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JPS59189139A - 無機質球状体およびその樹脂組成物 - Google Patents

無機質球状体およびその樹脂組成物

Info

Publication number
JPS59189139A
JPS59189139A JP6265183A JP6265183A JPS59189139A JP S59189139 A JPS59189139 A JP S59189139A JP 6265183 A JP6265183 A JP 6265183A JP 6265183 A JP6265183 A JP 6265183A JP S59189139 A JPS59189139 A JP S59189139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sphere
particle size
alkali ions
less
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6265183A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kobayashi
晃 小林
Ryoichi Ide
井手 亮一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP6265183A priority Critical patent/JPS59189139A/ja
Publication of JPS59189139A publication Critical patent/JPS59189139A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Silicon Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は微粉状無機貿球状体およびその樹脂組成物、さ
らには少くとも表面が溶融石英から形成された粒径が5
00μ以下で、温度90℃の温水に24時間浸漬して抽
出されるアルカリイオンが] Oppm以下である無機
質球状体およびその位1脂組成物に関する。
従来から〃1硬イヒ性樹脂の充填材料としてはガラスピ
ーズやアルミナ等が知られている。
しかしこれらはいずれもNa2Oやに20等のアルカリ
化合物をfJ]O%含有しており、これらを熱硬化性樹
脂に配合すると、充填材料中のNa2Qやに20  等
のアルカリ化合物がアルカリイオンとなるので、このよ
うな傅1脂組成物を電子部品の材料に用因るとP経破壊
や腐蝕を招くという欠点がある。
1*、結晶質石英、溶融石英、焼結アルミナなどの無機
−質粉末を熱硬化性樹脂に配合したものUICやLSI
なと電子部品の封止材料あるいは電気部品の絶縁材料等
に使用されている。しかし前記無機質My末はその塊状
物を粉砕し、所定の大きさくCした粉砕品であるため、
その形状に完全な球状体ではなく角があるため、これを
熱硬化性4W丁脂に配合して封止材料とする場合その流
動性が十分ではなく、充填性や作業性が悪く、これを成
形加工する場合、混合機、成形機などの装置の摩耗が激
しいという欠点があった。
本発明はこれらの欠点を解決した無機質球状体およびこ
れを配合した樹脂組成物を提供しようとするものである
すなわち、本発明の第1の発明は少くともその表面が溶
融石英から形成された最大粒径が500μ以下のものか
らな9しかし温度90℃の温水に24時間浸漬して抽出
されるアルカリイオンが] Oppm以下であることを
%徴とし、その第2の発明は少くともその表面が溶融石
英から形成された最大粒径が500μ以下のものからな
りしかも温度90℃の温水に24時間浸漬して抽出され
るアルカリイオンが] Oppm以下である無機質球状
体を樹脂組成物中に30〜80重量%含有させてなる成
形片樹脂組成物である。
以下さらに本発明の詳細な説明する。
まず、第1の発明は合成樹脂に配合すると良好な流動性
を付与すると共に合成個脂に高配合可能な最大粒子存5
00μ以下のアルカリイオンの溶出の少ない無機54球
状庫である。
本発明の球状体は少くともその表面が5t0299、5
 ’ko以上、アルカリイオン量が] Oppm以下の
溶融石英質から形成されているもので、その最大粒径5
00μ以下の単粒子がすべて#融石英からなるもののみ
ならず結晶質石英あるいはアルミナ、マグネシア、ヅル
コニア、スピネルなどのシリカと分子間化合物を形成す
る素材またはムライト(3A12037・2&Ot)、
コージェライト(190,・2A6,03.A・5Sも
02)、ジルコンfZ+:02.・5cCh )なとシ
リカの分子間化合物等粒子を芯材とし、その表面に浴融
石英の層膜が形成されたものを包含する。また、本発明
の無機質球状体はその表面が溶融石英質で形成されてい
るため従来の粉砕品とは異なり表面が平滑でしかも顕微
鏡観察による粒子の長短径比が1〜2であるほぼ球状形
のものでしかもその最大粒径が500μ以下の単粒子か
らなるものである。最大粒径が500μをこえると、配
合、混合した球状体が樹脂内で沈降する等の問題がある
ので好ましくない。
本発明品を製造するにはNa2Oおよびに20がそれぞ
れ0.01重量%以下さらに好唸しくは0.05重量%
以下の珪石あるいは珪砂なとの粒子径500μ以下の高
珪酸粉末を燃料ガスおよび酸累と同時に噴出させ瞬時に
融化して溶融石実質球状体としその後冷却捕集する方法
、あるいはアルカリ化合物の含有量の少ないコロイダル
シリカホワイトカーボン、シリカグル等の水性泥漿物を
前記芯材に対[2て固形分で30重量%以下、好ましく
は2〜20重量%となるように混合乾燥した後前記と同
様にして得られる。
又本発明品は温度90℃の温水中で24時間浸漬しその
温水中に抽出されるアルカリイオンが10 ppm以下
好ましくは5 ppm以下であることが必要であり、そ
の量がl Oppmをこえると、これを樹脂に配合した
ときに、樹脂内で遊離して蓄積するアルカリイオン量が
増加し加工製品の絶縁破壊や腐蝕を招来することになる
ので好ましくない。
次に、本発明の第2の発明について説明する。
この発明は、第1発明の無機f7球状体を樹脂組成物中
に30〜80市景%含有させてなる樹脂組成物である。
本発明において基材とする樹脂の具体例としてはエポキ
シ樹脂、フェノールなj脂、ポリエステル樹脂、シリコ
ン樹脂等の硬化性樹脂やポリエチレン、ポリプロピレン
 、12リスチレン等の熱可塑性樹脂があけらtする。
また、無機質球状体は樹脂組成物中に30〜80重量%
含有するように配合されるが、30重量%未満では電気
絶縁性に優れたものとはならず、8ON量%をこえると
宰相樹脂に対する割合が多くなり成型が困難となる〇本
発明による樹脂組成物は宰相樹脂、無恍気粉状体および
心安に応じて各種添加剤をロール、ニーター、ミキサー
、バンバリーミキサ−等で混練することにより得られる
以上説明したように本発明の第1の発明は少くともその
表面がアルカリイオンの溶出の少ない粒径が500μ以
下の無機質球状体であって、従来品に比べて抽出される
アルカリイオンが少なくしかもその表面が角がなく半あ
るという効果がある。
以下本発明を実施例にて説明する。
実施例および比較例 第1表に示す無機質球状体を次のようにして製造した。
炉は直径20anX高さ200cmの第1図に示す構造
の装置を用いた。
原料としては珪石(5tCh 99.5%、ル2030
.063%、Fb2030.002%、 Na2O0,
002%、K2O0,003%)を、ボールミルで粉砕
し、粒度を44μ以−1・とじた。これ全第1図のホラ
・ぐ−IVc入れ、次いで定ター供給機により10〜/
Hr’t’連続的に酸水素バーナー5の中心原料供給管
2から炉内に供給した。
可燃ガスとして水素を水素ガス吹管3がら、酸素ガスを
酸素ガス吹管4から炉内に供給した。
火炎により溶融した原を1は炉体6中を降下し、プロワ
−10により吸引し、輸送管7を通り、サイクロン8、
バッタフィルター9に捕集した。
なお水素ガスは30 Nm’/ Hr (43,9m/
see )酸素ガス15 Ntr?/′Hr (8,3
m/sec ) 、ガス流速比(H2/ 0215.2
の条件で行った。
なおバーナーは第2図に示すものを用いた。なお第2図
の2は原料供給管、3は水素供給管、4は酸素供給管で
あり、その断面積はそれぞれ0.5 crA、1.97
s  5−0洲のものを用いた。このようにして製造さ
れた粒状体の電子顕微鏡4其を第3図に示す。
(B)  芯材に焼結アルミナを用いた溶融シリカ 粒径500μ以下の市販焼結アルミナ 100重量部に対し市販のアルカリ成分の少2いコロイ
グルシυ′/J全固形分とし、て1゜重量%の割合で添
加し2ミキザーで混会乾燥した。これを前記(Alの7
8融石英球状体の製法と同様に行った。
(C)  粉砕溶融石英 5if299.9%Na2o Oll 01% K2O
0,002%の砂石粉末全溶融炉で浴融粉砕した。
(D)  粉砕焼結アルミナ 市販の焼結アルミナ全粉砕し7た。
−23′。
(2)  樹脂組成物の製造 熱硬化憔側脂はり1/ゾール7ノポラツタ型エボ・rシ
位1月旨、フエノールノyjeラック位4月旨、及びカ
ルナバワックスを重量基準でそれぞれ100部、38部
及び2部合計140部を用い、一方無機質粉体は第2表
VC示す、J−うな割合で用いた。なお第2表のM鼠%
にi:組成物中の割合を示す。
これらを温度80〜100 ℃に加熱し、8インチのミ
キシングロールで均質にy ルー4−r約10分間混練
し、冷却した後粉砕し7た3、次いでこれ全温度160
℃、圧カフ 0KI/v、4の灸件でトランスファー成
形を行った。
これらの各物性を画定し2、プこ結q・k第3表に示す
、/′ 2、/′ /′ / // / 、7/ / / / / / / / 239− (1)流動性の測定(スパイラルフロー)EMMI規格
に準じた金型を使用し成形温度160℃、成形圧カフ0
に?/−で測定した。
(2)  樹脂応力の測定 応力により抵抗値の変化する♂エン抵抗を半導体チップ
に成形したものを14ビンICフレームにタイ糸ンドし
、AU線でワイヤホントし外部電極に接続1〜だ素子の
初期抵抗値(Ro)を測定し、この素子を160℃で7
0Kp/−成形時間3分の条件で樹脂封止した後の抵抗
(R)t−測定し、(R−Rh)/ Ro  k Ij
脂応力とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の装置の概略説明図、第2図は
そのバーナーの断面図、第3図は本発明品(A)第4図
は比較品(C)の電子顕微鏡写真である。 3・・可燃ガス吹管、    4・−・酸素ガス吹管、
5・・・バーナー、      6・炉体、7・・輸送
管、       8・・サイクロン、9・・バックフ
ィルター、10 プロワ−6出 願 人  電気化学]
−業株式会社手  続  袖′  正  沓(カ 式)
昭和58年8月5 1J 特許庁長官 若 杉  +11  人  殿■、事イノ
Jの表示 昭和58年特A1願第62651号 シ1発明の名称 無機質球状体Jsよびその樹脂組成物 、補正をする者 小作との関係  特シ′1出願人 住 所  東京都千代111区自楽町1−J114番1
り名 称  (329)電気化学工業株式会ン4補正の
内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ])少くとも表面が溶融石英から形成された粒径が50
    0μ以下のものがらなす、しかも温度が90℃の温水に
    24時間浸漬して抽出されるアルカリイオンが] Op
    pm以下である無機質球状体。 2)少くとも表面が#融石英から形成された粒径が50
    0μ以下のものがらなり、しかも温度が90℃の温水に
    24時間浸漬して抽出されるアルカリイオンがl Op
    pm以下である無機質球状体を樹脂組成物中に30〜8
    ()重量%含有させてなる樹脂組成物。
JP6265183A 1983-04-09 1983-04-09 無機質球状体およびその樹脂組成物 Pending JPS59189139A (ja)

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JP6265183A JPS59189139A (ja) 1983-04-09 1983-04-09 無機質球状体およびその樹脂組成物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6051613A (ja) * 1983-07-26 1985-03-23 チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト 球状溶融シリカ並びに充填剤及び樹脂組成物としてのその使用方法
JPH0259416A (ja) * 1988-08-25 1990-02-28 Nippon Chem Ind Co Ltd 微細溶融球状シリカおよびその製造法

Cited By (5)

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