JPH11506384A - 液体を吸収する層状構造体、その製造及び使用 - Google Patents
液体を吸収する層状構造体、その製造及び使用Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、少なくとも一種の水溶性ポリマー発泡体層及び粒子状超吸収性ポリマー(ポリマー発泡体対超吸収剤の比は、1:500〜50:1)から作られ、水及び水性液体を吸収するための層状体であって、前記の超吸収剤がポリマー層の上、その中、又はその下に量的に及び/又は場所的に予め決められ、固定されたシート状の配置で配されているものに関する。このポリマー発泡体は充填材、顔料及び/又は合成繊維を含んでもよい。この層状体は水及び水性液体に対する吸収能が高められており、特に荷重下においてそうである。これらは、発泡体を面状に広げ、前記の超吸収剤を予め決められた比率で必要に応じてマスクを使用して適用し、熱処理によって固定することによって製造される。このような層状体は、衛生用品に、天然または人工の土壌に成分として、パイプ又はライン、特にケーブル、及び建築構造物のための絶縁材料として、包装材料における液体吸収性成分及び液体貯蔵性成分として、並びに衣料用品に使用される。
Description
【発明の詳細な説明】
液体を吸収する層状構造体、その製造及び使用
本発明は、水や水性液体を吸収し、発泡した可溶性ポリマー層及び超吸収性ポ
リマー(superabsorbent polymers)からなる吸収体、該吸収体の製造方法、並
びに、該吸収体を吸収剤として、特に血液、汗、尿その他の液体状排泄物のよう
な体液を吸収するための衛生用品の分野で吸収剤として使用することに関する。
さらに、本発明は、該吸収体を傷の保護、包装や絶縁手段、衣類用及び清掃用の
繊維製品に成分として使用すること、並びに植物栽培の分野において、又、貯蔵
材料として使用することに関する。
こんにち、超吸収性ポリマーは粉末の形態で使用される。方法の簡略化のため
、超吸収剤を固定された形態で、即ち、マトリックス中に組み込んで使用するこ
とが望まれている。先行技術によれば、提案される解決策は数多くあるが、それ
らのすべてに欠点がある。
水性液体を吸収する能力を有する層状構造体はよく知られている。US4,0
00,028には、ラテックス発泡体と毛羽状のセルロースからなる吸収体が記
載されているが、超吸収性重合物を含んでおらず、その結果、きわめて限られた
液体吸収能しかもたない。
US5,128,082には、毛羽材料と超吸収性重合物との混合物、並びに
外側の層を形成し包み込むラテックスを用いて製造される吸収体が記載されてい
る。これらの吸収体中の重合物の比率は均一には分布しておらず、液体の吸収に
おいて公知の問題を生じさせ、それらに伴ってこれらの衛生用品の着用感につい
て不利を生じさせる。
EP212,618B1には、これらの欠点を回避するために、その中に特定
の粒子サイズ分布を有する重合物をセルロース繊維層中に勾配をもって分布させ
たおむつ構造物が記載されている。しかし、このような構造物は安定性が十分で
はない;特に、材料の分布が輸送中に変わる。
超吸収性重合物を、水を含むポリマー発泡体と混合すると、通常、脱水によっ
て発泡体の崩壊が起こり、連続気泡構造が壊れ、その結果、表面に位置するSA
P粒子だけが液体を直ちに吸収する能力を有する。残りのSAP粒子は、周囲の
水溶性ポリマー層が溶解した後に、遅れた形でのみ水を結合することができる。
EP427,219A2によって、超吸収性ポリマーとラテックス発泡体の混
合物が知られており、これは重合物を粉末スプレーとして発泡したラテックス中
に組み込むことによって得られる。この方法では、それらの吸収体を定まった構
造にすることができない;特に、重合物を正確に分布させることは不可能である
。
テープを電線の絶縁部材として使用することは、EP577,233A1によ
り公知であり、このテープは不織布層及び発泡材料層からなり、該不織布層の領
域内に固定された膨潤性粉末の粒子を含んでいる。
US特許4,649,164には、CO2を放出する発泡剤及びアクリレート
−(メタ)アクリル酸ラテックスから製造される吸収性発泡材料が記載されてお
り、発泡したラテックス自身が吸収材料を構成する。アクリレート成分の疎水的
な性質の結果として、これらの発泡体の吸収能は周知の超吸収剤に比べて限られ
ている。
同様に、包含するハイドロゲルとしてグアーガムを有する、生物適合性をもつ
連続気泡構造のポリウレタン発泡体は、傷の保護材として使用しうるもので、D
E4,242,015A1により知られており、ゲル成分は、製造中にその場で
の(in situ)発泡により導入される。これらの製品の吸水能は、初期重
量の3倍未満の値に制限されるべきだとされている。
EP340,945A1には、エラストマーとカチオン性水膨潤性ハイドロコ
ロイド、好ましくはキトサン塩、の混合物であって傷の保護材として使われ、少
なくとも180重量%の吸収値を有するものが記載されている。該混合物中では
コロイド粒子がエラストマー中に無秩序に組み込まれており、水性液体に対する
吸収能はやはり低い。
同様に、親水性ポリウレタン発泡体ゲルもDE4,233,289A1により
公知であり、ポリオール、ジイソシアネート及び超吸収性重合物の混合物から製
造され、製造中に行われる混合によって該超吸収性重合物は発泡体中に均一に結
合される。この製品は、一定の付着性を有する傷ドレッシング(手当て用品)と
して使用される。
EP547,474A1には、その中に超吸収性ポリマーを分布させた吸収性
材料の製造方法が記載されている。このようにして得られる吸収性材料は、これ
らの材料に包含されるSAPの比率から予想されるよりも低い吸収能を有する。
即ち、使用する材料の選択及び用いる製造方法の結果として、SAPの一部がブ
ロックされる。さらに、使用するマトリックス材料の種類は、この材料の融点が
SAPの分解温度より高くなければならないという制約を受ける。
EP303,445A1には、その中で含水性のSAPが支持体上に固定され
た吸収性シート材料が記述されている。この構造物の使用は、薬剤貯蔵器として
働くパッチに限られる。
JP Appl.No.75−85462には、デンプン/グラフトポリマー
からなり、水溶性のフィルム形成性ポリマー中に組み込まれた吸水性材料からな
る超吸収性シートの製造方法が記載されている。必要不可欠の材料として、該発
明は、第3の成分として、基材として働く材料について述べている。超吸収性ポ
リマーは、水溶性のフィルム形成性ポリマーとともに該基材上に固定される。
EP604,730A1には、SAPを含む構造物であって、水中で分解する
ものが記載されている。SAPに加えて、分散性ポリマーと可塑剤が不可欠な成
分として述べられている。該構造物は、超吸収剤がマトリックス中でよく定まっ
た配置をとるという要求には適合しない。なぜなら、この明細書に記載の、押し
出し、混合やブレンドなどのような手法は、この目的には全く適さないからであ
る。説明されているシート材料の分解後、超吸収剤に加えて粒子も残留する;こ
のように説明されているマトリックス材料は水溶性ではない。
そこで、水や水性材料に対する層状構造の吸水性材料をベースとし、上述の不
利な点を解消した製品、即ち、特に超吸収剤により水や水性液体を吸収すること
が可能で、構造による障害を受けず、速い吸収速度を示し、該製品内で超吸収性
ポリマーが定まった配置をとることが可能で、製造が技術的に容易であり、その
機械的安定性と柔軟さのゆえにさまざまな用途に使用することができるものを提
供することが目的であった。
該目的は、少なくとも1種の水溶性ポリマー発泡体層及び粒子状の超吸収性重
合物によって構成される少なくとも1つの層からなる層状体であって、該超吸収
性重合物の総量を特定の分布で、前記発泡体層の界面に固定されて含有する該層
状体によって達成された。
発泡体及び超吸収性重合物の複数の層を有する構造においては、各々の単一シ
ート中で超吸収体が定まった分布をとり、かつ、個々の層を横切って超吸収性ポ
リマーが定まった分布をとる(例えば勾配をもつ)構造体も得ることができる。
従って、本発明は、1又は2以上の水溶性ポリマー発泡体層と粒子状の超吸収
性重合物とからなる、水及び水性液体を吸収するための層状体において、前記の
超吸収性重合物が前記の発泡水溶性ポリマーの層の上に直接、層の間に、又は層
の下に、量的に及び/又は位置的に前もって決定され、固定されたシート状の配
置で含まれていること、並びに、発泡水溶性ポリマーと超吸収性重合物の量的な
比率が、1:500乃至50:1、好ましくは1:50乃至25:1、特に好ま
しくは1:25乃至10:1であることを特徴とする層状体に関する。該層状吸
収体は固く(rigid)ても柔軟(flexible)でもよい。
驚くべきことに、前記発泡水溶性ポリマーと前記超吸収性ポリマーは直接接触
しているにもかかわらず、超吸収性重合物の膨潤能は本発明の層状体を用いる吸
収過程の間損なわれないままであり、一方、超吸収性ポリマーの膨潤速度は、マ
トリックス材料の発泡の種類と程度の両方を用いて決定することができる。
0.9%のNaCl溶液を用いる時には、本発明による層状吸収体は少なくと
も0.1L/m2(表面)の保持量、少なくとも0.1L/m2(表面)の吸収量
、並びに0.021Paで少なくとも2g/gの荷重下吸収量(AUL)を有す
ることが好ましい。
本発明は又、本発明の層状吸収体の製造方法及び使用法にも関する。製造方法
は次の点:
a)10乃至1000g/Lの単位リットル当たり重量を有する、少なくとも
1種の水溶性ポリマーの発泡体を調製し、該発泡体を1μm乃至100,000
μm、好ましくは10μm乃至10,000μm、特に好ましくは200μm乃
至5,000μmの厚さでシート状に広げ
ること、
b)前記超吸収性粒子状重合物を、発泡水溶性ポリマー層と超吸収性重合物の
量的比率が1:500乃至50:1、好ましくは1:50乃至25:1、特に好
ましくは1:5乃至10:1という割合で、量や広がり(区域)に関して特定の
分布で前記のシート状に広げられた発泡体に適用し(この際、場合により少なく
とも1つのテンプレート、1つの孔開きディスク及び/又はスクリーンを使用し
てもよい)、場合により熱処理によって固定し(製造工程a)及び/又はb)を
必要に応じて任意の順序で繰返す)、最終的に熱処理を行う、(このとき、場合
により前記発泡層(複数)にわずかに架橋が起こってもよい)ことを特徴とする
。
発泡水溶性ポリマー層のベースとして、ポリビニルアルコール、ポリ(アルキ
ルアリルエーテル)、ポリグリコールエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリレート、ポリメタクリレート、並びにそれらの誘導体や共重合体のような合
成水溶性ポリマーと、グアー、アルギン酸塩、寒天、キサンタン、ペクチン、デ
ンプン又はその類似物のような天然水溶性ポリマー並びにセルロース、アミロー
ス、デンプン又は小麦ぬかのような多糖又はタンパク質のエーテル及び/又はエ
ステル及び/又は水解物及び/又は酸化生成物のような化学的に修飾された原料
の両方が使用可能であり、天然又は合成のポリマーに基づく共重合物及び/又は
グラフト重合物も同様である。
特に、マトリックス材料は、意図する使用目的により選択する。マトリックス
成分及びSAP成分の双方に天然ポリマーを用いることができ、しかもその組み
合わせしだいでは、結果として容易に生物分解される吸収体の製造法が得られる
。マトリックス材料のおかげで、超吸収性シートの柔軟性は広い範囲内で変化さ
せることができる。与えられた1つのマトリックスにおいては、超吸収性シート
の柔軟性と安定性は、2−エチルヘキサノール、グリセリン、フタル酸エステル
などのような添加物を用いて、また、白亜、顔料、繊維及びその類似物のような
充填材によって変化させることもできる。
水溶性ポリマーの発泡は、公知の手段を用いて、例えば、一般に発泡補助剤を
添加し、ポリマー溶液を激しく撹拌又は空気を加えながら混合することによって
達成される。必要に応じて、例えば、炭酸アンモニウム又はアゾジカルボンアミ
ドのような膨張剤を、発泡させるべき材料に添加してもよい。それによって、水
溶性ポリマーを溶液としてよりもむしろバルク中で発泡させる機会が与えられる
。例えば、ポリマー発泡体マトリックスは、まだ可塑状態にあるうちに押し出し
によって製造し、超吸収性ポリマーを散布してもよい。
さらに、押し出し及び固化に続いて、湿らせることにより水溶性ポリマーから
なる発泡体マトリックスの表面の粘着性をわずかに増加させ、その後にその上に
超吸収性ポリマーを固定することも可能である。使用するマトリックス材料の種
類及び量によって、本発明による製品の機械的性質、例えば、柔軟性の程度や構
造物の表面挙動は周知のように決まる。
水または水性液体の吸収速度は使用するポリマー発泡体の発泡の種類と程度に
よって事実上決まるということがわかっている。可溶性ポリマーのわずかに発泡
した、又は全く発泡していない層を有する超吸収性シート材料は可溶性ポリマー
の高度に発泡した層を有するものに比べて、水又は水性液体に対する吸収速度が
低い。
さらに、付加的に使用される充填材料の種類、量、並びに分布が機械的性質に
強い影響を有する。
適切な充填材料は、白亜、ベントナイト、シリカゲル及びケイ酸、活性炭、二
酸化チタンや酸化鉄のような顔料、並びに天然及び/又は合成の繊維材料、例え
ば、ビスコース繊維や木綿繊維及びそれらの布はく、及び/又はポリエステル繊
維及びポリアミド繊維、及び異なる繊維の混合物又は同等の布はくなどである。
さらに、細かく粉砕したプラスチックも適切である。各発泡体層において、充填
材料の種類、濃度及び分布は同一でも異なってもよい。同様に、異なる充填材の
混合物を使用してもよい。単一の発泡体層は、水溶性ポリマーの総量に対して0
乃至1000重量%、好ましくは最高で400重量%、特に好ましくは最高で2
00重量%の充填レベルでもよい。さらに、上述の充填材料は吸収体中に分離し
た層として組み込まれてもよい。超吸収性重合物は、充填材として述べた材料と
の混合物として適用してもよい。
ポリマー発泡体は幾何学的に様々な形状に製造することができ、シート状の発
泡体層(厚さは任意)の製造が好ましい。ここでは、US4,000,028に
示されているように、金属テープ及び金属箔、シリコーン紙、ガラス繊維、ガラ
スシート又は繊維性布はくのような、補助的な支持体からなる除去可能なシート
いずれかを選択して使用してもよく、又は、本発明によれば、液体透過性及び不
透過性のプラスチックフィルム及びフリース(fleece)、セルロース又は紙の層
又は繊維性布はくのような材料(これは吸収体の構成成分となる)からなるシー
トを製造の際にベースとして使用してもよい。
本発明によれば、粒子状超吸収性重合物は、(メタ)アクリル酸、マレイン酸
、イタコン酸並びにその無水物及び塩、フマル酸及びその塩、特にそのアルカリ
金属塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニウム塩、(メタ)アクリルアミド、(
メタ)アクリロニトリル及び酢酸ビニル並びにそれらの加水分解生成物、ビニル
ピロリドン、ビニルピリジン、ビニルスルホン酸並びにそのエステル及びアミド
、さらに、(メタ)アクリル酸のN−アルキル置換及びN,N−ジアルキル置換
エステル及び/又はアミド並びにそれらの塩及び/又はそれらの第四級アンモニ
ウム化合物を単量体単位とする、水に不溶な水膨潤性重合物又は共重合物からな
っていてもよい。同様に、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、グアー種子粉末、
キサンタン、アルギン酸塩、デンプン及びその誘導体のような天然の水膨潤性重
合物並びにこれらの物質と上に示された単量体とのグラフト重合物又は上述の重
合物とこれらの物質との混合物を使用してもよい。
粒子状超吸収性重合物は、1μm乃至20,000μmの粒子サイズ分布を有
する粉末として、水溶性ポリマー発泡体層の前もって調製された表面に分布した
状態で適用される。このことは、例えば適切な容器から粉末を散布することによ
って、又は適切な装置によって行うことができる。
上記粉末の粒子サイズは吸収体の用途に依存する。衛生用品の分野では50μ
mと1000μmの間の粒子サイズを有する粉末が好ましく、一方、電線の絶縁
に用いるには400μm未満の範囲が選択される。
超吸収性ポリマーの最も微細な粒子部分も、本発明による吸収体中に固定され
るため、それ以降の使用又は加工の際の塵の問題は除かれる。塵の形成とは別に
、これらの最も微細な粒子部分は通常、常套的な粉末加工/利用における液体吸
収
の間にいわゆる“ブロッキング”という、最も微細な部分が塊となって液体の輸
送を妨げる層を形成する現象も起こす。これらの問題は本発明の発泡体によって
避けられる。
特別の実施態様においては、単位面積に対する粉末の量及び分布は、発泡体層
の特定の表面領域(複数)(surface regions)のみが被覆されるか、及び/又
は構成諸区域(the areas)が異なる量で被覆されるようなものでもよい。ここ
では、テンプレート、孔開きディスク、スクリーン又はこれらの適切な組み合わ
せを用いて、必要に応じて重合物の粒子サイズを分級して粉末を適用してもよい
。例えば、微細な粒子状の粉末を適用することによって液体をブロックする層を
得ることができ、又、これとは反対に、粗く粉砕した重合物部分を適用すること
によって液体の分布を改善することができる。
個々の発泡水溶性ポリマー層上の粒子状超吸収性重合物の量、粒子サイズ及び
分布は異なっていてもよい。
ポリマー発泡体シートの表面被覆には、吸収体の発泡した表面の面積1m2に
対して粒子状超吸収性重合物を0.1g乃至500gの範囲で用い、好ましくは
10乃至300g/m2、特に好ましくは50乃至200g/m2である。
吸収体の構造物全体の中の超吸収性重合物の割合は5乃至99重量%、好まし
くは40乃至97.5重量%、特に好ましくは50乃至95重量%である。
吸収体の製造は、1又は複数の水溶性ポリマー発泡体層を適用することと既に
製造された層の上に粒子状超吸収体を適用することを交互に行うことによって実
行される。単一層の上への又はその中への重合物粒子のさまざまな適用の仕方に
より、その中で吸収性重合物が特定の勾配をもって分布しているような吸収体が
全体として製造されるであろう。最終的に、水溶性ポリマー発泡体層を安定化さ
せるために、通常凍結乾燥に用いられる温度と300℃の間の温度において乾燥
が行われ、好ましくは50℃と240℃の間の温度においてであり、必要に応じ
て減圧下で行われる。マイクロ波技術又は凍結乾燥技術をシート材料の乾燥に使
用してもよい。
層状体の製造過程において、特にその乾燥において、マトリックス材料Bと吸
収性成分Aとの間の化学的又は物理的結合が起こる可能性がある。化学的結合の
例として、ここではエステル化反応について述べねばならず、それはカルボキシ
ル基とヒドロキシル基の間で起こるかもしれない。物理的結合は、例えば、成分
Aの表面領域でのポリマー分子のループ形成又はからみ合いから生じ、又、成分
A及びBの中のポリマー分子の官能基の相互作用によって生じる。
本発明による吸収体には、必要に応じ、カレンダー及び/又はエンボスローラ
ーを用いる最終加工を施してもよい。
本発明による吸収体の好ましい例を図1に示す。
本発明の吸収体は水及び非常にさまざまな種類の水性液体を吸収するのに使用
することができる。特に、衛生分野及び介護分野における物品、例えば、おむつ
、タンポン及び失禁用品並びに傷ドレッシング(傷の手当て)用の衛生用品に直
接使用されるか又はその構成要素として又は添加物として使用される。さらに、
該吸収体は、水や水性液体を貯蔵する植物成長媒体として適切であり、植物や植
物の部分を貯蔵したり輸送したりするのに、特に電線や光伝送ケーブルのために
パイプやラインを絶縁するのに、及び、建造物要素の構成要素として例えば外壁
を絶縁するのに、及び商業用、特に食品や飲料用の包装手段又は包装要素として
適切である。さらに、着用感を改善するために衣料用品に導入してもよい。
水や水性液体を吸収するという本発明の吸収体の特性は以下に説明する試験方
法から推測することができる。
試験方法:
ティーバッグテスト(TBT)
吸収能を測定するために、TBTを行った。試験溶液として、0.9%のNa
Cl溶液を使用した(特記しない限り)。
約0.2gのSAPを含む一片の材料を吸収シートから打ち抜く。この試験片
をティーバッグに入れて重量を計る。その後、ティーバッグを決められた時間の
間試験溶液中に置く。5分間溶液を流れ出させた後、ティーバッグの重量を計っ
た(TBT最大量の測定);次いで、遠心機(市販のスピンドライヤー、1,4
00rpm)の中でティーバッグを遠心脱水した。その後、再度重量測定を行っ
た(TBT保持量の測定)。
同じ材料を用い、浸漬時間を変えて複数回のテストを行うことにより、水また
は水性溶液に対する超吸収性シート材料の、浸漬時間の関数としての吸収量(吸
収速度)を測定することができる。液体の吸収量は、シート1g、使用したSA
P1g、シート1m2のいずれかに関して計算する。
荷重下の吸収量(AUL)
加圧下での液体吸収能を測定するため、「荷重下の吸収量」をEP−A0,3
39,461に記載のように測定した。
前記操作とは異なり、AULのつぼの内径の寸法を有する円形の超吸収体片を
試料として用いた。液体の吸収量は、超吸収体1g、使用したSAP1g、超吸
収体の1m2のいずれかに関して計算する。
図面の説明
図1
本発明による超吸収体の図。
1 発泡体層
2 超吸収性ポリマー
図2〜3
散布フレーム
1 (明るい部分)散布フレームの通過可能部分
2 (暗い部分)散布フレームの通過不能部分
図4
おむつ構造物
1 ポリプロピレンフリースとポリエチレンフィルムの積層物
2 組み込まれたゴムひも付きの漏れ止め
3 ポリプロピレンからなるカバーフリース
4 背面に当てるポリエチレンフィルム
5 セルロース繊維からなるコアの外被
6 超吸収体を含むコア
本発明を下記の実施例に関して説明する。
実施例1乃至4
水溶性ポリビニルアルコール(6g)及び脱イオン水40gから溶液を調製す
る。この溶液に、1gのStokal SR(35%スクシンアメート(succin
amate)ペースト)及び2gのアルキルポリグリコシドを加える。ハンドミック
ス装置を用いて、この溶液を単位リットル当たりの発泡体重量が約50g/Lに
なるまで泡立てる。この発泡体の一部を400cm2のシート(テフロン加工フ
ィルムまたはその類似物)上に均一に広げる。このようにして形成された
分中和ポリアクリレート)を散布し(このために、テンプレート−図2参照−を
該シート上に置く)、次いで、残りの発泡体で被覆する。次に、140℃の温度
で20分間乾燥を行う。柔軟な超吸収性シートが得られ、そのシートは容易に表
面(テフロン加工フィルム)からはがすことができる。
比較例1乃至4
操作は実施例1乃至4におけると同様であるが、成分の発泡は行わなかった。
よって、PVAフィルムを乾燥後に成形し、その中に超吸収剤を一体化させる。
実施例5
400及び110gの水から溶液を調製する。ハンドミックス装置を用いて、単
位リットル当たりの発泡体重量が約50g/Lである発泡体を製造する。この発
泡体の半量を10×40cmのシート上に広げる。次に、12.4gのFAVO
に置く)、次いで該発泡体の残りの半量で被覆する。このシート材料を140℃
で20分間乾燥する。
以下の吸収特性を有する柔軟なシート材料が製造される:TBT:最大量/保
持量[L/m2]/[L/m2]=15.4/9.6;AUL(2×103Pa)
=9.5L/m2。
実施例6乃至8
実施例5に記載の方法により、2gのチロース(カルボキシメチルセルロース
)、2gのアルキルポリグリコシド、2gのStokal SR、90gの水、
12.4gのFavor SXMから、可塑剤成分を加えて、吸収性シートを製
造する。
実施例6乃至8の吸収特性:TBT:最大量/保持量[L/m2]/[L/m2
]=15.4/9.6;AUL(2×103Pa)=9.5L/m2。
実施例9(a/b)
先行の実施例に記載のように、0.2gのグアー種子粉末、50gの水、1g
のStokal SR、それぞれ、(a):3g及び(b):0gのセルロース
繊維(製紙用の軟材繊維)、及び1.5gのアルキルポリグリコシドから発泡体
を調製する。上述のように、12.4gのFavor SXM100を発泡体に
取込み、乾燥する。
(a)の場合、安定で、いくらか柔軟なシート材料が得られる;(b)の場合
、得られるシートは不安定で、もはや手で扱うことはできない。
吸収特性:TBT:最大量/保持量[L/m2]/[L/m2]=15.4/9
.6;AUL(2×103Pa)=9.5L/m2。
実施例10
実施例9を繰返す。しかし、セルロース繊維の代わりに白亜を包含させる。得
られるシート材料はもろく、吸収値は実施例9で測定されたものに相当する。
実施例11
操作は実施例1におけると同様である;ただし、Favorの散布の際に、テ
ンプレート(図3参照)を使用する。このようなテンプレートを使用すると、シ
ート状マトリックス中の超吸収剤の配置を、衛生用品の分野で好ましいものにす
ることができる。このようにして得られたシートの吸収能は、使用する超吸収剤
のものに相当する。
実施例12
実施例11を繰返す;ただし、半量だけの水を使用する。このようにして得ら
れたシートは、実施例11によって得られたものより、固く、もろく、かさが小
さい。このシートは、使用する超吸収剤のものに相当する吸収能を有する。
実施例13
実施例5において製造したシート材料を使用し、おむつを図4のように構成す
る。使用するPEフィルム及びポリプロピレン製カバーフリースは、おむつ製造
に一般的な品質のものを使用した。実施例5において製造したシートをコアとし
て使用する。
実施例14
実施例2に記載のシートの10×15cmを包装用トレイに入れ、市販のキッ
チンクロス(クリネックス)で覆う。強く凍らせたチキン(850g)を該クロ
ス上に置く。溶け出た水(18時間のテスト時間)はすべて本発明によるシート
によって吸収される。
実施例15
このシートから1×7.5cmのサイズの細片(strip)を切り出した。これら
の細片のうち8本を、土の入った円筒形の植木鉢(高さ10cm、直径8.5c
m)に完全に押し込んだ。この土を5日間湿ったままに保った。その後、フィル
ムは溶解してしまい、SAPは、例えば植物栽培に適した配置で土の中に位置し
た。
実施例16
実施例12をテンプレートなしで繰返し、Favorの代わりにPCT/EP
93/01060の実施例9に記述の超吸収性デポー剤の製剤を同量用いる。
このようにして得られたシートの1cm2をティーバッグに入れる。このティ
ーバッグを、50mLの0.2%食塩溶液中に1時間吊しておく。食塩溶液は1
時間後に取り替える。
5回目のサイクルの後でさえも、食塩溶液は青く着色し、活性物質が放出され
ることを示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
A61L 15/00 B32B 27/00 K
B32B 27/00 C08J 5/18
C08J 5/18 C09K 3/00 N
C09K 3/00 17/18 H
17/18 E04C 1/39 Z
E04C 1/39 A41B 13/02 D
(72)発明者 レーバルト,ディーター
ドイツ連邦共和国,ケルン 50931,ハー
ゼルベルクシュトラーセ 25,
(72)発明者 タイルマン,ローラント
ドイツ連邦共和国,クレフェルト 47805,
マルティンシュトラーセ 12,
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2つの成分A及びBからなり、成分Aは少なくとも1つの水膨 潤性の合成及び/又は天然のポリマーであり、成分Bは少なくとも1つの水溶性 の発泡した合成及び/又は天然のポリマーである、水又は水溶液に対する層状吸 収剤において、シート状に設計されたマトリックス成分Bの中に、成分Aが定ま った様式で一体化されるか又は固定されることを特徴とする前記層状吸収剤。 2.請求項1に記載の層状吸収剤において、成分Aが(メタ)アクリル酸、( メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルアルコ ール、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、マレイン酸(無水物)、イタコン酸 (無水物)、フマル酸、ビニルスルホン酸、並びにこれらの重合可能な酸のアミ ド、N−アルキル誘導体、N,N−ジアルキル誘導体及びエステルに基づくポリ マー又は共重合体であることを特徴とする前記層状吸収剤。 3.請求項1に記載の層状吸収剤において、成分Aがグアー種子粉末、カルボ キシメチルセルロース、キサンタン、アルギン酸塩、アラビアゴム、キチン、キ トサン、寒天、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、 メチルセルロース、デンプン及びデンプン誘導体及び/又はそれらの混合物のよ うな、わずかに架橋した天然ポリマー又は天然物起原のポリマーであることを特 徴とする前記層状吸収剤。 4.請求項1に記載の層状吸収剤において、成分Aが請求項2及び3に記載の 成分のうちの2つ以上の混合物であることを特徴とする前記層状吸収剤。 5.請求項1に記載の層状吸収剤において、成分Bが(メタ)アクリル酸、( メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルアルコ ール、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、マレイン酸(無水物)、イタコン酸 (無水物)、フマル酸、ビニルスルホン酸、並びにこれらの重合可能な酸のアミ ド、N−アルキル誘導体、N,N′−ジアルキル誘導体、及びエステルに基づく 水溶性のポリマー又は共重合体であることを特徴とする前記層状吸収剤。 6.請求項1に記載の層状吸収剤において、成分Bがグアー種子粉末、カルボ キシメチルセルロース、キサンタン、アルギン酸塩、アラビアゴム、キチン、キ トサン、寒天、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、 メチルセルロース、デンプン及びデンプン誘導体又はそれらの混合物のような可 溶性の天然ポリマー又は天然物起原のポリマーであることを特徴とする前記層状 吸収剤。 7.請求項1,5,6に記載の層状吸収剤において、成分Bが請求項5及び6 に記載の成分の混合物であることを特徴とする前記層状吸収剤。 8.請求項1,5,6,7に記載の層状吸収剤において、成分Bが発泡され、 発泡体の単位リットル当たりの重量が10g/Lと1,500g/Lの間であり 、好ましくは25g/Lと850g/Lの間であり、特に好ましくは50g/L と500g/Lの間であることを特徴とする前記層状吸収剤。 9.先行する請求項のうちの1項に記載の層状吸収剤において、BとAの比率 が、B:A=1:1,000乃至100:1、好ましくはB:A=1:100乃 至10:1、特に好ましくはB:A=1:25乃至2:1であることを特徴とす る前記層状吸収剤。 10.請求項1乃至9のうちの1項に記載の層状吸収剤において、成分A及び Bが部分的に互いに化学的に反応したものであることを特徴とする前記層状吸収 剤。 11.請求項1乃至10のうちの1項に記載の層状吸収剤において、成分A及 びBが純粋に物理的な様式で互いに結合していることを特徴とする前記層状吸収 剤。 12.先行する請求項のうちの1項に記載の層状吸収剤であって、シート、フ ィルム、又はロール、積層物又は他の層状製品の形態である前記層状吸収剤。 13.請求項1乃至12のうちの1項に記載の吸収体の製造方法において、次 の点: a)当業界で知られている通常の方法を用いて成分Bを水又は水性溶液に溶解 した溶液を調製し、発泡させること、 b)該発泡体をシート上に適用すること、 c)該シートに成分Aを散布すること、 d)得られたシート構造物を乾燥すること を特徴とする前記製造方法。 14.請求項13に記載の方法であって、工程b)及びc)を数回繰返し、必 要により中間で乾燥を行う前記方法。 15.請求項13乃至14に記載の方法であって、シートに請求項13の工程 b)及び工程d)に記載の最終処理を施す前記方法。 16.請求項13乃至15に記載の方法であって、発泡体を塗り広げること、 ナイフコートすること、噴霧すること、注ぐこと、又はリックロール(lick-rol ling)することによってシートに適用する前記方法。 17.請求項13乃至16の1つに記載の方法であって、特別な散布操作を用 いて成分Aを適用する前記方法。 18.請求項17に記載の方法であって、成分Aが成分Bの中で定まった配置 を取ることができるように散布の際にテンプレートを使用する前記方法。 19.水や水性液体を吸収する請求項1乃至12に記載の吸収体の使用におい て、該吸収体が水や体液を吸収するために衛生及び医療分野における衛生用品に 使用されることを特徴とする前記の使用。 20.水や水性液体を吸収する請求項1乃至12に記載の吸収体の使用におい て、該吸収体が植物栽培のための、植物もしくは植物の部分の輸送や保存のため の天然及び/又は人工の土壌に直接使用されるか又は成分として使用されること を特徴とする前記の使用。 21.水や水性液体を吸収する請求項1乃至12に記載の吸収体の使用におい て、該吸収体がパイプ及びラインのための、特に、電線及び光伝送ケーブルのた めの水をブロックする絶縁材料として使用されることを特徴とする前記の使用。 22.水や水性液体を吸収する請求項1乃至12に記載の吸収体の使用におい て、該吸収体が建築構造物のための、特に外壁のための水をブロックする絶縁材 料として使用されることを特徴とする前記の使用。 23.水や水性液体を吸収する請求項1乃至12の吸収体の使用において、該 吸収体が包装材料中に直接使用されるか又は液体吸収性成分及び/又は液体貯蔵 性成分として使用されることを特徴とする前記の使用。 24.水や水性液体を吸収する請求項1乃至12の吸収体の使用において、該 吸収体が衣料用品にその一部として使用されることを特徴とする前記の使用。 25.水や水性液体を吸収する請求項1乃至12の吸収体の使用において、該 吸収体が活性物質の制御された放出のためのデポーとして使用されることを特徴 とする前記の使用。 26.請求項1乃至12に記載の構成物を含むか又は請求項13乃至18によ り製造される化学技術的製品。
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