JPS6046501B2 - 電磁断続器 - Google Patents
電磁断続器Info
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- JPS6046501B2 JPS6046501B2 JP53137732A JP13773278A JPS6046501B2 JP S6046501 B2 JPS6046501 B2 JP S6046501B2 JP 53137732 A JP53137732 A JP 53137732A JP 13773278 A JP13773278 A JP 13773278A JP S6046501 B2 JPS6046501 B2 JP S6046501B2
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- contact plate
- armature
- magnetic core
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
- H01H71/12—Automatic release mechanisms with or without manual release
- H01H71/24—Electromagnetic mechanisms
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01H71/2454—Electromagnetic mechanisms characterised by the magnetic circuit or active magnetic elements
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- Electromagnetism (AREA)
- Breakers (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自身の接点により閉じられた回路内に過電流が
発生した場合に速やかにその接点を開放する電磁断続器
に関する。
発生した場合に速やかにその接点を開放する電磁断続器
に関する。
本発明による電磁断続器は少くとも1個の可動接点を駆
動するための電磁石と、過電流を検出するために、回路
内に設けられたコイルと可動接点に対してこれを固定接
点から分離させるべく作用する伝達ピストンと協動する
磁心とから成る過電流検出手段と、この伝達ピストンを
過電圧発生時に対応した位置に保持するクランプ手段と
、上記の電磁石の電流供給回路内に設けられて、コイル
によつて磁心が吸引された場合に開放される開閉器とか
ら成るものである。
動するための電磁石と、過電流を検出するために、回路
内に設けられたコイルと可動接点に対してこれを固定接
点から分離させるべく作用する伝達ピストンと協動する
磁心とから成る過電流検出手段と、この伝達ピストンを
過電圧発生時に対応した位置に保持するクランプ手段と
、上記の電磁石の電流供給回路内に設けられて、コイル
によつて磁心が吸引された場合に開放される開閉器とか
ら成るものである。
上記の機構に類する装置としては、ドイツ国特許第73
5838号に開示された装置が知られているが、当該装
置の場合は前記の伝達ピストンの作用が弱く、前記の可
動接点は固定接点に対して充分に分離されない欠点があ
つた。
5838号に開示された装置が知られているが、当該装
置の場合は前記の伝達ピストンの作用が弱く、前記の可
動接点は固定接点に対して充分に分離されない欠点があ
つた。
そのため可動接点に付属して、前記電磁石の駆動電流が
遮断されて前記の可動接点が静止する前にこの可動接点
の移動量を増加せしめる手段を設けることが必要であつ
た。また同様にアメリカ合衆国特許第407368号に
開示された断続器の場合はコイル及びこれに協動する磁
心は接点と制御手段との間に配置されている。
遮断されて前記の可動接点が静止する前にこの可動接点
の移動量を増加せしめる手段を設けることが必要であつ
た。また同様にアメリカ合衆国特許第407368号に
開示された断続器の場合はコイル及びこれに協動する磁
心は接点と制御手段との間に配置されている。
磁心が可動接点の位置に設けられているこのような装置
の場合は、磁心が作動しない場合すなわち接点が閉じた
状態においてはこの接点に加えられる弾性応力は接点の
損傷等の状態に依存しているため装置の作動すなわち接
点の開放の閥値は経時変化が避けられないものであつた
。本発明は回路内に過電流が発生した場合の接点の開放
が速やかに行われて比較的定格電流が少い機器において
も今日必要となつている電流の制限の作用が付与され、
また経時変化がなく常に一定の閾値を有する電磁断続器
を提供することを目的とする。
の場合は、磁心が作動しない場合すなわち接点が閉じた
状態においてはこの接点に加えられる弾性応力は接点の
損傷等の状態に依存しているため装置の作動すなわち接
点の開放の閥値は経時変化が避けられないものであつた
。本発明は回路内に過電流が発生した場合の接点の開放
が速やかに行われて比較的定格電流が少い機器において
も今日必要となつている電流の制限の作用が付与され、
また経時変化がなく常に一定の閾値を有する電磁断続器
を提供することを目的とする。
本発明による電磁断続器は対称軸の位置に配置されてこ
の可動接点に対して固定接点と結合するように作用する
第1弾性リターン手段を有した対・称形の接点板から成
る可動接点と、コイルと協動し、その動きを電磁石のア
マチュアと接点板とを結ぶ方向に接点板に伝達する磁心
と、この磁心がクランプ手段によつて保持された場合に
この接点板の位置が電流を遮断するに充分であるべく接
点,板を移動せしめるような移動範囲をもつ伝達ピスト
ンと、接点板に連結されす対称軸方向の移動をする前記
アマチュアの運動を接点板に伝達するブッシュロッドと
、電磁石が励磁されない場合に固定接点及び可動接点を
互いに分離すべくアマチユンアを移動させる第2弾性リ
ターン手段とから成つている。
の可動接点に対して固定接点と結合するように作用する
第1弾性リターン手段を有した対・称形の接点板から成
る可動接点と、コイルと協動し、その動きを電磁石のア
マチュアと接点板とを結ぶ方向に接点板に伝達する磁心
と、この磁心がクランプ手段によつて保持された場合に
この接点板の位置が電流を遮断するに充分であるべく接
点,板を移動せしめるような移動範囲をもつ伝達ピスト
ンと、接点板に連結されす対称軸方向の移動をする前記
アマチュアの運動を接点板に伝達するブッシュロッドと
、電磁石が励磁されない場合に固定接点及び可動接点を
互いに分離すべくアマチユンアを移動させる第2弾性リ
ターン手段とから成つている。
以下本発明による電磁断続器について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
ら詳細に説明する。
第1図は本発明の電磁断続器の一実施例を示す図てある
。本図において、この電磁断続器の容器1内には励磁コ
イル21を有する電磁石の固定継鉄2と、固定の2個の
接点30及び接続端子32に連結された接点31と、過
電流を検出する磁気回路とが設けられている。この過電
流検出用磁気回路は本図に図示された例では中心孔42
を有し、コイル23によつて励磁される継鉄22を有す
るものであるが、このコイル23の巻線の一端は接続用
端子33に連結され、他端は上記の固定接点30に連結
されている。上記の電磁石2,21に対してはアマチュ
ア3が配置されており、このアマチュア3は連結部材8
を担持しており、この連結部材8はこれ自身とベース部
分との間に設けられて、継鉄2とアマチュア3とを分離
する方向に働く第2弾性部材であるリターンスプリング
6,7の弾性力を受けている。
。本図において、この電磁断続器の容器1内には励磁コ
イル21を有する電磁石の固定継鉄2と、固定の2個の
接点30及び接続端子32に連結された接点31と、過
電流を検出する磁気回路とが設けられている。この過電
流検出用磁気回路は本図に図示された例では中心孔42
を有し、コイル23によつて励磁される継鉄22を有す
るものであるが、このコイル23の巻線の一端は接続用
端子33に連結され、他端は上記の固定接点30に連結
されている。上記の電磁石2,21に対してはアマチュ
ア3が配置されており、このアマチュア3は連結部材8
を担持しており、この連結部材8はこれ自身とベース部
分との間に設けられて、継鉄2とアマチュア3とを分離
する方向に働く第2弾性部材であるリターンスプリング
6,7の弾性力を受けている。
また中心軸方向の運動の伝達機構である伝達ピストン4
8は相対する2端部16及び26を有しているがまず一
方の端部16は圧縮スプリング11及び1「からなる弾
性的反動手段すなわちクランプ手段を介して連結部材8
に連結しているが、この圧縮スプリング11及び1「の
一端は連結部材8の支持部分13によつて支持されてお
り、他端はこの端部16に連結された支持体14の支持
部分12によつて支持されている。
8は相対する2端部16及び26を有しているがまず一
方の端部16は圧縮スプリング11及び1「からなる弾
性的反動手段すなわちクランプ手段を介して連結部材8
に連結しているが、この圧縮スプリング11及び1「の
一端は連結部材8の支持部分13によつて支持されてお
り、他端はこの端部16に連結された支持体14の支持
部分12によつて支持されている。
またこの伝達ピストン48の第2の端部26は固定の接
点30及び31の近傍にあつて、この両者の間を貫いて
おり、この端部26に対面する位置に設けられた接点板
28に軸方向の移動を伝達すること.ができるようにな
つている。また接点板28は移動接点29及び34を担
持しているが、これらの移動接点29及び34は、この
装置の容器の壁面38を支持面として移動接点を固定接
点に対して、押当せしめる働きを有する第1弾性部材て
あ.る圧縮スプリング37による圧力が常に加えられた
状態にある。軸方向の移動を規定された連結部材に対し
て弾性的に結合されていること及び図示されていないガ
イド手段の作用によつてこの伝達ピストン48は連結部
材8と一体になつて移動し、電磁石が通電されている場
合及び駆動電流が遮断された場合の間でこの伝達ピスト
ン48は長手方向の移動が起るようになつている。
点30及び31の近傍にあつて、この両者の間を貫いて
おり、この端部26に対面する位置に設けられた接点板
28に軸方向の移動を伝達すること.ができるようにな
つている。また接点板28は移動接点29及び34を担
持しているが、これらの移動接点29及び34は、この
装置の容器の壁面38を支持面として移動接点を固定接
点に対して、押当せしめる働きを有する第1弾性部材て
あ.る圧縮スプリング37による圧力が常に加えられた
状態にある。軸方向の移動を規定された連結部材に対し
て弾性的に結合されていること及び図示されていないガ
イド手段の作用によつてこの伝達ピストン48は連結部
材8と一体になつて移動し、電磁石が通電されている場
合及び駆動電流が遮断された場合の間でこの伝達ピスト
ン48は長手方向の移動が起るようになつている。
第1図に図示された状態すなわち、この電磁断続器が開
放状態にある場合は、アマチュア3は継鉄2から離れて
おり、また支持体14の下面17は圧縮スプリング11
及び1「により連結部材8の基準面15に対して圧着し
ているがこの押当力はスプリング11及び1「の支持点
12が同様の支持点13に比較し基準面15に対してよ
り近傍に位置しているために生じているものである。
放状態にある場合は、アマチュア3は継鉄2から離れて
おり、また支持体14の下面17は圧縮スプリング11
及び1「により連結部材8の基準面15に対して圧着し
ているがこの押当力はスプリング11及び1「の支持点
12が同様の支持点13に比較し基準面15に対してよ
り近傍に位置しているために生じているものである。
冫 このような位置においてはブッシュロッドとして働
く伝達ピストン48の上端部26に設けられた接面が接
点板28の接面35に圧着し、更に、この接点板28を
容器1の止部41に達するまで押し上げてスプリング3
7を圧縮した状態にあ・り、接点回路は開放されている
。
く伝達ピストン48の上端部26に設けられた接面が接
点板28の接面35に圧着し、更に、この接点板28を
容器1の止部41に達するまで押し上げてスプリング3
7を圧縮した状態にあ・り、接点回路は開放されている
。
接点板28の軸方向の平行移動を確実化するためにガイ
ド手段39及び40が設けられ夫々接点板28及び容器
1に結合されている。
ド手段39及び40が設けられ夫々接点板28及び容器
1に結合されている。
またこれらのガイド手段はスプリング37と行心状に設
ける1ことができれば好都合である。この状態において
電磁石が通電されるとアマチュア3はこれに結合された
連結部材8とともに本図における下方の方向に移動する
が、この場合連結部材8はスプリング6及び7を圧縮し
ながら下方に移動する。
ける1ことができれば好都合である。この状態において
電磁石が通電されるとアマチュア3はこれに結合された
連結部材8とともに本図における下方の方向に移動する
が、この場合連結部材8はスプリング6及び7を圧縮し
ながら下方に移動する。
またこの連結部材8はスプリング11及び11″の保持
作用によつて、伝達ピストン48を引寄せた状態にあり
、この伝達ピストン48は連結部材8の移動に追随して
動く。
作用によつて、伝達ピストン48を引寄せた状態にあり
、この伝達ピストン48は連結部材8の移動に追随して
動く。
アマチュア3が継鉄2の方向に吸引されるとこの装置の
各部分は第2図に示しされた位置に移動するがこの場合
にこの電磁断続器の接点は閉じた状態になる。
各部分は第2図に示しされた位置に移動するがこの場合
にこの電磁断続器の接点は閉じた状態になる。
この位置においては接点ブリッジの可動接点はスプリン
グ37の力によつて固定接点31及び30に対して圧着
しており、またブッシュロッドの接面36は接点板の接
面35に対して距離eをもつて分離された状態にある。
従つて接点の圧力は可動部分の状態をいかんを問わず独
立に決定され、伝達ピストンの位置は接点の磨滅が起つ
た場合にも影響を受けることがない。
グ37の力によつて固定接点31及び30に対して圧着
しており、またブッシュロッドの接面36は接点板の接
面35に対して距離eをもつて分離された状態にある。
従つて接点の圧力は可動部分の状態をいかんを問わず独
立に決定され、伝達ピストンの位置は接点の磨滅が起つ
た場合にも影響を受けることがない。
次に過電流検出装置について説明すると前記の継鉄22
は伝達ピストン48の中央付近にこれに滑動自在に設け
られた可動磁心24と協動するように構成されている。
は伝達ピストン48の中央付近にこれに滑動自在に設け
られた可動磁心24と協動するように構成されている。
第1図において明らかなように、伝達ピストン48に対
して同心状に設けられたリターンスプリング20が前記
伝達ピストンに結合した支持体14に下部を支えられて
上記の可動磁心24を該伝達ピストン48の肩部25の
方向に押上げている。第1図及び第2図を参照すると、
可動磁心24は伝達ピストン48に対して上方方向のみ
移動が限定されているため、アマチュアが距離1だけ移
動すると可動磁心24の上面27は継鉄22の磁極面4
6に対して距離jだけ離れた位置に移動する。また支持
体14と伝達ピストン48との結合は、第5図にも図示
された如く横方向に貫通されたピン18により構成され
ており、またピン18はこれと同時に伝達ピストン48
と連結部材8との遊隙をもつた結合手段としても作用す
るものである。
して同心状に設けられたリターンスプリング20が前記
伝達ピストンに結合した支持体14に下部を支えられて
上記の可動磁心24を該伝達ピストン48の肩部25の
方向に押上げている。第1図及び第2図を参照すると、
可動磁心24は伝達ピストン48に対して上方方向のみ
移動が限定されているため、アマチュアが距離1だけ移
動すると可動磁心24の上面27は継鉄22の磁極面4
6に対して距離jだけ離れた位置に移動する。また支持
体14と伝達ピストン48との結合は、第5図にも図示
された如く横方向に貫通されたピン18により構成され
ており、またピン18はこれと同時に伝達ピストン48
と連結部材8との遊隙をもつた結合手段としても作用す
るものである。
このため少くともピン18の一端44は連結部材に設け
られて軸方向に伸長した溝部19内に収容されており、
この溝部19の大きさは支持体14が基準面15から離
れた場合に結合部材に係合することによつて伝達ピスト
ン48との連結が可能になる値が選ばれており、ピン1
8の端部44と溝部19の端部45との接触によつて位
置決めが行われている。回路内に大電流が流れた場合に
は可動磁心24は継鉄22に引付けられ伝達ピストン4
8に対して図の垂直方向すなわち長手方向への圧力を加
える。
られて軸方向に伸長した溝部19内に収容されており、
この溝部19の大きさは支持体14が基準面15から離
れた場合に結合部材に係合することによつて伝達ピスト
ン48との連結が可能になる値が選ばれており、ピン1
8の端部44と溝部19の端部45との接触によつて位
置決めが行われている。回路内に大電流が流れた場合に
は可動磁心24は継鉄22に引付けられ伝達ピストン4
8に対して図の垂直方向すなわち長手方向への圧力を加
える。
この圧力が弾性的反動手段のスプリング11及ひ1「に
よる反発力より大になつた場合は、伝達ピストン48は
垂直方向に強力に押出され、固定接点及び可動接点を分
離させる。
よる反発力より大になつた場合は、伝達ピストン48は
垂直方向に強力に押出され、固定接点及び可動接点を分
離させる。
この場合、伝達ピストン48はアマチュア3の運動及ひ
可動磁心24により起動される撃鉄部分すなわち伝達ピ
ストンの運動の可動接点に伝達するブッシュ罎ンドの役
割をも果たすものである。この遮断過程の始めの段階で
は伝達ピストン48は第2図に示された如く弾性的反動
手段の均衝点から距離aだけ手前の位置にある。
可動磁心24により起動される撃鉄部分すなわち伝達ピ
ストンの運動の可動接点に伝達するブッシュ罎ンドの役
割をも果たすものである。この遮断過程の始めの段階で
は伝達ピストン48は第2図に示された如く弾性的反動
手段の均衝点から距離aだけ手前の位置にある。
もしこの距離aが距離eに対して小なる値になれば、接
点板は以下に述べる過程をもつて押上げられるが、その
場合の速度は伝達ピストン48の質量に対して可動磁心
の吸引力及びスプリング11及び1「が解放されて生じ
た図における上方方向への合成力が加えられた結果の加
速度によつて決定される。第3図に図示された遮断過程
においてはアマチュア3は電磁石に固定された継鉄及び
4に結合しており、第5図におけるピン18の端部44
は連結部材8の支持面45に密着している。
点板は以下に述べる過程をもつて押上げられるが、その
場合の速度は伝達ピストン48の質量に対して可動磁心
の吸引力及びスプリング11及び1「が解放されて生じ
た図における上方方向への合成力が加えられた結果の加
速度によつて決定される。第3図に図示された遮断過程
においてはアマチュア3は電磁石に固定された継鉄及び
4に結合しており、第5図におけるピン18の端部44
は連結部材8の支持面45に密着している。
その結果伝達ピストンの位置が決定され従つて、接点の
開放度dもこれにより決定される。上述の遮断過程にお
いては、可動磁心24の上面27は継鉄の磁極面46に
圧着しており、この上面27がそれまで圧着していた伝
達ピストンの肩部25とは遊隙hの隔たりが生じている
。
開放度dもこれにより決定される。上述の遮断過程にお
いては、可動磁心24の上面27は継鉄の磁極面46に
圧着しており、この上面27がそれまで圧着していた伝
達ピストンの肩部25とは遊隙hの隔たりが生じている
。
上記の機構を有するこの電磁断続器においては所定の過
電流が発生した際の遮断過程の閾値は弾性的反動手段の
幾何学的配置及び可動磁心の位置並びに移動部分の質量
とによつて、一意に決定されることが理解される。また
、この装置の多相の電流が供給された電線の電流遮断を
行わせる場合は、個々の位相に対応するために上記と同
様の機構による整流タイプの機構(コミユテーター)を
連結部材上に設けることになる。
電流が発生した際の遮断過程の閾値は弾性的反動手段の
幾何学的配置及び可動磁心の位置並びに移動部分の質量
とによつて、一意に決定されることが理解される。また
、この装置の多相の電流が供給された電線の電流遮断を
行わせる場合は、個々の位相に対応するために上記と同
様の機構による整流タイプの機構(コミユテーター)を
連結部材上に設けることになる。
そのような場合には、過電流が発生した位相の回路の遮
断が起つた後直ちに隣り合う位相の回路の遮断を行わな
ければならない。
断が起つた後直ちに隣り合う位相の回路の遮断を行わな
ければならない。
このためには補助板47が継鉄22と同様の個々の継鉄
に設けられて、電磁石の励磁回路の遮断を行うことがで
きるようになつている。
に設けられて、電磁石の励磁回路の遮断を行うことがで
きるようになつている。
すなわち、この補助板は弾性的反動手段が作動される電
”流より弱い電流に対して前記の励磁回路の遮断を行う
ように作用するがこれは迅速な遮断によつて、あまり強
力でない過電流の場合に機器から供給される電流を防止
するためてある。非常に強力な過電流による通常の回路
の遮断が起つた後の接点の開放状態が第4図に示されて
いる。
”流より弱い電流に対して前記の励磁回路の遮断を行う
ように作用するがこれは迅速な遮断によつて、あまり強
力でない過電流の場合に機器から供給される電流を防止
するためてある。非常に強力な過電流による通常の回路
の遮断が起つた後の接点の開放状態が第4図に示されて
いる。
この場合にはすべての相に対する固定接点及び可動接点
は開放されているが、この状態においては、連結部材は
電磁石2及び4から離れた位置Bに移動しており、この
距離は過電流が発生した・場合でない通常の開放状態に
対応した位置Aに比べて小である。このことは、スプリ
ング11及び1「の位置の違いを原因としたものでる。
また初期位置の回復のための手段(図示せす)が設けら
れて、連結部材に対しては矢印F方向、接点板に対して
は矢印F″の方向に力を加え、第1図に図示された初期
位置に復帰せられるようになつている。
は開放されているが、この状態においては、連結部材は
電磁石2及び4から離れた位置Bに移動しており、この
距離は過電流が発生した・場合でない通常の開放状態に
対応した位置Aに比べて小である。このことは、スプリ
ング11及び1「の位置の違いを原因としたものでる。
また初期位置の回復のための手段(図示せす)が設けら
れて、連結部材に対しては矢印F方向、接点板に対して
は矢印F″の方向に力を加え、第1図に図示された初期
位置に復帰せられるようになつている。
第9図には本発明の別の実施例が図示されているが、本
図においては第1図から第4図における装置と同一の機
能を有する手段には同一の指数が付けられている。
図においては第1図から第4図における装置と同一の機
能を有する手段には同一の指数が付けられている。
この実施例では可動接点の平常の動作を許容すると同時
に、過電流が発生した際に接点の遮断を行つていた部材
の機能は互いに分離されて、個別の部材によつて構成さ
れているため個々の部材の移動の自由度が大てあるはか
りでなく、個々の部材の機能を発揮させるための個々の
部材の製造上の誤差の許容度が独立する利点が得られる
ものである。
に、過電流が発生した際に接点の遮断を行つていた部材
の機能は互いに分離されて、個別の部材によつて構成さ
れているため個々の部材の移動の自由度が大てあるはか
りでなく、個々の部材の機能を発揮させるための個々の
部材の製造上の誤差の許容度が独立する利点が得られる
ものである。
この実施例ではブッシュロッド116はその一端が常に
アマチュアに結合されて、共に移動するものであるが、
その形状は円柱状であつて前記の実施例と同様に、その
端部118は接点板28の近傍に位置している。
アマチュアに結合されて、共に移動するものであるが、
その形状は円柱状であつて前記の実施例と同様に、その
端部118は接点板28の近傍に位置している。
継鉄22及ひコイル23はこの装置においても磁心24
と協働しているがこの磁心24は環状の形状を有するか
又はプランジャーの鉄心に類するものてある。
と協働しているがこの磁心24は環状の形状を有するか
又はプランジャーの鉄心に類するものてある。
この磁心24は遮断器を構成する円筒部材126上に設
けられているが、この円筒部材の唯一の機能は過電流が
発生した場合に回路を遮断することである。
けられているが、この円筒部材の唯一の機能は過電流が
発生した場合に回路を遮断することである。
すなわち、この円筒部材にはブッシュロッドが摩擦なく
挿入されており、このブッシュロッドに対して円筒部材
はガイド用の鞘部として一も作用している。この円筒部
材のアマチュア側の端部114は静止時においては前記
の実施例における装置と同様の2個のスプリング11及
び11″による軸方向の分力を受け、この装置の容器の
支持面115に対して圧着されている。またこ.のスプ
リングの端部10は、この場合同様の容器に設けられた
例えば支持部分113等によつて支持されている。磁心
24の継鉄22の磁極面との相対的な位置は、円筒部材
の頚部125による支持位置によつ・て決定されている
がこの磁心24は静止状態においては制御スプリング2
0によつて上記位置に圧着されている。
挿入されており、このブッシュロッドに対して円筒部材
はガイド用の鞘部として一も作用している。この円筒部
材のアマチュア側の端部114は静止時においては前記
の実施例における装置と同様の2個のスプリング11及
び11″による軸方向の分力を受け、この装置の容器の
支持面115に対して圧着されている。またこ.のスプ
リングの端部10は、この場合同様の容器に設けられた
例えば支持部分113等によつて支持されている。磁心
24の継鉄22の磁極面との相対的な位置は、円筒部材
の頚部125による支持位置によつ・て決定されている
がこの磁心24は静止状態においては制御スプリング2
0によつて上記位置に圧着されている。
また、この実施例においては、間隙磁心と磁極面のjを
決定する部材は、この装置の容器に固定された部材及び
この容器に支持された部材から成つていると考えること
ができる。また間隙jを所定の値に調整すること及びこ
の装置の保守の場合の調整量を計算することは容易であ
つて、そのためにこの装置による遮断の閾値は正確に決
められるばかりでなく、装置使用過程において、例えば
接点の摩耗等の場合にも常に一定に保たれる利点がある
。また前記の実施例と同様に、この装置を初期状ノ態に
戻すためには、手動て接点板及び円筒部材を動かすこと
によつて達成てきる。
決定する部材は、この装置の容器に固定された部材及び
この容器に支持された部材から成つていると考えること
ができる。また間隙jを所定の値に調整すること及びこ
の装置の保守の場合の調整量を計算することは容易であ
つて、そのためにこの装置による遮断の閾値は正確に決
められるばかりでなく、装置使用過程において、例えば
接点の摩耗等の場合にも常に一定に保たれる利点がある
。また前記の実施例と同様に、この装置を初期状ノ態に
戻すためには、手動て接点板及び円筒部材を動かすこと
によつて達成てきる。
また第1図から第4図及び第9図に図示されたクランプ
手段すなわち弾性的反動手段は他の特別な形状及び変形
体等によつて構成することができ・るがこの場合、伝達
ピストンを2ケ所の安定な位置に固定可能な手段である
必要がある。
手段すなわち弾性的反動手段は他の特別な形状及び変形
体等によつて構成することができ・るがこの場合、伝達
ピストンを2ケ所の安定な位置に固定可能な手段である
必要がある。
その第1の位置は、磁心が、協働する磁極面に対して所
定の間隔をもつて支持される位置てあり、第2の位置は
、過電流による遮断器が作動した場合に対応・し、伝達
ピストンの端部が可動接点を固定接点から引離し、過電
流の制限に充分な距離に移動させる位置である。このク
ランプ手段の他の方式による一実施例が第6図及び第7
図に図示されている。
定の間隔をもつて支持される位置てあり、第2の位置は
、過電流による遮断器が作動した場合に対応・し、伝達
ピストンの端部が可動接点を固定接点から引離し、過電
流の制限に充分な距離に移動させる位置である。このク
ランプ手段の他の方式による一実施例が第6図及び第7
図に図示されている。
本図において、前記の実施例ても記述した補助板47は
占有する体積の増加なしに継鉄と協働可能になつている
。継鉄22の稜部62に枢支された補助板47は伝達軸
48の中心軸方向の部分に開口49が設けられている。
占有する体積の増加なしに継鉄と協働可能になつている
。継鉄22の稜部62に枢支された補助板47は伝達軸
48の中心軸方向の部分に開口49が設けられている。
円筒形の磁心50は第1図に図示された方法に類似した
方法で伝達ピストンに連結されており、その側面方向に
伸長した部分51は、第7図に図示された如くその縁部
52が、この磁心50が継鉄22に引き付けられた場合
に弾性鉤手段てある弾性板54上に設けられた鉤部材5
3と係合するようになつている。また手動による解除手
段55が設けられて、弾性板54を後退させることによ
つて磁心50が元の積止位置に復帰されるようになつて
いる。
方法で伝達ピストンに連結されており、その側面方向に
伸長した部分51は、第7図に図示された如くその縁部
52が、この磁心50が継鉄22に引き付けられた場合
に弾性鉤手段てある弾性板54上に設けられた鉤部材5
3と係合するようになつている。また手動による解除手
段55が設けられて、弾性板54を後退させることによ
つて磁心50が元の積止位置に復帰されるようになつて
いる。
その場合第3弾性部材であるスプリング56による弾性
力が働いて磁心を静止状態に引き戻すが、第7図に図示
されたように、側方伸出部51がこの装置の容器の支持
面57に密着されるようになつている。第6図から第8
図において、補助板47の枢軸部分の対側の端部58は
開閉器61の作動手段60に連絡しているがこの開閉器
61は制御用電磁石のコイル21内を流れる電流を、主
回路内を流れる電流が装置の規準電流の例えば1C@の
値になつた楊合に、遮断するようになつている。
力が働いて磁心を静止状態に引き戻すが、第7図に図示
されたように、側方伸出部51がこの装置の容器の支持
面57に密着されるようになつている。第6図から第8
図において、補助板47の枢軸部分の対側の端部58は
開閉器61の作動手段60に連絡しているがこの開閉器
61は制御用電磁石のコイル21内を流れる電流を、主
回路内を流れる電流が装置の規準電流の例えば1C@の
値になつた楊合に、遮断するようになつている。
従つてこの補助板は、伝達ピストンの作用によつて、固
定接点及び移動接点が分離された場合に、励磁回路にお
ける制御用電磁石の供給電流を遮断することによつてこ
の接点の分離を確実化するために設けられている。
定接点及び移動接点が分離された場合に、励磁回路にお
ける制御用電磁石の供給電流を遮断することによつてこ
の接点の分離を確実化するために設けられている。
すなわち、この装置の遮断作用の原因となつた強力な電
流が電極上の接点に加わることなく接点の分離が行われ
るようになつている。次に第10図に図示された実施例
の場合は、上記と同様に前記の実施例の場合と同一の作
用をもつ手段には同一の指数が付けられているが、継鉄
22,コイル23,補助板47及び磁心50は、ブッシ
ュロッド及び遮断部材として動く単一の伝達ピストン4
8の中心軸から離れた位置に設けられている。
流が電極上の接点に加わることなく接点の分離が行われ
るようになつている。次に第10図に図示された実施例
の場合は、上記と同様に前記の実施例の場合と同一の作
用をもつ手段には同一の指数が付けられているが、継鉄
22,コイル23,補助板47及び磁心50は、ブッシ
ュロッド及び遮断部材として動く単一の伝達ピストン4
8の中心軸から離れた位置に設けられている。
この伝達ピストン48は前記の実施例と同様にその両端
部が接点ブリッジ28とアマチュア3とを結ぶ線上にあ
り、これに設けられた開口63内には補助板47の端部
58が係合している。
部が接点ブリッジ28とアマチュア3とを結ぶ線上にあ
り、これに設けられた開口63内には補助板47の端部
58が係合している。
この実施例の場合にも、過電流が発生した際には、磁心
50は補助板47を移動せしめ、伝達ピストン48を介
して接点板を固定接点から分離させる。またこの遮断位
置は、磁心50の縁部51が弾性部材54上の鉤部材に
より係支されることでクランプされるようになつている
。
50は補助板47を移動せしめ、伝達ピストン48を介
して接点板を固定接点から分離させる。またこの遮断位
置は、磁心50の縁部51が弾性部材54上の鉤部材に
より係支されることでクランプされるようになつている
。
第1図は本発明による電磁スイッチの一実施例であり、
単一の伝達ピストンが設けられた実施例を示す図、第2
図は第1図に図示された装置の作動過程を示す図、第3
図は第1図に図示された装置の別の作動過程を示す図、
第4図は第1図に図示された装置のさらに別の作動過程
を示す図、第5図は弾性的反動手段によるクランプ手段
の詳細を示す図、第6図は別種のクランプ手段の詳細を
示す断面図、第7図は第6図に図示されたクランプ手段
の第6図に対して垂直方向の断面を示す図、第8図は、
伝達ピストンとブッシュロッドが別の手段によつて構成
された実施例を示す図、第9図は伝達ピストンとブッシ
ュロッドが別の手段によつて構成された別の実施例を示
す図、第10図は、コイル及び磁心が中心軸の外部に設
けられた実施例を示す図である。 主要部分の符号の説明1・・・・・・容器、3・・・・
・・アマチュア、8・・・・・・連結部材、11,1「
・・・・スプリング、24・・・・・・磁心、28・・
・・・・接点板、29,34・・・・・・可動接点、3
0,31・・・・・・固定接点、47・・・・・・補助
板、48・・・・・・伝達ビス[・ン。
単一の伝達ピストンが設けられた実施例を示す図、第2
図は第1図に図示された装置の作動過程を示す図、第3
図は第1図に図示された装置の別の作動過程を示す図、
第4図は第1図に図示された装置のさらに別の作動過程
を示す図、第5図は弾性的反動手段によるクランプ手段
の詳細を示す図、第6図は別種のクランプ手段の詳細を
示す断面図、第7図は第6図に図示されたクランプ手段
の第6図に対して垂直方向の断面を示す図、第8図は、
伝達ピストンとブッシュロッドが別の手段によつて構成
された実施例を示す図、第9図は伝達ピストンとブッシ
ュロッドが別の手段によつて構成された別の実施例を示
す図、第10図は、コイル及び磁心が中心軸の外部に設
けられた実施例を示す図である。 主要部分の符号の説明1・・・・・・容器、3・・・・
・・アマチュア、8・・・・・・連結部材、11,1「
・・・・スプリング、24・・・・・・磁心、28・・
・・・・接点板、29,34・・・・・・可動接点、3
0,31・・・・・・固定接点、47・・・・・・補助
板、48・・・・・・伝達ビス[・ン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 容器1と、 電気的に絶縁関係を保つように離して前記容器内に配置
された少なくとも一対の固定接点30、31と、第1及
び第2側面を備えかつ前記固定接点に各々当接自在な一
対の可動接点29、34を備えた前記容器内にある可動
な接点板28と、前記可動接点が前記固定接点に当接し
ない開放位置と前記可動接点が前記固定接点に当接する
閉塞位置との間にて前記接点板を長手方向に移動せしめ
る作動手段8、16、26、37と、アマチュア3を長
手方向に移動させる電磁石手段2、21と、自体が作動
状態にある場合に前記アマチュアを前記電磁石手段から
離れた第1位置から前記電磁石手段により吸引される第
2位置まで移動せしめるように前記電磁石手段を作動せ
しめる励磁手段と、前記励磁手段が作動状態にない場合
に前記アマチュアを前記第1位置へ戻す第2弾性手段6
、7と、前記接点板と前記アマチュアの間に配置された
過電流検出手段と、前記過電流検出手段、前記固定接点
及び前記接点板を接続する電流回路手段とからなる電磁
断続器であつて、前記作動手段は、前記接点板と前記容
器との間にて前記第1側面上に接して配置されかつ前記
閉塞位置へ前記接点板を移動せしめるべく押圧する第1
弾性部材37と、前記励磁手段が作動状態になくかつ前
記アマチュアが前記第1位置にある場合に前記接点板2
8と可動な前記アマチュア3との間にて前記第2側面上
に接して位置しかつ前記接点板を前記開放位置へ移動せ
しめるべく押圧するプッシュロッド手段26とを含むこ
と、前記過電流検出手段は継鉄22と、コイル23と、
自体が前記継鉄22に当接する第1安定位置又は自体が
前記継鉄から離れた第2安定位置の各位置を取ることが
出来る長手方向に可動な磁心24とを含み、前記磁心の
前記第1安定位置は前記電流回路手段に流れる電流が所
定値を超過する場合に得られ、前記磁心の前記第2安定
位置は前記電流が前記所定値を超過しない場合に得られ
ること、前記過電流検出手段は前記接点板と前記アマチ
ュアとの間に配置され、かつ前記磁心が前記第1安定位
置にある場合に前記磁心24と協動して前記接点板28
を更なる位置へ長手方向にへ向けて移動せしめる伝達ピ
ストン手段48をも含み、前記更なる位置は前記固定接
点から前記開放位置よりも離れている位置であること、
前記伝達ピストン手段及びプッシュロッド手段は前記接
点板のほぼ同じ表面部分に作用することを特徴とする電
磁断続器。 2 前記プッシュロッド手段、前記伝達ピストン手段、
前記継鉄及び前記鉄心は同一の長手方向の軸上に対称に
配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の電磁断続器。 3 前記プッシュロッド手段及び前記伝達ピストン手段
は第1軸上に同軸に配置され、前記継鉄及び前記磁心は
前記第1軸に平行な第2軸上に配置されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁断続器。 4 前記磁心の2つの前記安定位置を画定する前記伝達
ピストン手段と協動するクランプ手段を有していること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁断続器。 5 前記伝達ピストン手段及び前記プッシュロッド手段
に前記アマチュアを連結せしめる前記アマチュアと一体
化した連結手段8、14、18を有していることを特徴
とする特許請求の範囲第4項記載の電磁断続器。6 前
記クランプ手段は前記容器と前記伝達ピストン手段とを
弾性的に連結していることを特徴とする特許請求の範囲
第4項記載の電磁断続器。 7 前記磁心は、前記接点板の前記表面部分と協動する
一方の端並びに前記クランプ手段及び前記連結部材と協
動する他方の端を有するロッドの軸方向に同軸に配置さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
電磁断続器。 8 容器1と、 電気的に絶縁関係を保つように離して前記容器内に配置
された少なくとも一対の固定接点30、31と、第1及
び第2側面を備えかつ前記固定接点に各々当接自在な一
対の可動接点29、34を備えた前記容器内にある可動
な接点板28と、前記可動接点が前記固定接点に当接し
ない開放位置と前記可動接点が前記固定接点に当接する
閉塞位置との間にて前記接点板を長手方向に移動せしめ
る作動手段8、16、26、37と、アマチュア3を長
手方向に移動させる電磁石手段2、21と、自体が作動
状態にある場合に前記アマチュアを前記電磁石手段から
離れた第1位置から前記電磁石手段により吸引される第
2位置まで移動せしめるように前記電磁石手段を作動せ
しめる励磁手段と、前記励磁手段が作動状態にない場合
に前記アマチュアを前記第1位置へ戻す第2弾性手段6
、7と、前記接点板と前記アマチュアの間に配置された
過電流検出手段と、前記過電流検出手段、前記固定接点
及び前記接点板を直列に接続する電流回路手段とからな
る電磁断続器であつて、前記作動手段は、前記接点板と
前記容器との間にて前記第1側面上に接して配置されか
つ前記閉塞位置へ前記接点板を移動せしめるべく押圧す
る第1弾性部材37と、前記励磁手段が作動状態になく
かつ前記アマチュアが前記第1位置にある場合に前記接
点板28と可動な前記アマチュア3との間にて前記第2
側面上に接して位置しかつ前記接点板を前記開放位置へ
移動せしめるべく押圧するプッシュロッド手段26とを
含むこと、前記過電流検出手段は継鉄22と、コイル2
3と、自体が前記継鉄22に当接する第1安定位置又自
体が前記継鉄から離れた第2安定位置の各位置を取るこ
とが出来る長手方向に可動な磁心24とを含み、前記磁
心の前記第1安定位置は前記電流回路手段に流れる電流
が所定値を超過する場合に得られ、前記磁心の前記第2
安定位置は前記電流が前記所定値を超過しない場合に得
られること、前記過電流検出手段は前記接点板と前記ア
マチュアとの間に配置され、かつ前記磁心が前記第1安
定位置にある場合に前記磁心24と協動して前記接点板
28を更なる位置へ長手方向へ向けて移動せしめる伝達
ピストン手段48をも含み、前記更なる位置は前記固定
接点からの前記開放位置よりも離れている位置であるこ
と、前記伝達ピストン手段及びプッシュロッド手段は前
記接点板のほぼ同じ表面部分に作用すること、前記過電
流検出手段は前記磁心50が通過する開口49を備えた
補助板47をも有し、前記補助板は前記電流回路手段に
流れる電流が前記所定値よりも低い更なる所定値を超過
する場合に得られる第1位置から前記電流が前記更なる
所定値を超過しない場合に得られる第2位置へ移動可能
であること、前記過電流検出手段は前記電磁石手段の前
記励磁手段及び前記補助板に直列に接続される前記開閉
器61をも有し、前記補助板は前記補助板が前記第1位
置にある場合に前記開閉手段と協動して前記開閉器を開
放すること、前記電磁断続器は前記補助板の第2安定位
置に前記磁心を復帰せしめるために載置された第3弾性
手段56をも有していること、前記電磁断続器は前記補
助板の前記第1安定位置に前記磁心を掛合するために載
置された弾性鉤手段53、54をも有していること、前
記磁心は前記補助板と協動する突出部分52を備えてお
り、前記突出部分は前記突出部分は前記磁心が前記第1
位置に向けて移動する場合に前記第1位置へ前記補助板
を移動させることを特徴とする電磁断続器。 9 前記磁心は前記表面部分を通過する第2軸と平行に
配置される第1軸上に対称に配置されて、前記作動手段
は前記第2軸上に対称に配置されたロッドと、前記補助
板が前記第1位置から第2位置へ移動する場合に前記補
助板によつて前記ロッドが移動するように前記ロツドへ
前記補助板を連結させる手段とを有し、前記ロッドは前
記表面部分と協動する一方の端及び前記アマチュアと協
動する他方の端を有していることを特徴とする特許請求
の範囲第8項記載の電磁断続器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7734366A FR2408209A1 (fr) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | Contacteur electro-magnetique equipe d'un electro-aimant sensible aux surintensites pour provoquer la limitation et la coupure des courants excessifs |
FR7734366 | 1977-11-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5475572A JPS5475572A (en) | 1979-06-16 |
JPS6046501B2 true JPS6046501B2 (ja) | 1985-10-16 |
Family
ID=9197645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53137732A Expired JPS6046501B2 (ja) | 1977-11-08 | 1978-11-08 | 電磁断続器 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4307358A (ja) |
JP (1) | JPS6046501B2 (ja) |
BR (1) | BR7807368A (ja) |
CA (1) | CA1112271A (ja) |
DE (1) | DE2848287C2 (ja) |
ES (1) | ES474932A1 (ja) |
FR (1) | FR2408209A1 (ja) |
GB (1) | GB2011183B (ja) |
IT (1) | IT1101023B (ja) |
SE (1) | SE440425B (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646919U (ja) * | 1979-09-20 | 1981-04-25 | ||
FR2516298A1 (fr) * | 1981-11-09 | 1983-05-13 | Telemecanique Electrique | Appareil contacteur comportant des moyens d'ouverture automatique et un organe de commande locale |
EP0114231A1 (de) * | 1983-01-24 | 1984-08-01 | Schaltbau Gesellschaft mbH | Überstromschutz |
IT8322511V0 (it) * | 1983-07-27 | 1983-07-27 | Sace Spa | Interruttore elettrico limitatore di corrente con telecomando idoneo per un elevato numero di manovre. |
ATE43027T1 (de) * | 1984-12-18 | 1989-05-15 | Square D Starkstrom Gmbh | Motorschutzschalter. |
DE8705806U1 (de) * | 1987-04-22 | 1988-08-18 | Klöckner-Moeller Elektrizitäts GmbH, 5300 Bonn | Elektromagnetisches Schaltgerät mit elektromagnetischem Antrieb |
DE3819935C2 (de) * | 1988-06-11 | 1996-06-20 | Kloeckner Moeller Gmbh | Hilfsschalter für ein elektromagnetisches Schaltgerät |
US4951021A (en) * | 1988-10-28 | 1990-08-21 | Eaton Corporation | Electromagnetic switching apparatus having dynamically balanced latch trip |
DE3907245C2 (de) * | 1989-03-07 | 1999-07-01 | Moeller Gmbh | Elektromagnetisches Schaltgerät mit festen und beweglichen Kontaktstücken |
JP2812810B2 (ja) * | 1990-02-14 | 1998-10-22 | 三菱電機株式会社 | 開閉器 |
DE4322935C2 (de) * | 1993-07-09 | 1995-10-26 | Kloeckner Moeller Gmbh | Kontaktsystem für ein elektromagnetisches Schaltgerät mit Schnellauslöser |
DE4441467C2 (de) * | 1994-11-22 | 1997-02-27 | Kloeckner Moeller Gmbh | Kontaktsystem für ein elektromagnetisches Schaltgerät mit Schnellauslöser |
DE19519756C1 (de) * | 1995-05-30 | 1996-07-25 | Siemens Ag | Elektromagnetisches Schaltgerät |
DE19602118C2 (de) * | 1996-01-22 | 1999-12-30 | Siemens Ag | Elektrisches Schaltgerät |
DE19716380C1 (de) * | 1997-04-18 | 1998-10-08 | Siemens Ag | Elektromagnetisches Schaltgerät |
US6837729B2 (en) * | 2002-09-10 | 2005-01-04 | Tyco Electronics Corporation | High power electrical contactor with improved bridge contact mechanism |
CN1253912C (zh) * | 2003-05-29 | 2006-04-26 | 刘平 | 电力开关器 |
JP4395023B2 (ja) * | 2003-11-04 | 2010-01-06 | 三菱電機株式会社 | 回路遮断器 |
DE102004062267A1 (de) * | 2004-12-23 | 2006-07-13 | Siemens Ag | Verfahren und Vorrichtung zum sicheren Betrieb eines Schaltgerätes |
DE102006055007A1 (de) * | 2006-11-22 | 2008-05-29 | Abb Ag | Installationsschaltgerät mit einer Doppelunterbrechung |
CN101789332B (zh) * | 2010-02-10 | 2012-10-31 | 湖北盛佳电器设备有限公司 | 具有机械式短路自锁功能的交流接触器 |
US8476996B2 (en) * | 2010-08-31 | 2013-07-02 | Chih-Chuan Liang | Bistable switching method and latching relay using the same |
DE102012106108A1 (de) * | 2012-07-06 | 2014-01-09 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Elektrische Schaltvorrichtung und Verfahren zum Schalten selbiger mit Kontakttrennung im Sicherungsfall |
JP2015149228A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | トヨタ自動車株式会社 | リレー装置 |
DE102014117489A1 (de) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | Eaton Electrical Ip Gmbh & Co. Kg | Schnellauslöseanordnung zum Trennen eines Strompfads in einem Schaltgerät |
US20230420194A1 (en) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | Eaton Intelligent Power Limited | Switch with a movable contact and an elastic assembly |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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