JPS6042644B2 - 電力増幅器 - Google Patents
電力増幅器Info
- Publication number
- JPS6042644B2 JPS6042644B2 JP55132017A JP13201780A JPS6042644B2 JP S6042644 B2 JPS6042644 B2 JP S6042644B2 JP 55132017 A JP55132017 A JP 55132017A JP 13201780 A JP13201780 A JP 13201780A JP S6042644 B2 JPS6042644 B2 JP S6042644B2
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- JP
- Japan
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- circuit
- transistor
- voltage
- terminal
- power
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 16
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電力増幅器に関するもので、特にその電源投
入時の過渡音(以下ショック音という)をきわめて小さ
くしようとするものである。
入時の過渡音(以下ショック音という)をきわめて小さ
くしようとするものである。
電源投入時の過渡音は開いていて不快なばかりでなく
時にはスピーカ等の破壊につながることにもなる。
時にはスピーカ等の破壊につながることにもなる。
第1図は従来の電力増幅器の1例を図示したものであ
る。
る。
第1図において、Aは入力端子でここに加えられた信号
はトランジスタQ2、Q3によつて構成される入力差動
増幅器によつて増幅されトランジスタQ5及びQ6のレ
ベルシフト回路とトランジスタQ、3及びQ、Oによつ
て構成される増幅回路によつて増幅されトランジスタQ
、6、Q17、Q、8、Q、0によつて構成されるB級
プッシュプル出力回路で電力増幅されて端子Dより出力
信号がとり出される。 又トランジスタQ、2、Q、O
及びQ、、は定電流回路を構成し、出力回路のアイドリ
ング電流を設定するダイオードD4、D5およびトラン
ジスタQ15のバイアス回路に定電流を供給している。
はトランジスタQ2、Q3によつて構成される入力差動
増幅器によつて増幅されトランジスタQ5及びQ6のレ
ベルシフト回路とトランジスタQ、3及びQ、Oによつ
て構成される増幅回路によつて増幅されトランジスタQ
、6、Q17、Q、8、Q、0によつて構成されるB級
プッシュプル出力回路で電力増幅されて端子Dより出力
信号がとり出される。 又トランジスタQ、2、Q、O
及びQ、、は定電流回路を構成し、出力回路のアイドリ
ング電流を設定するダイオードD4、D5およびトラン
ジスタQ15のバイアス回路に定電流を供給している。
次に、電源投入時の動作について説明する。
第1図の回路において端子Eに電源が投入されると抵
抗R、及びR。からトランジスタQ、2にバイアス電圧
が供給され、トランジスタQ、O、Q、、、Q、6及び
Q、、が駆動されて出力端子Dがほぼ電源電圧迄急激に
立ち上る。この時、スピーカSに過渡電流が流れて大き
なショック音が生じる。さらに出力端子Dが立上ると抵
抗R、3を通してコンデンサCoに充電が開始されて、
C2の端子電圧が上昇する。コンデンサC2の端子電圧
が入力端子Aとほぼ同電位になるとトランジスタQ3が
動作し、トランジスタQ。、Q及びQ、O、Q、Oが動
作し、トランジスタQ、、及びQ、9を駆動して端子D
の電位を動作電圧にひきもどして増幅作用を開始する。
上記端子Dの電位をひきもどす際にショック音を生じ
、楊合によつてはスピーカーを焼き切る。 本発明は上
述したような動作により生じるショック音を除去した電
力増幅器を提供しようとするもので本発明の回路によれ
は上述のようなシヨツク音の生じない電力増幅器を実現
できる。第2図に本発明の回路を具体的に実施した1例
を図示した。第2図において第1図と同一の働きをなす
ものは同一の記号を符した。第2図において電源が端子
Eに投入されても、トランジスタQl2及びQlO,Q
llによつて構成される定電流回路はすぐに動作を開始
しない。
抗R、及びR。からトランジスタQ、2にバイアス電圧
が供給され、トランジスタQ、O、Q、、、Q、6及び
Q、、が駆動されて出力端子Dがほぼ電源電圧迄急激に
立ち上る。この時、スピーカSに過渡電流が流れて大き
なショック音が生じる。さらに出力端子Dが立上ると抵
抗R、3を通してコンデンサCoに充電が開始されて、
C2の端子電圧が上昇する。コンデンサC2の端子電圧
が入力端子Aとほぼ同電位になるとトランジスタQ3が
動作し、トランジスタQ。、Q及びQ、O、Q、Oが動
作し、トランジスタQ、、及びQ、9を駆動して端子D
の電位を動作電圧にひきもどして増幅作用を開始する。
上記端子Dの電位をひきもどす際にショック音を生じ
、楊合によつてはスピーカーを焼き切る。 本発明は上
述したような動作により生じるショック音を除去した電
力増幅器を提供しようとするもので本発明の回路によれ
は上述のようなシヨツク音の生じない電力増幅器を実現
できる。第2図に本発明の回路を具体的に実施した1例
を図示した。第2図において第1図と同一の働きをなす
ものは同一の記号を符した。第2図において電源が端子
Eに投入されても、トランジスタQl2及びQlO,Q
llによつて構成される定電流回路はすぐに動作を開始
しない。
それはトランジスタQ2。,Q23によつて構成される
遅延回路によるもので電源投入時おいてコンデンサC2
の電位は低いのでトランジスタQ22が動作しトランジ
スタQl2のベース電位が下げられ従つてトランジスタ
Q23のベース電位の方がトランジスタQl。のベース
電位よりも高くなる為トランジスタQl。は0FF状態
にあるからである。又トランジスタQ9及びトランジス
タQ2lはそれぞれコンデンサC1及びC2への電流を
供給する電流供給回路で抵拍只,7,R18,R19に
よりダイオードD6の両端電圧を分圧しトランジスタQ
2lのベースには抵抗Rl8とRl7の接続点からベー
スバイアスを供給し、トランジスタQ2Oのベースには
ダイオードD2とダイオードD6の接続点からバイアス
を与えている。従つてコンデンサC2の方がコンデンサ
C1より高いバイアス電圧で充電されるように設定され
ている。コンデンサC2が充電されるとトランジスタ9
が動作しトランジスタQ5,Q6及びトランジスタQl
3,Ql4が動作を開始する。一方コンデンサC2が充
電されるとトランジスタQ22のエミッタ電位は上昇す
るのでトランジスタQl2が動作を開始しトランジスタ
Qllより電流が供給されるようになる。しかしトラン
ジスタQょ。及びQl4によつて3トランジスタQll
により供給された電流は接地電位に側路されるのでトラ
ンジスタQl6,Ql7は動作せず、出力端子Dは上昇
しない。従つてショック音は生じない。トランジスタQ
2O,Q2lによるコンデンサへの充電が終つてもコン
デンサC1へ3抵拍只。から充電電流が供給されるので
C1の電位は上昇しコンデンサC2とほぼ同電位になる
とトランジスタQ3に流れていた電流の1部がトランジ
スタQ2に流れるようになりトランジスタQ5及びqの
電流が減少しトランジスタQl4の電流も減少する。従
つてトランジスタQl6及びQl7が動作を開始して出
力端子Dが設定された電圧(普通はν■CC)迄上昇し
て電力増幅作用を開始する。こjの時の出力端子の上昇
カーブは入力端子Aの立ち上り特性つまり抵抗R3とコ
ンデンサC1との時定数で定まる。この時定数を適切に
選べば出力端子の上昇カーブはゆるやかとなつてショッ
ク音を生じないようにすることができる。又コンデンサ
C1へのトランジスタQ2Oによる充電はショック音の
低減には関係ないが電力増幅器の電源投入時から音声出
力の生じる迄の立上り時間を早める為に設けてある。
遅延回路によるもので電源投入時おいてコンデンサC2
の電位は低いのでトランジスタQ22が動作しトランジ
スタQl2のベース電位が下げられ従つてトランジスタ
Q23のベース電位の方がトランジスタQl。のベース
電位よりも高くなる為トランジスタQl。は0FF状態
にあるからである。又トランジスタQ9及びトランジス
タQ2lはそれぞれコンデンサC1及びC2への電流を
供給する電流供給回路で抵拍只,7,R18,R19に
よりダイオードD6の両端電圧を分圧しトランジスタQ
2lのベースには抵抗Rl8とRl7の接続点からベー
スバイアスを供給し、トランジスタQ2Oのベースには
ダイオードD2とダイオードD6の接続点からバイアス
を与えている。従つてコンデンサC2の方がコンデンサ
C1より高いバイアス電圧で充電されるように設定され
ている。コンデンサC2が充電されるとトランジスタ9
が動作しトランジスタQ5,Q6及びトランジスタQl
3,Ql4が動作を開始する。一方コンデンサC2が充
電されるとトランジスタQ22のエミッタ電位は上昇す
るのでトランジスタQl2が動作を開始しトランジスタ
Qllより電流が供給されるようになる。しかしトラン
ジスタQょ。及びQl4によつて3トランジスタQll
により供給された電流は接地電位に側路されるのでトラ
ンジスタQl6,Ql7は動作せず、出力端子Dは上昇
しない。従つてショック音は生じない。トランジスタQ
2O,Q2lによるコンデンサへの充電が終つてもコン
デンサC1へ3抵拍只。から充電電流が供給されるので
C1の電位は上昇しコンデンサC2とほぼ同電位になる
とトランジスタQ3に流れていた電流の1部がトランジ
スタQ2に流れるようになりトランジスタQ5及びqの
電流が減少しトランジスタQl4の電流も減少する。従
つてトランジスタQl6及びQl7が動作を開始して出
力端子Dが設定された電圧(普通はν■CC)迄上昇し
て電力増幅作用を開始する。こjの時の出力端子の上昇
カーブは入力端子Aの立ち上り特性つまり抵抗R3とコ
ンデンサC1との時定数で定まる。この時定数を適切に
選べば出力端子の上昇カーブはゆるやかとなつてショッ
ク音を生じないようにすることができる。又コンデンサ
C1へのトランジスタQ2Oによる充電はショック音の
低減には関係ないが電力増幅器の電源投入時から音声出
力の生じる迄の立上り時間を早める為に設けてある。
第2図では遅延回路の遅延をNF端子のコンデンサの立
ち上りを用いて実現したが他のコンデンサを新たに付加
して遅延回路を構成しても本発明の回路を実現できるし
又トランジスタの立上り遅れ時間を利用したトランジス
タ回路による遅延時間を利用しても本発明の回路を実現
できることは明らかである。以上本発明によれば立上り
時間が早くショック音のきわめて小さい電力増幅器を実
現できる。
ち上りを用いて実現したが他のコンデンサを新たに付加
して遅延回路を構成しても本発明の回路を実現できるし
又トランジスタの立上り遅れ時間を利用したトランジス
タ回路による遅延時間を利用しても本発明の回路を実現
できることは明らかである。以上本発明によれば立上り
時間が早くショック音のきわめて小さい電力増幅器を実
現できる。
第1図は従来の電力増幅器の1例を示す回路図、第2図
は本発明の一実施例による電力増幅器を示す回路図であ
る。 Rl,R2・・・R2l・・・・・・抵抗、Cl,C2
・・・C4・・・・・コンデンサ、Dl,D2・・・D
6・・・・・・ダイオード、Ql,Q2・・Q23・・
・・・・トランジスタ、A・・・・・・入力端子、B・
・・・負帰還端子、C・・・・・・接地端子、D・・・
・・・出力端子、E・・・・・・電源端子、S・・・・
・・スピーカー。
は本発明の一実施例による電力増幅器を示す回路図であ
る。 Rl,R2・・・R2l・・・・・・抵抗、Cl,C2
・・・C4・・・・・コンデンサ、Dl,D2・・・D
6・・・・・・ダイオード、Ql,Q2・・Q23・・
・・・・トランジスタ、A・・・・・・入力端子、B・
・・・負帰還端子、C・・・・・・接地端子、D・・・
・・・出力端子、E・・・・・・電源端子、S・・・・
・・スピーカー。
Claims (1)
- 1 1方のベースを入力端子、他方のベースを帰還端子
とする差動増幅器と、B級プッシュプル構成された出力
回路と、該出力回路に第1のバイアス電流を供給する定
電流回路と、前記差動増幅器の出力を受けて前記出力回
路を駆動する駆動増幅器とを含む電力増幅器において、
前記入力端子と前記帰還端子に該入力端子電圧および負
帰還端子電圧と基準電圧との差を検出し、電源電圧印加
時においてのみ電流を供給する第2、第3の電流供給回
路と、かつ、前記第1のバイアス電流供給回路の立ち上
りを遅延させる遅延回路とを設け、電源投入時において
前記第3の電流供給回路による前記帰還端子の充電電圧
は前記第2の電流供給回路による前記入力端子の充電電
圧よりも高く設定され、前記遅延回路による遅延時間は
前記差動増幅器及び前記駆動増幅器の立ち上り時間より
長く設定された事を特徴とする電力増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55132017A JPS6042644B2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | 電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55132017A JPS6042644B2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | 電力増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5755602A JPS5755602A (en) | 1982-04-02 |
JPS6042644B2 true JPS6042644B2 (ja) | 1985-09-24 |
Family
ID=15071576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55132017A Expired JPS6042644B2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | 電力増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042644B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170549U (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-22 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59154805A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-03 | Rohm Co Ltd | 増幅回路 |
JPS63114405A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-19 | Toshiba Corp | 増幅回路 |
-
1980
- 1980-09-22 JP JP55132017A patent/JPS6042644B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170549U (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5755602A (en) | 1982-04-02 |
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