JPS60211750A - 回転陽極型x線管 - Google Patents
回転陽極型x線管Info
- Publication number
- JPS60211750A JPS60211750A JP59067080A JP6708084A JPS60211750A JP S60211750 A JPS60211750 A JP S60211750A JP 59067080 A JP59067080 A JP 59067080A JP 6708084 A JP6708084 A JP 6708084A JP S60211750 A JPS60211750 A JP S60211750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- anode
- rotating
- ray tube
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/04—Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
- H01J35/08—Anodes; Anti cathodes
- H01J35/10—Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
- H01J35/101—Arrangements for rotating anodes, e.g. supporting means, means for greasing, means for sealing the axle or means for shielding or protecting the driving
- H01J35/1017—Bearings for rotating anodes
- H01J35/1024—Rolling bearings
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は回転陽極型X線管に係り、特にその回転機構
の改良に関する。
の改良に関する。
一般にX線管は例えばX線診断として医療用に利用され
ているが、胃の検診などの場合には、従来、第1図に示
すようなX線管が用いられている。このX線管は、bわ
ゆる回転陽極型といわれるもので、真空外囲器1内には
偏心した陰極2と略傘状の陽極夕〜グツト3が対向配置
され、陽極ターゲット3は回転機構4により支持され且
つ回転できるようになっている。更に、前記真空外囲器
1の外には、回転機構4に対応してステータ(図示せず
)が配設され、回転機構4を駆動して因る。
ているが、胃の検診などの場合には、従来、第1図に示
すようなX線管が用いられている。このX線管は、bわ
ゆる回転陽極型といわれるもので、真空外囲器1内には
偏心した陰極2と略傘状の陽極夕〜グツト3が対向配置
され、陽極ターゲット3は回転機構4により支持され且
つ回転できるようになっている。更に、前記真空外囲器
1の外には、回転機構4に対応してステータ(図示せず
)が配設され、回転機構4を駆動して因る。
この種の回転同極mX線管において、従来の陽極ターケ
゛ット及び回転機構を詳細に示すと、第2図に示すよう
に構成され、有蓋回転円筒8の一端(蓋部)には支持柱
6が同軸的に一体に突設され、この支持柱6には略傘状
の陽極ターゲット3がナツト7によシ固着されている。
゛ット及び回転機構を詳細に示すと、第2図に示すよう
に構成され、有蓋回転円筒8の一端(蓋部)には支持柱
6が同軸的に一体に突設され、この支持柱6には略傘状
の陽極ターゲット3がナツト7によシ固着されている。
そして前記円筒8の内側には、回転軸9が同軸的に固着
されている。この場合、回転軸9の一端には円板10が
一体に形成されていて、この円板10が円筒8の蓋部内
面にネジ11により固着されている訳である。又、この
回転軸9と前記円筒80間には、筒状の陽極固定基部ノ
4が挿入配設され、この陽極固定基部14は真空外囲器
1(第1図参照)に固定されている。そして陽極固定基
部14と回転軸9との間には、2組のが−ルベアリング
12.13が介在配設され、このボールベアリング1ノ
、13は筒状スペーサ15.16により所定間隔を保た
れると共に支持され、ナツト17により固定されている
。又、前記ボールベアリング12.13はいずれも内輪
レース18、外輪レース19及び1?−ル20よ多構成
され、内輪レース18は回転軸9に固定され、外輪レー
ス19は陽極固定基部14に固定されている。
されている。この場合、回転軸9の一端には円板10が
一体に形成されていて、この円板10が円筒8の蓋部内
面にネジ11により固着されている訳である。又、この
回転軸9と前記円筒80間には、筒状の陽極固定基部ノ
4が挿入配設され、この陽極固定基部14は真空外囲器
1(第1図参照)に固定されている。そして陽極固定基
部14と回転軸9との間には、2組のが−ルベアリング
12.13が介在配設され、このボールベアリング1ノ
、13は筒状スペーサ15.16により所定間隔を保た
れると共に支持され、ナツト17により固定されている
。又、前記ボールベアリング12.13はいずれも内輪
レース18、外輪レース19及び1?−ル20よ多構成
され、内輪レース18は回転軸9に固定され、外輪レー
ス19は陽極固定基部14に固定されている。
さて、上記のような従来のX線管においては、動作中の
ボールベアリング1ノ、只の温度は、高温の陽極ターゲ
ット3からの熱伝導によって200〜400Cにも達す
るので、良好な潤滑を持続することが困難であり、潤滑
の良否が回転機構1の性能に大きな影響を及はしている
。
ボールベアリング1ノ、只の温度は、高温の陽極ターゲ
ット3からの熱伝導によって200〜400Cにも達す
るので、良好な潤滑を持続することが困難であり、潤滑
の良否が回転機構1の性能に大きな影響を及はしている
。
このだめ、高温・高真空に耐える潤滑材として、Au
、 Ag 、 Pb + MoS2等が使用されてきた
が、寿命がバラツクなど満足とは言えなかった。
、 Ag 、 Pb + MoS2等が使用されてきた
が、寿命がバラツクなど満足とは言えなかった。
そこで発明者は、最近のX線管に要求される高入力化、
高負荷から、潤消剤には高耐熱、高耐面圧に優れたAg
の薄膜が良好である仁とを見い出した。このAg薄膜の
形成には、イオンシレーティング法が最適である。又、
公知の通シAg薄膜と基材であるFe@との間に、Ni
、Cu等の中間膜を付は強度を増すことは更に効果があ
る。
高負荷から、潤消剤には高耐熱、高耐面圧に優れたAg
の薄膜が良好である仁とを見い出した。このAg薄膜の
形成には、イオンシレーティング法が最適である。又、
公知の通シAg薄膜と基材であるFe@との間に、Ni
、Cu等の中間膜を付は強度を増すことは更に効果があ
る。
このAg薄膜はゴールベアリングの内外輪レースの転勤
面、ゾール表面の各々に行なっても良く、又、ボール表
面だけに行なっても良い。要は接触面の間にあれば良い
。
面、ゾール表面の各々に行なっても良く、又、ボール表
面だけに行なっても良い。要は接触面の間にあれば良い
。
ところが上記のような潤滑面を持つX線管を評価したと
ころ、回転特性や寿命にバラツキが生じることが判明し
た。調査の結果、Agは負空中での付着力が強く、安定
した長潤滑寿命を本来有するにも拘らず、X線管製造工
程上、回転体のバランス調整を行なう時点で、空気中で
長時間(例えば少ない場合で数分間、再調整をくシ返す
場合には数十分間)回転させることから、膜が安定均一
でなくなっていることが判った。
ころ、回転特性や寿命にバラツキが生じることが判明し
た。調査の結果、Agは負空中での付着力が強く、安定
した長潤滑寿命を本来有するにも拘らず、X線管製造工
程上、回転体のバランス調整を行なう時点で、空気中で
長時間(例えば少ない場合で数分間、再調整をくシ返す
場合には数十分間)回転させることから、膜が安定均一
でなくなっていることが判った。
これは、空気中での回転により 、Agせん断面の酸化
、剥離等が生じているためと考えられる。
、剥離等が生じているためと考えられる。
このことはリテーナを用いたビールベアリングにおいて
、リテーナ・?−ル間で特に顕著であシ、このためリテ
ーナを用いたボールベアリングは回転精度、回転音など
回転性能が良好であるにも拘らず、寿命がバラツクため
使用しMl/iい原因となっていた。
、リテーナ・?−ル間で特に顕著であシ、このためリテ
ーナを用いたボールベアリングは回転精度、回転音など
回転性能が良好であるにも拘らず、寿命がバラツクため
使用しMl/iい原因となっていた。
この発明の目的は、安定した長寿命のゾールベアリング
を有する回転陽極型X線管を提供することである。
を有する回転陽極型X線管を提供することである。
第1の発明は、ポールベアリングにおけるぜ一部に潤滑
剤としてAg膜が被覆され、且つこのゴール、内・外輪
レースの少なくとも一方にPb膜が形成されている回転
陽極型X線管である。
剤としてAg膜が被覆され、且つこのゴール、内・外輪
レースの少なくとも一方にPb膜が形成されている回転
陽極型X線管である。
第2の発明は、ボールベアリングにおける内・外輪レー
スの転勤面にそれぞれAg膜が形成され、且つ各レース
、?−ルのいずれか一方にPb膜が形成されている回転
陽極型X線管である。
スの転勤面にそれぞれAg膜が形成され、且つ各レース
、?−ルのいずれか一方にPb膜が形成されている回転
陽極型X線管である。
第3の発明は、ゾールベアリングにおけるが−ルにAg
膜が被覆され、且つこのポール、内・外輪レース、リテ
ーナの少なくとも一方にPb膜が形成されている回転陽
極型X線管である。
膜が被覆され、且つこのポール、内・外輪レース、リテ
ーナの少なくとも一方にPb膜が形成されている回転陽
極型X線管である。
゛ 〔第1の発明の実施例〕
この発明は上記問題点を解消するために、ゴールベアリ
ングを改善したもので、ゾールベアリングについてのみ
説明することにする。
ングを改善したもので、ゾールベアリングについてのみ
説明することにする。
即ち、従来例(第2図)と同一箇所は同一符号を付すと
、この第1の発明の回転陽極型X線管におけるゴールベ
アリングは第3図に示すように構成され、内輪レース1
8、外輪レース19及び両者間に位置する複数のゾール
20からなっている。
、この第1の発明の回転陽極型X線管におけるゴールベ
アリングは第3図に示すように構成され、内輪レース1
8、外輪レース19及び両者間に位置する複数のゾール
20からなっている。
この場合 、3;−ル20はFeを基材とする耐熱合金
からなシ、更にその表面には、Cu膜21、Ag膜22
、Pb膜23が順次被覆されている。
からなシ、更にその表面には、Cu膜21、Ag膜22
、Pb膜23が順次被覆されている。
Cu膜21は膜厚が約0.2μmにして、AgとFeと
の付着を良くするためのもので、必ずしも心太ではない
。Ag膜22は膜厚が約1μmであシ、pb膜23の膜
厚は約1μmである。
の付着を良くするためのもので、必ずしも心太ではない
。Ag膜22は膜厚が約1μmであシ、pb膜23の膜
厚は約1μmである。
又、上記内輪レース18と外輪レース19の各転動面に
は、それぞれPb膜24.25が形成されている。
は、それぞれPb膜24.25が形成されている。
尚、上記各膜の形成は、イオンブレーティングなど周知
の方法で行なうことができる。又、pb a滑剤は高温
での使用中、蒸発により転勤面よシ失なわれる比率が高
いが、低温および空気中での潤滑性能は回転トルクが小
さく、Agに優る点が多い。
の方法で行なうことができる。又、pb a滑剤は高温
での使用中、蒸発により転勤面よシ失なわれる比率が高
いが、低温および空気中での潤滑性能は回転トルクが小
さく、Agに優る点が多い。
又、この実施例では、ゾール20及び内・外輪レース1
8.19のいずれにもPb膜が形成されているが、Pb
膜はポール20、内輪レース18、外輪レース19のい
ずれか一方にのみ形成してもよい。
8.19のいずれにもPb膜が形成されているが、Pb
膜はポール20、内輪レース18、外輪レース19のい
ずれか一方にのみ形成してもよい。
さて、上記のようなゴールベアリングを用いた回転陽極
型X線管の製造工程中、空気中での回転材のバランス調
整時には、Ag膜22よシも軟らかいpb膜23,24
.25が潤滑材として働き、実使用時には真空中で初期
に主としてpb膜23,24.25が潤滑材として働き
、このpb膜23,24.25が徐々に失われていって
もその下層のAg膜22がともに長時間の潤滑材として
働く。こうして、空気中で比較的長時間の高速回転を行
なってもベアリングの潤滑性能が損われない。これはp
b膜23,24.26が空気中での回転に対する潤滑性
能の劣化がきわめて少なく、このことが効果を上げてい
ると考えられる。尚、使用中、Agとpbは一部混ざっ
ているが、試駆結果では悪影響は発見されなかつた。
型X線管の製造工程中、空気中での回転材のバランス調
整時には、Ag膜22よシも軟らかいpb膜23,24
.25が潤滑材として働き、実使用時には真空中で初期
に主としてpb膜23,24.25が潤滑材として働き
、このpb膜23,24.25が徐々に失われていって
もその下層のAg膜22がともに長時間の潤滑材として
働く。こうして、空気中で比較的長時間の高速回転を行
なってもベアリングの潤滑性能が損われない。これはp
b膜23,24.26が空気中での回転に対する潤滑性
能の劣化がきわめて少なく、このことが効果を上げてい
ると考えられる。尚、使用中、Agとpbは一部混ざっ
ているが、試駆結果では悪影響は発見されなかつた。
〔第1の発明の効果〕
この第1の発明によれば、ボールベアリングに高温・高
真空で良好な潤滑性を示すAg膜22と、Ag膜22が
空気中での回転時に劣化しないようにこれを保護するp
b膜23.24.25とを潤滑相として用いているので
、ゴールベアリングの長寿命化及び安定化を図ることが
できた。
真空で良好な潤滑性を示すAg膜22と、Ag膜22が
空気中での回転時に劣化しないようにこれを保護するp
b膜23.24.25とを潤滑相として用いているので
、ゴールベアリングの長寿命化及び安定化を図ることが
できた。
即ち、空気中で回転バランスをとる際に、従来見られた
Ag潤滑材が剥離してしまう不都合が解消され、又、騒
音も小さくなった。
Ag潤滑材が剥離してしまう不都合が解消され、又、騒
音も小さくなった。
〔第2の発明の実施例〕
この第2の発明の回転陽極型X線管におけるぎ−ルベア
リングは、第4図に示すように構成され、内輪レース1
8、外輪レース19、及び両者間に位置する複数のが−
ル20からなっている。
リングは、第4図に示すように構成され、内輪レース1
8、外輪レース19、及び両者間に位置する複数のが−
ル20からなっている。
この場合、ざ〜ル20は上記第1の発明と同様にFeを
基材とする耐熱合金からなシ、更にその表面には、Cu
膜21、Ag膜22、Pb膜23が順次被覆されている
。
基材とする耐熱合金からなシ、更にその表面には、Cu
膜21、Ag膜22、Pb膜23が順次被覆されている
。
又、上記内輪レース18と外輪レース19の各転動面に
は、それぞれAg膜26,27、Pb膜24.25が順
次被覆形成されている。
は、それぞれAg膜26,27、Pb膜24.25が順
次被覆形成されている。
尚、この実施例では、ゴール20にAg膜22が被覆さ
れているが、このAg膜22はなくてもよい。
れているが、このAg膜22はなくてもよい。
又、ボール20及び内・外輪レース18 、19のいず
れにもPb膜が形成されているが、Pb膜はボール20
、内輪レース18、外輪レース19のいずれか一方にの
み形成してもよい。
れにもPb膜が形成されているが、Pb膜はボール20
、内輪レース18、外輪レース19のいずれか一方にの
み形成してもよい。
〔第2の発明の効果〕
上記第1の発明の場合と全く同様な効果が得られる。
〔第3の発明の実施例〕
この第3の発明の回転陽極型Xi管におけるゴールベア
リングは、第5図に示すように構成され、内輪レース1
8、外輪レース19、及び両者間に位置する複数のボー
ル20、リテーナ28.29からなっている。
リングは、第5図に示すように構成され、内輪レース1
8、外輪レース19、及び両者間に位置する複数のボー
ル20、リテーナ28.29からなっている。
この場合、ゾール2oは上記第1の発明と同様にFeを
基材とする耐熱合金がらなシ、更にその表面には、Cu
膜21、Ag膜22、pb膜23が順次被覆されている
。
基材とする耐熱合金がらなシ、更にその表面には、Cu
膜21、Ag膜22、pb膜23が順次被覆されている
。
又、上記内輪レース18と外輪レース19の各転動面、
及び上記リテーナ28.29の内面には、それぞれpb
膜24.25,30.31が形成されている。
及び上記リテーナ28.29の内面には、それぞれpb
膜24.25,30.31が形成されている。
尚、この実施例では、ば−ル20.内・外輪レース18
.19及びリテーナ28.29のいずれにもPb膜が形
成されているが、Pb膜はビール20、円輪レース18
、外輪レース19、リテーナ28.29のいずれか一方
にのみ形成してもよい。
.19及びリテーナ28.29のいずれにもPb膜が形
成されているが、Pb膜はビール20、円輪レース18
、外輪レース19、リテーナ28.29のいずれか一方
にのみ形成してもよい。
〔第3の発明の効果〕
上記第1の発明の場合と全く同様な効果が得られる。又
、この発明ではリテーナ28 、29を用いているので
、?−ル20の配置、回転精度が均一となる。
、この発明ではリテーナ28 、29を用いているので
、?−ル20の配置、回転精度が均一となる。
尚、上記各発明について共通に言えることは、Pb膜は
主として空気中での回転および管の初期動作時の保護で
あるので、膜厚が0.3μm以下の極めて薄いものでも
良いが、耐熱性を除けばX線管用の潤滑材として良好な
ものであるので、厚い方はいくら丹くても良い。
主として空気中での回転および管の初期動作時の保護で
あるので、膜厚が0.3μm以下の極めて薄いものでも
良いが、耐熱性を除けばX線管用の潤滑材として良好な
ものであるので、厚い方はいくら丹くても良い。
又、Pbに限らず、Agよりも軟質な金属であれば、効
果がある。
果がある。
又、Agに代えてAuなど耐熱性の高い被膜でも多少の
効果は認められるが、Agが最適である。
効果は認められるが、Agが最適である。
又、上記各発明におけるゴールベアリングは、少なくと
も陽極ターグット3に近い高温側に用いられ、陽極ター
ケ゛ット3から離れた低温側では従来のが−ルベアリン
グにpb潤滑材を付加したものを用いても実用上十分な
効果がある。
も陽極ターグット3に近い高温側に用いられ、陽極ター
ケ゛ット3から離れた低温側では従来のが−ルベアリン
グにpb潤滑材を付加したものを用いても実用上十分な
効果がある。
又、この発明の回転陽極型X線管は、上記各ボールベア
リング以外は従来例(第2図)と同様構成ゆえ、詳細な
説明を省略する。
リング以外は従来例(第2図)と同様構成ゆえ、詳細な
説明を省略する。
第1図は一般に使用されている回転陽極型X線管を示す
概略構成図、第2図は従来のX線管01転機構附近を示
す断面図、第3図乃至第5図はそれぞれ第1.第2.第
3の各発明の一実施例に係る回転陽極型X線管の要部(
ゴールベアリング)を示す断面図である。 3・・・陽極ターグット、6・・・支持柱、8・・・回
転円筒、9・・・回転軸、12.13・・・ボールベア
リング、14・・・陽極固定基部、18・・・内輪レー
ス、19・・・外輪レース、20・・・e−ル、21・
・・Cu1li、22.26.27・Age、23,2
4,25゜30.31・・・Pb膜、j!8.29・・
・リテーナ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 ετジ4図
概略構成図、第2図は従来のX線管01転機構附近を示
す断面図、第3図乃至第5図はそれぞれ第1.第2.第
3の各発明の一実施例に係る回転陽極型X線管の要部(
ゴールベアリング)を示す断面図である。 3・・・陽極ターグット、6・・・支持柱、8・・・回
転円筒、9・・・回転軸、12.13・・・ボールベア
リング、14・・・陽極固定基部、18・・・内輪レー
ス、19・・・外輪レース、20・・・e−ル、21・
・・Cu1li、22.26.27・Age、23,2
4,25゜30.31・・・Pb膜、j!8.29・・
・リテーナ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第2図 ετジ4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (])陽極ターダットが固着された回転円筒と、この円
筒の内側に同軸的に固着された回転軸と、この回転軸と
前記円筒の間に配設された筒状の陽極固定基部と、この
陽極固定基部と前記回転軸との間に介在配置された内輪
レース、外輪レース、及びボールからなるが一ルベアリ
ングとを具備した回転陽極型X線管において、上記ゾー
ルにはAg膜が被覆され、且つ該yl? −ル、上記内
輪レース、外輪レースの少なくとも一方にpb膜が形成
されてなることを特徴とする回転陽極型X線管。 (2)陽極ターゲットが固着された回転円筒と、この円
筒の内側に同軸的に固着された回転軸と、この回転軸と
前記円筒の間に配設された筒状の陽極固定基部と、この
陽極固定基部と前記回転軸との間に介在配置された内輪
レース、外輪レース、及びゾールからなるビールベアリ
ングとを具備した回転陽極型X線管において、上記内輪
レース及び外輪レースにそれぞれAg膜が形成され、且
つ該内輪レース、外輪レース、上記が−ルの少なくとも
一方にpb膜が形成されてなることを特徴とする回転陽
極型X線管。 (3)上記ボールはAg膜が被優されている特許請求の
範囲第2項記載の回転陽極型X線管。 (4)陽極ターゲットが固着された回転円筒と、この円
筒の内側に同軸的に固着された回転軸と、この回転軸と
前記円筒の間に配設された筒状の陽極固定基部と、この
陽極固定基部と前記回転軸との間に介在配置された内輪
レース、外輪レース、リテーナ及びボールからなるボー
ルベアリングとを具備した回転陽極型X線管において、
上記ゾールにはAg膜が被核され、且つ該ゴール、上記
内輪レース、外輪レース、リテーナの少なくとも一方に
pb膜が形成されてなることを特徴とする回転陽極型X
線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59067080A JPS60211750A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 回転陽極型x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59067080A JPS60211750A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 回転陽極型x線管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60211750A true JPS60211750A (ja) | 1985-10-24 |
Family
ID=13334533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59067080A Pending JPS60211750A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 回転陽極型x線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60211750A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS6413658U (ja) * | 1987-07-16 | 1989-01-24 | ||
US4962519A (en) * | 1989-03-31 | 1990-10-09 | General Electric Company | Lubricated bearing retainer for X-ray tube |
US5150398A (en) * | 1988-07-06 | 1992-09-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Bearing and rotary anode X-ray tube employing the bearing |
US5516214A (en) * | 1993-12-27 | 1996-05-14 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Rolling bearing |
CN105508442A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-04-20 | 西门子爱克斯射线真空技术(无锡)有限公司 | X射线管的轴承组件及其x射线管 |
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-
1984
- 1984-04-04 JP JP59067080A patent/JPS60211750A/ja active Pending
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