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JPS59106392A - 自動二輪車におけるギヤケースのブリーザ装置 - Google Patents

自動二輪車におけるギヤケースのブリーザ装置

Info

Publication number
JPS59106392A
JPS59106392A JP21635782A JP21635782A JPS59106392A JP S59106392 A JPS59106392 A JP S59106392A JP 21635782 A JP21635782 A JP 21635782A JP 21635782 A JP21635782 A JP 21635782A JP S59106392 A JPS59106392 A JP S59106392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
passage
chamber
breather
breather passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21635782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6226959B2 (ja
Inventor
高橋 宏豪
関口 隆弘
秀明 瀬上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP21635782A priority Critical patent/JPS59106392A/ja
Publication of JPS59106392A publication Critical patent/JPS59106392A/ja
Publication of JPS6226959B2 publication Critical patent/JPS6226959B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車におけるシャフトドライブ式動力伝
達機構のギヤケースのブリーザ装置に関するものである
一般に自動二輪車におけるシャフトドライブ式動力伝達
装置では、エンジンに連動されるプロペラ軸の後端に一
体に設けられる駆動ベベルギヤを、リヤフォークに軸架
されて後車輪に連動される被動ベベルギヤに噛合させて
エンジンの回転を後車輪に伝達するように構成されてお
り1.駆動および被動ベベルギヤは、リヤフォークの一
側に設けられるギヤボックス内の密封状ギヤ室に収納さ
れ、該室内に封入される潤滑オイルによって潤滑される
ようになっているが、前記駆動および被動ベベルギヤの
回転、特にそれらの高回転時の空気抵抗を少なくするた
めに前記ギヤボックスには、ギヤ室の呼吸用ブリーザ装
置を設ける必要がある。
そこで本発明は前記ギヤ室の呼吸作用が促進されるよう
にした、構成簡単な自動二輪車におけるギヤケースのブ
リーザ装置を提供することを主な目的とするもので、エ
ンジンに連なるプロペラ軸と一体の駆動ベベルギヤとり
ャフォークに回転自在に軸架されて後車輪に連動される
被動ベベルギヤとを噛合させ、前記駆動および被動ベベ
ルギヤをリヤフォークに設けられるギヤケースのギヤ室
に収納し、前記ギヤケースの壁面には前記ギヤ室内を外
気に連通ずる主プリーザ通路、および前記ギヤ室を主プ
リーザ通路の途中に連通する補助ブリーザ通路を形成し
、前記補助ブリーザ通路の途中に、前記被動ベベルギヤ
の位置決め用シム板を以て狭窄路を形成するようにして
いる。
却下、第1〜4図により本発明の第1実施例について説
明する。
第1図において、自動二輪車の車体フレームFにはV型
エンジンEが横置き(そのクランク軸1が車体フレーム
Fの縦方向と直交する方向)に搭載される。前記エンジ
ンEに連なるプロペラ軸2は、車体フレームFに上下に
揺動自在に軸支されるリヤフォーク3内を縦走して車体
フレームFの前後方向にのびている。
第2図に示すように前記プロペラ軸2の後端部はポール
軸受4を介してリヤフォーク3に回転自在に支承されて
おり、その後端に駆動ベベルギヤ11が一体に設けられ
る。
一方リャフォーク3に横架した車軸5にはボール軸受6
,7を介して後車輪Wが回転自在に支承されている。こ
の後車輪Wはリヤフォーク3にボール軸受8,9を介し
て回転自在に支承される中空伝動軸10に連結されてい
る。前記中空伝動軸10は前記車軸5を貫通して該車軸
5と同心状に配置され、その外周に被動ベベルギヤ12
がスプライン結合されている。前記被動ベベルギヤ12
は、前記プロペラ軸2と一体の前記駆動ベベルギヤ11
と噛合されている。したがってエンジンEの運転により
プロペラ軸2が回転されると、この回転は駆動ベベルギ
ヤ11、被動ベベルギヤ12を介して中空伝動軸10に
伝達され、該軸10に連結される後車輪Wを駆動するこ
とができる。
前記駆動および被動ベベルギヤ11.12はりャフォー
ク3の一側にそれと一体に設けられるギヤケース13内
に収容されている。前記ギヤケース13内のギヤ室C′
は油密に形成され、該ギヤ室Cの、後車輪W側開口部お
よびプロペラ軸2側開口部は何れもオイルシール14,
15によってシールされSその内部援は適量の潤滑オイ
ル0が封入されている。
前記ギヤケース13の壁面には、ギヤ室Cを呼吸させる
ためのブリーザ装置Bが設けられる。次にこの装置Hの
構成について説明すると、前記ギヤケース13壁面には
ギヤ室Cと外気とを連通ずる主プリーザ通路16、およ
びこの主プリーザ通路16とギヤ室Cとを連通ずる補助
ブリーザ通路17とが形成されている。前記主プリーザ
通路16はギヤケース13の壁面に略鉛直に穿設され、
その下端はギヤ室C内の被動ベベルギヤ12とボール軸
受8間に開口される。またその上端は外気に開放され、
そこにプリーザキャップ19が螺着されている。ブリー
ザキャップ19は雨水、塵埃等が主ブリーザ通路16内
に浸入するのを防止する。
また補助ブリーザ通路17はギヤケース13の土壁から
内壁に亘って屈曲形成され、その下端は前記ポール軸受
9のインナレース9iとアウタレース900間隙を通っ
てギヤ室C内に連通され、またその上端は、前記主プリ
ーザ通路16の途中に略直交して連通されている。第4
図に示すようにボール軸受9のインナレース9tと、被
動ベベルギヤ12の裏面間には、該被動ベベルギヤ12
の位置決め用の環状シム板20が介在され、このシム板
20は前記インナレース9iの外径よりも大径に形成さ
れ、その外周部はインナレース9iとアウタレース90
間に突出している。而して前記インナレース9iとアウ
タレース90間の間隙は、前記補助ブリーザ通路17の
一部になっているので、前記シム板20とアウタレース
90とによって補助ブリーザ通路17の狭窄路17αを
形成している。而して前記狭窄路1γαの間の間隙ΔX
はインナレース9iとアウタレース900間の間隙Xの
約+(例えばX= 6g、ΔX=2g)  に設定する
のが好ましい。
また前記補助ブリーザ通路1γの、前記狭窄路171Z
よりも下流側には第1.第2膨張室〃l 。
D2が形成される。すなわち前記ボール軸受9とれ、ま
た該室D1 よりも下流側において補助ブリーザ通路1
7の途中には第2膨張室D2が形成されており、狭窄路
17αを通った潤滑オイルを混入した空気は第1膨張室
I)1、さらに第2膨張室D2内で段階的に膨張され潤
滑オイルが効率よく分離される。
次に本発明の第1実施例の作用について説明すると、い
ま自動二輪車を走行すべくエンジンEを駆動すると、プ
ロペラ軸2が回転され、この回転は駆動ベベルギヤ11
、被動ベベルギヤ12および中空の伝動軸10を介して
後車輪Wに伝達される。
ギヤ室Cは、駆動および被動ベベルギヤ11゜120回
転による圧力変動により後述するように主プリーザ通路
16および補助ブリーザ通路17を介して呼吸作用が行
われるが、この場合補助ブリーザ通路17を流れる空気
は、その途中に形成される前記狭窄路17.zを通過し
て絞られたのち第1.第2膨張室り、、D2内に流入し
て段階的に膨張され、その際に補助ブリーザ通路17を
流れる空気中に混在する潤滑オイルが能率よく分離され
、空気のみが主プリーザ通路16へ流れ、該通路16の
潤滑オイル油膜による閉塞を防止して該路16内の空気
の流れを良好にし、ギヤ室Cの呼吸作用を能率よ(行う
第5図には本発明の第2実施例が示される。この実施例
ではボール軸受9のアウタレース90とギヤケース13
間に被動ベベルギヤ12の位置決め用環状のシム板20
′を挾持させ、該シム板21の内径をアウタレース90
0”)i′内径よりも小径にしてその内周部をインナレ
ー、に一9iとアウタレース90間に突出させて補助ブ
リーザ通路11に狭窄路17′aを形成するようにした
もので、他の構成は前記第1実施例と同じである。
第6図には本発明の第3実施例が示される。この第3実
施例は、被動ベベルギヤ12の背面とボール軸受9のイ
ンナレース9i間に、該ギヤ12の位置決め用の環状の
第1シム板22が挾持されるとともに前記ボール軸受9
のアウタレース90とギヤケース13間には環状の第2
シム板23の外周部が挾持される。この第2シム板23
はオイルシール15に向って下向きに傾斜する傾斜面2
3αを備えており、その内周部はオイルシール15内に
進入してその内周縁が該オイルシール15のリップ片1
5.2と重合させる。前記第1ンム板22の外径は、ボ
ール軸受9のインナレース9iの外径に等しいか、もし
くはそれよりも小径に形成されるが、一方第27ム板2
3の内周縁は、オイルシール15のリップ片15αと協
働して、補助ブリーザ通路17の狭窄路17(Zを形成
している。
またこの第3実施例では第2シム板23の傾斜面23a
は、ギヤ室C内の潤滑オイルが遠心力をうけて半径方向
外方へ飛散するのを遮ぎるので、潤滑オイル飛沫が補助
ブリーザ通路17へ浸入するのを防止できる。
以上の実施例により明らかなように本発明によれば、互
いに噛合される駆動および被動ベベルギヤを収納したギ
ヤケースの壁面に、該ケース内のギヤ室を外気に連通す
る主ブリーザ通路、およびギヤ室を主ブリーザ通路の途
中に連通ずる補助ブリーザ通路を形成し、前記ブリーザ
通路の途中には、被動ベベルギヤの位置決め用シム板に
より狭窄路を形成するとと眼にその下流側に膨張室を形
成したので、空気は狭窄路で絞られた後、膨張室に流入
し、その際に、空気中に混在する潤滑オイルを効率よく
分離して空気のみを主ブリーザ通路へ流入させ該通路内
の空気の流れを促進してギヤ室の呼吸作用を効率よく行
うことができ、ギヤ室内の封入空気による駆動および被
動ベベルギヤの回転抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の第1実施例を示すもので、第1図
は本発明装置を備えた自動二輪車の側面図、第2図は、
第1図■−■線に沿う拡大横断面図、第3図は第1図1
1.1−m線に沿う拡大縦断面図、第4図は第3図ゐ部
分拡大図、第5図は本発明の第2実施例を示す部分断面
図、第6図は本発明の第3実施例を示す部分断面図であ
る。 C“・・・ギヤ室、D、、D2・・・第1.第2膨張室
、L・・・エンジン、tV・・・後車輪 2・・・プロペラ軸、3・・・リヤフォーク、11.1
2・・・駆動、被動ベベルギヤ、13・・ギヤケース、
16.17・・・主、補助ブリーザ通路、17α・・・
狭窄路、21・・・シム板、22 、23・・・第1.
第2シム板 特許出願人 本田技研工業株式会社 第4図 第3図 9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンに連なるプロペラ軸と一体の駆動ベベルギヤと
    りャフォークに回転自在に軸架されて後車輪に連動され
    る被動ベベルギヤとを噛合させ、前記駆動および被動ベ
    ベルギヤをリヤフォークに設けられるギヤケースのギヤ
    室に収納し、前記ギヤケースの壁面には前記ギヤ室内を
    外気に連通する主ブリーザ通路、および前記ギヤ室を主
    ブリーザ通路の途中に連通ずる補助ブリーザ通路を形成
    し、前記補助ブリーザ通路の途中に、前記被動ベベルギ
    ヤの位置決め用シム板を以て狭窄路を形成するとともに
    その下流側に膨張室を形成したことを特徴とする自動二
    輪車におけるギヤケースのブリーザ装置。
JP21635782A 1982-12-10 1982-12-10 自動二輪車におけるギヤケースのブリーザ装置 Granted JPS59106392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21635782A JPS59106392A (ja) 1982-12-10 1982-12-10 自動二輪車におけるギヤケースのブリーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21635782A JPS59106392A (ja) 1982-12-10 1982-12-10 自動二輪車におけるギヤケースのブリーザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59106392A true JPS59106392A (ja) 1984-06-20
JPS6226959B2 JPS6226959B2 (ja) 1987-06-11

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ID=16687287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21635782A Granted JPS59106392A (ja) 1982-12-10 1982-12-10 自動二輪車におけるギヤケースのブリーザ装置

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JP (1) JPS59106392A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4864790B2 (ja) 2007-03-29 2012-02-01 本田技研工業株式会社 シャフトドライブ式駆動装置のブリーザ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6226959B2 (ja) 1987-06-11

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