JPH11222895A - 排水トラップ - Google Patents
排水トラップInfo
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- JPH11222895A JPH11222895A JP6612898A JP6612898A JPH11222895A JP H11222895 A JPH11222895 A JP H11222895A JP 6612898 A JP6612898 A JP 6612898A JP 6612898 A JP6612898 A JP 6612898A JP H11222895 A JPH11222895 A JP H11222895A
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排水口の排水管の管径が異なる場合にも排水
管にホースジョイント筒状部を接続して使用できる排水
トラップを提供する。 【解決手段】 床面Aの排水口Bにホースジョイント1
と取付ける蓋体2を載置固定し、筒状ソケット3を介し
て排水管4に連結される蓋体2に外側筒部20と内側筒
部21とを間隔をおいて同心的に設け、該外側筒部20
または内側筒部21に一端口部32が嵌挿され、また他
端口部34が排水管4に嵌挿される筒状ソケット3と、
該筒状ソケット3の内部に挿入され、かつ前記蓋体2の
内側筒部21に嵌装保持されるオーバーフロー孔5のあ
る排水筒体6と、該封水筒部6の内周部と、下部とに流
水用隙間7、8をあけて配備される排水筒体9とを備え
ると共に、前記蓋体2にシールリング10を介してホー
スジョイント1が接続連結しうるパッキンホルダー11
を着脱自在に装備している。
管にホースジョイント筒状部を接続して使用できる排水
トラップを提供する。 【解決手段】 床面Aの排水口Bにホースジョイント1
と取付ける蓋体2を載置固定し、筒状ソケット3を介し
て排水管4に連結される蓋体2に外側筒部20と内側筒
部21とを間隔をおいて同心的に設け、該外側筒部20
または内側筒部21に一端口部32が嵌挿され、また他
端口部34が排水管4に嵌挿される筒状ソケット3と、
該筒状ソケット3の内部に挿入され、かつ前記蓋体2の
内側筒部21に嵌装保持されるオーバーフロー孔5のあ
る排水筒体6と、該封水筒部6の内周部と、下部とに流
水用隙間7、8をあけて配備される排水筒体9とを備え
ると共に、前記蓋体2にシールリング10を介してホー
スジョイント1が接続連結しうるパッキンホルダー11
を着脱自在に装備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗い場或いはバス
ルームやマンションのベランダなど床面の排水口に取り
付けられる排水トラップ、特に洗濯機などの排水ホース
を接続連結する床排水トラップに関するものである。
ルームやマンションのベランダなど床面の排水口に取り
付けられる排水トラップ、特に洗濯機などの排水ホース
を接続連結する床排水トラップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の排水トラップは、排水管の排水口
に取り付けられるリング体の下面部から接続用の筒状部
を下方向に突出させ、この筒状部の内周の吊持フランジ
にオーバーフロー孔を周面上部に備えたカップ体を隙間
を介して嵌入吊持させ、このカップ体にはホースを挿入
するようにしている。したがって、床の排水口に取り付
ける場合には、まず、排水管の排水口にリング体の筒状
部を嵌入し、筒の吊持フランジにカップ体をすきまを介
して嵌入吊持させる。そして、カップ体にホースを挿入
してカップ体のホース受けにホースの先端部を当接させ
れば、排水トラップを取り付けることができるものが知
られている(実公昭60−15824号公報)。
に取り付けられるリング体の下面部から接続用の筒状部
を下方向に突出させ、この筒状部の内周の吊持フランジ
にオーバーフロー孔を周面上部に備えたカップ体を隙間
を介して嵌入吊持させ、このカップ体にはホースを挿入
するようにしている。したがって、床の排水口に取り付
ける場合には、まず、排水管の排水口にリング体の筒状
部を嵌入し、筒の吊持フランジにカップ体をすきまを介
して嵌入吊持させる。そして、カップ体にホースを挿入
してカップ体のホース受けにホースの先端部を当接させ
れば、排水トラップを取り付けることができるものが知
られている(実公昭60−15824号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の排水トラップ
は、以上のようにリング体の下面部から予め定められた
管径の筒状部が1本だけ下方向に突出しているので、筒
状部と排水管の管径が異なる場合、例えば排水管50m
mφ或いは75mmφの場合には、2種類の排水トラッ
プを用意せざるを得ず、その結果、製造作業や施工作業
の複雑化や煩雑化を招くという問題があった。また、排
水管の管径が小さいもの特に排水管内に封水筒を装入す
る形態では、トラップ形成機構が挟隘部分に納められる
ために排水流路が十分確保できず、洗濯の際に生ずる糸
くずその他のごみ類が流路に詰って水捌けが悪くなる
し、掃除をも頻繁にしなくてはならない不具合が生ずる
欠点があった。
は、以上のようにリング体の下面部から予め定められた
管径の筒状部が1本だけ下方向に突出しているので、筒
状部と排水管の管径が異なる場合、例えば排水管50m
mφ或いは75mmφの場合には、2種類の排水トラッ
プを用意せざるを得ず、その結果、製造作業や施工作業
の複雑化や煩雑化を招くという問題があった。また、排
水管の管径が小さいもの特に排水管内に封水筒を装入す
る形態では、トラップ形成機構が挟隘部分に納められる
ために排水流路が十分確保できず、洗濯の際に生ずる糸
くずその他のごみ類が流路に詰って水捌けが悪くなる
し、掃除をも頻繁にしなくてはならない不具合が生ずる
欠点があった。
【0004】本発明は、これら従来の不便さを排除しよ
うとするもので、排水管の管径が異なる場合にも排水管
にセットすることのでき、施行工事が容易で排水口のご
み詰り現象がなく安全に用いられる低コストの排水トラ
ップを提供することを目的としている。
うとするもので、排水管の管径が異なる場合にも排水管
にセットすることのでき、施行工事が容易で排水口のご
み詰り現象がなく安全に用いられる低コストの排水トラ
ップを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、床面上に載置
され、筒状ソケットを介して排水管に連結される蓋体に
外側筒部と内側筒部とを間隔をおいて同心的に設け、該
外側筒部または内側筒部に一端口部が嵌挿され、また他
端口部が排水管に嵌挿される筒状ソケットと、該筒状ソ
ケットの内部に挿入され、かつ前記蓋体の内側筒部に嵌
装保持されるオーバーフロー孔のある排水筒体と、該封
水筒体の内周部と、下部とに流水用隙間をあけて配備さ
れる排水筒体とを備えると共に、前記蓋体にシールリン
グを介してホースジョイントが接続連結しうるパッキン
ホルダーを着脱自在に装備している。
され、筒状ソケットを介して排水管に連結される蓋体に
外側筒部と内側筒部とを間隔をおいて同心的に設け、該
外側筒部または内側筒部に一端口部が嵌挿され、また他
端口部が排水管に嵌挿される筒状ソケットと、該筒状ソ
ケットの内部に挿入され、かつ前記蓋体の内側筒部に嵌
装保持されるオーバーフロー孔のある排水筒体と、該封
水筒体の内周部と、下部とに流水用隙間をあけて配備さ
れる排水筒体とを備えると共に、前記蓋体にシールリン
グを介してホースジョイントが接続連結しうるパッキン
ホルダーを着脱自在に装備している。
【0006】請求項1記載の発明によれば、床面上に載
置される蓋体から外側筒部と内側筒部がそれぞれ突出し
ているので、外側筒部または内側筒部と排水管との管径
が異径の場合にも排水管に外側筒部または内側筒部を接
続し、外側筒部よりも排水管の管径が小さい場合或いは
大きい場合にも排水管を筒状ソケットで外側筒部と内側
筒部に接続すればよく、また、封水筒体やトラップ形成
用の排水筒体が着脱自在なので、排水口から封水筒体や
封水筒体を取り外して清掃することが可能である。
置される蓋体から外側筒部と内側筒部がそれぞれ突出し
ているので、外側筒部または内側筒部と排水管との管径
が異径の場合にも排水管に外側筒部または内側筒部を接
続し、外側筒部よりも排水管の管径が小さい場合或いは
大きい場合にも排水管を筒状ソケットで外側筒部と内側
筒部に接続すればよく、また、封水筒体やトラップ形成
用の排水筒体が着脱自在なので、排水口から封水筒体や
封水筒体を取り外して清掃することが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。この実施の形態における排水トラ
ップは、図1乃至図5に示すように、床面Aの排水口B
にホースジョイント1を取付ける蓋体2を載置固定し、
筒状ソケット3を介して排水管4に連結される蓋体2に
外側筒部20と内側筒部21とを間隔をおいて同心的に
設け、該外側筒部20に一端口部32が嵌挿され、また
他端口部34が排水管4に嵌挿される筒状ソケット3
と、該筒状ソケット3の内部に挿入され、かつ前記蓋体
2の内側筒部21に嵌装保持されるオーバーフロー孔5
のある排水筒体6と、該封水筒体6の内周部と、下部と
に流水用隙間7、8をあけて配備される排水筒体9とを
備えると共に、前記蓋体2にシールリング10を介して
ホースジョイント1が接続連結しうるパッキンホルダー
11を着脱自在に装備して保持するようにしている。
を参照して説明する。この実施の形態における排水トラ
ップは、図1乃至図5に示すように、床面Aの排水口B
にホースジョイント1を取付ける蓋体2を載置固定し、
筒状ソケット3を介して排水管4に連結される蓋体2に
外側筒部20と内側筒部21とを間隔をおいて同心的に
設け、該外側筒部20に一端口部32が嵌挿され、また
他端口部34が排水管4に嵌挿される筒状ソケット3
と、該筒状ソケット3の内部に挿入され、かつ前記蓋体
2の内側筒部21に嵌装保持されるオーバーフロー孔5
のある排水筒体6と、該封水筒体6の内周部と、下部と
に流水用隙間7、8をあけて配備される排水筒体9とを
備えると共に、前記蓋体2にシールリング10を介して
ホースジョイント1が接続連結しうるパッキンホルダー
11を着脱自在に装備して保持するようにしている。
【0008】
【実施例】前記蓋体2は、耐衝撃性、耐腐性、および耐
熱性などに優れたABS樹脂などでリング形に成形さ
れ、複数のねじ孔(本実施形態では3個)3が周方向に
間隔をおいて穿設されている。この蓋体2の下面部には
接続用の外側筒部20が垂下して一体的に突出成形さ
れ、蓋体2の内周部には外側筒部20の中に位置する接
続用の内側筒部2が垂下して一体的に突出成形されてい
る。これら外側筒部20と内側筒部21は、最も多用さ
れる拡径の排水管4又は縮径の排水管に外側筒部20又
は内側筒部21が接続可能なよう同心的に突設され、外
側筒部20と内側筒部21の間に接続用のすきまが形成
されている。
熱性などに優れたABS樹脂などでリング形に成形さ
れ、複数のねじ孔(本実施形態では3個)3が周方向に
間隔をおいて穿設されている。この蓋体2の下面部には
接続用の外側筒部20が垂下して一体的に突出成形さ
れ、蓋体2の内周部には外側筒部20の中に位置する接
続用の内側筒部2が垂下して一体的に突出成形されてい
る。これら外側筒部20と内側筒部21は、最も多用さ
れる拡径の排水管4又は縮径の排水管に外側筒部20又
は内側筒部21が接続可能なよう同心的に突設され、外
側筒部20と内側筒部21の間に接続用のすきまが形成
されている。
【0009】そして前記筒状ソケット3としては、大径
の一端口部32と、小径の他端口部34を有するもので
あって、前記蓋体3の外側筒部20の外周に嵌挿接続さ
れる一端口部32と、前記排水管4の内周または外周に
嵌挿接続される他端口部34に形成して異径管の接続が
可能となっている。
の一端口部32と、小径の他端口部34を有するもので
あって、前記蓋体3の外側筒部20の外周に嵌挿接続さ
れる一端口部32と、前記排水管4の内周または外周に
嵌挿接続される他端口部34に形成して異径管の接続が
可能となっている。
【0010】さらに、前記ホースジョイント1は外方に
向かって大径となる内周面12を持ったテーパー管13
のホース受けのあるエルボを上部に備え、下部にシール
リング10を嵌合するリング状の凹溝14を有するフラ
ンジ部15を備えると共に、該フランジ部15を前記パ
ッキンホルダー11により蓋体12に嵌着できるように
構成して、前記筒状ソケット3の大径の内部にトラップ
形成機構を納められるので、ごみ類の詰り現象の発生を
防止することが容易にできるようにしてある。
向かって大径となる内周面12を持ったテーパー管13
のホース受けのあるエルボを上部に備え、下部にシール
リング10を嵌合するリング状の凹溝14を有するフラ
ンジ部15を備えると共に、該フランジ部15を前記パ
ッキンホルダー11により蓋体12に嵌着できるように
構成して、前記筒状ソケット3の大径の内部にトラップ
形成機構を納められるので、ごみ類の詰り現象の発生を
防止することが容易にできるようにしてある。
【0011】また、前記封水筒体6は、軽量性、耐熱
性、および着色性などに優れたPP樹脂などで有底円筒
形に成形され、その周面上部に矩形のオーバーフロー孔
5が周方向に間隔をおいて複数(本実施形態では4個)
形成されており、貯留水で排水筒体9によりトラップ形
成体として着脱自在に嵌入保持するよう作用する。この
排水筒体9は、PP樹脂で円筒形に成形され、上部から
下部にかけて係合フランジ91、嵌合筒部92およびス
ロート部93がそれぞれ形成されており、該スロート部
93と前記封水筒体6のオーバーフロー孔5の間に流通
用のすきまが形成されるようになっている。
性、および着色性などに優れたPP樹脂などで有底円筒
形に成形され、その周面上部に矩形のオーバーフロー孔
5が周方向に間隔をおいて複数(本実施形態では4個)
形成されており、貯留水で排水筒体9によりトラップ形
成体として着脱自在に嵌入保持するよう作用する。この
排水筒体9は、PP樹脂で円筒形に成形され、上部から
下部にかけて係合フランジ91、嵌合筒部92およびス
ロート部93がそれぞれ形成されており、該スロート部
93と前記封水筒体6のオーバーフロー孔5の間に流通
用のすきまが形成されるようになっている。
【0012】また、前記ホースジョイント1は、回復性
や弾性などに優れたポリオレフィン系のエラストマーな
どで屈曲成形され、その下端部のフランジ部15を蓋体
2の開口部22内に嵌め入れられてパッキンホルダー1
1で定着される。このパッキンホルー11は、リング形
に成形され、その外周面に多数の突起16が半径外方向
に向けて突出形成されており、パッキングなどのスペー
サ17を挟んだ状態でシールリング10の載置フランジ
15上に嵌入されてホースジョイント1を定着する。な
お、図中、18はネジ部、23はロックピン、24はネ
ジ部、25はピン孔である。
や弾性などに優れたポリオレフィン系のエラストマーな
どで屈曲成形され、その下端部のフランジ部15を蓋体
2の開口部22内に嵌め入れられてパッキンホルダー1
1で定着される。このパッキンホルー11は、リング形
に成形され、その外周面に多数の突起16が半径外方向
に向けて突出形成されており、パッキングなどのスペー
サ17を挟んだ状態でシールリング10の載置フランジ
15上に嵌入されてホースジョイント1を定着する。な
お、図中、18はネジ部、23はロックピン、24はネ
ジ部、25はピン孔である。
【0013】したがって、洗濯機に排水トラップを取り
付けるには、まず、床面に設けられた排水管4の管径を
確認し、蓋体2の外側筒部20又は内側筒部21のいず
れかに筒状ソケット3接続する。次いで、床面に蓋体2
を複数のビス26で固着し、内側筒部21に封水筒体6
を嵌入垂下させるとともに、この封水筒体6にトラップ
形成体葉の排水筒体9を嵌入保持させる。そして、蓋体
2にホースジョイント1をパッキンホルダー11を介し
て上方から嵌合定着する。そして、ホースジョイント1
の他端部のテーパー管13のホース受けに洗濯機のホー
スを挿入接続すれば、排水トラップの施工作業を終了す
ることができる。
付けるには、まず、床面に設けられた排水管4の管径を
確認し、蓋体2の外側筒部20又は内側筒部21のいず
れかに筒状ソケット3接続する。次いで、床面に蓋体2
を複数のビス26で固着し、内側筒部21に封水筒体6
を嵌入垂下させるとともに、この封水筒体6にトラップ
形成体葉の排水筒体9を嵌入保持させる。そして、蓋体
2にホースジョイント1をパッキンホルダー11を介し
て上方から嵌合定着する。そして、ホースジョイント1
の他端部のテーパー管13のホース受けに洗濯機のホー
スを挿入接続すれば、排水トラップの施工作業を終了す
ることができる。
【0014】このような状態で洗濯機のホースから汚水
が流れてくると、この汚水は、ホースジョイント11か
ら排水筒体9、封水筒体6、オーバーフロー孔5、およ
び筒状ソケット3を順次経由して排水管4に流出する。
なお、この排水管4を経由してくる悪臭は、前記封水筒
体6に貯えられた汚水のトラップ作用により、内側筒部
21、オーバーフロー孔5、および排水筒体9からなる
トラップ形成体に流れ込むのを確実に抑制防止される。
が流れてくると、この汚水は、ホースジョイント11か
ら排水筒体9、封水筒体6、オーバーフロー孔5、およ
び筒状ソケット3を順次経由して排水管4に流出する。
なお、この排水管4を経由してくる悪臭は、前記封水筒
体6に貯えられた汚水のトラップ作用により、内側筒部
21、オーバーフロー孔5、および排水筒体9からなる
トラップ形成体に流れ込むのを確実に抑制防止される。
【0015】上記構成によれば、蓋体2の下面部から管
径の異なる2種類の外側筒部20と内側筒部21が突出
しているので、外側筒部20よりも排水管4の管径が小
さい場合でも排水管4に筒状ソケット3で適切に選択し
て接続することが可能である。したがって、排水管4の
管径に応じて複数の排水トラップを用意する必要性が全
くなく、これを通じて製造作業や施工作業の大幅な簡素
化、効率化、および容易化などが期待できる。また、蓋
体2、外側筒部20、および内側筒部21がABS樹脂
などの合成樹脂で一体成形されているので、さびること
がなく、清潔性を大いに維持することができるととも
に、取扱いがきわめて容易となる。さらに、パッキンホ
ルダー11に多数の突起16が突出形成されているの
で、パッキンホルダー11の取り外しや操作がきわめて
容易で便利である。
径の異なる2種類の外側筒部20と内側筒部21が突出
しているので、外側筒部20よりも排水管4の管径が小
さい場合でも排水管4に筒状ソケット3で適切に選択し
て接続することが可能である。したがって、排水管4の
管径に応じて複数の排水トラップを用意する必要性が全
くなく、これを通じて製造作業や施工作業の大幅な簡素
化、効率化、および容易化などが期待できる。また、蓋
体2、外側筒部20、および内側筒部21がABS樹脂
などの合成樹脂で一体成形されているので、さびること
がなく、清潔性を大いに維持することができるととも
に、取扱いがきわめて容易となる。さらに、パッキンホ
ルダー11に多数の突起16が突出形成されているの
で、パッキンホルダー11の取り外しや操作がきわめて
容易で便利である。
【0016】なお、前記蓋体2には、下部に内外側筒部
32、34を備えた環状板からなり、その周方向に複数
(例えば120度間隔で3つ)のネジ穴が形成されてお
り、このネジ穴から挿入されたビス26が床面Aにネジ
止めされることにより、蓋体2が床面Aに固定される。
さらに蓋体2には、ピン孔25が形成されていて、この
ピン孔25はパッキンホルダー11を蓋体2に固定する
ときに使用して回転弛み止めロック機能を果たすもので
ある。
32、34を備えた環状板からなり、その周方向に複数
(例えば120度間隔で3つ)のネジ穴が形成されてお
り、このネジ穴から挿入されたビス26が床面Aにネジ
止めされることにより、蓋体2が床面Aに固定される。
さらに蓋体2には、ピン孔25が形成されていて、この
ピン孔25はパッキンホルダー11を蓋体2に固定する
ときに使用して回転弛み止めロック機能を果たすもので
ある。
【0017】また、蓋体2の内側筒部21の内周面側に
断面凸上の吊持フランジ27が周回りに設けられ、該フ
ランジ27は、カップ上の封水筒体6が挿入されたとき
に支持するもので、パッキンホルダー11のネジ部18
に対応するネジ部24を開口部22に備えている。
断面凸上の吊持フランジ27が周回りに設けられ、該フ
ランジ27は、カップ上の封水筒体6が挿入されたとき
に支持するもので、パッキンホルダー11のネジ部18
に対応するネジ部24を開口部22に備えている。
【0018】図6の実施例では、前記筒状ソケット3の
一端口部32が蓋体2の内側筒部21の外周に嵌装され
て、他端口部34を排水管4に接続連結したものであ
る。
一端口部32が蓋体2の内側筒部21の外周に嵌装され
て、他端口部34を排水管4に接続連結したものであ
る。
【0019】図7の実施例では、前記筒状ソケット3の
一端口部32が蓋体2の外側筒部20の外周に嵌装され
て、他端口部34を排水管4の内周に嵌装固着されて、
接続連結したもので、異径の配管系のライン化を容易に
することができる。これらの場合、接続部には必要に応
じ段差部を形成してシール性を適確化すること、テーパ
ー部を介在させて流過性を円滑化することが配慮され
る。
一端口部32が蓋体2の外側筒部20の外周に嵌装され
て、他端口部34を排水管4の内周に嵌装固着されて、
接続連結したもので、異径の配管系のライン化を容易に
することができる。これらの場合、接続部には必要に応
じ段差部を形成してシール性を適確化すること、テーパ
ー部を介在させて流過性を円滑化することが配慮され
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、床面上に載置され、筒状ソケ
ットを介して排水管に連結される蓋体に外側筒部と内側
筒部とを間隔をおいて同心的に設け、該外側筒部または
内側筒部に一端口部が嵌挿され、また他端口部が排水管
に嵌挿される筒状ソケットと、該筒状ソケットの内部に
挿入され、かつ前記蓋体の内側筒部に嵌装保持されるオ
ーバーフロー孔のある排水筒体と、該封水筒体の内周部
と、下部とに流水用隙間をあけて配備される排水筒体と
を備えると共に、前記蓋体にシールリングを介してホー
スジョイントが接続連結しうるパッキンホルダーを着脱
自在に装備したことにより、ホースジョイントをパッキ
ンホルダーを介して着脱自在に蓋体に保持するので、排
水管の管径が異なる場合にも共用が可能で排水トラップ
機能をも十分に発揮できる配管接続が容易にでき、施行
工事も簡便で汎用性に富み、しかも排水トラップ機構が
筒状ソケットに納められるので、排水流路を十分に確保
できごみ類の詰り現象がなく清掃作業を頻繁にする必要
がなく取扱い安全な排水トラップを安価に製造すること
ができるなどの効果がある。
ットを介して排水管に連結される蓋体に外側筒部と内側
筒部とを間隔をおいて同心的に設け、該外側筒部または
内側筒部に一端口部が嵌挿され、また他端口部が排水管
に嵌挿される筒状ソケットと、該筒状ソケットの内部に
挿入され、かつ前記蓋体の内側筒部に嵌装保持されるオ
ーバーフロー孔のある排水筒体と、該封水筒体の内周部
と、下部とに流水用隙間をあけて配備される排水筒体と
を備えると共に、前記蓋体にシールリングを介してホー
スジョイントが接続連結しうるパッキンホルダーを着脱
自在に装備したことにより、ホースジョイントをパッキ
ンホルダーを介して着脱自在に蓋体に保持するので、排
水管の管径が異なる場合にも共用が可能で排水トラップ
機能をも十分に発揮できる配管接続が容易にでき、施行
工事も簡便で汎用性に富み、しかも排水トラップ機構が
筒状ソケットに納められるので、排水流路を十分に確保
できごみ類の詰り現象がなく清掃作業を頻繁にする必要
がなく取扱い安全な排水トラップを安価に製造すること
ができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排水トラップを使用した状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】図1の例に用いられるホースジョイントを示す
一部切断側面図である。
一部切断側面図である。
【図3】図1の例に用いられるパッキンホルダーを示
し、(a)はその平面図、(b)は縦断面図である。
し、(a)はその平面図、(b)は縦断面図である。
【図4】図1の例に用いられる蓋体を示し、(a)は一
部の平面図、(b)は縦断面図である。
部の平面図、(b)は縦断面図である。
【図5】本発明に係る排水トラップの使用状態を示す分
離状態の斜視図である。
離状態の斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
1…ホースジョイント 2…蓋体 3…筒状ソケット 4…排水管 5…オーバーフロー孔 6…封水筒体 7、8…隙間 9…排水筒体 10…シールリング 13…ターパー管 14…凹溝 15…フランジ部 20…外側筒部 21…内側筒部 22…開口部 32…一端口部 34…他端口部
Claims (3)
- 【請求項1】 床面上に載置され、筒状ソケットを介し
て排水管に連結される蓋体に外側筒部と内側筒部とを間
隔をおいて同心的に設け、該外側筒部または内側筒部に
一端口部が嵌挿され、また他端口部が排水管に嵌挿され
る筒状ソケットと、該筒状ソケットの内部に挿入され、
かつ前記蓋体の内側筒部に嵌装保持されるオーバーフロ
ー孔のある排水筒体と、該封水筒体の内周部と、下部と
に流水用隙間をあけて配備される排水筒体とを備えると
共に、前記蓋体にシールリングを介してホースジョイン
トが接続連結しうるパッキンホルダーを着脱自在に装備
したことを特徴とする排水トラップ。 - 【請求項2】 前記筒状ソケットが、大径の一端口部
と、小径の他端口部を有するものであって、前記蓋体の
外側筒部の外周に嵌挿接続される一端口部と、前記排水
管の内周または外周に嵌挿接続される他端口部に形成し
たことを特徴とした請求項1記載の排水トラップ。 - 【請求項3】 前記ホースジョイントが、外方に向かっ
て大径となる内周面を持ったテーパー管のホース受けの
あるエルボを上部に備え、下部にシールリングを嵌合す
るリング状のリング状のシールリング嵌合凹溝を有する
フランジ部を備えると共に、該フランジ部を前記パッキ
ンホルダーにより蓋体に嵌着される請求項1または2記
載の排水トラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6612898A JPH11222895A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 排水トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6612898A JPH11222895A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 排水トラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222895A true JPH11222895A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=13306936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6612898A Pending JPH11222895A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 排水トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11222895A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242254A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Techno Tec:Kk | 排水トラップ |
AU2003242498B2 (en) * | 2002-08-30 | 2008-03-13 | Irwin, Maureen | Drain member |
JP2019190200A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 未来工業株式会社 | 接続部材及び接続機構 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP6612898A patent/JPH11222895A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242254A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Techno Tec:Kk | 排水トラップ |
AU2003242498B2 (en) * | 2002-08-30 | 2008-03-13 | Irwin, Maureen | Drain member |
JP2019190200A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 未来工業株式会社 | 接続部材及び接続機構 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |