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JPH11110293A - 不揮発性メモリ制御回路 - Google Patents

不揮発性メモリ制御回路

Info

Publication number
JPH11110293A
JPH11110293A JP26418497A JP26418497A JPH11110293A JP H11110293 A JPH11110293 A JP H11110293A JP 26418497 A JP26418497 A JP 26418497A JP 26418497 A JP26418497 A JP 26418497A JP H11110293 A JPH11110293 A JP H11110293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
read
signal
command
nonvolatile memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26418497A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hamakawa
彰 浜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26418497A priority Critical patent/JPH11110293A/ja
Priority to US09/017,167 priority patent/US5881002A/en
Priority to KR1019980020567A priority patent/KR100305490B1/ko
Publication of JPH11110293A publication Critical patent/JPH11110293A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/20Initialising; Data preset; Chip identification

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルに書き込んでおいた重要なデータ
やプログラムが、第三者によって簡単に消去されてしま
う恐れがあった。 【解決手段】 不揮発性メモリ制御回路は、電源投入時
に不揮発性メモリの所定のアドレスのデータを読み出
し、そのデータが不揮発性メモリへのデータの書き込み
動作/読み出し動作/消去動作のうち少なくとも一動作
の禁止を指示するデータである場合、このデータによっ
て禁止を指示された動作を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として電気的
にデータの書き込み及び消去が可能な不揮発性メモリを
制御する不揮発性メモリ制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の不揮発性メモリ制御回路
を示す構成図であり、図において、1はデータを電気的
に書き込み又は消去することのできるフラッシュメモリ
等の不揮発性メモリのメモリセル、2はメモリセル1の
水平方向のアドレスの選択を行うワード線をデコードす
るためのワードデコーダ、3はメモリセル1の垂直方向
のアドレスの選択を行うビット線セレクタ4をデコード
するためのセレクタデコーダ、4はセレクタデコーダ3
から出力されるセレクタデコード信号に基づいてビット
線の選択を行うビット線セレクタである。
【0003】また、5はデータバス、6はアドレスバ
ス、7はデータバス5に送信されるメモリ制御コマンド
やメモリセル1への書き込みデータをラッチするための
データラッチ、8はメモリセル1の読み出しや書き込み
を行うアドレスを指定するアドレス信号をラッチするた
めのアドレスラッチ、9はメモリセル1へのデータの書
き込み若しくは読み出し又は消去動作を行う書き込み/
読み出し/消去制御回路、10はデータバス、11はア
ドレスバス、12はアドレスバス6上のアドレス信号を
アドレスラッチ8によりラッチするためのアドレスラッ
チ信号を発生させるアドレスラッチ信号発生回路、13
はアドレスラッチ信号を伝達する信号線、14はセレク
タデコーダ3から出力されるセレクタデコード信号を伝
達するセレクタデコード線、15はワードデコーダ2か
ら出力されるワードデコード信号を伝達するワードデコ
ード線である。
【0004】さらに、16はこの不揮発性メモリ制御回
路が動作することを許可するための信号であるチップイ
ネーブル信号CEバーを発生させるチップイネーブル信
号発生回路、17はチップイネーブル信号発生回路16
で発生させたチップイネーブル信号CEバーを伝達する
信号線、18はメモリセル1から読み出したデータを書
き込み/読み出し/消去制御回路9を介してデータバス
5に出力することを許可するための信号であるアウトプ
ットイネーブル信号OEバーを発生させるアウトプット
イネーブル信号発生回路、19はアウトプットイネーブ
ル信号OEバーを伝達する信号線、20はこの不揮発性
メモリ制御回路の外部から不揮発性メモリ制御回路に入
力されるコマンドデータやメモリセル1ヘの書き込みデ
ータをラッチさせるための信号であるライトイネーブル
信号WEバーを発生させるライトイネーブル信号発生回
路、21はライトイネーブル信号発生回路20の発生し
たライトイネーブル信号WEバーを伝達する信号線であ
る。
【0005】さらに、22はデータバス10上のコマン
ドデータをラッチするコマンドラッチ、23はデータバ
ス、24はデータバス23を介して入力されたコマンド
データが書き込み動作を指示するコマンドか、読み出し
動作を指示するコマンドか、消去動作を指示するコマン
ドかを判断するためのコマンドデコーダ、25はメモリ
セル1ヘデータを書き込むための書き込み信号を発生さ
せる書き込み信号発生回路、26はメモリセル1からデ
ータを読み出すための読み出し信号を発生させる読み出
し信号発生回路、27はメモリセル1上のデータを消去
するための消去信号を発生させる消去信号発生回路、2
8,29,30はコマンドデコーダ24から発生された
コマンドデコード信号を伝達する信号線、31,32,
33は書き込み信号、読み出し信号、消去信号をそれぞ
れ伝達する信号線である。
【0006】さらに、34はメモリセル1の書き込み/
読み出し/消去動作の基準となるクロックを発生させる
クロック発生分周回路、35,36はクロックを伝達す
る信号線、37はコマンドラッチ信号を発生させるコマ
ンドラッチ信号発生回路、38はコマンドラッチ信号を
伝達する信号線である。
【0007】次に動作について説明する。図15は図1
4に示した従来の不揮発性メモリ制御回路において、メ
モリセル1ヘデータを書き込む時のタイミングを示すタ
イミングチャートであり、図15において、39はコマ
ンドラッチ信号発生回路37から信号線38上に出力さ
れるコマンドラッチ信号、40はアドレスラッチ信号発
生回路12から信号線13上に出力されるアドレスラッ
チ信号である。
【0008】メモリセル1へのデータの書き込み動作
は、データバス5上の書き込みコマンドの処理(第1サ
イクル)と書き込みデータの処理(第2サイクル)を2
サイクルの動作として行う。具体的には、まず第1サイ
クル目のコマンド入力動作を行うために、信号線17上
のチップイネーブル信号CEバーを論理値“1”から論
理値“0”に変化させ、続いて信号線21上のライトイ
ネーブル信号WEバーを論理値“1”から論理値“0”
に変化させ、書き込み/読み出し/消去制御回路9をコ
マンド入力待ち状態にする。次に書き込み動作を行うた
めのコマンドデータ“40H”(Hは16進法による表
記であることを表す)をこの不揮発性メモリ制御回路の
外部から入力し、ライトイネーブル信号WEバーを論理
値“0”から論理値“1”にすることにより、信号線3
8上にコマンドラッチ信号39が出力され、コマンドラ
ッチ22はコマンドデータ“40H”をラッチする。コ
マンドラッチ信号39は第1サイクル目のこのタイミン
グでのみ1パルス出力される。コマンドデータをラッチ
すると、コマンドデコーダ24がコマンドデータをデコ
ードして、信号線28上の書き込みコマンドデコード信
号を論理値“1”に立ち上げる。続いて信号線17上の
チップイネーブル信号CEバーを論理値“0”から論理
値“1”に立ち上げることにより、第1サイクル目のコ
マンド入力動作が終了する。
【0009】次に第2サイクル目の書き込みアドレスデ
ータと書き込みデータの入力を行う。例えばメモリセル
1中の“4000H”アドレスに“00H”のデータを
書き込む場合、メモリ外部よりアドレス信号“4000
H”をアドレスバス6に入力したまま、信号線17上の
チップイネーブル信号CEバーを論理値“1”から論理
値“0”、信号線21上のライトイネーブル信号WEバ
ーを論理値“1”から論理値“0”にと順次変化させる
ことにより、ライトイネーブル信号WEバーが論理値
“0”に立ち下がる時に、アドレスラッチ信号発生回路
12から信号線13上にアドレスラッチ信号40が出力
され、メモリセル1の書き込みアドレスがアドレスラッ
チ8にラッチされる。なお、アドレス信号“4000
H”がアドレスバス6上に入力された時点で、アドレス
“4000H”に対応するセレクタデコード線14とワ
ードデコード線15とは論理値“1”となっているが、
アドレスラッチ信号40が出力された時点で、このセレ
クタデコード線14とワードデコード線15の選択が確
定する。
【0010】次に外部より書き込みデータ“00H”を
データバス5に入力し、ライトイネーブル信号WEバー
を論理値“0”から論理値“1”に変化させることによ
り、データラッチ7にデータ“00H”をラッチする。
書き込みアドレスと書き込みデータとをアドレスラッチ
8とデータラッチ7にそれぞれラッチすると、書き込み
信号発生回路25から、信号線31上に書き込み信号が
出力され、同時に信号線35上にクロック発生分周回路
34を起動する信号が出力される。アドレス“4000
H”に対応したセレクタデコード線14及びワードデコ
ード線15上のデコード信号は論理値“1”となってい
るので、メモリセル1のアドレス“400H”にデータ
“00H”が格納される。書き込み信号は、クロック発
生分周回路34から信号線36上に出力されるクロック
信号を書き込み信号発生回路25でカウントして所定の
値となったときに論理値“0”に立ち下がる。
【0011】図16は図14に示した従来の不揮発性メ
モリ制御回路において、メモリセル1からデータを読み
出す時のタイミングを示すタイミングチャートである。
データ読み出し時、データ書き込み時と同様に、コマン
ド入力は最初の1サイクルのみで行う。データを読み出
す手順としては、最初にチップイネーブル信号CEバー
が論理値“0”を取って、書き込み/読み出し/消去制
御回路9が入力待ち状態となり、続いてライトイネーブ
ル信号WEバーが論理値“0”となって、データラッチ
7を介してデータバス10上に読み出しコマンドデータ
“10H”が入力され、コマンドラッチ22を介してデ
ータバス23上に出力される。
【0012】この状態でライトイネーブル信号WEバー
が論理値“1”に立ち上がると、コマンドラッチ信号発
生回路37からコマンドラッチ信号39が出力され、読
み出しコマンドデータ“10H”がコマンドラッチ22
にラッチされる。コマンドデコーダ24は、データバス
23上にラッチされたデータが読み出しコマンドである
ことを判断し、信号線29上に論理値“1”の信号を出
力する。読み出し信号発生回路26は信号線29上の信
号を受けて、信号線32上に論理値“1”の読み出し要
求信号を出力する。書き込み/読み出し/消去制御回路
9は読み出し要求信号によって読み出し制御状態に切り
換わる。
【0013】続いて、アドレスデータ“4000H”が
アドレスバス6に入力され、アドレスラッチ8を介して
アドレスバス11に出力され、チップイネーブル信号C
Eバーが論理値“0”に立ち下がった時点で、ワードデ
コーダ2,セレクタデコーダ3,ビット線セレクタ4に
より、アドレス“4000H”に対応したセレクタデコ
ード線14及びワードデコード線15が論理値“1”と
なる。続いて信号線19上のアウトプットイネーブル信
号OEバーが論理値“0”に立ち下がり、書き込み/読
み出し/消去制御回路9が読み出し動作を開始すること
により、メモリセル1のアドレス“4000H”に格納
されたデータが読み出され、データバス5上に出力され
る。
【0014】図17は図14に示した従来の不揮発性メ
モリ制御回路において、メモリセル1からデータを消去
する時のタイミングを示すタイミングチャートである。
図17において、41はコマンドラッチ信号発生回路3
7から信号線38上に出力される2サイクル目のコマン
ドラッチ信号である。消去動作は、書き込み動作と同様
のタイミングで、2サイクル分のデータラッチを行うこ
とによって実行される。消去時の手順としては、第1サ
イクル目のコマンド入力動作で最初に消去コマンドデー
タ“20H”をコマンドラッチ22にラッチし、第2サ
イクル目のコマンド入力動作で再度消去コマンドデータ
“20H”をコマンドラッチ22にラッチすることによ
り、コマンドデコーダ24から信号線30上に2回の連
続したデコード信号を受けた消去信号発生回路27が信
号線33上に消去信号を出力する。これにより、メモリ
セル1全体の消去を行うように構成されている。信号線
33上の消去信号は、クロック発生分周回路34から出
力される信号線36上のクロック信号を消去信号発生回
路27でカウントして、カウント値が所定の値となった
とき論理値“0”に立ち下がる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発性メモリ
制御回路は以上のように構成されているので、あらかじ
め設定された書き込みや読み出し、消去のコマンドデー
タを決まった手順で入力すれば、誰もが必ず各動作を行
えるようになっている。しかし、誰もが必ず上記の動作
を行える反面、メモリセルに書き込んだデータを誰もが
消去可能なため、メモリセルに書き込んでおいた重要な
データやプログラムが、その重要性を知らない第三者の
手によって簡単に消去されてしまう恐れがあるという課
題があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、第三者が簡単にメモリセルに格納
された内容を消去できないようにすることのできる不揮
発性メモリ制御回路を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不揮発性
メモリ制御回路は、電源投入時に不揮発性メモリの所定
のアドレスのデータを読み出し、そのデータが不揮発性
メモリへのデータの書き込み動作/読み出し動作/消去
動作のうち少なくとも一動作の禁止を指示するデータで
ある場合、このデータによって禁止を指示された動作を
禁止するものである。
【0018】この発明に係る不揮発性メモリ制御回路
は、不揮発性メモリの所定のアドレスのデータを一時的
に保持するレジスタを更に設けたものである。
【0019】この発明に係る不揮発性メモリ制御回路
は、不揮発性メモリの第1の所定のアドレスに格納され
た予め設定したパスワードが入力されたときであって、
しかも不揮発性メモリの第2の所定のアドレスに格納さ
れたデータが不揮発性メモリへのデータの書き込み/読
み出し/消去を禁止するデータでない場合に、不揮発性
メモリに書き込み/読み出し/消去の動作を行えるもの
である。
【0020】この発明に係る不揮発性メモリ制御回路
は、異なる種類の体系のコマンドをデコードする少なく
とも2個のコマンドデコーダを備え、コマンドの種類を
選択し得るようにしたものである。
【0021】この発明に係る不揮発性メモリ制御回路
は、通常のデータを格納する第1の不揮発性メモリと、
この第1の不揮発性メモリへのデータの書き込み/読み
出し/消去の動作を禁止するためのデータを格納する第
2の不揮発性メモリとを備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による不
揮発性メモリ制御回路の構成の一部を示すブロック図で
あり、図において、1はデータを電気的に書き込み又は
消去することのできるフラッシュメモリ等の不揮発性メ
モリのメモリセル(不揮発性メモリ)、2はメモリセル
1の水平方向のアドレスの選択を行うワード線をデコー
ドするためのワードデコーダ、3はメモリセル1の垂直
方向のアドレスの選択を行うビット線セレクタ4をデコ
ードするためのセレクタデコーダ、4はセレクタデコー
ダ3から出力されるセレクタデコード信号に基づいてビ
ット線の選択を行うビット線セレクタである。
【0023】また、5はデータバス、6はアドレスバ
ス、7はデータバス5に送信されるメモリ制御コマンド
やメモリセル1への書き込みデータをラッチするための
データラッチ、8はメモリセル1の読み出しや書き込み
を行うアドレスを指定するアドレス信号をラッチするた
めのアドレスラッチ、9はメモリセル1へのデータの書
き込み若しくは読み出し又は消去動作を行う書き込み/
読み出し/消去制御回路(書き込み/読み出し/消去手
段)、10はデータバス、11はアドレスバス、12は
アドレスバス6上のアドレス信号をアドレスラッチ8に
よりラッチするためのアドレスラッチ信号を発生させる
アドレスラッチ信号発生回路、13はアドレスラッチ信
号を伝達する信号線、14はセレクタデコーダ3から出
力されるセレクタデコード信号を伝達するセレクタデコ
ード線、15はワードデコーダ2から出力されるワード
デコード信号を伝達するワードデコード線である。
【0024】さらに、17はチップイネーブル信号CE
バーを伝達する信号線、19はアウトプットイネーブル
信号OEバーを伝達する信号線、21はライトイネーブ
ル信号WEバーを伝達する信号線である。
【0025】さらに、22はデータバス10上のコマン
ドデータをラッチするコマンドラッチ、23はデータバ
ス、25はメモリセル1ヘデータを書き込むための書き
込み信号を発生させる書き込み信号発生回路、27はメ
モリセル1上のデータを消去するための消去信号を発生
させる消去信号発生回路、28,29,30はコマンド
デコーダ47から発生されたコマンドデコード信号を伝
達する信号線、31,32,33は書き込み信号、読み
出し信号、消去信号をそれぞれ伝達する信号線である。
【0026】さらに、35,36はクロックを伝達する
信号線、37はコマンドラッチ信号を発生させるコマン
ドラッチ信号発生回路、38はコマンドラッチ信号を伝
達する信号線である。
【0027】さらに、42は動作禁止/許可レジスタ4
5に格納するデータを書き込むためのメモリセル1中の
特定のアドレスのメモリセル、43はワードデコーダ2
の一部として設けられた、メモリセル42からデータを
読み出すための専用のワードデコーダ、44はワードデ
コーダ43から出力されるワードデコード信号を伝達す
るワードデコード線、45はメモリセル1へのデータの
書き込み若しくは読み出し又は消去動作を許可又は禁止
することを示すデータを格納する動作禁止/許可レジス
タ(レジスタ)、46は動作禁止/許可レジスタ45か
ら読み出したデータを伝達する信号線、47はデータバ
ス23を介して入力されたコマンドデータが書き込み動
作を指示するコマンドか、読み出し動作を指示するコマ
ンドか、消去動作を指示するコマンドか、動作禁止又は
動作許可を示すデータかを判断するためのコマンドデコ
ーダ、48はメモリセル1及びメモリセル42からデー
タを読み出すための読み出し信号を発生する読み出し信
号発生回路である。
【0028】さらに、49はメモリセル1及びメモリセ
ル42の書き込み/読み出し/消去動作の基準となるク
ロックを発生させ、パワーオンリセット信号発生回路5
3から制御信号の入力を受け、かつ動作禁止/許可レジ
スタ45,読み出し信号発生回路48,アドレス自動生
成回路50,アドレス切換回路58に対する制御信号を
出力するクロック発生分周回路(データ読み出し指示手
段)、50は電源投入時に発生されるリセット信号とク
ロック発生分周回路49からのクロック信号によってメ
モリセル1及びメモリセル42に対して自動的にアドレ
ス信号を発生するアドレス自動生成回路(アドレス信号
発生手段)、51,52はクロック信号を伝達する信号
線、53は電源投入時に周辺回路に対して自動的にリセ
ット信号を出力するパワーオンリセット信号発生回路、
54はパワーオンリセット信号発生回路53で発生させ
られたリセット信号を伝達する信号線である。
【0029】さらに、55はクロック発生分周回路49
で発生させられた制御信号を伝達する信号線、56はア
ドレス自動生成回路で自動生成されたアドレス信号を伝
達するためのアドレスバス、57はクロック発生分周回
路49で発生させられた制御信号を伝達する信号線、5
8は外部から入力されるアドレスバス6上のアドレス信
号とアドレス自動生成回路50で生成されるアドレスバ
ス56上のアドレス信号とを切り換えるためのアドレス
切換回路、59はアドレス切換回路58で切り換えて出
力されたアドレス信号を伝達するアドレスバスである。
【0030】図2は図1中の動作禁止/許可レジスタ4
5,コマンドラッチ22,コマンドデコーダ47の各回
路について詳しく示した回路図であり、図において、6
0,62はNAND回路、61,63はNOT回路、6
4はコマンドデコーダ47中の消去コマンドをデコード
する消去コマンドデコーダである。図3は図1中の通常
使用メモリセル1と動作禁止/許可レジスタデータ格納
メモリセル42との関係をアドレスマップの形式で示し
た図である。本発明における実施の形態1のメモリセル
1は領域“4000H”から“FFFFH”までの領域
であり、動作禁止/許可のためのメモリセルは領域“3
FFFH”である。図4は図1に示す不揮発性メモリ制
御回路において、動作禁止/許可レジスタ45ヘのデー
タ読み出しタイミングについて示したタイミングチャー
トである。図5は図1に示す不揮発性メモリ制御回路に
おいて、消去動作を禁止した場合の動作タイミングにつ
いて示したタイミングチャートである。
【0031】次に動作について説明する。まず、動作禁
止/許可レジスタ45にデータを格納するためのメモリ
セル42からのデータ読み出し及び動作禁止/許可レジ
スタ45ヘのデータ格納方法を図1及び図4を用いて説
明する。
【0032】図1において、電源投入時、電源電圧が上
がり切るとパワーオンリセット信号発生回路53からパ
ワーオンリセット信号が信号線54上に出力される。パ
ワーオンリセット信号が論理値“1”となることによ
り、クロック発生分周回路49が動作を開始し、信号線
51上にクロック信号を出力する。このクロック信号の
入力によって、アドレス自動生成回路50は、動作禁止
/許可レジスタデータの格納されているメモリセル42
のアドレス“3FFFH”を示すアドレス信号をアドレ
スバス56上に出力する。
【0033】次に、クロック発生分周回路49は、アド
レス切換回路58に対し、自動生成アドレス側への切り
換え要求信号を信号線57上に出力し、アドレス自動生
成回路50で生成されるアドレスバス56上のアドレス
信号を選択することによりメモリデコード用アドレスバ
ス59上の値が“3FFFH”となり、“3FFFH”
のアドレスに対応したワードデコード線44及びセレク
タデコード線14が論理値“1”となり、メモリセル4
2が選択される。
【0034】さらに、クロック発生分周回路49が信号
線55上に動作禁止/許可レジスタ読み出し要求信号を
出力することにより、メモリセル42から読み出された
データが書き込み/読み出し/消去制御回路9を介して
データバス5に出力され、また、動作禁止/許可レジス
タ45ヘこのデータが格納される。
【0035】続いて、動作禁止/許可レジスタ45への
データ格納後の消去動作について図2及び図5を用いて
説明する。動作禁止/許可レジスタ45及びコマンドデ
コーダ47の内の消去コマンドデコーダ64は図2に示
すような回路構成となっている。図2において、動作禁
止/許可レジスタ45のbit0を消去動作禁止/許可
ビットに割り当てており、このbit0の値が論理値
“0”のときには、信号線46上の信号レベルが論理値
“0”となっているため、信号線30上の消去信号は論
理値“0”に固定される。この働きにより図5の消去動
作タイミング図において、消去コマンドデータ“20
H”は第1サイクル目、第2サイクル目ともにコマンド
ラッチ22にラッチされているが、消去動作禁止/許可
ビットbit0のデータが論理値“0”であるため、信
号線33上に消去信号が出力されず、メモリセル1の消
去は不可能となる。
【0036】即ち、メモリセル1にプログラムやデータ
を書き込んだ後、動作禁止/許可レジスタのデータを格
納するメモリセル42に論理値“0”のデータを書き込
んでおけば、メモリセル1に書き込んだデータは消去さ
れることはない。なお、この実施の形態では、図3のよ
うに、動作禁止/許可データを格納したメモリセル42
のアドレスを“3FFFH”としたが、このアドレスは
通常使用するメモリの領域外であれば、どの領域に設定
してもよい。
【0037】次に、データの書き込み及び読み出し動作
について説明する。この場合には、電源投入後のパワー
オンリセットの後、前述の図4に示した動作と同様に、
自動的に“3FFFH”のアドレスに対応したメモリよ
り動作禁止/許可レジスタ45へデータが格納される。
その後、クロック発生分周回路49は、アドレス切換回
路58に対し、アドレスラッチ8側への切り換え要求信
号を信号線57上に出力し、アドレスバス6を介して外
部から入力されるアドレス信号を選択する。
【0038】図6はこの実施の形態1の不揮発性メモリ
制御回路において、メモリセル1ヘデータを書き込む時
のタイミングを示すタイミングチャートであり、図6に
おいて、39はコマンドラッチ信号発生回路37から信
号線38上に出力されるコマンドラッチ信号、40はア
ドレスラッチ信号発生回路12から信号線13上に出力
されるアドレスラッチ信号である。
【0039】メモリセル1へのデータの書き込み動作
は、データバス5上の書き込みコマンドの処理(第1サ
イクル)と書き込みデータの処理(第2サイクル)を2
サイクルの動作として行う。具体的には、まず第1サイ
クル目のコマンド入力動作を行うために、信号線17上
のチップイネーブル信号CEバーを論理値“1”から論
理値“0”に変化させ、続いて信号線21上のライトイ
ネーブル信号WEバーを論理値“1”から論理値“0”
に変化させ、書き込み/読み出し/消去制御回路9をコ
マンド入力待ち状態にする。次に書き込み動作を行うた
めのコマンドデータ“40H”(Hは16進法による表
記であることを表す)をこの不揮発性メモリ制御回路の
外部から入力し、ライトイネーブル信号WEバーを論理
値“0”から論理値“1”にすることにより、信号線3
8上にコマンドラッチ信号39が出力され、コマンドラ
ッチ22はコマンドデータ“40H”をラッチする。コ
マンドラッチ信号39は第1サイクル目のこのタイミン
グでのみ1パルス出力される。コマンドデータをラッチ
すると、コマンドデコーダ47がコマンドデータをデコ
ードして、信号線28上の書き込みコマンドデコード信
号を論理値“1”に立ち上げる。続いて信号線17上の
チップイネーブル信号CEバーを論理値“0”から論理
値“1”に立ち上げることにより、第1サイクル目のコ
マンド入力動作が終了する。
【0040】次に第2サイクル目の書き込みアドレスデ
ータと書き込みデータの入力を行う。例えばメモリセル
1中の“4000H”のアドレスに“00H”のデータ
を書き込む場合、メモリ外部よりアドレス信号“400
0H”をアドレスバス6に入力したまま、信号線17上
のチップイネーブル信号CEバーを論理値“1”から論
理値“0”、信号線21上のライトイネーブル信号WE
バーを論理値“1”から論理値“0”にと順次変化させ
ることにより、ライトイネーブル信号WEバーが論理値
“0”に立ち下がる時に、アドレスラッチ信号発生回路
12から信号線13上にアドレスラッチ信号40が出力
され、メモリセル1の書き込みアドレスがアドレスラッ
チ8にラッチされる。なお、アドレス信号“4000
H”がアドレスバス6上に入力された時点で、アドレス
“4000H”に対応するセレクタデコード線14とワ
ードデコード線15とは論理値“1”となっているが、
アドレスラッチ信号40が出力された時点で、このセレ
クタデコード線14とワードデコード線15の選択が確
定する。
【0041】次に外部より書き込みデータ“00H”を
データバス5に入力し、ライトイネーブル信号WEバー
を論理値“0”から論理値“1”に変化させることによ
り、データラッチ7にデータ“00H”をラッチする。
書き込みアドレスと書き込みデータとをアドレスラッチ
8とデータラッチ7にそれぞれラッチすると、書き込み
信号発生回路25から、信号線31上に書き込み信号が
出力され、同時に信号線35上にクロック発生分周回路
49を起動する信号が出力される。アドレス“4000
H”に対応したセレクタデコード線14及びワードデコ
ード線15上のデコード信号は論理値“1”となってい
るので、メモリセル1のアドレス“400H”にデータ
“00H”が格納される。書き込み信号は、クロック発
生分周回路49から信号線36上に出力されるクロック
信号を書き込み信号発生回路25でカウントして所定の
値となったときに論理値“0”に立ち下がる。
【0042】図7はこの実施の形態1の不揮発性メモリ
制御回路において、メモリセル1からデータを読み出す
時のタイミングを示すタイミングチャートである。デー
タ読み出し時、データ書き込み時と同様に、コマンド入
力は最初の1サイクルのみで行う。データを読み出す手
順としては、最初にチップイネーブル信号CEバーが論
理値“0”を取って、書き込み/読み出し/消去制御回
路9が入力待ち状態となり、続いてライトイネーブル信
号WEバーが論理値“0”となって、データラッチ7を
介してデータバス10上に読み出しコマンドデータ“1
0H”が入力され、コマンドラッチ22を介してデータ
バス23上に出力される。
【0043】この状態でライトイネーブル信号WEバー
が論理値“1”に立ち上がると、コマンドラッチ信号発
生回路37からコマンドラッチ信号39が出力され、読
み出しコマンドデータ“10H”がコマンドラッチ22
にラッチされる。コマンドデコーダ47は、データバス
23上にラッチされたデータが読み出しコマンドである
ことを判断し、信号線29上に論理値“1”の信号を出
力する。読み出し信号発生回路48は信号線29上の信
号を受けて、信号線32上に論理値“1”の読み出し要
求信号を出力する。書き込み/読み出し/消去制御回路
9は読み出し要求信号によって読み出し制御状態に切り
換わる。
【0044】続いて、アドレスデータ“4000H”が
アドレスバス6に入力され、アドレスラッチ8及びアド
レス切換回路58を介してアドレスバス59に出力さ
れ、チップイネーブル信号CEバーが論理値“0”に立
ち下がった時点で、ワードデコーダ2,セレクタデコー
ダ3,ビット線セレクタ4により、アドレス“4000
H”に対応したセレクタデコード線14及びワードデコ
ード線15が論理値“1”となる。続いて信号線19上
のアウトプットイネーブル信号OEバーが論理値“0”
に立ち下がり、書き込み/読み出し/消去制御回路9が
読み出し動作を開始することにより、メモリセル1のア
ドレス“4000H”に格納されたデータが読み出さ
れ、データバス5上に出力される。
【0045】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、動作禁止/許可レジスタ45のデータを格納するメ
モリセル42に消去動作を禁止するデータを書き込むこ
とにより、パワーオンリセット時に動作禁止/許可レジ
スタにこのデータが書き込まれ、以後のメモリセル1の
内容の消去が不可能となり、第三者により不用意にデー
タが消去されてしまうことがないという効果が得られ
る。なお、書き込み/読み出し/消去を行うためのコマ
ンドデータは前述の値以外のデータを用いても構わな
い。
【0046】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2による不揮発性メモリ制御回路の構成の一部を示す
回路図であり、図1に示した実施の形態1の不揮発性メ
モリ制御回路中の動作禁止/許可レジスタ45、コマン
ドラッチ22、及びコマンドデコーダ47に相当する部
分を示す。図において、65はコマンドデコーダのうち
書き込みコマンドをデコードする書き込みコマンドデコ
ーダ、66は読み出しコマンドをデコードする読み出し
コマンドデコーダであり、それぞれのデコーダの構成
は、図2で示した消去コマンドデコーダ64の構成と同
一である。動作禁止/許可レジスタ45のbit0を書
き込み禁止/許可ビット、bit1を読み出し禁止/許
可ビット、bit2を消去禁止/許可ビットと設定して
いる。それぞれの禁止/許可ビットの配置は任意に設定
しても構わない。また、この実施の形態2の不揮発性メ
モリ制御回路のその他の構成要素は図1に示した実施の
形態1の不揮発性メモリ制御回路の構成要素と同一であ
り、さらに、図8において図2に示した構成要素と同一
の構成要素には同一符号を付している。これらの共通の
構成要素の説明は省略する。
【0047】次に動作について説明する。実施の形態1
では消去コマンドデコーダ64のみについて動作禁止/
許可を選択するため、動作禁止/許可レジスタ45のb
it0のみにデータを書き込み、消去動作の禁止/許可
を決定していたが、この実施の形態2では消去動作だけ
でなく、書き込みや読み出しの動作についても禁止/許
可の選択が可能となる。動作禁止/許可レジスタ45に
格納するデータを書き込むメモリセル42は同一アドレ
スで変わらないため、メモリセル42からの読み出し動
作及び動作禁止/許可レジスタ45に格納する動作のタ
イミングは実施の形態1の動作タイミングと同一であ
る。また、その他の読み出し、書き込み、消去動作が禁
止されるタイミング及び通常の読み出し、書き込み、消
去動作のタイミングも実施の形態1の動作タイミングと
類似ないし同一であるので、その説明を省略する。
【0048】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、メモリセル1に対するデータの上書きや、メモリセ
ル1のデータを読み出し、及びメモリセル1の消去を禁
止することができ、メモリセル1の内容をより安全に保
持することが可能となる効果が得られる。
【0049】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3による不揮発性メモリ制御回路の構成の一部を示す
ブロック図であり、図において、図1の実施の形態1の
構成要素と同一の構成要素には同一符号を付して、その
説明を省略する。
【0050】図において、69はパワーオンリセットの
解除後にメモリセル1より読み出したパスワードデータ
を格納するためのパスワードレジスタ、70はパスワー
ドレジスタ69へのパスワードデータ書き込みを指示す
る信号を伝達する信号線、71はパスワードコマンドを
ラッチするためのパスワードラッチ、72はパスワード
ラッチ71のラッチ信号を発生するラッチ信号発生回
路、73はパスワードレジスタ69に格納されたデータ
とパスワードラッチ71に格納されたデータを比較する
ためのパスワードデコーダ、74はパスワードレジスタ
69とパスワードラッチ71の値が合致したときに論理
値“1”を取るパスワードデコード信号を伝達する信号
線、75はパスワードレジスタ69から出力されるデー
タを伝達する信号線、76はパスワードラッチ71へラ
ッチ信号を伝達する信号線である。
【0051】また、77はパスワードレジスタ69に書
き込むためのデータを格納するためにメモリセル1の一
部に設けられたメモリセル、78はメモリセル77のア
ドレスを選択した時論理値“1”を取る信号を伝達する
信号線、79はパスワードラッチ71から出力されるパ
スワードを伝達する信号線、80はワードデコーダ2の
一部として設けられ、メモリセル77からデータを読み
出すための専用のワードデコーダ、81はデータバス2
3を介して入力されたコマンドデータが書き込み動作を
指示するコマンドか、読み出し動作を指示するコマンド
か、消去動作を指示するコマンドか、動作禁止又は動作
許可を示すデータかをパスワードが一致したときのみ判
断するためのコマンドデコーダである。
【0052】図10はこの実施の形態の不揮発性メモリ
制御回路における、パスワードレジスタ69及び動作禁
止/許可レジスタ45に格納するデータのメモリセル1
からの読み出し動作と各レジスタヘのデータ格納動作の
タイミングを示すタイミングチャートである。また、図
11はこの実施の形態の不揮発性メモリ制御回路におけ
る、パスワードデータが合致しなかった場合の書き込み
動作のタイミングを示すタイミングチャートである。
【0053】次に動作について説明する。まず、パスワ
ードレジスタ69と動作禁止/許可レジスタ45にデー
タを格納するためのメモリセル42,77からのデータ
読み出し及び各レジスタヘのデータ格納方法を図9,1
0を用いて説明する。メモリセル42,77からのデー
タの読み出し及び各レジスタヘのデータ格納方法は、基
本的には実施の形態1に述べた方法と同一であるが、こ
の実施の形態ではメモリセル1上の2アドレス(メモリ
セル42,77)に渡ったデータを連続して読み出し、
パスワードレジスタ69と動作禁止/許可レジスタ45
に各データを格納する形になっている。
【0054】パスワードデータを格納するメモリ領域
は、動作禁止/許可レジスタのデータを格納するアドレ
ス(“3FFFH”)に連続したアドレス(“3FFE
H”)上に配置し、実施の形態1の図4で示したような
読み出し動作を2アドレスのメモリセル42,77につ
いて連続で行う。
【0055】実際にデータを各レジスタに読み込むタイ
ミングは図10に示すように、まず電源投入によって電
源電圧が立ち上がると、パワーオンリセット信号発生回
路53より信号線54上にパワーオンリセット信号を出
力する。このパワーオンリセット信号の立ち上がりによ
り、クロック発生分周回路49が信号線51上にクロッ
ク信号を出力し、アドレス自動生成回路50に入力させ
る。アドレス自動生成回路50はパスワードデータの格
納されているメモリセル77のアドレス“3FFEH”
を示すアドレス信号をアドレスバス56上に出力する。
【0056】続いて、クロック発生分周回路49からア
ドレス切換回路58をアドレス自動生成回路50側に切
り換える制御信号を信号線57上に出力し、これにより
アドレスバス59上のアドレス信号の値も“3FFE
H”となり、“3FFEH”のアドレスに対応したワー
ドデコード線78及びセレクタデコード線14上に論理
値“1”の信号がビット線セレクタ4及びワードデコー
ダ80からそれぞれ出力される。続いて、クロック発生
分周回路49から信号線70上に論理値“1”の信号が
出力され、読み出し信号が読み出し信号発生回路48か
ら書き込み/読み出し/消去制御回路9に出力され、メ
モリセル77に格納されたデータがデータバス5上に読
み出されると同時に、信号線70上の論理値“1”の信
号はパスワードレジスタ69にも供給されて、データバ
ス5上に読み出されたデータがパスワードレジスタ69
に書き込まれる。
【0057】パスワードデータの読み出しに続いて、ア
ドレス自動生成回路50は動作禁止/許可レジスタ45
用のデータの格納されているメモリセル1のアドレス
“3FFFH”を出力し、図4に示した実施の形態1の
動作と同様な動作で、動作禁止/許可レジスタ45用の
データ格納メモリセル42から読み出されたデータが動
作禁止/許可レジスタ45へ格納される。各レジスタヘ
のデータ格納終了後、この不揮発性メモリ制御回路は制
御コマンド入力待ちの状態になる。
【0058】次に、パスワードデータ及び動作禁止/許
可データを各レジスタに格納後、メモリセル1にデータ
の書き込み動作を行った場合の動作を図9及び図11を
用いて説明する。この時の各レジスタにはそれぞれ、パ
スワードデータ=“55H”、動作禁止/許可データ=
“FFH”が格納されているものとする。パスワードレ
ジスタ69に格納したデータは、パスワードデコーダ7
3におけるパスワードラッチ71に格納されるデータと
の比較に用いる。パスワードレジスタ69にはパスワー
ドデータ“55H”が格納されているため、パスワード
ラッチ71に格納されるデータが“55H”の時のみパ
スワードデコーダ73より信号線74上にパスワードデ
コード信号が出力される。また、コマンドデコーダ81
はパスワードデコード信号が論理値“1”の時のみコマ
ンドラッチ22からのデータをデコードする。
【0059】パスワードコマンドの入力を伴うメモリセ
ル1のデータの書き込み動作は、図11に示すようなタ
イミングで行われる。パスワードコマンドのラッチ動作
は、書き込み/読み出し/消去等のメモリ制御コマンド
のラッチタイミングと同様であるが、コマンドの入力順
としては、第1サイクル目にパスワードコマンドのラッ
チを行い、続いて第2サイクル目以降にメモリ制御のコ
マンドをラッチする。
【0060】まず、第1サイクル目にパスワードコマン
ド、例えば“AAH”(パスワードレジスタに格納され
ているデータと異なる値)を入力すると、ラッチ信号発
生回路72から信号線76上にラッチ信号82が出力さ
れ、パスワードラッチ71にデータ“AAH”が格納さ
れる。ここでパスワードレジスタ69のデータ“55
H”とパスワードラッチ71に格納されたデータ“AA
H”との比較がパスワードデコーダ73において行われ
る。しかしこの場合には両データが合致しないため、信
号線74上のパスワードデコード信号は論理値“0”を
取り続ける。
【0061】続いて、第2サイクルで書き込みコマンド
データ“40H”、及び第3サイクルで書き込みアドレ
ス“4000H”と書き込みデータ“00H”とをデー
タラッチ7及びアドレスラッチ8に格納するが、信号線
74上のパスワードデコード信号が論理値“0”である
ため、コマンドデコーダ81はコマンドラッチ22から
のコマンドデータ“40H”をデコードせず、したがっ
て信号線28上の書き込みコマンドデコード信号も論理
値“0”のままである。これによりデータ“00H”の
書き込み動作は実行されず、メモリの内容を書き換える
ことは不可能となる。読み出し、消去の各メモリ制御コ
マンド入力についても同様で、パスワードコマンドの値
がパスワードレジスタ69に格納されているデータと異
なる場合には、各メモリ制御コマンドは使用不可能とな
る。
【0062】パスワードコマンドの値がパスワードレジ
スタ69に格納されているデータと合致する場合は、信
号線74上のパスワードデコード信号は図11の破線の
ように論理値“1”となり、コマンドデコーダ81は各
メモリ制御コマンドのデコードが可能となり、書き込み
/読み出し/消去動作が行えるようになる。即ち、パス
ワードレジスタ69の格納データを知り、パスワードデ
ータを入力できる者、すなわちメモリセル1にデータを
書き込んだ者、のみがこのメモリセル1の制御を行える
ことになり、メモリセル1の内容を安全に保持すること
が可能となる。
【0063】なお、図11に示した例では、動作禁止/
許可レジスタ45に格納された内容は“FFH”とし、
パスワードデータ合致後の書き込み/読み出し/消去の
メモリ制御コマンドを全て許可していたが、メモリセル
42に任意の値を書き込むことにより、パスワードデー
タと動作禁止/許可レジスタとを組み合わせた2重の保
護、例えばパスワードデータを入力してメモリセル1の
内容は読み出し可能だが、動作禁止/許可レジスタによ
って書き込み/消去は不可能といった形でメモリセル1
の内容をより安全に保持することが可能となる。
【0064】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、パスワードデータを入力できる者、すなわちメモリ
セル1にデータを書き込んだ者、のみがこのメモリセル
1の制御を行えることになり、メモリセル1の内容を安
全に保持することが可能となる効果が得られる。
【0065】実施の形態4.図12はこの発明の実施の
形態4による不揮発性メモリ制御回路の構成の一部を示
すブロック図であり、図において、83は動作禁止/許
可レジスタ45のbit7に接続され、コマンドデコー
ダの切り換えを指示する信号を伝達する信号線、84は
コマンドラッチ22のデータを2個のコマンドデコーダ
のいずれか一方に出力するためのコマンドデコーダ切換
回路(選択手段)、85,86はコマンドデコーダ切換
回路84から出力されるコマンドデータを伝達する信号
線、87は一方のコマンドデコーダ、88は他方のコマ
ンドデコーダ、89はコマンドデコーダ87,88に選
択信号を伝達する信号線である。本実施の形態の他の構
成部分は実施の形態3と同様である。
【0066】次に動作について説明する。実施の形態1
及び実施の形態2においては、動作禁止/許可レジスタ
45に一度データを書き込んでメモリ制御動作を禁止し
た場合は、以後は動作禁止/許可レジスタ45により禁
止される動作は全く行えなくなる。この実施の形態4に
おいては、従来のコマンド体系のコマンドデコーダ87
及び全く異なるコマンド体系のコマンドデコーダ88と
いった2つのコマンドデコーダを用意し、動作禁止/許
可レジスタ45の書き込みデータ、ここでは動作禁止/
許可レジスタ45のbit7の値によってコマンドデコ
ーダ87かコマンドデコード88のどちらか一方を選択
するようにし、書き込み/読み出し/消去の動作を従来
使用していたコマンドデータと異なるデータで受け付け
ることが可能である。
【0067】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、従来のコマンドしか知らない者は書き込み/読み出
し/消去が全く不可能となり、メモリの内容を安全に保
持することが可能となる効果が得られる。
【0068】実施の形態5.図13はこの発明の実施の
形態5による不揮発性メモリ制御回路の構成の一部を示
すブロック図である。この実施の形態は、動作禁止/許
可レジスタ45に格納するデータを格納するメモリセル
をメモリセル1と物理的に分割して、書き込み/読み出
し/消去を行えるようにしたものである。
【0069】図において、90,91,92はコマンド
デコード信号を伝達する信号線、93は動作禁止/許可
レジスタ45に格納するデータを格納するメモリセルへ
のデータの書き込みを指示する書き込み信号を発生する
書き込み信号発生回路、94は書き込み信号を伝達する
信号線、95は動作禁止/許可レジスタ45に格納する
データを格納したメモリセルからそのデータを読み出す
ことを指示する読み出し信号を発生する読み出し信号発
生回路、96は読み出し信号を伝達する信号線、97は
動作禁止/許可レジスタ45に格納するデータを格納す
るメモリセルのデータの消去を指示する消去信号を発生
する消去信号発生回路、98は消去信号を伝達する信号
線である。
【0070】また、99は動作禁止/許可レジスタ45
に格納するデータを格納するメモリセルの水平方向のア
ドレスの選択を行うワードデコーダ、100は動作禁止
/許可レジスタ45に格納するデータを格納するメモリ
セルの垂直方向のアドレスの選択を行うビット線セレク
タをデコードするためのセレクタデコーダ、101は動
作禁止/許可レジスタ45に格納するデータを格納する
メモリセル(第2の不揮発性メモリ)、102はセレク
タデコーダ100から出力されるセレクタデコード信号
に基づいてビット線の選択を行うビット線セレクタ、1
03はワードデコーダ99から出力されるワードデコー
ド信号を伝達する信号線、104はセレクタデコーダ1
00から出力されるセレクタデコード信号を伝達する信
号線、105はメモリセル101へのデータの書き込み
若しくは読み出し又は消去動作を行う書き込み/読み出
し/消去制御回路(第2の書き込み/読み出し/消去手
段)、106はデータバス23を介して入力されたコマ
ンドデータがメモリセル1への書き込み動作を指示する
コマンドか、読み出し動作を指示するコマンドか、消去
動作を指示するコマンドか、動作禁止若しくは動作許可
を示すデータか、又はメモリセル101への書き込み動
作を指示するコマンドか、読み出し動作を指示するコマ
ンドか、消去動作を指示するコマンドかを判断するため
のコマンドデコーダである。
【0071】次に動作について説明する。上記実施の形
態1から実施の形態4では、動作禁止/許可レジスタ4
5に格納するデータを格納するメモリセル42は通常使
用するメモリセル1の一部として存在するため、一度デ
ータを書き込んだ後でそのデータを初期状態に戻す必要
がある場合、結局はメモリセル1の全領域の消去動作を
行うしかない。この実施の形態5では、動作禁止/許可
レジスタ45に格納するデータを格納するメモリセル1
01は通常使用するメモリセル1と物理的に分割して配
置し、それぞれのメモリセルに対して書き込み、読み出
し、消去の動作を行えるよう別々に信号発生回路及び書
き込み/読み出し/消去制御回路を設けている。書き込
み、読み出し、消去のコマンドはコマンドデコーダ10
6によって各メモリセル毎に異なるコマンドコードにて
デコードするようにしており、また動作禁止/許可レジ
スタ45のデータは通常使用するメモリセル1の側に対
する書き込み/読み出し/消去の動作のみに適用され
る。このため、一度禁止してしまった動作についても、
メモリセル101のデータを書き換えることにより、初
期状態、即ち動作許可の状態に戻すことが可能である。
【0072】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、動作禁止/許可レジスタ45のデータとして誤った
データを書き込んでしまい、メモリの消去や書き込みが
行えなくなっても、このメモリセル101のデータを消
去することで改めてデータを書き込むことが可能となる
効果が得られる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電源
投入時に不揮発性メモリの所定のアドレスのデータを読
み出し、そのデータが不揮発性メモリへのデータの書き
込み動作/読み出し動作/消去動作のうち少なくとも一
動作の禁止を指示するデータである場合、このデータに
よって禁止を指示された動作を禁止するように構成した
ので、第三者によりメモリ内容が消去されたり、データ
が上書きされたりすることを防ぐことができ、メモリに
書き込まれたデータを安全に保持することが可能になる
効果がある。
【0074】また、この発明によれば、不揮発性メモリ
の所定のアドレスのデータを一時的に保持するレジスタ
を更に設けるように構成したので、多くのバスを引き回
すことなく、コマンドデコーダのデコード動作を行うこ
とができる効果がある。
【0075】さらに、この発明によれば、パスワードデ
ータを入力できる者、すなわちメモリセルにデータを書
き込んだ者のみがこのメモリセルの制御を行えるように
構成したので、メモリセルの内容を安全に保持すること
が可能となる効果がある。
【0076】さらに、この発明によれば、異なる種類の
体系のコマンドをデコードする少なくとも2個のコマン
ドデコーダを設け、コマンドの種類を選択し得るように
構成したので、従来のコマンドしか知らない者は書き込
み/読み出し/消去が全く不可能となり、メモリの内容
を安全に保持することが可能となる効果がある。
【0077】さらに、この発明によれば、通常のデータ
を格納する第1の不揮発性メモリと、この第1の不揮発
性メモリへのデータの書き込み/読み出し/消去の動作
を禁止するためのデータを格納する第2の不揮発性メモ
リとを設けるように構成したので、第2の不揮発性メモ
リに誤ったデータを書き込んでしまい、第1の不揮発性
メモリの消去や書き込みが行えなくなっても、第2の不
揮発性メモリのみのデータを消去することにより改めて
第1の不揮発性メモリにデータの書き込み/読み出し/
消去を行うことができるようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による不揮発性メモ
リ制御回路の構成の一部を示すブロック図である。
【図2】 図1中の動作禁止/許可レジスタ,コマンド
ラッチ,コマンドデコーダの各回路について詳しく示し
た回路図である。
【図3】 図1中の通常使用メモリセルと動作禁止/許
可レジスタデータ格納メモリセルとの関係をアドレスマ
ップの形式で示した図である。
【図4】 図1に示す不揮発性メモリ制御回路におい
て、動作禁止/許可レジスタヘのデータ読み出しタイミ
ングについて示したタイミングチャートである。
【図5】 図1に示す不揮発性メモリ制御回路におい
て、消去動作を禁止した場合の動作タイミングについて
示したタイミングチャートである。
【図6】 図1の不揮発性メモリ制御回路において、メ
モリセルヘデータを書き込む時のタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図7】 図1の不揮発性メモリ制御回路において、メ
モリセルからデータを読み出す時のタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態2による不揮発性メモ
リ制御回路の構成の一部を示す回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による不揮発性メモ
リ制御回路の構成の一部を示すブロック図である。
【図10】 図9の実施の形態3による不揮発性メモリ
制御回路における、パスワードレジスタ及び動作禁止/
許可レジスタに格納するデータのメモリセルからの読み
出し動作と各レジスタヘのデータ格納動作のタイミング
を示すタイミングチャートである。
【図11】 図9の実施の形態3による不揮発性メモリ
制御回路における、パスワードデータが合致しなかった
場合の書き込み動作のタイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【図12】 この発明の実施の形態4による不揮発性メ
モリ制御回路の構成の一部を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態5による不揮発性メ
モリ制御回路の構成の一部を示すブロック図である。
【図14】 従来の不揮発性メモリ制御回路の構成を示
すブロック図である。
【図15】 図14に示した従来の不揮発性メモリ制御
回路において、メモリセルヘデータを書き込む時のタイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【図16】 図14に示した従来の不揮発性メモリ制御
回路において、メモリセルからデータを読み出す時のタ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図17】 図14に示した従来の不揮発性メモリ制御
回路において、メモリセルからデータを消去する時のタ
イミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 メモリセル(不揮発性メモリ、第1の不揮発性メモ
リ)、9 書き込み/読み出し/消去制御回路(書き込
み/読み出し/消去手段、第1の書き込み/読み出し/
消去手段)、42 メモリセル(不揮発性メモリ)、4
5 動作禁止/許可レジスタ(レジスタ)、47,8
1,87,88 コマンドデコーダ、49クロック発生
分周回路(データ読み出し指示手段)、50 アドレス
自動生成回路(アドレス信号発生手段)、84 コマン
ドデコーダ切換回路(選択手段)、101 メモリセル
(第2の不揮発性メモリ)、105 書き込み/読み出
し/消去制御回路(第2の書き込み/読み出し/消去手
段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを電気的に書き込み、書き込まれ
    たデータを読み出し、かつ書き込まれたデータを消去す
    ることが可能な不揮発性メモリと、 該不揮発性メモリへのデータの書き込み、又は該不揮発
    性メモリからのデータの読み出し若しくは消去を行う書
    き込み/読み出し/消去手段と、 電源投入時に前記不揮発性メモリの所定のアドレスを指
    定するアドレス信号を発生するアドレス信号発生手段
    と、 該アドレス信号発生手段の発生した前記アドレス信号で
    指定された前記所定のアドレスのデータを読み出すこと
    を前記書き込み/読み出し/消去手段に指示する信号を
    発生するデータ読み出し指示手段と、 前記書き込み/読み出し/消去手段の動作を指示するコ
    マンドをデコードすると共に、前記データ読み出し指示
    手段の指示により前記所定のアドレスから読み出した前
    記データが前記不揮発性メモリへのデータの書き込み動
    作、読み出し動作及び消去動作のうちの少なくとも一動
    作の禁止を指示するデータである場合に、該データによ
    り禁止を指示された動作を禁止するコマンドデコーダと
    を備えたことを特徴とする不揮発性メモリ制御回路。
  2. 【請求項2】 書き込み/読み出し/消去手段が読み出
    した不揮発性メモリの所定のアドレスのデータを一時的
    に保持するレジスタを更に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の不揮発性メモリ制御回路。
  3. 【請求項3】 アドレス信号発生手段が第1及び第2の
    所定のアドレスを指定するアドレス信号を発生し、 データ読み出し指示手段が前記第1及び第2の所定のア
    ドレスに格納されたデータをそれぞれ読み出すことを指
    示する信号を発生し、 コマンドデコーダが、前記第1の所定のアドレスから読
    み出したデータが操作者が入力したパスワードと同一で
    はない場合に以後の前記不揮発性メモリへのデータの書
    き込み動作、読み出し動作及び消去動作を禁止し、かつ
    前記第2の所定のアドレスから読み出したデータが前記
    動作の禁止を指示するデータである場合に、該データに
    より禁止を指示された動作を禁止することを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性メモリ制御回路。
  4. 【請求項4】 データを電気的に書き込み、書き込まれ
    たデータを読み出し、かつ書き込まれたデータを消去す
    ることが可能な不揮発性メモリと、 該不揮発性メモリへのデータの書き込み、又は該不揮発
    性メモリからのデータの読み出し若しくは消去を行う書
    き込み/読み出し/消去手段と、 該書き込み/読み出し/消去手段の動作を指示する異な
    る種類の体系のコマンドをデコードする少なくとも2個
    のコマンドデコーダと、 入力されたコマンドをデコードするコマンドデコーダを
    選択する選択手段とを備えたことを特徴とする不揮発性
    メモリ制御回路。
  5. 【請求項5】 データを電気的に書き込み、書き込まれ
    たデータを読み出し、かつ書き込まれたデータを消去す
    ることが可能な第1の不揮発性メモリと、 該第1の不揮発性メモリへのデータの書き込み、又は該
    第1の不揮発性メモリからのデータの読み出し若しくは
    消去を行う第1の書き込み/読み出し/消去手段と、 データを電気的に書き込み、書き込まれたデータを読み
    出し、かつ書き込まれたデータを消去することが可能な
    第2の不揮発性メモリと、 該第2の不揮発性メモリへのデータの書き込み、又は該
    第2の不揮発性メモリからのデータの読み出し若しくは
    消去を行う第2の書き込み/読み出し/消去手段と、 電源投入時に前記第2の不揮発性メモリの所定のアドレ
    スを指定するアドレス信号を発生するアドレス信号発生
    手段と、 該アドレス信号発生手段の発生した前記アドレス信号で
    指定された前記第2の不揮発性メモリの所定のアドレス
    のデータを読み出すことを前記第2の書き込み/読み出
    し/消去手段に指示する信号を発生するデータ読み出し
    指示手段と、 前記第1及び第2の書き込み/読み出し/消去手段の動
    作を指示するコマンドをデコードすると共に、前記デー
    タ読み出し指示手段の指示により前記所定のアドレスか
    ら読み出した前記データが前記第1の不揮発性メモリへ
    のデータの書き込み動作、読み出し動作及び消去動作の
    うちの少なくとも一動作の禁止を指示するデータである
    場合に、前記第1の書き込み/読み出し/消去手段の該
    データにより禁止を指示された動作を禁止するコマンド
    デコーダとを備えたことを特徴とする不揮発性メモリ制
    御回路。
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