JPH1181756A - スライドカバーの錠装置 - Google Patents
スライドカバーの錠装置Info
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- JPH1181756A JPH1181756A JP24529397A JP24529397A JPH1181756A JP H1181756 A JPH1181756 A JP H1181756A JP 24529397 A JP24529397 A JP 24529397A JP 24529397 A JP24529397 A JP 24529397A JP H1181756 A JPH1181756 A JP H1181756A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 12
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネルに設けた施錠装置を開閉可能に被覆す
るスライドカバーに錠装置を設けた二重施錠装置では、
施錠,解錠操作に手間がかかる。 【解決手段】 パネルDの施錠装置5の位置に開口7を
有するカバーベース2を固着し、カバーベース2に、開
口7を開閉するスライドカバー1を施錠する錠前16を
設け、スライドカバー1の先端部に被係止部12を設
け、錠前16のロータ17に固着されるロックプレート
19に、係合段部20と、被係止部12に係脱可能な施
錠アーム21を設け、カバーベース2に枢着されたロッ
クストッパ26に、閉鎖するスライドカバー1に押され
る閉鎖感知部28と、閉鎖感知部28が押されたときに
係合段部20に係合する係合突起27を設けた。
るスライドカバーに錠装置を設けた二重施錠装置では、
施錠,解錠操作に手間がかかる。 【解決手段】 パネルDの施錠装置5の位置に開口7を
有するカバーベース2を固着し、カバーベース2に、開
口7を開閉するスライドカバー1を施錠する錠前16を
設け、スライドカバー1の先端部に被係止部12を設
け、錠前16のロータ17に固着されるロックプレート
19に、係合段部20と、被係止部12に係脱可能な施
錠アーム21を設け、カバーベース2に枢着されたロッ
クストッパ26に、閉鎖するスライドカバー1に押され
る閉鎖感知部28と、閉鎖感知部28が押されたときに
係合段部20に係合する係合突起27を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動販売機
のドアパネルに設けられた施錠装置などの防盗性を高め
るために、施錠装置などの表面を開閉するスライドカバ
ーを閉鎖時に施錠,解錠するスライドカバーの錠装置に
関する。
のドアパネルに設けられた施錠装置などの防盗性を高め
るために、施錠装置などの表面を開閉するスライドカバ
ーを閉鎖時に施錠,解錠するスライドカバーの錠装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機のドアパネルに設けられた施
錠装置は、管理人の所有する正規のキーで施錠,解錠す
ることができ、他人が勝手にドアパネルを開けて商品を
盗むことを防止している。然し、人通りの途絶えた夜間
を利用して、ピッキングツールを使用して不正解錠した
り、或いは、ドリルで施錠装置を穿孔,破壊してドアパ
ネルを強引に開ける悪質な盗難事故が発生することがあ
る。
錠装置は、管理人の所有する正規のキーで施錠,解錠す
ることができ、他人が勝手にドアパネルを開けて商品を
盗むことを防止している。然し、人通りの途絶えた夜間
を利用して、ピッキングツールを使用して不正解錠した
り、或いは、ドリルで施錠装置を穿孔,破壊してドアパ
ネルを強引に開ける悪質な盗難事故が発生することがあ
る。
【0003】不正解錠或いは施錠装置の破壊による盗難
事故を防止するために種々の方法が工夫され、施錠装置
をピッキングされ難い構造としたり、高硬度材を組み込
んで破壊され難い構造とする方法の他に、ドアパネルの
開扉を阻止する機構を別に設け、この機構に施錠装置を
設ける二重施錠方式や、施錠装置の表面にスライドカバ
ーを設け、このスライドカバーに施錠装置を設ける二重
施錠方式(特開平9−78898号公報参照)などがあ
る。
事故を防止するために種々の方法が工夫され、施錠装置
をピッキングされ難い構造としたり、高硬度材を組み込
んで破壊され難い構造とする方法の他に、ドアパネルの
開扉を阻止する機構を別に設け、この機構に施錠装置を
設ける二重施錠方式や、施錠装置の表面にスライドカバ
ーを設け、このスライドカバーに施錠装置を設ける二重
施錠方式(特開平9−78898号公報参照)などがあ
る。
【0004】上記の公報に記載の「防盗用カバー装置」
は、ドアパネルに装着された飛び出し型ハンドルとその
ハンドルに設けられた錠装置を全面被覆する位置に、開
口を有するベースを取り付け、ベースに摺動可能に設け
られ、開口を開閉するカバーボックスに錠前を設けたも
のである。カバーボックスは開口を閉鎖した状態で施錠
され、解錠により開口を開放する方向に移動可能にな
り、開口を通してハンドルの錠装置を解錠すると、ハン
ドルが前面に突出して回動操作が可能になり、ハンドル
を解錠方向にまわすと、ドアパネルを開くことができ
る。
は、ドアパネルに装着された飛び出し型ハンドルとその
ハンドルに設けられた錠装置を全面被覆する位置に、開
口を有するベースを取り付け、ベースに摺動可能に設け
られ、開口を開閉するカバーボックスに錠前を設けたも
のである。カバーボックスは開口を閉鎖した状態で施錠
され、解錠により開口を開放する方向に移動可能にな
り、開口を通してハンドルの錠装置を解錠すると、ハン
ドルが前面に突出して回動操作が可能になり、ハンドル
を解錠方向にまわすと、ドアパネルを開くことができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような二重施錠方
式では、ハンドルの錠装置を施錠した後に、カバーボッ
クスを閉鎖する手間と、カバーボックスを施錠操作する
手間が必要になるので、二重施錠方式でないものに比較
して施錠,解錠の手間が約2倍になり、煩わしくなる問
題がある。本発明は、かかる課題を解決することを目的
とし、施錠の手間が煩わしくないスライドカバーの錠装
置を提供するものである。
式では、ハンドルの錠装置を施錠した後に、カバーボッ
クスを閉鎖する手間と、カバーボックスを施錠操作する
手間が必要になるので、二重施錠方式でないものに比較
して施錠,解錠の手間が約2倍になり、煩わしくなる問
題がある。本発明は、かかる課題を解決することを目的
とし、施錠の手間が煩わしくないスライドカバーの錠装
置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスライドカバーの錠装置は、パネルに固着
されパネルを露出する開口を有するカバーベースに、上
記開口を開閉するスライドカバーを摺動可能に装着し、
上記開口を閉鎖した上記スライドカバーを施錠,解錠す
る錠装置において、上記スライドカバーの閉鎖側の先端
部の裏面に被係止部を設け、上記カバーベースに取り付
けられる錠前のロータの後端部に固着されるロックプレ
ートに、外周面に形成される係合段部と施錠方向に回動
したときに上記被係止部に係合する施錠アームを設ける
と共に、上記ロックプレートを施錠方向に付勢するロッ
クスプリングを設け、上記カバーベース内に枢着される
ロックストッパに閉鎖時の上記スライドカバーに押動さ
れる閉鎖感知部と、該閉鎖感知部が押動されたときに上
記係合段部との係合が解除される係合突起を設けると共
に、上記閉鎖感知部が上記スライドカバーに向けて突出
する方向に上記ロックストッパを回動付勢するストッパ
スプリングを設けたものである。
に、本発明のスライドカバーの錠装置は、パネルに固着
されパネルを露出する開口を有するカバーベースに、上
記開口を開閉するスライドカバーを摺動可能に装着し、
上記開口を閉鎖した上記スライドカバーを施錠,解錠す
る錠装置において、上記スライドカバーの閉鎖側の先端
部の裏面に被係止部を設け、上記カバーベースに取り付
けられる錠前のロータの後端部に固着されるロックプレ
ートに、外周面に形成される係合段部と施錠方向に回動
したときに上記被係止部に係合する施錠アームを設ける
と共に、上記ロックプレートを施錠方向に付勢するロッ
クスプリングを設け、上記カバーベース内に枢着される
ロックストッパに閉鎖時の上記スライドカバーに押動さ
れる閉鎖感知部と、該閉鎖感知部が押動されたときに上
記係合段部との係合が解除される係合突起を設けると共
に、上記閉鎖感知部が上記スライドカバーに向けて突出
する方向に上記ロックストッパを回動付勢するストッパ
スプリングを設けたものである。
【0007】或いは、本発明のスライドカバーの錠装置
は、パネルに固着されパネルを露出する開口を有するカ
バーベースに、上記開口を開閉するスライドカバーを摺
動可能に装着し、上記開口を閉鎖した上記スライドカバ
ーを施錠,解錠する錠装置において、上記スライドカバ
ーの閉鎖側の先端部の裏面に被係止部を突設し、上記カ
バーベースに取り付けられる錠前のロータの後端部に固
着されるロックプレートに、円周方向に傾斜する円周傾
斜面と該円周傾斜面の両端にそれぞれつながる施錠面と
解錠面を設けたカム面を設け、上記カバーベースに挿入
されるロック部材の先端に、閉鎖時のスライドカバーの
上記被係止部に係合する係止面と、該係止面の反対側に
形成される傾斜面を設け、上記ロック部材を先端方向に
付勢するスプリングを設けると共に、該スプリングの付
勢により上記カム面に圧接する押動突起を上記ロック部
材に設けたものである。
は、パネルに固着されパネルを露出する開口を有するカ
バーベースに、上記開口を開閉するスライドカバーを摺
動可能に装着し、上記開口を閉鎖した上記スライドカバ
ーを施錠,解錠する錠装置において、上記スライドカバ
ーの閉鎖側の先端部の裏面に被係止部を突設し、上記カ
バーベースに取り付けられる錠前のロータの後端部に固
着されるロックプレートに、円周方向に傾斜する円周傾
斜面と該円周傾斜面の両端にそれぞれつながる施錠面と
解錠面を設けたカム面を設け、上記カバーベースに挿入
されるロック部材の先端に、閉鎖時のスライドカバーの
上記被係止部に係合する係止面と、該係止面の反対側に
形成される傾斜面を設け、上記ロック部材を先端方向に
付勢するスプリングを設けると共に、該スプリングの付
勢により上記カム面に圧接する押動突起を上記ロック部
材に設けたものである。
【0008】上記カバーベースとスライドカバーの摺動
面の一方に、上記スライドカバーの開閉方向に平行な開
放規制溝を設け、他方に設けた底付きの孔に鋼球と該鋼
球を上記開放規制溝に押圧する押圧スプリングを挿入す
ることができる。或いは、上記スライドカバーの裏面に
上記スライドカバーの開閉方向に平行なラックを設け、
上記カバーベースに一方向ダンパを設け、上記ラックに
噛合するピニオンの軸を上記一方向ダンパに固着するこ
とにより、上記スライドカバーの閉鎖方向移動を開放方
向移動よりも軽くすることができる。
面の一方に、上記スライドカバーの開閉方向に平行な開
放規制溝を設け、他方に設けた底付きの孔に鋼球と該鋼
球を上記開放規制溝に押圧する押圧スプリングを挿入す
ることができる。或いは、上記スライドカバーの裏面に
上記スライドカバーの開閉方向に平行なラックを設け、
上記カバーベースに一方向ダンパを設け、上記ラックに
噛合するピニオンの軸を上記一方向ダンパに固着するこ
とにより、上記スライドカバーの閉鎖方向移動を開放方
向移動よりも軽くすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明すると、図1〜図11は本発明の第1実
施例を示し、図1はスライドカバーが開放状態にあると
きのスライドカバーの錠装置の斜視図、図2は図1の正
面図、図3は図1の側面図、図4は図1の背面図であ
る。図1に示すように、スライドカバー1はカバーベー
ス2に摺動可能に装着され、カバーベース2はドアパネ
ルDの飛び出し型ハンドル3の位置に設けられる。
を参照して説明すると、図1〜図11は本発明の第1実
施例を示し、図1はスライドカバーが開放状態にあると
きのスライドカバーの錠装置の斜視図、図2は図1の正
面図、図3は図1の側面図、図4は図1の背面図であ
る。図1に示すように、スライドカバー1はカバーベー
ス2に摺動可能に装着され、カバーベース2はドアパネ
ルDの飛び出し型ハンドル3の位置に設けられる。
【0010】施錠中の飛び出し型ハンドル3は、ドアパ
ネルDに設けられたハンドルケース4(図5参照)の前
面に形成されたハンドル収容凹部に没入しているが、ハ
ンドル3に設けられたシリンダ錠5の鍵孔6(図1参
照)にキーを挿入して解錠すると、ハンドル3が突出し
(図5参照)、回動操作可能になる。ハンドル3を回動
操作すると、ドアパネルDと販売機本体のケースとのロ
ックが解除され開扉可能になる。
ネルDに設けられたハンドルケース4(図5参照)の前
面に形成されたハンドル収容凹部に没入しているが、ハ
ンドル3に設けられたシリンダ錠5の鍵孔6(図1参
照)にキーを挿入して解錠すると、ハンドル3が突出し
(図5参照)、回動操作可能になる。ハンドル3を回動
操作すると、ドアパネルDと販売機本体のケースとのロ
ックが解除され開扉可能になる。
【0011】カバーベース2は、矩形状の輪郭を有する
板状に形成され、中央部に矩形状の大きな開口7が設け
られ、開口7の両側内面に案内レール8が設けられ、開
口7の上方に肉厚部分9が形成され、開口7の下方にス
トッパ10が突設される(図1,図2,図5参照)。カ
バーベース2の裏面に突出する複数のボルト11が、ド
アパネルDに穿設された孔に挿通され、ドアパネルDの
内側からナットで緊締されて、カバーベース2がドアパ
ネルDに固着され、開口7よりハンドル3が露出する。
板状に形成され、中央部に矩形状の大きな開口7が設け
られ、開口7の両側内面に案内レール8が設けられ、開
口7の上方に肉厚部分9が形成され、開口7の下方にス
トッパ10が突設される(図1,図2,図5参照)。カ
バーベース2の裏面に突出する複数のボルト11が、ド
アパネルDに穿設された孔に挿通され、ドアパネルDの
内側からナットで緊締されて、カバーベース2がドアパ
ネルDに固着され、開口7よりハンドル3が露出する。
【0012】案内レール8に摺動可能に装着されるスラ
イドカバー1は、スライドカバー1の閉鎖方向の先端部
(図4において上端部)の裏面に軸形状の被係止部12
が突出し、全開したときにカバーベース2のストッパ1
0に当接する全開量規制用の突起13が設けられる(図
4参照)。スライドカバー1の横幅はカバーベース2の
横幅とほぼ同一であり(図1参照)、スライドカバー1
の閉鎖方向の先端部(図1において上側)は、カバーベ
ース2の厚肉部分9の裏側に形成された凹部14(図5
参照)に挿入されるようにするため、両側端に切欠部1
5が設けられている(図1参照)。
イドカバー1は、スライドカバー1の閉鎖方向の先端部
(図4において上端部)の裏面に軸形状の被係止部12
が突出し、全開したときにカバーベース2のストッパ1
0に当接する全開量規制用の突起13が設けられる(図
4参照)。スライドカバー1の横幅はカバーベース2の
横幅とほぼ同一であり(図1参照)、スライドカバー1
の閉鎖方向の先端部(図1において上側)は、カバーベ
ース2の厚肉部分9の裏側に形成された凹部14(図5
参照)に挿入されるようにするため、両側端に切欠部1
5が設けられている(図1参照)。
【0013】カバーベース2の厚肉部分9に、キーのマ
グネットによりロータ17が回動可能になる錠前16が
挿入,固着され、錠前16のロータ17の後端部は、厚
肉部分9の裏面に形成されたは凹部18より突出し、こ
の後端部にロックプレート19の中央部が固着される
(図4,図5参照)。ロックプレート19の略円形の外
周面には、係合段部20,施錠アーム21,ばね支持突
起22が形成される。
グネットによりロータ17が回動可能になる錠前16が
挿入,固着され、錠前16のロータ17の後端部は、厚
肉部分9の裏面に形成されたは凹部18より突出し、こ
の後端部にロックプレート19の中央部が固着される
(図4,図5参照)。ロックプレート19の略円形の外
周面には、係合段部20,施錠アーム21,ばね支持突
起22が形成される。
【0014】施錠アーム21の先端に屈曲した鉤状部2
1aが形成され、スライドカバー1が全閉位置にあると
きに鉤状部21aは被係止部12に係脱可能である。凹
部18の底面にばね支持軸23が立設され、ばね支持軸
23とばね支持突起22にロックスプリング24が張架
される。従って、ロックプレート19はロータ17を中
心として図4の時計方向に付勢される。
1aが形成され、スライドカバー1が全閉位置にあると
きに鉤状部21aは被係止部12に係脱可能である。凹
部18の底面にばね支持軸23が立設され、ばね支持軸
23とばね支持突起22にロックスプリング24が張架
される。従って、ロックプレート19はロータ17を中
心として図4の時計方向に付勢される。
【0015】図4において、ロックプレート19の左側
には、凹部18に立設される支軸25にロックストッパ
26が枢着される。ロックストッパ26には、ロックプ
レート19の係合段部20に係脱可能な係合突起27
と、閉鎖感知部28が設けられ、閉鎖感知部28と凹部
18の側壁面とに間にストッパスプリング50が挿入さ
れる。従って、ロックストッパ26は図4において反時
計方向に付勢され、閉鎖感知部28が開口7の方向に突
出している。
には、凹部18に立設される支軸25にロックストッパ
26が枢着される。ロックストッパ26には、ロックプ
レート19の係合段部20に係脱可能な係合突起27
と、閉鎖感知部28が設けられ、閉鎖感知部28と凹部
18の側壁面とに間にストッパスプリング50が挿入さ
れる。従って、ロックストッパ26は図4において反時
計方向に付勢され、閉鎖感知部28が開口7の方向に突
出している。
【0016】次に、以上のように構成されたスライドカ
バーの錠装置の作用を、施錠状態,解錠,開扉操作,閉
扉,施錠操作の順に説明する。施錠状態では、スライド
カバー1は開口7を全閉し、切欠部15が厚肉部分9の
下端面に当接している(図6,図8,図9参照)。錠前
16が施錠されているので、施錠角度にあるロックプレ
ート19は、施錠アーム21の鉤状部21aが被係止部
12に係合し(図7参照)、スライドカバー1は開放不
能である。ロックストッパ26は、スライドカバー1の
施錠方向の先端(上端)に閉鎖感知部28を押されて時
計方向に回動した位置にあり、係合突起27は係合段部
20から外れている(図7参照)。
バーの錠装置の作用を、施錠状態,解錠,開扉操作,閉
扉,施錠操作の順に説明する。施錠状態では、スライド
カバー1は開口7を全閉し、切欠部15が厚肉部分9の
下端面に当接している(図6,図8,図9参照)。錠前
16が施錠されているので、施錠角度にあるロックプレ
ート19は、施錠アーム21の鉤状部21aが被係止部
12に係合し(図7参照)、スライドカバー1は開放不
能である。ロックストッパ26は、スライドカバー1の
施錠方向の先端(上端)に閉鎖感知部28を押されて時
計方向に回動した位置にあり、係合突起27は係合段部
20から外れている(図7参照)。
【0017】こにような施錠状態において、キーKを錠
前16に装着すると、ロータ17が回動可能になり、キ
ーKを解錠方向に回動操作するとロックプレート19
が、ロックスプリング24の引張力に抗して図7におい
て反時計方向に回動し、施錠アーム21の鉤状部21a
が被係止部12から離脱してスライドカバー1が開放可
能になり(図4参照)、ロックストッパ26の閉扉感知
レバー28がスライドカバー1を押動してスライドカバ
ー1が僅かに開かれるが、係止突起27が下方に移動し
た係合段部20に係合するので、ロックストッパ26は
それ以上回動しない。
前16に装着すると、ロータ17が回動可能になり、キ
ーKを解錠方向に回動操作するとロックプレート19
が、ロックスプリング24の引張力に抗して図7におい
て反時計方向に回動し、施錠アーム21の鉤状部21a
が被係止部12から離脱してスライドカバー1が開放可
能になり(図4参照)、ロックストッパ26の閉扉感知
レバー28がスライドカバー1を押動してスライドカバ
ー1が僅かに開かれるが、係止突起27が下方に移動し
た係合段部20に係合するので、ロックストッパ26は
それ以上回動しない。
【0018】スライドカバー1を下方に全開すると、開
口7よりハンドル3が露出し(図1参照)、ハンドル3
のシリンダ錠5の鍵孔6にキーを挿入して解錠すると、
ハンドル3が回動操作可能な位置まで突出する(図5参
照)。ハンドル3を操作するとドアパネルDを開くこと
ができる。
口7よりハンドル3が露出し(図1参照)、ハンドル3
のシリンダ錠5の鍵孔6にキーを挿入して解錠すると、
ハンドル3が回動操作可能な位置まで突出する(図5参
照)。ハンドル3を操作するとドアパネルDを開くこと
ができる。
【0019】ドアパネルDを閉鎖した後にハンドル3を
押し込み施錠した後に、スライドカバー1を閉めると、
閉鎖感知部28を押されたロックストッパ26が時計方
向に回動し、ロックストッパ26の係合突起27が係合
段部20から外れ、ロックスプリング24の付勢力を受
けているロックプレート19が施錠方向に回動して、施
錠アーム21の鉤錠部21aが被係止部12に係合し、
スライドカバー1は施錠される(図7の状態に戻る)。
従って、スライドカバー1を閉めるだけでスライドカバ
ー1が施錠され、キーによる施錠操作を行う面倒がなく
なる。
押し込み施錠した後に、スライドカバー1を閉めると、
閉鎖感知部28を押されたロックストッパ26が時計方
向に回動し、ロックストッパ26の係合突起27が係合
段部20から外れ、ロックスプリング24の付勢力を受
けているロックプレート19が施錠方向に回動して、施
錠アーム21の鉤錠部21aが被係止部12に係合し、
スライドカバー1は施錠される(図7の状態に戻る)。
従って、スライドカバー1を閉めるだけでスライドカバ
ー1が施錠され、キーによる施錠操作を行う面倒がなく
なる。
【0020】以上の第1実施例では、マグネット形式の
錠前16を使用したが、シリンダ錠を使用してもよい。
又、閉鎖感知部28で僅かに押されたスライドカバー1
が自重で急激に落下するのを防止するために、スライド
カバー1とカバーベース2の摺動面の一方(本実施例で
はカバーベース2)に底付きの孔29を設け、底付きの
孔29に、鋼球30と、鋼球30を突出する方向に付勢
するスプリング31を挿入し(図10参照)、他方に
(本実施例ではスライドカバー1に)、全閉から僅かに
開扉するときに鋼球30が浅く係入する開放規制溝32
を有する(図4参照)自重落下防止機構を設けるとよ
い。
錠前16を使用したが、シリンダ錠を使用してもよい。
又、閉鎖感知部28で僅かに押されたスライドカバー1
が自重で急激に落下するのを防止するために、スライド
カバー1とカバーベース2の摺動面の一方(本実施例で
はカバーベース2)に底付きの孔29を設け、底付きの
孔29に、鋼球30と、鋼球30を突出する方向に付勢
するスプリング31を挿入し(図10参照)、他方に
(本実施例ではスライドカバー1に)、全閉から僅かに
開扉するときに鋼球30が浅く係入する開放規制溝32
を有する(図4参照)自重落下防止機構を設けるとよ
い。
【0021】スライドカバー1が全閉しているとき、鋼
球30は開放規制溝32の下端32aに位置しているた
め、キーKの解錠操作によってスライドカバー1は自重
で鋼球30が開放規制溝32の上端32bに位置するま
で移動することができる。このような自重落下防止機構
を設けた場合には、解錠操作により施錠アーム21の鉤
錠部21aが被係止部12から離脱して、スライドカバ
ー1が自重落下し、鋼球30が開放規制溝32の端部3
2bに到達したときに鋼球30が軽く係止され、スライ
ドカバー1が一時停止する。
球30は開放規制溝32の下端32aに位置しているた
め、キーKの解錠操作によってスライドカバー1は自重
で鋼球30が開放規制溝32の上端32bに位置するま
で移動することができる。このような自重落下防止機構
を設けた場合には、解錠操作により施錠アーム21の鉤
錠部21aが被係止部12から離脱して、スライドカバ
ー1が自重落下し、鋼球30が開放規制溝32の端部3
2bに到達したときに鋼球30が軽く係止され、スライ
ドカバー1が一時停止する。
【0022】スライドカバー1が一時停止する位置は、
図11に示すように、スライドカバー1が隙間Sだけ開
口した位置であり、この開口量によって解除が目視確認
されると共に、急激な落下による危険が防止される。一
時停止したスライドカバー1の上端を押さえると、鋼球
30が開放規制溝32の端部32aを乗り越えるので、
そのままスライドカバー1を全開することができる。
図11に示すように、スライドカバー1が隙間Sだけ開
口した位置であり、この開口量によって解除が目視確認
されると共に、急激な落下による危険が防止される。一
時停止したスライドカバー1の上端を押さえると、鋼球
30が開放規制溝32の端部32aを乗り越えるので、
そのままスライドカバー1を全開することができる。
【0023】図12〜図14は、本発明の第2実施例を
示す図面であり、第1実施例との相違点を説明すると、
ロックプレート19に代えてロックプレート33を設
け、ロックストッパ26に代えてロック部材34を設
け、被係止部12に代えて被係止部35を設けるもので
ある。なお、マグネット式の錠前16に代えてシリンダ
錠式の錠前36を使用しているが、第1,第2実施例の
何れも錠前16或いは36を選択して使用することがで
きる。
示す図面であり、第1実施例との相違点を説明すると、
ロックプレート19に代えてロックプレート33を設
け、ロックストッパ26に代えてロック部材34を設
け、被係止部12に代えて被係止部35を設けるもので
ある。なお、マグネット式の錠前16に代えてシリンダ
錠式の錠前36を使用しているが、第1,第2実施例の
何れも錠前16或いは36を選択して使用することがで
きる。
【0024】第2実施例のその他の部品は第1実施例の
ものと同一機能を有するので、第1実施例と同一符号を
付してその詳細説明を省略する。図13に示すように、
カバーベース2の厚肉部分9に錠前36を装着し、厚肉
部分9の裏面に突出する錠前36のロータ37にロック
プレート33の中央部を固着する。
ものと同一機能を有するので、第1実施例と同一符号を
付してその詳細説明を省略する。図13に示すように、
カバーベース2の厚肉部分9に錠前36を装着し、厚肉
部分9の裏面に突出する錠前36のロータ37にロック
プレート33の中央部を固着する。
【0025】ロックプレート33は、円形の中央部の外
面から突出する扇形状突起38が形成され、扇形状突起
38の裏面には、円周方向に向かって傾斜する円周傾斜
面39aと、円周傾斜面39aの両端にそれぞれ接続す
る施錠面39bと解錠面39cとを有するカム面39が
設けられる(図14参照)。解錠面39cは、施錠面3
9bよりもカバーベース2の表面より遠ざかる位置にあ
る。
面から突出する扇形状突起38が形成され、扇形状突起
38の裏面には、円周方向に向かって傾斜する円周傾斜
面39aと、円周傾斜面39aの両端にそれぞれ接続す
る施錠面39bと解錠面39cとを有するカム面39が
設けられる(図14参照)。解錠面39cは、施錠面3
9bよりもカバーベース2の表面より遠ざかる位置にあ
る。
【0026】ロック部材34は、カバーベース2に設け
られた貫通孔40に挿入され、カバーベース2の裏面に
立設されたばね受け41とロック部材34との間に挿入
されるスプリング42により、ロック部材34は先端部
(図13において右端部)がカバーベース2の表面から
突出する方向に付勢され、ロック部材34の後端部より
上方に突出する押動突起43がカム面39に圧接する。
られた貫通孔40に挿入され、カバーベース2の裏面に
立設されたばね受け41とロック部材34との間に挿入
されるスプリング42により、ロック部材34は先端部
(図13において右端部)がカバーベース2の表面から
突出する方向に付勢され、ロック部材34の後端部より
上方に突出する押動突起43がカム面39に圧接する。
【0027】スライドカバー1の被係止部35は、スラ
イドカバー1の閉鎖方向先端部の裏面より突出し、ロッ
ク部材34の先端部には、スライドカバー1閉鎖時の被
係止部35に係合する係止面34aが設けられ、係止面
34aの反対面に傾斜面34bが設けられる。
イドカバー1の閉鎖方向先端部の裏面より突出し、ロッ
ク部材34の先端部には、スライドカバー1閉鎖時の被
係止部35に係合する係止面34aが設けられ、係止面
34aの反対面に傾斜面34bが設けられる。
【0028】以上のように構成される第2実施例のスラ
イドカバーの錠装置の作用を、施錠状態,解錠,開扉操
作,閉扉,施錠操作の順に説明する。施錠状態では、ス
ライドカバー1が開口7を全閉し、ロックプレート33
は施錠角度にあり、ロック部材34の押動突起43はカ
ム面39の施錠面39bに当接し、突出する方向に付勢
されているロック部材34は突出した位置にあり、係止
面34aがスライドカバー1の被係止部35に係合して
いるので、スライドカバー1は施錠されている(図1
3,図14参照)。
イドカバーの錠装置の作用を、施錠状態,解錠,開扉操
作,閉扉,施錠操作の順に説明する。施錠状態では、ス
ライドカバー1が開口7を全閉し、ロックプレート33
は施錠角度にあり、ロック部材34の押動突起43はカ
ム面39の施錠面39bに当接し、突出する方向に付勢
されているロック部材34は突出した位置にあり、係止
面34aがスライドカバー1の被係止部35に係合して
いるので、スライドカバー1は施錠されている(図1
3,図14参照)。
【0029】錠前36の鍵孔44に挿入したキーを解錠
方向に回動操作すると、ロータ37の共にロックプレー
ト33が図14において反時計方向に回動し、円周傾斜
面39a押動突起43を押されたロック部材34が後退
し、解錠面39cの位置において係止面34aが被係止
部35から離脱するのでスライドカバー1が開閉可能に
なり、スライドカバー1を開く。キーを施錠角度に戻し
てキーを引き抜くと、スプリング42ににより押動突起
43が円周傾斜面39aに沿って移動し、ロック部材3
4が施錠位置(図13参照)に復帰する。
方向に回動操作すると、ロータ37の共にロックプレー
ト33が図14において反時計方向に回動し、円周傾斜
面39a押動突起43を押されたロック部材34が後退
し、解錠面39cの位置において係止面34aが被係止
部35から離脱するのでスライドカバー1が開閉可能に
なり、スライドカバー1を開く。キーを施錠角度に戻し
てキーを引き抜くと、スプリング42ににより押動突起
43が円周傾斜面39aに沿って移動し、ロック部材3
4が施錠位置(図13参照)に復帰する。
【0030】スライドカバー1を閉めていくと、全閉寸
前の位置で被係止部35がロック部材34の傾斜面34
bに当り、傾斜面34bを押されたロック部材34が後
退するので、スライドカバー1が全閉位置まで移動し、
被係止部35が係止面34aを通過したときに、ロック
部材34が再び突出し、係止面34aと被係止部35が
係合するので、スライドカバー1が施錠される。
前の位置で被係止部35がロック部材34の傾斜面34
bに当り、傾斜面34bを押されたロック部材34が後
退するので、スライドカバー1が全閉位置まで移動し、
被係止部35が係止面34aを通過したときに、ロック
部材34が再び突出し、係止面34aと被係止部35が
係合するので、スライドカバー1が施錠される。
【0031】スライドカバー1が解錠したときに、自重
により急激に落下するのを防止するため、図12に示す
ように、スライドカバー1の裏面に、開閉方向に平行な
2条のラック45を設け、カバーベース2に一方向ダン
パー46を設け、ラック45に噛合するピニオン47
に、一方向ダンパー46に固着される軸を設ける。一方
向ダンパー46は、スライドカバー1が下方に開くとき
にピニオン47の回動に負荷を与えてスライドカバー1
の急激落下を防止し、スライドカバー1が上方に閉まる
ときには無負荷になるものである。この急激落下を防止
する機構は、第1,第2実施例の何れにも適応すること
ができる。
により急激に落下するのを防止するため、図12に示す
ように、スライドカバー1の裏面に、開閉方向に平行な
2条のラック45を設け、カバーベース2に一方向ダン
パー46を設け、ラック45に噛合するピニオン47
に、一方向ダンパー46に固着される軸を設ける。一方
向ダンパー46は、スライドカバー1が下方に開くとき
にピニオン47の回動に負荷を与えてスライドカバー1
の急激落下を防止し、スライドカバー1が上方に閉まる
ときには無負荷になるものである。この急激落下を防止
する機構は、第1,第2実施例の何れにも適応すること
ができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明のスライドカバーの錠装置は、スライドカバ
ーを閉めるだけで自動施錠されるので、二重施錠方式に
生じる煩わしい手間が簡単になる効果がある。 (2) 本発明のスライドカバーの錠装置は、構造が簡単で
あり、安価に提供できる利点がある。 (3) 第1実施例のスライドカバーの錠装置では、解錠に
よってスライドカバーが僅かに開くので、解錠を外部か
ら簡単に目視確認できる。 (4) 鋼球を開放規制溝に係入させた機構、或いはラック
に噛合するピニオンを一方向ダンパーに固着させる機構
を設けた場合には、解錠と同時にスライドカバーが急激
に自重落下する危険を防止することができる。
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明のスライドカバーの錠装置は、スライドカバ
ーを閉めるだけで自動施錠されるので、二重施錠方式に
生じる煩わしい手間が簡単になる効果がある。 (2) 本発明のスライドカバーの錠装置は、構造が簡単で
あり、安価に提供できる利点がある。 (3) 第1実施例のスライドカバーの錠装置では、解錠に
よってスライドカバーが僅かに開くので、解錠を外部か
ら簡単に目視確認できる。 (4) 鋼球を開放規制溝に係入させた機構、或いはラック
に噛合するピニオンを一方向ダンパーに固着させる機構
を設けた場合には、解錠と同時にスライドカバーが急激
に自重落下する危険を防止することができる。
【図1】スライドカバーが開かれたときの第1実施例の
スライドカバーの錠装置の斜視図である。
スライドカバーの錠装置の斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1の背面図である。
【図5】スライドカバーが開かれ、ハンドルが突出した
状態を説明するスライドカバーの錠装置の縦断面図であ
る。
状態を説明するスライドカバーの錠装置の縦断面図であ
る。
【図6】施錠状態のスライドカバーの錠装置の斜視図で
ある。
ある。
【図7】施錠状態のスライドカバーの錠装置の背面図で
ある。
ある。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7の側面図である。
【図10】鋼球を使用した急激落下防止機構の縦断面図
である。
である。
【図11】鋼球を使用した急激落下防止機構によりスラ
イドカバーが一時停止した状態を示すスライドカバーの
錠装置の背面図である。
イドカバーが一時停止した状態を示すスライドカバーの
錠装置の背面図である。
【図12】本発明の第2実施例を示すスライドカバーの
錠装置を、スライドカバーを除いて見た正面図である。
錠装置を、スライドカバーを除いて見た正面図である。
【図13】図12の縦断面図である。
【図14】図12の背面図である。
D ドアパネル 1 スライドカバー 2 カバーベース 7 開口 12 被係止部 16 錠前 17 ロータ 19 ロックプレート 20 係合段部 21 施錠アーム 21a 鉤状部 24 ロックスプリング 26 ロックストッパ 27 係合突起 28 閉鎖感知部 30 鋼球 31 スプリング 32 開放規制溝 33 ロックプレート 34 ロック部材 34a 係止面 34b 傾斜面 35 被係止部 36 錠前 37 ロータ 39 カム面 39a 円周傾斜面 39b 施錠面 39c 解錠面 42 スプリング 43 押動突起 45 ラック 46 一方向ダンパ 47 ピニオン
Claims (4)
- 【請求項1】 パネルに固着されパネルを露出する開口
を有するカバーベースに、上記開口を開閉するスライド
カバーを摺動可能に装着し、上記開口を閉鎖した上記ス
ライドカバーを施錠,解錠する錠装置において、 上記スライドカバーの閉鎖側の先端部の裏面に被係止部
を設け、上記カバーベースに取り付けられる錠前のロー
タの後端部に固着されるロックプレートに、外周面に形
成される係合段部と施錠方向に回動したときに上記被係
止部に係合する施錠アームを設けると共に、上記ロック
プレートを施錠方向に付勢するロックスプリングを設
け、上記カバーベース内に枢着されるロックストッパに
閉鎖時の上記スライドカバーに押動される閉鎖感知部
と、該閉鎖感知部が押動されたときに上記係合段部との
係合が解除される係合突起を設けると共に、上記閉鎖感
知部が上記スライドカバーに向けて突出する方向に上記
ロックストッパを回動付勢するストッパスプリングを設
けて成るスライドカバーの錠装置。 - 【請求項2】 パネルに固着されパネルを露出する開口
を有するカバーベースに、上記開口を開閉するスライド
カバーを摺動可能に装着し、上記開口を閉鎖した上記ス
ライドカバーを施錠,解錠する錠装置において、 上記スライドカバーの閉鎖側の先端部の裏面に被係止部
を突設し、上記カバーベースに取り付けられる錠前のロ
ータの後端部に固着されるロックプレートに、円周方向
に傾斜する円周傾斜面と該円周傾斜面の両端にそれぞれ
つながる施錠面と解錠面を設けたカム面を設け、上記カ
バーベースに挿入されるロック部材の先端に、閉鎖時の
スライドカバーの上記被係止部に係合する係止面と、該
係止面の反対側に形成される傾斜面を設け、上記ロック
部材を先端方向に付勢するスプリングを設けると共に、
該スプリングの付勢により上記カム面に圧接する押動突
起を上記ロック部材に設けて成るスライドカバーの錠装
置。 - 【請求項3】 上記カバーベースとスライドカバーの摺
動面の一方に、上記スライドカバーの開閉方向に平行な
開放規制溝を設け、他方に設けた底付きの孔に鋼球と該
鋼球を上記開放規制溝に押圧する押圧スプリングを挿入
することを特徴とする請求項1又は2記載のスライドカ
バーの錠装置。 - 【請求項4】 上記スライドカバーの裏面に上記スライ
ドカバーの開閉方向に平行なラックを設け、上記カバー
ベースに一方向ダンパを設け、上記ラックに噛合するピ
ニオンの軸を上記一方向ダンパに固着することにより、
上記スライドカバーの閉鎖方向移動を開放方向移動より
も軽くしたことを特徴とする請求項1又は2記載のスラ
イドカバーの錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24529397A JP3822726B2 (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | スライドカバーの錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24529397A JP3822726B2 (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | スライドカバーの錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1181756A true JPH1181756A (ja) | 1999-03-26 |
JP3822726B2 JP3822726B2 (ja) | 2006-09-20 |
Family
ID=17131520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24529397A Expired - Fee Related JP3822726B2 (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | スライドカバーの錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3822726B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002295059A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 車両のアウトハンドル装置 |
JP2007285088A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Miwa Lock Co Ltd | 電気錠用取り付け座 |
WO2008130266A1 (fr) * | 2007-03-29 | 2008-10-30 | Victor Nikolaevich Leskin | Dispositif de protection d'une poignée de porte d'un moyen de transport |
GB2471116A (en) * | 2009-06-17 | 2010-12-22 | Adrian Lindley | A lock cover |
CN107558811A (zh) * | 2017-09-04 | 2018-01-09 | 广东顶固集创家居股份有限公司 | 自动滑盖组件及智能锁 |
CN107675945A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-09 | 陈坤 | 一种锁用导柱式滑盖装置 |
CN108343314A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-07-31 | 南京东屋电气有限公司 | 一种锁具面板驱动结构 |
CN112681899A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-04-20 | 苏州琨山通用锁具有限公司 | 智能门锁滑盖结构 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116585084B (zh) * | 2023-07-17 | 2023-09-15 | 四川国屹医疗科技有限公司 | 支架输送装置 |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP24529397A patent/JP3822726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
JP2002295059A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 車両のアウトハンドル装置 |
JP2007285088A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Miwa Lock Co Ltd | 電気錠用取り付け座 |
WO2008130266A1 (fr) * | 2007-03-29 | 2008-10-30 | Victor Nikolaevich Leskin | Dispositif de protection d'une poignée de porte d'un moyen de transport |
GB2471116A (en) * | 2009-06-17 | 2010-12-22 | Adrian Lindley | A lock cover |
CN107558811A (zh) * | 2017-09-04 | 2018-01-09 | 广东顶固集创家居股份有限公司 | 自动滑盖组件及智能锁 |
CN107675945A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-02-09 | 陈坤 | 一种锁用导柱式滑盖装置 |
CN107675945B (zh) * | 2017-10-26 | 2024-01-19 | 陈坤 | 一种锁用导柱式滑盖装置 |
CN108343314A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-07-31 | 南京东屋电气有限公司 | 一种锁具面板驱动结构 |
CN112681899A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-04-20 | 苏州琨山通用锁具有限公司 | 智能门锁滑盖结构 |
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---|---|
JP3822726B2 (ja) | 2006-09-20 |
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