JPH11147233A - 自動車用内装部品並びにその製造方法 - Google Patents
自動車用内装部品並びにその製造方法Info
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- JPH11147233A JPH11147233A JP9318652A JP31865297A JPH11147233A JP H11147233 A JPH11147233 A JP H11147233A JP 9318652 A JP9318652 A JP 9318652A JP 31865297 A JP31865297 A JP 31865297A JP H11147233 A JPH11147233 A JP H11147233A
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の側壁パネルに内装される自動車用内装
部品並びにその製造方法において、側突時、シャープエ
ッジの発生を抑え、乗員の安全性を高めることを課題と
する。 【解決手段】 内装部品10におけるインパクリエリア
A及び他部品との干渉エリアBにゴム系成分を添加した
高衝撃性芯材21を設置し、側突時等、この高衝撃性芯
材の延性破壊によりシャープエッジを回避し、衝撃吸収
機能を高め、かつ廉価な表皮材30の使用を可能にす
る。
部品並びにその製造方法において、側突時、シャープエ
ッジの発生を抑え、乗員の安全性を高めることを課題と
する。 【解決手段】 内装部品10におけるインパクリエリア
A及び他部品との干渉エリアBにゴム系成分を添加した
高衝撃性芯材21を設置し、側突時等、この高衝撃性芯
材の延性破壊によりシャープエッジを回避し、衝撃吸収
機能を高め、かつ廉価な表皮材30の使用を可能にす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、側突等、車両に
側方からの衝撃が加わった際、シャープエッジ等の発生
を抑え、乗員に対する安全性を高めた自動車用内装部品
並びにその製造方法に関する。
側方からの衝撃が加わった際、シャープエッジ等の発生
を抑え、乗員に対する安全性を高めた自動車用内装部品
並びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車体の側壁パネル、例えばドアパ
ネルの室内側には、内装部品としてドアトリムが装着さ
れている。
ネルの室内側には、内装部品としてドアトリムが装着さ
れている。
【0003】このドアトリムの構成を図13,図14を
基に説明すると、ドアトリム1は所望の曲面形状に成形
され、保形性を備えた芯材2と、芯材2の表面に一体貼
着され、クッション性、並びに装飾性を備えた表皮材3
との積層体から構成されており、車両の側壁パネルであ
るドアパネル4の室内側に図示しないクリップ等を介し
て固定されている。そして、このドアトリム1には、車
両の側方から衝撃が加わった際、乗員の肩部,胸部,腰
部等がぶつかりやすいインパクトエリア(a)が設定さ
れているとともに、インストパッド等、隣接部品と干渉
する干渉エリア(b)が設定されている。
基に説明すると、ドアトリム1は所望の曲面形状に成形
され、保形性を備えた芯材2と、芯材2の表面に一体貼
着され、クッション性、並びに装飾性を備えた表皮材3
との積層体から構成されており、車両の側壁パネルであ
るドアパネル4の室内側に図示しないクリップ等を介し
て固定されている。そして、このドアトリム1には、車
両の側方から衝撃が加わった際、乗員の肩部,胸部,腰
部等がぶつかりやすいインパクトエリア(a)が設定さ
れているとともに、インストパッド等、隣接部品と干渉
する干渉エリア(b)が設定されている。
【0004】上記ドアトリム1の成形工法としては、図
15に示すように、製品の造形自由度、並びに成形効率
を考慮して、モールドプレス成形工法が多用されてい
る。すなわち、モールドプレス成形用下型5並びにモー
ルドプレス成形用上型6と下型5に接続された射出成形
機7とを備えており、モールドプレス成形用上下型5,
6の型開き状態にあるとき、上型6の型面に表皮材3を
セットしておき、上型6を下降操作して、上下型5,6
が所定クリアランスに到達した時、射出成形機7から下
型5に配設されたゲート5aを通じて芯材2の樹脂材料
が分配供給され、その後、上型5が下死点まで下降し
て、芯材2を所要形状にプレス成形すると同時に芯材2
と表皮材3とを一体化するというものである。
15に示すように、製品の造形自由度、並びに成形効率
を考慮して、モールドプレス成形工法が多用されてい
る。すなわち、モールドプレス成形用下型5並びにモー
ルドプレス成形用上型6と下型5に接続された射出成形
機7とを備えており、モールドプレス成形用上下型5,
6の型開き状態にあるとき、上型6の型面に表皮材3を
セットしておき、上型6を下降操作して、上下型5,6
が所定クリアランスに到達した時、射出成形機7から下
型5に配設されたゲート5aを通じて芯材2の樹脂材料
が分配供給され、その後、上型5が下死点まで下降し
て、芯材2を所要形状にプレス成形すると同時に芯材2
と表皮材3とを一体化するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のド
アトリム1の芯材2の材質としては、タルク等のフィラ
ーを混入したポリプロピレン樹脂が使用されており、イ
ンパクトエリアa並びに干渉エリアb、また、一般部に
ついても同材質であるため、例えば、側面衝突時など、
車両の側方から大きな衝撃が加わった際、乗員の肩部,
胸部,腰部がぶつかるインパクトエリアa、及びインス
トパッド等、他部品との干渉エリアbにおいて芯材2が
破断し易く、シャープエッジを発生する可能性が指摘さ
れている。
アトリム1の芯材2の材質としては、タルク等のフィラ
ーを混入したポリプロピレン樹脂が使用されており、イ
ンパクトエリアa並びに干渉エリアb、また、一般部に
ついても同材質であるため、例えば、側面衝突時など、
車両の側方から大きな衝撃が加わった際、乗員の肩部,
胸部,腰部がぶつかるインパクトエリアa、及びインス
トパッド等、他部品との干渉エリアbにおいて芯材2が
破断し易く、シャープエッジを発生する可能性が指摘さ
れている。
【0006】従って、シャープエッジからの悪影響を排
除するため、表皮材3にシャープエッジを防ぐ特殊な構
成、例えば汎用の表皮材に加えてバリヤ機能をもつシー
ト等を裏打ちする必要があり、表皮材におけるコストの
高騰化を招き、製品のコストアップを招来するという問
題点があった。
除するため、表皮材3にシャープエッジを防ぐ特殊な構
成、例えば汎用の表皮材に加えてバリヤ機能をもつシー
ト等を裏打ちする必要があり、表皮材におけるコストの
高騰化を招き、製品のコストアップを招来するという問
題点があった。
【0007】また、インパクトエリアaや他部品との干
渉エリアbについて衝撃吸収機能を高めるという構成で
はないため、ドアトリム1の特に衝撃吸収が要求される
部位に衝撃吸収機能を付与させることが急務とされてい
た。
渉エリアbについて衝撃吸収機能を高めるという構成で
はないため、ドアトリム1の特に衝撃吸収が要求される
部位に衝撃吸収機能を付与させることが急務とされてい
た。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、車両の側壁パネルに内装される自動車用内
装部品並びにその製造方法において、乗員の肩部,胸
部,腰部がぶつかるインパクトエリア並びにインストパ
ッド等の他部品との干渉エリアでの衝撃吸収機能を高
め、乗員に加わる衝撃荷重を有効に吸収できるととも
に、シャープエッジを確実に抑えることができるため、
汎用の表皮材の使用が可能となり、コストダウンに寄与
できる自動車用内装部品並びにその製造方法を提供する
ことを目的としている。
れたもので、車両の側壁パネルに内装される自動車用内
装部品並びにその製造方法において、乗員の肩部,胸
部,腰部がぶつかるインパクトエリア並びにインストパ
ッド等の他部品との干渉エリアでの衝撃吸収機能を高
め、乗員に加わる衝撃荷重を有効に吸収できるととも
に、シャープエッジを確実に抑えることができるため、
汎用の表皮材の使用が可能となり、コストダウンに寄与
できる自動車用内装部品並びにその製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、所望の曲面形状に成形さ
れ、保形性を備えた芯材と、この芯材の表面側に一体貼
着される表皮材とから構成される自動車用内装部品にお
いて、前記芯材には、側突時、衝撃荷重の集中するイン
パクトエリア、あるいは他部品との干渉エリアの少なく
とも一方側にゴム系成分を添加した高衝撃性芯材が設定
されていることを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、所望の曲面形状に成形さ
れ、保形性を備えた芯材と、この芯材の表面側に一体貼
着される表皮材とから構成される自動車用内装部品にお
いて、前記芯材には、側突時、衝撃荷重の集中するイン
パクトエリア、あるいは他部品との干渉エリアの少なく
とも一方側にゴム系成分を添加した高衝撃性芯材が設定
されていることを特徴とする。
【0010】ここで、一般部の芯材の樹脂材料として
は、通常、フィラーを混入した汎用の熱可塑性樹脂、例
えば、タルクを混入したポリプロピレン樹脂等が使用さ
れ、また、高衝撃性芯材の樹脂材料としては、例えば、
ポリプロピレン樹脂にタルク,ゴム系成分を混入したも
ので、全重量に対してタルクの含有量が10〜15重量
部、ゴム系成分の含有量が20〜30重量部程度が好ま
しい。
は、通常、フィラーを混入した汎用の熱可塑性樹脂、例
えば、タルクを混入したポリプロピレン樹脂等が使用さ
れ、また、高衝撃性芯材の樹脂材料としては、例えば、
ポリプロピレン樹脂にタルク,ゴム系成分を混入したも
ので、全重量に対してタルクの含有量が10〜15重量
部、ゴム系成分の含有量が20〜30重量部程度が好ま
しい。
【0011】次に、請求項2記載の発明は、車両の側壁
パネルに内装される合成樹脂の射出成形体からなる自動
車用内装部品において、側突時、衝撃荷重の集中するイ
ンパクトエリア、あるいは他部品との干渉エリアの少な
くとも一方側にゴム系成分を添加した高衝撃性芯材が設
定されていることを特徴とする。
パネルに内装される合成樹脂の射出成形体からなる自動
車用内装部品において、側突時、衝撃荷重の集中するイ
ンパクトエリア、あるいは他部品との干渉エリアの少な
くとも一方側にゴム系成分を添加した高衝撃性芯材が設
定されていることを特徴とする。
【0012】この場合においても、樹脂成形体からなる
自動車用内装部品のインパクトエリア及び又は他部品と
の干渉エリアには上述した高衝撃性芯材が設置されてい
る。
自動車用内装部品のインパクトエリア及び又は他部品と
の干渉エリアには上述した高衝撃性芯材が設置されてい
る。
【0013】次いで、上記内装部品の製造方法として
は、請求項3記載の発明は一般部の芯材の樹脂材料をモ
ールドプレス成形用下型内に配設されたゲートを通じて
下型の所定箇所に分配供給するとともに、高衝撃性樹脂
材料をゲートを通じて下型のインパクトエリア、あるい
は他部品との干渉エリアの少なくとも一方側に分配供給
した後、予め表皮材がセットされたモールドプレス成形
用上型とモールドプレス成形用下型とを係合圧締めする
ことにより、内装部品のインパクトエリア及び又は他部
品との干渉エリアに相当する部位に高衝撃性芯材を形成
するようにしたことを特徴とする。
は、請求項3記載の発明は一般部の芯材の樹脂材料をモ
ールドプレス成形用下型内に配設されたゲートを通じて
下型の所定箇所に分配供給するとともに、高衝撃性樹脂
材料をゲートを通じて下型のインパクトエリア、あるい
は他部品との干渉エリアの少なくとも一方側に分配供給
した後、予め表皮材がセットされたモールドプレス成形
用上型とモールドプレス成形用下型とを係合圧締めする
ことにより、内装部品のインパクトエリア及び又は他部
品との干渉エリアに相当する部位に高衝撃性芯材を形成
するようにしたことを特徴とする。
【0014】ここで、モールドプレス成形用下型に接続
される2機の射出成形機は、一方側は一般部芯材の樹脂
材料をゲートを通じて下型の型面所定箇所に供給すると
ともに、他方側の射出成形機は所定のゲートを通じてイ
ンパクトエリア及び又は他部品との干渉エリアに樹脂材
料を供給する。
される2機の射出成形機は、一方側は一般部芯材の樹脂
材料をゲートを通じて下型の型面所定箇所に供給すると
ともに、他方側の射出成形機は所定のゲートを通じてイ
ンパクトエリア及び又は他部品との干渉エリアに樹脂材
料を供給する。
【0015】上記一般部分の樹脂材料、並びに高衝撃性
芯材の樹脂材料としては一般部分の樹脂材料がタルクを
混入した樹脂材料がタルクを混入したポリプロピレン樹
脂等、フィラーを混入した汎用の熱可塑性樹脂材料が使
用され、高衝撃性樹脂材料としては、ゴム系成分を添加
したものが使用される。
芯材の樹脂材料としては一般部分の樹脂材料がタルクを
混入した樹脂材料がタルクを混入したポリプロピレン樹
脂等、フィラーを混入した汎用の熱可塑性樹脂材料が使
用され、高衝撃性樹脂材料としては、ゴム系成分を添加
したものが使用される。
【0016】また、2機の射出成形機からの供給は同時
のタイミングで行なっても、また、タイミングをずらし
て射出しても良いが、各エリアの占有面積や樹脂材料の
MI値等を考慮して、タイミング時期は適宜行なえば良
い。
のタイミングで行なっても、また、タイミングをずらし
て射出しても良いが、各エリアの占有面積や樹脂材料の
MI値等を考慮して、タイミング時期は適宜行なえば良
い。
【0017】次に、請求項4記載の発明は、前記モール
ドプレス成形用下型の型面には、一般部の芯材の樹脂材
料と高衝撃性芯材の樹脂材料との境界部位に沿って凹溝
が凹設されていることを特徴とする。
ドプレス成形用下型の型面には、一般部の芯材の樹脂材
料と高衝撃性芯材の樹脂材料との境界部位に沿って凹溝
が凹設されていることを特徴とする。
【0018】更に、請求項5記載の発明は、モールドプ
レス成形用上型に表皮材をセットするとともに、モール
ドプレス成形用下型のインパクトエリア及び又は他部品
との干渉エリアの相当箇所に予め所定形状に成形した高
衝撃性芯材をセットし、モールドプレス成形用下型に配
設されたゲートを通じて、芯材の樹脂材料を下型の型面
上に分配供給して、モールドプレス成形用上下型を係合
圧締めすることにより、内装部品のインパクトエリア及
び又は他部品との干渉エリアに高衝撃性芯材を形成する
ことを特徴とする。
レス成形用上型に表皮材をセットするとともに、モール
ドプレス成形用下型のインパクトエリア及び又は他部品
との干渉エリアの相当箇所に予め所定形状に成形した高
衝撃性芯材をセットし、モールドプレス成形用下型に配
設されたゲートを通じて、芯材の樹脂材料を下型の型面
上に分配供給して、モールドプレス成形用上下型を係合
圧締めすることにより、内装部品のインパクトエリア及
び又は他部品との干渉エリアに高衝撃性芯材を形成する
ことを特徴とする。
【0019】最後に、請求項6記載の発明は、車両の側
壁パネルの室内側に装着される合成樹脂の射出成形体か
らなる自動車用内装部品の製造方法において、モールド
プレス成形用上下型のキャビティ内に一般部の芯材の樹
脂材料を射出充填した後、インパクトエリア及び又は他
部品との干渉エリアに相当する部位に高衝撃性芯材の素
材となる高衝撃性樹脂材料を射出充填し、一般部の芯材
内部に高衝撃性芯材を埋設することを特徴とする。
壁パネルの室内側に装着される合成樹脂の射出成形体か
らなる自動車用内装部品の製造方法において、モールド
プレス成形用上下型のキャビティ内に一般部の芯材の樹
脂材料を射出充填した後、インパクトエリア及び又は他
部品との干渉エリアに相当する部位に高衝撃性芯材の素
材となる高衝撃性樹脂材料を射出充填し、一般部の芯材
内部に高衝撃性芯材を埋設することを特徴とする。
【0020】以上の構成から明らかなように、衝撃荷重
の集中するインパクトエリア、あるいは他部品との干渉
エリアには高衝撃性芯材が設置されているため、側方か
らの衝撃が加わった際でも衝撃荷重を有効に吸収するこ
とができ、芯材の破断によるシャープエッジが発生しに
くくなる。
の集中するインパクトエリア、あるいは他部品との干渉
エリアには高衝撃性芯材が設置されているため、側方か
らの衝撃が加わった際でも衝撃荷重を有効に吸収するこ
とができ、芯材の破断によるシャープエッジが発生しに
くくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用内装
部品並びにその製造方法を自動車用ドアトリム並びにそ
の製造方法に適用した実施形態について、添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
部品並びにその製造方法を自動車用ドアトリム並びにそ
の製造方法に適用した実施形態について、添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0022】図1は本発明を適用した自動車用ドアトリ
ムの一実施形態を示す正面図、図2,図3はそれぞれ同
自動車用ドアトリムの構成を示す縦断面図、図4は同自
動車用ドアトリムにおける一般部芯材、並びに高衝撃性
芯材の衝撃吸収機能を比較して示すグラフ、図5は同自
動車用ドアトリムの成形金型を示す断面図、図6乃至図
8は、同自動車用ドアトリムの成形工程を示す各断面
図、また、図9,図10は同自動車用ドアトリムの変形
態様を示す断面図、図10は同自動車用ドアトリムの成
形工程を示す断面図である。
ムの一実施形態を示す正面図、図2,図3はそれぞれ同
自動車用ドアトリムの構成を示す縦断面図、図4は同自
動車用ドアトリムにおける一般部芯材、並びに高衝撃性
芯材の衝撃吸収機能を比較して示すグラフ、図5は同自
動車用ドアトリムの成形金型を示す断面図、図6乃至図
8は、同自動車用ドアトリムの成形工程を示す各断面
図、また、図9,図10は同自動車用ドアトリムの変形
態様を示す断面図、図10は同自動車用ドアトリムの成
形工程を示す断面図である。
【0023】更に、図11,図12は本発明の第2実施
形態を示すもので、図11は自動車用ドアトリムの構成
を示す断面図、図12は成形工程の説明図である。
形態を示すもので、図11は自動車用ドアトリムの構成
を示す断面図、図12は成形工程の説明図である。
【0024】図1乃至図8に基づいて、本発明を自動車
用ドアトリムに適用した場合の実施形態について説明す
る。
用ドアトリムに適用した場合の実施形態について説明す
る。
【0025】まず、図1乃至図3に示すように、自動車
用ドアトリム10は、所望の曲面形状に成形された樹脂
芯材20とその表面に一体貼着された表皮材30とから
構成されており、ドアインナーパネル40に対して図示
しないクリップ等の取付手段を介して内装されている。
用ドアトリム10は、所望の曲面形状に成形された樹脂
芯材20とその表面に一体貼着された表皮材30とから
構成されており、ドアインナーパネル40に対して図示
しないクリップ等の取付手段を介して内装されている。
【0026】更に詳しくは、車両に側方から衝撃が加わ
った際、乗員の肩部,胸部,腰部がぶつかりやすいイン
パクトエリアA、あるいはインストパッドとぶつかる干
渉エリアBについては、一般部の樹脂芯材20に替えて
高衝撃性芯材21が設定されている。
った際、乗員の肩部,胸部,腰部がぶつかりやすいイン
パクトエリアA、あるいはインストパッドとぶつかる干
渉エリアBについては、一般部の樹脂芯材20に替えて
高衝撃性芯材21が設定されている。
【0027】すなわち、一般部の芯材20の素材として
は、本実施形態ではタルクを混入したポリプロピレン樹
脂が使用されているが、高衝撃性芯材21の材質として
は、ポリプロピレン樹脂にフィラーとしてのタルクとゴ
ム系組成物とを含有しており、全重量に対してタルク含
有量は10〜15重量部、ゴム系組成物の含有量は20
〜30重量部に調整されている。
は、本実施形態ではタルクを混入したポリプロピレン樹
脂が使用されているが、高衝撃性芯材21の材質として
は、ポリプロピレン樹脂にフィラーとしてのタルクとゴ
ム系組成物とを含有しており、全重量に対してタルク含
有量は10〜15重量部、ゴム系組成物の含有量は20
〜30重量部に調整されている。
【0028】上記一般部の芯材20と高衝撃性芯材21
の衝撃吸収機能は図4に示すグラフから明らかなよう
に、一般部の芯材20には脆性破壊が生じるのに対し
て、高衝撃性芯材21は延性破壊するため、インパクト
エリアA、干渉エリアBにおいて衝撃を有効に吸収する
ことができるとともに、シャープエッジが発生しずらく
なり、そのため、表皮材30として高価なシャープエッ
ジ対策を必要とすることなく、汎用の廉価な表皮材30
の使用が可能となり、コスト的にも有利である。
の衝撃吸収機能は図4に示すグラフから明らかなよう
に、一般部の芯材20には脆性破壊が生じるのに対し
て、高衝撃性芯材21は延性破壊するため、インパクト
エリアA、干渉エリアBにおいて衝撃を有効に吸収する
ことができるとともに、シャープエッジが発生しずらく
なり、そのため、表皮材30として高価なシャープエッ
ジ対策を必要とすることなく、汎用の廉価な表皮材30
の使用が可能となり、コスト的にも有利である。
【0029】次いで、上記ドアトリム10の製造方法に
ついて、説明すると、まず、図5に示すように、成形装
置としては、相互に型締め,型開き可能なモールドプレ
ス成形用下型50,モールドプレス成形用上型60,モ
ールドプレス用下型50に接続される2機の射出成形機
70,71とから大略構成されている。
ついて、説明すると、まず、図5に示すように、成形装
置としては、相互に型締め,型開き可能なモールドプレ
ス成形用下型50,モールドプレス成形用上型60,モ
ールドプレス用下型50に接続される2機の射出成形機
70,71とから大略構成されている。
【0030】更に詳しくは、モールドプレス成形用下型
50はドアトリム10の曲面形状に対応した型面を備え
ているとともに、2機の射出成形機70,71から供給
される樹脂材料の通路となるゲート51,52,53が
形成されており、モールドプレス成形上型60は、表皮
材30をセットするセットピン61が周縁部に設けられ
ているとともに、昇降用シリンダ62により所定ストロ
ーク上下動可能に構成されている。
50はドアトリム10の曲面形状に対応した型面を備え
ているとともに、2機の射出成形機70,71から供給
される樹脂材料の通路となるゲート51,52,53が
形成されており、モールドプレス成形上型60は、表皮
材30をセットするセットピン61が周縁部に設けられ
ているとともに、昇降用シリンダ62により所定ストロ
ーク上下動可能に構成されている。
【0031】尚、2機の射出成形機70,71は、一方
側の射出成形機70から一般部の芯材70の素材となる
樹脂材料M1 がゲート51,52を通じて下型50の型
面所定箇所に分配供給されるとともに、インパクトエリ
アA及び干渉エリアBに相当する箇所には、他方側の射
出成形機71から高衝撃性樹脂材料M2 がゲート53を
通じてインパクトエリアA及び干渉エリアBに相当する
箇所に供給される。
側の射出成形機70から一般部の芯材70の素材となる
樹脂材料M1 がゲート51,52を通じて下型50の型
面所定箇所に分配供給されるとともに、インパクトエリ
アA及び干渉エリアBに相当する箇所には、他方側の射
出成形機71から高衝撃性樹脂材料M2 がゲート53を
通じてインパクトエリアA及び干渉エリアBに相当する
箇所に供給される。
【0032】従って、図6に示すように、モールドプレ
ス成形用上下型50,60は、型開き状態にあるとき、
表皮材30を上型60のセットピン61にセットした
後、図7に示すように上型60が昇降用シリンダ62の
動作により所定ストローク下降し上下型50,60の型
間クリアランスが10〜50mmに到達したとき、2機
の射出成形機70,71からそれぞれ樹脂材料M1 ,M
2 が供給され、その後、図8に示すように上型60が下
死点まで下降して芯材20,高衝撃性芯材21を所要形
状に成形するとともに、その表面側に表皮材30を一体
貼着して図1乃至図3に示す自動車用ドアトリム10の
成形が完了する。
ス成形用上下型50,60は、型開き状態にあるとき、
表皮材30を上型60のセットピン61にセットした
後、図7に示すように上型60が昇降用シリンダ62の
動作により所定ストローク下降し上下型50,60の型
間クリアランスが10〜50mmに到達したとき、2機
の射出成形機70,71からそれぞれ樹脂材料M1 ,M
2 が供給され、その後、図8に示すように上型60が下
死点まで下降して芯材20,高衝撃性芯材21を所要形
状に成形するとともに、その表面側に表皮材30を一体
貼着して図1乃至図3に示す自動車用ドアトリム10の
成形が完了する。
【0033】尚、この時、インパクトエリアA及び干渉
エリアBに高衝撃性樹脂材料M2 が精度良くいき渡るよ
うに、一般部の芯材20と高衝撃性芯材21の境界部分
に沿って下型50の型面には凹溝54が形成されていれ
ば、一般部の芯材20の素材である樹脂材料M1 がイン
パクトエリアAや干渉エリアBに侵入することがなく、
また、その逆に高衝撃性樹脂材料M2 が一般部の芯材2
0側に侵入することがなく、精度の良い成形が可能とな
る。
エリアBに高衝撃性樹脂材料M2 が精度良くいき渡るよ
うに、一般部の芯材20と高衝撃性芯材21の境界部分
に沿って下型50の型面には凹溝54が形成されていれ
ば、一般部の芯材20の素材である樹脂材料M1 がイン
パクトエリアAや干渉エリアBに侵入することがなく、
また、その逆に高衝撃性樹脂材料M2 が一般部の芯材2
0側に侵入することがなく、精度の良い成形が可能とな
る。
【0034】次いで、図9,図10は上記実施形態の変
形態様を示すもので、高衝撃性樹脂芯材21は予め所要
形状に成形されたプレート状のものを使用し、図10に
示すように、モールドプレス成形用下型50には1機の
射出成形機70が接続されているだけである。
形態様を示すもので、高衝撃性樹脂芯材21は予め所要
形状に成形されたプレート状のものを使用し、図10に
示すように、モールドプレス成形用下型50には1機の
射出成形機70が接続されているだけである。
【0035】従って、表皮材30を上側60にセットす
ると同時に下型50の型面に高衝撃性芯材21を予めセ
ットしておき、その後、型締めと併行して射出成形機7
0から一般部の芯材20の素材である樹脂材料M1 を分
配供給してモールドプレス成形を行なえば、図9に示す
ドアトリム10の成形が完了する。
ると同時に下型50の型面に高衝撃性芯材21を予めセ
ットしておき、その後、型締めと併行して射出成形機7
0から一般部の芯材20の素材である樹脂材料M1 を分
配供給してモールドプレス成形を行なえば、図9に示す
ドアトリム10の成形が完了する。
【0036】そして、本実施形態によれば、射出成形機
70が1機で済み、成形装置の構造が簡素化できるとと
もに、高衝撃性芯材21を予め所要形状に成形するた
め、衝撃性が要求される部位に精密に高衝撃性芯材21
を設置することができる有利さがある。
70が1機で済み、成形装置の構造が簡素化できるとと
もに、高衝撃性芯材21を予め所要形状に成形するた
め、衝撃性が要求される部位に精密に高衝撃性芯材21
を設置することができる有利さがある。
【0037】次いで、図11,図12は本発明の第2実
施形態を示すもので、同様に自動車用ドアトリム10に
適用した実施形態であるが、表皮レス構造が特徴であ
る。
施形態を示すもので、同様に自動車用ドアトリム10に
適用した実施形態であるが、表皮レス構造が特徴であ
る。
【0038】すなわち、ドアパネル40に内装されるド
アトリム10は、合成樹脂の射出成形体単体から構成さ
れており、一般部の芯材80とその内部に埋設される高
衝撃性芯材81とから構成されているが、高衝撃性芯材
81はインパクトエリアA、あるいは他部品との干渉エ
リアBに相当する箇所に埋設されており、更に、意匠性
を高めるために芯材80の表面には絞模様82が刻設さ
れている。
アトリム10は、合成樹脂の射出成形体単体から構成さ
れており、一般部の芯材80とその内部に埋設される高
衝撃性芯材81とから構成されているが、高衝撃性芯材
81はインパクトエリアA、あるいは他部品との干渉エ
リアBに相当する箇所に埋設されており、更に、意匠性
を高めるために芯材80の表面には絞模様82が刻設さ
れている。
【0039】この場合には、図12に示すように、一般
部の芯材80を成形するためにゲート51から一般部の
樹脂材料M1 をキャビティC内に充填した後、高衝撃性
樹脂M2 をゲート53から射出して、高衝撃性樹脂材料
M2 が製品表面側に位置しないように成形する。従っ
て、表皮レス構造の自動車用ドアトリム10に適用で
き、衝撃吸収機能を高めた廉価構成のドアトリムを提供
できるという有利さがある。
部の芯材80を成形するためにゲート51から一般部の
樹脂材料M1 をキャビティC内に充填した後、高衝撃性
樹脂M2 をゲート53から射出して、高衝撃性樹脂材料
M2 が製品表面側に位置しないように成形する。従っ
て、表皮レス構造の自動車用ドアトリム10に適用で
き、衝撃吸収機能を高めた廉価構成のドアトリムを提供
できるという有利さがある。
【0040】尚、上述した実施形態は自動車用ドアトリ
ム10に適用したものであるが、車両の側壁パネルに装
着されるものであればリヤコーナートリム等に適用する
ことも可能である。
ム10に適用したものであるが、車両の側壁パネルに装
着されるものであればリヤコーナートリム等に適用する
ことも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、以
下に記載する格別の作用効果を有する。
下に記載する格別の作用効果を有する。
【0042】(1)請求項1,3記載の発明によれば、
内装部品のインパクトエリア及び又は他部品との干渉エ
リアに高衝撃性芯材を設置するというものであるから、
内装部品の機能を保つ剛性は維持された状態で側突等、
側方からの衝撃が加わった際、高衝撃性芯材の延性破壊
により、インパクトエリア、あるいは干渉エリアにおい
て、その衝撃を有効に吸収することができるため、乗員
にかかる衝撃を緩和することができるという効果を有す
る。
内装部品のインパクトエリア及び又は他部品との干渉エ
リアに高衝撃性芯材を設置するというものであるから、
内装部品の機能を保つ剛性は維持された状態で側突等、
側方からの衝撃が加わった際、高衝撃性芯材の延性破壊
により、インパクトエリア、あるいは干渉エリアにおい
て、その衝撃を有効に吸収することができるため、乗員
にかかる衝撃を緩和することができるという効果を有す
る。
【0043】(2)請求項1,3記載の発明によれば、
内装部品のインパクトエリア及び又は他部品との緩衝部
位に高衝撃性芯材を設置するというものであるから、内
装部品のインパクトエリア、あるいは他部品との干渉エ
リアの高衝撃性芯材がシャープエッジとなるのを抑える
ため、シャープエッジ対策としての高価な表皮材使用を
廃止でき、廉価な表皮材の使用も可能となり、表皮材の
材料選定の自由度が向上するとともに、コストダウンを
招来できるという効果を有する。
内装部品のインパクトエリア及び又は他部品との緩衝部
位に高衝撃性芯材を設置するというものであるから、内
装部品のインパクトエリア、あるいは他部品との干渉エ
リアの高衝撃性芯材がシャープエッジとなるのを抑える
ため、シャープエッジ対策としての高価な表皮材使用を
廃止でき、廉価な表皮材の使用も可能となり、表皮材の
材料選定の自由度が向上するとともに、コストダウンを
招来できるという効果を有する。
【0044】(3)請求項2,6記載の発明によれば、
合成樹脂の射出成形体からなる内装部品の構成におい
て、インパクトエリア、あるいは他部品との干渉エリア
に相当して、一般部の芯材内部に高衝撃性芯材を埋設す
るという構成であるため、衝撃吸収が必要とされる部位
に高衝撃性材料を設定した上で、表皮レス構造とするた
め、内装部品の形状自由度を向上させることができると
ともに、コストダウンに寄与できるという効果を有す
る。
合成樹脂の射出成形体からなる内装部品の構成におい
て、インパクトエリア、あるいは他部品との干渉エリア
に相当して、一般部の芯材内部に高衝撃性芯材を埋設す
るという構成であるため、衝撃吸収が必要とされる部位
に高衝撃性材料を設定した上で、表皮レス構造とするた
め、内装部品の形状自由度を向上させることができると
ともに、コストダウンに寄与できるという効果を有す
る。
【0045】(4)請求項4記載の発明によれば、モー
ルドプレス成形時、一般の樹脂材料と高衝撃性樹脂材料
との境界部位に凹溝を周設するという構成であるため、
一般の芯材と高衝撃性芯材とを精度良く成形でき、成形
精度を高めることができるという効果を有する。
ルドプレス成形時、一般の樹脂材料と高衝撃性樹脂材料
との境界部位に凹溝を周設するという構成であるため、
一般の芯材と高衝撃性芯材とを精度良く成形でき、成形
精度を高めることができるという効果を有する。
【0046】(5)請求項5記載の発明によれば、内装
部品のインパクトエリア、及び他部品との干渉エリアに
設置する高衝撃性芯材を予め予備成形した成形体を金型
内に設置して、その後、射出成形するインサートインジ
ェクション工法を使用することにより、精度の良い成形
を図るとともに、成形設備の簡素化を図ることができる
という効果を有する。
部品のインパクトエリア、及び他部品との干渉エリアに
設置する高衝撃性芯材を予め予備成形した成形体を金型
内に設置して、その後、射出成形するインサートインジ
ェクション工法を使用することにより、精度の良い成形
を図るとともに、成形設備の簡素化を図ることができる
という効果を有する。
【図1】本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに
適用した実施形態を示す正面図。
適用した実施形態を示す正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】図1中III −III 線断面図。
【図4】同ドアトリムにおける一般部芯材と高衝撃性芯
材との衝撃吸収機能を対比して示すグラフ。
材との衝撃吸収機能を対比して示すグラフ。
【図5】図1に示すドアトリムの成形に使用する金型構
造を示す断面図。
造を示す断面図。
【図6】図1に示すドアトリムの成形工程における表皮
材のセット工程を示す断面図。
材のセット工程を示す断面図。
【図7】図1に示すドアトリムの成形工程における樹脂
材料の分配供給工程を示す断面図。
材料の分配供給工程を示す断面図。
【図8】図1に示すドアトリムの製造方法におけるモー
ルドプレス成形工程を示す断面図。
ルドプレス成形工程を示す断面図。
【図9】本発明に係る自動車用内装部品をドアトリムに
適用する第1実施形態の変形態様を示す断面図。
適用する第1実施形態の変形態様を示す断面図。
【図10】図9に示すドアトリムのモールドプレス成形
工程を示す断面図。
工程を示す断面図。
【図11】本発明に係る内装部品を自動車用ドアトリム
に適用する第2実施形態を示す断面図。
に適用する第2実施形態を示す断面図。
【図12】図11に示すドアトリムの成形工程を示す説
明図。
明図。
【図13】従来の自動車用ドアトリムを示す正面図。
【図14】図13中XIV −XIV 線断面図。
【図15】従来のドアトリムのモールドプレス成形工程
を示す断面図。
を示す断面図。
10 自動車用ドアトリム 20 芯材 21 高衝撃性芯材 30 表皮材 40 ドアパネル 50 モールドプレス成形用下型 51,52,53 ゲート 54 凹溝 60 モールドプレス成形用上型 61 セットピン 62 昇降用シリンダ 70,71 射出成形機 80 芯材 81 高衝撃性芯材 A インパクトエリア B 干渉エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 221:00 B29L 31:58
Claims (6)
- 【請求項1】 所望の曲面形状に成形され、保形性を備
えた芯材(20)と、この芯材(20)の表面側に一体
貼着される表皮材(30)とから構成される自動車用内
装部品において、 前記芯材(20)には、側突時、衝撃荷重の集中するイ
ンパクトエリア(A)、あるいは他部品との干渉エリア
(B)の少なくとも一方側にゴム系成分を添加した高衝
撃性芯材(21)が設定されていることを特徴とする自
動車用内装部品。 - 【請求項2】 車両の側壁パネル(40)に内装される
合成樹脂の射出成形体からなる自動車用内装部品におい
て、 前記内装部品には、側突時、衝撃荷重の集中するインパ
クトエリア(A)、あるいは他部品との干渉エリア
(B)の少なくとも一方側にゴム系成分を添加した高衝
撃性芯材(81)が設定されていることを特徴とする自
動車用内装部品。 - 【請求項3】 一般部の芯材(20)の樹脂材料
(M1 )をモールドプレス成形用下型(50)内に配設
されたゲート(51,52)を通じて下型(50)の所
定箇所に分配供給するとともに、高衝撃性樹脂材料(M
2 )をゲート(53)を通じて下型(50)のインパク
トエリア(A)、あるいは他部品との干渉エリア(B)
の少なくとも一方側に分配供給した後、予め表皮材(3
0)がセットされたモールドプレス成形用上型(60)
とモールドプレス成形用下型(50)とを係合圧締めす
ることにより、内装部品(10)のインパクトエリア
(A)及び又は他部品との干渉エリア(B)に相当する
部位に高衝撃性芯材(21)を形成するようにしたこと
を特徴とする自動車用内装部品の製造方法。 - 【請求項4】 前記モールドプレス成形用下型(50)
の型面には、一般部の芯材(20)の樹脂材料(M1 )
と高衝撃性芯材(21)の高衝撃性樹脂材料(M2 )と
の境界部位に沿って凹溝(54)が凹設されていること
を特徴とする請求項3記載の自動車用内装部品の製造方
法。 - 【請求項5】 モールドプレス成形用上型(60)に表
皮材(30)をセットするとともに、モールドプレス成
形用下型(50)のインパクトエリア(A)及び又は他
部品との干渉エリア(B)の相当箇所に予め所定形状に
成形した高衝撃性芯材(21)をセットし、モールドプ
レス成形用下型(50)に配設されたゲート(51,5
2)を通じて、芯材(20)の樹脂材料(M1 )を下型
(50)の型面上に分配供給して、モールドプレス成形
用上下型(50,60)を係合圧締めすることにより、
内装部品(10)のインパクトエリア(A)及び又は他
部品との干渉エリア(B)に高衝撃性芯材(21)を形
成することを特徴とする自動車用内装部品の製造方法。 - 【請求項6】 車両の側壁パネル(40)の室内側に装
着される合成樹脂の射出成形体からなる自動車用内装部
品の製造方法において、 モールドプレス成形用上下型(50,60)のキャビテ
ィ内に一般部の芯材(80)の樹脂材料(M1 )を射出
充填した後、インパクトエリア(A)及び又は他部品と
の干渉エリア(B)に相当する部位に高衝撃性芯材(8
1)の素材となる高衝撃性樹脂材料(M2 )を射出充填
し、一般部の芯材(80)内部に高衝撃性芯材(81)
を埋設することを特徴とする自動車用内装部品の製造方
法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31865297A JP3285141B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 自動車用内装部品並びにその製造方法 |
US09/163,203 US6685863B1 (en) | 1997-11-19 | 1998-09-30 | Automotive interior component and method for manufacturing the same |
DE19850231A DE19850231C2 (de) | 1997-11-19 | 1998-10-26 | Wandverkleidung für den Innenraum eines Automobils |
GB9824115A GB2331493B (en) | 1997-11-19 | 1998-11-05 | Automobile interior component and method for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31865297A JP3285141B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 自動車用内装部品並びにその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11147233A true JPH11147233A (ja) | 1999-06-02 |
JP3285141B2 JP3285141B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=18101531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31865297A Expired - Fee Related JP3285141B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 自動車用内装部品並びにその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6685863B1 (ja) |
JP (1) | JP3285141B2 (ja) |
DE (1) | DE19850231C2 (ja) |
GB (1) | GB2331493B (ja) |
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KR101172211B1 (ko) | 2010-12-03 | 2012-08-09 | 기아자동차주식회사 | 차량용 크래쉬 패드의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 차량용 크래쉬 패드 |
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CN103582550A (zh) | 2011-08-30 | 2014-02-12 | 约翰逊控制技术公司 | 经由联合压缩成形和注射成型制造车辆装饰组件的系统及方法 |
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WO2020006290A1 (en) | 2018-06-28 | 2020-01-02 | Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co. Ltd. | Vehicle trim component |
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