JPS6053568A - 標識用着色消石灰粉末 - Google Patents
標識用着色消石灰粉末Info
- Publication number
- JPS6053568A JPS6053568A JP16176483A JP16176483A JPS6053568A JP S6053568 A JPS6053568 A JP S6053568A JP 16176483 A JP16176483 A JP 16176483A JP 16176483 A JP16176483 A JP 16176483A JP S6053568 A JPS6053568 A JP S6053568A
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- Japan
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- water
- slaked lime
- powder
- colored
- organic solvent
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- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、標識用着色消石灰粉末に関する。さらに詳し
くは、酸化カルシウム粉末、当Iの水、有機顔料、およ
び該顔料を溶解でき、水に可溶な有機溶剤を混合し、′
発熱および乾燥させてなる該粉末に関する。
くは、酸化カルシウム粉末、当Iの水、有機顔料、およ
び該顔料を溶解でき、水に可溶な有機溶剤を混合し、′
発熱および乾燥させてなる該粉末に関する。
消石灰粉末は、生石灰すなわち酸化石灰に当量の水を混
合し水和させて製造され、化学工業用。
合し水和させて製造され、化学工業用。
建築用、肥料用、農薬用、製紙用その他に広く用いられ
ている。その他の用途の一つとして例えば、道路、グラ
ンド等に一時的に白線を引く等の狭義の標識用がある。
ている。その他の用途の一つとして例えば、道路、グラ
ンド等に一時的に白線を引く等の狭義の標識用がある。
従来、標識用の消石灰粉末としては、無着色のすなわち
白色のままのものしか知られていなかりた。その理由の
一つは白色以外の標識形成用消石灰粉末(以下、標識用
消石灰)の需要がなかつたためであり、他の一つは着色
された標識用消石灰を経済的に製造する方法が知られて
いなかったためである。
白色のままのものしか知られていなかりた。その理由の
一つは白色以外の標識形成用消石灰粉末(以下、標識用
消石灰)の需要がなかつたためであり、他の一つは着色
された標識用消石灰を経済的に製造する方法が知られて
いなかったためである。
本発明者等は、着色された標識用消石灰が経済的に提供
出・来れば、無着色品と併せて、その具体的利用分野は
大幅に拡大出来ると考えた。消石灰粉末は、他の無機顔
料と異り、若干水溶性であシ、顔料で表面処理するには
、相当多量の有機溶剤を要する。また、顔料を消石灰に
直接混合する方法では、例えば顔料の混合比率を混合物
の数十重量%にする必要があり経済的でない。本発明者
等は、以上の問題解決のため、消石灰に代えて、酸化石
灰の粉末を使用し、有機溶剤に代えて酸化石灰と当量の
水および該水とほぼ同量の有機溶剤、および該有機溶剤
に可溶な有機顔料を使用することによシ、酸化石灰から
消石灰への水利反応と同時に、有機顔料による消石灰粉
末の被覆および乾燥が可能となシ、公知の無機充填剤一
般の(有機顔料十有機溶剤)による表面処理による場合
とくらべて、有機溶剤の使用量および回収費が節約出来
、より少ない有機顔料量で効果的な着色が可能であるこ
とを知見した。
出・来れば、無着色品と併せて、その具体的利用分野は
大幅に拡大出来ると考えた。消石灰粉末は、他の無機顔
料と異り、若干水溶性であシ、顔料で表面処理するには
、相当多量の有機溶剤を要する。また、顔料を消石灰に
直接混合する方法では、例えば顔料の混合比率を混合物
の数十重量%にする必要があり経済的でない。本発明者
等は、以上の問題解決のため、消石灰に代えて、酸化石
灰の粉末を使用し、有機溶剤に代えて酸化石灰と当量の
水および該水とほぼ同量の有機溶剤、および該有機溶剤
に可溶な有機顔料を使用することによシ、酸化石灰から
消石灰への水利反応と同時に、有機顔料による消石灰粉
末の被覆および乾燥が可能となシ、公知の無機充填剤一
般の(有機顔料十有機溶剤)による表面処理による場合
とくらべて、有機溶剤の使用量および回収費が節約出来
、より少ない有機顔料量で効果的な着色が可能であるこ
とを知見した。
同時に、この着色消石灰粉末は標識用として、色彩が鮮
明であシ、散布性ないし被覆力は無着色品と同等であり
、使用中に着色が剥離しないことを知見して本発明全完
成した。
明であシ、散布性ないし被覆力は無着色品と同等であり
、使用中に着色が剥離しないことを知見して本発明全完
成した。
以上の説明から明らかなように、本発明の目的は標識用
着色消石灰粉末を経済的に提供することを目的とする。
着色消石灰粉末を経済的に提供することを目的とする。
他の目的は標識用(無着色)消石灰粉末の具体的用塗分
野を拡大することである。
野を拡大することである。
本発明は、粒子径44μ〜5fraの酸化カルシウム粉
末に0.1〜10重量%の有機顔料、該酸化カルシウム
と当量の水および前記有機顔料を溶解出来、かつ前記水
とほぼ同量の水溶性有機溶媒を混合し、該酸化カルシウ
ム粉末と水との水利反応により生成した着色物を乾燥せ
しめてなる標識用着色消石灰粉末である。
末に0.1〜10重量%の有機顔料、該酸化カルシウム
と当量の水および前記有機顔料を溶解出来、かつ前記水
とほぼ同量の水溶性有機溶媒を混合し、該酸化カルシウ
ム粉末と水との水利反応により生成した着色物を乾燥せ
しめてなる標識用着色消石灰粉末である。
本発明の構成と効果につき以下に詳述する。
A0着色物製造方法:
酸化カルシウム粉末は、公知方法で焼成された生石灰全
粉砕して、44μ〜5欄の粒径とする。
粉砕して、44μ〜5欄の粒径とする。
石灰石の焼成方法は限定されないが、好ましくはソフト
な活性度の強い生石灰を得るために、良質の厳選された
石灰石をコークス、石炭等の固形燃料若しくは重油、
LPG等の流体燃料を用いて十分に焼成する。生石灰の
粉砕は、レイモノドミル等の公知の粉砕機を使用する。
な活性度の強い生石灰を得るために、良質の厳選された
石灰石をコークス、石炭等の固形燃料若しくは重油、
LPG等の流体燃料を用いて十分に焼成する。生石灰の
粉砕は、レイモノドミル等の公知の粉砕機を使用する。
粒度は44μ〜5+1111好ましくは44μ〜1tr
rmである。44μ未満では水利反応速度が速すぎる部
分と、空気中の炭酸ガスによシ炭酸化され水利反応速度
が遅くなる部分と混合された様になシ有機顔料による被
覆が均一に行なわれない場合があり、511II++を
超えると、粒子全体から見て水利反応が遅くな多粒子の
表面部分のみ水利され、水利熱の損失が増加し、完全な
着色が出来ない、又、自動的乾燥が不十分となる。
rmである。44μ未満では水利反応速度が速すぎる部
分と、空気中の炭酸ガスによシ炭酸化され水利反応速度
が遅くなる部分と混合された様になシ有機顔料による被
覆が均一に行なわれない場合があり、511II++を
超えると、粒子全体から見て水利反応が遅くな多粒子の
表面部分のみ水利され、水利熱の損失が増加し、完全な
着色が出来ない、又、自動的乾燥が不十分となる。
かくして得られた酸化カルシウム粉末に対して、好まし
くは先ず0.1〜10重量%(以下、チ)の有機顔料、
好ましくは有機ペイント用顔料粉末を加えて混合する。
くは先ず0.1〜10重量%(以下、チ)の有機顔料、
好ましくは有機ペイント用顔料粉末を加えて混合する。
有機顔料の使用量は所望の着色濃度により決定する。混
合方法は、公知の粉粒体用混合機例えば、リボン!レン
ダー1V型混合機。
合方法は、公知の粉粒体用混合機例えば、リボン!レン
ダー1V型混合機。
ロータリーミキサー等を用いて室温で10分〜3時間、
好ましくは30分〜1時間行なう。かくして得られた酸
化石灰−有機顔料混合物に、好ましくは水と有機溶剤若
しくは水−有機溶剤混合溶液を攪拌下に添加する。水の
使用量は上述の混合物中の酸化石灰と当量もしくは当量
を若干量例えば1〜10チ上廻る量である当量未満では
、酸化石灰との水利反応が不十分となシ、当量よp著る
しく多量に使用すれば最終的製品の自動的乾燥が不十分
となり、また、有機溶剤の必要量も増加し、良質の製品
が得られない。その反面1〜10%程度の当量よシ過剰
の水分は、後述のペースト状物の攪拌と均一な水利発熱
反応の維持を容易にする有機溶剤としては前述の有機顔
料t−溶解出来、かつ、水と自由な比率で均一に混合出
来るものが望ましい。例えばメタノール、エタノール、
イングロパノール、アセトンなどである。
好ましくは30分〜1時間行なう。かくして得られた酸
化石灰−有機顔料混合物に、好ましくは水と有機溶剤若
しくは水−有機溶剤混合溶液を攪拌下に添加する。水の
使用量は上述の混合物中の酸化石灰と当量もしくは当量
を若干量例えば1〜10チ上廻る量である当量未満では
、酸化石灰との水利反応が不十分となシ、当量よp著る
しく多量に使用すれば最終的製品の自動的乾燥が不十分
となり、また、有機溶剤の必要量も増加し、良質の製品
が得られない。その反面1〜10%程度の当量よシ過剰
の水分は、後述のペースト状物の攪拌と均一な水利発熱
反応の維持を容易にする有機溶剤としては前述の有機顔
料t−溶解出来、かつ、水と自由な比率で均一に混合出
来るものが望ましい。例えばメタノール、エタノール、
イングロパノール、アセトンなどである。
本発明に於て驚くべきことは、上述の水−有機溶剤混合
溶液が直接には、上述の有機顔料を溶解出来なくとも本
発明の実施には差支ないことである(後述説明参照)。
溶液が直接には、上述の有機顔料を溶解出来なくとも本
発明の実施には差支ないことである(後述説明参照)。
酸化石灰−有機顔料混合物に水−有機溶剤混合溶液の添
加混合は、公知の混練機又は混和器を用いて、室温〜1
00℃で20分〜1時間、好ましくは30〜40分行な
う。その後、30分〜30時間、好ましくは1時間〜1
5時の熟成を製品ホッパーで行なう。水利反応による発
熱は、有機溶剤の蒸発熱によシ除去されるが、危険防止
および環境保全のため混練器等はシャケ、ト等の冷却装
置と有機溶剤の凝縮器(コンデンサー)を備えたものが
良い。該添加混合の終期は、水利反応熱の発生終了を器
内温度を継続的に測定して知シ、器内温度が室温よシや
や高い程度の温度まで十分に低下した時点で終了7する
。
加混合は、公知の混練機又は混和器を用いて、室温〜1
00℃で20分〜1時間、好ましくは30〜40分行な
う。その後、30分〜30時間、好ましくは1時間〜1
5時の熟成を製品ホッパーで行なう。水利反応による発
熱は、有機溶剤の蒸発熱によシ除去されるが、危険防止
および環境保全のため混練器等はシャケ、ト等の冷却装
置と有機溶剤の凝縮器(コンデンサー)を備えたものが
良い。該添加混合の終期は、水利反応熱の発生終了を器
内温度を継続的に測定して知シ、器内温度が室温よシや
や高い程度の温度まで十分に低下した時点で終了7する
。
かくして、本発明に係わる標識用−着色消石灰粉末が得
られる。
られる。
得られた該粉末を顕微鏡観察すると、消石灰粉末の表面
が有機顔料で均一に被覆され、該粉末を指で摩擦しても
、着色物が簡単に剥離することはない。この理由は、酸
化石灰粉末から水利反応で新たに消石灰の粉末状結晶が
形成される間に一旦有機溶剤溶液として存在した有機顔
料の分子が消石灰粉末の表面に析出して強固に付着し、
有機顔料特有の被覆力を十分に発揮するからであると思
われる。上述の有機溶剤溶液は、当初有機溶剤が水と共
存するため有機顔料の溶解が困難であるが、該水分が酸
化石灰との水利反応で消費されてゆく間に、残った有機
溶剤が、有機顔料を溶解する力を恢復するものと思われ
る。
が有機顔料で均一に被覆され、該粉末を指で摩擦しても
、着色物が簡単に剥離することはない。この理由は、酸
化石灰粉末から水利反応で新たに消石灰の粉末状結晶が
形成される間に一旦有機溶剤溶液として存在した有機顔
料の分子が消石灰粉末の表面に析出して強固に付着し、
有機顔料特有の被覆力を十分に発揮するからであると思
われる。上述の有機溶剤溶液は、当初有機溶剤が水と共
存するため有機顔料の溶解が困難であるが、該水分が酸
化石灰との水利反応で消費されてゆく間に、残った有機
溶剤が、有機顔料を溶解する力を恢復するものと思われ
る。
本発明に係る着色方法に代えて消石灰粉末を直接有機顔
料と有機溶剤を用いて着色被覆することは可能である。
料と有機溶剤を用いて着色被覆することは可能である。
しかしながら有機顔料による消石灰粉末の被覆効果が劣
るため、視覚上、同一着色濃度の着色品を製造するに数
チル数十チ多量の有機顔料を要し、有機溶剤の使用量も
本発明に係る方法よシ約2倍以上必要とし、有機溶剤の
回収と製品の乾燥のために別途加熱を要する。更に決定
的なことは、このような直接着色品に付着している有機
顔料は摩擦等によシ、着色が剥離しやすいことである。
るため、視覚上、同一着色濃度の着色品を製造するに数
チル数十チ多量の有機顔料を要し、有機溶剤の使用量も
本発明に係る方法よシ約2倍以上必要とし、有機溶剤の
回収と製品の乾燥のために別途加熱を要する。更に決定
的なことは、このような直接着色品に付着している有機
顔料は摩擦等によシ、着色が剥離しやすいことである。
このことは後述の標識用着色物としての効果を半減させ
るものである。
るものである。
B6着色物の標識用としての用途
以上のようにして有機顔料で、完全かつ均一に被覆され
た本発明の標識用着色消石灰粉末(以下、標識用着色粉
末ということがある)が得られる。
た本発明の標識用着色消石灰粉末(以下、標識用着色粉
末ということがある)が得られる。
本発明において標識用とは単なる目しるしを意味せず、
より広く他の部分若しくは、他の表示部分と区別して表
示出来る用途を意味する。この用途を分野別に説明する
。
より広く他の部分若しくは、他の表示部分と区別して表
示出来る用途を意味する。この用途を分野別に説明する
。
イ、地上表示用:
例えばスポーツグラウンド上の区切シ線は、消石灰粉末
による場合は、白色のみであったので段階的区別が困難
でありた。本発明品は赤色、青色等、自由に着色出来る
ので従来の白線の他に段階別に赤線、青線等を引くこと
が自由に出来る。
による場合は、白色のみであったので段階的区別が困難
でありた。本発明品は赤色、青色等、自由に着色出来る
ので従来の白線の他に段階別に赤線、青線等を引くこと
が自由に出来る。
口1文具用:
本発明の標識用着色粉末に少量の水(及び必要に応じ少
量の糊剤)を加えてペースト状とし、筆等を用いて、壁
面(又は黒板)等に一時的な図形、文章等を表示出来る
。水の代ルに少量の油を加えたペーストとすることも出
来る。
量の糊剤)を加えてペースト状とし、筆等を用いて、壁
面(又は黒板)等に一時的な図形、文章等を表示出来る
。水の代ルに少量の油を加えたペーストとすることも出
来る。
J\ 建材用:
消石灰を主原料の一つとするしっくい壁は白色に仕上げ
られる。着色するには、更に別途、表面塗装を要する。
られる。着色するには、更に別途、表面塗装を要する。
消石灰に代えて、本発明品を使用すれば、所望の色調の
着色壁を得ることが出来る。
着色壁を得ることが出来る。
ニ、塗装用:
ペイント類は、油性であると、水性であるとを問わず高
価であシ、塗装自体も高度の熟練を要する。本発明品は
ペイント類に較べて、極めて安価であるから、水および
少量の添着剤と混合して懸濁物としブラシ、又はロール
で建築物の内外壁、天井等を一時的に塗装することは、
混合、塗装、およびその後の除去、共に熟練を要しない
から、一時的塗装用として便利である・ホ、肥料用: 消石灰は、作土の−I調整又は保水力維持等の目的で散
布される。うね状裁培の場合は、作物によシうね毎に消
石灰の散布量を区別したい場合もあシ得る。着色した本
発明の消石灰粉末は、白色の消石灰と散布量を区別し易
い。
価であシ、塗装自体も高度の熟練を要する。本発明品は
ペイント類に較べて、極めて安価であるから、水および
少量の添着剤と混合して懸濁物としブラシ、又はロール
で建築物の内外壁、天井等を一時的に塗装することは、
混合、塗装、およびその後の除去、共に熟練を要しない
から、一時的塗装用として便利である・ホ、肥料用: 消石灰は、作土の−I調整又は保水力維持等の目的で散
布される。うね状裁培の場合は、作物によシうね毎に消
石灰の散布量を区別したい場合もあシ得る。着色した本
発明の消石灰粉末は、白色の消石灰と散布量を区別し易
い。
へ、農薬用:
石灰、硫黄合剤のような水性スラリーを同時に数種類調
合して使用する場合、消石灰の色別に処方を決定してお
けば、散布時に混同するおそれがない。
合して使用する場合、消石灰の色別に処方を決定してお
けば、散布時に混同するおそれがない。
ト、製紙用:
着色紙用に消石灰を配合する場合、本発明品を使用すれ
ば、別途添加すべき顔料、または染料を節約し、又は使
用しないですむこととなる。
ば、別途添加すべき顔料、または染料を節約し、又は使
用しないですむこととなる。
以上のような用途は、すべて本発明品が無着色の消石灰
に較べて、著るしく高価でない場合に、はじめて経済的
に使用可能となるのである。
に較べて、著るしく高価でない場合に、はじめて経済的
に使用可能となるのである。
以下、製造例および使用例をもって、本発明を説明する
。
。
製造例1:
19の布製顔料シアニンブルーMS−4を50dのメタ
ノールに溶解した後、44μに粉砕した酸化石灰lOI
にシアニンブルーの2チメチルアルコール溶液lOdと
水10mの混合液を加えて混合攪拌し発熱乾燥させて青
色の消石灰粉末とする。
ノールに溶解した後、44μに粉砕した酸化石灰lOI
にシアニンブルーの2チメチルアルコール溶液lOdと
水10mの混合液を加えて混合攪拌し発熱乾燥させて青
色の消石灰粉末とする。
製造例2:
44μに粉砕した酸化カルシウム粉末2079に0.2
11のシアニンブルーMS −4を加え、メタノール6
−を含むメタノール水12−を加えて混合し、ペースト
状となしたる後、発熱して粉末となる迄攪拌して青色消
石灰粉末をする。
11のシアニンブルーMS −4を加え、メタノール6
−を含むメタノール水12−を加えて混合し、ペースト
状となしたる後、発熱して粉末となる迄攪拌して青色消
石灰粉末をする。
製造例3:
5m径に粉砕した酸化カルシウム10&に1gのシアニ
ンブルーHa −4を加えて、メタノール3−を含むメ
タノール水6dを加えて混合し、ペースト状となしたる
後発熱して粉末となる迄攪拌して青色消石灰とする。
ンブルーHa −4を加えて、メタノール3−を含むメ
タノール水6dを加えて混合し、ペースト状となしたる
後発熱して粉末となる迄攪拌して青色消石灰とする。
製造例4:
149μに粉砕した酸化カルシウム10Iに0.1Fの
シアニングリーン2GNを加え、エタノール3ゴからな
るエタノール水6rILlを加えて混合し、ペースト状
となし、発熱して粉末状となる迄攪拌を続けて、緑色の
消石灰粉末を得る。
シアニングリーン2GNを加え、エタノール3ゴからな
るエタノール水6rILlを加えて混合し、ペースト状
となし、発熱して粉末状となる迄攪拌を続けて、緑色の
消石灰粉末を得る。
製造例5:
149μに粉砕した酸化カルシウム20Iiにセイカフ
ァーストレ、ド4R4016を0.2 II加えて6ゴ
のメタノールを含むメタノール水12−を加えて混合し
ペースト状となし、発熱して粉末状となる迄攪拌を続け
て赤色の消石灰粉末を得る。
ァーストレ、ド4R4016を0.2 II加えて6ゴ
のメタノールを含むメタノール水12−を加えて混合し
ペースト状となし、発熱して粉末状となる迄攪拌を続け
て赤色の消石灰粉末を得る。
使用例1:
製造例1と同一の方法で製造した着色消石灰粉末に水を
加えて10%スラリーとし、スポーツ標識用線引き器に
入れ、灰白色のコンクリート床上に仕切シ線を引いた。
加えて10%スラリーとし、スポーツ標識用線引き器に
入れ、灰白色のコンクリート床上に仕切シ線を引いた。
この仕切線は、無着色の消石灰スラリーで同様に引いた
ものよりも識別性良好であった。
ものよりも識別性良好であった。
使用例2:
田畑の土壌改良剤として従来よシ消石灰を散布する土の
アルカリ度調節があるが、土地を一定面積に区切りて着
色消石灰の量を調節して散布、すれば赤色の場所、青色
の場所と夫々色別に土壌の声調節が可能である。無着色
の消石灰では散布量を変えても区別かつかづ声調節が困
難であった。
アルカリ度調節があるが、土地を一定面積に区切りて着
色消石灰の量を調節して散布、すれば赤色の場所、青色
の場所と夫々色別に土壌の声調節が可能である。無着色
の消石灰では散布量を変えても区別かつかづ声調節が困
難であった。
使用例3:
水害後の床下消毒等に消石灰を二・三回散布する際に着
色消石灰粉末であれば色別に散布日時の確認が出来たが
、無着色消石灰では困難であった。
色消石灰粉末であれば色別に散布日時の確認が出来たが
、無着色消石灰では困難であった。
使用例4:
使用例1と同一の方法で保育園のグラウンドで仕切シ線
を引いたところ園児は無着色のラインよシも着色消石灰
の方を好み従来より活発な動作をする園児が増大した。
を引いたところ園児は無着色のラインよシも着色消石灰
の方を好み従来より活発な動作をする園児が増大した。
使用例5:
着色消石灰の10チスラリーに少量の糊剤を加えてスプ
レーでコンクリートモルタル壁面に吹きつけた処、特に
色調に富み彩色性が非常に良好であった。
レーでコンクリートモルタル壁面に吹きつけた処、特に
色調に富み彩色性が非常に良好であった。
使用例6:
建築物の合壁に用いる時、塗布時に無着色消石灰に顔料
を混合して色合せをするが、本発明の着色消灰は色合せ
の必要がなく、消石灰のアルカリによる褪色もなかった
。
を混合して色合せをするが、本発明の着色消灰は色合せ
の必要がなく、消石灰のアルカリによる褪色もなかった
。
代理人 弁理士 野 中 克 彦
Claims (2)
- (1)粒子径44μ〜りmmの酸化カルシウム粉末に0
.1〜lO重量−の有機顔料、該酸化カルシウムと当量
の水および前記有機顔料を溶解出来、かつ、前記水とほ
ぼ同量の水溶性有機溶剤を混合し、該酸化カルシウム粉
末と水との水利反応熱によシ生成した着色物を乾燥せし
めてなる標識用着色消石灰粉末。 - (2) 有機顔料として、シアニンブルー、シアニング
リーン、ファーストレッドおよびモノアゾ系色素ハンプ
から選ばれた一以上のものを使用する特許請求の範囲第
(1)項に記載の消石灰粉末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16176483A JPS6053568A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 標識用着色消石灰粉末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16176483A JPS6053568A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 標識用着色消石灰粉末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053568A true JPS6053568A (ja) | 1985-03-27 |
JPS6154825B2 JPS6154825B2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=15741446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16176483A Granted JPS6053568A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 標識用着色消石灰粉末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053568A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014109330A1 (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-17 | 宇部マテリアルズ株式会社 | 水分吸着剤及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP16176483A patent/JPS6053568A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014109330A1 (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-17 | 宇部マテリアルズ株式会社 | 水分吸着剤及びその製造方法 |
JP2014147927A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-08-21 | Ube Material Industries Ltd | 水分吸着剤及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6154825B2 (ja) | 1986-11-25 |
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