JP3280470B2 - 誤り訂正回路 - Google Patents
誤り訂正回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、αをm次のガロア拡大
体GF(2m)の原始元とし、α,α3を根にもつ2重誤
り訂正(n,k)BCH符号の復号を行うための誤り訂
正回路に関する。
体GF(2m)の原始元とし、α,α3を根にもつ2重誤
り訂正(n,k)BCH符号の復号を行うための誤り訂
正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】tビット訂正BCH(Bose-Chauduri-Ho
cqenghem Codes)符号のパラメータに関して、符号長n
は、 n = 2m − 1 …(1) であり、情報数kは、 k ≧ n − mt …(2) であり、このような符号長n、情報数kのBCH符号
は、(n,k)BCH符号と呼ばれる。
cqenghem Codes)符号のパラメータに関して、符号長n
は、 n = 2m − 1 …(1) であり、情報数kは、 k ≧ n − mt …(2) であり、このような符号長n、情報数kのBCH符号
は、(n,k)BCH符号と呼ばれる。
【0003】誤り訂正符号の中でも、BCH符号は、実
用上、極めて重要なものであり、通信、記録分野に多く
用いられている。その中でも特に2重誤り訂正符号は、
復号の際に用いる誤り位置多項式の係数とシンドローム
の関係が明らかにされており、ハード化の検討が比較的
容易である。しかしその復号には、ガロア体上での加
算、乗算、除算なの演算が必要であるので、先行技術で
は、(a)べき数←→ベクトル表現、逆元などをリード
オンリメモリに記憶させておき、外部からアクセスする
構成、または(b)シンドロームと誤りの位置を表に求
め、同様にリードオンリメモリを外部からアクセスする
構成が実現されている。このような先行技術では、ハー
ド化する場合、リードオンリメモリに多くのメモリ容量
を必要とし、訂正数に対しコストが多くかかることにな
る。
用上、極めて重要なものであり、通信、記録分野に多く
用いられている。その中でも特に2重誤り訂正符号は、
復号の際に用いる誤り位置多項式の係数とシンドローム
の関係が明らかにされており、ハード化の検討が比較的
容易である。しかしその復号には、ガロア体上での加
算、乗算、除算なの演算が必要であるので、先行技術で
は、(a)べき数←→ベクトル表現、逆元などをリード
オンリメモリに記憶させておき、外部からアクセスする
構成、または(b)シンドロームと誤りの位置を表に求
め、同様にリードオンリメモリを外部からアクセスする
構成が実現されている。このような先行技術では、ハー
ド化する場合、リードオンリメモリに多くのメモリ容量
を必要とし、訂正数に対しコストが多くかかることにな
る。
【0004】たとえば図19の先行技術では、BCH符
号信号がライン1から与えられるシンドロームS1のレ
ジスタ2と、シンドロームS3のレジスタ3と、リード
オンリメモリ4とが備えられ、その受信されたBCH符
号信号をストアするデータレジスタ5が備えられ、訂正
後のBCH符号信号を導出する排他的論理和ゲート回路
6が備えられる。このような図19に示される先行技術
では、前述の先行技術(b)を実現するものであって、
上述のようにリードオンリメモリ4のメモリ容量を大き
くする必要があるという問題がある。
号信号がライン1から与えられるシンドロームS1のレ
ジスタ2と、シンドロームS3のレジスタ3と、リード
オンリメモリ4とが備えられ、その受信されたBCH符
号信号をストアするデータレジスタ5が備えられ、訂正
後のBCH符号信号を導出する排他的論理和ゲート回路
6が備えられる。このような図19に示される先行技術
では、前述の先行技術(b)を実現するものであって、
上述のようにリードオンリメモリ4のメモリ容量を大き
くする必要があるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガロ
ア拡大体GF(2m )上の加算、乗算、除算などの操作
が簡単な構成で実現することができるようにした誤り訂
正回路を提供することである。
ア拡大体GF(2m )上の加算、乗算、除算などの操作
が簡単な構成で実現することができるようにした誤り訂
正回路を提供することである。
【0006】また従来から、誤り位置の導出には、チエ
ン探索法が用いられており、この方法を実現する構成で
は、外部クロック信号を必要とし、したがってリアルタ
イム処理ができないという問題がある。
ン探索法が用いられており、この方法を実現する構成で
は、外部クロック信号を必要とし、したがってリアルタ
イム処理ができないという問題がある。
【0007】また本発明の目的は、BCH符号信号の読
み込みと同時に誤り位置の探索が可能になるようにした
誤り訂正回路を提供することである。
み込みと同時に誤り位置の探索が可能になるようにした
誤り訂正回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)BCH
符号信号を(x−α)によって割り算して第1シンドロ
ームS1を求める第1シンドロームレジスタ9と、 (b)前記BCH符号信号を(x−α3 )による割り算
を行って第2シンドロームS3を求める第2シンドロー
ムレジスタ10と、 (c)誤り位置多項式の係数導出回路12であって、 (c1)αをm次のガロア拡大体GF(2m)の原始元
とし、α,α3を根にもつ2重誤り訂正(n,k)BC
H符号の復号において、(2m −1)個の第1α乗算器
MX1〜MXiを直列につなぎ、初段の第1α乗算器M
X1にα0を与えることによって、GF(2m)の元α〜
α(2m−1)(以下、αの(2m−1)乗を表す)を作
成する元作成回路19と、 (c2)第1シンドロームS1と元作成回路19の出力
とに応答し、S1α〜S1α(2m−1)を求めるべき
乗回路21であって、(2m−1)個の第1加算器AD
0〜ADiを有し、各加算器AD0〜ADiは、S1の
各ビットa0〜a3と、α1〜α(2m−1)の各ビッ
トb0〜b3とが与えられる第1排他的論理和ゲートE
R0〜ER3と、これらの第1排他的論理和ゲートER
0〜ER3の出力が与えられる第1NANDゲートG0
とを有し、各第1加算器AD0〜ADiは、出力L0〜
Liを導出するべき乗回路21と、 (c3)第1シンドロームS1とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第1乗算回路23であって、
(2m−1)個の第2α乗算器MX11〜MX1iを直
列につなぎ、初段の第2α乗算器MX11に第1シンド
ロームS1を与える第1乗算回路23と、 (c4)第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の
結果とに基づいて、S12 を求めるS12サーチ回路2
2であって、各第2α乗算器MX11〜MX1iの出力
と、べき乗回路21の各第1加算器AD0〜ADiの出
力L0〜Liとが、与えられる第1ANDゲートG10
〜G1iと、第1ANDゲートG10〜G1iの出力が
与えられ、S12を出力する第2排他的論理和ゲートE
R10とを有するS12サーチ回路22と、 (c5)S1の逆元を求める逆元サーチ回路25であっ
て、(2m−1)個の第3排他的論理和ゲートER30
〜ER3iであって、各第3排他的論理和ゲートER3
0〜ER3iには、α0と、第1乗算回路23の第2乗
算器MX11〜MX1iの出力とが与えられる第3排他
的論理和ゲートER30〜ER3iと、第3排他的論理
和ゲートER30〜ER3iの各出力の全ビットが論理
「0」となることを検出するNANDゲートによって実
現される全零検知回路AZ0〜AZiとを有する逆元サ
ーチ回路25と、 (c6)第2シンドロームS3とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第2乗算回路27であって、
(2m−1)個の第3α乗算器MX21〜MX2iを直
列につなぎ、初段の第3α乗算器MX21に、第2シン
ドロームS3を与える第2乗算回路27と、 (c7)第2乗算回路27の結果と逆元サーチ回路25
からの結果とに基づいてS3/S1を求めるS3/S1
サーチ回路26であって、 (c7−1)(2m−1)個の第2ANDゲートG20
〜G2iであって、各第2ANDゲートG20〜G2i
は、逆元サーチ回路25の各全零検知回路AZ0〜AZ
iの出力L20〜L2iと、第2乗算回路27の第3α
乗算器MX21〜MX2iからの出力とが与えられる第
2ANDゲートG20〜G2iと、 (c7−2)第2ANDゲートG20〜G2iの出力が
与えられ、S3/S1を導出する第4排他的論理和ゲー
トER5とを有するS3/S1サーチ回路26と、 (c8)S12 とS3/S1との結果を加算する回路2
8であって、S12サーチ回路22の第2排他的論理和
ゲートER10の出力S12と、S3/S1サーチ回路
26の第4排他的論理和ゲートER5の出力S3/S1
とが、各ビット毎に与えられ、(S12+S3/S1)
を出力する第5排他的論理和ゲートER60〜ER63
を有する加算回路28とを含む誤り位置多項式の係数導
出回路12と、 (d)前記誤り位置多項式の係数導出回路の出力に応答
してチエン探索を行い、誤り位置を表すチエン探索回路
13と、 (e)前記BCH符号信号を受信してストアするデータ
のレジスタ11と、 (f)チエン探索回路の出力とデータレジスタの出力と
を演算して訂正後のBCH符号信号を得る演算回路14
とを含むことを特徴とする誤り訂正回路である。
符号信号を(x−α)によって割り算して第1シンドロ
ームS1を求める第1シンドロームレジスタ9と、 (b)前記BCH符号信号を(x−α3 )による割り算
を行って第2シンドロームS3を求める第2シンドロー
ムレジスタ10と、 (c)誤り位置多項式の係数導出回路12であって、 (c1)αをm次のガロア拡大体GF(2m)の原始元
とし、α,α3を根にもつ2重誤り訂正(n,k)BC
H符号の復号において、(2m −1)個の第1α乗算器
MX1〜MXiを直列につなぎ、初段の第1α乗算器M
X1にα0を与えることによって、GF(2m)の元α〜
α(2m−1)(以下、αの(2m−1)乗を表す)を作
成する元作成回路19と、 (c2)第1シンドロームS1と元作成回路19の出力
とに応答し、S1α〜S1α(2m−1)を求めるべき
乗回路21であって、(2m−1)個の第1加算器AD
0〜ADiを有し、各加算器AD0〜ADiは、S1の
各ビットa0〜a3と、α1〜α(2m−1)の各ビッ
トb0〜b3とが与えられる第1排他的論理和ゲートE
R0〜ER3と、これらの第1排他的論理和ゲートER
0〜ER3の出力が与えられる第1NANDゲートG0
とを有し、各第1加算器AD0〜ADiは、出力L0〜
Liを導出するべき乗回路21と、 (c3)第1シンドロームS1とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第1乗算回路23であって、
(2m−1)個の第2α乗算器MX11〜MX1iを直
列につなぎ、初段の第2α乗算器MX11に第1シンド
ロームS1を与える第1乗算回路23と、 (c4)第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の
結果とに基づいて、S12 を求めるS12サーチ回路2
2であって、各第2α乗算器MX11〜MX1iの出力
と、べき乗回路21の各第1加算器AD0〜ADiの出
力L0〜Liとが、与えられる第1ANDゲートG10
〜G1iと、第1ANDゲートG10〜G1iの出力が
与えられ、S12を出力する第2排他的論理和ゲートE
R10とを有するS12サーチ回路22と、 (c5)S1の逆元を求める逆元サーチ回路25であっ
て、(2m−1)個の第3排他的論理和ゲートER30
〜ER3iであって、各第3排他的論理和ゲートER3
0〜ER3iには、α0と、第1乗算回路23の第2乗
算器MX11〜MX1iの出力とが与えられる第3排他
的論理和ゲートER30〜ER3iと、第3排他的論理
和ゲートER30〜ER3iの各出力の全ビットが論理
「0」となることを検出するNANDゲートによって実
現される全零検知回路AZ0〜AZiとを有する逆元サ
ーチ回路25と、 (c6)第2シンドロームS3とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第2乗算回路27であって、
(2m−1)個の第3α乗算器MX21〜MX2iを直
列につなぎ、初段の第3α乗算器MX21に、第2シン
ドロームS3を与える第2乗算回路27と、 (c7)第2乗算回路27の結果と逆元サーチ回路25
からの結果とに基づいてS3/S1を求めるS3/S1
サーチ回路26であって、 (c7−1)(2m−1)個の第2ANDゲートG20
〜G2iであって、各第2ANDゲートG20〜G2i
は、逆元サーチ回路25の各全零検知回路AZ0〜AZ
iの出力L20〜L2iと、第2乗算回路27の第3α
乗算器MX21〜MX2iからの出力とが与えられる第
2ANDゲートG20〜G2iと、 (c7−2)第2ANDゲートG20〜G2iの出力が
与えられ、S3/S1を導出する第4排他的論理和ゲー
トER5とを有するS3/S1サーチ回路26と、 (c8)S12 とS3/S1との結果を加算する回路2
8であって、S12サーチ回路22の第2排他的論理和
ゲートER10の出力S12と、S3/S1サーチ回路
26の第4排他的論理和ゲートER5の出力S3/S1
とが、各ビット毎に与えられ、(S12+S3/S1)
を出力する第5排他的論理和ゲートER60〜ER63
を有する加算回路28とを含む誤り位置多項式の係数導
出回路12と、 (d)前記誤り位置多項式の係数導出回路の出力に応答
してチエン探索を行い、誤り位置を表すチエン探索回路
13と、 (e)前記BCH符号信号を受信してストアするデータ
のレジスタ11と、 (f)チエン探索回路の出力とデータレジスタの出力と
を演算して訂正後のBCH符号信号を得る演算回路14
とを含むことを特徴とする誤り訂正回路である。
【0009】また本発明は、(a)BCH符号信号を
(x−α)によって割り算して第1シンドロームS1を
求める第1シンドロームレジスタ9と、 (b)前記BCH符号信号を(x−α3 )による割り算
を行って第2シンドロームS3を求める第2シンドロー
ムレジスタ10と、 (c)誤り位置多項式の係数導出回路12であって、 (c1)αをm次のガロア拡大体GF(2m)の原始元
とし、α,α3を根にもつ2重誤り訂正(n,k)BC
H符号の復号において、(2m −1)個の第1α乗算器
MX1〜MXiを直列につなぎ、初段の第1α乗算器M
X1にα0を与えることによって、GF(2m)の元α〜
α(2m−1)(以下、αの(2m−1)乗を表す)を作
成する元作成回路19と、 (c2)第1シンドロームS1と元作成回路19の出力
とに応答し、S1α〜S1α(2m−1)を求めるべき
乗回路21であって、(2m−1)個の第1加算器AD
0〜ADiを有し、各加算器AD0〜ADiは、S1の
各ビットa0〜a3と、α1〜α(2m−1)の各ビッ
トb0〜b3とが与えられる第1排他的論理和ゲートE
R0〜ER3と、これらの第1排他的論理和ゲートER
0〜ER3の出力が与えられる第1NANDゲートG0
とを有し、各第1加算器AD0〜ADiは、出力L0〜
Liを導出するべき乗回路21と、 (c3)第1シンドロームS1とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第1乗算回路23であって、
(2m−1)個の第2α乗算器MX11〜MX1iを直
列につなぎ、初段の第2α乗算器MX11に第1シンド
ロームS1を与える第1乗算回路23と、 (c4)第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の
結果とに基づいて、S12 を求めるS12サーチ回路2
2であって、各第2α乗算器MX11〜MX1iの出力
と、べき乗回路21の各第1加算器AD0〜ADiの出
力L0〜Liとが、与えられる第1ANDゲートG10
〜G1iと、第1ANDゲートG10〜G1iの出力が
与えられ、S12を出力する第2排他的論理和ゲートE
R10とを有するS12サーチ回路22と、 (c5)S1の逆元を求める逆元サーチ回路25であっ
て、(2m−1)個の第3排他的論理和ゲートER30
〜ER3iであって、各第3排他的論理和ゲートER3
0〜ER3iには、α0と、第1乗算回路23の第2乗
算器MX11〜MX1iの出力とが与えられる第3排他
的論理和ゲートER30〜ER3iと、第3排他的論理
和ゲートER30〜ER3iの各出力の全ビットが論理
「0」となることを検出するNANDゲートによって実
現される全零検知回路AZ0〜AZiとを有する逆元サ
ーチ回路25と、 (c6)第2シンドロームS3とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第2乗算回路27であって、
(2m−1)個の第3α乗算器MX21〜MX2iを直
列につなぎ、初段の第3α乗算器MX21に、第2シン
ドロームS3を与える第2乗算回路27と、 (c7)第2乗算回路27の結果と逆元サーチ回路25
からの結果とに基づいてS3/S1を求めるS3/S1
サーチ回路26であって、 (c7−1)(2m−1)個の第2ANDゲートG20
〜G2iであって、各第2ANDゲートG20〜G2i
は、逆元サーチ回路25の各全零検知回路AZ0〜AZ
iの出力L20〜L2iと、第2乗算回路27の第3α
乗算器MX21〜MX2iからの出力とが与えられる第
2ANDゲートG20〜G2iと、 (c7−2)第2ANDゲートG20〜G2iの出力が
与えられ、S3/S1を導出する第4排他的論理和ゲー
トER5とを有するS3/S1サーチ回路26と、 (c8)S12 とS3/S1との結果を加算する回路2
8であって、S12サーチ回路22の第2排他的論理和
ゲートER10の出力S12と、S3/S1サーチ回路
26の第4排他的論理和ゲートER5の出力S3/S1
とが、各ビット毎に与えられ、(S12+S3/S1)
を出力する第5排他的論理和ゲートER60〜ER63
を有する加算回路28とを含む誤り位置多項式の係数導
出回路12と、 (d)誤り位置検出回路であって、 (d1)その誤り位置多項式を σ(z) = 1 + Az + Bz2 としたとき、(2m −2)個の第4α乗算器MX31〜
MX3iを直列につなぎ、初段の第4α乗算器MX31
に、S12サーチ回路22の第2排他的論理和ゲートE
R10の出力S12であるAを与えることによってAαi
(i=0,1,2,…,2m−2)を出力する第1演算
回路41と、 (d2)(2m −2)個の第5α乗算器を直列につな
ぎ、初段の第5α乗算器に、加算回路28の第5排他的
論理和ゲートER60〜ER63からの出力(S12+
S3/S1)であるBを与えることによってBαj(j
=0,1,2,…,2m−2)を出力する第2演算回路
42と、 (d3)Bαk(k=0,1,2,…,2m−2)に対し
第6α乗算器MX41;MX51,MX52;MX6
1,MX62,MX63;…をk個つなぐことによって
B(αk)2を出力する第3演算回路43と、 (d4)第1演算回路41と第3演算回路43との出力
に基づいて、前記誤り位置多項式が、 σ(αL)=0 (L=0,1,2,…,2m−2) となるLを判別し、受信符号語の誤り位置を指示する出
力を導出する回路44であって、AαiおよびB(αi)
2(i=0,1,…,2m−2)が与えられる第3加算器
AD10〜AD1iを有し、各第3加算器AD10〜A
D1iは、AαiおよびB(αi)2の各ビットが与えら
れる各ビット毎の第6排他的論理和ゲートER70〜E
R7m-1と、第2ビット以降のビットa1〜am-1,b1
〜bm-1が与えられる第6排他的論理和ゲートER71
〜ER7m-1の出力が与えられる第2NANDゲートG
3と、第1ビットa0,b0が与えられる第6排他的論
理和ゲートER70と、第2NANDゲートG3との出
力が与えられるANDゲートG2とを有する誤り位置指
示出力導出回路44とを含む誤り位置検出回路53と、 (e)S1=0,S3≠0のとき、訂正不可能な誤りが
生じたとして訂正出力をクリアする訂正制御回路17
と、 (f)BCH符号信号をストアして誤り位置検出回路と
訂正制御回路の出力によって訂正を行って訂正後のBC
H符号信号を得るデータレジスタ18とを含むことを特
徴とする誤り訂正回路である。
(x−α)によって割り算して第1シンドロームS1を
求める第1シンドロームレジスタ9と、 (b)前記BCH符号信号を(x−α3 )による割り算
を行って第2シンドロームS3を求める第2シンドロー
ムレジスタ10と、 (c)誤り位置多項式の係数導出回路12であって、 (c1)αをm次のガロア拡大体GF(2m)の原始元
とし、α,α3を根にもつ2重誤り訂正(n,k)BC
H符号の復号において、(2m −1)個の第1α乗算器
MX1〜MXiを直列につなぎ、初段の第1α乗算器M
X1にα0を与えることによって、GF(2m)の元α〜
α(2m−1)(以下、αの(2m−1)乗を表す)を作
成する元作成回路19と、 (c2)第1シンドロームS1と元作成回路19の出力
とに応答し、S1α〜S1α(2m−1)を求めるべき
乗回路21であって、(2m−1)個の第1加算器AD
0〜ADiを有し、各加算器AD0〜ADiは、S1の
各ビットa0〜a3と、α1〜α(2m−1)の各ビッ
トb0〜b3とが与えられる第1排他的論理和ゲートE
R0〜ER3と、これらの第1排他的論理和ゲートER
0〜ER3の出力が与えられる第1NANDゲートG0
とを有し、各第1加算器AD0〜ADiは、出力L0〜
Liを導出するべき乗回路21と、 (c3)第1シンドロームS1とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第1乗算回路23であって、
(2m−1)個の第2α乗算器MX11〜MX1iを直
列につなぎ、初段の第2α乗算器MX11に第1シンド
ロームS1を与える第1乗算回路23と、 (c4)第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の
結果とに基づいて、S12 を求めるS12サーチ回路2
2であって、各第2α乗算器MX11〜MX1iの出力
と、べき乗回路21の各第1加算器AD0〜ADiの出
力L0〜Liとが、与えられる第1ANDゲートG10
〜G1iと、第1ANDゲートG10〜G1iの出力が
与えられ、S12を出力する第2排他的論理和ゲートE
R10とを有するS12サーチ回路22と、 (c5)S1の逆元を求める逆元サーチ回路25であっ
て、(2m−1)個の第3排他的論理和ゲートER30
〜ER3iであって、各第3排他的論理和ゲートER3
0〜ER3iには、α0と、第1乗算回路23の第2乗
算器MX11〜MX1iの出力とが与えられる第3排他
的論理和ゲートER30〜ER3iと、第3排他的論理
和ゲートER30〜ER3iの各出力の全ビットが論理
「0」となることを検出するNANDゲートによって実
現される全零検知回路AZ0〜AZiとを有する逆元サ
ーチ回路25と、 (c6)第2シンドロームS3とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第2乗算回路27であって、
(2m−1)個の第3α乗算器MX21〜MX2iを直
列につなぎ、初段の第3α乗算器MX21に、第2シン
ドロームS3を与える第2乗算回路27と、 (c7)第2乗算回路27の結果と逆元サーチ回路25
からの結果とに基づいてS3/S1を求めるS3/S1
サーチ回路26であって、 (c7−1)(2m−1)個の第2ANDゲートG20
〜G2iであって、各第2ANDゲートG20〜G2i
は、逆元サーチ回路25の各全零検知回路AZ0〜AZ
iの出力L20〜L2iと、第2乗算回路27の第3α
乗算器MX21〜MX2iからの出力とが与えられる第
2ANDゲートG20〜G2iと、 (c7−2)第2ANDゲートG20〜G2iの出力が
与えられ、S3/S1を導出する第4排他的論理和ゲー
トER5とを有するS3/S1サーチ回路26と、 (c8)S12 とS3/S1との結果を加算する回路2
8であって、S12サーチ回路22の第2排他的論理和
ゲートER10の出力S12と、S3/S1サーチ回路
26の第4排他的論理和ゲートER5の出力S3/S1
とが、各ビット毎に与えられ、(S12+S3/S1)
を出力する第5排他的論理和ゲートER60〜ER63
を有する加算回路28とを含む誤り位置多項式の係数導
出回路12と、 (d)誤り位置検出回路であって、 (d1)その誤り位置多項式を σ(z) = 1 + Az + Bz2 としたとき、(2m −2)個の第4α乗算器MX31〜
MX3iを直列につなぎ、初段の第4α乗算器MX31
に、S12サーチ回路22の第2排他的論理和ゲートE
R10の出力S12であるAを与えることによってAαi
(i=0,1,2,…,2m−2)を出力する第1演算
回路41と、 (d2)(2m −2)個の第5α乗算器を直列につな
ぎ、初段の第5α乗算器に、加算回路28の第5排他的
論理和ゲートER60〜ER63からの出力(S12+
S3/S1)であるBを与えることによってBαj(j
=0,1,2,…,2m−2)を出力する第2演算回路
42と、 (d3)Bαk(k=0,1,2,…,2m−2)に対し
第6α乗算器MX41;MX51,MX52;MX6
1,MX62,MX63;…をk個つなぐことによって
B(αk)2を出力する第3演算回路43と、 (d4)第1演算回路41と第3演算回路43との出力
に基づいて、前記誤り位置多項式が、 σ(αL)=0 (L=0,1,2,…,2m−2) となるLを判別し、受信符号語の誤り位置を指示する出
力を導出する回路44であって、AαiおよびB(αi)
2(i=0,1,…,2m−2)が与えられる第3加算器
AD10〜AD1iを有し、各第3加算器AD10〜A
D1iは、AαiおよびB(αi)2の各ビットが与えら
れる各ビット毎の第6排他的論理和ゲートER70〜E
R7m-1と、第2ビット以降のビットa1〜am-1,b1
〜bm-1が与えられる第6排他的論理和ゲートER71
〜ER7m-1の出力が与えられる第2NANDゲートG
3と、第1ビットa0,b0が与えられる第6排他的論
理和ゲートER70と、第2NANDゲートG3との出
力が与えられるANDゲートG2とを有する誤り位置指
示出力導出回路44とを含む誤り位置検出回路53と、 (e)S1=0,S3≠0のとき、訂正不可能な誤りが
生じたとして訂正出力をクリアする訂正制御回路17
と、 (f)BCH符号信号をストアして誤り位置検出回路と
訂正制御回路の出力によって訂正を行って訂正後のBC
H符号信号を得るデータレジスタ18とを含むことを特
徴とする誤り訂正回路である。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】誤り位置多項式導出回路についてまず説明す
る。2重誤り訂正BCH符号は、ガロア拡大体GF(2
m)のαを原始元とするとき、α,α3を根にもつ。い
ま、誤り位置をL1,L2とするとき、シンドロームS
1,S3は、 S1 = αL1 + αL2 …(3) S3 = α3L1 + α3L2 …(4) となる。これを用いて誤り位置多項式は、 σ(x) = 1 + S1x + (S12 +S3/S1)x2 …(5) となる。xの係数S1は求められているので、(S12
+S3/S1)を求めればよい。この計算に、従来はR
OMによる参照が行われていた。しかしゲート回路によ
り直接S12 およびS3/S1の演算は難しい。そこで
本発明では次のように構成する。
る。2重誤り訂正BCH符号は、ガロア拡大体GF(2
m)のαを原始元とするとき、α,α3を根にもつ。い
ま、誤り位置をL1,L2とするとき、シンドロームS
1,S3は、 S1 = αL1 + αL2 …(3) S3 = α3L1 + α3L2 …(4) となる。これを用いて誤り位置多項式は、 σ(x) = 1 + S1x + (S12 +S3/S1)x2 …(5) となる。xの係数S1は求められているので、(S12
+S3/S1)を求めればよい。この計算に、従来はR
OMによる参照が行われていた。しかしゲート回路によ
り直接S12 およびS3/S1の演算は難しい。そこで
本発明では次のように構成する。
【0013】まず、S12 であるが、S1はガロア拡大
体のGF(2m)上の(2m−1)個の元のいずれかであ
る。よってα乗算回路MX1〜MXiを(2m −1)個
直列につなぐことにより、
体のGF(2m)上の(2m−1)個の元のいずれかであ
る。よってα乗算回路MX1〜MXiを(2m −1)個
直列につなぐことにより、
【0014】
【数1】
【0015】を求めればS12はこのうちのいずれかであ
る。今、S1=αiとすると、 S12 = S1αi mod 2m −1 …(6) であるから、前記グループGR1のうち、αiの演算結
果がS12になる。前述の式6においてmodは、元の
べき数の演算結果を2m −1で割った剰余をとることを
意味する。
る。今、S1=αiとすると、 S12 = S1αi mod 2m −1 …(6) であるから、前記グループGR1のうち、αiの演算結
果がS12になる。前述の式6においてmodは、元の
べき数の演算結果を2m −1で割った剰余をとることを
意味する。
【0016】一方、S3/S1を演算するにはS1の逆
元を求める必要がある。前述と同様にS1=αiとする
と、αiの逆元αjは、 αi・αj = αo mod 2m −1 …(7) となるものであり、これによって、S3/S1は、 S3/S1 = S3・α-i = S3・αj mod 2m −1 …(8) で求められる。
元を求める必要がある。前述と同様にS1=αiとする
と、αiの逆元αjは、 αi・αj = αo mod 2m −1 …(7) となるものであり、これによって、S3/S1は、 S3/S1 = S3・α-i = S3・αj mod 2m −1 …(8) で求められる。
【0017】まず、前述のグループGR1と同様に、
【0018】
【数2】
【0019】を求めておく。そしてグループGR1の中
から S1αj = αo mod 2m −1 …(9) となるαjを探す。そうすればαjがS1の逆元であるか
らグループGR2のうち、αjによるS3との乗算結果
が求めるS3/S1である。
から S1αj = αo mod 2m −1 …(9) となるαjを探す。そうすればαjがS1の逆元であるか
らグループGR2のうち、αjによるS3との乗算結果
が求めるS3/S1である。
【0020】以上のようにして演算したS12とS3/
S1を加算すれば、それが式5のx2についての係数と
なる。
S1を加算すれば、それが式5のx2についての係数と
なる。
【0021】次に誤り位置検出回路について説明する。
【0022】前述の式5に対して σ(αi ) = 0 (i=0,1,…,2m −2) …(10) となるとき、 i+j mod 2m−1=0 となるjが誤りの位置を示す。よって誤り位置の導出に
は、αi(i=1,2,…,2m−2)を逐次代入し、σ
(αi)=0を調べればよい。
は、αi(i=1,2,…,2m−2)を逐次代入し、σ
(αi)=0を調べればよい。
【0023】これをハード的に実現するため、チエン探
索法が用いられるが、符号長分のクロックが必要とな
る。そこで、本発明では、次のようにした。
索法が用いられるが、符号長分のクロックが必要とな
る。そこで、本発明では、次のようにした。
【0024】まず、A,Bに対し、α乗算回路を2m−
2個直列に入力することで
2個直列に入力することで
【0025】
【数3】
【0026】が同時に計算できる。Aα0,Bα0は、
A,Bそのものと考える。
A,Bそのものと考える。
【0027】前述のグループGR3は、式5の第2項目
をすべてのαi(i=0,1,…,2m−2)について計
算したものである。しかし式5の3項目を求めるには、
αi(i=0,1,…,2m−2)の2乗が必要である。
をすべてのαi(i=0,1,…,2m−2)について計
算したものである。しかし式5の3項目を求めるには、
αi(i=0,1,…,2m−2)の2乗が必要である。
【0028】本発明では、前述のグループGR4のBα
i(i=0,1,…,2m−2)に対し、α乗算器をi個
直列につなぐことにより、 (Bαi)・αi = B(αi)2 (i=0,1,…,2m−2) …(11) を得ている。
i(i=0,1,…,2m−2)に対し、α乗算器をi個
直列につなぐことにより、 (Bαi)・αi = B(αi)2 (i=0,1,…,2m−2) …(11) を得ている。
【0029】Aαi,B(αi)2(i=0,1,…,2m
−2)が計算できたので、これを各々のiについて加算
し、 1 + Aαi + B(αi)2 = 0 …(12) つまり、 となれば、i+j mod 2m −1を満たすjが誤り
の位置を示す。
−2)が計算できたので、これを各々のiについて加算
し、 1 + Aαi + B(αi)2 = 0 …(12) つまり、 となれば、i+j mod 2m −1を満たすjが誤り
の位置を示す。
【0030】以上の演算はすべてのαi(i=0,1,
…,2m −2)に対し、同時に行うため、誤り位置の探
索が高速にできる。
…,2m −2)に対し、同時に行うため、誤り位置の探
索が高速にできる。
【0031】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の誤り訂正回路の
全体の構成を示すブロック図である。BCH符号信号
は、ライン8から入力され、(x−α)によって割り算
してシンドロームS1を求めるmビットのシンドローム
レジスタ9と、(x−α3 )によるBCH符号信号の割
り算を行ってシンドロームS3を求めるmビットのシン
ドロームレジスタ10とに与えられる。またこの誤り訂
正回路には、BCH符号信号が与えられるnビットデー
タレジスタ11が備えられ、さらに各シンドロームレジ
スタ9,10からのシンドロームS1,S3がそれぞれ
与えられる誤り位置多項式の係数導出回路12が設けら
れる。この誤り位置多項式の係数導出回路12の出力S
1,S12 +S3/S1は、チエン探索回路13に与え
られ、排他的論理和ゲート14は、チエン探索回路13
の出力とデータレジスタ11の出力とを演算して訂正後
のBCH符号信号を得る。こうしてnビット符号語が読
み込まれた時点で、シンドロームレジスタ9,10によ
ってシンドロームS1,S3が計算され、さらに誤り位
置多項式の係数も同時に計算される。その後、α-i(i
=0,1,…,2m −2)を代入してゆき、σ(αi )
=0となるiが誤り位置を表す。この演算は、チエン探
索回路13で容易に実現することができる。チエン探索
回路は、たとえば今井秀樹著「符号理論」第166頁に
開示されている。
全体の構成を示すブロック図である。BCH符号信号
は、ライン8から入力され、(x−α)によって割り算
してシンドロームS1を求めるmビットのシンドローム
レジスタ9と、(x−α3 )によるBCH符号信号の割
り算を行ってシンドロームS3を求めるmビットのシン
ドロームレジスタ10とに与えられる。またこの誤り訂
正回路には、BCH符号信号が与えられるnビットデー
タレジスタ11が備えられ、さらに各シンドロームレジ
スタ9,10からのシンドロームS1,S3がそれぞれ
与えられる誤り位置多項式の係数導出回路12が設けら
れる。この誤り位置多項式の係数導出回路12の出力S
1,S12 +S3/S1は、チエン探索回路13に与え
られ、排他的論理和ゲート14は、チエン探索回路13
の出力とデータレジスタ11の出力とを演算して訂正後
のBCH符号信号を得る。こうしてnビット符号語が読
み込まれた時点で、シンドロームレジスタ9,10によ
ってシンドロームS1,S3が計算され、さらに誤り位
置多項式の係数も同時に計算される。その後、α-i(i
=0,1,…,2m −2)を代入してゆき、σ(αi )
=0となるiが誤り位置を表す。この演算は、チエン探
索回路13で容易に実現することができる。チエン探索
回路は、たとえば今井秀樹著「符号理論」第166頁に
開示されている。
【0032】図2はまた、本発明の他の実施例の誤り訂
正回路の全体の構成を示すブロック図である。この実施
例は、図1に示される実施例に類似し、対応する部分に
は同一の参照符を付す。この実施例では、前述のチエン
探索回路13を用いる代りに、誤り位置検出回路53が
備えられる。誤り位置多項式係数導出回路12からライ
ン16には、S1=0,S3≠0のとき、訂正不可能な
誤りが生じたとして訂正出力をクリアする信号を導出
し、訂正制御回路17に与える。この訂正制御回路17
の出力は、受信符号語のデータレジスタ18に与えられ
る。このような図2に示される構成によれば、図1に示
される実施例におけるチエン探索回路13を用いる必要
がなく、したがってチエン探索回路において必要とされ
る外部クロック信号が図2の実施例では不要となり、そ
のため誤り位置の検出がリアルタイムで可能となる。
正回路の全体の構成を示すブロック図である。この実施
例は、図1に示される実施例に類似し、対応する部分に
は同一の参照符を付す。この実施例では、前述のチエン
探索回路13を用いる代りに、誤り位置検出回路53が
備えられる。誤り位置多項式係数導出回路12からライ
ン16には、S1=0,S3≠0のとき、訂正不可能な
誤りが生じたとして訂正出力をクリアする信号を導出
し、訂正制御回路17に与える。この訂正制御回路17
の出力は、受信符号語のデータレジスタ18に与えられ
る。このような図2に示される構成によれば、図1に示
される実施例におけるチエン探索回路13を用いる必要
がなく、したがってチエン探索回路において必要とされ
る外部クロック信号が図2の実施例では不要となり、そ
のため誤り位置の検出がリアルタイムで可能となる。
【0033】図3は、図1および図2の各実施例におけ
る誤り位置多項式の係数導出回路12の具体的な構成を
示すブロック図である。元作成回路19は、m次のガロ
ア拡大体GF(2m)のすべての元を表す回路である。
この元作成回路19は、(2m−1)個のα乗算器MX
1〜MXiを直列に接続することによって実現される。
図3およびその他の図面における二重線矢印は、ガロア
拡大体GF(2m )上のmビットの並列データの流れを
示している。
る誤り位置多項式の係数導出回路12の具体的な構成を
示すブロック図である。元作成回路19は、m次のガロ
ア拡大体GF(2m)のすべての元を表す回路である。
この元作成回路19は、(2m−1)個のα乗算器MX
1〜MXiを直列に接続することによって実現される。
図3およびその他の図面における二重線矢印は、ガロア
拡大体GF(2m )上のmビットの並列データの流れを
示している。
【0034】図4は、α乗算器MX1の具体的な構成を
示し、これは(15,7)BCH符号(m=4)におけ
る構成を示す。α乗算器MX1は、排他的論理和ゲート
20を備え、随伴行列を用いることによって簡単な構成
によって実現することができる。
示し、これは(15,7)BCH符号(m=4)におけ
る構成を示す。α乗算器MX1は、排他的論理和ゲート
20を備え、随伴行列を用いることによって簡単な構成
によって実現することができる。
【0035】べき乗回路21は、シンドロームS1とガ
ロア拡大体GF(2m )上の元を乗算するものであっ
て、シンドロームS1がガロア拡大体GF(2m )上の
どの元と等しいかを探す働きをする。
ロア拡大体GF(2m )上の元を乗算するものであっ
て、シンドロームS1がガロア拡大体GF(2m )上の
どの元と等しいかを探す働きをする。
【0036】図5は、べき乗回路21の具体的な構成を
示すブロック図である。このべき乗回路21は、加算器
AD0〜ADiを有し、S1=(am-1,…,a0)、α
i =(bm-1,…,b0)としたとき、 ai = (bi)(i=0,1,2,…,m−1) …(14) となるαi を求める構成を実現すればよいことになる。
示すブロック図である。このべき乗回路21は、加算器
AD0〜ADiを有し、S1=(am-1,…,a0)、α
i =(bm-1,…,b0)としたとき、 ai = (bi)(i=0,1,2,…,m−1) …(14) となるαi を求める構成を実現すればよいことになる。
【0037】図6は、加算器AD0の具体的な構成を示
す。加算器AD0は、各ビットa0〜a3,b0〜b3
を、排他的論理和ゲートER0〜ER3で演算し、全出
力が論理「0」であればよい。この図6の構成では、
(15,7)BCH符号(m=4)における構成を示
す。排他的論理和ゲートER0〜ER3の出力はNAN
DゲートG0に与えられる。各加算器AD0〜ADiの
出力ラインL0〜Liにおける制御信号は、 S1 = αi …(15) となるiについてのみ後述のS12 サーチ回路22に与
えられる制御信号が論理「1」になる。
す。加算器AD0は、各ビットa0〜a3,b0〜b3
を、排他的論理和ゲートER0〜ER3で演算し、全出
力が論理「0」であればよい。この図6の構成では、
(15,7)BCH符号(m=4)における構成を示
す。排他的論理和ゲートER0〜ER3の出力はNAN
DゲートG0に与えられる。各加算器AD0〜ADiの
出力ラインL0〜Liにおける制御信号は、 S1 = αi …(15) となるiについてのみ後述のS12 サーチ回路22に与
えられる制御信号が論理「1」になる。
【0038】第1乗算回路23は、シンドロームS1と
ガロア拡大体GF(2m)上の(2m−1)個の元を乗算
する。この第1乗算回路23は、(2m −1)個のα乗
算器MX11,MX1iを直列につないで実現され、そ
の構成は、前述の元作成回路19のα乗算器MX1〜M
Xiと同様である。
ガロア拡大体GF(2m)上の(2m−1)個の元を乗算
する。この第1乗算回路23は、(2m −1)個のα乗
算器MX11,MX1iを直列につないで実現され、そ
の構成は、前述の元作成回路19のα乗算器MX1〜M
Xiと同様である。
【0039】図7は、S12 サーチ回路22の具体的な
構成を示すブロック図である。このS12 サーチ回路2
2は、第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の結
果とに基づいて、S12 を求めるもとのであって、S1
αi(i=0,1,…,2m−2)からS12 となるもの
を選ぶ働きをし、ANDゲートG10〜G1iに、ライ
ンL0〜Liの制御信号が与えられ、また第1乗算回路
23のα乗算器MX11〜MX1iからの各出力がそれ
ぞれ与えられ、排他的論理和ゲートER10に、それら
のANDゲートG10〜G1iの出力が与えられ、こう
して排他的論理和ゲートER10からライン10には、
S12 の出力が導出される。
構成を示すブロック図である。このS12 サーチ回路2
2は、第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の結
果とに基づいて、S12 を求めるもとのであって、S1
αi(i=0,1,…,2m−2)からS12 となるもの
を選ぶ働きをし、ANDゲートG10〜G1iに、ライ
ンL0〜Liの制御信号が与えられ、また第1乗算回路
23のα乗算器MX11〜MX1iからの各出力がそれ
ぞれ与えられ、排他的論理和ゲートER10に、それら
のANDゲートG10〜G1iの出力が与えられ、こう
して排他的論理和ゲートER10からライン10には、
S12 の出力が導出される。
【0040】図8は、図7に示されるS12 サーチ回路
22の一部をもっと具体的に示す電気回路図である。
(15,7)BCH符号(m=4)を用いるとき、前述
のANDゲートG10は、ANDゲートG20〜G23
によって実現され、排他的論理和ゲートER20〜ER
23には、各ANDゲートG20〜G23の出力と、次
のANDゲートG11に関連して接続される排他的論理
和ゲートの出力が与えられる。こうして排他的論理和ゲ
ートER20〜ER23は、出力S12 を導出する。
22の一部をもっと具体的に示す電気回路図である。
(15,7)BCH符号(m=4)を用いるとき、前述
のANDゲートG10は、ANDゲートG20〜G23
によって実現され、排他的論理和ゲートER20〜ER
23には、各ANDゲートG20〜G23の出力と、次
のANDゲートG11に関連して接続される排他的論理
和ゲートの出力が与えられる。こうして排他的論理和ゲ
ートER20〜ER23は、出力S12 を導出する。
【0041】S1逆元サーチ回路25は、S1αk(i
=0,1,…,2m−2)から S1αi = i0 …(16) となるもの、つまりS1の逆元となるαiを求める。
=0,1,…,2m−2)から S1αi = i0 …(16) となるもの、つまりS1の逆元となるαiを求める。
【0042】図9は、S1逆元サーチ回路25の具体的
な構成を示すブロック図である。S1逆元サーチ回路2
5は、前述の図7に示されるS1サーチ回路22に類似
し、 S1αi =(am-1,…,a0), α0 =(0,…,1) としたとき、前述の式16が成立するαi を求めればよ
い。したがって第1乗算回路23の各α乗算器MX11
〜MX1iからの出力は、排他的論理和ゲートER30
〜ER3iに、α0 とともに与えられ、すなわち各ビッ
トを排他的論理和演算し、全出力が全零検知回路AZ0
〜AZiで、論理「0」となることを検出し、その出力
をラインL20〜L2iからそれぞれ導出する。
な構成を示すブロック図である。S1逆元サーチ回路2
5は、前述の図7に示されるS1サーチ回路22に類似
し、 S1αi =(am-1,…,a0), α0 =(0,…,1) としたとき、前述の式16が成立するαi を求めればよ
い。したがって第1乗算回路23の各α乗算器MX11
〜MX1iからの出力は、排他的論理和ゲートER30
〜ER3iに、α0 とともに与えられ、すなわち各ビッ
トを排他的論理和演算し、全出力が全零検知回路AZ0
〜AZiで、論理「0」となることを検出し、その出力
をラインL20〜L2iからそれぞれ導出する。
【0043】図10は、排他的論理和ゲートER30と
全零検知回路AZ0の具体的な構成を示す電気回路図で
ある。
全零検知回路AZ0の具体的な構成を示す電気回路図で
ある。
【0044】(15,7)BCH符号(m=4)の信号
処理のために、排他的論理和ゲートER30には、各ビ
ット毎の排他的論理和ゲートER40〜ER44が備え
られ、また全零検知回路AZ0は、NANDゲートによ
って実現される。前述の式16が成立するiについての
み、後述のS3/S1サーチ回路26に与えられる制御
信号が論理「1」になる。
処理のために、排他的論理和ゲートER30には、各ビ
ット毎の排他的論理和ゲートER40〜ER44が備え
られ、また全零検知回路AZ0は、NANDゲートによ
って実現される。前述の式16が成立するiについての
み、後述のS3/S1サーチ回路26に与えられる制御
信号が論理「1」になる。
【0045】第2乗算回路27は、シンドロームS3と
ガロア拡大体GF(2m)の(2m−1)個の元を乗算す
る。この第2乗算回路27は、α乗算器MX21〜MX
2iを備え、その構成は、前述の元作成回路19と同様
である。
ガロア拡大体GF(2m)の(2m−1)個の元を乗算す
る。この第2乗算回路27は、α乗算器MX21〜MX
2iを備え、その構成は、前述の元作成回路19と同様
である。
【0046】S3/S1サーチ回路26は、S3α
i(i=0,1,…,2m−2)からS3/S1の演算結
果となるものを選ぶ働きをする。
i(i=0,1,…,2m−2)からS3/S1の演算結
果となるものを選ぶ働きをする。
【0047】図11は、S3/S1サーチ回路26の全
体の構成を示すブロック図である。このS3/S1サー
チ回路26は、前述のS12 サーチ回路22の構成に類
似し、S1逆元サーチ回路25のラインL20〜L2i
の出力と第2乗算回路27の各α乗算器MX21〜MX
2iの各出力とが与えられるANDゲートG20〜G2
iと、排他的論理和ゲートER5とが備えられ、ライン
L30からは、S3/S1が導出される。すなわち、ラ
インL20〜L21からの制御信号が論理「1」である
S3αi がS3/S1であり、この出力だけが選択され
る。
体の構成を示すブロック図である。このS3/S1サー
チ回路26は、前述のS12 サーチ回路22の構成に類
似し、S1逆元サーチ回路25のラインL20〜L2i
の出力と第2乗算回路27の各α乗算器MX21〜MX
2iの各出力とが与えられるANDゲートG20〜G2
iと、排他的論理和ゲートER5とが備えられ、ライン
L30からは、S3/S1が導出される。すなわち、ラ
インL20〜L21からの制御信号が論理「1」である
S3αi がS3/S1であり、この出力だけが選択され
る。
【0048】S12サーチ回路22のラインL10から
の出力S12と、S3/S1サーチ回路26のラインL
30からの出力S3/S1とは、排他的論理和ゲート2
8によって実現される加算回路28に与えられ、これに
よって(S12 +S3/S1)が出力される。この排他
的論理和ゲート28の具体的な構成は、(15,7)B
CH符号(m=4)の場合、図12に示されるように、
各ビット毎に排他的論理和ゲートER60〜ER63に
よって実現される。これらの排他的論理和ゲートER6
0〜ER63の出力は、ラインL40から導出されて、
(S12 +S3/S1)が得られる。
の出力S12と、S3/S1サーチ回路26のラインL
30からの出力S3/S1とは、排他的論理和ゲート2
8によって実現される加算回路28に与えられ、これに
よって(S12 +S3/S1)が出力される。この排他
的論理和ゲート28の具体的な構成は、(15,7)B
CH符号(m=4)の場合、図12に示されるように、
各ビット毎に排他的論理和ゲートER60〜ER63に
よって実現される。これらの排他的論理和ゲートER6
0〜ER63の出力は、ラインL40から導出されて、
(S12 +S3/S1)が得られる。
【0049】図13は、チエン探索回路13の具体的な
構成を示すブロック図である。S12 サーチ回路22の
ラインL10を介する出力S12 と、排他的論理和ゲー
ト28のラインL40からの出力(S12 +S3/S
1)とは、初期値としてそれらの値がストアされるmビ
ットのデータレジスタ29,30にそれぞれストアされ
る。これらのレジスタ29,30には、カウンタによっ
て実現されるクロック発生器31からのクロック信号が
与えられる。各レジスタ29,30には、α乗算器32
およびα2 乗算器33がそれぞれ接続されて閉ループ3
4,35が構成され、それらの出力は、位数mのガロア
拡大体GF(2m )の加算回路36に与えられ、ライン
37から、前述の図1に示される排他的論理和ゲート1
4に与えられる。加算回路36は、排他的論理和ゲート
によって実現される。
構成を示すブロック図である。S12 サーチ回路22の
ラインL10を介する出力S12 と、排他的論理和ゲー
ト28のラインL40からの出力(S12 +S3/S
1)とは、初期値としてそれらの値がストアされるmビ
ットのデータレジスタ29,30にそれぞれストアされ
る。これらのレジスタ29,30には、カウンタによっ
て実現されるクロック発生器31からのクロック信号が
与えられる。各レジスタ29,30には、α乗算器32
およびα2 乗算器33がそれぞれ接続されて閉ループ3
4,35が構成され、それらの出力は、位数mのガロア
拡大体GF(2m )の加算回路36に与えられ、ライン
37から、前述の図1に示される排他的論理和ゲート1
4に与えられる。加算回路36は、排他的論理和ゲート
によって実現される。
【0050】前述の図2に示される誤り位置検出回路5
3の具体的な構成は、図14に示されている。第1の演
算回路41には、誤り位置多項式係数導出回路12に含
まれているS12 サーチ回路22からラインL10を介
してS12 が与えられる。この演算回路41は、図15
に示されるように、α乗算器MX31,MX32,…,
MX3iが直列に接続されて構成され、こうしてすべて
のαi (i=0,1,…,2m−2)に対してAαiの演
算を行い、ラインL50〜L5iにそれぞれ導出する。
3の具体的な構成は、図14に示されている。第1の演
算回路41には、誤り位置多項式係数導出回路12に含
まれているS12 サーチ回路22からラインL10を介
してS12 が与えられる。この演算回路41は、図15
に示されるように、α乗算器MX31,MX32,…,
MX3iが直列に接続されて構成され、こうしてすべて
のαi (i=0,1,…,2m−2)に対してAαiの演
算を行い、ラインL50〜L5iにそれぞれ導出する。
【0051】もう1つの演算回路42もまた、上述の演
算回路41と同様な構成を有し、誤り位置多項式係数導
出回路12の排他的論理和ゲート28(前述の図3参
照)におけるラインL40からの(S12 +S3/S
1)が与えられて、Bαi (i=0,1,…,2m−
2)を、ラインL60〜L6iにそれぞれ導出する。
算回路41と同様な構成を有し、誤り位置多項式係数導
出回路12の排他的論理和ゲート28(前述の図3参
照)におけるラインL40からの(S12 +S3/S
1)が与えられて、Bαi (i=0,1,…,2m−
2)を、ラインL60〜L6iにそれぞれ導出する。
【0052】演算回路43は、演算回路42からのBα
iの出力に応答して、B(αi)2 を求める。この演算回
路43の具体的な構成は、図16に示されている。Bα
1 に対して、B(αi)2を求めるには、Bαi にi個の
α乗算器MX41;MX51,MX52;MX61,M
X62,MX63;…を用いる。これはi個のα乗算を
行列で用意しておき、αi 回路を構成することで実現す
るようにしてもよい。
iの出力に応答して、B(αi)2 を求める。この演算回
路43の具体的な構成は、図16に示されている。Bα
1 に対して、B(αi)2を求めるには、Bαi にi個の
α乗算器MX41;MX51,MX52;MX61,M
X62,MX63;…を用いる。これはi個のα乗算を
行列で用意しておき、αi 回路を構成することで実現す
るようにしてもよい。
【0053】誤り位置検出器44は、すべてのAαiお
よびB(αi)2 (i=0,1,…,2m −2)から前
述の式10の条件を満たすiを求める働きをする。この
誤り位置検出器44の具体的な構成は、図17に示され
る。
よびB(αi)2 (i=0,1,…,2m −2)から前
述の式10の条件を満たすiを求める働きをする。この
誤り位置検出器44の具体的な構成は、図17に示され
る。
【0054】図17に示される誤り位置検出器44は、
式10の条件が満たされるiについて論理「1」の信号
をラインL80〜L8iに導出する働きをする。この働
きを達成するために、誤り位置検出器44の各ビット毎
に加算器AD10〜AD1iが設けられる。
式10の条件が満たされるiについて論理「1」の信号
をラインL80〜L8iに導出する働きをする。この働
きを達成するために、誤り位置検出器44の各ビット毎
に加算器AD10〜AD1iが設けられる。
【0055】図18は、誤り位置検出器44に備えられ
る加算器AD10の具体的構成を示す電気回路図であ
る。各ビットA0〜Am-1およびB0〜Bm-1の出力は、
加算回路を構成する排他的論理和ゲートをER70〜E
R7m-1 にそれぞれ与えられ、それらの出力は、AND
ゲートG2およびNANDゲートG3にそれぞれ与えら
れる。NANDゲートG3には、第2ビット以降のビッ
トa1〜am-1,b1〜bm-1が与えられる。ANDゲー
トG2には、第1ビットa0,b0が与えられる。
る加算器AD10の具体的構成を示す電気回路図であ
る。各ビットA0〜Am-1およびB0〜Bm-1の出力は、
加算回路を構成する排他的論理和ゲートをER70〜E
R7m-1 にそれぞれ与えられ、それらの出力は、AND
ゲートG2およびNANDゲートG3にそれぞれ与えら
れる。NANDゲートG3には、第2ビット以降のビッ
トa1〜am-1,b1〜bm-1が与えられる。ANDゲー
トG2には、第1ビットa0,b0が与えられる。
【0056】Aαi=(am-1,am-2,…,a0)、 B(ai)2=(bm-1,bm-2,…,b0) としたとき、 a0+b0 = 1 mod 2 …(17) aj+bj = 0 mod 2 (j=1,2,…,m−1) …(18) の2つの条件が満たされれば、式10が成立したことと
なり、論理「1」が出力される。
なり、論理「1」が出力される。
【0057】 受信語Y=(ym-1,ym-2,…,y0)(m=符号長) として、ラインL80〜L8iからの出力のうち、i=
L1,i=L2が論理「1」、 0 ≦ L1 < L2 < 2m − 2 となれば、
L1,i=L2が論理「1」、 0 ≦ L1 < L2 < 2m − 2 となれば、
【0058】
【数4】
【0059】のビットが誤りであり、それを反転すれば
よいことになる。この反転動作は、データレジスタ18
において達成される。
よいことになる。この反転動作は、データレジスタ18
において達成される。
【0060】本発明は、上述の2重誤り訂正符号のため
だけでなく、もっと訂正数の大きい符号に対しても、ユ
ークリッド法、バーレカンプ・マツシイ法によって誤り
位置多項式の係数とシンドロームの関係を求めることに
よって、ハード化のために本発明を実施することができ
る。
だけでなく、もっと訂正数の大きい符号に対しても、ユ
ークリッド法、バーレカンプ・マツシイ法によって誤り
位置多項式の係数とシンドロームの関係を求めることに
よって、ハード化のために本発明を実施することができ
る。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明の誤り位置多項式の
係数導出回路によれば、ガロア拡大体GF(2m )上の
加算、乗算、および逆元の導出のための除算という操作
が、単純なゲート回路で実現され、したがってその演算
を高速度で行うことができる。またこのゲート回路など
の構成は、α乗算器を中心とする単純な回路構成である
という効果もまた、達成される。さらに本発明によれ
ば、外部のリードオンリメモリによるアクセスの必要が
なくなる。さらに本発明の構成は、集積回路によって実
現することが容易であり、またコストが低いという効果
もある。
係数導出回路によれば、ガロア拡大体GF(2m )上の
加算、乗算、および逆元の導出のための除算という操作
が、単純なゲート回路で実現され、したがってその演算
を高速度で行うことができる。またこのゲート回路など
の構成は、α乗算器を中心とする単純な回路構成である
という効果もまた、達成される。さらに本発明によれ
ば、外部のリードオンリメモリによるアクセスの必要が
なくなる。さらに本発明の構成は、集積回路によって実
現することが容易であり、またコストが低いという効果
もある。
【0062】さらに本発明の誤り位置検出回路によれ
ば、誤り位置の検出をリアルタイムで行うことができ、
外部クロックを必要とせず、さらにまたゲート回路だけ
で構成することができ、集積回路化が容易であり、コス
トが低減されるという効果が達成される。このように本
発明によれば、具体的な回路構成によって、BCH符号
信号の読み込みと同時に誤り位置の探索が可能になる。
ば、誤り位置の検出をリアルタイムで行うことができ、
外部クロックを必要とせず、さらにまたゲート回路だけ
で構成することができ、集積回路化が容易であり、コス
トが低減されるという効果が達成される。このように本
発明によれば、具体的な回路構成によって、BCH符号
信号の読み込みと同時に誤り位置の探索が可能になる。
【図1】本発明の一実施例の誤り訂正回路の全体の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例の誤り訂正回路の全体の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】誤り位置多項式の係数導出回路12の具体的な
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図4】元作成回路19に含まれるα乗算器MX1の具
体的な構成を示す電気回路図である。
体的な構成を示す電気回路図である。
【図5】べき乗回路21の具体的構成を示すブロック図
である。
である。
【図6】べき乗回路21に含まれる加算器AD0の具体
的構成を示すブロック図である。
的構成を示すブロック図である。
【図7】S12 サーチ回路22の具体的構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図8】図7に示されるS12 サーチ回路22のもっと
具体的な構成を示す電気回路図である。
具体的な構成を示す電気回路図である。
【図9】S1逆元サーチ回路25の具体的構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図10】図9に示されるS1逆元サーチ回路25に含
まれる排他的論理和ゲートER30および全零検知回路
AZ0の具体的構成を示す電気回路図である。
まれる排他的論理和ゲートER30および全零検知回路
AZ0の具体的構成を示す電気回路図である。
【図11】S3/S1サーチ回路26の具体的な構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図12】加算回路28の具体的な構成を示す電気回路
図である。
図である。
【図13】図1のチエン探索回路13の具体的構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図14】図2に示される誤り位置検出回路53の具体
的構成を示す全体のブロック図である。
的構成を示す全体のブロック図である。
【図15】図14に示される演算回路41の具体的構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図16】2乗回路43の具体的構成を示すブロック図
である。
である。
【図17】誤り位置検出器44の具体的な構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図18】図17に示される誤り位置検出器44に含ま
れる加算器AD10の具体的構成を示す電気回路図であ
る。
れる加算器AD10の具体的構成を示す電気回路図であ
る。
【図19】先行技術の誤り訂正回路の全体の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
9,10 シンドロームレジスタ 11 nビットデータレジスタ 12 誤り位置多項式の係数導出回路 13 チエン探索回路 14 加算回路 17 訂正制御回路 18 データレジスタ 19 元作成回路 21 べき乗回路 22 S12サーチ回路 23 乗算回路 25 S1逆元サーチ回路 26 S3/S1サーチ回路 27 乗算回路 28 加算回路 41,42 演算回路 43 2乗回路 44 誤り位置検出器 53 誤り位置検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 G06F 11/10 330 H04L 1/00
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)BCH符号信号を(x−α)によ
って割り算して第1シンドロームS1を求める第1シン
ドロームレジスタ9と、 (b)前記BCH符号信号を(x−α3 )による割り算
を行って第2シンドロームS3を求める第2シンドロー
ムレジスタ10と、 (c)誤り位置多項式の係数導出回路12であって、 (c1)αをm次のガロア拡大体GF(2m)の原始元
とし、α,α3を根にもつ2重誤り訂正(n,k)BC
H符号の復号において、(2m −1)個の第1α乗算器
MX1〜MXiを直列につなぎ、初段の第1α乗算器M
X1にα0を与えることによって、GF(2m)の元α〜
α(2m−1)(以下、αの(2m−1)乗を表す)を作
成する元作成回路19と、 (c2)第1シンドロームS1と元作成回路19の出力
とに応答し、S1α〜S1α(2m−1)を求めるべき
乗回路21であって、 (2m−1)個の第1加算器AD0〜ADiを有し、 各加算器AD0〜ADiは、 S1の各ビットa0〜a3と、α1〜α(2m−1)の
各ビットb0〜b3とが与えられる第1排他的論理和ゲ
ートER0〜ER3と、 これらの第1排他的論理和ゲートER0〜ER3の出力
が与えられる第1NANDゲートG0とを有し、 各第1加算器AD0〜ADiは、出力L0〜Liを導出
するべき乗回路21と、 (c3)第1シンドロームS1とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第1乗算回路23であって、
(2m−1)個の第2α乗算器MX11〜MX1iを直
列につなぎ、初段の第2α乗算器MX11に第1シンド
ロームS1を与える第1乗算回路23と、 (c4)第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の
結果とに基づいて、S12 を求めるS12サーチ回路2
2であって、 各第2α乗算器MX11〜MX1iの出力と、べき乗回
路21の各第1加算器AD0〜ADiの出力L0〜Li
とが、与えられる第1ANDゲートG10〜G1iと、 第1ANDゲートG10〜G1iの出力が与えられ、S
12を出力する第2排他的論理和ゲートER10とを有
するS12サーチ回路22と、 (c5)S1の逆元を求める逆元サーチ回路25であっ
て、 (2m−1)個の第3排他的論理和ゲートER30〜E
R3iであって、各第3排他的論理和ゲートER30〜
ER3iには、α0と、第1乗算回路23の第2乗算器
MX11〜MX1iの出力とが与えられる第3排他的論
理和ゲートER30〜ER3iと、 第3排他的論理和ゲートER30〜ER3iの各出力の
全ビットが論理「0」となることを検出するNANDゲ
ートによって実現される全零検知回路AZ0〜AZiと
を有する逆元サーチ回路25と、 (c6)第2シンドロームS3とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第2乗算回路27であって、
(2m−1)個の第3α乗算器MX21〜MX2iを直
列につなぎ、初段の第3α乗算器MX21に、第2シン
ドロームS3を与える第2乗算回路27と、 (c7)第2乗算回路27の結果と逆元サーチ回路25
からの結果とに基づいてS3/S1を求めるS3/S1
サーチ回路26であって、 (c7−1)(2m−1)個の第2ANDゲートG20
〜G2iであって、各第2ANDゲートG20〜G2i
は、逆元サーチ回路25の各全零検知回路AZ0〜AZ
iの出力L20〜L2iと、 第2乗算回路27の第3α乗算器MX21〜MX2iか
らの出力とが与えられる第2ANDゲートG20〜G2
iと、 (c7−2)第2ANDゲートG20〜G2iの出力が
与えられ、S3/S1を導出する第4排他的論理和ゲー
トER5とを有するS3/S1サーチ回路26と、 (c8)S12 とS3/S1との結果を加算する回路2
8であって、 S12サーチ回路22の第2排他的論理和ゲートER1
0の出力S12と、S3/S1サーチ回路26の第4排
他的論理和ゲートER5の出力S3/S1とが、各ビッ
ト毎に与えられ、(S12+S3/S1)を出力する第
5排他的論理和ゲートER60〜ER63を有する加算
回路28とを含む誤り位置多項式の係数導出回路12
と、 (d)前記誤り位置多項式の係数導出回路の出力に応答
してチエン探索を行い、誤り位置を表すチエン探索回路
13と、 (e)前記BCH符号信号を受信してストアするデータ
のレジスタ11と、 (f)チエン探索回路の出力とデータレジスタの出力と
を演算して訂正後のBCH符号信号を得る演算回路14
とを含むことを特徴とする誤り訂正回路。 - 【請求項2】 (a)BCH符号信号を(x−α)によ
って割り算して第1シンドロームS1を求める第1シン
ドロームレジスタ9と、 (b)前記BCH符号信号を(x−α3 )による割り算
を行って第2シンドロームS3を求める第2シンドロー
ムレジスタ10と、 (c)誤り位置多項式の係数導出回路12であって、 (c1)αをm次のガロア拡大体GF(2m)の原始元
とし、α,α3を根にもつ2重誤り訂正(n,k)BC
H符号の復号において、(2m −1)個の第1α乗算器
MX1〜MXiを直列につなぎ、初段の第1α乗算器M
X1にα0を与えることによって、GF(2m)の元α〜
α(2m−1)(以下、αの(2m−1)乗を表す)を作
成する元作成回路19と、 (c2)第1シンドロームS1と元作成回路19の出力
とに応答し、S1α〜S1α(2m−1)を求めるべき
乗回路21であって、 (2m−1)個の第1加算器AD0〜ADiを有し、 各加算器AD0〜ADiは、 S1の各ビットa0〜a3と、α1〜α(2m−1)の
各ビットb0〜b3とが与えられる第1排他的論理和ゲ
ートER0〜ER3と、 これらの第1排他的論理和ゲートER0〜ER3の出力
が与えられる第1NANDゲートG0とを有し、 各第1加算器AD0〜ADiは、出力L0〜Liを導出
するべき乗回路21と、 (c3)第1シンドロームS1とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第1乗算回路23であって、
(2m−1)個の第2α乗算器MX11〜MX1iを直
列につなぎ、初段の第2α乗算器MX11に第1シンド
ロームS1を与える第1乗算回路23と、 (c4)第1乗算回路23の結果と、べき乗回路21の
結果とに基づいて、S12 を求めるS12サーチ回路2
2であって、 各第2α乗算器MX11〜MX1iの出力と、べき乗回
路21の各第1加算器AD0〜ADiの出力L0〜Li
とが、与えられる第1ANDゲートG10〜G1iと、 第1ANDゲートG10〜G1iの出力が与えられ、S
12を出力する第2排他的論理和ゲートER10とを有
するS12サーチ回路22と、 (c5)S1の逆元を求める逆元サーチ回路25であっ
て、 (2m−1)個の第3排他的論理和ゲートER30〜E
R3iであって、各第3排他的論理和ゲートER30〜
ER3iには、α0と、第1乗算回路23の第2乗算器
MX11〜MX1iの出力とが与えられる第3排他的論
理和ゲートER30〜ER3iと、 第3排他的論理和ゲートER30〜ER3iの各出力の
全ビットが論理「0」となることを検出するNANDゲ
ートによって実現される全零検知回路AZ0〜AZiと
を有する逆元サーチ回路25と、 (c6)第2シンドロームS3とGF(2m)上の(2m
−1)個の元を乗算する第2乗算回路27であって、
(2m−1)個の第3α乗算器MX21〜MX2iを直
列につなぎ、初段の第3α乗算器MX21に、第2シン
ドロームS3を与える第2乗算回路27と、 (c7)第2乗算回路27の結果と逆元サーチ回路25
からの結果とに基づいてS3/S1を求めるS3/S1
サーチ回路26であって、 (c7−1)(2m−1)個の第2ANDゲートG20
〜G2iであって、各第2ANDゲートG20〜G2i
は、逆元サーチ回路25の各全零検知回路AZ0〜AZ
iの出力L20〜L2iと、 第2乗算回路27の第3α乗算器MX21〜MX2iか
らの出力とが与えられる第2ANDゲートG20〜G2
iと、 (c7−2)第2ANDゲートG20〜G2iの出力が
与えられ、S3/S1を導出する第4排他的論理和ゲー
トER5とを有するS3/S1サーチ回路26と、 (c8)S12 とS3/S1との結果を加算する回路2
8であって、 S12サーチ回路22の第2排他的論理和ゲートER1
0の出力S12と、S3/S1サーチ回路26の第4排
他的論理和ゲートER5の出力S3/S1とが、各ビッ
ト毎に与えられ、(S12+S3/S1)を出力する第
5排他的論理和ゲートER60〜ER63を有する加算
回路28とを含む誤り位置多項式の係数導出回路12
と、 (d)誤り位置検出回路であって、 (d1)その誤り位置多項式を σ(z) = 1 + Az + Bz2 としたとき、(2m −2)個の第4α乗算器MX31〜
MX3iを直列につなぎ、初段の第4α乗算器MX31
に、S12サーチ回路22の第2排他的論理和ゲートE
R10の出力S12であるAを与えることによってAαi
(i=0,1,2,…,2m−2)を出力する第1演算
回路41と、 (d2)(2m −2)個の第5α乗算器を直列につな
ぎ、初段の第5α乗算器に、加算回路28の第5排他的
論理和ゲートER60〜ER63からの出力(S12+
S3/S1)であるBを与えることによってBαj(j
=0,1,2,…,2m−2)を出力する第2演算回路
42と、 (d3)Bαk(k=0,1,2,…,2m−2)に対し
第6α乗算器MX41;MX51,MX52;MX6
1,MX62,MX63;…をk個つなぐことによって
B(αk)2を出力する第3演算回路43と、 (d4)第1演算回路41と第3演算回路43との出力
に基づいて、前記誤り位置多項式が、 σ(αL)=0 (L=0,1,2,…,2m−2) となるLを判別し、受信符号語の誤り位置を指示する出
力を導出する回路44であって、AαiおよびB(αi)
2(i=0,1,…,2m−2)が与えられる第3加算器
AD10〜AD1iを有し、 各第3加算器AD10〜AD1iは、 AαiおよびB(αi)2の各ビットが与えられる各ビッ
ト毎の第6排他的論理和ゲートER70〜ER7
m-1と、 第2ビット以降のビットa1〜am-1,b1〜bm-1が与
えられる第6排他的論理和ゲートER71〜ER7m-1
の出力が与えられる第2NANDゲートG3と、 第1ビットa0,b0が与えられる第6排他的論理和ゲ
ートER70と、第2NANDゲートG3との出力が与
えられるANDゲートG2とを有する誤り位置指示出力
導出回路44とを含む誤り位置検出回路53と、 (e)S1=0,S3≠0のとき、訂正不可能な誤りが
生じたとして訂正出力をクリアする訂正制御回路17
と、 (f)BCH符号信号をストアして誤り位置検出回路と
訂正制御回路の出力によって訂正を行って訂正後のBC
H符号信号を得るデータレジスタ18とを含むことを特
徴とする誤り訂正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13790593A JP3280470B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 誤り訂正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13790593A JP3280470B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 誤り訂正回路 |
Publications (2)
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JPH06348518A JPH06348518A (ja) | 1994-12-22 |
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ID=15209425
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- 1993-06-08 JP JP13790593A patent/JP3280470B2/ja not_active Expired - Fee Related
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