JPS5823956B2 - インサツハイセンバン - Google Patents
インサツハイセンバンInfo
- Publication number
- JPS5823956B2 JPS5823956B2 JP50149761A JP14976175A JPS5823956B2 JP S5823956 B2 JPS5823956 B2 JP S5823956B2 JP 50149761 A JP50149761 A JP 50149761A JP 14976175 A JP14976175 A JP 14976175A JP S5823956 B2 JPS5823956 B2 JP S5823956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- soldering
- electrodes
- conductor layer
- insulating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成樹脂系の積層板に形成した導体層。
にリード線を有しないチップ状の電気部品の電極、半導
体、集積回路等の電気部品のリード線を接合するように
構成した印刷配線板に関するものであり、その目的とす
るところは導体層や電極を銀粉−樹脂系のもので構成し
た場合における銀を含む導体層及び半田に対して銀が移
行するような不都合をなくし、かつリード線の有無にか
かわらず積層板への両面へ高密度に電気部品を実装可能
な印刷配線板を提供することにある。
体、集積回路等の電気部品のリード線を接合するように
構成した印刷配線板に関するものであり、その目的とす
るところは導体層や電極を銀粉−樹脂系のもので構成し
た場合における銀を含む導体層及び半田に対して銀が移
行するような不都合をなくし、かつリード線の有無にか
かわらず積層板への両面へ高密度に電気部品を実装可能
な印刷配線板を提供することにある。
一般に合成樹脂系の積層板に回路パターンを構成する導
体箔を形成することによって印刷配線板を構成し、この
印刷配線板の導体箔に磁気コンデンサ等のようにリード
線を有しないチップ状の電気部品の電極を取付けた場合
には、電気部品と合成樹脂系積層板の熱膨張係数が大き
く違うために両者間に差動応力が発生し、使用時にこの
差動応力によって電気部品の電極と印刷配線板の導体箔
との接合が外れるという不都合があった。
体箔を形成することによって印刷配線板を構成し、この
印刷配線板の導体箔に磁気コンデンサ等のようにリード
線を有しないチップ状の電気部品の電極を取付けた場合
には、電気部品と合成樹脂系積層板の熱膨張係数が大き
く違うために両者間に差動応力が発生し、使用時にこの
差動応力によって電気部品の電極と印刷配線板の導体箔
との接合が外れるという不都合があった。
したがって従来の構成では両面に電子部品を実装しよう
とするときのように長時間熱が加わったりすれば、上記
差動応力が大きく働き、基板自体がそったり、電子部品
が脱落したりする恐れもあり、両面実装は不可能とされ
ていた。
とするときのように長時間熱が加わったりすれば、上記
差動応力が大きく働き、基板自体がそったり、電子部品
が脱落したりする恐れもあり、両面実装は不可能とされ
ていた。
また、リード線を有しないチップ状の電気部品の電極と
して銀端子を使用したり、電気部品と印刷配線板の接合
に銀粉−樹脂系の導電性接着剤、銀入り半田等を使用し
た場合には銀の移行が問題となり、電気的に良好な電気
部品と印刷配線板との接合ができなくなるという不都合
があった。
して銀端子を使用したり、電気部品と印刷配線板の接合
に銀粉−樹脂系の導電性接着剤、銀入り半田等を使用し
た場合には銀の移行が問題となり、電気的に良好な電気
部品と印刷配線板との接合ができなくなるという不都合
があった。
本発明はこのような欠点を解消するものであり、以下、
本発明の印刷配線板について実施例の図面と共に説明す
る。
本発明の印刷配線板について実施例の図面と共に説明す
る。
図において、1は合成樹脂系の積層板であり、紙基板に
フェノール樹脂を積層することによって構成されている
。
フェノール樹脂を積層することによって構成されている
。
2は前記合成樹脂系積層板1に形成した透孔であり、そ
の孔壁及び前記合成樹脂積層板1の両面には可撓性エポ
キシ樹脂による絶縁層3が形成されている。
の孔壁及び前記合成樹脂積層板1の両面には可撓性エポ
キシ樹脂による絶縁層3が形成されている。
この絶縁層3はたとえばスリー上4社製のエポキシ樹脂
320番にドデジルアミン0.3部を添加したものであ
り、これを前記合成樹脂系積層板1の透孔2の孔壁及び
内面に対して浸漬法又はスクリーン印刷法等の方法によ
って塗布し、その後120℃30分の雰囲気条件で硬化
させることによって構成されるものである。
320番にドデジルアミン0.3部を添加したものであ
り、これを前記合成樹脂系積層板1の透孔2の孔壁及び
内面に対して浸漬法又はスクリーン印刷法等の方法によ
って塗布し、その後120℃30分の雰囲気条件で硬化
させることによって構成されるものである。
4は前記合成樹脂系積層板1の透孔2の孔壁及び両面に
形成した絶縁層3に対して選択的に形成された導体層で
あり、前記透孔2の孔壁及び前記積層板10両面の任意
箇所以外の部分にめっきレズストを印刷しておき化学め
っき又は電気めっき法によって形成したり、前記絶縁層
3に対して一様に設けためつき層に工′ノチングレジス
トを使用して選択的にエツチングすることによって形成
されるものである。
形成した絶縁層3に対して選択的に形成された導体層で
あり、前記透孔2の孔壁及び前記積層板10両面の任意
箇所以外の部分にめっきレズストを印刷しておき化学め
っき又は電気めっき法によって形成したり、前記絶縁層
3に対して一様に設けためつき層に工′ノチングレジス
トを使用して選択的にエツチングすることによって形成
されるものである。
5はリード線を有しないチップ状の電気部品であり、そ
の電極6が前記積層板1の上面における導体層4に対し
て導電性接着剤7によって接合されることによって実装
されている。
の電極6が前記積層板1の上面における導体層4に対し
て導電性接着剤7によって接合されることによって実装
されている。
8はリード線を有しないチップ状の電気部品であり、予
じめ接着剤9によって積層板1の下面に取付けられてお
り、その電極10が前記積層板1の下面における導体層
4に半田11によって接合されることにより実装されて
いる。
じめ接着剤9によって積層板1の下面に取付けられてお
り、その電極10が前記積層板1の下面における導体層
4に半田11によって接合されることにより実装されて
いる。
12は半導体集積回路等の電気部品であり、そのリード
線13が前記積層板1に設けた片面にのみ導体層4を有
する透孔2に挿入され、260℃5〜15秒で半田11
によって接合されることによって実装されている。
線13が前記積層板1に設けた片面にのみ導体層4を有
する透孔2に挿入され、260℃5〜15秒で半田11
によって接合されることによって実装されている。
ここに、上記積層板1の下面に配置されるリード線を有
しないチ゛ノブ状の電気部品8、及び上記積層板1の上
面に配置されてそのリード線13が透孔2を通して下面
に突出される電気部品12は半田11によつ工同時に上
記の積層板に実装される。
しないチ゛ノブ状の電気部品8、及び上記積層板1の上
面に配置されてそのリード線13が透孔2を通して下面
に突出される電気部品12は半田11によつ工同時に上
記の積層板に実装される。
一方、前記積層板1の上面に配置したリード線を有しな
いチップ状の電気部品5は上記電気部品8,12が半田
によって取付けられる際の臓によって導電性接着剤7が
加熱され、これにより実装されるべきである。
いチップ状の電気部品5は上記電気部品8,12が半田
によって取付けられる際の臓によって導電性接着剤7が
加熱され、これにより実装されるべきである。
このような構成の印刷配線板では40℃、90〜95%
PHの高温高湿条件にて直流100Vを印加したが銀導
体、銀入り半田、銀電極などによって発生する銀の移行
は1000時間以上発生しなかった。
PHの高温高湿条件にて直流100Vを印加したが銀導
体、銀入り半田、銀電極などによって発生する銀の移行
は1000時間以上発生しなかった。
又電子部品として100V0.1μFの磁気コンデンサ
を実装し一55〜125℃のサイクルでの熱衝撃テスト
を100回繰り返したが導体層3の断線、電子部品の脱
落は皆無であった。
を実装し一55〜125℃のサイクルでの熱衝撃テスト
を100回繰り返したが導体層3の断線、電子部品の脱
落は皆無であった。
以上のように本発明によれば、合成樹脂系の積層板に形
成した透孔の孔壁及び前記積層板の両面に可撓性エポキ
シ樹脂の絶縁層が形成され、その絶縁層上に導体層が形
成されているので、これに取付けられる電気部品の電極
が鎖端子であったり、導体層が銀−樹脂のものであった
り、接合用の導電性接着剤が銀−樹脂系のものが銀入り
半田であっても銀の移行がないのであり、リード線を有
しないチップ状の電気部品と合成樹脂系積層板との間に
生ずる差動応力をも緩和でき電気部品の電極と合成樹脂
系積層板に形成した導体層との接合も外れるような不都
合がなくなるものである。
成した透孔の孔壁及び前記積層板の両面に可撓性エポキ
シ樹脂の絶縁層が形成され、その絶縁層上に導体層が形
成されているので、これに取付けられる電気部品の電極
が鎖端子であったり、導体層が銀−樹脂のものであった
り、接合用の導電性接着剤が銀−樹脂系のものが銀入り
半田であっても銀の移行がないのであり、リード線を有
しないチップ状の電気部品と合成樹脂系積層板との間に
生ずる差動応力をも緩和でき電気部品の電極と合成樹脂
系積層板に形成した導体層との接合も外れるような不都
合がなくなるものである。
しかも、この絶縁層は合成樹脂系積層板の透孔部分にも
形成されているので、その部分に設けた導体層の断線を
防止することができるものである。
形成されているので、その部分に設けた導体層の断線を
防止することができるものである。
したがって積層板の上面側の導体層に導電性接着剤を介
して電気部品の電極を配設すれば、下面側を半田付けす
る工程で、その熱により前記導電性接着剤が硬化するの
で、上・下面同時に端子等の接合が完成し、容易に両面
実装の印刷配線板が得られ、その工業的な効果は犬なる
ものである。
して電気部品の電極を配設すれば、下面側を半田付けす
る工程で、その熱により前記導電性接着剤が硬化するの
で、上・下面同時に端子等の接合が完成し、容易に両面
実装の印刷配線板が得られ、その工業的な効果は犬なる
ものである。
図面は本発明の印刷配線板の一構成例を示す断面図であ
る。 1・・・・・・合成樹脂系積層板、2・・・・・・透孔
、3・・・・・・絶縁層、4・・・・・・導体層、5.
8.12・・・・・・電気部、6.10・・・・・・電
極、7・・・・・・導電性接着剤、9・・・・・・接着
剤、13・・・・・・リード線。
る。 1・・・・・・合成樹脂系積層板、2・・・・・・透孔
、3・・・・・・絶縁層、4・・・・・・導体層、5.
8.12・・・・・・電気部、6.10・・・・・・電
極、7・・・・・・導電性接着剤、9・・・・・・接着
剤、13・・・・・・リード線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂系の積層板の透孔の孔壁及びこの積層板の
両面に設けた可撓性エポキシ樹脂の絶縁層と、前記積層
板の両面の絶縁層の表面にそれぞれ設けたパターン状の
導体層と、透孔を挿通して積層板の下面に突出したリー
ド線を半田付けして取り付けたリード線付電子部品と、
このリード線付電子部品の半田付は時に積層板の下面の
導体層に電極を直接半田付けして取り付けたチ゛ノブ状
の電気部品と、前記半田付は時の熱により積層板の上面
の導体層上に配した導電性接着剤を硬化させて電極を固
着したチップ状の電気部品とを有し、前記絶縁層により
電極や導電性接着剤中の銀が移行。 しないようになし、かつ半田付は時の熱で積層板が変形
しないように構成したことを特徴とする印刷配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50149761A JPS5823956B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | インサツハイセンバン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50149761A JPS5823956B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | インサツハイセンバン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5272469A JPS5272469A (en) | 1977-06-16 |
JPS5823956B2 true JPS5823956B2 (ja) | 1983-05-18 |
Family
ID=15482155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50149761A Expired JPS5823956B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | インサツハイセンバン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823956B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5476975A (en) * | 1977-11-30 | 1979-06-20 | Sanyo Electric Co | Soldering method |
JPS54128161U (ja) * | 1978-02-28 | 1979-09-06 | ||
JPS57128994A (en) * | 1981-02-02 | 1982-08-10 | Nippon Electric Co | Lsi mounting structure |
JPS5810892A (ja) * | 1981-07-14 | 1983-01-21 | 富士通株式会社 | プリント板版数管理方式 |
JPS5821896A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | ソニー株式会社 | 電子部品の実装方法 |
-
1975
- 1975-12-15 JP JP50149761A patent/JPS5823956B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5272469A (en) | 1977-06-16 |
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