JPH11234053A - デバイス負荷変動保護回路 - Google Patents
デバイス負荷変動保護回路Info
- Publication number
- JPH11234053A JPH11234053A JP10029719A JP2971998A JPH11234053A JP H11234053 A JPH11234053 A JP H11234053A JP 10029719 A JP10029719 A JP 10029719A JP 2971998 A JP2971998 A JP 2971998A JP H11234053 A JPH11234053 A JP H11234053A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- load
- protection circuit
- protection
- switch
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/02—Transmitters
- H04B1/04—Circuits
- H04B1/0458—Arrangements for matching and coupling between power amplifier and antenna or between amplifying stages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デバイスへの電源を変化させることなく、デ
バイスを負荷変動から保護することができるデバイス負
荷変動保護回路を提供することである。 【解決手段】 デバイスの出力側に接続された負荷の変
動から前記デバイスを保護するデバイス負荷変動保護回
路において、前記負荷の変動を検出する検出手段と、前
記デバイスの出力側に接続・非接続が切り替え可能に設
けられた保護用負荷と、前記検出手段による検出結果に
基づいて前記保護用負荷の接続・非接続を切り替える切
り替え手段とを備えた。
バイスを負荷変動から保護することができるデバイス負
荷変動保護回路を提供することである。 【解決手段】 デバイスの出力側に接続された負荷の変
動から前記デバイスを保護するデバイス負荷変動保護回
路において、前記負荷の変動を検出する検出手段と、前
記デバイスの出力側に接続・非接続が切り替え可能に設
けられた保護用負荷と、前記検出手段による検出結果に
基づいて前記保護用負荷の接続・非接続を切り替える切
り替え手段とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデバイス負荷変動保
護回路に関し、詳しくはデバイスに対する負荷の変動か
らデバイスを保護するための回路に関する。
護回路に関し、詳しくはデバイスに対する負荷の変動か
らデバイスを保護するための回路に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、携帯無線機等では送信出力を
増幅するためにパワーアンプを用いている。このパワー
アンプのようなデバイスでは、デバイスの出力に接続さ
れた負荷インピーダンスによってそのデバイス自身が持
つ特性が大きく変化する。その内容としては、消費電流
の増加、電力出力効率の劣化、さらにデバイスの破損へ
とつながる場合もある。
増幅するためにパワーアンプを用いている。このパワー
アンプのようなデバイスでは、デバイスの出力に接続さ
れた負荷インピーダンスによってそのデバイス自身が持
つ特性が大きく変化する。その内容としては、消費電流
の増加、電力出力効率の劣化、さらにデバイスの破損へ
とつながる場合もある。
【0003】以上のような背景で、従来は、デバイスの
出力負荷を安定させるためにアイソレータ等の負荷整合
器を入れる解決策が考えられていた。
出力負荷を安定させるためにアイソレータ等の負荷整合
器を入れる解決策が考えられていた。
【0004】また、別の従来例としては、負荷変動から
デバイスを保護する構成となっている特開平6−252
785号公報に開示されるものが挙げられる。この従来
例では、アンテナの有無を検出してデバイス自身の電源
を切り替えて負荷変動に対する保護を行っている。
デバイスを保護する構成となっている特開平6−252
785号公報に開示されるものが挙げられる。この従来
例では、アンテナの有無を検出してデバイス自身の電源
を切り替えて負荷変動に対する保護を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のアイ
ソレータ等の負荷整合器を入れるものでは、アイソレー
タ自身が減衰量を持っており、そのためにアンテナ出力
で所望の放射電力を得るためにはデバイス自身の出力電
力をより大きくする必要性が生じる。しかし、デバイス
の効率を上げることは容易ではないゆえ、放射電力を向
上するには、結果として消費電流の増大につながること
となる。
ソレータ等の負荷整合器を入れるものでは、アイソレー
タ自身が減衰量を持っており、そのためにアンテナ出力
で所望の放射電力を得るためにはデバイス自身の出力電
力をより大きくする必要性が生じる。しかし、デバイス
の効率を上げることは容易ではないゆえ、放射電力を向
上するには、結果として消費電流の増大につながること
となる。
【0006】また、特開平6−252785号公報に開
示されるものでは、デバイスの電源を瞬間的に変化させ
るゆえ、デバイス自身の信頼性や寿命の点から望ましい
ことではない。
示されるものでは、デバイスの電源を瞬間的に変化させ
るゆえ、デバイス自身の信頼性や寿命の点から望ましい
ことではない。
【0007】本発明は以上の点にかんがみてなされたも
ので、デバイスへの電源を変化させることなく、デバイ
スを負荷変動から保護することができるデバイス負荷変
動保護回路を提供することを目的とする。
ので、デバイスへの電源を変化させることなく、デバイ
スを負荷変動から保護することができるデバイス負荷変
動保護回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、デバイスの出力側に接続された負荷の変
動から前記デバイスを保護するデバイス負荷変動保護回
路において、前記負荷の変動を検出する検出手段と、前
記デバイスの出力側に接続・非接続が切り替え可能に設
けられた保護用負荷と、前記検出手段による検出結果に
基づいて前記保護用負荷の接続・非接続を切り替える切
り替え手段とを備えた。
成するために、デバイスの出力側に接続された負荷の変
動から前記デバイスを保護するデバイス負荷変動保護回
路において、前記負荷の変動を検出する検出手段と、前
記デバイスの出力側に接続・非接続が切り替え可能に設
けられた保護用負荷と、前記検出手段による検出結果に
基づいて前記保護用負荷の接続・非接続を切り替える切
り替え手段とを備えた。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0010】本実施の形態は、無線機の送信信号を増幅
するパワーアンプが、保護すべきデバイスである場合に
ついて説明するものである。
するパワーアンプが、保護すべきデバイスである場合に
ついて説明するものである。
【0011】図1は、本実施の形態によるデバイス負荷
変動保護回路の概略ブロック図である。
変動保護回路の概略ブロック図である。
【0012】図1において、1はアンテナ、2はアンテ
ナ1の収納状態すなわち伸縮を検出する検出装置、3は
検出装置2からの検出信号6に基づいてオン/オフする
切り替えスイッチ、4は切り替えスイッチ3によって接
続が切り替えられる負荷、5はアンテナ1によって送信
する送信信号を増幅するデバイスである。
ナ1の収納状態すなわち伸縮を検出する検出装置、3は
検出装置2からの検出信号6に基づいてオン/オフする
切り替えスイッチ、4は切り替えスイッチ3によって接
続が切り替えられる負荷、5はアンテナ1によって送信
する送信信号を増幅するデバイスである。
【0013】本実施の形態の特徴は、図1で示されるよ
うに、アンテナ1の伸縮を検出する回路および、デバイ
ス5の出力からアンテナ1に至る回路の途中にスイッチ
3と負荷4とを設けたことにある。
うに、アンテナ1の伸縮を検出する回路および、デバイ
ス5の出力からアンテナ1に至る回路の途中にスイッチ
3と負荷4とを設けたことにある。
【0014】以上により構成される負荷変動保護回路に
おいては、空中線すなわちアンテナの伸縮動作、出力端
子の接続・非接続といった動作によるインピーダンスの
大きな変動による、それ以降に接続されている素子の破
壊を防ぐ特徴を有する。
おいては、空中線すなわちアンテナの伸縮動作、出力端
子の接続・非接続といった動作によるインピーダンスの
大きな変動による、それ以降に接続されている素子の破
壊を防ぐ特徴を有する。
【0015】図2は、図1に示した実施の形態を詳細に
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0016】この図2は、無線機の送信ブロックの一部
を示したものであり、アンテナ(空中線)11と、アン
テナ伸縮検出端子12および13と、負荷切り替えスイ
ッチ14と、アンテナインピーダンス調整負荷15と、
デバイス保護負荷16と、デバイス17とによって構成
されており、入力された信号をデバイス17によって増
幅してアンテナ11によって自由空間に放射する役割を
持っている。
を示したものであり、アンテナ(空中線)11と、アン
テナ伸縮検出端子12および13と、負荷切り替えスイ
ッチ14と、アンテナインピーダンス調整負荷15と、
デバイス保護負荷16と、デバイス17とによって構成
されており、入力された信号をデバイス17によって増
幅してアンテナ11によって自由空間に放射する役割を
持っている。
【0017】アンテナ11は、入力された信号を自由空
間に放射する。アンテナ伸縮検出端子12および13
は、機械的な接点を持ったスイッチであり、アンテナ1
1の伸長、収納状態によってそれぞれ接続、あるいは切
断される。切り替えスイッチ14は、アンテナ検出端子
12および13からの信号に対応して、デバイス17の
出力側にデバイス保護負荷16を接続、非接続する状態
の切り替えを行う。このスイッチ14は入出力端子と制
御端子とを有する。ここでは、制御端子が電気的にアク
ティブな場合、入出力端子の間が電気的に短絡するもの
とする。アンテナインピーダンス調整負荷15およびデ
バイス保護負荷16はデバイス17から見たインピーダ
ンスが整合が取れている状態に調整されるものとする。
また、デバイス17は、ここでは入力した信号を増幅し
て出力するようなパワーアンプであるとする。
間に放射する。アンテナ伸縮検出端子12および13
は、機械的な接点を持ったスイッチであり、アンテナ1
1の伸長、収納状態によってそれぞれ接続、あるいは切
断される。切り替えスイッチ14は、アンテナ検出端子
12および13からの信号に対応して、デバイス17の
出力側にデバイス保護負荷16を接続、非接続する状態
の切り替えを行う。このスイッチ14は入出力端子と制
御端子とを有する。ここでは、制御端子が電気的にアク
ティブな場合、入出力端子の間が電気的に短絡するもの
とする。アンテナインピーダンス調整負荷15およびデ
バイス保護負荷16はデバイス17から見たインピーダ
ンスが整合が取れている状態に調整されるものとする。
また、デバイス17は、ここでは入力した信号を増幅し
て出力するようなパワーアンプであるとする。
【0018】次に、図2に示した実施の形態の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0019】図2において、検出端子12および13
は、アンテナ11とアンテナ11への信号入力回路との
接続の状態を監視する。アンテナ11が完全に収納され
ている場合は、検出端子13が電気的に接続され、切り
替えスイッチ14に接地信号を送出する。同様にアンテ
ナ11が完全に伸長の状態にある場合は、検出端子12
が電気的に接続され、同様に切り替えスイッチ14に接
地信号を送出する。アンテナ11が完全な伸長でも収納
でもどちらでもない場合では、検出端子12および13
はどちらも電気的に接続されず、切り替えスイッチ14
に接地信号を送出しない。
は、アンテナ11とアンテナ11への信号入力回路との
接続の状態を監視する。アンテナ11が完全に収納され
ている場合は、検出端子13が電気的に接続され、切り
替えスイッチ14に接地信号を送出する。同様にアンテ
ナ11が完全に伸長の状態にある場合は、検出端子12
が電気的に接続され、同様に切り替えスイッチ14に接
地信号を送出する。アンテナ11が完全な伸長でも収納
でもどちらでもない場合では、検出端子12および13
はどちらも電気的に接続されず、切り替えスイッチ14
に接地信号を送出しない。
【0020】切り替えスイッチ14は、上記条件で送出
される接地信号に対応して、アンテナ保護負荷16を接
続するかしないかを切り替える。アンテナ11が完全に
収納されている、あるいは完全に伸長の状態にあるとき
は、上記スイッチの条件からスイッチ14の制御端子は
接地状態となり、スイッチ14自身は開放(切)の状態
となる。逆にアンテナ11が完全な伸長あるいは完全な
収納のどちらでもない場合は、スイッチ14の制御端子
には電圧がかかった状態となり、スイッチ自身は接続の
状態となる。このとき、デバイス保護負荷16が、デバ
イス17の出力側に並列的に挿入される形となる。
される接地信号に対応して、アンテナ保護負荷16を接
続するかしないかを切り替える。アンテナ11が完全に
収納されている、あるいは完全に伸長の状態にあるとき
は、上記スイッチの条件からスイッチ14の制御端子は
接地状態となり、スイッチ14自身は開放(切)の状態
となる。逆にアンテナ11が完全な伸長あるいは完全な
収納のどちらでもない場合は、スイッチ14の制御端子
には電圧がかかった状態となり、スイッチ自身は接続の
状態となる。このとき、デバイス保護負荷16が、デバ
イス17の出力側に並列的に挿入される形となる。
【0021】これにより、アンテナ11が完全な伸長で
も収納でもない状態、つまりアンテナ11自身の入力イ
ンピーダンスが整合点から大きく離れた状態でも、保護
負荷16が並列的に加算されて見えるため、保護負荷1
6をあらかじめデバイス17の特性に合わせて調整して
おけば、デバイス17から見た出力インピーダンスは、
急激に開放あるいは短絡状態になることはない。従っ
て、デバイス17の急激な負荷変動を抑圧することが可
能となり、負荷変動によるデバイス17の特性劣化、破
壊等を防ぐことが可能となる。
も収納でもない状態、つまりアンテナ11自身の入力イ
ンピーダンスが整合点から大きく離れた状態でも、保護
負荷16が並列的に加算されて見えるため、保護負荷1
6をあらかじめデバイス17の特性に合わせて調整して
おけば、デバイス17から見た出力インピーダンスは、
急激に開放あるいは短絡状態になることはない。従っ
て、デバイス17の急激な負荷変動を抑圧することが可
能となり、負荷変動によるデバイス17の特性劣化、破
壊等を防ぐことが可能となる。
【0022】なお、上述の実施の形態では、デバイスの
出力側にアンテナが接続された、無線機の送信出力部に
おけるデバイスすなわちパワーアンプの保護について説
明したが、本発明はこれに限らず、たとえば、アンテナ
の代わりに、負荷が変動する可能性のあるものたとえば
携帯電話端末から外部に同軸ケーブル等で信号を取り出
す場合の出力端子であってもよい。この場合、この出力
端子にケーブルを接続するかしないかによって、出力端
子の前段のデバイスから見た出力インピーダンスが変動
することになり、このデバイスの保護について本発明を
適用することが可能である。
出力側にアンテナが接続された、無線機の送信出力部に
おけるデバイスすなわちパワーアンプの保護について説
明したが、本発明はこれに限らず、たとえば、アンテナ
の代わりに、負荷が変動する可能性のあるものたとえば
携帯電話端末から外部に同軸ケーブル等で信号を取り出
す場合の出力端子であってもよい。この場合、この出力
端子にケーブルを接続するかしないかによって、出力端
子の前段のデバイスから見た出力インピーダンスが変動
することになり、このデバイスの保護について本発明を
適用することが可能である。
【0023】また、上述の実施の形態では、アンテナ伸
縮検出端子12および13が機械的な接点を持ったスイ
ッチであるとしているが、本発明はこれに限らず、電気
的そのほかあらゆる機構による検出であってもかまわな
い。
縮検出端子12および13が機械的な接点を持ったスイ
ッチであるとしているが、本発明はこれに限らず、電気
的そのほかあらゆる機構による検出であってもかまわな
い。
【0024】また、上述の実施の形態では、アンテナ伸
縮検出端子12および13からスイッチ14に対して電
気的な信号を送出するようにしているが、本発明はこれ
に限らず、電気的な信号、機械的な信号等のいずれでも
よく、信号の形態を問うものではない。
縮検出端子12および13からスイッチ14に対して電
気的な信号を送出するようにしているが、本発明はこれ
に限らず、電気的な信号、機械的な信号等のいずれでも
よく、信号の形態を問うものではない。
【0025】また、切り替えスイッチ14も、上述の実
施の形態では電気的なスイッチであるとしているが、本
質的には電気的あるいは機械的な形態どちらでも本発明
は適応可能である。
施の形態では電気的なスイッチであるとしているが、本
質的には電気的あるいは機械的な形態どちらでも本発明
は適応可能である。
【0026】また、負荷15および16としては、抵抗
やコンデンサやコイルなどの複数の素子の組み合わせを
許すものである。
やコンデンサやコイルなどの複数の素子の組み合わせを
許すものである。
【0027】また、負荷15および16は、純粋な電力
を消費するだけの受動的な負荷であるほかに、アンテナ
やその他目的を持った負荷、あるいは能動素子であって
もよい。
を消費するだけの受動的な負荷であるほかに、アンテナ
やその他目的を持った負荷、あるいは能動素子であって
もよい。
【0028】さらに、保護すべきデバイスとしては、上
述の実施の形態では代表例としてパワーアンプのような
入力信号を増幅して出力するようなデバイスとしたが、
そうでなくても負荷変動により特性に影響があるもので
あれば、本発明が適用可能である。
述の実施の形態では代表例としてパワーアンプのような
入力信号を増幅して出力するようなデバイスとしたが、
そうでなくても負荷変動により特性に影響があるもので
あれば、本発明が適用可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明による負荷変動保護回路を用いた
場合、空中線の伸縮動作や、出力端子の接続・非接続と
いった動作によるインピーダンスの大きな変動がデバイ
スからは見えなくなるため、その影響によるデバイス自
身の効率低下や破壊を防ぐ効果がある。
場合、空中線の伸縮動作や、出力端子の接続・非接続と
いった動作によるインピーダンスの大きな変動がデバイ
スからは見えなくなるため、その影響によるデバイス自
身の効率低下や破壊を防ぐ効果がある。
【0030】また、本発明による負荷変動保護回路を用
いた場合、アイソレータ等の負荷整合器がない分、デバ
イスの出力端子以降の減衰が少なくなるため、アンテナ
放射端で同一の電力を得る場合でもデバイス自身の出力
電力は少なくて済む。つまり、上記の状態において、デ
バイスの効率が変わらなければ、装置の低消費電流化す
なわち長時間動作が可能となる。
いた場合、アイソレータ等の負荷整合器がない分、デバ
イスの出力端子以降の減衰が少なくなるため、アンテナ
放射端で同一の電力を得る場合でもデバイス自身の出力
電力は少なくて済む。つまり、上記の状態において、デ
バイスの効率が変わらなければ、装置の低消費電流化す
なわち長時間動作が可能となる。
【0031】また、本発明によれば、特開平6−252
785号に開示される発明のようにデバイスの電源を瞬
間的に変化させないので、デバイスの信頼性向上および
高寿命化が可能となる。
785号に開示される発明のようにデバイスの電源を瞬
間的に変化させないので、デバイスの信頼性向上および
高寿命化が可能となる。
【図1】本実施の形態によるデバイス負荷変動保護回路
の概略ブロック図である。
の概略ブロック図である。
【図2】図1に示した実施の形態を詳細に示すブロック
図である。
図である。
1 アンテナ 2 検出装置 3 切り替えスイッチ 4 負荷 5 デバイス 6 検出信号 11 アンテナ 12、13 アンテナ伸縮検出端子 14 負荷切り替えスイッチ 15 アンテナインピーダンス調整負荷 16 デバイス保護負荷 17 デバイス 18 アンテナ状態検出信号 19 電源端子
Claims (4)
- 【請求項1】 デバイスの出力側に接続された負荷の変
動から前記デバイスを保護するデバイス負荷変動保護回
路において、 前記負荷の変動を検出する検出手段と、 前記デバイスの出力側に接続・非接続が切り替え可能に
設けられた保護用負荷と、 前記検出手段による検出結果に基づいて前記保護用負荷
の接続・非接続を切り替える切り替え手段とを備えたこ
とを特徴とするデバイス負荷変動保護回路。 - 【請求項2】 空中線を介して自由空間に放射する信号
の強度を増幅する増幅回路を保護するデバイス負荷変動
保護回路において、 前記空中線の長さに基づいて前記空中線と前記増幅回路
との間の負荷を変化させることを特徴とするデバイス負
荷変動保護回路。 - 【請求項3】 空中線を介して自由空間に放射する信号
の強度を増幅する増幅回路を保護するデバイス負荷変動
保護回路において、 前記空中線が伸縮自在であり、該空中線が完全な伸長状
態または完全な収納状態において、前記増幅回路から見
たインピーダンスが整合がとれており、 前記空中線が完全な伸長状態または完全な収納状態であ
るかを検出する検出手段と、 前記増幅回路の出力側に接続・非接続が切り替え可能に
設けられた保護用負荷と、 前記検出手段による検出結果に基づいて前記保護用負荷
の接続・非接続を切り替える切り替え手段とを備えたこ
とを特徴とするデバイス負荷変動保護回路。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載のデバイス負荷
変動保護回路を用いた携帯無線機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10029719A JPH11234053A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | デバイス負荷変動保護回路 |
US09/246,984 US6144535A (en) | 1998-02-12 | 1999-02-09 | Device load variation protection circuit |
EP99102472A EP0936745B1 (en) | 1998-02-12 | 1999-02-09 | Device load variation protection circuit |
DE69926277T DE69926277T2 (de) | 1998-02-12 | 1999-02-09 | Schutzschaltung gegen veränderliche Lastimpedanz |
CN99102241.6A CN1111964C (zh) | 1998-02-12 | 1999-02-11 | 装置负载变化保护电路 |
AU16417/99A AU754191B2 (en) | 1998-02-12 | 1999-02-11 | Device load variation protection circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10029719A JPH11234053A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | デバイス負荷変動保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11234053A true JPH11234053A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12283926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10029719A Pending JPH11234053A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | デバイス負荷変動保護回路 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6144535A (ja) |
EP (1) | EP0936745B1 (ja) |
JP (1) | JPH11234053A (ja) |
CN (1) | CN1111964C (ja) |
AU (1) | AU754191B2 (ja) |
DE (1) | DE69926277T2 (ja) |
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DE10100152A1 (de) * | 2001-01-03 | 2002-07-04 | Siemens Ag | Sendevorrichtung |
FR2858142B1 (fr) * | 2003-07-25 | 2006-10-20 | Wavecom | Dispositif de radiocommunication comprenant des moyens de protection de l'amplificateur de puissance |
JP2005167591A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線装置 |
JP3876887B2 (ja) * | 2004-02-04 | 2007-02-07 | カシオ計算機株式会社 | 電波受信装置、電波受信回路、電波時計及び中継器 |
CN104579191A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 苏州英诺迅科技股份有限公司 | 一种用于功放保护的驻波电压保护电路 |
US10439576B2 (en) | 2016-11-10 | 2019-10-08 | Skyworks Solutions, Inc. | High-linearity variable gain amplifier with bypass path |
US10554188B2 (en) | 2016-11-11 | 2020-02-04 | Skyworks Solutions, Inc. | Transient output suppression in an amplifier |
US10396737B2 (en) | 2016-11-11 | 2019-08-27 | Skyworks Solutions, Inc. | Wide dynamic range amplifier system |
US10256921B2 (en) * | 2016-11-11 | 2019-04-09 | Skyworks Solutions, Inc. | Reducing impedance discontinuities on a shared medium |
Family Cites Families (6)
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JPS5882049A (ja) * | 1981-11-10 | 1983-05-17 | Aisin Seiki Co Ltd | スタ−リング機関 |
JPH0737078B2 (ja) * | 1986-10-08 | 1995-04-26 | 富士重工業株式会社 | 中空構造体の製造方法 |
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