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JPH114317A - 画像形成装置及び情報処理装置並びにそれらの制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び情報処理装置並びにそれらの制御方法

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Publication number
JPH114317A
JPH114317A JP9169642A JP16964297A JPH114317A JP H114317 A JPH114317 A JP H114317A JP 9169642 A JP9169642 A JP 9169642A JP 16964297 A JP16964297 A JP 16964297A JP H114317 A JPH114317 A JP H114317A
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JP
Japan
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image forming
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image
executable
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Application number
JP9169642A
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English (en)
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Inventor
Koichi Unno
浩一 海野
Yoshinobu Aiba
芳信 相葉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP16964297A priority Critical patent/JP3720535B2/ja
Publication of JPH114317A publication Critical patent/JPH114317A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの所望の処理を速やかに実行すること
ができる画像形成装置及び情報処理装置並びにそれらの
制御方法を提供する。 【解決手段】 端末502から受信したデータの処理が
実行可能であるか否かを判別し、受信したデータの処理
が実行可能である場合には、フォーマッタ部8で画像デ
ータに展開し(ステップS2304)、ハードディスク
部9に展開した画像データを記憶する(ステップS23
05)。その後、端末502にコンピュータインターフ
ェイス部7を介して受信したデータの処理が実行可能で
あること又は実行不可能であることを通知し(ステップ
S2306)、端末502から複写要求を受信した場合
には、複写処理を実行し(ステップS2310)、端末
502からファクシミリ要求を受信した場合には、ファ
クシミリ処理を実行する(ステップS2312)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された画像形成装置及び情報処理装置並びにそれらの
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機は単なるコピー機能だけで
なく、スキャナ機能、プリンタ機能、複写機のスキャナ
機能及びプリンタ機能を使用して原稿を送受信するファ
クシミリ機能、及びスキャナ機能使用して読み取った原
稿を電子情報として蓄積するファイル機能等の様々な機
能を有する複合複写機となっている。この複合複写機の
操作は一般的には、複写機の前で複写機に内蔵される操
作部を用いて行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため使用率が高い
複合複写機を使用する場合には、複写機の前に立って、
初めて他人が使用していること、又は大容量の両面コピ
ーが実行されていることに気付くのが現状であり、ユー
ザの所望の処理を速やかに実行することが困難であっ
た。
【0004】また現在の複写機はコピー機能、ファクシ
ミリ機能、プリンタ機能、ファイル機能等の多種多様な
機能が装備されている。これらの機能は複写機に装着さ
れている操作部から制御可能であるが、この操作部は十
分なユーザインターフェイスを持っているとは言い難い
ものであり、ユーザの所望の処理を速やかに実行するこ
とが困難であった。
【0005】さらに、現在ネットワークが急速に普及し
ている状況を考えると、ネットワークと複写機とを接続
することにより、複写機の装備情報(ソータのビン数、
カセットの用紙サイズ、フィーダの情報、両面コピー機
能、その他の複写機の情報等)及び複写機のステータス
(現在の稼動状況、現在のアラーム状況等(トナーな
し、紙なし))をネットワークに接続されているコンピ
ュータに通知することができるが、これは単に複写機の
ステータスを管理しているに過ぎず、ユーザの所望の処
理を速やかに実行するという問題は解決していなかっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記問題点を解
決すべく、ユーザの所望の処理を速やかに実行すること
ができる画像形成装置及び情報処理装置並びにそれらの
制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の画像形成装置は、ネットワークを介して
情報処理装置に接続される画像形成装置に関する情報を
前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記情報処理
装置から送信される画像形成要求及び画像形成データを
受信する受信手段と、前記画像形成要求が実行可能な処
理要求であるか否かを判別するための判別手段と、前記
実行可能な画像形成要求に関連する前記画像形成データ
を画像データに展開するための画像展開手段と、前記展
開された画像データを記憶する記憶手段と、記録用紙上
に前記展開された画像データの画像を形成する画像形成
手段とを備えている画像形成装置において、前記画像形
成要求が実行可能な処理要求である時に、前記画像展開
手段が前記実行可能な画像形成要求に関連する前記画像
形成データを予め画像データに展開し、前記送信手段が
前記情報処理装置に前記画像形成要求が実行可能である
旨を送信し、前記受信手段が該送信に応じて前記情報処
理装置から送信される前記実行可能な画像形成要求を受
信することにより、前記画像形成手段が前記展開された
画像データの画像を形成するように構成されていること
を特徴とする。
【0008】請求項2の画像形成装置は、請求項1記載
の画像形成装置において、前記画像形成装置に関する情
報が前記画像形成装置が備えている構成機器の構成情報
及び前記画像形成装置の状態を示すステータス情報であ
ることを特徴とする。
【0009】請求項3の画像形成装置は、請求項1又は
2記載の画像形成装置において、前記記憶手段が大容量
記憶媒体であることを特徴とする。
【0010】請求項4の画像形成装置は、請求項1乃至
3のいずれか1項記載の画像形成装置において、前記ネ
ットワークが電話回線又はディジタル回線を利用するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項5の情報処理装置は、ネットワーク
を介して画像形成装置に画像形成要求及び画像形成デー
タを送信する送信手段と、前記画像形成装置より前記画
像形成要求が実行可能である旨を受信する受信手段と、
前記実行可能な画像形成要求を一覧表示する表示手段と
を備える情報処理装置において、前記表示手段に一覧表
示された前記実行可能な画像形成要求を選択することに
より、前記送信手段が前記選択された画像形成要求を前
記画像形成装置に送信することを特徴とする。
【0012】請求項6の情報処理装置は、請求項5記載
の情報処理装置において、前記画像形成装置が請求項1
乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置であることを
特徴とする。
【0013】請求項7の画像形成装置の制御方法は、ネ
ットワークを介して情報処理装置に接続される画像形成
装置に関する情報を前記情報処理装置に送信する送信工
程と、前記情報処理装置から送信される画像形成要求及
び画像形成データを受信する受信工程と、前記画像形成
要求が実行可能な処理要求であるか否かを判別するため
の判別工程と、前記実行可能な画像形成要求に関連する
前記画像形成データを画像データに展開するための画像
展開工程と、前記展開された画像データを記憶する記憶
工程と、記録用紙上に前記展開された画像データの画像
を形成する画像形成工程とを含む画像形成装置の制御方
法において、前記画像形成要求が実行可能な処理要求で
ある時に、前記画像展開工程で前記実行可能な画像形成
要求に関連する前記画像形成データを予め画像データに
展開し、前記送信工程で前記情報処理装置に前記画像形
成要求が実行可能である旨を送信し、前記受信工程で該
送信に応じて前記情報処理装置から送信される前記実行
可能な画像形成要求を受信することにより、前記画像形
成工程で前記展開された画像データの画像を形成するよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0014】請求項8の画像形成装置の制御方法は、請
求項7記載の画像形成装置の制御方法において、前記画
像形成装置に関する情報が前記画像形成装置が備えてい
る構成機器の構成情報及び前記画像形成装置の状態を示
すステータス情報であることを特徴とする。
【0015】請求項9の画像形成装置の制御方法は、請
求項7又は8記載の画像形成装置の制御方法において、
前記ネットワークが電話回線又はディジタル回線を利用
することを特徴とする。
【0016】請求項10の情報処理装置の制御方法は、
ネットワークを介して画像形成装置に画像形成要求及び
画像形成データを送信する送信工程と、前記画像形成装
置より前記画像形成要求が実行可能である旨を受信する
受信工程と、前記実行可能な画像形成要求を一覧表示す
る表示工程とを含む情報処理装置の制御方法において、
前記表示工程で一覧表示された前記実行可能な画像形成
要求を選択することにより、前記送信工程で前記選択さ
れた画像形成要求を前記画像形成装置に送信することを
特徴とする。
【0017】請求項11の情報処理装置の制御方法は、
請求項10記載の情報処理装置の制御方法において、前
記画像形成装置が請求項1乃至4のいずれか1項記載の
画像形成装置であることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照しながら、本発
明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を説明する。
ここで、図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置
の構成を示す。
【0019】本発明の実施の形態に係る画像形成装置は
リーダ部1を備えており、リーダ部1はプリンタ部2及
び画像入出力制御部3に接続されている。プリンタ部2
は特許請求の範囲に記載されている画像形成手段を構成
する。
【0020】画像入出力制御部3は、ファクシミリ部
4、ファイル部5、光磁気ディスクドライブユニット
6、コンピュータインターフェイス部7、フォーマッタ
部8、ハードディスク部9、及びコア部10を備えてい
る。コンピュータインターフェイス部7は特許請求の範
囲に記載されている送信手段及び受信手段を構成し、フ
ォーマッタ部8は特許請求の範囲に記載されている画像
展開手段を構成し、ハードディスク部9は特許請求の範
囲に記載されている記憶手段を構成する。
【0021】ファクシミリ部4、ファイル部5、コンピ
ュータインターフェイス部7、フォーマッタ部8、及び
ハードディスク部9は、それぞれコア部10に接続され
ている。また、コア部10はリーダ部1に接続されてい
る。
【0022】ファクシミリ部4は電話回線に接続されて
おり、ファイル部5は光磁気ディスクドライブユニット
6に接続されている。コンピュータインターフェイス部
7はローカルエリアネットワーク13(以下、「LAN1
3」という)を介してパーソナルコンピュータ又はワー
クステーション11(以下、「PC/WS11」という)に
接続されている。
【0023】尚、コンピュータインターフェイス部7は
電話回線又はディジタル回線を介してPC/WS11に接続
してもよい。
【0024】次に、各構成部分の機能を詳述する。リー
ダ部1は画像を読み取り、その画像データをプリンタ部
2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は
リーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに
応じた画像を記録用紙上に記録する。
【0025】ファクシミリ部4は電話回線を介して受信
した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データ
をコア部10へ転送する、又はコア部10から転送され
た画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを
電話回線を介して外部に送信する。また、ファクシミリ
部4で受信した圧縮された画像データをハードディスク
部9で一時的に保存することができる。
【0026】ファイル部5はコア部10から転送された
画像データを圧縮し、その画像データを検索するための
キーワードと共に光磁気ディスクドライブユニット6に
セットされた光磁気ディスクに記憶させる。
【0027】また、ファイル部5はコア部10を介して
転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶
されている圧縮された画像データを検索し、検索された
圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長された画像デ
ータをコア部10へ転送する。
【0028】コンピュータインターフェイス部7は、PC
/WS11とコア部10との間のインターフェイスであ
り、フォーマッタ部8はPC/WS11から転送された画像
を表すコードデータをプリンタ部2で印刷する画像デー
タに展開するものであり、ハードディスク部9は画像入
出力制御部3内で行き交うデータを一時的に記憶するも
のであり、大容量の記憶媒体である。
【0029】コア部10は、リーダ部1、ファクシミリ
部4、ファイル部5、コンピュータインターフェイス部
7、フォーマッタ部8、及びハードディスク部9のそれ
ぞれの間のデータの流れを制御する。
【0030】次に、図2は図1の画像形成装置における
リーダ部1及びプリンタ部2の構成を示す。
【0031】まず、リーダ部1は、載置された原稿をプ
ラテンガラス102に搬送する原稿搬送装置101と、
搬送された原稿を読み取る際に使用するプラテンガラス
102とを備えている。
【0032】更に、リーダ部1は、プラテンガラス10
2の上に置かれた原稿を照射するランプ103を有して
おり、このランプ103の光により当該原稿を走査する
スキャナユニット104と、スキャナユニット104の
露光走査により生じる原稿の反射光をCCDイメージセン
サ(以下、「CCD」という)109に導くミラー10
5,106,107及びレンズ108と、原稿の反射光
を画像データに変換するCCD109とを備えている。
【0033】また、プリンタ部2は、リーダ部1から受
信した画像データに対応したレーザ光を発光するレーザ
発光部201と、レーザ発光部201を駆動するレーザ
ドライバ221と、レーザ光に照射され潜像を形成する
感光ドラム202と、感光ドラム202上に形成された
潜像に現像剤を付着させる現像器203と、感光ドラム
202に付着された現像剤を記録用紙に転写する転写部
206と、転写部206に給紙する記録用紙を積載する
給紙カセット204,205とを備えている。
【0034】更に、プリンタ部2は、転写部206より
搬送される記録用紙の現像剤を熱と圧力により記録用紙
に定着させる定着部207と、定着部207を通過した
記録用紙を外部に排出する排出ローラ208と、排出さ
れた記録用紙をそれぞれのビンに収納して記録用紙の仕
分けを行うソータ220と、両面記録又は多重記録のた
めに記録用紙を再給紙搬送路210へ導くフラッパ20
9と、転写部206へ再び記録用紙を搬送する再給紙搬
送路210とを備えている。
【0035】次いで、リーダ部1及びプリンタ部2の動
作について詳述する。リーダ部1の原稿搬送装置101
は載置された原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガ
ラス102上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後、プ
ラテンガラス102上の原稿を排出する。このとき、原
稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ1
03を点灯し、そしてスキャナユニット104の移動を
開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの
反射光は、ミラー105,106,107、及びレンズ
108によってCCD109へ到達する。CCD109は原稿
からの反射光を読み取り、画像データに変換する。CCD
109から出力される画像データは、所定の処理が施さ
れた後、プリンタ部2及び画像入出力制御部3へ送信さ
れる。
【0036】レーザ発光部201はリーダ部1から受信
した画像データに対応したレーザ光を発光する。このレ
ーザ光は感光ドラム202を照射し、レーザ光に対応し
た潜像を形成する。この感光ドラム202の潜像の部分
には現像器203によって現像剤が付着する。そして、
レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙カセ
ット204及び給紙カセット205のいずれか一方から
記録用紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム
202に付着された現像剤を記録用紙に転写する。現像
剤が転写された記録用紙は定着部207に搬送され、定
着部207の熱と圧力により現像剤は記録用紙に定着す
る。定着部207を通過した記録用紙は排出ローラ20
8によって外部に排出され、ソータ220は排出された
記録用紙をそれぞれのビンに収納して記録用紙の仕分け
を行う。ビンに収納された記録用紙は設定によりステイ
プルされる。なお、ソータ220は仕分けが設定されて
いない場合は最上ビンに記録用紙を収納する。
【0037】また、予め両面記録が設定されている場合
は、排出ローラ208のところまで記録用紙を搬送した
後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ
209によって記録用紙を再給紙搬送路210へ導く。
【0038】予め多重記録が設定されている場合は、記
録用紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッ
パ209によって記録用紙を再給紙搬送路210へ導
く。再給紙搬送路210へ導かれた記録用紙は上述した
タイミングで転写部206へ給紙される。
【0039】給紙カセットは、給紙カセット204,2
05の2つに限られず、2つ以上搭載することができ
る。
【0040】次に、図3は図1の画像形成装置における
リーダ部1の詳細な構成を示す。
【0041】リーダ部1において、上述のCCD109
は、A/D・SH部110を介して画像処理部111に直列
的に接続されており、画像処理部111にはCPU114
が接続されている。このCPU114にはインターフェイ
ス部113、操作部115及びメモリ116が接続され
ている。A/D・SH部110と画像処理部111とには、
インターフェイス部113を介してコア部10が接続さ
れている。さらに、画像処理部111にはプリンタ部2
が接続されている。
【0042】A/D・SH部110は画像データのアナログ
/デジタル変換又はシェーディング補正を行い、画像処
理部111は画像データのトリミング処理又は回転等の
処理を行う。インターフェイス部113は画像データを
画像入出力制御部3のコア部10へ送信するのに使用
し、CPU114は画像処理部111及びインターフェイ
ス部113を制御する。操作部115はユーザが本画像
形成装置の所望の動作を指定するのに使用し、メモリ1
16はCPU114の制御プログラムを記憶する。
【0043】CCD109から出力された画像データはA/
D・SH部110でアナログ/デジタル変換が行われると
ともに、シェーディング補正が行われる。A/D・SH部1
10によって処理された画像データは画像処理部111
を介してプリンタ部2へ転送されるとともに、インター
フェイス部113を介して画像入出力制御部3のコア部
10へ転送される。CPU114は操作部115で設定さ
れた設定内容に応じて画像処理部111及びインターフ
ェイス部113を制御する。
【0044】例えば、操作部115でトリミング処理を
行った後に複写を行う複写モードが設定されている場合
は、画像処理部111で画像データのトリミング処理を
行った後にプリンタ部2へ画像データを送信する。ま
た、操作部115でファクシミリ送信モードが設定され
ている場合は、インターフェイス部113から画像デー
タとファクシミリモードに応じた制御コマンドとをコア
部10へ送信する。画像処理部111及びインターフェ
イス部113を制御するCPU114の制御プログラムは
メモリ116に記憶されており、CPU114はメモリ1
16に記憶されている制御プログラムを参照しながら制
御を行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域
として使うこともできる。
【0045】図4は図1の画像形成装置におけるコア部
10の構成を示す。
【0046】コア部10は、リーダ部1に接続されたイ
ンターフェイス部122と、ファクシミリ部4、ファイ
ル部5、コンピュータインターフェイス部7、フォーマ
ッタ部8、及びハードディスク部9に接続されたインタ
ーフェイス部121とを備えている。インターフェイス
部121及び122はデータ処理部120を介して接続
されている。インターフェイス部121,122及びデ
ータ処理部120は、CPU123に接続されている。ま
た、CPU123にはメモリ124が接続されている。CPU
123は特許請求の範囲に記載されている判別手段を構
成する。
【0047】データ処理部120は画像データの回転処
理、変倍処理、又は合成等の処理を行い、インターフェ
イス部121は画像データ若しくは画像を表すコードデ
ータをデータ処理部120からファクシミリ部4、ファ
イル部5、コンピュータインターフェイス部7、フォー
マッタ部8、又はハードディスク部9への送信に使用す
る。インターフェイス部122は画像データをリーダ部
1からデータ処理部120への送信に使用し、CPU12
3はコア部10の全体の動作を制御し、メモリ124は
CPU123の制御プログラムを記憶する。
【0048】リーダ部1はインターフェイス部122を
介してデータ処理部120へ画像データを送信すると共
に、インターフェイス部122を介してCPU123へ制
御コマンドを送信する。データ処理部120ではリーダ
部1から受信した画像データを回転処理、変倍処理、又
は合成等の処理を施し、CPU123から送信される制御
コマンドに応じて、インターフェイス部121を介して
ファクシミリ部4、ファイル部5、又はコンピュータイ
ンターフェイス部7へ送信する。
【0049】また、コンピュータインターフェイス部7
はPC/WS11より画像を表すコードデータを受信し、イ
ンターフェイス部121を介してデータ処理部120に
送信し、データ処理部120はこのコードデータをイン
ターフェイス部121を介してフォーマッタ部8へ送信
する。フォーマッタ部8では、このコードデータを画像
データに展開し、インターフェイス部121を介してデ
ータ処理部120に画像データを送信し、データ処理部
120はインターフェイス部121を介してファクシミ
リ部4又はプリンタ部2へ画像データを送信する。
【0050】ファクシミリ部4はインターフェイス部1
21を介してデータ処理部120へ画像データを送信し
た後に、データ処理部120がインターフェイス部12
1を介してプリンタ部2、ファイル部5、又はコンピュ
ータインターフェイス部7へ送信する。
【0051】また、ファイル部5はインターフェイス部
121を介してデータ処理部120へ画像データを送信
した後に、データ処理部120がインターフェイス部1
21を介してプリンタ部2、ファクシミリ部4、又はコ
ンピュータインターフェイス部7へ送信する。
【0052】CPU123はメモリ124に記憶されてい
る制御プログラム及びリーダ部1から受信した制御コマ
ンドに従ってこのような制御を行う。また、メモリ12
4はCPU123の作業領域としても使われる。
【0053】このように、コア部10を中心に、画像の
読み取り、画像の記録、画像の送受信、画像の保存、コ
ンピュータからのデータの入出力等の機能を複合させた
処理を行うことが可能である。
【0054】図5は図1の画像形成装置を含むネットワ
ークの構成を示す。このネットワークは、1台のサーバ
501と、ユーザが使用する端末502,503,50
4と、画像形成装置507,508,509とを備えて
いる。尚、画像形成装置507,508,509はいず
れも図1〜図4で説明した構成を備えている。
【0055】サーバ501はインターフェイスケーブル
505を介して端末502,503,504にそれぞれ
接続されており、さらにインターフェイスケーブル51
0,511,512を介して画像形成装置507,50
8,509にそれぞれ接続されている。インターフェイ
スケーブル505は同軸ケーブルを使用し、インターフ
ェイスケーブル510,511,512はSCSIケーブル
を使用するが、これらのケーブルは特に限定されるもの
ではない。
【0056】端末502,503,504はインターフ
ェイスケーブル505、サーバー501、及びインター
フェイスケーブル510,511,512を介して画像
形成装置507,508,509のそれぞれと通信を行
う。尚、端末502,503,504は画像形成装置5
07,508,509のそれぞれと通信を行うための通
信部(図示しない)を備えており、この通信部は特許請
求の範囲(請求項5)に記載されている送信手段及び受
信手段を構成する。
【0057】図6は図5のサーバ501と画像形成装置
507との接続を詳細に示す。図6中の1は図3で詳細
な構成を説明した画像形成装置のリーダ部1であり、図
6中の10は図4で詳細な構成を説明した画像形成装置
のコア部10である。
【0058】画像形成装置507はコンピュータインタ
ーフェイス部7及びサーバ501を介して図5の端末5
02,503,504と通信を行う。通信の内容はコア
部10のコンピュータインターフェイス部7及びインタ
ーフェイス部121を介してコア部10のデータ処理部
120またはCPU123に転送される。データ処理部1
20及びCPU123で処理された情報は一時的にメモリ
124に格納される。
【0059】メモリ124はリーダ部1のCPU114か
らインターフェイス部113を経由してコア部10のイ
ンターフェイス部122から入力された情報も格納す
る。リーダ部1のメモリ116にはコア部10のメモリ
124の情報の一部分が転送される。尚、このような画
像形成装置507の処理は画像処理装置508,509
でも同様に実行される。
【0060】図7は画像形成装置507のコア部10の
メモリ124、リーダ部1のメモリ116に格納される
情報、及び操作部115で表示される内容を示す。
【0061】メモリ124は複写機構成情報704、複
写機ステータス情報705、後述の図10で詳述するシ
ステム構成情報706、後述の図11で詳述するシステ
ムステータス情報707、及びユーザ処理要求708を
格納する。メモリ116は後述の図8で詳述する複写機
構成情報709、後述の図9で詳述する複写機ステータ
ス情報710、システムステータス情報711、及びユ
ーザ処理要求712を格納する。操作部115は複写機
構成情報713、複写機ステータス情報714、システ
ムステータス情報715、及びユーザ処理要求716を
表示する。
【0062】複写機構成情報704,709,713及
びシステム構成情報706は画像形成装置507の電源
が投入された後に構成されるが、複写機ステータス情報
705,710,714及びシステムステータス情報7
07,711,715は画像形成装置507のリーダ部
1、プリンタ部2の処理状態、又はコア部10に接続さ
れるファクシミリ部4、ファイル部5、フォーマッタ部
8、ハードディスク部9の処理状態が変化するごとに再
構成される。
【0063】CPU114は、画像形成装置507の電源
投入時に複写機構成情報709及び複写機ステータス情
報710を作成し、メモリ116に格納する。この格納
された複写機構成情報709及び複写機ステータス情報
710はCPU114によりインターフェイス部113及
びインターフェイス部122を介してCPU123に通知
される。CPU123はこれらの情報をメモリ124にそ
れぞれ複写機構成情報704、複写機ステータス情報7
05として格納する。
【0064】また、CPU114はメモリ116に格納さ
れた複写機構成情報709及び複写機ステータス情報7
10を操作部115に転送することにより、操作部11
5にそれぞれ複写機構成情報713、複写機ステータス
情報714として格納され、操作部115は複写機構成
情報713、複写機ステータス情報714を表示する。
【0065】また、CPU123は電源投入時にファクシ
ミリ部4、ファイル部5、フォーマッタ部8の各情報を
インターフェイス部121を介してデータ処理部120
に読み込む。これらの情報からシステムに対する情報を
構成し、メモリ124にシステム構成情報706、シス
テムステータス情報707として格納する。
【0066】CPU123はメモリ124のシステムステ
ータス情報707をインターフェイス部122を介し
て、CPU114に転送する。CPU114はインターフェイ
ス部113を介して転送された情報をメモリ116にシ
ステムステータス情報711として格納する。
【0067】またCPU114はメモリ116のシステム
ステータス情報711を操作部115に転送する。転送
されたシステムステータス情報711は操作部115上
でシステムステータス情報715として表示される。
【0068】図8は図7の複写機構成情報709の構成
を説明する。複写機構成情報709はソータ情報80
1、フィーダ情報802、コピー情報803、及びカセ
ット情報804を備えており、図5の複合画像形成装置
507のハードウェア構成を分類したものである。
【0069】ソータ情報801は図2のソータ220の
機能に関する情報を格納したソータ機能情報805、ソ
ータ220に含まれているステイプルの情報を格納した
ステイプル機能情報806を備えている。さらにソータ
機能情報805はソータビン数820及びソート許容枚
数821の情報を備えており、ステイプル機能情報80
6はステイプル枚数825及びステイプル針残数826
の情報を備えている。
【0070】フィーダ情報802は図2の原稿搬送装置
101上の原稿をリーダ部1のプラテンガラス102に
搬送するフィード方式情報807、原稿搬送装置101
上の原稿サイズを示す原稿給紙サイズ情報808、原稿
搬送装置101の原稿保持枚数限界を示した原稿給紙枚
数情報809の各情報を備えている。さらにフィード方
式情報807はプラテンガラス830、片面原稿給紙8
31、及び両面原稿給紙832の各情報を備えている。
【0071】コピー情報803はプリンタ部2のプリン
ト枚数情報810、トナー残量情報811、両面印刷機
能情報812、及び画像処理機能情報813の各情報を
備えており、画像処理機能情報813は、さらにマスキ
ング835、トリミング836、定型変倍837、ズー
ミング838、及び濃度調整839の各情報を備えてい
る。
【0072】カセット情報804はプリント部2の給紙
カセット204、205のカセット段数情報814の情
報を備えており、さらにカセット段数情報814はカセ
ット840及びカセット841の各情報を備えている。
カセット840はプリント部2の給紙カセット204の
給紙サイズ842及び給紙残量843の各情報を備えて
おり、カセット841はプリント部2の給紙カセット2
05の給紙サイズ844及び給紙残量845の各情報を
備えている。
【0073】図9は図7の複写機ステータス情報710
の構成を説明する。複写機ステータス情報710はソー
タ情報901、フィーダ情報902、コピー情報90
3、及びカセット情報904を備えており、それぞれ独
立したステータスの情報を保持する。
【0074】ソータ情報901は図2のソータ220の
ステータスを示したソータステータス905及びソータ
220に含まれているステイプル機構のステータスを格
納したステイプルステータス906を備えている。
【0075】フィーダ情報902は図2の原稿搬送装置
101、即ちフィーダのステータスを示したフィーダス
テータス907を備えており、コピー情報903はプリ
ンタ部2のステータスを格納したプリントステータス9
08を備えている。
【0076】カセット情報904はプリンタ部2のカセ
ット204、205のステータスを格納したカセット段
数ステータス909を備えている。カセット段数ステー
タス909はカセット204、205の記録用紙残量の
情報910,911を備えている。
【0077】図10は図7のシステム構成情報706の
構成を説明する。システム構成情報706は、ファクシ
ミリ部4の構成情報を含むファクシミリ部構成情報10
01と、ファイル部5の構成情報を含むファイル部構成
情報1002と、コンピュータインターフェイス部7の
構成情報を含むコンピュータインターフェイス部構成情
報1003と、フォーマッタ部8の構成情報を含むフォ
ーマッタ部構成情報1004と、ハードディスク部9の
構成情報を含むハードディスク部構成情報1005とを
備えている。
【0078】次に、図11は図7のシステムステータス
情報707の構成を説明する。システムステータス情報
707は、ファクシミリ部4のステータス情報を含むフ
ァクシミリ部ステータス情報1101と、ファイル部5
のステータス情報を含むファイル部ステータス情報11
02と、コンピュータインターフェイス部7のステータ
ス情報を含むコンピュータインターフェイス部ステータ
ス情報1103と、フォーマッタ部8のステータス情報
を含むフォーマッタ部ステータス情報1104と、ハー
ドディスク部9のステータス情報を含むハードディスク
部ステータス情報1005とを備えている。
【0079】次いで、図5により端末502の処理を説
明する。サーバ501にインターフェイスケーブル50
5を介して接続された端末502はサーバ501と、又
はサーバ501及びインターフェイスケーブル510を
介して画像形成装置507と通信を行う。従って、端末
502は図6のサーバ501、インターフェイスケーブ
ル510、コンピュータインターフェイス部7を介して
画像形成装置507と通信を行う。端末502は、さら
にコア部10のインターフェイス部121を介してメモ
リ124から複写機構成情報704、複写機ステータス
情報705、システム構成情報706、及びシステムス
テータス情報707を受信する。
【0080】端末502は画像形成装置507から受信
した複写機構成情報704、複写機ステータス情報70
5、システム構成情報706、及びシステムステータス
情報707を図15に示すように端末502のディスプ
レイに表示する。
【0081】端末502は画像形成装置508,509
に対しても同様の処理を行うことができ、端末503,
504は端末502と同様の処理を行うことができる。
尚、端末502,503,504のディスプレイは特許
請求の範囲(請求項5)に記載されている表示手段を構
成する。
【0082】従って、インターフェイスケーブル505
上のすべての端末502〜504は、インターフェイス
ケーブル510〜512上のそれぞれの画像形成装置5
07〜509に関する複写機構成情報704、複写機ス
テータス情報705、システム構成情報706、システ
ムステータス情報707を取得し、図15と同様の画像
形成装置に関する情報を表示することができる。
【0083】次にユーザは端末502のディスプレイで
図16(複写処理用)又は図19(ファクシミリ処理
用)に示す操作画面を表示することにより、画像形成装
置507〜509のいずれに対しても処理要求を作成す
ることができる。以下の説明では、画像形成装置507
に対して処理要求を作成する。図16(複写処理用)又
は図19(ファクシミリ処理用)の操作画面で作成され
た画像形成装置507に対する処理要求はインターフェ
イスケーブル505、サーバ501、及びインターフェ
イスケーブル510を介して、画像形成装置507に送
信される。図16(複写処理用)の操作画面で作成され
るデータの構造は図13(複写処理用)に示す構造にな
っており、図19(ファクシミリ処理用)の操作画面で
作成されるデータの構造は図14(ファクシミリ処理
用)に示す構造になっている。
【0084】端末502からの処理要求をコンピュータ
インターフェイス部7、インターフェイス部121を介
して受信したCPU123は、データ処理部120で端末
502からの処理要求とメモリ124上の複写機構成情
報704、複写機ステータス情報705、システム構成
情報706、及びシステムステータス情報707とを比
較して、この処理要求が実行可能か否かを判別する。
【0085】端末502からの処理要求が実行可能であ
ると判別した場合には、CPU123は端末502からの
処理要求をユーザ処理要求708としてメモリ124に
格納する。またCPU123はユーザ処理要求708をイ
ンターフェイス部122を介して、CPU114へ転送す
る。CPU114は転送されたユーザ処理要求708をメ
モリ116にユーザ処理要求712として格納する。ま
た同時にユーザ処理要求712を操作部115へ転送す
ることで、操作部115でユーザ処理要求716として
表示する。尚、メモリ124に格納されたユーザ処理要
求708及びメモリ116に格納されたユーザ処理要求
712又は操作部115に表示されたユーザ処理要求7
16はすべて図12の構成をとっている。
【0086】一方、端末502からの処理要求が実行不
可能であると判別した場合には、CPU123はインター
フェイス部121及びコンピュータインターフェイス部
7を介して端末502の処理要求が不正であることを通
知する。この不正通知を受信した端末502は図17に
示すように処理要求が実行できないメッセージをディス
プレイ上に表示する。
【0087】次に、CPU123はメモリ124の複写機
ステータス情報705を監視することで、ユーザ処理要
求708が実行できるか否かを判別する。リーダ部1、
プリンタ部2が処理を行っておらず、ユーザ処理要求7
08が実行可能である場合には、CPU123はインター
フェイス部121及びコンピュータインターフェイス部
7を介して、端末502にユーザ処理要求708が実行
可能であることを通知する。ユーザ処理要求708が実
行可能であることを通知された端末502のディスプレ
イは図18に示すメッセージを表示する。
【0088】端末502のディスプレイに図18に示す
メッセージが表示された後に、ユーザは図20に示す操
作部115で画像形成装置の処理の指定を行う。操作部
115は、スタートキー2001、ストップキー200
2、リセットキー2003、テンキー2004、及び液
晶画面2005を備えている。
【0089】操作部115の液晶画面2005には図2
1に示す表示が行われる。ここでユーザはユーザ処理要
求708をカーソル2102、2103を用いて、ハイ
ライト部2104を移動させることにより選択する。選
択後、処理開始ボタン2105を押下げすることで処理
の開始を指示する。このとき、処理開始ボタン2105
を押下げすることで図22に示すメッセージが液晶画面
2005に表示され、ユーザはこのメッセージの処理を
行うことで、端末502からのユーザ処理要求708を
実行することができる。
【0090】次に、図23は画像形成装置507の処理
プログラムを示す。尚、このプログラムは画像形成装置
508,509にも適用する。
【0091】まず、ステップS2301において、CPU
123は端末502からデータが送信されてきたか否か
を判別する。端末502からデータが送信されてきた場
合には、コンピュータインターフェイス部7よりデータ
を受信する(ステップS2302)。
【0092】次いで、ステップS2303で、受信した
データはフォーマッタ部8で解析され、処理が実行可能
であるか否かをCPU123で判別する。例えば、画像形
成装置507が両面印刷不可能であるのに両面印刷の指
示がなされていればこの処理は実行不可能であると判別
される。また指定された記録用紙がない場合等もこの処
理は実行不可能であると判別される。
【0093】受信したデータの処理が実行不可能である
場合には、後述するステップS2304及びステップS
2305をスキップしてステップS2306に進む一
方、受信したデータの処理が実行可能である場合には、
フォーマッタ部8で画像データに展開し(ステップS2
304)、展開した画像データをハードディスク部9に
記憶する(ステップS2305)。ここでは画像データ
はビットマップイメージとして記憶される。これは、出
力要求があってからフォーマッタ部8でデータの展開を
開始すると展開処理に時間がかかること、即ち所望の処
理を速やかに実行することができないこと、及び出力の
頁数が把握できないこと等を考慮したためである。
【0094】その後、端末502にコンピュータインタ
ーフェイス部7を介して受信したデータの処理が実行可
能であること又は実行不可能であることを通知し(ステ
ップS2306)、図21に示す表示を行い(ステップ
S2307)、ステップS2301に戻る。この後、デ
ータの受信は既に行われているので(ステップS230
1のNO)、ステップS2309に進み、ユーザにより
選択された複写要求を端末502から受信したか否かを
CPU123で判別し、複写要求を受信した場合には、複
写処理を実行し(ステップS2310)、ステップS2
301に戻る一方、複写要求を受信しなかった場合に
は、ステップS2311において、ユーザにより選択さ
れたファクシミリ要求を端末502から受信したか否か
をCPU123で判別し、ファクシミリ要求を受信した場
合には、ファクシミリ処理を実行し(ステップS231
2)、ステップS2301に戻る一方、ファクシミリ要
求を受信しなかった場合には、直接ステップS2301
に戻る。
【0095】上述したように、本実施の形態によれば、
本発明の実施の形態に係る画像形成装置は、端末502
から受信したデータの処理が実行可能であるか否かを判
別し、受信したデータの処理が実行可能である場合に
は、フォーマッタ部8で画像データに展開し(ステップ
S2304)、ハードディスク部9に展開した画像デー
タを記憶する(ステップS2305)。その後、端末5
02にコンピュータインターフェイス部7を介して受信
したデータの処理が実行可能であること又は実行不可能
であることを通知し(ステップS2306)、端末50
2から複写要求を受信した場合には、複写処理を実行し
(ステップS2310)、端末502からファクシミリ
要求を受信した場合には、ファクシミリ処理を実行する
(ステップS2312)ので、ユーザの所望の処理を速
やかに実行することができる。また、予めネットワーク
に接続されている端末から、所望の処理を画像形成装置
に転送しておくことで、複数の画像形成装置を複数のユ
ーザで離れた位置から効率的に運用することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の画像形
成装置によれば、画像形成要求が実行可能な処理要求で
ある時に、画像展開手段が実行可能な画像形成要求に関
連する画像形成データを予め画像データに展開し、送信
手段が情報処理装置に画像形成要求が実行可能である旨
を送信し、受信手段が該送信に応じて情報処理装置から
送信される実行可能な画像形成要求を受信することによ
り、画像形成手段が展開された画像データの画像を形成
するように構成されているので、情報処理装置から送信
される実行可能な画像形成要求を受信した時には、既に
画像形成データは画像データに展開されており、ユーザ
の所望の処理を速やかに実行することができる。
【0097】請求項5の情報処理装置によれば、表示手
段に一覧表示された実行可能な画像形成要求を選択する
ことにより、送信手段が選択された画像形成要求を画像
形成装置に送信するので、画像形成装置において画像形
成要求を指定する必要がなく、一覧表示された実行可能
な画像形成要求を選択することでユーザの所望の処理を
速やかに実行することができる。
【0098】請求項7の画像形成装置の制御方法によれ
ば、画像形成要求が実行可能な処理要求である時に、画
像展開工程で実行可能な画像形成要求に関連する画像形
成データを予め画像データに展開し、送信工程で情報処
理装置に画像形成要求が実行可能である旨を送信し、受
信工程で該送信に応じて情報処理装置から送信される実
行可能な画像形成要求を受信することにより、画像形成
工程で展開された画像データの画像を形成するように構
成されているので、情報処理装置から送信される実行可
能な画像形成要求を受信した時には、既に画像形成デー
タは画像データに展開されており、ユーザの所望の処理
を速やかに実行することができる。
【0099】請求項10の情報処理装置の制御方法によ
れば、表示工程で一覧表示された実行可能な画像形成要
求を選択することにより、送信工程で選択された画像形
成要求を画像形成装置に送信するので、画像形成装置に
おいて画像形成要求を指定する必要がなく、一覧表示さ
れた実行可能な画像形成要求を選択することでユーザの
所望の処理を速やかに実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
図である。
【図2】図1の画像形成装置におけるリーダ部1及びプ
リンタ部2の構成図である。
【図3】図1の画像形成装置におけるリーダ部1の詳細
な構成図である。
【図4】図1の画像形成装置におけるコア部10の構成
図である。
【図5】図1の画像形成装置を含むネットワークの構成
図である。
【図6】図5のサーバ501と画像形成装置507との
接続の構成図である。
【図7】画像形成装置507のコア部10のメモリ12
4、リーダ部1のメモリ116に格納される情報、及び
操作部115で表示される内容を示す説明図である。
【図8】複写機構成情報709の構成図である。
【図9】複写機ステータス情報710の構成図である。
【図10】システム構成情報706の構成図である。
【図11】システムステータス情報707の構成図であ
る。
【図12】メモリ124に格納されたユーザ処理要求7
08、メモリ116に格納されたユーザ処理要求712
及び操作部115に表示されたユーザ処理要求716の
データ構成の説明図である。
【図13】図16の操作画面で作成される複写処理用の
ユーザ処理要求のデータ構造の説明図である。
【図14】図16の操作画面で作成されるファクシミリ
処理用のユーザ処理要求のデータ構造の説明図である。
【図15】端末502のディスプレイ表示の例を示す説
明図である。
【図16】画像形成装置507に対する複写処理用のユ
ーザ処理要求を作成する操作画面の例を示す説明図であ
る。
【図17】不正処理要求を通知する端末502のディス
プレイ表示例を示す説明図である。
【図18】適正処理要求を通知する端末502のディス
プレイ表示例を示す説明図である。
【図19】画像形成装置507に対するファクシミリ処
理用のユーザ処理要求を作成する操作画面の例を示す説
明図である。
【図20】操作部115の概略図である。
【図21】操作部115の液晶画面2005に表示され
るユーザ処理要求を選択するための表示例を示す説明図
である。
【図22】操作部115の液晶画面2005に表示され
るユーザ処理要求を選択したときの表示例を示す説明図
である。
【図23】画像形成装置507の処理プログラムを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 光磁気ディスクドライブユニット 7 コンピュータインターフェイス部 8 フォーマッタ部 9 ハードディスク部 10 コア部 11 パーソナルコンピュータ又はワークステーション
(PC/WS) 13 ローカルエリアネットワーク(LAN)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32 H04N 1/32 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して情報処理装置に接
    続される画像形成装置に関する情報を前記情報処理装置
    に送信する送信手段と、前記情報処理装置から送信され
    る画像形成要求及び画像形成データを受信する受信手段
    と、前記画像形成要求が実行可能な処理要求であるか否
    かを判別するための判別手段と、前記実行可能な画像形
    成要求に関連する前記画像形成データを画像データに展
    開するための画像展開手段と、前記展開された画像デー
    タを記憶する記憶手段と、記録用紙上に前記展開された
    画像データの画像を形成する画像形成手段とを備えてい
    る画像形成装置において、 前記画像形成要求が実行可能な処理要求である時に、前
    記画像展開手段が前記実行可能な画像形成要求に関連す
    る前記画像形成データを予め画像データに展開し、前記
    送信手段が前記情報処理装置に前記画像形成要求が実行
    可能である旨を送信し、前記受信手段が該送信に応じて
    前記情報処理装置から送信される前記実行可能な画像形
    成要求を受信することにより、前記画像形成手段が前記
    展開された画像データの画像を形成するように構成され
    ていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置に関する情報が前記画
    像形成装置が備えている構成機器の構成情報及び前記画
    像形成装置の状態を示すステータス情報であることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段が大容量記憶媒体であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークが電話回線又はディジ
    タル回線を利用することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して画像形成装置に画
    像形成要求及び画像形成データを送信する送信手段と、
    前記画像形成装置より前記画像形成要求が実行可能であ
    る旨を受信する受信手段と、前記実行可能な画像形成要
    求を一覧表示する表示手段とを備える情報処理装置にお
    いて、 前記表示手段に一覧表示された前記実行可能な画像形成
    要求を選択することにより、前記送信手段が前記選択さ
    れた画像形成要求を前記画像形成装置に送信することを
    特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置が請求項1乃至5のい
    ずれか1項記載の画像形成装置であることを特徴とする
    請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して情報処理装置に接
    続される画像形成装置に関する情報を前記情報処理装置
    に送信する送信工程と、前記情報処理装置から送信され
    る画像形成要求及び画像形成データを受信する受信工程
    と、前記画像形成要求が実行可能な処理要求であるか否
    かを判別するための判別工程と、前記実行可能な画像形
    成要求に関連する前記画像形成データを画像データに展
    開するための画像展開工程と、前記展開された画像デー
    タを記憶する記憶工程と、記録用紙上に前記展開された
    画像データの画像を形成する画像形成工程とを含む画像
    形成装置の制御方法において、 前記画像形成要求が実行可能な処理要求である時に、前
    記画像展開工程で前記実行可能な画像形成要求に関連す
    る前記画像形成データを予め画像データに展開し、前記
    送信工程で前記情報処理装置に前記画像形成要求が実行
    可能である旨を送信し、前記受信工程で該送信に応じて
    前記情報処理装置から送信される前記実行可能な画像形
    成要求を受信することにより、前記画像形成工程で前記
    展開された画像データの画像を形成するように構成され
    ていることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置に関する情報が前記画
    像形成装置が備えている構成機器の構成情報及び前記画
    像形成装置の状態を示すステータス情報であることを特
    徴とする請求項7記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記ネットワークが電話回線又はディジ
    タル回線を利用することを特徴とする請求項7又は8記
    載の画像形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して画像形成装置に
    画像形成要求及び画像形成データを送信する送信工程
    と、前記画像形成装置より前記画像形成要求が実行可能
    である旨を受信する受信工程と、前記実行可能な画像形
    成要求を一覧表示する表示工程とを含む情報処理装置の
    制御方法において、 前記表示工程で一覧表示された前記実行可能な画像形成
    要求を選択することにより、前記送信工程で前記選択さ
    れた画像形成要求を前記画像形成装置に送信することを
    特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置が請求項1乃至4の
    いずれか1項記載の画像形成装置であることを特徴とす
    る請求項10記載の情報処理装置の制御方法。
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