2) 耐摩耗性 実使用テストにおいて30.000 km走行後のクラ
ウン部のI!溝の残溝を測定して評価した。 (3)高速耐久性 内圧4.25 kg/all、荷重980kg/タイヤ
条件で、直径1.6mの表面が平滑なスチールドラム上
で80廊/時の速度から開始し、30分間異常なく走行
することにより10km/賭づつ速度を上げ、各30分
走行させる。そしてタイヤや故障したときの速度で評価
した。 (4) 騒音試験 タイヤサイズ: 7.50−158PR。 内圧:3.25/cJ、荷重530kg/タイヤ、集音
マイクを、タイヤの真横でタイヤ中の中心より100
cmのへだたり、接地面より25CI11の高さに設置
、無響室内でドラムを回転させることによりタイヤを駆
動しながら測定(JASo C606規定のタイヤ騒音
試験法準拠)。
第1図は0本発明の低騒音タイヤの一実施例を示すその
トレッド面の平面部分図、第2図(a)〜第2図(f)
は縦溝を詳示する平面図、第3図は第2図(a)〜(c
)のタイヤの騒音のコンピュータシュミレーション結果
を示す線図、第4図(a)〜第4図(h )は他の縦溝
を例示する平面図、第5図、第6図は比較別品を示す平
面部分図、第7図は騒音レベルと走行速度の関係を示す
グラフ、第8図は騒音レベルと周波数の関係を示すグラ
フである。 G1、G2・−縦溝、 M、Ml、M2・・・主ニレメン1〜、S、Sl、S2
−・−従エレメント、 Ll、L2−・・模様構成単位の全ビ、ツチ長さ、Rm
、Rml、Rm 2−主ニレメンl−のビ・ソチ長さR
S % Rs l SRs ’l −従エレメントのピ
・ンチ貝さp、pt、p2・・−模様構成単位。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 苗 利 正 第511 第6図
トレッド面の平面部分図、第2図(a)〜第2図(f)
は縦溝を詳示する平面図、第3図は第2図(a)〜(c
)のタイヤの騒音のコンピュータシュミレーション結果
を示す線図、第4図(a)〜第4図(h )は他の縦溝
を例示する平面図、第5図、第6図は比較別品を示す平
面部分図、第7図は騒音レベルと走行速度の関係を示す
グラフ、第8図は騒音レベルと周波数の関係を示すグラ
フである。 G1、G2・−縦溝、 M、Ml、M2・・・主ニレメン1〜、S、Sl、S2
−・−従エレメント、 Ll、L2−・・模様構成単位の全ビ、ツチ長さ、Rm
、Rml、Rm 2−主ニレメンl−のビ・ソチ長さR
S % Rs l SRs ’l −従エレメントのピ
・ンチ貝さp、pt、p2・・−模様構成単位。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 苗 利 正 第511 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11タイヤトレッド面に少なくとも2本の周方向にの
びる縦溝を有し、該縦溝の少なくとも1つは1個の主エ
レメントと1個以上の従エレメントからなる模様構成単
位を用いて構成されかつ全ピッチ長さの異なる2種以」
−の模様構成単位を含むとともに、少なくとも2つの縦
溝は、該縦溝に含まれる模様構成単位の個数が異なり、
更に各模様構成単位の主エレメントのピッチ長さく R
m )は、従エレメントのピッチ長さくRs)、loり
もそれぞれ大(Rm > Rs )であり、又各模様構
成単位の主エレメントのピッチ長さRIllと該模様構
成単位に含まれる各従エレメントのピッチ長さRsの各
ピッチ長さの比(rP=Rs/Rm)は(1,15<r
P < 0.7の範囲にある低騒音タイヤ。 (2)前記少なくとも2つの縦溝は、異なる個数の従エ
レメントを具えることによりその模様構成単位が異なる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の低騒音タ
イヤ。 (3)前記少なくとも2つの縦溝は、各縦溝に含まれる
各主ニレメン]・、従エレメントごとにかつ長さの順に
並べて、グループ分けしたとき、各グループ内の隣接す
る各エレメントピッチ長さの比pQは、1.05≦pQ
≦1.25の範囲にあることを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載の低騒音タイヤ。 (4)前記少なくとも2つの縦溝は、各縦溝に含まれる
各主エレメント、従エレメントごとにグループ分げしか
つ長さの短いエレメントを含むグループ類に並べたとき
、隣接するグループの、短いグループに屈するエレメン
トの中で最長のエレメントと、長いグループに属するエ
レメントの中で最短のニレメンi・のピッチ長さの比P
Tは、1≦p′F≦1.3の範囲にある少なくとも3個
のグループ3個を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第2項又は第3項記載記載の低騒音タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58196782A JPS6088605A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 低騒音タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58196782A JPS6088605A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 低騒音タイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088605A true JPS6088605A (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=16363538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58196782A Pending JPS6088605A (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | 低騒音タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088605A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6088606A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 低騒音タイヤ |
JPS6088607A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 低騒音タイヤ |
JPS6116108A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822364A (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-09 | Hitachi Ltd | ジルコニウム基合金の製造法 |
JPS5826608A (ja) * | 1981-08-06 | 1983-02-17 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 低騒音のバイアス空気タイヤ |
JPS5878801A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-12 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 低騒音のバイアス構造空気タイヤ |
JPS6025806A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 低騒音タイヤ |
JPS6025807A (ja) * | 1983-07-24 | 1985-02-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 低騒音タイヤ |
JPS6025808A (ja) * | 1983-07-24 | 1985-02-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 低騒音タイヤ |
JPS6088606A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 低騒音タイヤ |
-
1983
- 1983-10-19 JP JP58196782A patent/JPS6088605A/ja active Pending
Patent Citations (7)
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Cited By (4)
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JPH0429564B2 (ja) * | 1983-10-20 | 1992-05-19 | ||
JPS6116108A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
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