JPH11115600A - 自動車用シート構造 - Google Patents
自動車用シート構造Info
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- JPH11115600A JPH11115600A JP9288191A JP28819197A JPH11115600A JP H11115600 A JPH11115600 A JP H11115600A JP 9288191 A JP9288191 A JP 9288191A JP 28819197 A JP28819197 A JP 28819197A JP H11115600 A JPH11115600 A JP H11115600A
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Abstract
ックル不使用時の収納を図ることができる自動車用シー
ト構造を提供すること。 【解決手段】 シートバック31 ,32 相互間に間隙部
7を設け、該間隙部7にシートベルトバックル121 ,
122 の収納部17,18を設けたことにある。
Description
シートバック相互間にシートベルトバックルの収納部を
設けた自動車用シート構造に関する。
の席のシートベルトバックルがシート中央部に配置さ
れ、これらシートベルトバックルがシートクッションの
上にそのまま置かれている。このため、リヤシートに腰
掛ける際には、このシートベルトバックルを腰掛け部分
から外して腰掛けている。
ートクッション100、シートバック101からなるシ
ート102のシートバック101にシートベルトバック
ル103用の凹部104を形成し、この凹部104内に
使用しない時のシートベルトバックル103を格納して
いる。また、図9に示すように、シートバック101に
クリップ105を装着し、このクリップ105に不使用
時のシートベルトバックル103の係合部103aを留
めてシートバック101にシートベルトバックル103
を取り付けている。つぎに、図10に示すように、シー
トバック101にポケット部101aを形成し、シート
ベルトバックル103の不使用時には、このポケット部
101aに、シートベルトバックル103を格納してい
る。
ートクッションとシートバックがそれぞれ独立している
もの、左右の席のシートクッションが一体で、シートバ
ックが独立しているもの、左右の席のシートクッション
およびシートバックがそれぞれ一体のものがある。ま
た、リヤシートの不使用時に、車体の収納部を広げるた
め、シートクッションをフロントシート側に起立させ、
このシートクッションの後方にシートバックを倒して車
室内の後部空間を拡大するようにした、いわゆるダブル
フォールデイングタイプのシートが知られている。
技術によると、図8に示した構造のものでは、凹部10
4内からシートベルトバックル103が離脱するため、
ダブルフォールデイングタイプのシートには適用できな
い。また、図9に示したものは、シートベルトバックル
103の係合部103aを必要とするため、シートベル
トバックル103に特殊なものを使用する必要があり、
標準品が使えない不具合がある。また、ダブルフォール
デイングタイプのシートに適用すると、シートバック1
01が立っているときと、シートバック101が倒れて
いるときで、シートベルトバックル103の位置が変わ
り、アンカー位置やウエビング長さに制約を受ける。さ
らに、図10に示したものは、シートバック101にポ
ケット部101aを成形する必要があるため、シートバ
ック101に特別な構造を設ける必要があり、コストア
ップを招く。
れたシートバック相互間にシートベルトバックルの収納
部を設けて、スペースの有効利用を図り、シートベルト
バックル未使用時の収納を図ることができる自動車用シ
ート構造を提供することを目的とする。
するため、互いに並設されたシートバック相互間に間隙
部を設け、該間隙部にシートベルトバックルの収納部を
設けたことにある。また、本発明は、互いに並設された
シートバック相互間に間隙部を設け、該間隙部に設けら
れたシートバック支持金具に、カバーを装着し、該カバ
ーにシートベルトバックルの収納部を設けたことにあ
る。さらに、本発明は、カバーとして、前後に二分割さ
れた樹脂製カバーを用いると共に、該樹脂製カバーの前
部側カバーにシートベルトバックルの収納凹部を設けた
ことにある。
バックルを収納部、すなわちシートバック支持金具を覆
うカバーに設けられた収納凹部に配置する。シートベル
トの使用時にはシートベルトバックルを収納凹部から引
き出して使用する。シートベルトバックルは収納凹部に
収納されているので、ダブルフォールデイングタイプの
シートにも適用することができる。
イプのリヤシートに適用した本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1ないし図3におい
て、1はダブルフォールデイングタイプの自動車用リヤ
シートであり、互いに並設された左右のシートクッショ
ン21 ,22 と、左右のシートバック31 ,32 とで構
成されている。左右のシートバック31 ,32 は、それ
ぞれ図示しない支持金具としてのリクライニング機構に
よって、リヤフロアパネル4等に支持されている。支持
金具としては、リクライニング機構の他にヒンジ機構等
が用いられる。これらシートバック31 ,32 は、内側
のリクライニング機構51 ,52 が設けられる互いに隣
接する側面部に切り欠き部61 ,62 を設け、シートバ
ック3 1 ,32 相互間に間隙部7を形成している。これ
ら、内側のリクライニング機構51 ,52 は、上記間隙
部7内に配設され、下部ブラケット8をリヤフロアパネ
ル4に複数のボルト9を介して固定されており、上部ブ
ラケット10をシートバック31 ,32 に複数のボルト
11を介して固定されている。上記リクライニング機構
51 ,52 の下部ブラケット8には、リヤシート1用の
シートベルトバックル121 ,122 がベルト13を介
して取り付けられている。
前後に二分割された樹脂製のカバー14が装着されてい
る。このカバー14は、図4および図5に示すように、
前面に切り欠き部15aが設けられ、リクライニング機
構51 ,52 の後面と左右の外側面を覆うように構成さ
れた後部カバー15と、リクライニング機構51 ,5 2
の内側相互間に配置され、後部カバー15と一体に組み
付けられる前部カバー16とで構成されている。前部カ
バー16は、前面に上下二段の収納部としての収納凹部
17,18を設けたボックス状のもので、後部カバー1
5の内側に前部カバー16の収納凹部17,18が配置
される。
示すように両側側面部の内面側に爪部19とボス部20
が突設されており、この爪部19とボス部20をリクラ
イニング機構51 ,52 の下部ブラケット8に形成され
た係合孔21,22に係合してリクライニング機構
51 ,52 に組み付けられている。一方、前部カバー1
6は、前面の収納凹部17,18の下部側に上記切り欠
き部15aに組み付けられる前下がりのスカート部23
が設けられている。このスカート部23の側部には、上
記切り欠き部15a側縁部に設けられた取付孔24に係
合する爪部25が設けられ、この爪部25を取付孔24
に係合して前部カバー16の前部側が後部カバー15に
組み付けられている(図6参照)。また、前部カバー1
6の後部側フランジ部には、後部カバー15上端フラン
ジ部に設けられた取付孔26に係合する爪部27が設け
られており、この爪部27を取付孔26に係合して前部
カバー16の後部側が後部カバー15に組み付けられて
いる(図5参照)。
1 ,52 の後部側から後部カバー15をかぶせて、後部
カバー15の爪部19とボス部20をリクライニング機
構5 1 ,52 の下部ブラケット8の係合孔21,22に
係合して後部カバー15をリクライニング機構51 ,5
2 に組み付ける。次に、リクライニング機構51 ,5 2
の前部側から前部カバー16を挿入してリクライニング
機構51 ,52 相互間に配置する。このとき、前部カバ
ー16の爪部25を、後部カバー15の切り欠き部15
a側縁部に設けられた取付孔24に係合し、かつ、爪部
27を取付孔26に係合して、前部カバー16を後部カ
バー15の内側に組み付ける。そして、シートベルトを
使用しない時には、リヤシート1用のシートベルトバッ
クル12を上下二段の収納凹部17,18に収納する。
のリヤシートに適用した場合には、シートベルトバック
ル12を上下二段の収納凹部17,18に収納しておく
ことにより、シートバック31 ,32 を倒しても、シー
トベルトバックル121 ,122 が収納凹部17,18
から抜けでることがない。したがって、シートバック3
1 ,32 を起こす際にもシートベルトバックル121 ,
122 が収納凹部17、18から抜けでることがないの
で、シートベルトバックル121 ,122 不使用時の整
理が容易である。シートベルトバックル121 ,122
に加工を加えることがないので、標準品のシートベルト
バックル121 ,122 を使用できる。また、左右のシ
ートクッション21 ,22 と、左右のシートバック
31 ,32 に特別な構造を設ける必要がないので、経済
的である。リクライニング機構51 ,52 がカバー14
によって覆われているので、外観の向上を図ることがで
きる。
るものではなく、たとえば、シートバックが独立して構
成されていれば、左右の席が一体のシートクッションに
適用してもよく、また、リヤシートに限定されるもので
はない。また、カバーの形状も種々変形して用いること
ができる等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内
で適宜変形して用いることができることは言うまでもな
い。
用シート構造によれば次のような効果を奏することがで
きる。請求項1において、互いに並設されたシートバッ
ク相互間に間隙部を設け、該間隙部にシートベルトバッ
クルの収納部を設けたので、シートベルトバックル不使
用時の整理が容易である。ダブルフォールデイングタイ
プのリヤシートに適用した場合にも、シートベルトバッ
クルが収納部に納められているので、シートベルトバッ
クルが挟み込まれたり、飛び出したりすることがない。
請求項2において、互いに並設されたシートバック相互
間に間隙部を設け、該間隙部に設けられたシートバック
支持金具に、カバーを装着し、該カバーにシートベルト
バックルの収納部を設けたので、シートベルトバックル
不使用時の整理が容易である。ダブルフォールデイング
タイプのリヤシートに適用した場合にも、シートベルト
バックルが収納部に納められているので、シートベルト
バックルが挟み込まれたり、飛び出したりすることがな
い。シートベルトバックルを容易に収納することができ
るので、シートベルトバックルのベルト長さや取付位置
に制約されない。シートベルトバックルに標準品を使用
できるので、経済的である。シートクッションおよびシ
ートバックに加工を施す必要がないので、組み付けが容
易で、かつ経済的である。請求項3において、カバーと
して、前後に二分割された樹脂製カバーを用いると共
に、該樹脂製カバーの前部側カバーにシートベルトバッ
クルの収納凹部を設けたので、外観の向上が図れ、かつ
加工が容易である。
す斜視図である。
ある。
た自動車用シートを示す斜視図である。
た自動車用シートを示す斜視図である。
えた自動車用シートを示す斜視図である。
金具) 61 ,62 切り欠き部 7 間隙部 8 下部ブラケット 9,11 ボルト 10 上部ブラケット 121 ,122 シートベルトバックル 13 ベルト 14 カバー 15 後部カバー 16 前部カバー 17,18 収納凹部(収納部) 19 爪部 20 ボス部 21,22 係合孔 23 スカート部 24,26 取付孔 25,27 爪部
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに並設されたシートバック相互間に
間隙部を設け、該間隙部にシートベルトバックルの収納
部を設けたことを特徴とする自動車用シート構造。 - 【請求項2】 互いに並設されたシートバック相互間に
間隙部を設け、該間隙部に設けられたシートバック支持
金具に、カバーを装着し、該カバーにシートベルトバッ
クルの収納部を設けたことを特徴とする自動車用シート
構造。 - 【請求項3】 上記カバーとして、前後に二分割された
樹脂製カバーを用いると共に、該樹脂製カバーの前部側
カバーにシートベルトバックルの収納凹部を設けたこと
を特徴とする請求項2に記載の自動車用シート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28819197A JP3760600B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 自動車用シート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28819197A JP3760600B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 自動車用シート構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11115600A true JPH11115600A (ja) | 1999-04-27 |
JP3760600B2 JP3760600B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=17726999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28819197A Expired - Fee Related JP3760600B2 (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 自動車用シート構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3760600B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007091095A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Toyota Motor Corp | ベルト連結具収納構造 |
JP2008296665A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Tachi S Co Ltd | 自動車用シートの保護構造 |
JP2015085842A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP28819197A patent/JP3760600B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007091095A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Toyota Motor Corp | ベルト連結具収納構造 |
JP2008296665A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Tachi S Co Ltd | 自動車用シートの保護構造 |
JP2015085842A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3760600B2 (ja) | 2006-03-29 |
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