JPS6070917A - 再閉路継電装置 - Google Patents
再閉路継電装置Info
- Publication number
- JPS6070917A JPS6070917A JP58176213A JP17621383A JPS6070917A JP S6070917 A JPS6070917 A JP S6070917A JP 58176213 A JP58176213 A JP 58176213A JP 17621383 A JP17621383 A JP 17621383A JP S6070917 A JPS6070917 A JP S6070917A
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- JP
- Japan
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- line
- circuit
- phase
- relay device
- power
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、送電線の再開路継電装置に関する。
送電線が事故のため保護継電装置によってしゃ断された
場合、送電線の送電能力が小さくなるため、できる限り
早期にしゃ断器を再閉路して復旧する必要がある。この
ため、種々再開路継電方式が適用されている。特に、過
渡安定度を向−ヒさせるため、高速度再開路方式が適用
されているが、これには次のような欠点があった。
場合、送電線の送電能力が小さくなるため、できる限り
早期にしゃ断器を再閉路して復旧する必要がある。この
ため、種々再開路継電方式が適用されている。特に、過
渡安定度を向−ヒさせるため、高速度再開路方式が適用
されているが、これには次のような欠点があった。
送電線の短絡事故の場合には高速再閉路しても成功が期
待できぬため、残り相の健全相もしゃ断(1) して中速度三相再開路としていた。
待できぬため、残り相の健全相もしゃ断(1) して中速度三相再開路としていた。
特に、降雪地帯で風雪により送電線の三相中−相が短絡
する現象で、一般に、スリードジャンプと云われる現象
で送電線の振動が数秒以上継続するため、高速度再開路
を実施しても、再事故となることから再開路成功が期待
できない。
する現象で、一般に、スリードジャンプと云われる現象
で送電線の振動が数秒以上継続するため、高速度再開路
を実施しても、再事故となることから再開路成功が期待
できない。
従来、このような場合には、残り相の健全相もしゃ断し
て中速度三相再開路を実施するようにしている。
て中速度三相再開路を実施するようにしている。
通常、送電線は平行二回線で構成されており、片口線側
の短絡故障はこの故障回線側を三相しゃ断するため、そ
の後の中速再閉路が成功するまでは一回線で送電するこ
ととなる。これを第1図に図示すると、A、Bは母線、
a、b、cは各相、IL、2Lは回線を示しており、(
a)〜(d)は夫夫事故発生、事故相しゃ断、残り相し
ゃ断、三相再開路の各状態を示す。
の短絡故障はこの故障回線側を三相しゃ断するため、そ
の後の中速再閉路が成功するまでは一回線で送電するこ
ととなる。これを第1図に図示すると、A、Bは母線、
a、b、cは各相、IL、2Lは回線を示しており、(
a)〜(d)は夫夫事故発生、事故相しゃ断、残り相し
ゃ断、三相再開路の各状態を示す。
一般に、過渡安定度は、両電気所間を連系する送電線相
数が多い程、安定であると云われている。
数が多い程、安定であると云われている。
本発明は、上述した片回線二線短絡故障時の過渡(2)
安定度の向−にをはかろうとしたものである。
つまり、上述の二線短絡故障の場合、従来のように残り
相をもしゃ断してしまうのでなく、故障相のいずれか一
相のみをしゃ断することで安定度の向上をはかるもので
ある。
相をもしゃ断してしまうのでなく、故障相のいずれか一
相のみをしゃ断することで安定度の向上をはかるもので
ある。
第2図、第3図を参照して、従来方式と比較して本発明
による方式が過渡安定度上いかに優利であるかを説明す
る。一般に、過渡安定度の安定。
による方式が過渡安定度上いかに優利であるかを説明す
る。一般に、過渡安定度の安定。
不安定の判定を発電機出力電力と位相角の関連より行な
う方法がとられるが、この方法(等面積法)により、第
2図、第3図を図示する。まず、従来方式の場合を第2
図で説明する。
う方法がとられるが、この方法(等面積法)により、第
2図、第3図を図示する。まず、従来方式の場合を第2
図で説明する。
故障発生により送電電力が減少することになり、常時の
運転曲線aから送電電力曲線はa′に変化することとな
り、発電機は加速され位相角は常時の運転状態θ、から
02に増加する。この時点で保護継電装置によりしゃ断
されると送電電力曲線はa“に変化して送電電力が増I
JIIするため、発電機は減速しはじめ、斜線で示した
面積A、BがA=Bとなった時点で安定する。この時の
位相角を(3) θ3とすれば、θ3−01が小さければ小さい程、過渡
安定度は安定であると云われている。同様の方法で本発
明による場合を第3図に示す。平行二回線送電線六線中
五線で送電できるため、しゃ断時の送電電力を、従来方
式より大きくすることができる。つまり、減速した後の
発電機位相角も小さくすることとなり、より安定である
。
運転曲線aから送電電力曲線はa′に変化することとな
り、発電機は加速され位相角は常時の運転状態θ、から
02に増加する。この時点で保護継電装置によりしゃ断
されると送電電力曲線はa“に変化して送電電力が増I
JIIするため、発電機は減速しはじめ、斜線で示した
面積A、BがA=Bとなった時点で安定する。この時の
位相角を(3) θ3とすれば、θ3−01が小さければ小さい程、過渡
安定度は安定であると云われている。同様の方法で本発
明による場合を第3図に示す。平行二回線送電線六線中
五線で送電できるため、しゃ断時の送電電力を、従来方
式より大きくすることができる。つまり、減速した後の
発電機位相角も小さくすることとなり、より安定である
。
本発明による再開路の様相を第4図(a)(b)(c)
に示す。
に示す。
本発明の概略構成を第5図に示す。スリードジャンプ、
つまり、二線短絡故障を検出する回路1、平行二回線送
電線中自回線のみの故障を検出する回路2、さらに、事
故相の二相中いずれか一相を選択してしゃ断させる選択
回路3A〜3Cで構成する。
つまり、二線短絡故障を検出する回路1、平行二回線送
電線中自回線のみの故障を検出する回路2、さらに、事
故相の二相中いずれか一相を選択してしゃ断させる選択
回路3A〜3Cで構成する。
本発明の概略動作を第5図で説明する。
図示しない各相毎の故障を判定する保護継電器(一般に
は位相比較キャリヤリレー等)の出力4A〜4Cとこの
回線の短絡故障を検出する回路(4) 1の出力と隣回線故障検出回路が不動作で出力する回路
2の出力とのAND条件が成立したことをAND ]
Aで確認し、当該回線の故障相のうちいずれか一相のみ
を選択出力する回路3A〜3Cで各相しゃ断器にしゃ断
指令4A〜4Cを出力する。
は位相比較キャリヤリレー等)の出力4A〜4Cとこの
回線の短絡故障を検出する回路(4) 1の出力と隣回線故障検出回路が不動作で出力する回路
2の出力とのAND条件が成立したことをAND ]
Aで確認し、当該回線の故障相のうちいずれか一相のみ
を選択出力する回路3A〜3Cで各相しゃ断器にしゃ断
指令4A〜4Cを出力する。
第5図のブロックで回路12回路2は、従来より、その
検出方法は提案されているので省略して、しゃ新組の選
択回路3についてその具体例を第6図に示す。
検出方法は提案されているので省略して、しゃ新組の選
択回路3についてその具体例を第6図に示す。
しゃ新組選択回路3を構成する回路3Aは、前述と同様
、保護継電器出力4A、4BのAND条件を3 、A−
A N D 1で検出し、この回線が短絡故障で、かつ
、隣回線に故障がないことで成立するAND] A信号
、及び、この回線が三線故障でないことを3− A、
N D 2の出力がないことで3A−INHIの出力に
二線短絡故障(AB相)を検出して3A−○R1に入力
すると共に、選択回路3Bを構成する3B−INH2の
禁止回路に出力する。
、保護継電器出力4A、4BのAND条件を3 、A−
A N D 1で検出し、この回線が短絡故障で、かつ
、隣回線に故障がないことで成立するAND] A信号
、及び、この回線が三線故障でないことを3− A、
N D 2の出力がないことで3A−INHIの出力に
二線短絡故障(AB相)を検出して3A−○R1に入力
すると共に、選択回路3Bを構成する3B−INH2の
禁止回路に出力する。
つまり、AB相短終故障でA相をB相より優先(5)
して選択しゃ断指令をTAに出力する。
以下、3B、3Cき同様の方法で構成される。
これら具体例におけ。AB相短終故障時の選択タイムチ
ャートを第7図に示す。
ャートを第7図に示す。
保護継電器4A、4Bの動作及びANDIA成立で禁止
回路3A−INHIが動作して、A相しゃ断指令TAを
出力すると共に、B相の選択回路を構成するタイマー3
BTをロックしてB相しゃ断指令TBは出力していない
。
回路3A−INHIが動作して、A相しゃ断指令TAを
出力すると共に、B相の選択回路を構成するタイマー3
BTをロックしてB相しゃ断指令TBは出力していない
。
このように、回線が二線短絡故障で隣回線に故障がない
場合には、故障相のいずれか一相のみをしゃ断すること
によって、両電気所間を入線中五線で送電することがで
きる。これにより従来実施されていた内線中三線により
送電する方式に比し、過渡安定度上すぐれた再開路方式
を提供できる。
場合には、故障相のいずれか一相のみをしゃ断すること
によって、両電気所間を入線中五線で送電することがで
きる。これにより従来実施されていた内線中三線により
送電する方式に比し、過渡安定度上すぐれた再開路方式
を提供できる。
第1図(a)〜(d)は二線短絡故障時の従来の再開路
様相の説明図、第2図は従来の送電電力−位相角特性図
、第3図は本発明の過渡安定度上優利性の説明図、第4
図(a)〜(C)本発明による再開(6) 路様相図、第5図は本発明の一実施例のブロック図、第
6図は本発明の一実施例の選択回路図、第7図は第6図
の動作説明図である。 3A〜3C・選択回路。 代理人 弁理士 高橋明夫 (7) 第 l 記 第 2 口 第 3 胆 茅4− 目 (b> (C) 第5 固 第 6 図 3A丁
様相の説明図、第2図は従来の送電電力−位相角特性図
、第3図は本発明の過渡安定度上優利性の説明図、第4
図(a)〜(C)本発明による再開(6) 路様相図、第5図は本発明の一実施例のブロック図、第
6図は本発明の一実施例の選択回路図、第7図は第6図
の動作説明図である。 3A〜3C・選択回路。 代理人 弁理士 高橋明夫 (7) 第 l 記 第 2 口 第 3 胆 茅4− 目 (b> (C) 第5 固 第 6 図 3A丁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、平行二回線送電線において、 この回線の二線短絡故障を検出して、故障相のうちいず
れか一相のみをしゃ断させる選択回路を設けたことを特
徴とする再開路継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58176213A JPS6070917A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 再閉路継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58176213A JPS6070917A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 再閉路継電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6070917A true JPS6070917A (ja) | 1985-04-22 |
Family
ID=16009597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58176213A Pending JPS6070917A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 再閉路継電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6070917A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06280777A (ja) * | 1992-06-09 | 1994-10-04 | Walbro Corp | 逆流防止口を有する燃料ポンプ |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP58176213A patent/JPS6070917A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06280777A (ja) * | 1992-06-09 | 1994-10-04 | Walbro Corp | 逆流防止口を有する燃料ポンプ |
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