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JPS59171598A - アイロン - Google Patents

アイロン

Info

Publication number
JPS59171598A
JPS59171598A JP4625183A JP4625183A JPS59171598A JP S59171598 A JPS59171598 A JP S59171598A JP 4625183 A JP4625183 A JP 4625183A JP 4625183 A JP4625183 A JP 4625183A JP S59171598 A JPS59171598 A JP S59171598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
iron
temperature
steam
pentaerythritol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4625183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6242640B2 (ja
Inventor
秀隆 藪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4625183A priority Critical patent/JPS59171598A/ja
Publication of JPS59171598A publication Critical patent/JPS59171598A/ja
Publication of JPS6242640B2 publication Critical patent/JPS6242640B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類の仕上げ用などに用いられるアイロンに関
するものである。
従来例の構成とその問題点 近年においては、周知のとおり、アイロンのほとんどが
ヒータを内蔵した電気アイロンで占められており、また
その主流はスチーム発生機能をもつスチームアイロンで
ある。これは電源コード全コンセントに差し込むだけで
任意の設定温度に加熱できるという手軽さと、スチーム
機能の便利さによるものである。
しかしながら、この種の電気アイロンにおいても、電源
コードによる操作上の欠点を訴える声が出てきている。
すなわち、衣類のしわを伸ばしたり、折目をつけたりす
る操作上、電源コードが邪魔になるという欠点と、電源
コンセントから離れた場所では使用できないという欠点
である。しかし従来の電気アイロンにおいては電源コー
ドは不可欠であり、本体より切離すことはできなかった
ところで、操作時に電源コードを必要としないアイロン
として、加熱時にだけヒータあるいは他の何らかの加熱
手段を用い、操作時は電源等から切り離して、その予熱
によってアイロン掛けを行なう、いわゆる蓄熱式アイロ
ンが過去に提案されてきた。しかし、そのいずれもが、
蓄熱〕πが少ないことから、放熱時間が短い、スチーム
機能が十分でない、という欠点を有し、普及するに至っ
ていないのが現状である。
従来の蓄熱式アイロンの多くは、鉄・アルミ等の金属類
もしくはレンガ・石等の鉱物類友蓄熱材として用い、そ
の比熱によって定まる顕熱を利用しており、1°Cの温
度変化に対し単位重量当り約0.2 cal / g・
°C程度の蓄熱量である。これは水の蓄熱量の約稀に過
ぎずアイロン用としてはかなり小さかった。
捷だ、従来の蓄熱式アイロンの一部には、pb−3n 
 系の低融点金属やナフタリンを蓄熱材として用い、そ
の相変化に伴なう融解熱や気化熱を利用したーものもあ
った。轟然、融解熱や気化熱を利用すれば、顕熱だけを
利用するよりも単位重量当りの蓄熱量を大きくとれるが
、蓄熱材が融解または気化するときの体積膨張あるいは
蒸発による重量目減りに対応した蓄熱材収納室の設計は
かなり難しいものであった。さらに、前述のPb −S
n系の低融点金属の場合、融解熱による蓄熱量は単位重
量当り10〜15 cal /9であり、スチーム全発
生させるには十分でなく、従来の電気アイロンの補助的
な使用法にとどまっている。寸だ、ナフタリンの場合は
融点が約80°Cと低いためアイロン用としては融解熱
を十分利用できず適さないものであった。
発明の目的 本発明は上記従来球術に鑑みてなされたもので、操作時
の電源コードを不要にして操作性を向上させ、しかも従
来の蓄熱式アイロンにはない長時間放熱とスチーム発生
にも耐え得る放熱能力を持つすぐれたアイロンを提供す
るものである。
発明の構成 この目的を達成するために本発明のアイロンは、ベース
に形成した収納室に樹脂原料あるい(は樹脂可塑材とし
て使用されているペンタエリスリトール(pentae
rythritol ) f収容したもので、ペンタエ
リスリトールの放熱を利用してベースの温度低下を抑制
させるものであり、操作時の電源コードが不要になると
ともに、大きな転移潜熱を利用すれば、長時間放熱とス
チーム発生にも面4え得る放熱能力を持たせたものであ
る。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
図のように、ベース1の上面にはペンタエリスIJ )
−ル2を収容するための収納室3と、収納室3の略中央
に位置して気化室4が形成されている1゜マタ、ペンタ
エリスIJ l−−ル2を加熱するたメツヒータ6がこ
のベース1に埋設されている。タンク6にはスチーム発
生用の水7が貯水されており、スチームボタン8の操作
により作動軸9が上下動して給水孔1oを開閉させ、気
化室4への水の滴下がなされる。気化室4で発生したス
チームは気化室4と連通した噴出穴11からベース1の
底面へ噴出する。また、温度調節ダイヤル12は図中に
は示されていない温度調節オgに接続しており、収納室
3の温度を設定するのに用いる。ペンタエリスll )
−ル2の加熱時は電源プラグ13に電源コード全持続し
てヒータ5に電力を供給するようになっている。
次に作用について説明する。電源プラグ13に電源コー
ドを接続し、温度調節ダイヤル12をスチーム目盛に合
わせ電源を投入すると、ヒータ5によりペンタエリスリ
トール2はその転移温度188°Cより若干高い約19
0°Cまで加熱される。
ペンタエリスリトール2は融点の260°C以下では通
常白色の結晶または粉末で、転移温度以下と以上ではそ
の結晶構造が異なり、咋云移温度以上に加熱することに
より、結晶構造の変化として内部にエネルギーを蓄える
ことができる。このとき蓄えることのできる単位重量当
りのエネルギーは約77cal/gでPb−3n系の低
融点金属の融解熱による蓄熱量の6倍を超える大きさで
ある。また転移時の体積変化は融解や気化等の相変化時
に較べるとごくわずかであり、260’C以下では固体
であるから蒸発による重量目減りの心配もない。
さて、ペンタエリスリトール2が約190°Cまで加熱
されると温度調節詩によりその温度が保たれる。アイロ
ン掛けを行なう時は、電源コードを電源プラグBから取
りはずし、電源コードのない゛状態で使用する。スチー
ムを発生させるためにスチームボタン8を操作して気化
室4に水を滴下したり、アイロン掛けによってベース1
が冷やされるとペンタエリスリトール2は若干の過冷却
全起こし、170°C前後の温度になったとき加熱時に
蓄えた転移によるエネルギーを放出しはじめ、ベース1
や気化室3のそれ以上の温度低下を抑制する。
丑だ、温度調節ダイヤル12をスチーム目盛以外に合わ
せた場合、例えば収納室3の温度が約100°Cに保た
れるような場合は、当然ペンタエリスリトール2は転移
温度1で達せず上記のような転移によるエネルギーは蓄
えられない。しかしペンタエリスリトール2の比熱によ
って定寸る蓄熱量は、1°Cの温度変化に7tl単位重
量当り0.4〜0.8 cal / 9・°C(温度に
よって異なる)と犬きく、従来の金属類や鉱物類の蓄熱
材の2〜4倍の蓄熱能力をもち、しかもスチーム目盛以
外ではスチーム発生時のような大きな放熱量を必要とし
ないため実用上特に問題はない。
実験例によれば、約120gのペンタエリスリトール2
により、1分間のスチーム連続使用(必要熱量600W
)が可能であり、スチームなしの連続使用(必要熱量1
QOW)の場合は5〜6分使用できるものである。
なお、本実施例ではペンタエリスリトール2の加熱用に
ヒータ6を内蔵して通常のアイロンと略同様な扱いがで
きるようにしているが、加熱手段として、例えばヒータ
を内蔵せずに外部の加熱板上にアイロンを置いてペンタ
エリスリト−/しに加熱しても全く同様の効果が得られ
ることはいうまでもない、。
以上述べてきたペンタエリスリトール2のアイロン用材
料としての特長をまとめると次のとおりである。
(1)転移によって大きいエネルギーを内部に蓄えるこ
とができる。
(2)転移によって蓄えられたエネルギーを放出する温
度がスチーム発生に適した温度である。
(3)転移時の体積変化が小さく、固体であるため蒸発
による重量目減りがなく、収納室の設計が容易である。
(4)比熱によって定まる蓄熱量が大きい。
(5)無毒、無臭で安全性にすぐれている。
(6)吸湿性がなく、空気中で安定であり、長期使用に
おける劣化が小さい。
(7)樹脂原料あるいは樹脂可塑剤として工業的に多く
使用されているため、入手しやすく低価格である。
発明の効果 以上のように本発明(d、ベースに形成した収納室ニペ
ンタエリスl) )−ルを収容してベースの温度低下を
抑制するため、アイロンの操作時の電源コードを不要に
して操作性を向上させ、電源コンセントから離れた場所
で使用を可能にするとともに、従来にない長時間放熱と
スチーム発生にも耐え得る放熱能力を持つアイロンを提
供することができ、その効果は大なるものである1、
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例における一部切欠断面図である。 1・・・・・ベース、2・・・ペンタエリスリトール、
3・・・・収納室、5・・・・ヒータ、13・・・・・
・電源プラグ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 0)ベースに形成した収納室に、ベースの温度低下を抑
    制するペンタエリスリトールを設けたアイロン。 (2)ベースKHペンタエリスリトールの加熱手段を備
    えた特許請求の範囲第1項記載のアイロン。
JP4625183A 1983-03-18 1983-03-18 アイロン Granted JPS59171598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4625183A JPS59171598A (ja) 1983-03-18 1983-03-18 アイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4625183A JPS59171598A (ja) 1983-03-18 1983-03-18 アイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171598A true JPS59171598A (ja) 1984-09-28
JPS6242640B2 JPS6242640B2 (ja) 1987-09-09

Family

ID=12741943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4625183A Granted JPS59171598A (ja) 1983-03-18 1983-03-18 アイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59171598A (ja)

Cited By (4)

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JPS61196999A (ja) * 1985-02-27 1986-09-01 松下電器産業株式会社 アイロン
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6242640B2 (ja) 1987-09-09

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