JPH06154125A - 手乾燥器 - Google Patents
手乾燥器Info
- Publication number
- JPH06154125A JPH06154125A JP31033692A JP31033692A JPH06154125A JP H06154125 A JPH06154125 A JP H06154125A JP 31033692 A JP31033692 A JP 31033692A JP 31033692 A JP31033692 A JP 31033692A JP H06154125 A JPH06154125 A JP H06154125A
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- JP
- Japan
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- hand
- hand dryer
- passage
- blast
- air
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- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 14
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 27
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 16
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手の乾燥中に飛ばされる水滴を周囲に撒き散
らさず、かつ周囲の塵埃を巻き上げることがなく手乾燥
器を使用する人に不愉快感を与えず衛生的な手乾燥器を
提供する。 【構成】送風手段10と、送風空気を熱する発熱手段1
0cと、送風吹出口11と、手を検知する検知手段10
dとを備え、検知手段10dにより送風手段10と発熱
手段10cとを動作制御させ、送風吹出口11の下方に
凹部を有する受け皿部2を配置し、受け皿部2の後部よ
り上方の本体部1へ連通する通路3を形成し、この通路
3を送風手段10の吸気口12と連通せしめ、本体部1
から吐出され手を乾燥した温風が、受け皿部2から本体
部に連通する通路により、回収されて循環することにな
る。
らさず、かつ周囲の塵埃を巻き上げることがなく手乾燥
器を使用する人に不愉快感を与えず衛生的な手乾燥器を
提供する。 【構成】送風手段10と、送風空気を熱する発熱手段1
0cと、送風吹出口11と、手を検知する検知手段10
dとを備え、検知手段10dにより送風手段10と発熱
手段10cとを動作制御させ、送風吹出口11の下方に
凹部を有する受け皿部2を配置し、受け皿部2の後部よ
り上方の本体部1へ連通する通路3を形成し、この通路
3を送風手段10の吸気口12と連通せしめ、本体部1
から吐出され手を乾燥した温風が、受け皿部2から本体
部に連通する通路により、回収されて循環することにな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面所やトイレの手洗
い場等に設置される手乾燥器に関するものであり、詳し
くは、手を洗ったり、汚れた手を洗った後、その濡れた
手を温風にて乾燥させる手乾燥器に関するものである。
い場等に設置される手乾燥器に関するものであり、詳し
くは、手を洗ったり、汚れた手を洗った後、その濡れた
手を温風にて乾燥させる手乾燥器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、トイレの使用した後や汚れ仕
事をしてその汚れた手を洗った後は、ハンカチやタオル
等にてその濡れた手の水分を拭いていたものを、ハンカ
チやタオル等を使用せず又それを収納しているポケット
等を濡らすことなく、手を乾燥させる送風(温風)式の
手乾燥器が実用に供されている。
事をしてその汚れた手を洗った後は、ハンカチやタオル
等にてその濡れた手の水分を拭いていたものを、ハンカ
チやタオル等を使用せず又それを収納しているポケット
等を濡らすことなく、手を乾燥させる送風(温風)式の
手乾燥器が実用に供されている。
【0003】この温風式の手乾燥器は、本体を壁面に設
置し温風を吹出口より下方へ吐出して、この温風に使用
者が手をかざすことにより手を乾燥させるようにしてい
る。この手乾燥器において、乾燥時間を早めるために温
風の風速を大きくしており、手の乾燥は、始めに手の表
面に付着している水滴が送風される温風にて有る程度吹
き飛ばされて、次に濡れている手の表面が温風により乾
燥されるものである。
置し温風を吹出口より下方へ吐出して、この温風に使用
者が手をかざすことにより手を乾燥させるようにしてい
る。この手乾燥器において、乾燥時間を早めるために温
風の風速を大きくしており、手の乾燥は、始めに手の表
面に付着している水滴が送風される温風にて有る程度吹
き飛ばされて、次に濡れている手の表面が温風により乾
燥されるものである。
【0004】しかしながら、手を完全に乾かすまでに
は、約30秒〜1分と時間がかかり、又、手に付着して
いる水滴を吹き飛ばされる状態となり、床や壁面、衣服
に水滴が付き不愉快感を生じたり、汚れてしまうという
問題があった。又、吹き出される温風の風速が大きいの
で、直接床面に達し、床面の塵埃等を巻き上げ、衛生的
でない面があった。
は、約30秒〜1分と時間がかかり、又、手に付着して
いる水滴を吹き飛ばされる状態となり、床や壁面、衣服
に水滴が付き不愉快感を生じたり、汚れてしまうという
問題があった。又、吹き出される温風の風速が大きいの
で、直接床面に達し、床面の塵埃等を巻き上げ、衛生的
でない面があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、水滴飛散によ
る壁、床、衣服への濡れや汚れ防止として、手乾燥器の
送風吹出口の下方に水滴を受ける受け皿を配置させるも
のが考えられている。しかしながら、その受け皿は設置
場所等の関係より大きくできず、吹き出される温風量が
大きく受け皿から漏れ出すこととなり、床面の塵埃等を
巻き上げる問題が解決されているものではなかった。
る壁、床、衣服への濡れや汚れ防止として、手乾燥器の
送風吹出口の下方に水滴を受ける受け皿を配置させるも
のが考えられている。しかしながら、その受け皿は設置
場所等の関係より大きくできず、吹き出される温風量が
大きく受け皿から漏れ出すこととなり、床面の塵埃等を
巻き上げる問題が解決されているものではなかった。
【0006】本発明の目的は、手の乾燥中に飛ばされる
水滴を周囲に撒き散らさず、かつ周囲の塵埃を巻き上げ
ることがなく手乾燥器を使用する人に不愉快感を与えな
い手乾燥器を提供するものである。
水滴を周囲に撒き散らさず、かつ周囲の塵埃を巻き上げ
ることがなく手乾燥器を使用する人に不愉快感を与えな
い手乾燥器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、送風手段と、この送風手段により送風される空気を
熱する発熱手段と、本体部下面に形成された送風吹出口
と、手を検知する検知手段とを備え、検知手段により送
風手段と発熱手段とを動作制御させ、送風吹出口の下方
に凹部を有する受け皿部を配置し、この受け皿部の後部
より上方の本体部へ連通する通路を形成し、この通路を
送風手段の吸気口と連通せしめてなることを特徴とす
る。請求項2記載の発明では上記通路内に殺菌手段を配
置してなることを特徴とする。請求項3記載の発明では
上記通路にフイルターを配置してなることを特徴とす
る。
は、送風手段と、この送風手段により送風される空気を
熱する発熱手段と、本体部下面に形成された送風吹出口
と、手を検知する検知手段とを備え、検知手段により送
風手段と発熱手段とを動作制御させ、送風吹出口の下方
に凹部を有する受け皿部を配置し、この受け皿部の後部
より上方の本体部へ連通する通路を形成し、この通路を
送風手段の吸気口と連通せしめてなることを特徴とす
る。請求項2記載の発明では上記通路内に殺菌手段を配
置してなることを特徴とする。請求項3記載の発明では
上記通路にフイルターを配置してなることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明の構成によれば、本体部か
ら吐出され手を乾燥した温風が、受け皿部から本体部に
連通する通路により、回収されて循環することになる。
ら吐出され手を乾燥した温風が、受け皿部から本体部に
連通する通路により、回収されて循環することになる。
【0009】請求項2記載の発明の構成によれば、循環
する空気が殺菌されるものである。請求項3記載の発明
の構成によれば、フイルターにて清浄な空気が吐出でき
るものである。
する空気が殺菌されるものである。請求項3記載の発明
の構成によれば、フイルターにて清浄な空気が吐出でき
るものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例として示した図1乃至
図8に基づいて説明する。
図8に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の手乾燥器の一実施例の外
観状態を示す斜視図であり、1は本体部、2は受け皿
部、3は通路、Sは手乾燥器である。
観状態を示す斜視図であり、1は本体部、2は受け皿
部、3は通路、Sは手乾燥器である。
【0012】図1の如く、本発明の手乾燥器Sは、本体
部1が手乾燥器Sの上方に位置し、本体部1の下方に手
の挿入できる間隔をおいて受け皿部2が配置されてお
り、受け皿部2の後部より上方の本体部1へ連通する通
路3が形成され、この通路3は本体部1の送風手段10
の吸気口12と連通している。
部1が手乾燥器Sの上方に位置し、本体部1の下方に手
の挿入できる間隔をおいて受け皿部2が配置されてお
り、受け皿部2の後部より上方の本体部1へ連通する通
路3が形成され、この通路3は本体部1の送風手段10
の吸気口12と連通している。
【0013】図2は、手乾燥器Sをトイレや洗面室の壁
面Wに取着した状態を示す一部断面の側面図であり、送
風空気の循環経路を示すものであり、手乾燥器Sは壁面
Wへ取付金具(図示せず)にて固定されている。本体部
1の下端部には送風吹出口11が送風される温風を下方
に吐出するように開口されている。本体部1の内部に
は、モータ10aにて駆動されるフアン10bを備える
送風手段10と、この送風手段10にて送風される空気
を熱する発熱手段10c(ヒータ)と、本体部1の下端
面に形成されている送風吹出口11の内側に配置される
手を検知する検知手段10dとが配置されている。本体
部1の後部側には吸気口12が形成されており、送風手
段10への空気吸込部分となるものである。
面Wに取着した状態を示す一部断面の側面図であり、送
風空気の循環経路を示すものであり、手乾燥器Sは壁面
Wへ取付金具(図示せず)にて固定されている。本体部
1の下端部には送風吹出口11が送風される温風を下方
に吐出するように開口されている。本体部1の内部に
は、モータ10aにて駆動されるフアン10bを備える
送風手段10と、この送風手段10にて送風される空気
を熱する発熱手段10c(ヒータ)と、本体部1の下端
面に形成されている送風吹出口11の内側に配置される
手を検知する検知手段10dとが配置されている。本体
部1の後部側には吸気口12が形成されており、送風手
段10への空気吸込部分となるものである。
【0014】受け皿部2は、送風吹出口11の下方で、
手を差し込める余裕をもって送風吹出口10との間に空
間おいて壁面Wより突出した状態に形成されて、凹部を
有するように皿状に形成され、水滴を受けることができ
るものである。そして、この受け皿部2の後部より上方
の本体部1へ連通する通路3が形成されており、更にこ
の通路3を送風手段の吸気口12と連通せしめてなるも
のである。受け皿部2の前面部21は傾斜状に形成され
ており、上方からの送風される温風が通路3の入口へ導
かれるように形成してある。
手を差し込める余裕をもって送風吹出口10との間に空
間おいて壁面Wより突出した状態に形成されて、凹部を
有するように皿状に形成され、水滴を受けることができ
るものである。そして、この受け皿部2の後部より上方
の本体部1へ連通する通路3が形成されており、更にこ
の通路3を送風手段の吸気口12と連通せしめてなるも
のである。受け皿部2の前面部21は傾斜状に形成され
ており、上方からの送風される温風が通路3の入口へ導
かれるように形成してある。
【0015】図3は図2のA−A断面図であり、通路3
は受け皿部2で回収された温風が吸込口31に導かれ得
る経路部であり、両側に空気が多く循環するように大き
く突出して形成されている。そして、より多くの温風を
循環するために通路部30が後部に形成されているもの
である。
は受け皿部2で回収された温風が吸込口31に導かれ得
る経路部であり、両側に空気が多く循環するように大き
く突出して形成されている。そして、より多くの温風を
循環するために通路部30が後部に形成されているもの
である。
【0016】手を検知する検知手段10dは送風吹出口
11の内部に配置されており、送風吹出口10の下方に
手が差し込まれたら、手を検知してその検知出力がオン
となり、送風手段10と発熱手段10cを動作させて、
送風吹出口11より温風を送風する。そして、手が乾燥
して手が送風吹出口11の下方から除かれたら検知手段
10dの検知出力がオフとなり、その出力により送風、
加熱動作が停止する。手を検知する検知手段10dは、
例えばドップラー式の超音波検知器や赤外線センサーで
よいものである。
11の内部に配置されており、送風吹出口10の下方に
手が差し込まれたら、手を検知してその検知出力がオン
となり、送風手段10と発熱手段10cを動作させて、
送風吹出口11より温風を送風する。そして、手が乾燥
して手が送風吹出口11の下方から除かれたら検知手段
10dの検知出力がオフとなり、その出力により送風、
加熱動作が停止する。手を検知する検知手段10dは、
例えばドップラー式の超音波検知器や赤外線センサーで
よいものである。
【0017】次に動作状態を説明すると、本体部1の送
風吹出口11の下方に、手Hが差し出されると、手の検
知手段10dにより手Hを検知して、送風手段10と発
熱手段10cを駆動させて、本体部1の送風吹出口11
より温風が吐出されて、手Hの乾燥が開始される。そし
て、この温風は受け皿部2で受け止められて、通路3を
通って、吸込口31を介して吸気口12に導かれ本体部
1内に吸い込まれ、再び加熱されて、本体部1の送風吹
出口11より吐出される。この動作が乾燥中繰り返し行
われ、温風の循環が行われることとなる。この温風の循
環により温風温度の上昇速度が上がるので、乾燥効率が
上がり加熱手段の能力を低くしても所定の乾燥温度を確
保できるものである。又、乾燥中に温風が壁面、床面等
の周囲に吹きつけられないので塵埃が巻上がらず衛生的
であり、壁面、床面に水滴を飛散しないので清潔であ
る。
風吹出口11の下方に、手Hが差し出されると、手の検
知手段10dにより手Hを検知して、送風手段10と発
熱手段10cを駆動させて、本体部1の送風吹出口11
より温風が吐出されて、手Hの乾燥が開始される。そし
て、この温風は受け皿部2で受け止められて、通路3を
通って、吸込口31を介して吸気口12に導かれ本体部
1内に吸い込まれ、再び加熱されて、本体部1の送風吹
出口11より吐出される。この動作が乾燥中繰り返し行
われ、温風の循環が行われることとなる。この温風の循
環により温風温度の上昇速度が上がるので、乾燥効率が
上がり加熱手段の能力を低くしても所定の乾燥温度を確
保できるものである。又、乾燥中に温風が壁面、床面等
の周囲に吹きつけられないので塵埃が巻上がらず衛生的
であり、壁面、床面に水滴を飛散しないので清潔であ
る。
【0018】図4は請求項2記載の発明の一実施例であ
り、通路3内に殺菌手段4が配置されているものであ
る。殺菌手段4は前方に直接露出しない位置で、下方か
らは受け皿部2により直視できない位置に配設されてい
るものであり、例えば紫外線等の殺菌灯であり、その他
殺菌効果を有するものであれば良い。
り、通路3内に殺菌手段4が配置されているものであ
る。殺菌手段4は前方に直接露出しない位置で、下方か
らは受け皿部2により直視できない位置に配設されてい
るものであり、例えば紫外線等の殺菌灯であり、その他
殺菌効果を有するものであれば良い。
【0019】手乾燥中、手Hと循環する温風を殺菌する
こことなり、温風循環式でない手乾燥器に比べて殺菌効
果が増し、衛生的である。又、子供のように身長の低い
使用者に対しても受け皿部2により直視できないように
したので、安心して使用できるものである。
こことなり、温風循環式でない手乾燥器に比べて殺菌効
果が増し、衛生的である。又、子供のように身長の低い
使用者に対しても受け皿部2により直視できないように
したので、安心して使用できるものである。
【0020】図5は、別の実施例であり、受け皿部2の
内側に手より飛ばされてきた水滴を受ける板体5を手前
が低くなるように傾斜して配設されているものであり、
板体5は温風が通過するようにパンチングメタルのよう
に多数の孔51が開口するものである。そして、板体5
の下端となる位置には、板体5を伝って集められる水滴
を受ける水滴受け部6が受け皿部2に形成されている。
図6のように、板体5、50は支持部7、71により2
枚間隔をおいて配設されており、傾斜した板体5、50
の下端部は受け皿部2の内側に隙間を形成して水滴が通
過するようになっており、その水滴を受ける水滴受け部
6が板体5の下端部の下方に配置されており、水滴受け
部6は案内支持部60にて支持され前方に引き出される
ように形成されており、水滴が溜まった場合に溜まった
水を捨てることできるものである。この板体5、50の
孔51、51aは配置した状態で開口位置がずれたよう
に開口されており、水滴が板体5の孔51を通過しても
2枚目の板体50にて水滴が捕らえるようにしたもので
ある。そして、図7のように、孔51の開口縁を上方へ
立ちあげて、板体5にて一旦水滴を捕らまえたら孔51
から通過させないようにしたものである。このように、
手乾燥中に受け皿部2内に飛散した水滴を板体5にて受
け止め、板体5の傾斜にて水滴を水滴受け部6に集めて
清掃が簡便にできるものである。
内側に手より飛ばされてきた水滴を受ける板体5を手前
が低くなるように傾斜して配設されているものであり、
板体5は温風が通過するようにパンチングメタルのよう
に多数の孔51が開口するものである。そして、板体5
の下端となる位置には、板体5を伝って集められる水滴
を受ける水滴受け部6が受け皿部2に形成されている。
図6のように、板体5、50は支持部7、71により2
枚間隔をおいて配設されており、傾斜した板体5、50
の下端部は受け皿部2の内側に隙間を形成して水滴が通
過するようになっており、その水滴を受ける水滴受け部
6が板体5の下端部の下方に配置されており、水滴受け
部6は案内支持部60にて支持され前方に引き出される
ように形成されており、水滴が溜まった場合に溜まった
水を捨てることできるものである。この板体5、50の
孔51、51aは配置した状態で開口位置がずれたよう
に開口されており、水滴が板体5の孔51を通過しても
2枚目の板体50にて水滴が捕らえるようにしたもので
ある。そして、図7のように、孔51の開口縁を上方へ
立ちあげて、板体5にて一旦水滴を捕らまえたら孔51
から通過させないようにしたものである。このように、
手乾燥中に受け皿部2内に飛散した水滴を板体5にて受
け止め、板体5の傾斜にて水滴を水滴受け部6に集めて
清掃が簡便にできるものである。
【0021】図8は、請求項3記載の発明の一実施例で
あり、温風の循環経路となる通路3にフイルターFを配
設するものである。循環する温風はフイルターFにて清
浄化されて、きれいな温風が吐出され、清潔である。フ
イルターFは粉塵フイルターであり、不織布等である。
フイルターFの配設位置を通路の下端入り口部として、
前方へ突出した状態に通路3を形成して、フイルターF
の吸着面積を大としてするものである。この場合フイル
ターFにて循環する温風の粉塵をとることができる。
あり、温風の循環経路となる通路3にフイルターFを配
設するものである。循環する温風はフイルターFにて清
浄化されて、きれいな温風が吐出され、清潔である。フ
イルターFは粉塵フイルターであり、不織布等である。
フイルターFの配設位置を通路の下端入り口部として、
前方へ突出した状態に通路3を形成して、フイルターF
の吸着面積を大としてするものである。この場合フイル
ターFにて循環する温風の粉塵をとることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の手乾燥器は、受け皿部と温風を
循環する通路により吐出温風により壁面、床面等の周囲
の塵埃を散乱することがなく衛生的であり、受け皿部に
より水滴の飛散が受けられ、手乾燥時に床や壁面あるい
は衣服に水滴の飛散がなく、濡れたり汚れたりしないも
ので清潔であり、そして、吐出する温風を循環方式とし
ているので、温風の温度上昇速度が速められて手の乾燥
効率を向上でき、加熱手段の能力を低くして安価にする
ことができるものであり、送風手段の能力を低くして騒
音を低くすることができる。又、温風循環経路となる通
路内に殺菌手段を配設したので、殺菌された温風を本体
部の送風吹出口より吐出でき清潔度が高くできる。そし
て、温風循環経路となる通路にフイルターを配設したの
で、清浄した空気を本体部の送風吹出口より吐出でき、
衛生的であり、濡れた乾燥途中の手にゴミ等が付着しな
いようにすることができる。
循環する通路により吐出温風により壁面、床面等の周囲
の塵埃を散乱することがなく衛生的であり、受け皿部に
より水滴の飛散が受けられ、手乾燥時に床や壁面あるい
は衣服に水滴の飛散がなく、濡れたり汚れたりしないも
ので清潔であり、そして、吐出する温風を循環方式とし
ているので、温風の温度上昇速度が速められて手の乾燥
効率を向上でき、加熱手段の能力を低くして安価にする
ことができるものであり、送風手段の能力を低くして騒
音を低くすることができる。又、温風循環経路となる通
路内に殺菌手段を配設したので、殺菌された温風を本体
部の送風吹出口より吐出でき清潔度が高くできる。そし
て、温風循環経路となる通路にフイルターを配設したの
で、清浄した空気を本体部の送風吹出口より吐出でき、
衛生的であり、濡れた乾燥途中の手にゴミ等が付着しな
いようにすることができる。
【図1】本発明の一実施例の外観状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の図1の実施例の手乾燥器Sをトイレや
洗面室の壁面Wに取着した状態を示す一部断面の側面図
である。
洗面室の壁面Wに取着した状態を示す一部断面の側面図
である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】本発明の別実施例を示す一部断面の側面図であ
る。
る。
【図5】本発明の他の実施例の受け皿部を示す要部斜視
図である。
図である。
【図6】本発明の他の実施例の受け皿部を示す要部断面
図である。
図である。
【図7】本発明の他の実施例の受け皿部の孔の要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す一部断面の側面図で
ある。
ある。
S 手乾燥器 1 本体部 2 受け皿部 3 通路 4 殺菌手段 5 板体 10 送風手段 10c 発熱手段 10d 検知手段 11 送風吹出口 12 吸気口
Claims (3)
- 【請求項1】 送風手段と、この送風手段により送風さ
れる空気を熱する発熱手段と、本体部下面に形成された
送風吹出口と、手を検知する検知手段とを備え、検知手
段により送風手段と発熱手段とを動作制御させてなる手
乾燥器において、 送風吹出口の下方に凹部を有する受け皿部を配置し、こ
の受け皿部の後部より上方の本体部へ連通する通路を形
成し、この通路を送風手段の吸気口と連通せしめてなる
ことを特徴とする手乾燥器。 - 【請求項2】 上記通路内に殺菌手段を配置してなるこ
とを特徴とする請求項1記載の手乾燥器。 - 【請求項3】 上記通路にフイルターを配置してなるこ
とを特徴とする請求項1記載の手乾燥器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31033692A JPH06154125A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 手乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31033692A JPH06154125A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 手乾燥器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06154125A true JPH06154125A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18004011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31033692A Pending JPH06154125A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 手乾燥器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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