JPS606066Y2 - エレベ−タのマシンベ−ス取付装置 - Google Patents
エレベ−タのマシンベ−ス取付装置Info
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- JPS606066Y2 JPS606066Y2 JP1978142107U JP14210778U JPS606066Y2 JP S606066 Y2 JPS606066 Y2 JP S606066Y2 JP 1978142107 U JP1978142107 U JP 1978142107U JP 14210778 U JP14210778 U JP 14210778U JP S606066 Y2 JPS606066 Y2 JP S606066Y2
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- Japan
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- machine
- car
- solace
- machine base
- machine room
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- Expired
Links
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエレベータ用巻上機を載置したマシンベース取
付装置に関するものである。
付装置に関するものである。
一般にエレベータは第1図及び第2図に示すように巻上
機11に綱車12が組込まれこの綱車12にロープ13
が掛けられている。
機11に綱車12が組込まれこの綱車12にロープ13
が掛けられている。
このロープ13の一端に乗かご14が、他端につり合お
もり15が取付けられ、綱車12とロープ13の摩擦力
で乗かご14を上下させている。
もり15が取付けられ、綱車12とロープ13の摩擦力
で乗かご14を上下させている。
ここで乗かご14とつり合おもり15の距離りを所定の
値に保つために、ソラセ車16が軸19を取付けた軸支
え20によりマシンビーム17に取付けられている。
値に保つために、ソラセ車16が軸19を取付けた軸支
え20によりマシンビーム17に取付けられている。
ここで乗かご及びつり合おもりは第1図の場合と入れ替
えて取付けられることは通常行なわれている。
えて取付けられることは通常行なわれている。
エレベータ運転時には一連の機械装置から振動が発生し
、振動をマシンビーム17を介して建屋に伝達させない
ために一般には巻上機台座18とマシンビーム17との
間に防振ゴム33を入れてオリ、ソラセ車16の軸支え
20とマシンビーム17との連結は直接ボルト21で固
定していた。
、振動をマシンビーム17を介して建屋に伝達させない
ために一般には巻上機台座18とマシンビーム17との
間に防振ゴム33を入れてオリ、ソラセ車16の軸支え
20とマシンビーム17との連結は直接ボルト21で固
定していた。
近年建屋の構造や、居室の配置条件によって、このソラ
セ車16から伝達される振動の問題、及び巻上機11の
ソラセ車16の機械室壁接近に伴う載置の容易さと、ソ
ラセ車16の着脱性及び保守性向上が要求され、そのた
めに第3図に示すようにマシンビーム17と建屋ハリ3
1との間にベース34を介して防振ゴム32を取付ける
ようにしている。
セ車16から伝達される振動の問題、及び巻上機11の
ソラセ車16の機械室壁接近に伴う載置の容易さと、ソ
ラセ車16の着脱性及び保守性向上が要求され、そのた
めに第3図に示すようにマシンビーム17と建屋ハリ3
1との間にベース34を介して防振ゴム32を取付ける
ようにしている。
この方法は振動のしゃ断という目的は十分に達成してい
るが、建屋ハリ31とマシンビーム17との取付方法に
設計上あるいは施工上において技術的に高度なものが要
求されるのと、保守面でも防振ゴム32の交換時、非常
に困難であり、コスト面でも高価になる欠点を有する。
るが、建屋ハリ31とマシンビーム17との取付方法に
設計上あるいは施工上において技術的に高度なものが要
求されるのと、保守面でも防振ゴム32の交換時、非常
に困難であり、コスト面でも高価になる欠点を有する。
一方従来のエレベータの問題点は機械室に載置する巻上
機11の小形化である。
機11の小形化である。
すなわち、一般にマシン室は比較的小室に設けられる。
そしてこのような場合、機械室下方に設けられる昇降路
の壁と機械室壁が建築上(強度的に)−直線になり、巻
上機11の設置場所は機械室壁に極めて接近をすること
が多い。
の壁と機械室壁が建築上(強度的に)−直線になり、巻
上機11の設置場所は機械室壁に極めて接近をすること
が多い。
しかし従来のものでは巻上機11のマシンビーム17に
取付けられたソラセ車16と機械室壁との間に防振ゴム
32が介在し、防振ゴム32及びその取付スペース分、
機械室にソラセ車16を接近させることができなかった
。
取付けられたソラセ車16と機械室壁との間に防振ゴム
32が介在し、防振ゴム32及びその取付スペース分、
機械室にソラセ車16を接近させることができなかった
。
ここで第1図に示したように乗かご14とつり合おもり
15をロープ13の端部に図示の如く取付けたが、これ
は一般に乗かご14とつり合おもり15を逆に入れ換え
る方法は一般に行なわれている周知技術である。
15をロープ13の端部に図示の如く取付けたが、これ
は一般に乗かご14とつり合おもり15を逆に入れ換え
る方法は一般に行なわれている周知技術である。
特に中小ビル向の建物はエレベータの容量が小さく、か
つ建物の昇降路及び機械室の大きさが小形であるがため
、前記巻上機11と付属するソラセ車16端部と機械室
壁との間隔を小さくすることが昇降路並びに機械室の有
効利用から極めて有利で、それが望まれていた。
つ建物の昇降路及び機械室の大きさが小形であるがため
、前記巻上機11と付属するソラセ車16端部と機械室
壁との間隔を小さくすることが昇降路並びに機械室の有
効利用から極めて有利で、それが望まれていた。
したがって従来形ではソラセ車16と機械室壁との間に
防振ゴム32が設けられており機械室壁に、接近させる
ことが実現できなかった。
防振ゴム32が設けられており機械室壁に、接近させる
ことが実現できなかった。
また、従来のソラセ車16はマシンビーム17の下面に
取付けられ、少なくともその下方の機械室床にソラセ車
16の取付スペースとして取付穴を特設し、着脱を容易
にするスペースが設けられている。
取付けられ、少なくともその下方の機械室床にソラセ車
16の取付スペースとして取付穴を特設し、着脱を容易
にするスペースが設けられている。
ソラセ車16は比較的重量があるのと、マシンビーム1
7の下面に取付けるため、新規の据付工事又は保守時に
交換を要するときなどを考慮すればかなり手が入りにく
い場所であり、また、昇降路最上部天井に位置し、機械
室と昇降路側の双方を着脱スペースとして利用しなけれ
ばならず、昇降路側においては高所作業となり、極めて
危険作業を伴なうため、作業に際しては本格的な足場を
要し、大掛りな工事となる。
7の下面に取付けるため、新規の据付工事又は保守時に
交換を要するときなどを考慮すればかなり手が入りにく
い場所であり、また、昇降路最上部天井に位置し、機械
室と昇降路側の双方を着脱スペースとして利用しなけれ
ばならず、昇降路側においては高所作業となり、極めて
危険作業を伴なうため、作業に際しては本格的な足場を
要し、大掛りな工事となる。
このことは時間を要し、納期、保守サービス(補修)が
共に悪くなるのと、経済的にも費用を多く要するなどの
欠点がある。
共に悪くなるのと、経済的にも費用を多く要するなどの
欠点がある。
本考案は上記した点を除去するためになされたもので、
安価で容易にしかも建屋側施工方法、特に機械室壁が接
近しても関係なく、かつソラセ車の着脱が機械室ででき
る保守性の良い巻上機及びソラセ車を載置すると共に振
動防止を同時に行なうことにある。
安価で容易にしかも建屋側施工方法、特に機械室壁が接
近しても関係なく、かつソラセ車の着脱が機械室ででき
る保守性の良い巻上機及びソラセ車を載置すると共に振
動防止を同時に行なうことにある。
以下、本考案の一実施例について説明する。
第4図、第5図において巻上機11、チャンネル材等で
構成されたソ)セ車支持台20、及びH形鋼等を使用し
た支持台22はマシンベース23にボルト(図示せず)
で強固に固定されている。
構成されたソ)セ車支持台20、及びH形鋼等を使用し
た支持台22はマシンベース23にボルト(図示せず)
で強固に固定されている。
ソラセ車16は軸19により、ソラセ車支持台20に固
定され、軸方向の移動はキープレート244により制限
さており軸19とソラセ車16とはベアリング(図示せ
ず)により可回転に連結されている。
定され、軸方向の移動はキープレート244により制限
さており軸19とソラセ車16とはベアリング(図示せ
ず)により可回転に連結されている。
防振ゴム27はソラセ車支持台20、及び支持台22と
マシンビーム17との間に配置されており、それぞれボ
ルト25、及びボルト26により固定されている。
マシンビーム17との間に配置されており、それぞれボ
ルト25、及びボルト26により固定されている。
防振ゴム27はあらかじめ設計された防振効果のあるも
のを組合せることにより機械係より発生する振動をマシ
ンビーム17に伝達させないようにすることができる。
のを組合せることにより機械係より発生する振動をマシ
ンビーム17に伝達させないようにすることができる。
又、エレベータは綱車12とロープ13との摩擦力によ
って駆動されているため、綱車12のロープ巻付角が許
容値以内になることが必要となるので、マシンベース2
3の高さHは必要巻付角が得られるように選定する。
って駆動されているため、綱車12のロープ巻付角が許
容値以内になることが必要となるので、マシンベース2
3の高さHは必要巻付角が得られるように選定する。
以上の構成によればマシンビーム17とマシンベース2
3の間にソラセ車支持台20と防振ゴム27が直列に重
ねて設けられているため、前記の如く機械室壁が接近し
ても巻上機11の設置が可能になる。
3の間にソラセ車支持台20と防振ゴム27が直列に重
ねて設けられているため、前記の如く機械室壁が接近し
ても巻上機11の設置が可能になる。
加えて、ソラセ車16がマシンビーム17の上にかさ上
げされるためソラセ車16の外輪部が機械室床に接触す
ることがなく、機械室床に穴を設ける必要がなくなる。
げされるためソラセ車16の外輪部が機械室床に接触す
ることがなく、機械室床に穴を設ける必要がなくなる。
このことは第5図の如く、ソラセ車16の着脱を機械室
内で安全に、かつ容易にするのみならず、機械室騒音を
昇降路側へ空気伝播させることを防止する副次的効果を
有する。
内で安全に、かつ容易にするのみならず、機械室騒音を
昇降路側へ空気伝播させることを防止する副次的効果を
有する。
以上述べた様に本考案は安価で容易に建家の施工方法(
壁接近及び床穴不要)を改善できるのと、ソラセ車の新
規取付並びに保守時(永年経過後交換)にも着脱が容易
になるなどの多くの効果を有する。
壁接近及び床穴不要)を改善できるのと、ソラセ車の新
規取付並びに保守時(永年経過後交換)にも着脱が容易
になるなどの多くの効果を有する。
第1図はエレベータの概略図、第2図は第1図のA−A
断面図、第3図は第1図の1部の詳細図、第4図は本考
案の一実施例を示す正面図、第5図は第4図のB−B断
面図、第6図は本考案の他の実施例を示す正面図である
。 12・・・・・・綱車、13・・・・・・ロープ、14
・・・・・・乗かご、15・・・・・・つり合おもり、
16・・・・・・ソラセ車、17・・・・・・マシンビ
ーム、20・・・・・・ソラセ車支持A 口) 23・・・・・・マシンベース、 27・・・・・・防振コム。
断面図、第3図は第1図の1部の詳細図、第4図は本考
案の一実施例を示す正面図、第5図は第4図のB−B断
面図、第6図は本考案の他の実施例を示す正面図である
。 12・・・・・・綱車、13・・・・・・ロープ、14
・・・・・・乗かご、15・・・・・・つり合おもり、
16・・・・・・ソラセ車、17・・・・・・マシンビ
ーム、20・・・・・・ソラセ車支持A 口) 23・・・・・・マシンベース、 27・・・・・・防振コム。
Claims (1)
- 建物の機械室に備えられたマシンビームと、これに防振
ゴムとマシンベースを介して支持された巻上機、この出
力軸に取付けられた綱車、この綱車に巻き掛けられたロ
ープの一端に乗かごを他端につり合いおもりとをソラセ
車によって所定の距離を有して昇降路に垂下せしめてな
るエレベータにおいて、上記マシンビームとマシンベー
ス間にソラセ車側の支持は上記ソラセ車を支持するソラ
セ車支持台と防振ゴムを、他方は上記間隔を保つ支持台
と防振ゴムとをそれぞれ直列に介装構成したことを特徴
とするエレベータのマシンベース取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978142107U JPS606066Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | エレベ−タのマシンベ−ス取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978142107U JPS606066Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | エレベ−タのマシンベ−ス取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5558578U JPS5558578U (ja) | 1980-04-21 |
JPS606066Y2 true JPS606066Y2 (ja) | 1985-02-25 |
Family
ID=29118539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978142107U Expired JPS606066Y2 (ja) | 1978-10-18 | 1978-10-18 | エレベ−タのマシンベ−ス取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606066Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4519979B2 (ja) * | 2000-03-08 | 2010-08-04 | 三菱電機株式会社 | エレベーターの巻上装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50103046A (ja) * | 1974-01-26 | 1975-08-14 |
-
1978
- 1978-10-18 JP JP1978142107U patent/JPS606066Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50103046A (ja) * | 1974-01-26 | 1975-08-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5558578U (ja) | 1980-04-21 |
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