JPH1099234A - 手乾燥装置 - Google Patents
手乾燥装置Info
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- JPH1099234A JPH1099234A JP25411896A JP25411896A JPH1099234A JP H1099234 A JPH1099234 A JP H1099234A JP 25411896 A JP25411896 A JP 25411896A JP 25411896 A JP25411896 A JP 25411896A JP H1099234 A JPH1099234 A JP H1099234A
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Abstract
き穴から笛音が発生するのを防止する。 【解決手段】 送風手段4と、この送風手段により送風
される風を熱する発熱手段5と、出口を絞り込んだ送風
吹出ノズル6と、この送風吹出ノズル6の下方に空間を
おいて水受け皿3を配置し、この水受け皿3に水抜き穴
12を設け、水抜き穴12の下方に筒部13を形成する
ことにより、送風吹出ノズル6から送風される風が、水
抜き穴12を通過するときに発生する笛音や共鳴音を抑
制することができる。
Description
にて手を洗い、濡れた手を温風にて乾燥させる手乾燥装
置に関するものである。
を使用した後や汚れた手を洗った後、ハンカチやタオル
を使用せず、またハンカチなどを収納しているポケット
を濡らすことなく、手を乾燥させる送風式の手乾燥装置
が実用に供されている。
内蔵し、手検出手段で、差し出された手を検出したとき
運転を開始し、濡れている手の表面を温風により乾燥さ
せている。このとき水滴が飛散して壁、床、衣服を濡ら
すため、その防止対策として、送風吹出ノズルの下方に
水滴を受ける水受け皿を配置させ、この水受け皿の一部
に水抜き穴を形成し、連続的に使用した際の水受け皿に
溜まる水滴を、前記水抜き穴から水抜きしている。また
排水口が近くにない場合は、水受け皿の下に水受けカッ
プを設けて貯水し、満水になると水受けカップを外して
排水するものであった。
燥装置においては、送風吹出ノズルから送風される風
が、前記水抜き穴を通過して侵入するときに、騒音が異
常に高くなるという課題があり、水抜き穴より騒音が発
生しない手乾燥装置が求められている。
水受けカップに溜まった水の表面に直接吹きつけられる
ため、水面が波立って水がこぼれるという課題があり、
水のこぼれない手乾燥装置の構成が求められている。
るもので、水抜き穴より発生する騒音を低減し、水抜き
穴から温風が侵入しても水受けカップの水がこぼれるこ
とのない手乾燥装置を提供することを目的としている。
記目的を達成するために、本体内に収納された送風手段
および発熱手段と、前記本体の下部に設けた送風吹出ノ
ズルと、この送風吹出ノズルの下方に乾燥空間を介して
設けた水受け皿と、この水受け皿に形成した水抜き穴
と、この水抜き穴の下方に着脱可能に設けた水受けカッ
プを有し、前記水抜き穴の下部に筒部を一体に形成した
ものであり、騒音が異常に上昇することがない手乾燥装
置を得ることができる。
覆う蓋と、この蓋に開孔する流入穴を有し、この流入穴
を水受け皿の水抜き穴の直下を外した位置に設けたもの
であり、水受けカップに溜まった水がこぼれることのな
い手乾燥装置を得ることができる。
風手段および発熱手段と、前記本体の下部に設けた送風
吹出ノズルと、この送風吹出ノズルの下方に乾燥空間を
介して設けた水受け皿と、この水受け皿に形成した水抜
き穴と、この水抜き穴の下方に着脱可能に設けた水受け
カップを有し、前記水抜き穴の下部に筒部を一体に形成
したものであり、この筒部は送風吹出ノズルより送風さ
れる勢いの強い温風が、水受け皿の水抜き穴から水受け
カップへと流れるときに急拡散するのを防いで笛音の発
生を少なく抑え、さらに水受けカップ内で共鳴した騒音
が水抜き穴から外方へ拡散するのを防止するという作用
を有する。
の蓋に開孔する流入穴を水受け皿の水抜き穴の直下を外
した位置に設けることにより、水抜き穴を通過して侵入
した風が、水受けカップに溜まった水の表面に直接吹き
つけられて波立つのを防止でき、水受けカップから水が
こぼれるのを防ぐという作用を有する。
しながら説明する。
た本体1は、フロントケース2および下部に突設した水
受け皿3で構成され、フロントケース2と水受け皿3の
間に乾燥空間2aを形成している。フロントケース2内
には送風手段4、発熱手段5および制御手段8を設け、
フロントケース2の下端部には送風吹出ノズル6を乾燥
空間2aおよび水受け皿3に向けて設置している。送風
吹出ノズル6の近傍には乾燥空間2a内に差し出した手
を検知する検知手段7を設け、前記制御手段8は検知手
段7の検知信号を受けて送風手段4および発熱手段5を
駆動制御している。
れるブロワー9bを備え、この送風手段4と送風吹出ノ
ズル6との間には発熱手段5としてPTCヒータ5a,
5bを配設している。PTCヒータ5a,5bと並列に
バイパス風路10を併設した発熱体収納枠11を設け、
下流側には送風吹出ノズル6を連通して設けている。
有するように皿状に形成され、この凹部の最底部には水
抜き用の水抜き穴12が設けられ、水抜き穴12の下部
に筒部13が形成されている。水受けカップ14は水抜
き穴12の下に位置し、水受け皿3に着脱可能に取り付
けられている。なお、本体1は取付金具15をねじ等の
固定具16にて洗面所等の壁面に固定され、本体1の後
部側には下方に吸気口17を有する吸気通路18が形成
され、送風手段4の空気吸込部分となる。
め、送風手段4の周囲には吸音材19が設けられてい
る。
の下方に手が差し込まれると、検知手段7が手を検知し
てその検知出力がオンとなり、制御手段8を介して送風
手段4と発熱手段5を動作させて、送風吹出ノズル6よ
り温風を送風する。温風の一部は、水抜き穴12を通過
して水受けカップ14の方へ侵入するが、水抜き穴12
に筒部13がない場合は、侵入した風は勢いが強いた
め、水抜き穴12から急に吐出拡散して笛音が発生しや
すく、また、この音が水受け皿3内にこもった時に発生
する共鳴音とが、水抜き穴12の周辺で合成されて大き
な騒音となるものである。しかし、水抜き穴12の下方
に筒部13を形成しているので、この筒部13の働きに
より、笛音の発生や共鳴音の放散を抑えることができ
る。この騒音の大きさは、水抜き穴12の穴径に比例し
て大きくなり、筒部13の長さに比例して小さくなると
いう特性を有している。
13の長さをhとすると、水抜き穴12の穴径dと手乾
燥装置の騒音(dB)との関係はパラメータを筒長比h
/dとして図4の特性図で示され、水抜き穴12の穴径
dが大きいほど騒音は大きくなる。また特性曲線(イ)
は筒部13を設けていない場合を示し、筒長比h/d=
0.5の特性曲線(ロ)は特性曲線(イ)に対して約3
dB低減し、筒長比h/d=1の特性曲線(ハ)は約4
dB低減することがわかる。
(dB)の関係を示す特性図であり、筒長比h/dが大
きいほど騒音は小さくなるが、筒長比h/dが1以上で
はその差はほとんどなくなる。
同一径の筒部13を形成することにより、笛音や共鳴音
などの騒音を低減し、さらに筒長比をh/d=0.5以
上とすることにより、騒音の低減効果をより大きくする
ことができる。
図1〜図3を参照しながら説明する。
カップ14の上面を覆う蓋20を設け、この蓋20に開
孔する流入穴21を、水受け皿3の水抜き穴12の直下
を外した位置に設けている。さらに水抜き穴12から流
下する水滴を流入穴21に案内する傾斜溝22を蓋20
に形成している。
水受け皿3に付着した水滴は水抜き穴12を流下し、水
受けカップ14の蓋20に形成した傾斜溝22に沿って
流れ、流入穴21から水受けカップ14に貯えることが
できる。
風の一部は、水抜き穴12を通過して水受けカップ14
の方へ侵入するが、水抜き穴12の直下には水受けカッ
プ14を覆う蓋20があり、流入穴21は直下を外した
位置に設けてあるため、侵入した風は蓋20に沿って拡
散するのみで、水受けカップ14内の水表面に直接吹き
つけることがない。したがって水受けカップ14に溜ま
った水の波立ちを防止し、周囲にこぼれるのを防止する
ことができる。
明の手乾燥装置は、水受け皿に設けた水抜き穴の下方に
同一内径の筒部を一体に形成することにより、送風吹出
ノズルから送風される風が前記水抜き穴を通過して侵入
するときに発生しやすい騒音を抑制することができると
いう効果のある手乾燥装置を提供できる。
け、この蓋に開孔する流入穴を水受け皿の水抜き穴の直
下を外して設けることにより、水抜き穴を通過して侵入
した風が、水受けカップに溜まった水の表面に直接吹き
つけられるのを防止できるため、水受けカップから水が
こぼれるのを防ぐことができるという効果のある手乾燥
装置を提供できる。
置を示す側断面図 (b)同水受けカップおよび蓋の外観斜視図
を示す特性図
Claims (2)
- 【請求項1】 本体内に収納された送風手段および発熱
手段と、前記本体の下部に設けた送風吹出ノズルと、こ
の送風吹出ノズルの下方に乾燥空間を介して設けた水受
け皿と、この水受け皿に形成した水抜き穴と、この水抜
き穴の下方に着脱可能に設けた水受けカップを有し、前
記水抜き穴の下部に筒部を一体に形成した手乾燥装置。 - 【請求項2】 水受けカップの上面を覆う蓋と、この蓋
に開孔する流入穴を有し、この流入穴を水受け皿の水抜
き穴の直下を外した位置に設けた請求項1記載の手乾燥
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25411896A JP3821520B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 手乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25411896A JP3821520B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 手乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099234A true JPH1099234A (ja) | 1998-04-21 |
JP3821520B2 JP3821520B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=17260479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25411896A Expired - Fee Related JP3821520B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 手乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3821520B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229117A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toto Ltd | 手乾燥装置 |
WO2008090691A1 (ja) * | 2007-01-23 | 2008-07-31 | Panasonic Corporation | 手乾燥装置 |
US20130232808A1 (en) * | 2012-03-06 | 2013-09-12 | Shen-Chen Liu | Watermark-free hand dryer |
US20140304999A1 (en) * | 2011-12-02 | 2014-10-16 | American Dryer, Inc. | Dryer and splash guard |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP25411896A patent/JP3821520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007229117A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toto Ltd | 手乾燥装置 |
WO2008090691A1 (ja) * | 2007-01-23 | 2008-07-31 | Panasonic Corporation | 手乾燥装置 |
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US8813383B2 (en) * | 2012-03-06 | 2014-08-26 | Hokwang Industries Co., Ltd. | Watermark-free hand dryer |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3821520B2 (ja) | 2006-09-13 |
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