JPS6042972B2 - アドレス変換機能を有する情報処理装置 - Google Patents
アドレス変換機能を有する情報処理装置Info
- Publication number
- JPS6042972B2 JPS6042972B2 JP53132661A JP13266178A JPS6042972B2 JP S6042972 B2 JPS6042972 B2 JP S6042972B2 JP 53132661 A JP53132661 A JP 53132661A JP 13266178 A JP13266178 A JP 13266178A JP S6042972 B2 JPS6042972 B2 JP S6042972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- register
- buffer
- translation buffer
- logical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアドレス変換機能を持ち、アドレス変換テー
ブルの先頭アドレスを示す表示子と共に、論理アドレス
および実アドレスを登録しておくアドレス変換バッファ
を有する処理装置に関するものである。
ブルの先頭アドレスを示す表示子と共に、論理アドレス
および実アドレスを登録しておくアドレス変換バッファ
を有する処理装置に関するものである。
従来のアドレス変換バッファとその周辺回路の構成例
を第1図に示す。
を第1図に示す。
図において、1〜3はアドレス変換テーブルの先頭アド
レスを格納する先頭アドレスレジスタ、4はレジスタ選
択回路、5はアドレス変換を行うアドレス演算回路、6
は論理アドレスを設定しておく論理アドレスレジスタ、
7はアドレス変換した結果得られた実アドレスを設定し
ておく実アドレスレジスタ、8は現在、先頭アドレスレ
ジスタ群の内どれを選択しているかを示すレジスタ選択
コード・ラッチ、9はアドレス変換バッファ10の内容
と論理アドレス、レジスタ選択コードを比較するアドレ
ス比較回路である。アドレス変換バッファ10はレジス
タ選択コード、論理アドレス、実アドレスを登録 する
領域よりなる。11〜13はアドレス変換バッファ10
の出力を設定する登録データレジスタ、14はメモリア
ドレスレジスタ、15はメモリデータレジスタ、16は
メインメモリ、17はアドレスバス、18はデータバス
である。
レスを格納する先頭アドレスレジスタ、4はレジスタ選
択回路、5はアドレス変換を行うアドレス演算回路、6
は論理アドレスを設定しておく論理アドレスレジスタ、
7はアドレス変換した結果得られた実アドレスを設定し
ておく実アドレスレジスタ、8は現在、先頭アドレスレ
ジスタ群の内どれを選択しているかを示すレジスタ選択
コード・ラッチ、9はアドレス変換バッファ10の内容
と論理アドレス、レジスタ選択コードを比較するアドレ
ス比較回路である。アドレス変換バッファ10はレジス
タ選択コード、論理アドレス、実アドレスを登録 する
領域よりなる。11〜13はアドレス変換バッファ10
の出力を設定する登録データレジスタ、14はメモリア
ドレスレジスタ、15はメモリデータレジスタ、16は
メインメモリ、17はアドレスバス、18はデータバス
である。
メモリ参照要求が発生すると、その論理アドレスはア
ドレスバスi7で与えられる。
ドレスバスi7で与えられる。
このアドレスバス17の内容はマイクロ命令により論理
アドレスレジスタ6にセットされる。そして、この論・
理アドレスレジスタ6の一部(aで示す)によつてアド
レス変換バッファ10のアドレスを指定し、登録コード
レジスタ11、登録論理アドレスレジスタ12、登録実
アドレスレジスタ13にアドレス変換バッファ10の出
力がセットされる。登録コードレジスタ11の内容とレ
ジスタ選択コード・ラッチ8の内容および登録論理アド
レスレジスタ12の内容と論理アドレスレジスタ6の残
りの一部(bで示す)をアドレス比較回路9で比較し、
それぞれの一致がとれた場合には、参照要求があつた論
理アドレスに対応する実アドレスはアドレス変換バッフ
ァ内に取り込まれており、その場合、目的の実アドレス
が登録実アドレスレジスタ13にセットされ、アドレス
バス17を経由してメモリアドレスレジスタ14にセッ
トされメモリ参照を行う。 一方、アドレス比較回路9
で比較一致がとれない場合は、現在使用している先頭ア
ドレスレジスタ1、2、3の該当レジスタの内容をレジ
スタ選択回路4で選択し、アドレス変換操作をアドレス
変換回路5を用いて行う。
アドレスレジスタ6にセットされる。そして、この論・
理アドレスレジスタ6の一部(aで示す)によつてアド
レス変換バッファ10のアドレスを指定し、登録コード
レジスタ11、登録論理アドレスレジスタ12、登録実
アドレスレジスタ13にアドレス変換バッファ10の出
力がセットされる。登録コードレジスタ11の内容とレ
ジスタ選択コード・ラッチ8の内容および登録論理アド
レスレジスタ12の内容と論理アドレスレジスタ6の残
りの一部(bで示す)をアドレス比較回路9で比較し、
それぞれの一致がとれた場合には、参照要求があつた論
理アドレスに対応する実アドレスはアドレス変換バッフ
ァ内に取り込まれており、その場合、目的の実アドレス
が登録実アドレスレジスタ13にセットされ、アドレス
バス17を経由してメモリアドレスレジスタ14にセッ
トされメモリ参照を行う。 一方、アドレス比較回路9
で比較一致がとれない場合は、現在使用している先頭ア
ドレスレジスタ1、2、3の該当レジスタの内容をレジ
スタ選択回路4で選択し、アドレス変換操作をアドレス
変換回路5を用いて行う。
このようにして、順次アドレス変換テーブルをメインメ
モリ16からデータバス18を経由して読み出し、得ら
れた実アドレスを実アドレスレジスタ7へセットする。
そして、レジスタ選択コード・ラッチ8の内容、論理ア
ドレスレジスタ6の一部(bで示す)、実アドレスレジ
スタ7の内容を、論理アドレスレジスタ6のaで示され
るアドレス変換バッファ10のアドレスに格納する。こ
の時、アドレス変換して得た実アドレスレジスタ7の内
容は、登録実アドレスレジスタ13を経由してアドレス
バス17にセットされ、メモリ参照を行う。以下、メモ
リ参照要求が発生する都度、順次同様にしてアドレス変
換バッファへの登録および内容比較が行われる。ところ
で、このアドレス変換バッファ10に登録してあるアド
レスデータを無効にする必要が二つのケースで発生する
。
モリ16からデータバス18を経由して読み出し、得ら
れた実アドレスを実アドレスレジスタ7へセットする。
そして、レジスタ選択コード・ラッチ8の内容、論理ア
ドレスレジスタ6の一部(bで示す)、実アドレスレジ
スタ7の内容を、論理アドレスレジスタ6のaで示され
るアドレス変換バッファ10のアドレスに格納する。こ
の時、アドレス変換して得た実アドレスレジスタ7の内
容は、登録実アドレスレジスタ13を経由してアドレス
バス17にセットされ、メモリ参照を行う。以下、メモ
リ参照要求が発生する都度、順次同様にしてアドレス変
換バッファへの登録および内容比較が行われる。ところ
で、このアドレス変換バッファ10に登録してあるアド
レスデータを無効にする必要が二つのケースで発生する
。
一つは、アドレス変換バッファ無効化命令(以後パージ
バッファ命令と称する)をプログラムで発行する場合と
、もう一つは、アドレス変換テーブルの先頭アドレスを
、アドレス変換テーブルを書き換えたときに発行する命
令(チェンジテーブル命令と称する)によつて書き換え
られた場合に、新しいアドレス変換テーブルの先頭アド
レスが、すでに登録している先頭アドレスレジスタ1,
2,3の内容と一致していない場合、新しい先頭アドレ
スを先頭アドレスレジスタ群の中の一つへ登録し、登録
を外される先頭アドレスレジスタに対応したレジスタ選
択コードを持つアドレス変換バッファの内容を消去する
場合(パーシャルパージと称する)である。新しいアド
レス変換テーブルの先頭アドレスが、すでに登録してい
る先頭アドレスレジスタ群のいずれかと一致する場合は
、該当する先頭アドレスレジスタに対応する値にレジス
タ選択コードを書き換える。このアドレス変換バッファ
10を無効とするのは、レジスタ選択コード・ラッチ8
に無効コードをセットしておき、論理アドレスレジスタ
6の内容のaで示されるアドレスに対して、アドレス変
換バッファ10への登録動作を行い、そのcで示される
部分に無効コードを格納することにより行う。
バッファ命令と称する)をプログラムで発行する場合と
、もう一つは、アドレス変換テーブルの先頭アドレスを
、アドレス変換テーブルを書き換えたときに発行する命
令(チェンジテーブル命令と称する)によつて書き換え
られた場合に、新しいアドレス変換テーブルの先頭アド
レスが、すでに登録している先頭アドレスレジスタ1,
2,3の内容と一致していない場合、新しい先頭アドレ
スを先頭アドレスレジスタ群の中の一つへ登録し、登録
を外される先頭アドレスレジスタに対応したレジスタ選
択コードを持つアドレス変換バッファの内容を消去する
場合(パーシャルパージと称する)である。新しいアド
レス変換テーブルの先頭アドレスが、すでに登録してい
る先頭アドレスレジスタ群のいずれかと一致する場合は
、該当する先頭アドレスレジスタに対応する値にレジス
タ選択コードを書き換える。このアドレス変換バッファ
10を無効とするのは、レジスタ選択コード・ラッチ8
に無効コードをセットしておき、論理アドレスレジスタ
6の内容のaで示されるアドレスに対して、アドレス変
換バッファ10への登録動作を行い、そのcで示される
部分に無効コードを格納することにより行う。
これをパージバッファ命令の場合について説明する。
パージバッファ命令が発行されると、先頭アドレスレジ
スタ1,2,3のクリアに続いて論理アドレスレジスタ
6に“0゛がセットされる。この時、マイクロ命令によ
りレジスタ選択コード●ラッチ8に無効コードをセット
する。アドレス変換バッファ10への無効コード登録指
示をマイクロ命令が発行したのち、アドレス演算を行い
、論理アドレスレジスタ6のa部に1アドレスを加えて
、再びアドレス変換バッファ10への無効コード登録を
行う。順次このようにしてアドレス変換バッファ10の
各領域(カラム)への無効コード登録を行い、論理アド
レスレジスタ6のa部からキャリが生じて.、アドレス
変換バッファ10のすべてのカラムに無効コードが登録
された時点で命令が終了し、次の命令の実行へ移る。な
お、チェンジテーブル命令における部分のパージの場合
は、論理アドレスレジスタ6のaで指定されるアドレス
変換バッファ10の内容を読み出し、新しく登録された
先頭アドレスレジスタに対応するレジスタ選択コード・
ラッチ8と一致する登録コードレジスタ11の内容を持
つアドレス変換バッファに無効コードを格納する。論理
アドレスレジスタ6のアドレス演算を行い、順次アドレ
ス変換バッファのアドレスを移行するのはパージバッフ
ァ命令の場合と同様である。以上の様に、従来はアドレ
ス変換バッファを参照する場合、論理アドレスレジスタ
ヘアドレスバスを経由してアドレス・データの設定を行
う必要があつた。
スタ1,2,3のクリアに続いて論理アドレスレジスタ
6に“0゛がセットされる。この時、マイクロ命令によ
りレジスタ選択コード●ラッチ8に無効コードをセット
する。アドレス変換バッファ10への無効コード登録指
示をマイクロ命令が発行したのち、アドレス演算を行い
、論理アドレスレジスタ6のa部に1アドレスを加えて
、再びアドレス変換バッファ10への無効コード登録を
行う。順次このようにしてアドレス変換バッファ10の
各領域(カラム)への無効コード登録を行い、論理アド
レスレジスタ6のa部からキャリが生じて.、アドレス
変換バッファ10のすべてのカラムに無効コードが登録
された時点で命令が終了し、次の命令の実行へ移る。な
お、チェンジテーブル命令における部分のパージの場合
は、論理アドレスレジスタ6のaで指定されるアドレス
変換バッファ10の内容を読み出し、新しく登録された
先頭アドレスレジスタに対応するレジスタ選択コード・
ラッチ8と一致する登録コードレジスタ11の内容を持
つアドレス変換バッファに無効コードを格納する。論理
アドレスレジスタ6のアドレス演算を行い、順次アドレ
ス変換バッファのアドレスを移行するのはパージバッフ
ァ命令の場合と同様である。以上の様に、従来はアドレ
ス変換バッファを参照する場合、論理アドレスレジスタ
ヘアドレスバスを経由してアドレス・データの設定を行
う必要があつた。
しかし、このアドレスバスへは演算制御部にもアドレス
演算した結果が反映されるため、アドレス変換バッファ
の参照は、処理装置の1マシンサイクルで1アドレスし
か行うことができない。ところが、アドレス変換バッフ
ァへの登録処理(アドレス変換バッファの登録アドレス
リプレース処理も含む)および通常のメモリ参照動作に
伴うアドレス変換バッファの参照処理は、命令あるいは
オペランドアドレスの演算処理が必要であり、演算制御
部を用いてアドレス演算を行うため、1マシンサイクル
あるいはそれ以上のマシ”ンサイクルがアドレス変換バ
ッファの参照に要する。このことは、パージバッファ命
令発行時のアドレス変換バッファの無効コード登録、チ
ェンジテーブル命令でのパーシャルパージ動作の時にも
同様であり、アドレス変換バッファの1アドレスに無効
コードを登録するのに、2マシンサイクル(1マシンサ
イクルはアドレス変換バッファへの無効コード登録サイ
クル、他の1マシンサイクルはアドレス変換バッファの
アドレス変更サイクル)を要し、このことは、アドレス
変換バッファの無効化動作に、アドレス変換バッファの
アドレス数×2倍のマシンサイクルが必要であつた。従
つて、性能向上の為、アドレス変換バッファのアドレス
数を増加させると、上記の無効コード登録時間のオーバ
ヘッドが増加する。パーシャルパージ動作の場合は、ア
ドレス変換バッファの登録率を上げるため新旧のアドレ
ス変換テーブルの先頭アドレスをレジスタ選択コードと
して記憶していることにより、アドレス変換テーブルの
先頭アドレスが変る度に、すべてのアドレス変換バッフ
ァを無効にする必要はなくなるが、パーシャルパージ動
作によつてアドレス変換バッファの全アドレス参照が必
要となり、の時、要する時間はパーシャルパージ命令の
場合と同様である。
演算した結果が反映されるため、アドレス変換バッファ
の参照は、処理装置の1マシンサイクルで1アドレスし
か行うことができない。ところが、アドレス変換バッフ
ァへの登録処理(アドレス変換バッファの登録アドレス
リプレース処理も含む)および通常のメモリ参照動作に
伴うアドレス変換バッファの参照処理は、命令あるいは
オペランドアドレスの演算処理が必要であり、演算制御
部を用いてアドレス演算を行うため、1マシンサイクル
あるいはそれ以上のマシ”ンサイクルがアドレス変換バ
ッファの参照に要する。このことは、パージバッファ命
令発行時のアドレス変換バッファの無効コード登録、チ
ェンジテーブル命令でのパーシャルパージ動作の時にも
同様であり、アドレス変換バッファの1アドレスに無効
コードを登録するのに、2マシンサイクル(1マシンサ
イクルはアドレス変換バッファへの無効コード登録サイ
クル、他の1マシンサイクルはアドレス変換バッファの
アドレス変更サイクル)を要し、このことは、アドレス
変換バッファの無効化動作に、アドレス変換バッファの
アドレス数×2倍のマシンサイクルが必要であつた。従
つて、性能向上の為、アドレス変換バッファのアドレス
数を増加させると、上記の無効コード登録時間のオーバ
ヘッドが増加する。パーシャルパージ動作の場合は、ア
ドレス変換バッファの登録率を上げるため新旧のアドレ
ス変換テーブルの先頭アドレスをレジスタ選択コードと
して記憶していることにより、アドレス変換テーブルの
先頭アドレスが変る度に、すべてのアドレス変換バッフ
ァを無効にする必要はなくなるが、パーシャルパージ動
作によつてアドレス変換バッファの全アドレス参照が必
要となり、の時、要する時間はパーシャルパージ命令の
場合と同様である。
この発明の目的は、チェンジテーブル命令におけるパー
シャルパージ処理を不要とし、かつチェンジテーブル命
令によつてアドレス変換テーブルの先頭アドレスが更新
されたときのアドレス変換バッファの登録率を上げて、
システムでの処理効率を挙げることにある。上記の目的
を達成するため、本発明では、アドレス変換バッファの
参照アドレスを、論理アドレスによるだけでなくアドレ
ス変換テーブルの先頭アドレスを指定するアドレスビッ
ト群を含んで構成する。
シャルパージ処理を不要とし、かつチェンジテーブル命
令によつてアドレス変換テーブルの先頭アドレスが更新
されたときのアドレス変換バッファの登録率を上げて、
システムでの処理効率を挙げることにある。上記の目的
を達成するため、本発明では、アドレス変換バッファの
参照アドレスを、論理アドレスによるだけでなくアドレ
ス変換テーブルの先頭アドレスを指定するアドレスビッ
ト群を含んで構成する。
即ち、アドレス変換バッファのカラム指定を行うアドレ
スを、アドレス変換テーブルの先頭アドレスの一部のア
ドレスビットおよび論理アドレスの一部のアドレスビッ
トを用いて行う。そして、アドレス変換バッファへ登録
する論理アドレスデータとして、アドレス変換テーブル
の先頭アドレスおよび論理アドレスのアドレスビット群
でアドレス変換バッファのカラム指定アドレスに用いて
いない残りのビットを登録する。以下、実施例により本
発明を説明する。第2図は本発明によるアドレス変換バ
ッファとその周辺回路の一実施例を示したものである。
スを、アドレス変換テーブルの先頭アドレスの一部のア
ドレスビットおよび論理アドレスの一部のアドレスビッ
トを用いて行う。そして、アドレス変換バッファへ登録
する論理アドレスデータとして、アドレス変換テーブル
の先頭アドレスおよび論理アドレスのアドレスビット群
でアドレス変換バッファのカラム指定アドレスに用いて
いない残りのビットを登録する。以下、実施例により本
発明を説明する。第2図は本発明によるアドレス変換バ
ッファとその周辺回路の一実施例を示したものである。
図において、先頭アドレスレジスタ1、アドレス演算回
路5、論理アドレスレジスタ6、実アドレスレジスタ7
、アドレス比較回路9、アドレス変換バッファ10、登
録論理アドレスレジスタ12、登録実アドレスレジスタ
13、メモリアドレスレジスタ14、メモリデータレジ
スタ15、メインメモリ16などは第1図と同様である
。19はアドレス選択回路、20はアドレス変換バッフ
ァ10のアドレス指定を行う変換バッファアドレスレジ
スタ、21は変換バッファアドレスレジスタ20によつ
て指定されるアドレス変換バッファ10の内容を設定す
る登録バリッドレジスタ、22はバリッドビットを設定
しておくバリッドビットレジスタである。
路5、論理アドレスレジスタ6、実アドレスレジスタ7
、アドレス比較回路9、アドレス変換バッファ10、登
録論理アドレスレジスタ12、登録実アドレスレジスタ
13、メモリアドレスレジスタ14、メモリデータレジ
スタ15、メインメモリ16などは第1図と同様である
。19はアドレス選択回路、20はアドレス変換バッフ
ァ10のアドレス指定を行う変換バッファアドレスレジ
スタ、21は変換バッファアドレスレジスタ20によつ
て指定されるアドレス変換バッファ10の内容を設定す
る登録バリッドレジスタ、22はバリッドビットを設定
しておくバリッドビットレジスタである。
さて、メモリ参照要求が発生すると、論理アドレスはア
ドレスバス17で与えられる。
ドレスバス17で与えられる。
このアドレスバス17の内容はマイクロ命令により論理
アドレスレジスタ6にセットされる。この時、論理アド
レスレジスタの一部(cで示す)および先頭アドレスレ
ジスタ1の一部(aで示す)は変換バッファアドレスレ
ジスタ20へセットされる。この変換バッファアドレス
レジスタ20によつてアドレス変換バッファ10のアド
レスを指定し、登録バリッドレジスタ21、登録論理ア
ドレスレジスタ12、登録実アドレスレジスタ13にア
ドレス変換バッファ10の出力がセットされる。登録バ
リッドレジスタ21が“゜r゛で、かつ登録論理アドレ
スレジスタ12の内容と先頭アドレスレジスタ1の残り
の一部(bで示す)および論理アドレスレジスタ6の残
りの一部(dで示す)をアドレス比較回路9で比較し、
一致がとれた場合には、参照要求があつた論理アドレス
に対応する実アドレスは登録実アドレスレジスタ13に
セットされており、これがアドレスバス17を経由して
メモリアドレスレジスタ14へセットされ、メモリ参照
を行う。アドレス比較回路9で比較一致がとれない場合
(登録バリッドレジスタ21が゜“0゛の場合も含む)
には、アドレス選択回路19を開いて、アドレス変換操
作をアドレス演算回路5を用いて行う。
アドレスレジスタ6にセットされる。この時、論理アド
レスレジスタの一部(cで示す)および先頭アドレスレ
ジスタ1の一部(aで示す)は変換バッファアドレスレ
ジスタ20へセットされる。この変換バッファアドレス
レジスタ20によつてアドレス変換バッファ10のアド
レスを指定し、登録バリッドレジスタ21、登録論理ア
ドレスレジスタ12、登録実アドレスレジスタ13にア
ドレス変換バッファ10の出力がセットされる。登録バ
リッドレジスタ21が“゜r゛で、かつ登録論理アドレ
スレジスタ12の内容と先頭アドレスレジスタ1の残り
の一部(bで示す)および論理アドレスレジスタ6の残
りの一部(dで示す)をアドレス比較回路9で比較し、
一致がとれた場合には、参照要求があつた論理アドレス
に対応する実アドレスは登録実アドレスレジスタ13に
セットされており、これがアドレスバス17を経由して
メモリアドレスレジスタ14へセットされ、メモリ参照
を行う。アドレス比較回路9で比較一致がとれない場合
(登録バリッドレジスタ21が゜“0゛の場合も含む)
には、アドレス選択回路19を開いて、アドレス変換操
作をアドレス演算回路5を用いて行う。
この時、順次アドレス変換テーブルをメインメモリ16
からデータバス18を経由して読み出し、得られた実ア
ドレスを実アドレスレジスタヘセツトする。そして、バ
リッドビットレジスタ22を“゜1゛とする。その後、
先頭アドレスレジスタ1の一部(aで示す)および論理
アドレスレジスタ6の一部(dで示す)、実アドレスレ
ジスタ7さらにバリッドビットレジスタ22の内容を、
変換バッファアドレスレジスタ20で示されるアドレス
変換バッファ10の該当カラムに格納する。この時、ア
ドレス変換して得た実アドレスレジスタ7の内容は、登
録実アドレスレジスタ13を経由してアドレスバス17
にセットされ、メモリ参照を行う。次にパージバッファ
命令に対する動作について説明する。
からデータバス18を経由して読み出し、得られた実ア
ドレスを実アドレスレジスタヘセツトする。そして、バ
リッドビットレジスタ22を“゜1゛とする。その後、
先頭アドレスレジスタ1の一部(aで示す)および論理
アドレスレジスタ6の一部(dで示す)、実アドレスレ
ジスタ7さらにバリッドビットレジスタ22の内容を、
変換バッファアドレスレジスタ20で示されるアドレス
変換バッファ10の該当カラムに格納する。この時、ア
ドレス変換して得た実アドレスレジスタ7の内容は、登
録実アドレスレジスタ13を経由してアドレスバス17
にセットされ、メモリ参照を行う。次にパージバッファ
命令に対する動作について説明する。
パージバッファ命令が発行されると、アドレスバス17
へはマイクロ命令により4“0゛をセットする。このア
ドレスバス17のデータを、バリッドビットレジスタ2
2および変換バッファアドレスレジスタ20へ取り込む
。この後、アドレス変換バッファ10のバリッドビット
部(gで示す)に対する書き込み動作をマイクロ命令指
示により行つたのち、アドレス演算を行い、アドレスバ
ス17の内容を+1して、再び変換バッファアドレスレ
ジスタ20にセットし、アドレス変換バッファ10への
書き込み動作を行う。以下、順次アドレス変換バッファ
10へバリッドビット部゜“0゛の書き込み動作を行い
、変換バッファアドレスレジスタ20からキャリーが生
じて、アドレス変換バッファ10のすべてのカラムのバ
リッドビット部(gで示す)に“゜0゛を登録した時点
で命令を終了する。チェンジテーブル命令における動作
は、チェンジテーブル命令の発行により新しく指定され
たアドレス変換テーブル10の先頭アドレスを先頭アド
レスレジスタ1へセットして命令を終了する。
へはマイクロ命令により4“0゛をセットする。このア
ドレスバス17のデータを、バリッドビットレジスタ2
2および変換バッファアドレスレジスタ20へ取り込む
。この後、アドレス変換バッファ10のバリッドビット
部(gで示す)に対する書き込み動作をマイクロ命令指
示により行つたのち、アドレス演算を行い、アドレスバ
ス17の内容を+1して、再び変換バッファアドレスレ
ジスタ20にセットし、アドレス変換バッファ10への
書き込み動作を行う。以下、順次アドレス変換バッファ
10へバリッドビット部゜“0゛の書き込み動作を行い
、変換バッファアドレスレジスタ20からキャリーが生
じて、アドレス変換バッファ10のすべてのカラムのバ
リッドビット部(gで示す)に“゜0゛を登録した時点
で命令を終了する。チェンジテーブル命令における動作
は、チェンジテーブル命令の発行により新しく指定され
たアドレス変換テーブル10の先頭アドレスを先頭アド
レスレジスタ1へセットして命令を終了する。
後続のメモリ参照要求に対しては、新しく設定された先
頭アドレスレジスタ1の内容によつて、メモリ参照の論
理アドレスとともに構成するアドレスでアドレス変換バ
ッファ10を参照する。以上の説明から明らかな如く、
本発明よれば次のような効果を得ることができる。(1
)チェンジテーブル命令におけるパーシャルパージ動作
が不要となる。
頭アドレスレジスタ1の内容によつて、メモリ参照の論
理アドレスとともに構成するアドレスでアドレス変換バ
ッファ10を参照する。以上の説明から明らかな如く、
本発明よれば次のような効果を得ることができる。(1
)チェンジテーブル命令におけるパーシャルパージ動作
が不要となる。
すなわち、アドレス変換テーブルの先頭アドレスビット
と、メモリ参照の論理アドレスビットとで得られるアド
レスビット群で構成するアドレスによつてアドレス変換
バッファを参照することで、先頭アドレスレジスタの書
き換えのみ行えば、チェンジテーブル命令を終了させる
ことができ、アドレス変換テーブルの書き換えに伴う処
理を大幅に性能向上させることが可能となる。(11)
アドレス変換テーブルの先頭アドレスの一部をアドレス
変換バッファのカラムアドレス指定に用いることにより
、アドレス変換テーブルの各先頭アドレス群に対応する
アドレス変換バッファを割当てることが可能となり、ア
ドレス変換バッファの使用効率を上げて、アドレス変換
に伴う処理速度を向上せしめることができる。
と、メモリ参照の論理アドレスビットとで得られるアド
レスビット群で構成するアドレスによつてアドレス変換
バッファを参照することで、先頭アドレスレジスタの書
き換えのみ行えば、チェンジテーブル命令を終了させる
ことができ、アドレス変換テーブルの書き換えに伴う処
理を大幅に性能向上させることが可能となる。(11)
アドレス変換テーブルの先頭アドレスの一部をアドレス
変換バッファのカラムアドレス指定に用いることにより
、アドレス変換テーブルの各先頭アドレス群に対応する
アドレス変換バッファを割当てることが可能となり、ア
ドレス変換バッファの使用効率を上げて、アドレス変換
に伴う処理速度を向上せしめることができる。
図面の簡単な説明第1図は従来技術におけるアドレス変
換バッファとその周辺回路構成を示す図、第2図は本発
明によるアドレス変換バッファとその周辺回路の一実施
例を示す図である。
換バッファとその周辺回路構成を示す図、第2図は本発
明によるアドレス変換バッファとその周辺回路の一実施
例を示す図である。
1〜3・・・・・・先頭アドレスレジスタ、4・・・・
・ルジスタ選択回路、5・・・・・アドレス演算回路、
6・・・論理アドレスレジスタ、7・・・・・・実アド
レスレジスタ、8・・・・・ルジスタ選択コード、9・
・・・・アドレス比較回路、10・・・・・アドレス変
換バッファ、11・・・・登録コードレジスタ、12・
・・・・・登録論理アドレスレジスタ、13・・・・・
・登録実アドレスレジスタ、14・・・・・・メモリア
ドレスレジスタ、15・・・メモリデータレジスタ、1
6・・・・・メインメモリ、17・・・・・アドレスバ
ス、18・・・・・・データバス、19・・・・・アド
レス選択回路、20・・・・・・変換バッファアドレス
レジスタ、21・・・・・登録バリッドレジスタ、22
・・・・・・バリッドビットレジスタ。
・ルジスタ選択回路、5・・・・・アドレス演算回路、
6・・・論理アドレスレジスタ、7・・・・・・実アド
レスレジスタ、8・・・・・ルジスタ選択コード、9・
・・・・アドレス比較回路、10・・・・・アドレス変
換バッファ、11・・・・登録コードレジスタ、12・
・・・・・登録論理アドレスレジスタ、13・・・・・
・登録実アドレスレジスタ、14・・・・・・メモリア
ドレスレジスタ、15・・・メモリデータレジスタ、1
6・・・・・メインメモリ、17・・・・・アドレスバ
ス、18・・・・・・データバス、19・・・・・アド
レス選択回路、20・・・・・・変換バッファアドレス
レジスタ、21・・・・・登録バリッドレジスタ、22
・・・・・・バリッドビットレジスタ。
Claims (1)
- 1 アドレス変換テーブルの先頭アドレスの一部と、論
理アドレスの一部とからなるアドレスビット群をアドレ
ス変換バッファの参照アドレスとして用い、且つ前記先
頭アドレスおよび論理アドレスのそれぞれの残りの部分
からなるビット群をアドレス変換バツフアへ登録するア
ドレスデータとして用いるよう構成したことを特徴とす
るアドレス変換機能を有する情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53132661A JPS6042972B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | アドレス変換機能を有する情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53132661A JPS6042972B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | アドレス変換機能を有する情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562576A JPS5562576A (en) | 1980-05-12 |
JPS6042972B2 true JPS6042972B2 (ja) | 1985-09-26 |
Family
ID=15086533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53132661A Expired JPS6042972B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | アドレス変換機能を有する情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042972B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58141487A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-22 | Fujitsu Ltd | バツフア無効化方式 |
JPS58196680A (ja) * | 1982-05-11 | 1983-11-16 | Nec Corp | 仮想マシンシステムにおけるアドレス変換方式 |
JPS59112478A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-28 | Nec Corp | 情報処理装置 |
-
1978
- 1978-10-30 JP JP53132661A patent/JPS6042972B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562576A (en) | 1980-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2825550B2 (ja) | 多重仮想空間アドレス制御方法および計算機システム | |
US4937738A (en) | Data processing system which selectively bypasses a cache memory in fetching information based upon bit information of an instruction | |
JPS6341100B2 (ja) | ||
JPH0137773B2 (ja) | ||
JPS61156445A (ja) | Tlbパ−ジ制御方式 | |
EP0173909B1 (en) | Look-aside buffer least recently used marker controller | |
US5715420A (en) | Method and system for efficient memory management in a data processing system utilizing a dual mode translation lookaside buffer | |
JPS6042972B2 (ja) | アドレス変換機能を有する情報処理装置 | |
JP3005626B2 (ja) | データ処理システムおよびデータ転送方法 | |
JPH0540694A (ja) | キヤツシユメモリ装置 | |
JPH0552539B2 (ja) | ||
JPS6410858B2 (ja) | ||
JPS6161143B2 (ja) | ||
JPS62126447A (ja) | アドレス変換方法 | |
JPH02101552A (ja) | アドレス変換バッファ処理方式 | |
JPH0664552B2 (ja) | 情報処理装置の無効化処理方式 | |
JPH0219495B2 (ja) | ||
JPH01255933A (ja) | 掃出し制御方式 | |
JPH0412858B2 (ja) | ||
JPS6010336B2 (ja) | アドレス比較方式 | |
JPS61133440A (ja) | デ−タ処理装置 | |
JPS589452B2 (ja) | フア−ムウエアホウシキ | |
JPH0439099B2 (ja) | ||
JPH02114346A (ja) | Tlbエントリ制御方式 | |
JPS6345652A (ja) | 情報処理装置の無効化処理方式 |