JPH11270476A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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- JPH11270476A JPH11270476A JP9105598A JP9105598A JPH11270476A JP H11270476 A JPH11270476 A JP H11270476A JP 9105598 A JP9105598 A JP 9105598A JP 9105598 A JP9105598 A JP 9105598A JP H11270476 A JPH11270476 A JP H11270476A
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Abstract
を容易としたスクロール型圧縮機を提供する。 【解決手段】 回転軸26内に形成された油通路44
と、この油通路44に潤滑油を送るための給油手段と、
支持フレーム27の軸受部28に形成された収納部53
と、この収納部53内に移動自在に収納され、回転軸2
6との間をシールする環状のシール部材54を備える。
冷媒ガス吸入側を揺動スクロール30の背面と支持フレ
ーム27の間に連通させてこの間の圧力を密閉容器21
内の圧力より低くし、この差圧によってシール部材54
を収納部53内面に押し付けてガスシールすると共に、
給油手段から潤滑油を油通路44を経て各摺動部に送
り、循環して使用する。
Description
機器などに搭載されるスクロール型圧縮機に関するもの
であり、更に詳しくは、固定スクロールと揺動スクロー
ルとを噛み合わせて形成される複数の圧縮室にて圧縮さ
せた圧縮ガスを密閉容器内へ吐出した後、密閉容器外へ
吐出するようにしたスクロール型圧縮機に関するもので
ある。
に使用される横置き型のスクロール型圧縮機は、例えば
特公平7−99150号公報に示されている。係る従来
のスクロール型圧縮機を図4で説明すると、両端が閉鎖
された筒状の密閉容器1の内側には電動要素2とスクロ
ール圧縮要素3とが内蔵されている。電動要素2は密閉
容器1の内壁面側に固定されたステータ4と、このステ
ータ4の内側に回転自在に支持されたロータ5とから成
り、このロータ5には回転軸6が貫通状態に結合されて
いる。
要素3の一部を構成する支持フレーム7の軸受部に回転
自在に支持されている。そして、回転軸6の他端側はロ
ータ5から突出しており、この先端部にはトロコイドポ
ンプなどの容積型ポンプ8が接続されている。そして、
上記容積型ポンプ8の端部には油導入管9が接続されて
いる。この油導入管9の吸込側の端部は上記密閉容器1
内に収容された潤滑油bに没するように下方に延長され
ている。
よって潤滑油bを供給する油通路が軸方向に穿設されて
おり、潤滑油が支持フレーム7などの各摺動部に供給さ
れた後、再循環されるように構成されている。
態に支持された回転軸6の一端部は、その中心が回転軸
6の軸心と偏心して設けられたピン部(クランク部)1
0として形成されており、このピン部10には揺動スク
ロール11が連接されている。この揺動スクロール11
は円盤状に形成されており、背面の中央部に上記ピン部
10が接続されるボス穴部12が形成されている。この
揺動スクロール11の表面には渦巻き形状のラップ13
が一体に形成されている。
14が結合されている。この固定スクロール14には上
記揺動スクロール11に対面する部分に渦巻き形状のラ
ップ15が形成されており、上記ラップ13との間に複
数の圧縮室16を形成している。これらの圧縮室16の
外周部で冷媒ガスを吸い込み、漸次中心に移動していく
ことで容積を縮小して冷媒ガスを圧縮するように構成さ
れている。
ト17が形成されており、この吐出ポート17の外側を
包囲する状態で固定スクロール14には消音器18が設
けられている。
転軸6の一端部に取り付けられた容積型ポンプ8によっ
て密閉容器1内底部に収容された潤滑油bを吸い上げ、
この回転軸6の一端から他端に渡って形成された油通路
によって他端部から各摺動部に供給するように構成して
いたため、油導入管9や容積型ポンプ8が必要となり、
部品点数が増加する問題があった。
ム7間を冷媒吸入側と同じ低圧とし、密閉容器1内の高
圧との差圧を用いて各摺動部に給油を行う方法もある。
係る方法によれば上記容積型ポンプ8などを廃止するこ
とが可能となる。しかしながら、係る差圧を構成するた
めには、支持フレームと回転軸の間を潤滑油にてガスシ
ールするために、軸受部と回転軸間のクリアランスを狭
くし、これを厳格に管理しなければ成らなくなる。
部10の間のガスシールに対しても同様に発生する。
する際のガスシールを容易としたスクロール型圧縮機を
提供することを目的とする。
ール型圧縮機は、密閉容器内に設けられた電動要素と、
この電動要素によって駆動されるスクロール圧縮要素
と、密閉容器内に装着されてスクロール圧縮要素を支持
すると共に、中央に電動要素の回転軸の一端部側を軸支
するための軸受部を設けた支持フレームと、密閉容器内
に収容された潤滑油とを備え、スクロール圧縮要素は中
央部に圧縮ガスの吐出ポートを設けると共に一方の面に
渦巻き状のラップを有する固定スクロールと、この固定
スクロールに対して電動要素の駆動により公転し、一方
の面に渦巻き状のラップを有する揺動スクロールとから
構成され、両ラップを互いに噛み合わせて複数の圧縮室
を形成し、密閉容器外から吸入した冷媒ガスをこの圧縮
室にて圧縮して吐出ポートから密閉容器内に吐出した
後、密閉容器外に吐出するようにしたものであって、回
転軸内に形成された油通路と、この油通路に潤滑油を送
るための給油手段と、支持フレームの軸受部に形成され
た収納部と、この収納部内に移動自在に収納され、回転
軸との間をシールする環状のシール部材とを備えている
ものである。
法管理を適切に行うだけで、軸受部のガスシールを行う
ことが可能となると共に、回転軸と軸受部間のクリアラ
ンスの管理を厳密に行う必要がなくなり、加工コストを
削減できると共に、軸受部の耐磨耗性が向上し、結果と
してガスシール性も改善されるものである。
密閉容器内に設けられた電動要素と、この電動要素によ
って駆動されるスクロール圧縮要素と、密閉容器内に装
着されてスクロール圧縮要素を支持すると共に、中央に
電動要素の回転軸の一端部側を軸支するための軸受部を
設けた支持フレームと、密閉容器内に収容された潤滑油
とを備え、スクロール圧縮要素は中央部に圧縮ガスの吐
出ポートを設けると共に一方の面に渦巻き状のラップを
有する固定スクロールと、この固定スクロールに対して
電動要素の駆動により公転し、一方の面に渦巻き状のラ
ップを有する揺動スクロールとから構成され、両ラップ
を互いに噛み合わせて複数の圧縮室を形成し、密閉容器
外から吸入した冷媒ガスをこの圧縮室にて圧縮して吐出
ポートから密閉容器内に吐出した後、密閉容器外に吐出
するようにしたものであって、回転軸内に形成された油
通路と、この油通路に潤滑油を送るための給油手段と、
揺動スクロールの他方の面の中央部に突設されたボス穴
部と、回転軸の先端にその中心が当該回転軸の軸心と偏
心して設けられ、ボス穴部に挿入されたピン部と、ボス
穴部内面に形成された収納部と、この収納部内に移動自
在に収納され、回転軸のピン部との間をシールする環状
のシール部材とを備えているものである。
法管理を適切に行うだけで、ボス穴部のガスシールを行
うことが可能となると共に、回転軸のピン部と揺動スク
ロールのボス穴部間のクリアランスの管理を厳密に行う
必要がなくなり、加工コストを削減できると共に、ボス
穴部の耐磨耗性が向上し、結果としてガスシール性も改
善されるものである。
閉容器外から吸入した冷媒ガスの吸入側を揺動スクロー
ルの背面と支持フレームの間に連通させてこの間の圧力
を密閉容器内の圧力より低くし、この差圧によってシー
ル部材を収納部内面に押し付けてガスシールすると共
に、給油手段から潤滑油を油通路を経て各摺動部に送
り、循環して使用するようにしたものである。
えて密閉容器外から吸入した冷媒ガスの吸入側を揺動ス
クロールの背面と支持フレームの間に連通させてこの間
の圧力を密閉容器内の圧力より低くし、この差圧によっ
てシール部材を収納部内面に押し付けてガスシールする
と共に、給油手段から潤滑油を油通路を経て各摺動部に
送り、循環して使用するようにしたので、密閉型ポンプ
などが不要となり、部品点数を削減できるものである。
基づいて詳述する。図1は本発明に係る横置き型のスク
ロール型圧縮機の全体構成を示す断面図である。
圧縮機であり、両端が閉鎖された筒状の密閉容器21を
備えている。この密閉容器21内には電動要素22と、
この電動要素22によって駆動されるスクロール圧縮要
素23とが収容されている。
部に固定されたステータ24と、このステータ24の中
央部に位置されたロータ25とを有し、このロータ25
の中心部には上記密閉容器21の軸心方向に向けられた
回転軸26が貫通状態に結合され、その一端側は上記ス
クロール圧縮要素23を支持する支持フレーム27の中
央部に貫通され、回転自在に支持されている。上記支持
フレーム27は上記密閉容器21の内壁面に結合固定さ
れている。
転軸26の端部にはその中心が回転軸26の軸心と偏心
して設けたピン部(クランク部)29が形成されてい
る。このピン部29には揺動スクロール30が連接され
ている。この揺動スクロール30は、円盤状の鏡板の背
面中央部に上記ピン部29を挿入して連接するボス穴部
31と、上記鏡板の表面に形成された渦巻き状のラップ
32とを備えている。
ロール33が結合されている。この固定スクロール33
は上記揺動スクロール30のラップ32に互い違い状態
に位置して複数の圧縮室34を形成する渦巻き状のラッ
プ35が形成されている。
には上記密閉容器21に貫通された冷媒ガスの吸入管3
6が接続されている。また、上記固定スクロール33の
中央部には、圧縮された冷媒ガスを密閉容器21内に吐
出する吐出ポート37が設けられている。
ガスのスクロール圧縮要素23の吸入側と、上記揺動ス
クロール30の背面(上記鏡板のボス穴部31のある側
の面)と上記支持フレーム27との間は上記揺動スクロ
ール30の鏡板の周縁部において連通させてあるので、
この間の圧力は上記冷媒ガス吸入側と略同じに低く、前
記密閉容器21内の圧力より低い中間圧となる。
揺動スクロール30側の縁部は、図2に示す如く回転軸
26から離間する方向に拡張されており、この拡張部分
の揺動スクロール30側には環状のスラストプレート5
2が支持フレーム27に固定され、これら支持フレーム
27とスラストプレート52によって軸受部28には外
側に拡開された収納部53が形成されている。
ル部材54が移動自在に収納され、回転軸26の周囲に
位置している。尚、前記ブッシュ51と回転軸26間の
クリアランスは20μm〜40μm程度に設定されてい
るが、シール部材54と回転軸26間のクリアランスは
10μm〜20μmに設定されている。
部31間のクリアランスも10μm〜20μmに設定さ
れているものとする。
油部38が設けられている。この給油部38は、密閉容
器21内に装着されて回転軸26を軸支すると共に、油
導入管39を装着した副軸受部40を備えた副支持フレ
ーム41を備えている。この副支持フレーム41と回転
軸26の間には、ベアリング42が介在されており、こ
のベアリング42の受け部43が前記副軸受部40に設
けられている。
ルまで潤滑油bが収容されており、この潤滑油bは前述
した差圧によって前記給油部38から吸い上げられて回
転軸26の中に設けた油通路44を経て前記軸受部28
を含む各摺動部に送られ、循環して使用されるように構
成されている。
いる部分の中途に前記油通路44から前記軸受部28の
摺動面に通じる小孔45が設けられている。この小孔4
5の出口から始まり前記揺動スクロール30側に向かっ
て回転軸26の表面にこの小孔45と連絡する溝46
が、回転軸26が軸受部28により軸支されている部分
の外まで、設けられている。
油は、ボス穴部31とピン部29の摺動面をガスシール
し、前記小孔45を通過した潤滑油は前記溝46を流れ
て摺動面を循環する。また、シール部材54は密閉容器
1内の圧力(高圧)と揺動スクロール30及び支持フレ
ーム27間の圧力(中間圧)との差圧によってスラスト
プレート52に押し付けられるので、このシール部材5
4よりスクロール圧縮要素23側も潤滑油によりガスシ
ールされる。
型圧縮機20が運転を開始すると、冷媒ガスは吸入管3
6からスクロール圧縮要素23の外周部に吸入されて、
漸次中心に移動していくことで圧縮され、固定スクロー
ル33の中央部に設けた吐出ポート37から密閉容器2
1内に吐出され、この空間で同伴した潤滑油が分離さ
れ、脈動が低減される。
持フレーム27に設けた図示しない通路を流れて、電動
要素22側に行き、ロータ25の回転による遠心力とス
テータ24や副支持フレーム41などの邪魔板効果など
で冷媒ガス中の潤滑油がさらに分離される。そして、潤
滑油が分離された冷媒ガスは吐出管47から密閉容器2
1外に吐出される。分離された潤滑油は密閉容器21の
底部に溜まり、循環して使用される。
転により自動調芯され、荷重を受けない位置に安定す
る。
背面と支持フレーム27の間を連通させてあるので、こ
の間の圧力は中間圧となり、密閉容器21内の圧力より
低くなっている。この差圧により、潤滑油bは前記給油
部38の油導入管39から吸い上げられて、回転軸26
の中に設けた油通路44を経て高圧下で供給される。
45を通過し、圧縮要素23の方向に向かって溝46を
流れて摺動面を潤滑する。
クリアランスは前述の如く非常に小さいので、このシー
ル部材54と回転軸26及びスラストプレート52間は
良くガスシールされる。
潤滑油はボス穴部31とピン部29の摺動面を良くガス
シールする。これらの潤滑油は揺動スクロール30と支
持フレーム27の間を流れ、オルダムリング48溝部の
潤滑を行った後、揺動スクロール30の鏡板の周縁部を
経てスクロール圧縮要素23内の冷媒ガス吸入側に供給
されて摺動面の潤滑を行い、その後圧縮ガスと共に吐出
ポート37から密閉容器21内へ吐出され、圧縮ガスと
分離されて密閉容器21の底部に流れる。
27と揺動スクロール30との間に介装されており、電
動要素22の駆動により固定スクロール33に対して揺
動スクロール30が自転しないように円軌道上を公転さ
せるように構成されている。
転軸26の間にはベアリング42が介在させてあり、こ
のベアリング42の受け部43を前記副軸受部40に設
けたので、回転軸26の回転が安定し、スムーズになっ
て圧縮効率が向上すると共に、振動や騒音が少なくなる
効果がある。
間隙49を調整することにより、冷媒ガスが潤滑油中に
入らないようにすることができる。間隙40をあまり大
きくするとガスが潤滑油中に入る恐れがあり、逆に間隙
49をあまり小さくすると回転軸26への抵抗が大きく
なる恐れがあるので、間隙49を適切に調整することが
必要である。
ル型圧縮機20の構成を示している。この場合、揺動ス
クロール30のボス穴部31内面の支持フレーム27側
の縁部は、ピン部29から離間する方向に拡張されてお
り、この拡張部分の支持フレーム27側には環状のスラ
ストプレート62がボス穴部31に固定され、これらボ
ス穴部31とスラストプレート62によって外側に拡開
された収納部63が形成されている。
側には、ボス穴部31とピン部29との間に前述同様の
ブッシュ66が介設されている。そして、前記収納部6
3内には環状のシール部材64が移動自在に収納され、
ピン部29の周囲に位置している。尚、前記ブッシュ6
6とピン部29間のクリアランスは20μm〜40μm
程度に設定されているが、シール部材64とピン部29
間のクリアランスは10μm〜20μmに設定されてい
る。
のクリアランスは非常に小さいので、このシール部材6
4とピン部29及びスラストプレート62間は、回転軸
26の端面から出た潤滑油によって良くガスシールされ
ることになる。
ン層を破壊する危険性の無い若しくは少ない冷媒、具体
的には、例えば、1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン(R134a)単体、又は、R134aとジフルオロ
メタン(R−32)とペンタフルオロエタン(R−12
5)との混合冷媒(R407C)、R−32とR−12
5との混合冷媒(R410A)などのHFC系冷媒、ハ
イドロクロロジフルオロメタン(R22)単体、又は、
混合冷媒などのHCFC系冷媒などを挙げることができ
る。
具体的には、例えば、これらの冷媒と相溶性のあるエス
テル系オイル、エーテル系オイル、或いは、これらの冷
媒と相溶性のないアルキルベンゼン系オイル、或いは、
これらの混合物などを挙げることができる。
ば、回転軸内に形成された油通路と、この油通路に潤滑
油を送るための給油手段と、支持フレームの軸受部に形
成された収納部と、この収納部内に移動自在に収納さ
れ、回転軸との間をシールする環状のシール部材とを備
えるため、シール部材の寸法管理を適切に行うだけで、
軸受部のガスシールを行うことが可能となる。
ンスの管理を厳密に行う必要がなくなり、加工コストを
削減できると共に、軸受部の耐磨耗性が向上し、結果と
してガスシール性も改善されるものである。
に形成された油通路と、この油通路に潤滑油を送るため
の給油手段と、揺動スクロールの背面の中央部に突設さ
れたボス穴部と、回転軸の先端にその中心が当該回転軸
の軸心と偏心して設けられ、ボス穴部に挿入されたピン
部と、ボス穴部内面に形成された収納部と、この収納部
内に移動自在に収納され、回転軸のピン部との間をシー
ルする環状のシール部材とを備えているので、シール部
材の寸法管理を適切に行うだけで、ボス穴部のガスシー
ルを行うことが可能となる。
ールのボス穴部間のクリアランスの管理を厳密に行う必
要がなくなり、加工コストを削減できると共に、ボス穴
部の耐磨耗性が向上し、結果としてガスシール性も改善
されるものである。
えて密閉容器外から吸入した冷媒ガスの吸入側を揺動ス
クロールの背面と支持フレームの間に連通させてこの間
の圧力を密閉容器内の圧力より低くし、この差圧によっ
てシール部材を収納部内面に押し付けてガスシールする
と共に、給油手段から潤滑油を油通路を経て各摺動部に
送り、循環して使用するようにしたので、密閉型ポンプ
などが不要となり、部品点数を削減できるものである。
構成を示す断面図である。
図である。
穴部の拡大断面図である。
例の全体構成を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 密閉容器内に設けられた電動要素と、こ
の電動要素によって駆動されるスクロール圧縮要素と、
前記密閉容器内に装着されて前記スクロール圧縮要素を
支持すると共に、中央に前記電動要素の回転軸の一端部
側を軸支するための軸受部を設けた支持フレームと、前
記密閉容器内に収容された潤滑油とを備え、前記スクロ
ール圧縮要素は中央部に圧縮ガスの吐出ポートを設ける
と共に一方の面に渦巻き状のラップを有する固定スクロ
ールと、この固定スクロールに対して前記電動要素の駆
動により公転し、一方の面に渦巻き状のラップを有する
揺動スクロールとから構成され、前記両ラップを互いに
噛み合わせて複数の圧縮室を形成し、前記密閉容器外か
ら吸入した冷媒ガスをこの圧縮室にて圧縮して前記吐出
ポートから前記密閉容器内に吐出した後、前記密閉容器
外に吐出するようにしたスクロール型圧縮機において、 前記回転軸内に形成された油通路と、この油通路に前記
潤滑油を送るための給油手段と、前記支持フレームの軸
受部に形成された収納部と、この収納部内に移動自在に
収納され、前記回転軸との間をシールする環状のシール
部材とを備えたことを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項2】 密閉容器内に設けられた電動要素と、こ
の電動要素によって駆動されるスクロール圧縮要素と、
前記密閉容器内に装着されて前記スクロール圧縮要素を
支持すると共に、中央に前記電動要素の回転軸の一端部
側を軸支するための軸受部を設けた支持フレームと、前
記密閉容器内に収容された潤滑油とを備え、前記スクロ
ール圧縮要素は中央部に圧縮ガスの吐出ポートを設ける
と共に一方の面に渦巻き状のラップを有する固定スクロ
ールと、この固定スクロールに対して前記電動要素の駆
動により公転し、一方の面に渦巻き状のラップを有する
揺動スクロールとから構成され、前記両ラップを互いに
噛み合わせて複数の圧縮室を形成し、前記密閉容器外か
ら吸入した冷媒ガスをこの圧縮室にて圧縮して前記吐出
ポートから前記密閉容器内に吐出した後、前記密閉容器
外に吐出するようにしたスクロール型圧縮機において、 前記回転軸内に形成された油通路と、この油通路に前記
潤滑油を送るための給油手段と、前記揺動スクロールの
他方の面の中央部に突設されたボス穴部と、前記回転軸
の先端にその中心が当該回転軸の軸心と偏心して設けら
れ、前記ボス穴部に挿入されたピン部と、前記ボス穴部
内面に形成された収納部と、この収納部内に移動自在に
収納され、前記回転軸のピン部との間をシールする環状
のシール部材とを備えたことを特徴とするスクロール型
圧縮機。 - 【請求項3】 前記密閉容器外から吸入した冷媒ガスの
吸入側を前記揺動スクロールの背面と前記支持フレーム
の間に連通させてこの間の圧力を前記密閉容器内の圧力
より低くし、この差圧によって前記シール部材を前記収
納部内面に押し付けてガスシールすると共に、前記給油
手段から潤滑油を前記油通路を経て各摺動部に送り、循
環して使用するようにしたことを特徴とする請求項1又
は請求項2のスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09105598A JP3806507B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09105598A JP3806507B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11270476A true JPH11270476A (ja) | 1999-10-05 |
JP3806507B2 JP3806507B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=14015830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09105598A Expired - Fee Related JP3806507B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3806507B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113677893A (zh) * | 2019-05-21 | 2021-11-19 | 大金工业株式会社 | 涡旋式压缩机及包括该涡旋式压缩机的制冷装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP09105598A patent/JP3806507B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113677893A (zh) * | 2019-05-21 | 2021-11-19 | 大金工业株式会社 | 涡旋式压缩机及包括该涡旋式压缩机的制冷装置 |
CN113677893B (zh) * | 2019-05-21 | 2022-08-02 | 大金工业株式会社 | 涡旋式压缩机及包括该涡旋式压缩机的制冷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3806507B2 (ja) | 2006-08-09 |
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