JPS60198320A - 自動二輪車用多気筒エンジンの排気装置 - Google Patents
自動二輪車用多気筒エンジンの排気装置Info
- Publication number
- JPS60198320A JPS60198320A JP5531284A JP5531284A JPS60198320A JP S60198320 A JPS60198320 A JP S60198320A JP 5531284 A JP5531284 A JP 5531284A JP 5531284 A JP5531284 A JP 5531284A JP S60198320 A JPS60198320 A JP S60198320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manifold
- exhaust
- cylinder
- silencer
- air chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は自動二輪車用多気筒エンジンの排気装置に関す
る。
る。
例えば4サイクル4気筒エンジンを搭載した自動二輪車
において、各気筒から導出された排気管を、クランクケ
ースの直下で一本に集合させるとともに、この集合部の
下流端側で単一の消音器に接続する、いわゆる集合マフ
ラーを装着したものが知られている。
において、各気筒から導出された排気管を、クランクケ
ースの直下で一本に集合させるとともに、この集合部の
下流端側で単一の消音器に接続する、いわゆる集合マフ
ラーを装着したものが知られている。
ところで、この種の集合マフラーでは、複数の気筒に対
して屑音器が一つとなるため、この消音器の容量が少な
くなる傾向にあるが、全体のデザインのことを考慮する
と、消音器のみを人形化するわけにもゆかず、このため
容量不足に伴って消音効果が低下づる等の問題が生じる
。
して屑音器が一つとなるため、この消音器の容量が少な
くなる傾向にあるが、全体のデザインのことを考慮する
と、消音器のみを人形化するわけにもゆかず、このため
容量不足に伴って消音効果が低下づる等の問題が生じる
。
なお、従来実開昭58−44426号公報に示されてい
るように、排気管に連なる複数の消音器を連通パイプに
よって連通させ、この連通バイブ内に吸音材を配置した
ものが知られているが、このものは消音器が複数である
ので、容量の点では集合マフラーの場合程問題は生じな
いとともに、上記連通パイプは消音器間を連結している
ので、この部分での排気の圧力波はすでに減衰された状
態にあり、よって連通パイプによる消音効果はそれほど
期待できないものであった。
るように、排気管に連なる複数の消音器を連通パイプに
よって連通させ、この連通バイブ内に吸音材を配置した
ものが知られているが、このものは消音器が複数である
ので、容量の点では集合マフラーの場合程問題は生じな
いとともに、上記連通パイプは消音器間を連結している
ので、この部分での排気の圧力波はすでに減衰された状
態にあり、よって連通パイプによる消音効果はそれほど
期待できないものであった。
本発明はこのような事情にもとずいてなされたもので、
消音器の容」が少ない場合でも、エンジン出力を低下さ
せずに消音効果を向上させることができる自動二輪車用
多気筒エンジンの排気装置を得ることを目的とする。
消音器の容」が少ない場合でも、エンジン出力を低下さ
せずに消音効果を向上させることができる自動二輪車用
多気筒エンジンの排気装置を得ることを目的とする。
(発明の慨要)
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、排気管の
集合部の下流端直後に、外筒と内筒とからなる二重筒部
を形成し、この外筒と内筒との間には内筒の周面に開設
した通孔を通じて上記集合部に連なる空室を形成すると
ともに、この空室内に吸音材を充填したことを特徴とす
る。
集合部の下流端直後に、外筒と内筒とからなる二重筒部
を形成し、この外筒と内筒との間には内筒の周面に開設
した通孔を通じて上記集合部に連なる空室を形成すると
ともに、この空室内に吸音材を充填したことを特徴とす
る。
以下本発明を、図面に示す一実施例にもとずいて説明す
る。
る。
第1図中1はフレームであり、このフレーム1には例え
ば4サイクル並列形4気筒エンジン2が搭載されている
。このエンジン2の各気筒3a〜3dには、排気管4a
〜4dが接続されており、これら排気管48〜4dの下
流端はクランクケース5の直下において排気集合体6を
介して一本に集合されている。排気集合体6の下流端部
から延びる集合管7は後輪8の一側方に導出されており
、この導出端には円筒状をなした消音器9が接続されて
いる。
ば4サイクル並列形4気筒エンジン2が搭載されている
。このエンジン2の各気筒3a〜3dには、排気管4a
〜4dが接続されており、これら排気管48〜4dの下
流端はクランクケース5の直下において排気集合体6を
介して一本に集合されている。排気集合体6の下流端部
から延びる集合管7は後輪8の一側方に導出されており
、この導出端には円筒状をなした消音器9が接続されて
いる。
上記排気集合体6は、第4図ないし第6図に示したよう
に板金製の右手割体10と左半割体11とを接合して構
成したもので、この排気集合体6の上流前端に上記4本
の排気管4a〜4dが気密に導入され、かつ互いに集合
されている。この集合部12は下流側に進に従って通路
形状が偏平状から円形状に変化されており、通路面積が
絞りこまれている。
に板金製の右手割体10と左半割体11とを接合して構
成したもので、この排気集合体6の上流前端に上記4本
の排気管4a〜4dが気密に導入され、かつ互いに集合
されている。この集合部12は下流側に進に従って通路
形状が偏平状から円形状に変化されており、通路面積が
絞りこまれている。
そして、この通路面積が絞られた集合部12の下流端直
後には、二重筒部13が形成されており、この二重筒部
13は上記集合部12内に内筒14を同軸状に装着する
ことによって構成される。内筒14は半円筒状をなした
一対の半筒体is、 isを径方向から衝合したもので
、その周縁に設けたフランジ部11゜18が排気集合体
6の内周面に溶接されている。したがって、本実施例の
場合は排気集合体6が外筒を兼用しており、これら排気
集合体6の内面と内筒14の外面との間には、集合部1
2の外側を覆う空間19が形成されている。そして、内
筒14は多孔質材料であるパンチングメタルによって構
成されており、その周面に開設された多数の通孔20・
・・を通じて上記集合部12と空室19とが連通されて
いるとともに、この空室19内には、例えばグラスウー
ル等の吸音材21が充填されている。
後には、二重筒部13が形成されており、この二重筒部
13は上記集合部12内に内筒14を同軸状に装着する
ことによって構成される。内筒14は半円筒状をなした
一対の半筒体is、 isを径方向から衝合したもので
、その周縁に設けたフランジ部11゜18が排気集合体
6の内周面に溶接されている。したがって、本実施例の
場合は排気集合体6が外筒を兼用しており、これら排気
集合体6の内面と内筒14の外面との間には、集合部1
2の外側を覆う空間19が形成されている。そして、内
筒14は多孔質材料であるパンチングメタルによって構
成されており、その周面に開設された多数の通孔20・
・・を通じて上記集合部12と空室19とが連通されて
いるとともに、この空室19内には、例えばグラスウー
ル等の吸音材21が充填されている。
このような構成によれば、各気筒3a〜3dから排出さ
れた高温高圧の排気は、排気管48〜4dを通じて排気
集合体6内に導かれ、その集合部12で集合されるとと
もに、この集合された排気は、集合管7を経て消音器9
に導かれ、この消音器9で消音された後、大気中に放出
される。
れた高温高圧の排気は、排気管48〜4dを通じて排気
集合体6内に導かれ、その集合部12で集合されるとと
もに、この集合された排気は、集合管7を経て消音器9
に導かれ、この消音器9で消音された後、大気中に放出
される。
ところで、上記構成では集合部12の下流端直後に、こ
の集合部12の外側を覆うようにして吸音材21を充填
した空室19を形成しであるので、第4図に示したよう
に吸音材21に、上記集合された直後の排気の圧力エネ
ルギーが吸収される。したがって、排気が高温高圧のう
ちにエネルギー吸収が行なわれるので、排気の持つエネ
ルギーの減衰が大きく、消音器9には圧力波のエネルギ
ーが減衰された排気が導かれることになる。この結果、
消音器9の容量が少なくても充分な消音効果が得られる
。しかも、集合部12内での排気の流れはストレートで
あるので、排気の流動抵抗も少なく、エンジン出力が低
下する恐れもない。
の集合部12の外側を覆うようにして吸音材21を充填
した空室19を形成しであるので、第4図に示したよう
に吸音材21に、上記集合された直後の排気の圧力エネ
ルギーが吸収される。したがって、排気が高温高圧のう
ちにエネルギー吸収が行なわれるので、排気の持つエネ
ルギーの減衰が大きく、消音器9には圧力波のエネルギ
ーが減衰された排気が導かれることになる。この結果、
消音器9の容量が少なくても充分な消音効果が得られる
。しかも、集合部12内での排気の流れはストレートで
あるので、排気の流動抵抗も少なく、エンジン出力が低
下する恐れもない。
なお、本発明に係る多気筒エンジンは4気筒に特定され
ず、例えば3気筒あるいは6気筒でも良いとともに、集
合部の形状も上記実施例に制約されない。
ず、例えば3気筒あるいは6気筒でも良いとともに、集
合部の形状も上記実施例に制約されない。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、排気の持つ圧力波のエネ
ルギーを、消音器よりも上流側で効率良く減衰すること
ができるので、消音器の容重が少なくても充分な消音効
果が得られる。しかも、集合部内での排気の流れはスト
レートであるので、排気の流動抵抗も少なく、したがっ
て、エンジン出力を低下させることなく排気音を良好に
低減できる等の利点がある。
ルギーを、消音器よりも上流側で効率良く減衰すること
ができるので、消音器の容重が少なくても充分な消音効
果が得られる。しかも、集合部内での排気の流れはスト
レートであるので、排気の流動抵抗も少なく、したがっ
て、エンジン出力を低下させることなく排気音を良好に
低減できる等の利点がある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は自動二輪車の
側面図、第2図は排気装置の平面図、第3図は同じく一
部断面した側面図、第4図は集合部の断面図、第5図は
第4図中v−v線に沿う断面図、第6図は第4図中Vl
−Vl線に沿う断面図である。 2・・・エンジン、 3a〜3d・・・気筒、 4a〜
4d・・・排気管。 6・・・外筒(排気集合体)、9・・・消音器、12・
・・集合部、13・・・二重筒部、14・・・内筒、1
9・・・空室、20・・・通孔、21・・・充填材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
側面図、第2図は排気装置の平面図、第3図は同じく一
部断面した側面図、第4図は集合部の断面図、第5図は
第4図中v−v線に沿う断面図、第6図は第4図中Vl
−Vl線に沿う断面図である。 2・・・エンジン、 3a〜3d・・・気筒、 4a〜
4d・・・排気管。 6・・・外筒(排気集合体)、9・・・消音器、12・
・・集合部、13・・・二重筒部、14・・・内筒、1
9・・・空室、20・・・通孔、21・・・充填材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 多気筒エンジンの各気筒から導出された排気管を一本に
集合させるとともに、この集合部の下流側で単一の消音
器に接続してなる排気装置において、上記集合部の下流
端直後に外筒と内筒とからなる二重筒部を形成し、この
外筒と内筒との間には内筒の周面に開設した通孔を通じ
て上記集合部気筒エンジンの排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5531284A JPS60198320A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 自動二輪車用多気筒エンジンの排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5531284A JPS60198320A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 自動二輪車用多気筒エンジンの排気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60198320A true JPS60198320A (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=12995038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5531284A Pending JPS60198320A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 自動二輪車用多気筒エンジンの排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60198320A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114726U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-13 | ||
JPH07208146A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-08-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 排気装置 |
KR20030078021A (ko) * | 2002-03-27 | 2003-10-04 | 유멕스 코퍼레이션 | 배기 매니폴드 집합부 구조 |
US7861824B2 (en) * | 2004-07-14 | 2011-01-04 | J. Eberspacher Gmbh & Co. Kg | Sound absorber for an exhaust system |
JP2014234750A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車用排気装置 |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP5531284A patent/JPS60198320A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114726U (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-13 | ||
JPH07208146A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-08-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 排気装置 |
KR20030078021A (ko) * | 2002-03-27 | 2003-10-04 | 유멕스 코퍼레이션 | 배기 매니폴드 집합부 구조 |
US7861824B2 (en) * | 2004-07-14 | 2011-01-04 | J. Eberspacher Gmbh & Co. Kg | Sound absorber for an exhaust system |
JP2014234750A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車用排気装置 |
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