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JPS6034137B2 - リ−ド・ソロモン符号復号方式 - Google Patents

リ−ド・ソロモン符号復号方式

Info

Publication number
JPS6034137B2
JPS6034137B2 JP56164558A JP16455881A JPS6034137B2 JP S6034137 B2 JPS6034137 B2 JP S6034137B2 JP 56164558 A JP56164558 A JP 56164558A JP 16455881 A JP16455881 A JP 16455881A JP S6034137 B2 JPS6034137 B2 JP S6034137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
syndrome
circuit
error
syndromes
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56164558A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5866160A (ja
Inventor
勝洋 中村
行弘 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP56164558A priority Critical patent/JPS6034137B2/ja
Publication of JPS5866160A publication Critical patent/JPS5866160A/ja
Publication of JPS6034137B2 publication Critical patent/JPS6034137B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13Linear codes
    • H03M13/15Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリード・ソロモン符号を用いた誤り訂正復号方
式に関する。
リード・ソロモン符号はランダム誤りを訂正するための
現在知られている最も強力な誤り訂正符号の1つである
リード・ソロモン符号に関しては米国のノース.ホーラ
ンドパブリツシング カンパニイ(NORTH
HOLLANDPUBLISHI
NGCOMPANY)から1978年に発行されたエフ
・ジェー・マックウィリアム(F.J.MACWILl
AM)ヱヌ・ジエ−・エイ・スローン(N・J・A・S
LOAN)著ザ セオリィ オブエフー コレクテイ
ング コーズ(THETHEORY OF ER
ROR CORRECTINCDODES)に詳述さ
れている。
この符号は、巡回符号の一種であるためにその符号化に
関しては、よく知られた巡回符号の符号器を用いて比較
的簡単に実現できるが、その復号に関しては一般的な従
来の方法を用いると装置が非常に複雑になり、また符号
自体のもつ誤り検出能力を充分に使いきっていないとい
う欠点を有している。
本発明の目的は従来のこのような欠点を除去するにある
本発明の方式は、M個(但しMは正の整数)の1次多項
式の積でできる生成多項式から生成される符号長N(但
しN‘まMよりも大きい正の整数)のりード・ソロモン
符号を受信して該受信符号に対するM個のシンドローム
So,S,,・・・…,SM‐,を演算し該シンドロ−
ムをもとに該受信符号内に1シンボルだけの誤りが生じ
ていることを検出したらその誤りを訂正し2シンボル以
上の誤りを検出したら誤り検出情報を出力する方式であ
って、前記シンドロームSo,S,,…・・・,SM‐
・よりM−1個のシンドローム比S.・S61,S2・
Stl,・・・・・・,SM‐.・Sに2に対応する情
報を演算するシンドローム比情報演算手段と、前記シン
ドローム比に対応する情報がすべて等しいか否かを判定
するシンドローム比情報比較手段と、前シンドロームS
o,S,,・・・・・・,SM,のすべてが“0”か否
かを判定するシンドロームオールゼロ判定手段と、前記
シンドロームSo,S,,……,SM‐,のうちに少く
とも1個の“0”のシンドローム含まれるか否かを判定
するシンドロームオールゼロ判定手段と、前記シンドロ
ーム比情報比較手段の出力と前記シンドロームオールゼ
ロ判定手段の出力と前記シンドロームゼロ検出手段の出
力とに応答して予め定めたアルゴリズムに従って訂正を
実行すべきか否かを決定し訂正を行う場合にはブロック
内の前言己シソドローム比により定まる位置のシンボル
に対し前記シンドロームSoを誤り訂正情報として誤り
訂正を実行する誤り訂正手段とを含む。
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。本
実施例はシンドローム演算回路1、シンドローム比演算
回路2、シンドローム比比較回路3、シンドロームオー
ルゼロ判定回路4、シンドロームオールゼロ検出回路5
、訂正実行制御論理回路6および誤り訂正実行回路7を
有している。さて、このブロック図に従って本実施例の
動作の詳細を説明する前にまずその動作原理を先に説明
する。一般に、リード・ソ。
モン符号においては、N個のシンボルが1符号ブロック
を構成し、この1符号ブロック中にM個の検査用シンボ
ルと、N−M個の情報伝達用シンボルとが含まれる。こ
こで用いられる各シンボルには種種あるが、本実施例で
は、一般に広く用いられている8ビットの符号ベクトル
と仮定する。また、説明を具体的にするために、1符号
ブロック中のシンボルの数(符号長)N=32とし、ま
た1符号ブロック中の検査用シンボルの数M=4と仮定
する。従って1符号ブロック中の情報伝達データ用シン
ボルの数は、N一M=28となる。さて、1符号ブロッ
ク中の32個の各シンボルを氏,B,.B2,&,B4
,・・・・・・,B3,で表わすことにする。
任意のBjは1バイトの符号であり、従って、ぞ=25
6個の元の中の1つの元と表わしている。また、この中
のシンボルB4〜&,の28個が情報伝達データ用シン
ボルで、残りのBo〜&がこのB4〜B3,をもとにし
て作られた検査用シンボルであると仮定する。さて、リ
ード・ソロモン符号においては、符号化の過程において
、検査用シンボル恥〜B3は情報伝達データ用シンボル
B4〜Bのとの間で次の拘束関係を満足するように作ら
れる。
すなわち、この‘1}式においては、各シンボルの記号
Bjのほかに、記号Qが用いられ、また、十で結ばれた
和の演算と、Q同志間の積(Qの幕)およびQの穣とB
iとの積の演算が用いられている。このQは特定のシン
ボルを代表し、また上述の和および積も一般の2進数の
和および積とは異なる特別の演算を意味する。以下これ
について説明する。上述のように、本実施例ではBjも
Qもともに8ビットの“1”,“0”符号でできている
符号ベクトルとする。従って、いずれもぞ=25針固の
中の1つの元を表わしている。さて、この25針固の中
から任意の2つの元AとBとを選び、この2つの元の和
で指定される元A+Bおよび2つの元の積で指定される
元ABのいずれも、もとの25針固中の1つの元になる
と仮定してその各各を次のように定義する。
天0:第2図に示すように元Aおよび元Bを符号ベクト
ルの形で表示し、各桁(各次元)ごとの排他的論理和を
とった結果生ずる符号ベクトルをA+Bと定義する。
和の演算がこのように定義されるために2個の同じ元の
和は常に“0”(各次元の成分がすべて“0”の符号ベ
クトル)となり、また、和の逆算としての差の演算は和
の演算と同じになるという箸るしい結果を生ずる。積:
例えば第3図1に示すような元Aおよび元Bがあると、
これをxの多項式表現A=1十×2十ず十×5 B=x2十ゞ とし、この多項式の積ABを ABニ(1十×2十×3十×5)(之十×4)ニX2(
で+X4)十×5十で十(X7十×7)十でのように作
る。
この中でxの同じ累乗の項は、符号ベクトルの同じ桁(
次元)に対応するので、上述の排他的論理和の規則を適
用して整理すると上式は、AB=だ+×6十×5十×2 となる。
この多項式はxの7案以上の項(すなわちゞの項)を含
むので、このままではこれに対応する8ビットの符号ベ
クトルを指定するとができない。そこで、積を定義する
場合には、それに伴って8次のある既約多項式f(x)
を予め定めておき、これを用いて以下のように定義する
このf(x)を f(x)=ず十で十×3十×十1 と仮定すると、このf(x)を用いて前記ABの多項式
を割算し、その結果生ずる剰余を作る。
こうすると、剰余は必らずxの7次またはそれ以下の次
数の多項式となるので、これに対応する8ビットの符号
ベクトルが存在する。これを積ABと定義する。今の場
合、上述のABの多項式をf(x)で除した商は、xと
なり、剰余はゞ十〆十x となる(この演算においても前述の排他的論理和の規則
が適用されていて、引き算と足し算は同じである)。
これよりAB=ゞ十×4十× となり、これを符号ベクトルで表示すると第3図2に示
すようになる。
以上のように、8次の既約多項式f(x)を指定すると
、それに応じて25針固の各元の間で、和および積が定
義され、またその逆算としての差および商も定義され、
25針固の元の中で4則演算が矛盾なく行なわれる。
さて、前記既約多項式f(x)を適当に選ぶことにより
、前記25軌固の元の中の“0”(すべての桁の成分が
“0”の元)を除く256個のすべての元を、ある元Q
の累乗の形で表わすことができる。
すなわち、1を単位元とし、これにつぎつぎにQ乗ずる
ことによって生ずる元、Q,Q2,Q3 ……Q255
は前記“0”を除くすべての元を一巡してQ255で再
び単位元1に戻るようにすることができる。実際に、前
記既約多項式f(x)として、f(x)ニだ十で十×3
十x+1 を用い、Qとして多項式表現のxを用いると、255の
すべての元はQj(但しi=0,1,2,・・・…,2
55)として表わすことができる。
但しQ0=Q255=1である。このQを原始元と呼び
、またこのような性質を有する多項式f(x)を原始多
項式と呼ぶ。このような性質をもつ8次の原始多項式は
、上述のものを含んで1針固あることが知られている。
本実施例においては、この16個の中の特定の一つの原
始多項式によって元の間の演算が定義されていると仮定
し、またこれによって定義される前記原始元Qを用いる
ことにする。この結果0を除く任意の元は、Qj(但し
j=0,1,2,・・・・・・,254)で表現され、
従って、任意の元は、指数iだけでも指定することがで
きる。これを元の指数表現と呼ぶことにする。この指数
表現を用いると、“0”を除く任意の2つの元の積は、
各各の元の指数表現をとり、この両者を255を法とし
て加えることにより両者の積の指数表現として簡単に演
算することができる。もし一方の元に“0”が含まれる
場合には結果の元を“0”とすればよい。また、商を作
る場合には、分母になる元の指数表現の2進数を、その
各桁の“1”“0”を反転してから前述と同様に255
を法として加えればよい。勿論、2つの元の和を演算す
る場合には、符号ベクトルの表現を用いると簡単に行な
うことができる。
このように、各元は、Qの累乗でも、Qの指数表現でも
、符号ベクトル表現としても、また多項式表現としても
指定することができる。
これらの中のいずれの表現を用いるかは、その使用目的
によって最も適当なものを選びことができる。さて、こ
うして‘1ー式の演算は定義されたが、実際に、任意の
情報伝達データ用シンボルB4〜&,から{1}式の拘
束条件を満足する検査用シンボル恥〜B3を生成するに
は次のようにする。今、生成多項式g(X)として、 g(X)=(×−1)(X−Q)(×−Q2)(X−Q
3)を定義し、一方符号多項式C(X)としてC(X)
二BIX31十B3〆弧+……十B4×4を定義する。
このC(X)をg(X)で除した剰余の多項式をR(×
)とすると、R(×)は×に関する3次またはそれ以下
の多項式となるので、R(X)=はX3十QX2十b,
X+boと表わせる。
こうして定まるb3,Q,b,およびboをそれぞれ検
査用シンボルB3,B2,BおよびBoとして用いると
、これらは次のような理由で【1}式の拘束条件を満す
検査用シンボルとなっている。今、C(X)をg(×)
で除した商をQ(×)と書くと、C(X):g(X)Q
(X)+R(X)となり、これから、C(X)+R(×
)=g(X)Q(X〉が導かれる(この場合もR(×)
を引くことはR(X)を加えることと同じである)。従
ってC(×)十R(×)はg(×)で割り切れて、&I
X31十B3〆柳十……十B4×4十B3×3十QX2
十B,X+B。
ニ(X−・)(X一Q)(X−Q2)(X−Q3)Q(
×)が成立する。
上式の両辺のXに、それぞれ1,Q, Q2およびQ3
をつぎつぎに代入することによって、‘1}式の関係が
導かれる。なお、生成多項式g(X)が与えられると、
上述の割算を実行して、B4〜B3,のシンボルからB
o〜B3のシンボルを生成する巡回符号の符号器の構成
を決定することも容易であるがここでは省略する。
さて、上述のようにして送信側で作られた‘1}式の拘
束条件を満す芙号ブロックBo,B,B2,・・・・・
・,B3,を受信し、それらがBo,B,B2,・・…
・&,として受信されたとする。
そしてこれらの中の1つのシンボルBiにだけ誤りが生
じたと仮定する。すなわち、j以外のけこ対しては、B
k=Bk ””“{2’が成
立し、Biに対してはBj=Bj十Ej
””“【3’とする。
但し、Ejはj番目のシンボルに起った誤りとする。さ
て、今受信側において、受信シンボルBo,B,B2,
・・・・・・,&.を用いて‘1}式の各式の左辺に相
当する演算を行ない、その結果をそれぞれSぶ.S2S
3とする。
すなわち、とする。
もし、受信に全く誤りがなければ、‘4}式の左辺はm
式の左辺と全く同じになり、従って、So〜S3はすべ
て“0”になる筈である。受信に誤りがあると‘4}式
の各左辺に相当する演算結果は一般に0でないそれぞれ
の値So,S,,S2,およびS3をとることになる。
これをシンドロームという。本実施例は、このシンドロ
ームSo〜S3を用い、送信側でーブロック内のシンボ
ル間に加えた‘1}式の拘束演算関係から誤り分を求め
てこれを訂正する方式である。さて、■式、(3}式の
関係を■式に代入し、mの関係を用いると、結果は次の
ようになる。
この■式を変形すると、次の4個の式が導かれる。
さて、上の【6’式および(7}式を用いてSoおよび
S,だけで誤り訂正を行なうことも可能である。
すなわち、■式よりS,およびSoを用いて誤りシンボ
ル位置のiが求まり、また、■式からSoを用いて誤り
訂正情報Ejが得られるので、i番目のシンボル位置の
受信シンボルBjにSoを加えればよい(前述の規則に
従って8ビットシンボルの各桁ごとの排他的論理和をと
る)。しかし、本実施例においては、比較的簡単な回路
構成により、上述のSoおよびS,ばかりでなく、得ら
れたすべてのシンドローム情報So〜S3を用いて誤り
訂正を行なうことを可能とし、そのために誤り訂正の信
頼性を一層向上させている。次に第1図を用いて本実施
例の動作の詳細を説明する。
受信された入力信号の符号ブロックは、データ入力ライ
ン100より、各シンボルがB3,,B3。,・・・・
・・,Bの順序で、シンドローム演算回路1に供給され
る。それと共にまた誤り訂正実行回路7に供給される。
回路1において、前認4}式に対応する演算が実行され
て、シンド。ールSo,S,,S2およびS3が求めら
れる。この中の、例えばS,を求める演算回路例を第4
図に示す。これは1段のシフトレジスタ10、読出し専
用メモリ(ROM)11、および排他的論理和回路12
から成っている。シフトレジスター0および回路12は
それぞれ8ビット分を並列に処理する。またROMII
は、シフトレジスタ10の出力(8ビット)でアドレス
指定のできる256のメモリアドレスを有し、各メモリ
アドレス当り8ビットのデータを格納できる容量を有す
る。シフトレジスタ10の出力により指定されるROM
IIのメモリアドレスからデータが読み出され、回路1
2により入力データとの排他的論理和がとられ、これが
シフトレジスタ1川こ読み込まれる。任意の8ビットの
2進数A′で指定されるROMIIのメモリアドレスに
QA′(但しQA′はこの2進数A′に対応する符号ベ
クトルと原始元Qとの積とする)を書き込んでおくと、
ROMI IはQ倍の乗算器として動作する。かくて、
最初にシフトレジスタ10をリセットし、入力データを
前述のように馬,,B柳…・・・,Boの順序で次次に
回路12を介して入力すると、恥が入力された時点で、
シフトレジスタ10の内容は、 へ へ(…((&
,Q+&o)Q+珍9)Q+……十B)Q+B。
ニQのBの十Q30氏。
十,..,..十QB十B。
=S,となり、求めるシンドロームS,となる。
ROMIIの内容を、上述のQのかわりにQ2およびQ
3に相当するものとすることにより、同様な回路を用い
てそれぞれシンドロームS2およびS3を演算する回路
が得られ、またROMIIを除きシフトレジスタ10の
内容をそのまま回路12にフィードバックすることによ
りシンドロームSoを演算する回路が得られる。かくし
て得られたシンドロームSo〜S3は、シンドローム比
演算回路2、シンドロームゼロ判定回路4、シンドロー
ムゼロ検出回路5に供給され、また、Soは前記{6’
式のEjとして訂正実行制御論理和回路6を介して訂正
実行回路7に供給される。
さて、シンドローム比演算回路2においては、前認7}
式、‘8}式および‘9}式の演算を行なうことにより
、それぞれの式から別別にQjの指数表現jを求める。
今‘7}式、{8)式および‘9}式から求められたi
をそれぞれi′,i″と書くことにする。第5図にシン
ドローム比演算回路2の回路例を示す。供給されたシン
ドロームS。は論出し専用メモリROM20によって、
S61=Qkを満足するk(‘‘0”以外の任意のSo
はQを用いてQgと表わせるがこのgを用いて(k+g
)MOD255=0を満足するk、すなわちgの各ビッ
トを反転したもの)に変換される。ROM20は256
メモリアドレスを有し、各メモリアドレスごとに1バイ
トの容量を有するが、任意の2進数A″で指定されるメ
モリアドレスには、A′′=Qbの関係をもつbの補数
を格納しておくことにより上述のSo→kへの変換が実
行される。一方供給されたシンドロームS,は、読出し
専用メモリROM22により、S,=QIなる関係を満
足する指数表現1に変換される。ROM22はROM2
0と同様な容量を有し、任意の8ビットの2進数A″で
指定されるメモリアドレスに、A′=Qbなる関係を有
するbを格納しておくことによって、S,→1の変換を
実行することができる。こうして、S61が指数表現に
変換されたkと、同じくS,が指数表現に変換3れた1
とをMOD255加算器21に供給してMOD255加
算を実行することにより‘7}式のS.・S;1の指数
表現j′を得ることができる。
【8}式および■式に相当するS2・StlおよびS3
・S夏1の指数表現i″およびj川も全く同様にして演
算することができる。例えばi″を演算する場合にS「
1の指数表現が必要になるが、これはROM22で求め
たS,の数表現1の各ビットを、ィンバータ23を用い
て反転すれば容易に得られる。かくしてROM22、イ
ンバー夕23、ROM25およびMOD255力o算器
24を用いてS2,S;1の指数麦芽弘″が得られ、ま
たROM25、ィンバータ26、ROM28およびMO
D255力o算器27を用いてS3・Sき1の指数表現
i川が得られる。かくして、回路2のクロツクを全く用
いない静的演算回路によってSo〜S3から迅速確実に
‘7},【8},{9}式に対する指数表現i′,j″
およびjWを得ることができる。これらのシンドローム
比の指数表現に対応するJ′,i″およびj川は、第1
図における回路2からシンドローム比比較回路3に供給
される。また、それと共にj′(これはi″またはi肌
ののいずれでもよい)が訂正実行制御論理和回路6に供
給される。次に、シンドローム比比較回路3は、供給さ
れたj′,i″およびi…の値がすべて一致するか否か
を検出する回路である。
これは、例えばj′およびi′′の各桁ごとの排他的論
理和をとる第1の回路と、i″およびj川の各桁ごとの
排他的論理和をとる第2の回路と、前記第1および第2
の回路の各出力ビットのすべての(16ビットの)論理
和否定をとる回路とを用いて容易に構成することができ
る。前記‘7},‘8},{9)式より明かなように、
誤りが1個の場合には、上述のようにして求められた誤
りシンボル位置に相当するiの値画′,i″およびi…
はすべて一致する。従って、この場合には、回路3は一
致出力300を出力し、これを訂正実行制御論理和回路
6に供給することになる。また一方、前述のようにシン
ドロームSo〜S3は、シンドロームオールゼロ判定回
路4に供給される。
この回路4はSo〜S3のすべての桁の各ビットのすべ
ての論理天0ととる論理和回路と、その出力を反転する
ィンバータとより構成されていて、すべてのシンドロー
ムが“0”の場合(すなわち誤りが全く無い場合)にか
ぎり“1”論理レベルを発生し、これをライン400を
介して訂正実行制御論理和回路6に供給する。さらにま
た、シンドロームSo〜S3は前述のように、シンドロ
ームゼロ検出回路5に供給される。
この回路5は、So〜S3の中に1個でも“0”のシン
ドロームが含まれると“1”論理レベルを発生し、これ
を訂正実行制御論理回路6に供給する。この回路5もそ
れぞれのシンドロームSo,S,,S2およびS3の各
桁(8ビット)の論理和否定を作る4個の論理和否定回
路と前記4個の論理和否定回路出力の論理和をとる1個
の論理和回路とにより容易に構成することができる。さ
て、訂正実行制御論理回路6は、以上のようにして供給
された諸入力信号を用い、下記のような論理動作により
誤り訂正の実行を制御する。
まず、回路4の出力400が“1”の場合、すなわち、
シンドロ−ムSo〜S3がすべて“0”の場合には、他
の入力信号の如何にか)わらず誤りが無いのとして誤り
訂正を行なわない。また回路6から、下位の回路を供給
するためのエラーフラグ出力600を“0”としてこの
符号ブロックに誤りが無いことを表示する。シンドロー
ムSo〜S3がすべて“0”の場合には{5)式の関係
よりか)る制御を行なえばよいこ.とは明らかである。
次に、回路4の出力400が“0”の場合には次のよう
になる。
この場合には必らず誤りが存在する筈であるが、もし誤
りが1個の場合には(1}式から{4}式の関係よりS
o〜S3はすべて“0”ではない。また【九【8),t
9}式より求められるjはすべて等しい筈である。これ
らの条件が成立したときに、‘6}式の誤り訂正情報S
oを用いてj番目のシンボルに誤り訂正を実行するよう
に制御すればよい。すなわち、前記シンドロ−ムゼロ検
出回路5の出賄500が“0”で、かつ、シンドローム
比比較回路3の出力300が“1”の場合にかぎり、供
給されたj′で指定されるシンボル位置に、供給された
Soを誤り訂正情報として誤り訂正を実行するように制
御する。また、この場合には、エラーフラグ出力600
を“0”としててこの符号ブロックには訂正の結果誤り
が無いことを表示する。上記の関係が成立しない場合、
すなわち少くも出力500が“1”である(シンドロー
ムSo〜S3の中のいずれかに“0”が含まれる)か、
または出力300が“0”である(丁,j″,j川の値
が一致しない)の場合には■,‘7},■および{9)
式の関係より誤りの数が1個であるという条件が成立し
ないことは明らかである。
従ってこの場合には訂正を行なわず、またこのブロック
中に誤りが含まれることを指示するエラーフラグ出力6
00を“1”にする。以上のような制御を行なう論理回
路は、例えば、6図に例示する回路を用いて容易に実現
できる。
但し、第6図の参照数字60,61および62はそれぞ
れ論理積回路、参照数字63,64および64はそれぞ
れィンバータを表わし、また参照数字101,300,
400,600,600および601の各入出力ライン
は第1図の対応する参照数字の入出力ラインと同じもの
を表わしている。さて、回路6により、以上のような制
御を受けた誤り訂正情報Ej(So)は出力601とし
て、また誤りシンボル位置情報i′は出力602として
ま誤り訂正実行回路7に供給される。
この回路7は、データ入力100より入力する1ブ。
ツク分のシンボル&,,B磯・・・・・・馬をつぎつぎ
のシンボル位置に格納するバッファを有する。このよう
に格納されたシンボルの中の前記誤りシンボル位置指定
情報i′により指定される位置のシンボル官jに対し、
供給された前記誤り訂正情報Ej(So)を排他的論理
和を用いて加算することにより誤り訂正を実行する。か
くして誤り訂正された後各シンボルは出力700として
前記エアーフラグ出力600と共に下位の回路に供給さ
れる。以上の実施例においては、説明を具体的にするた
めに、符号長Nとして32、1符号ブロック中の検査用
シンボルの数Mとして4、さらに各シンボルのビット数
Kとして8で構成されるようなリード・ソロモン符号を
用いる場合について詳述したが、本発明の方式はN,M
およびKの値がこれらに限られるものでないことは明ら
かである。また、使用した諸回路についての回路例も実
現するための例を示したもので、何もこれに限られるも
のではない。以上のように、本発明を用いると、Nシン
ボルで1個のブロックをなすりード・ソロモン符号内に
生じた1個の誤りを訂正し2シンボル以上の誤りを検出
たちエラーフラグを出す方式において、検査用シンボル
の数M個までのすべてのシンドロームの情報を有効に利
用し、かつ、簡潔な回路構成により目的を達成する信頼
性の高い復号方式を提供することができる。
これにより信頼性、経済性の向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本実施例で用いる和の演算を説明するための図、第3図
1は本実施例で用いる演算の符号多項式を説明するため
の図、第3図2は本実施例で用いる積の演算を説明する
ための図、第4図は本実施例のシンドローム演算回路の
内部回路例を示す図、第5図は本実施例のシンドローム
比比較回路の回路例を示す図および第6図は本実施例の
訂正実行制御論理和回路の中の論理回路例を示す図であ
る。 図において、1・・・・・・シンドローム演算回路、2
・…・・シンドローム比演算回路、3・・・・・・シン
ドローム比比較回路、4……シンド。 ームオールゼo判定回路、5・…・・シンドロームゼロ
検出回路、6・・・・・・訂正実行制御論理回路、7・
・・・・・誤り訂正実行回路、10……シフトレジスタ
、11,20,22,25,28・・・・・・読出し専
用メモリ(ROM)、12・・・・・・排他的論理和回
路、21,24,27・・・…255を法とする加算器
(MOD255加算器)、23,26,63,64,6
5……インバータ、60,61,62・・・・・・論理
積回路。髪′図 多2図 第4図 第3図 多S図 多6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 M個(但しMは正の整数)の1次多項式の積ででき
    る生成多項式から生成される符号長N(但しNはMより
    も大きい正の整数)のリード・ソロモン符号を受信して
    該受信符号に対するM個のシンドロームS_0,S_1
    ,……,S_M_−_1を演算し該シンドロームをもと
    に該受信符号内に1シンボルだけの誤りが生じているこ
    とを検出したらその誤りを訂正し2シンボル以上の誤り
    を検出したら誤り検出情報を出力する方式において、前
    記シンドロームS_0,S_1,……,S_M_−_1
    よりM−1個のシンドローム比S_1・S^−^1_0
    ,S_2・S^−^1_1,……,S_M_−_1・S
    ^−^1_M_−_2に対応する情報を演算するシンド
    ローム比情報演算手段と、前記シンドローム比に対応す
    る情報がすべて等しいか否かを判定するシンドローム比
    情報比較手段と、前記シンドロームS_0,S_1,…
    …,S_M_−_1のすべてが“0”か否かを判定する
    シンドロームオールゼロ判定手段と、前記シンドローム
    S_0,S_1,……,S_M_−_1のうちに少くも
    1個の“0”のシンドロームが含まれるか否かを判定す
    るシンドロームゼロ検出手段と、前記シンドローム比情
    報比較手段の出力と前記シンドロームオールゼロ判定手
    段の出力と前記シンドロームゼロ検出手段の出力とに応
    答して予め定めたアルゴリズムに従つて訂正を実行すべ
    きか否かを決定し訂正を行う場合にはブロツク内の前記
    シンドローム比により定まる位置のシンボルに対し前記
    シンドロームS_0を誤り訂正情報として誤り訂正を実
    行する誤り訂正手段とを含むことを特徴とするリード・
    ソロモン符号復号方式。
JP56164558A 1981-10-15 1981-10-15 リ−ド・ソロモン符号復号方式 Expired JPS6034137B2 (ja)

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IT1168840B (it) * 1983-09-15 1987-05-20 Cselt Centro Studi Lab Telecom Decodificatore di codice binario ciclico perfetto

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