JPH1075097A - 部品実装装置 - Google Patents
部品実装装置Info
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- JPH1075097A JPH1075097A JP8230797A JP23079796A JPH1075097A JP H1075097 A JPH1075097 A JP H1075097A JP 8230797 A JP8230797 A JP 8230797A JP 23079796 A JP23079796 A JP 23079796A JP H1075097 A JPH1075097 A JP H1075097A
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- Japan
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- nozzle
- suction nozzle
- suction
- data
- stocker
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラムを設定する手間,吸着ノズルを管
理する手間をなくすことができ、しかも、安全性の向
上,生産性の向上,コストダウンを図り得る部品実装装
置を提供すること。 【解決手段】 吸着ノズル16には品種データ「A」が
記されており、制御装置は、ノズルストッカ21から吸
着ノズル16を取出すにあたって、品種データ「A」を
撮像する。そして、この撮像データに基づいて、『どの
収納部21a〜21gにどうような品種の吸着ノズル1
6が収納されているか』を判別した後、この判別結果に
基づいて、所定のヘッド部に所定品種の吸着ノズル16
を装着する。
理する手間をなくすことができ、しかも、安全性の向
上,生産性の向上,コストダウンを図り得る部品実装装
置を提供すること。 【解決手段】 吸着ノズル16には品種データ「A」が
記されており、制御装置は、ノズルストッカ21から吸
着ノズル16を取出すにあたって、品種データ「A」を
撮像する。そして、この撮像データに基づいて、『どの
収納部21a〜21gにどうような品種の吸着ノズル1
6が収納されているか』を判別した後、この判別結果に
基づいて、所定のヘッド部に所定品種の吸着ノズル16
を装着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着ノズルにより
実装用部品を吸着して搬送する構成の部品実装装置に関
する。
実装用部品を吸着して搬送する構成の部品実装装置に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】部品実装装置には、パ
ーツフィーダにセットされた実装用部品を吸着ノズルに
より吸着して取出した後、吸着ノズルをプリント配線基
板上へ搬送して下降させることに伴い、実装用部品をプ
リント配線基板に押付けて実装する構成のものがある。
ーツフィーダにセットされた実装用部品を吸着ノズルに
より吸着して取出した後、吸着ノズルをプリント配線基
板上へ搬送して下降させることに伴い、実装用部品をプ
リント配線基板に押付けて実装する構成のものがある。
【0003】図16および図17は、上記部品実装装置
の従来構成を示すものである。ここで、ヘッド部1には
ホルダー2が取付けられており、このホルダー2には吸
着ノズル3が挿入されている。そして、ホルダー2には
ボール2a,2aが装着されており、吸着ノズル3は、
各ボール2aが圧縮コイルばね2bのばね力により吸着
ノズル3の切欠部3aに嵌合することに伴い、ホルダー
2に着脱可能に装着されている。
の従来構成を示すものである。ここで、ヘッド部1には
ホルダー2が取付けられており、このホルダー2には吸
着ノズル3が挿入されている。そして、ホルダー2には
ボール2a,2aが装着されており、吸着ノズル3は、
各ボール2aが圧縮コイルばね2bのばね力により吸着
ノズル3の切欠部3aに嵌合することに伴い、ホルダー
2に着脱可能に装着されている。
【0004】ところで、実装用部品4には様々な種類が
あり、その形状も多岐に渡っている。このため、1種類
の吸着ノズル3では、様々な種類の実装用部品4を吸着
・搬送できない。そこで、図18に示すように、ノズル
ストッカ5の複数の収納部5a内に異品種の吸着ノズル
3を収納するようにしたものがある。
あり、その形状も多岐に渡っている。このため、1種類
の吸着ノズル3では、様々な種類の実装用部品4を吸着
・搬送できない。そこで、図18に示すように、ノズル
ストッカ5の複数の収納部5a内に異品種の吸着ノズル
3を収納するようにしたものがある。
【0005】この構成の場合、各収納部5a内にどのよ
うな種類の吸着ノズル3が収納されているかをプリント
配線基板毎に入力すると、ヘッド部1が入力データに基
づいて所定の収納部5a上へ移動した後、ヘッド部1が
下降することに伴い、ホルダー2内に所定品種の吸着ノ
ズル3が押込まれ、吸着ノズル3が自動的に取出され
る。尚、符号6は、矢印Aおよび矢印A方向へ移動する
ことに伴い、吸着ノズル3のクランプおよびクランプの
解除を行うシャッタである。
うな種類の吸着ノズル3が収納されているかをプリント
配線基板毎に入力すると、ヘッド部1が入力データに基
づいて所定の収納部5a上へ移動した後、ヘッド部1が
下降することに伴い、ホルダー2内に所定品種の吸着ノ
ズル3が押込まれ、吸着ノズル3が自動的に取出され
る。尚、符号6は、矢印Aおよび矢印A方向へ移動する
ことに伴い、吸着ノズル3のクランプおよびクランプの
解除を行うシャッタである。
【0006】しかしながら、上記従来構成では、プログ
ラムが誤設定されたり、吸着ノズル3が誤収納される
と、ヘッド部1に吸着ノズル3が誤装着され、実装用部
品の吸着ミスが生じたり、実装用部品や吸着ノズルが損
傷してしまう虞れがあるので、安全性の点で改善の余地
が残されていた。これと共に、プログラムの設定および
吸着ノズル3の収納をプリント配線基板毎に正確に行う
必要があるので、プログラムの設定および吸着ノズル3
の管理が面倒だった。
ラムが誤設定されたり、吸着ノズル3が誤収納される
と、ヘッド部1に吸着ノズル3が誤装着され、実装用部
品の吸着ミスが生じたり、実装用部品や吸着ノズルが損
傷してしまう虞れがあるので、安全性の点で改善の余地
が残されていた。これと共に、プログラムの設定および
吸着ノズル3の収納をプリント配線基板毎に正確に行う
必要があるので、プログラムの設定および吸着ノズル3
の管理が面倒だった。
【0007】特に、プリント配線基板の品種が増える
と、吸着ノズルの品種も増えるので、プログラムの設
定,吸着ノズル3の管理が一層面倒になる。これと共
に、プログラムの誤設定および吸着ノズル3の誤収納が
生じる確率も高くなるので、安全性も一層低下する。
と、吸着ノズルの品種も増えるので、プログラムの設
定,吸着ノズル3の管理が一層面倒になる。これと共
に、プログラムの誤設定および吸着ノズル3の誤収納が
生じる確率も高くなるので、安全性も一層低下する。
【0008】そこで、プリント配線基板の品種に拘わら
ず、各収納部5a内に収納する吸着ノズル3の品種を一
定化し、例えば異種類の吸着ノズル3を一本ずつノズル
ストッカ5内に収納しておくことが考えられる。
ず、各収納部5a内に収納する吸着ノズル3の品種を一
定化し、例えば異種類の吸着ノズル3を一本ずつノズル
ストッカ5内に収納しておくことが考えられる。
【0009】しかしながら、上記構成では、不要な吸着
ノズル3をもノズルストッカ5内に収納しておくことに
なるので、吸着ノズル3の収納数が増えてしまう。この
ため、ノズルストッカ5が大形化されるので、装置がコ
ストアップされる。これは、ヘッド部1の数,実装用部
品4の種類が増える程、顕著になる。また、ヘッド部1
が複数あっても吸着ノズル3が一本しかないので、同種
の実装用部品を一度に多数個に実装できない。このた
め、生産性が低下するので、総じて実施が困難だった。
特に、多連のヘッド部1になる程、この傾向が大きく、
生産の効率が大幅に低下する。
ノズル3をもノズルストッカ5内に収納しておくことに
なるので、吸着ノズル3の収納数が増えてしまう。この
ため、ノズルストッカ5が大形化されるので、装置がコ
ストアップされる。これは、ヘッド部1の数,実装用部
品4の種類が増える程、顕著になる。また、ヘッド部1
が複数あっても吸着ノズル3が一本しかないので、同種
の実装用部品を一度に多数個に実装できない。このた
め、生産性が低下するので、総じて実施が困難だった。
特に、多連のヘッド部1になる程、この傾向が大きく、
生産の効率が大幅に低下する。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、プログラムを設定する手間,吸着ノ
ズルを管理する手間をなくすことができ、しかも、安全
性の向上,生産性の向上,コストダウンを図り得る部品
実装装置を提供することである。
あり、その目的は、プログラムを設定する手間,吸着ノ
ズルを管理する手間をなくすことができ、しかも、安全
性の向上,生産性の向上,コストダウンを図り得る部品
実装装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の部品実装
装置は、複数の収納部を有するノズルストッカと、この
ノズルストッカの各収納部内に収納され品種を特定する
ための品種データが記された吸着ノズルと、これら複数
の吸着ノズルの収納位置データが記憶された記憶手段
と、前記ノズルストッカ内に収納された各吸着ノズルの
品種データを撮像する撮像手段と、前記記憶手段の収納
位置データおよび前記撮像手段の撮像データに基づいて
前記ノズルストッカの各位置にどのような種類の吸着ノ
ズルが収納されているかを判別する判別手段と、この判
別手段の判別結果に基づいて前記ノズルストッカから吸
着ノズルを取出すヘッド部とを備えたところに特徴を有
している。
装置は、複数の収納部を有するノズルストッカと、この
ノズルストッカの各収納部内に収納され品種を特定する
ための品種データが記された吸着ノズルと、これら複数
の吸着ノズルの収納位置データが記憶された記憶手段
と、前記ノズルストッカ内に収納された各吸着ノズルの
品種データを撮像する撮像手段と、前記記憶手段の収納
位置データおよび前記撮像手段の撮像データに基づいて
前記ノズルストッカの各位置にどのような種類の吸着ノ
ズルが収納されているかを判別する判別手段と、この判
別手段の判別結果に基づいて前記ノズルストッカから吸
着ノズルを取出すヘッド部とを備えたところに特徴を有
している。
【0012】上記手段によれば、ノズルストッカ内に収
納された各吸着ノズルの品種データが撮像されると、記
憶手段の収納位置データと撮像手段の撮像データとに基
づいて『ノズルストッカの各位置にどのような種類の吸
着ノズルが収納されているか』が判別され、この判別結
果に基づいてノズルストッカから吸着ノズルが取出され
る。
納された各吸着ノズルの品種データが撮像されると、記
憶手段の収納位置データと撮像手段の撮像データとに基
づいて『ノズルストッカの各位置にどのような種類の吸
着ノズルが収納されているか』が判別され、この判別結
果に基づいてノズルストッカから吸着ノズルが取出され
る。
【0013】このため、『ノズルストッカの各位置にど
のような種類の吸着ノズルが収納されているか』を人手
により入力していた従来とは異なり、データの入力ミス
がなくなる。しかも、ノズルストッカ内に吸着ノズルを
ランダムに収納しても、実収納状態(即ち、品種データ
の撮像結果)に基づいて吸着ノズルが正確に取出され
る。このため、吸着ノズルの誤収納もなくなるので、総
じて、ヘッド部に吸着ノズルが誤装着され、実装用部品
の吸着ミスが生じたり、実装用部品や吸着ノズルが損傷
してしまう虞れがなくなる。このため、安全性が向上す
ると共に、プログラムを設定する手間および吸着ノズル
を管理する手間がなくなる。
のような種類の吸着ノズルが収納されているか』を人手
により入力していた従来とは異なり、データの入力ミス
がなくなる。しかも、ノズルストッカ内に吸着ノズルを
ランダムに収納しても、実収納状態(即ち、品種データ
の撮像結果)に基づいて吸着ノズルが正確に取出され
る。このため、吸着ノズルの誤収納もなくなるので、総
じて、ヘッド部に吸着ノズルが誤装着され、実装用部品
の吸着ミスが生じたり、実装用部品や吸着ノズルが損傷
してしまう虞れがなくなる。このため、安全性が向上す
ると共に、プログラムを設定する手間および吸着ノズル
を管理する手間がなくなる。
【0014】また、各収納部内に収納する吸着ノズルの
品種を一定化し、異種類の吸着ノズルを一本ずつノズル
ストッカ内に収納しておく場合とは異なり、不要な吸着
ノズルをノズルストッカ内に収納しておく必要がなくな
るので、ノズルストッカの大形化に伴うコストアップが
防止される。また、ヘッド部が複数ある場合には、複数
のヘッド部に同種の吸着ノズルを装着し、同種の実装用
部品を一度に多数個に実装できるので、生産性が向上す
る。
品種を一定化し、異種類の吸着ノズルを一本ずつノズル
ストッカ内に収納しておく場合とは異なり、不要な吸着
ノズルをノズルストッカ内に収納しておく必要がなくな
るので、ノズルストッカの大形化に伴うコストアップが
防止される。また、ヘッド部が複数ある場合には、複数
のヘッド部に同種の吸着ノズルを装着し、同種の実装用
部品を一度に多数個に実装できるので、生産性が向上す
る。
【0015】請求項2記載の部品実装装置は、吸着ノズ
ルが収納部内に回り止め状態で収納されているところに
特徴を有する。上記手段によれば、吸着ノズルを収納部
内に回動可能に収納していた従来とは異なり、吸着ノズ
ルの品種データを容易に撮像して画像処理できる。
ルが収納部内に回り止め状態で収納されているところに
特徴を有する。上記手段によれば、吸着ノズルを収納部
内に回動可能に収納していた従来とは異なり、吸着ノズ
ルの品種データを容易に撮像して画像処理できる。
【0016】請求項3記載の部品実装装置は、実装運転
に必要な吸着ノズルがノズルストッカに収納されていな
いことが検出されることに伴い、必要な吸着ノズルの未
収納を報知する報知手段を備えたところに特徴を有す
る。上記手段によれば、実装運転に必要な吸着ノズルが
ノズルストッカに収納されていないときには、吸着ノズ
ルの未収納が報知される。このため、この報知に基づい
て吸着ノズルをノズルストッカに収納できるので、実装
運転が円滑に行われる。
に必要な吸着ノズルがノズルストッカに収納されていな
いことが検出されることに伴い、必要な吸着ノズルの未
収納を報知する報知手段を備えたところに特徴を有す
る。上記手段によれば、実装運転に必要な吸着ノズルが
ノズルストッカに収納されていないときには、吸着ノズ
ルの未収納が報知される。このため、この報知に基づい
て吸着ノズルをノズルストッカに収納できるので、実装
運転が円滑に行われる。
【0017】請求項4記載の部品実装装置は、吸着ノズ
ルに、吸着ノズルを特定するための識別データが併記さ
れているところに特徴を有する。上記手段によれば、品
種データおよび識別データの撮像結果に基づいて、同種
の吸着ノズルを混同することなく区別できるので、効率
的な運用がなされる。これと共に、予備の吸着ノズルが
ノズルストッカに収納されているといった情報を得るこ
ともできる。
ルに、吸着ノズルを特定するための識別データが併記さ
れているところに特徴を有する。上記手段によれば、品
種データおよび識別データの撮像結果に基づいて、同種
の吸着ノズルを混同することなく区別できるので、効率
的な運用がなされる。これと共に、予備の吸着ノズルが
ノズルストッカに収納されているといった情報を得るこ
ともできる。
【0018】請求項5記載の部品実装装置は、吸着ノズ
ルに貼付された感熱紙と、この感熱紙を加熱して変色さ
せることに伴い、吸着ノズルが消耗したことを知らせる
熱源とを備えたところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、吸着ノズルが消耗したときには、熱源が感熱紙を加
熱して変色させる。このため、感熱紙の撮像データに基
づいて吸着ノズルの消耗を検出できる。しかも、感熱紙
により吸着ノズルの消耗を報知しているので、電源の遮
断に伴い情報がなくなることが防止される。
ルに貼付された感熱紙と、この感熱紙を加熱して変色さ
せることに伴い、吸着ノズルが消耗したことを知らせる
熱源とを備えたところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、吸着ノズルが消耗したときには、熱源が感熱紙を加
熱して変色させる。このため、感熱紙の撮像データに基
づいて吸着ノズルの消耗を検出できる。しかも、感熱紙
により吸着ノズルの消耗を報知しているので、電源の遮
断に伴い情報がなくなることが防止される。
【0019】請求項6記載の部品実装装置は、吸着ノズ
ルに、吸着ノズルの使用開始時あるいは使用限度時が併
記されているところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、使用開始時,使用限度時の撮像データに基づいて吸
着ノズルの累積使用時間を計測し、該累積使用時間を上
限値と比較することに基づいて吸着ノズルの寿命を判断
できる。
ルに、吸着ノズルの使用開始時あるいは使用限度時が併
記されているところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、使用開始時,使用限度時の撮像データに基づいて吸
着ノズルの累積使用時間を計測し、該累積使用時間を上
限値と比較することに基づいて吸着ノズルの寿命を判断
できる。
【0020】請求項7記載の部品実装装置は、各吸着ノ
ズルに貼付された複数の感熱紙と、吸着ノズルの稼働回
数が所定値に達する毎に複数の感熱紙を順次加熱して変
色させることに伴い、吸着ノズルの稼働回数を知らせる
熱源とを備えたところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、吸着ノズルが所定の稼働回数に達する毎に、熱源が
複数の感熱紙を順次加熱して変色させる。このため、感
熱紙の撮像データに基づいて吸着ノズルの総稼働回数を
検出できる。しかも、複数の感熱紙により稼働回数を報
知しているので、電源の遮断に伴い情報がなくなること
が防止される。
ズルに貼付された複数の感熱紙と、吸着ノズルの稼働回
数が所定値に達する毎に複数の感熱紙を順次加熱して変
色させることに伴い、吸着ノズルの稼働回数を知らせる
熱源とを備えたところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、吸着ノズルが所定の稼働回数に達する毎に、熱源が
複数の感熱紙を順次加熱して変色させる。このため、感
熱紙の撮像データに基づいて吸着ノズルの総稼働回数を
検出できる。しかも、複数の感熱紙により稼働回数を報
知しているので、電源の遮断に伴い情報がなくなること
が防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図9に基づいて説明する。まず、図6において、
XYロボット11のアームには実装ヘッド12が取付け
られており、この実装ヘッド12には4つのヘッド部1
2aが装着されている。そして、これら各ヘッド部12
aと実装ヘッド12との間には昇降機構(図示せず)お
よび回動機構(図示せず)が介在されており、これら昇
降機構および回動機構は、4つのヘッド部12aを単独
で上下動および回動させる。
ないし図9に基づいて説明する。まず、図6において、
XYロボット11のアームには実装ヘッド12が取付け
られており、この実装ヘッド12には4つのヘッド部1
2aが装着されている。そして、これら各ヘッド部12
aと実装ヘッド12との間には昇降機構(図示せず)お
よび回動機構(図示せず)が介在されており、これら昇
降機構および回動機構は、4つのヘッド部12aを単独
で上下動および回動させる。
【0022】各ヘッド部12aには、図8に示すよう
に、円筒状をなすホルダー13が取付けられており、こ
れら各ホルダー13には、図9に示すように、2本のス
プリングピン14aが対向状態で取付けられている。そ
して、スプリングピン14a,14aにはコロ14,1
4が装着されており、各コロ14はスプリングピン14
aに沿ってスライド可能にされている。また、各ホルダ
ー13には、図8に示すように、板ばね15,15が取
付けられており、これら各板ばね15は、コロ14を相
手側のコロ14に向って付勢している。
に、円筒状をなすホルダー13が取付けられており、こ
れら各ホルダー13には、図9に示すように、2本のス
プリングピン14aが対向状態で取付けられている。そ
して、スプリングピン14a,14aにはコロ14,1
4が装着されており、各コロ14はスプリングピン14
aに沿ってスライド可能にされている。また、各ホルダ
ー13には、図8に示すように、板ばね15,15が取
付けられており、これら各板ばね15は、コロ14を相
手側のコロ14に向って付勢している。
【0023】吸着ノズル16は、図3に示すように、ノ
ズル本体16aおよびノズルチップ16bを矩形状のノ
ズル板16cにより連結してなるものであり、ノズル本
体16aには、図8に示すように、切欠部16d,16
dが形成されている。そして、各ホルダー13内にノズ
ル本体16aが押込まれると、各板ばね15のばね力に
よりコロ14が切欠部16d内に嵌合し、各ホルダー1
3に吸着ノズル16が回り止め状態で装着される。
ズル本体16aおよびノズルチップ16bを矩形状のノ
ズル板16cにより連結してなるものであり、ノズル本
体16aには、図8に示すように、切欠部16d,16
dが形成されている。そして、各ホルダー13内にノズ
ル本体16aが押込まれると、各板ばね15のばね力に
よりコロ14が切欠部16d内に嵌合し、各ホルダー1
3に吸着ノズル16が回り止め状態で装着される。
【0024】尚、吸着ノズル16には複数の品種があ
る。これら複数種の吸着ノズル16は、ノズルチップ1
6bの形状(内径寸法,外径寸法等)が異なり、且つ、
ノズル本体16aおよびノズル板16cが同一形状をな
しており、後述するように、4つのヘッド部12aには
複数種の吸着ノズル16が選択的に装着される。
る。これら複数種の吸着ノズル16は、ノズルチップ1
6bの形状(内径寸法,外径寸法等)が異なり、且つ、
ノズル本体16aおよびノズル板16cが同一形状をな
しており、後述するように、4つのヘッド部12aには
複数種の吸着ノズル16が選択的に装着される。
【0025】ベース(図示せず)には、図6に示すよう
に、複数のパーツフィーダ17が装着されており、これ
ら複数のパーツフィーダ17には、種類が異なる電子部
品(図示せず)がセットされている。尚、各電子部品は
実装用部品に相当するものである。
に、複数のパーツフィーダ17が装着されており、これ
ら複数のパーツフィーダ17には、種類が異なる電子部
品(図示せず)がセットされている。尚、各電子部品は
実装用部品に相当するものである。
【0026】制御装置18は判別手段に相当するもので
あり、マイクロコンピュータを主体に構成されている。
そして、記憶手段に相当する制御装置18のメモリ18
aには装着プログラムデータが記憶されており、制御装
置18は、XYロボット11を装着プログラムデータに
基づいて駆動制御することに伴い、4本のヘッド部12
aを所定の吸着位置へ順次搬送し、昇降機構を作動させ
る。これにより、4本の吸着ノズル16を各々上下動さ
せ、所定のパーツフィーダ17から電子部品を吸着して
取出す。
あり、マイクロコンピュータを主体に構成されている。
そして、記憶手段に相当する制御装置18のメモリ18
aには装着プログラムデータが記憶されており、制御装
置18は、XYロボット11を装着プログラムデータに
基づいて駆動制御することに伴い、4本のヘッド部12
aを所定の吸着位置へ順次搬送し、昇降機構を作動させ
る。これにより、4本の吸着ノズル16を各々上下動さ
せ、所定のパーツフィーダ17から電子部品を吸着して
取出す。
【0027】ベースにはプリント配線基板19がセット
されており、制御装置18は、パーツフィーダ17から
電子部品を取出すと、XYロボット11を装着プログラ
ムデータに基づいて駆動制御することに伴い、4本のヘ
ッド部12aを所定の実装位置へ順次搬送し、昇降機構
を作動させる。これにより、4本の吸着ノズル16を各
々上下動させ、電子部品をプリント配線基板19に押付
けて実装する。
されており、制御装置18は、パーツフィーダ17から
電子部品を取出すと、XYロボット11を装着プログラ
ムデータに基づいて駆動制御することに伴い、4本のヘ
ッド部12aを所定の実装位置へ順次搬送し、昇降機構
を作動させる。これにより、4本の吸着ノズル16を各
々上下動させ、電子部品をプリント配線基板19に押付
けて実装する。
【0028】ベースにはCCDカメラ20が搭載されて
おり、制御装置18は、電子部品を実装位置へ搬送する
にあたって、4本の吸着ノズル16を各々CCDカメラ
20の視野内に移動させ、CCDカメラ20を駆動す
る。また、CCDカメラ20には光源20aが取付けら
れている。この光源20aは、電子部品に向って光を投
射するものであり、CCDカメラ20は、電子部品から
の反射光を撮像する。
おり、制御装置18は、電子部品を実装位置へ搬送する
にあたって、4本の吸着ノズル16を各々CCDカメラ
20の視野内に移動させ、CCDカメラ20を駆動す
る。また、CCDカメラ20には光源20aが取付けら
れている。この光源20aは、電子部品に向って光を投
射するものであり、CCDカメラ20は、電子部品から
の反射光を撮像する。
【0029】尚、吸着ノズル16には、図4に示すよう
に、反射板16eが取付けられており、CCDカメラ2
0は、反射板16eからの反射光を電子部品の背景画像
として撮像する。
に、反射板16eが取付けられており、CCDカメラ2
0は、反射板16eからの反射光を電子部品の背景画像
として撮像する。
【0030】制御装置18は、電子部品を撮像すると、
撮像データを画像処理することに伴い、電子部品の吸着
姿勢を検出し、検出した吸着姿勢を正規吸着姿勢と比較
することに伴い、吸着姿勢のずれ量を演算する。そし
て、XYロボット11による吸着ノズル16の搬送量を
ずれ量に基づいて修正したり、吸着ノズル16の回動量
をずれ量に基づいて調節する(具体的には、回動機構を
ずれ量に基づいて駆動制御する)ことに伴い、電子部品
の実装位置を補正する。
撮像データを画像処理することに伴い、電子部品の吸着
姿勢を検出し、検出した吸着姿勢を正規吸着姿勢と比較
することに伴い、吸着姿勢のずれ量を演算する。そし
て、XYロボット11による吸着ノズル16の搬送量を
ずれ量に基づいて修正したり、吸着ノズル16の回動量
をずれ量に基づいて調節する(具体的には、回動機構を
ずれ量に基づいて駆動制御する)ことに伴い、電子部品
の実装位置を補正する。
【0031】ノズルストッカ21の両端部には、図1に
示すように、ロボットハンド機構22,22が設けられ
ている。これら各ロボットハンド機構22はエアーを駆
動源とするものであり、各ロボットハンド機構22には
シャッタ22a,22aが連結されている。
示すように、ロボットハンド機構22,22が設けられ
ている。これら各ロボットハンド機構22はエアーを駆
動源とするものであり、各ロボットハンド機構22には
シャッタ22a,22aが連結されている。
【0032】ノズルストッカ21には、矩形状をなす収
納部21a〜21gが形成されている。そして、一方の
シャッタ22aには、収納部21a〜21gを特定する
位置情報「1」〜「7」が記されており、各種の吸着ノ
ズル16を、位置情報「1」〜「7」を目安に所定の収
納部21a〜21g内に挿入すると、図2に示すよう
に、ノズル板16cが収納部21a〜21gの周縁部に
支持され、収納部21a〜21g内に吸着ノズル16が
回止め状態で収納される。
納部21a〜21gが形成されている。そして、一方の
シャッタ22aには、収納部21a〜21gを特定する
位置情報「1」〜「7」が記されており、各種の吸着ノ
ズル16を、位置情報「1」〜「7」を目安に所定の収
納部21a〜21g内に挿入すると、図2に示すよう
に、ノズル板16cが収納部21a〜21gの周縁部に
支持され、収納部21a〜21g内に吸着ノズル16が
回止め状態で収納される。
【0033】制御装置18は、ロボットハンド機構2
2,22を駆動制御することに伴い、各シャッタ22a
を矢印Aおよび反矢印A方向へ移動させる。これによ
り、吸着ノズル16のノズル板16cをクランプした
り、ノズル板16cのクランプを解除する。
2,22を駆動制御することに伴い、各シャッタ22a
を矢印Aおよび反矢印A方向へ移動させる。これによ
り、吸着ノズル16のノズル板16cをクランプした
り、ノズル板16cのクランプを解除する。
【0034】実装ヘッド12には、図6に示すように、
撮像手段に相当するCCDカメラ23が取付けられてい
る。そして、装着プログラムデータには収納位置データ
が記録されており、制御装置18は、収納位置データに
基づいてXYロボット11を駆動制御することに伴い、
図7に示すように、CCDカメラ23を収納部21a〜
21g上へ順次搬送する。
撮像手段に相当するCCDカメラ23が取付けられてい
る。そして、装着プログラムデータには収納位置データ
が記録されており、制御装置18は、収納位置データに
基づいてXYロボット11を駆動制御することに伴い、
図7に示すように、CCDカメラ23を収納部21a〜
21g上へ順次搬送する。
【0035】各種の吸着ノズル16には、ノズル板16
cの上面に位置して品種データ「A」〜「G」が記され
ている(図3参照)。これら品種データ「A」〜「G」
は吸着ノズル16の品種を特定するためのものであり、
制御装置18は、CCDカメラ23を収納部21a〜2
1g上へ搬送する毎にCCDカメラ23を駆動し、品種
データ「A」〜「G」を撮像して画像処理する。そし
て、収納位置データと撮像データ「A」〜「G」とに基
づいて、『収納部21a〜21gにどの品種の吸着ノズ
ル16が収納されているか』を判別する。
cの上面に位置して品種データ「A」〜「G」が記され
ている(図3参照)。これら品種データ「A」〜「G」
は吸着ノズル16の品種を特定するためのものであり、
制御装置18は、CCDカメラ23を収納部21a〜2
1g上へ搬送する毎にCCDカメラ23を駆動し、品種
データ「A」〜「G」を撮像して画像処理する。そし
て、収納位置データと撮像データ「A」〜「G」とに基
づいて、『収納部21a〜21gにどの品種の吸着ノズ
ル16が収納されているか』を判別する。
【0036】装着プログラムデータには、『4本のヘッ
ド部12aに、どの吸着ノズル16が順次取付くか』を
示すノズルデータが記録されており、制御装置18は、
ノズルストッカ21内に収納された吸着ノズル16の品
種を判別すると、この判別結果とノズルデータとに基づ
いて、ノズルストッカ21から吸着ノズル16を取出
す。これと共に、『A種の吸着ノズル16が本適用のた
めに1本足りない』、『B種の吸着ノズル16がNo.
2の位置にセットされているが、本適用では使用しな
い』等を判断し、この判断結果を報知手段に相当するデ
ィスプレイ24に表示し、A種の吸着ノズル16の追加
を促す。
ド部12aに、どの吸着ノズル16が順次取付くか』を
示すノズルデータが記録されており、制御装置18は、
ノズルストッカ21内に収納された吸着ノズル16の品
種を判別すると、この判別結果とノズルデータとに基づ
いて、ノズルストッカ21から吸着ノズル16を取出
す。これと共に、『A種の吸着ノズル16が本適用のた
めに1本足りない』、『B種の吸着ノズル16がNo.
2の位置にセットされているが、本適用では使用しな
い』等を判断し、この判断結果を報知手段に相当するデ
ィスプレイ24に表示し、A種の吸着ノズル16の追加
を促す。
【0037】次に上記構成の作用について説明する。制
御装置18は、部品実装運転に先立って、CCDカメラ
23を収納部21a〜21g上へ順次搬送し、吸着ノズ
ル16の品種情報「A」〜「G」を撮像する。そして、
この撮像データと収納位置データとに基づいて、『収納
部21a〜21gにどの品種の吸着ノズル16が収納さ
れているか』を判別する。
御装置18は、部品実装運転に先立って、CCDカメラ
23を収納部21a〜21g上へ順次搬送し、吸着ノズ
ル16の品種情報「A」〜「G」を撮像する。そして、
この撮像データと収納位置データとに基づいて、『収納
部21a〜21gにどの品種の吸着ノズル16が収納さ
れているか』を判別する。
【0038】尚、『A種の吸着ノズル16が1本足りな
い』等、吸着ノズル16の未収納が検出された場合、制
御装置18は、この旨をディスプレイ24に表示し、吸
着ノズル16の補充を促す。そして、吸着ノズル16の
未収納がなくなったことを確認するまで、上記一連の動
作を繰返す。
い』等、吸着ノズル16の未収納が検出された場合、制
御装置18は、この旨をディスプレイ24に表示し、吸
着ノズル16の補充を促す。そして、吸着ノズル16の
未収納がなくなったことを確認するまで、上記一連の動
作を繰返す。
【0039】制御装置18は、『収納部21a〜21g
にどの品種の吸着ノズル16が収納されているか』を判
別すると、この判別結果と装着プログラムデータとに基
づいてXYロボット11を駆動制御することに伴い、複
数のヘッド部12aを装着プログラムデータに記載され
た順序で所定の収納部21a〜21g上へ搬送して下降
および上昇させる。これにより、ノズル本体16aをホ
ルダー13内に押込み、所定品種の吸着ノズル16をホ
ルダー13に装着して取出す。
にどの品種の吸着ノズル16が収納されているか』を判
別すると、この判別結果と装着プログラムデータとに基
づいてXYロボット11を駆動制御することに伴い、複
数のヘッド部12aを装着プログラムデータに記載され
た順序で所定の収納部21a〜21g上へ搬送して下降
および上昇させる。これにより、ノズル本体16aをホ
ルダー13内に押込み、所定品種の吸着ノズル16をホ
ルダー13に装着して取出す。
【0040】尚、制御装置18は、吸着ノズル16をホ
ルダー13に装着するにあたって、各ロボットハンド機
構22,22のシャッタ22a,22aにより吸着ノズ
ル16のノズル板16cをクランプする。また、吸着ノ
ズル16を収納部21a〜21gから取出すにあたっ
て、シャッタ22a,22aによるノズル板16cのク
ランプを解除する。
ルダー13に装着するにあたって、各ロボットハンド機
構22,22のシャッタ22a,22aにより吸着ノズ
ル16のノズル板16cをクランプする。また、吸着ノ
ズル16を収納部21a〜21gから取出すにあたっ
て、シャッタ22a,22aによるノズル板16cのク
ランプを解除する。
【0041】制御装置18は、所定品種の吸着ノズル1
6を取出すと、上述した一連の部品実装動作を行った
後、上述の判別結果と装着プログラムデータとに基づい
てXYロボット11を駆動制御することに伴い、複数の
ヘッド部12aを装着プログラムデータに記載された順
序で所定の収納部21a〜21g上へ搬送する。そし
て、ホルダー13を下降させることに伴い、吸着ノズル
16を所定の収納部21a〜21g内に挿入する。
6を取出すと、上述した一連の部品実装動作を行った
後、上述の判別結果と装着プログラムデータとに基づい
てXYロボット11を駆動制御することに伴い、複数の
ヘッド部12aを装着プログラムデータに記載された順
序で所定の収納部21a〜21g上へ搬送する。そし
て、ホルダー13を下降させることに伴い、吸着ノズル
16を所定の収納部21a〜21g内に挿入する。
【0042】ここで、制御装置18は、吸着ノズル16
を収納部21a〜21g内に挿入する毎に、ロボットハ
ンド機構22,22のシャッタ22a,22aにより吸
着ノズル16のノズル板16cをクランプし、所定のヘ
ッド部12aを上昇させる。これにより、各コロ14と
切欠部16dとの係合を解除し、ホルダー13から吸着
ノズル16を抜取る。
を収納部21a〜21g内に挿入する毎に、ロボットハ
ンド機構22,22のシャッタ22a,22aにより吸
着ノズル16のノズル板16cをクランプし、所定のヘ
ッド部12aを上昇させる。これにより、各コロ14と
切欠部16dとの係合を解除し、ホルダー13から吸着
ノズル16を抜取る。
【0043】上記実施例によれば、吸着ノズル16の品
種データ「A」〜「G」を撮像し、この撮像データおよ
び装着プログラムデータに基づいて『ノズルストッカ2
1の各位置にどのような種類の吸着ノズル16が収納さ
れているか』を判別し、この判別結果に基づいて、ノズ
ルストッカ21から吸着ノズル16を取出した。
種データ「A」〜「G」を撮像し、この撮像データおよ
び装着プログラムデータに基づいて『ノズルストッカ2
1の各位置にどのような種類の吸着ノズル16が収納さ
れているか』を判別し、この判別結果に基づいて、ノズ
ルストッカ21から吸着ノズル16を取出した。
【0044】このため、『ノズルストッカ21の各位置
にどのような種類の吸着ノズル16が収納されている
か』を人手により入力していた従来とは異なり、データ
の入力ミスがなくなる。しかも、ノズルストッカ21内
に吸着ノズル16をランダムに収納しても、実収納状態
(即ち、品種データの撮像結果)に基づいて吸着ノズル
16が正確に取出される。このため、吸着ノズル16の
誤収納もなくなるので、総じて、ヘッド部12aに吸着
ノズル16が誤装着され、電子部品の吸着ミスが生じた
り、電子部品や吸着ノズル16が損傷してしまう虞れが
なくなる。このため、安全性の向上,段取り替え時間の
短縮が実現されると共に、プログラムを設定する手間お
よび吸着ノズルを管理する手間がなくなる。
にどのような種類の吸着ノズル16が収納されている
か』を人手により入力していた従来とは異なり、データ
の入力ミスがなくなる。しかも、ノズルストッカ21内
に吸着ノズル16をランダムに収納しても、実収納状態
(即ち、品種データの撮像結果)に基づいて吸着ノズル
16が正確に取出される。このため、吸着ノズル16の
誤収納もなくなるので、総じて、ヘッド部12aに吸着
ノズル16が誤装着され、電子部品の吸着ミスが生じた
り、電子部品や吸着ノズル16が損傷してしまう虞れが
なくなる。このため、安全性の向上,段取り替え時間の
短縮が実現されると共に、プログラムを設定する手間お
よび吸着ノズルを管理する手間がなくなる。
【0045】また、各収納部21a〜21g内に収納す
る吸着ノズル16の品種を一定化し、異種類の吸着ノズ
ル16を一本ずつノズルストッカ内に収納しておく場合
とは異なり、不要な吸着ノズル16をノズルストッカ2
1内に収納しておく必要がなくなるので、ノズルストッ
カ21の大形化に伴うコストアップが防止される。ま
た、複数のヘッド部12aに同種の吸着ノズルを装着
し、同種の電子部品を一度に多数個に実装できるので、
生産性が向上する。
る吸着ノズル16の品種を一定化し、異種類の吸着ノズ
ル16を一本ずつノズルストッカ内に収納しておく場合
とは異なり、不要な吸着ノズル16をノズルストッカ2
1内に収納しておく必要がなくなるので、ノズルストッ
カ21の大形化に伴うコストアップが防止される。ま
た、複数のヘッド部12aに同種の吸着ノズルを装着
し、同種の電子部品を一度に多数個に実装できるので、
生産性が向上する。
【0046】また、ノズル板16cおよび収納部21a
〜21gを矩形状に形成することに伴い、吸着ノズル1
6をノズルストッカ21内に回り止め状態で収納した。
このため、吸着ノズル16をノズルストッカ21内に回
動可能に収納していた従来とは異なり、吸着ノズル16
の品種データを容易に撮像して画像処理することができ
る。
〜21gを矩形状に形成することに伴い、吸着ノズル1
6をノズルストッカ21内に回り止め状態で収納した。
このため、吸着ノズル16をノズルストッカ21内に回
動可能に収納していた従来とは異なり、吸着ノズル16
の品種データを容易に撮像して画像処理することができ
る。
【0047】また、実装運転に必要な吸着ノズル16が
ノズルストッカ21に収納されていないときには、吸着
ノズル16の未収納をディスプレイ24に表示した。こ
のため、この表示に基づいて吸着ノズル16をノズルス
トッカ21に収納できるので、実装運転が円滑に行われ
る。
ノズルストッカ21に収納されていないときには、吸着
ノズル16の未収納をディスプレイ24に表示した。こ
のため、この表示に基づいて吸着ノズル16をノズルス
トッカ21に収納できるので、実装運転が円滑に行われ
る。
【0048】次に本発明の第2実施例を図10に基づい
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。
て説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。
【0049】ノズルストッカ21の所定の収納部21a
〜21g内には、A種の吸着ノズル16が5本セットさ
れており、これら吸着ノズル16のノズル板16cに
は、品種データ「A」に加えて識別データ「1」〜
「5」が記されている(「1」のみ図示する)。尚、ノ
ズルストッカ21の残りの収納部21a〜21gには、
A種以外の吸着ノズル16が収納されている。
〜21g内には、A種の吸着ノズル16が5本セットさ
れており、これら吸着ノズル16のノズル板16cに
は、品種データ「A」に加えて識別データ「1」〜
「5」が記されている(「1」のみ図示する)。尚、ノ
ズルストッカ21の残りの収納部21a〜21gには、
A種以外の吸着ノズル16が収納されている。
【0050】上記実施例によれば、同一の電子部品をプ
リント配線基板19に大量に実装するにあたって、制御
装置18は、CCDカメラ23を収納部21a〜21g
上へ順次搬送し、品種データ「A」〜「G」,認識デー
タ「1」〜「5」を同時に撮像する。
リント配線基板19に大量に実装するにあたって、制御
装置18は、CCDカメラ23を収納部21a〜21g
上へ順次搬送し、品種データ「A」〜「G」,認識デー
タ「1」〜「5」を同時に撮像する。
【0051】制御装置18は、品種データ「A」〜
「G」,認識データ「1」〜「5」を撮像すると、撮像
データと収納位置データとに基づいて、『収納部21a
〜21gにどの品種の吸着ノズル16が収納されている
か』を判別した後、判別結果を装着プログラムデータの
中のノズルデータと比較することに伴い、品種データ
『A』,識別データ『5』の吸着ノズル16が予備であ
ること(ヘッド部12aが4本であるのに対し、同種の
吸着ノズル16が5本収納されていること)を判断し、
この判断結果をディスプレイ24に表示する。
「G」,認識データ「1」〜「5」を撮像すると、撮像
データと収納位置データとに基づいて、『収納部21a
〜21gにどの品種の吸着ノズル16が収納されている
か』を判別した後、判別結果を装着プログラムデータの
中のノズルデータと比較することに伴い、品種データ
『A』,識別データ『5』の吸着ノズル16が予備であ
ること(ヘッド部12aが4本であるのに対し、同種の
吸着ノズル16が5本収納されていること)を判断し、
この判断結果をディスプレイ24に表示する。
【0052】このため、品種データ「A」〜「G」およ
び識別データ「1」〜「5」の撮像結果に基づいて、同
種の吸着ノズル16を混同することなく区別できるの
で、効率的な運用がなされる。これと共に、予備の吸着
ノズル16がノズルストッカ21に収納されているとい
った情報を得ることもできる。
び識別データ「1」〜「5」の撮像結果に基づいて、同
種の吸着ノズル16を混同することなく区別できるの
で、効率的な運用がなされる。これと共に、予備の吸着
ノズル16がノズルストッカ21に収納されているとい
った情報を得ることもできる。
【0053】次に本発明の第3実施例を図11および図
12に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。
12に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。
【0054】各ヘッド部12aを真空引きするための真
空配管(図示せず)内には圧力センサ(図示せず)が装
着されており、制御装置18は、各ヘッド部12aをパ
ーツフィーダ17上へ搬送すると、各ヘッド部12aを
下降させるにあたって、圧力センサからの出力信号を検
出する。
空配管(図示せず)内には圧力センサ(図示せず)が装
着されており、制御装置18は、各ヘッド部12aをパ
ーツフィーダ17上へ搬送すると、各ヘッド部12aを
下降させるにあたって、圧力センサからの出力信号を検
出する。
【0055】ここで、下降開始から終了に至るまで、圧
力センサからの出力信号が所定レベル付近にある場合に
は、吸着ノズル16が目詰まりを起していると判断す
る。また、下降終了後に、圧力センサからの出力信号が
所定レベルに維持されている場合には、吸着ノズル16
のノズルチップ16bの先端が摩耗して空気漏れが生じ
ていると判断する。
力センサからの出力信号が所定レベル付近にある場合に
は、吸着ノズル16が目詰まりを起していると判断す
る。また、下降終了後に、圧力センサからの出力信号が
所定レベルに維持されている場合には、吸着ノズル16
のノズルチップ16bの先端が摩耗して空気漏れが生じ
ていると判断する。
【0056】制御装置18は、吸着ノズル16毎にカウ
ンタを有しており、圧力センサからの出力信号に基づい
て吸着不良を検出すると、下記順序で吸着ノズル16を
特定し、該吸着ノズル16に対応するカウンタを加算す
る。 (1)吸着不良が生じたヘッド部12aを特定する。 (2)吸着不良が生じたのは実装プログラムの何番目の
ステップであるかを検出する。
ンタを有しており、圧力センサからの出力信号に基づい
て吸着不良を検出すると、下記順序で吸着ノズル16を
特定し、該吸着ノズル16に対応するカウンタを加算す
る。 (1)吸着不良が生じたヘッド部12aを特定する。 (2)吸着不良が生じたのは実装プログラムの何番目の
ステップであるかを検出する。
【0057】 (3)(1)のヘッド部12aには、(2)のステップ
でどの吸着ノズル16が装着されていたかを検出する。 (4)装着プログラムデータに基づいて、(3)の吸着
ノズル16が取出された収納部21a〜21gを特定す
る。 (5)どの収納部21a〜21gにどの吸着ノズル16
が収納されているかの判別結果と(4)の特定結果とに
基づいて、吸着ノズル16を特定する。
でどの吸着ノズル16が装着されていたかを検出する。 (4)装着プログラムデータに基づいて、(3)の吸着
ノズル16が取出された収納部21a〜21gを特定す
る。 (5)どの収納部21a〜21gにどの吸着ノズル16
が収納されているかの判別結果と(4)の特定結果とに
基づいて、吸着ノズル16を特定する。
【0058】各吸着ノズル16には、図11に示すよう
に、ノズル板16cに位置して感熱紙25が貼付されて
いる。また、実装ヘッド12には、図12に示すよう
に、各吸着ノズル16の感熱紙25上に位置してスポッ
トヒータ26が取付けられている(1個のみ図示す
る)。これら各スポットヒータ26は熱源に相当するも
のであり、制御装置18は、カウンタの値が所定の上限
値に達すると、所定のスポットヒータ26を発熱させる
ことに伴い、吸着不良を所定回数起した吸着ノズル16
の感熱紙25を加熱し、該感熱紙25を白色から黒色に
変色させる。
に、ノズル板16cに位置して感熱紙25が貼付されて
いる。また、実装ヘッド12には、図12に示すよう
に、各吸着ノズル16の感熱紙25上に位置してスポッ
トヒータ26が取付けられている(1個のみ図示す
る)。これら各スポットヒータ26は熱源に相当するも
のであり、制御装置18は、カウンタの値が所定の上限
値に達すると、所定のスポットヒータ26を発熱させる
ことに伴い、吸着不良を所定回数起した吸着ノズル16
の感熱紙25を加熱し、該感熱紙25を白色から黒色に
変色させる。
【0059】制御装置18は、所定の吸着ノズル16の
感熱紙25を白色から黒色に変色させると、該吸着ノズ
ル16をノズルストッカ21上へ搬送し、収納部21a
〜21g内に収納する。
感熱紙25を白色から黒色に変色させると、該吸着ノズ
ル16をノズルストッカ21上へ搬送し、収納部21a
〜21g内に収納する。
【0060】ここで、予備の吸着ノズル16がある場合
には、該吸着ノズル16をノズルストッカ21から取出
して運転を続行するので、稼働率が向上する。これに対
して使用者は、ノズルストッカ21内に収納された吸着
ノズル16を視認し、感熱紙26が黒色に変色している
ものを回収する。従って、消耗した吸着ノズル16が再
使用され、吸着不良が生じることが防止される。
には、該吸着ノズル16をノズルストッカ21から取出
して運転を続行するので、稼働率が向上する。これに対
して使用者は、ノズルストッカ21内に収納された吸着
ノズル16を視認し、感熱紙26が黒色に変色している
ものを回収する。従って、消耗した吸着ノズル16が再
使用され、吸着不良が生じることが防止される。
【0061】上記実施例によれば、制御装置18は、吸
着ノズル16の品種データ「A」〜「G」を認識するに
あたって、識別データ「1」〜「5」および感熱紙25
を同時に認識する。ここで、感熱紙25が白色である場
合には、吸着ノズル16の判別結果に基づいてヘッド部
12aを下降させ、ノズルストッカ21から吸着ノズル
16を取出し、感熱紙25が黒色である場合には、該吸
着ノズル16の取出しを行わない。
着ノズル16の品種データ「A」〜「G」を認識するに
あたって、識別データ「1」〜「5」および感熱紙25
を同時に認識する。ここで、感熱紙25が白色である場
合には、吸着ノズル16の判別結果に基づいてヘッド部
12aを下降させ、ノズルストッカ21から吸着ノズル
16を取出し、感熱紙25が黒色である場合には、該吸
着ノズル16の取出しを行わない。
【0062】このため、消耗した吸着ノズル16が再使
用され、吸着不良が生じることが防止される。この場
合、吸着ノズル16に感熱紙26を貼付し、感熱紙26
を変色させることに伴い、吸着ノズル16の消耗を報知
しているので、電源の遮断に伴い情報がなくなることを
防止できる利点もある。
用され、吸着不良が生じることが防止される。この場
合、吸着ノズル16に感熱紙26を貼付し、感熱紙26
を変色させることに伴い、吸着ノズル16の消耗を報知
しているので、電源の遮断に伴い情報がなくなることを
防止できる利点もある。
【0063】制御装置18は、感熱紙25が黒色である
場合には、品種データ「A」〜「G」,識別データ
「1」〜「5」の撮像データに基づいて予備の吸着ノズ
ル16を検出し、予備の吸着ノズル16がある場合に
は、予備の吸着ノズル16を取出す。また、予備の吸着
ノズル16がない場合には、ディスプレイ24に消耗し
た吸着ノズル16を交換する旨のメッセージを表示す
る。そして、品種データ「A」〜「G」,識別データ
「1」〜「N」,感熱紙25の認識を繰返した後、吸着
ノズル16が交換されていることを検出すると、該吸着
ノズル16を取出し、自動運転を行う。このため、稼働
率が向上する。
場合には、品種データ「A」〜「G」,識別データ
「1」〜「5」の撮像データに基づいて予備の吸着ノズ
ル16を検出し、予備の吸着ノズル16がある場合に
は、予備の吸着ノズル16を取出す。また、予備の吸着
ノズル16がない場合には、ディスプレイ24に消耗し
た吸着ノズル16を交換する旨のメッセージを表示す
る。そして、品種データ「A」〜「G」,識別データ
「1」〜「N」,感熱紙25の認識を繰返した後、吸着
ノズル16が交換されていることを検出すると、該吸着
ノズル16を取出し、自動運転を行う。このため、稼働
率が向上する。
【0064】次に本発明の第4実施例を図13および図
14に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図13
において、各吸着ノズル16には、使用開始時「199
0.1.1」が記されている。
14に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の
部材については同一の符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部材についてのみ説明を行う。まず、図13
において、各吸着ノズル16には、使用開始時「199
0.1.1」が記されている。
【0065】上記実施例によれば、制御装置18は、図
14のステップS1に示すように、吸着ノズル16の品
種データ「A」〜「G」,識別データ「1」〜「5」,
使用開始時「1990.1.1」を同時に認識し、ステ
ップS1からS2へ移行する。そして、現在の年月日を
装置のカレンダー機能から読取ってステップS2からS
3へ移行した後、CCDカメラ23の撮像データとカレ
ンダー機能の読取りデータとを比較し、両者が一致して
いるか否かを判断する。
14のステップS1に示すように、吸着ノズル16の品
種データ「A」〜「G」,識別データ「1」〜「5」,
使用開始時「1990.1.1」を同時に認識し、ステ
ップS1からS2へ移行する。そして、現在の年月日を
装置のカレンダー機能から読取ってステップS2からS
3へ移行した後、CCDカメラ23の撮像データとカレ
ンダー機能の読取りデータとを比較し、両者が一致して
いるか否かを判断する。
【0066】制御装置18は、各吸着ノズル16毎にタ
イマを有しており、CCDカメラ23の撮像データとカ
レンダー機能の読取りデータとが一致している場合に
は、ステップS3からS4へ移行し、該吸着ノズル16
に対応するタイマを「0」にリセットする。そして、ス
テップS3からS4へ移行し、定期的(例えば1時間
毎)に、その日の使用時間をカウントする。
イマを有しており、CCDカメラ23の撮像データとカ
レンダー機能の読取りデータとが一致している場合に
は、ステップS3からS4へ移行し、該吸着ノズル16
に対応するタイマを「0」にリセットする。そして、ス
テップS3からS4へ移行し、定期的(例えば1時間
毎)に、その日の使用時間をカウントする。
【0067】制御装置18は、使用時間をカウントする
と、タイマ値を予め設定した上限値(例えば20000
時間)と比較する。ここで、タイマ値が上限値を越えて
いる場合には寿命とみなし、該吸着ノズル16をノズル
ストッカ16に排出し、予備の吸着ノズル16がある場
合には、該吸着ノズル16をノズルストッカ21から取
出して運転を続行する。このため、稼働率が向上する。
と、タイマ値を予め設定した上限値(例えば20000
時間)と比較する。ここで、タイマ値が上限値を越えて
いる場合には寿命とみなし、該吸着ノズル16をノズル
ストッカ16に排出し、予備の吸着ノズル16がある場
合には、該吸着ノズル16をノズルストッカ21から取
出して運転を続行する。このため、稼働率が向上する。
【0068】制御装置18は、タイマ値が上限値を越え
ている場合には、該吸着ノズル16をノズルストッカ1
6に排出すると共に、その旨をディスプレイ24に表示
する。これに対して使用者は、ディスプレイ24の表示
を視認し、寿命に達した吸着ノズル16を交換する。こ
のため、寿命に達した吸着ノズル16が再使用され、吸
着不良が生じることが防止される。
ている場合には、該吸着ノズル16をノズルストッカ1
6に排出すると共に、その旨をディスプレイ24に表示
する。これに対して使用者は、ディスプレイ24の表示
を視認し、寿命に達した吸着ノズル16を交換する。こ
のため、寿命に達した吸着ノズル16が再使用され、吸
着不良が生じることが防止される。
【0069】ところで、使用者が「A1」という古い吸
着ノズル16を廃棄し、「A1」という新しい吸着ノズ
ル16をノズルストッカ21にセットしたと仮定する。
この場合、装置は、吸着ノズル16を交換したことを検
出できないので、「A1」という吸着ノズル16の累積
使用時間を正しく計測することができない。かといっ
て、吸着ノズル16に別の「A6」というデータを記す
と、吸着ノズル16が寿命に達する毎に新たなデータが
増えてしまう。
着ノズル16を廃棄し、「A1」という新しい吸着ノズ
ル16をノズルストッカ21にセットしたと仮定する。
この場合、装置は、吸着ノズル16を交換したことを検
出できないので、「A1」という吸着ノズル16の累積
使用時間を正しく計測することができない。かといっ
て、吸着ノズル16に別の「A6」というデータを記す
と、吸着ノズル16が寿命に達する毎に新たなデータが
増えてしまう。
【0070】これに対して本実施例では、使用開始時を
併記することに伴い吸着ノズル16を区別している。こ
のため、「A1」という古い吸着ノズル16を廃棄し
て、「A1」という新しい吸着ノズル16をノズルスト
ッカ21にセットした場合、新たな使用開始時の撮像デ
ータに基づいて、吸着ノズル16の交換を検出できるの
で、「A1」という吸着ノズル16の累積使用時間が正
しく計測される。しかも、吸着ノズル16が寿命に達す
る毎に新たなデータが順次増えてしまう虞れもない。
併記することに伴い吸着ノズル16を区別している。こ
のため、「A1」という古い吸着ノズル16を廃棄し
て、「A1」という新しい吸着ノズル16をノズルスト
ッカ21にセットした場合、新たな使用開始時の撮像デ
ータに基づいて、吸着ノズル16の交換を検出できるの
で、「A1」という吸着ノズル16の累積使用時間が正
しく計測される。しかも、吸着ノズル16が寿命に達す
る毎に新たなデータが順次増えてしまう虞れもない。
【0071】尚、上記第4実施例においては、各吸着ノ
ズル16のノズル板16cに識別データ「1」〜「N」
を併記したが、これに限定されるものではなく、例えば
識別データ「1」〜「N」を廃止しても良い。
ズル16のノズル板16cに識別データ「1」〜「N」
を併記したが、これに限定されるものではなく、例えば
識別データ「1」〜「N」を廃止しても良い。
【0072】また、上記第4実施例においては、品種デ
ータ「A」〜「G」,識別データ「1」〜「5」,使用
年月日「1990.1.1」を認識するにあたって、吸
着ノズル16の累積使用時間を参照し、累積使用時間が
上限値を越えている場合には、予備の吸着ノズル16を
取出し、予備の吸着ノズル16がない場合には、吸着ノ
ズル16を交換する旨のメッセージをディスプレイ24
に表示する構成としても良い。この構成の場合、寿命に
達した吸着ノズル16が再使用されることが防止される
ので、吸着不良が生じることがなくなる。しかも、自動
運転が続行されるので、稼働率が向上する。
ータ「A」〜「G」,識別データ「1」〜「5」,使用
年月日「1990.1.1」を認識するにあたって、吸
着ノズル16の累積使用時間を参照し、累積使用時間が
上限値を越えている場合には、予備の吸着ノズル16を
取出し、予備の吸着ノズル16がない場合には、吸着ノ
ズル16を交換する旨のメッセージをディスプレイ24
に表示する構成としても良い。この構成の場合、寿命に
達した吸着ノズル16が再使用されることが防止される
ので、吸着不良が生じることがなくなる。しかも、自動
運転が続行されるので、稼働率が向上する。
【0073】また、上記第4実施例においては、吸着ノ
ズル16に使用開始時を併記したが、これに限定される
ものではなく、例えば使用限度時を併記しても良い。こ
の場合、制御装置18は、現在の年月日をカレンダー機
能から読取ると、まず、読取った年月日に所定の耐用年
月日を加算し、この加算結果と使用限度時とを比較す
る。そして、両者が一致している場合には、タイマを
「0」にリセットし、累積使用時間を計測する。
ズル16に使用開始時を併記したが、これに限定される
ものではなく、例えば使用限度時を併記しても良い。こ
の場合、制御装置18は、現在の年月日をカレンダー機
能から読取ると、まず、読取った年月日に所定の耐用年
月日を加算し、この加算結果と使用限度時とを比較す
る。そして、両者が一致している場合には、タイマを
「0」にリセットし、累積使用時間を計測する。
【0074】次に本発明の第5実施例を図15に基づい
て説明する。尚、上記第3実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。各吸着ノズル16には、ノズ
ル板16cに位置して第1の感熱紙27a〜第5の感熱
紙27eが貼付されている。
て説明する。尚、上記第3実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材
についてのみ説明を行う。各吸着ノズル16には、ノズ
ル板16cに位置して第1の感熱紙27a〜第5の感熱
紙27eが貼付されている。
【0075】制御装置18は、各吸着ノズル16毎にカ
ウンタを有しており、吸着ノズル16を下降させて電子
部品をプリント配線基板19に実装する毎に該吸着ノズ
ル16に対応するカウンタを加算し、該カウント値を第
1の上限値(10000回),第2の上限値(2000
0回),第3の上限値(30000回),第4の上限値
(40000回),第5の上限値(50000回)と比
較する。
ウンタを有しており、吸着ノズル16を下降させて電子
部品をプリント配線基板19に実装する毎に該吸着ノズ
ル16に対応するカウンタを加算し、該カウント値を第
1の上限値(10000回),第2の上限値(2000
0回),第3の上限値(30000回),第4の上限値
(40000回),第5の上限値(50000回)と比
較する。
【0076】実装ヘッド12には、熱源に相当する5つ
のスポットヒータ(図示せず)が取付けられており、制
御装置18は、カウント値が第1の上限値〜第5の上限
値に達する毎に所定のスポットヒータを発熱させ、第1
の感熱紙27a〜第5の感熱紙27eを加熱し、白色か
ら黒色に変色させる。
のスポットヒータ(図示せず)が取付けられており、制
御装置18は、カウント値が第1の上限値〜第5の上限
値に達する毎に所定のスポットヒータを発熱させ、第1
の感熱紙27a〜第5の感熱紙27eを加熱し、白色か
ら黒色に変色させる。
【0077】上記実施例によれば、感熱紙27a〜27
eの撮像データに基づいて吸着ノズル16の稼働回数を
検出し、上記第3実施例のように、消耗した吸着ノズル
16をノズルストッカ21から取出してしまうことを防
止したり、自動運転中に吸着ノズル16を排出して交換
することができるので、消耗した吸着ノズル16が再使
用され、吸着不良が生じることが防止されると共に、稼
働率が向上する。しかも、電源の遮断に伴い情報がなく
なることを防止できる。
eの撮像データに基づいて吸着ノズル16の稼働回数を
検出し、上記第3実施例のように、消耗した吸着ノズル
16をノズルストッカ21から取出してしまうことを防
止したり、自動運転中に吸着ノズル16を排出して交換
することができるので、消耗した吸着ノズル16が再使
用され、吸着不良が生じることが防止されると共に、稼
働率が向上する。しかも、電源の遮断に伴い情報がなく
なることを防止できる。
【0078】尚、上記第5実施例においては、吸着ノズ
ル16に識別データ「1」〜「N」を併記したが、これ
に限定されるものではなく、例えば同種の吸着ノズル1
6が1本しかない場合には識別データ「1」〜「N」は
併記しなくても良い。また、上記第1〜第5実施例にお
いては、報知手段としてディスプレイ24をを用いた
が、これに限定されるものではなく、例えばスピーカー
等を用いても良い。
ル16に識別データ「1」〜「N」を併記したが、これ
に限定されるものではなく、例えば同種の吸着ノズル1
6が1本しかない場合には識別データ「1」〜「N」は
併記しなくても良い。また、上記第1〜第5実施例にお
いては、報知手段としてディスプレイ24をを用いた
が、これに限定されるものではなく、例えばスピーカー
等を用いても良い。
【0079】また、上記第2〜第5実施例においては、
識別データとして数字「1」〜「N」を用いたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、文字,記号,色,
反射の有無,バーコード等を用いても良い。また、上記
第1〜第5実施例においては、品種データとしてアルフ
ァベット「A」〜「G」を用いたが、これに限定される
ものではなく、例えば、文字,数字,記号,色,反射の
有無,バーコード等を用いても良い。
識別データとして数字「1」〜「N」を用いたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、文字,記号,色,
反射の有無,バーコード等を用いても良い。また、上記
第1〜第5実施例においては、品種データとしてアルフ
ァベット「A」〜「G」を用いたが、これに限定される
ものではなく、例えば、文字,数字,記号,色,反射の
有無,バーコード等を用いても良い。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の部品実装装置は次の効果を奏する。請求項1記載の手
段によれば、記憶手段の収納位置データと撮像手段の撮
像データとに基づいて『ノズルストッカの各位置にどの
ような種類の吸着ノズルが収納されているか』を判別
し、この判別結果に基づいてノズルストッカから吸着ノ
ズルを取出したので、データの入力ミスがなくなる。し
かも、ノズルストッカ内に吸着ノズルをランダムに収納
しても、品種データの撮像結果に基づいて吸着ノズルが
正確に取出される。このため、吸着ノズルの誤収納もな
くなるので、総じて、ヘッド部に吸着ノズルが誤装着さ
れ、実装用部品の吸着ミスが生じたり、実装用部品や吸
着ノズルが損傷してしまう虞れがなくなる。このため、
安全性の向上,段取換え時間の短縮が実現されると共
に、プログラムを設定する手間および吸着ノズルを管理
する手間がなくなる。また、不要な吸着ノズルをノズル
ストッカ内に収納しておく必要がなくなるので、ノズル
ストッカの大形化に伴うコストアップが防止される。ま
た、複数のヘッド部に同種の吸着ノズルを装着し、同種
の実装用部品を一度に多数個に実装できるので、生産性
が向上する。
の部品実装装置は次の効果を奏する。請求項1記載の手
段によれば、記憶手段の収納位置データと撮像手段の撮
像データとに基づいて『ノズルストッカの各位置にどの
ような種類の吸着ノズルが収納されているか』を判別
し、この判別結果に基づいてノズルストッカから吸着ノ
ズルを取出したので、データの入力ミスがなくなる。し
かも、ノズルストッカ内に吸着ノズルをランダムに収納
しても、品種データの撮像結果に基づいて吸着ノズルが
正確に取出される。このため、吸着ノズルの誤収納もな
くなるので、総じて、ヘッド部に吸着ノズルが誤装着さ
れ、実装用部品の吸着ミスが生じたり、実装用部品や吸
着ノズルが損傷してしまう虞れがなくなる。このため、
安全性の向上,段取換え時間の短縮が実現されると共
に、プログラムを設定する手間および吸着ノズルを管理
する手間がなくなる。また、不要な吸着ノズルをノズル
ストッカ内に収納しておく必要がなくなるので、ノズル
ストッカの大形化に伴うコストアップが防止される。ま
た、複数のヘッド部に同種の吸着ノズルを装着し、同種
の実装用部品を一度に多数個に実装できるので、生産性
が向上する。
【0081】請求項2記載の手段によれば、吸着ノズル
を収納部内に回り止め状態で収納したので、品種データ
を容易に撮像して画像処理することができる。請求項3
記載の手段によれば、実装運転に必要な吸着ノズルがノ
ズルストッカに収納されていないときには、吸着ノズル
の未収納を報知した。このため、この報知に基づいて吸
着ノズルをノズルストッカに収納できるので、実装運転
が円滑に行われる。
を収納部内に回り止め状態で収納したので、品種データ
を容易に撮像して画像処理することができる。請求項3
記載の手段によれば、実装運転に必要な吸着ノズルがノ
ズルストッカに収納されていないときには、吸着ノズル
の未収納を報知した。このため、この報知に基づいて吸
着ノズルをノズルストッカに収納できるので、実装運転
が円滑に行われる。
【0082】請求項4記載の手段によれば、吸着ノズル
に、該吸着ノズルを特定するための識別データを併記し
た。このため、品種データおよび識別データの撮像結果
に基づいて、同種の吸着ノズルをれらを混同することな
く区別できるので、効率的な運用がなされる。これと共
に、予備の吸着ノズルがノズルストッカに収納されてい
るといった情報を得ることもできる。
に、該吸着ノズルを特定するための識別データを併記し
た。このため、品種データおよび識別データの撮像結果
に基づいて、同種の吸着ノズルをれらを混同することな
く区別できるので、効率的な運用がなされる。これと共
に、予備の吸着ノズルがノズルストッカに収納されてい
るといった情報を得ることもできる。
【0083】請求項5記載の手段によれば、吸着ノズル
が消耗したときには感熱紙を加熱して変色させたので、
感熱紙の撮像データに基づいて吸着ノズルの消耗を検出
できる。しかも、感熱紙により吸着ノズルの消耗を報知
したので、電源の遮断に伴い情報がなくなることが防止
される。
が消耗したときには感熱紙を加熱して変色させたので、
感熱紙の撮像データに基づいて吸着ノズルの消耗を検出
できる。しかも、感熱紙により吸着ノズルの消耗を報知
したので、電源の遮断に伴い情報がなくなることが防止
される。
【0084】請求項6記載の手段によれば、吸着ノズル
に使用開始時あるいは使用限度時を併記したので、使用
開始時あるいは使用限度時の撮像データに基づいて吸着
ノズルの累積使用時間を計測し、該累積使用時間を上限
値と比較することに基づいて吸着ノズルの寿命を判断で
きる。
に使用開始時あるいは使用限度時を併記したので、使用
開始時あるいは使用限度時の撮像データに基づいて吸着
ノズルの累積使用時間を計測し、該累積使用時間を上限
値と比較することに基づいて吸着ノズルの寿命を判断で
きる。
【0085】請求項7記載の手段によれば、吸着ノズル
に複数の感熱紙を貼付し、吸着ノズルの稼働回数が所定
値に達する毎に熱源を発熱させ、複数の感熱紙を順次変
色させた。このため、複数の感熱紙の撮像データに基づ
いて吸着の稼働回数を検出できる。しかも、複数の感熱
紙により稼働回数を報知したので、電源の遮断に伴い情
報がなくなることが防止される。
に複数の感熱紙を貼付し、吸着ノズルの稼働回数が所定
値に達する毎に熱源を発熱させ、複数の感熱紙を順次変
色させた。このため、複数の感熱紙の撮像データに基づ
いて吸着の稼働回数を検出できる。しかも、複数の感熱
紙により稼働回数を報知したので、電源の遮断に伴い情
報がなくなることが防止される。
【図1】本発明の第1実施例を示す図(ノズルストッカ
を示す斜視図)
を示す斜視図)
【図2】ノズルストッカを示す断面図
【図3】吸着ノズルを示す斜視図
【図4】吸着ノズルを示す側面図
【図5】吸着ノズルを示す縦断側面図
【図6】全体構成を概略的に示す図
【図7】品種データの認識状態を示す斜視図
【図8】吸着ノズルの取付状態を示す縦断側面図
【図9】吸着ノズルの取付状態を示す横断面図
【図10】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図11】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図12】図8相当図
【図13】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図14】制御装置の制御内容を示すフローチャート
【図15】本発明の第5実施例を示す図3相当図
【図16】従来例を示す図3相当図
【図17】図8相当図
【図18】図1相当図
「A」〜「G」は品種データ、「1」は識別データ、1
2aはヘッド部、16は吸着ノズル、18は制御装置
(判別手段)、18aはメモリ(記憶手段)、21はノ
ズルストッカ、21a〜21gは収納部、23はCCD
カメラ(撮像手段)、25は感熱紙、26はスポットヒ
ータ(熱源)、27a〜27eは感熱紙を示す。
2aはヘッド部、16は吸着ノズル、18は制御装置
(判別手段)、18aはメモリ(記憶手段)、21はノ
ズルストッカ、21a〜21gは収納部、23はCCD
カメラ(撮像手段)、25は感熱紙、26はスポットヒ
ータ(熱源)、27a〜27eは感熱紙を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の収納部を有するノズルストッカ
と、 このノズルストッカの各収納部内に収納され、品種を特
定するための品種データが記された吸着ノズルと、 これら複数の吸着ノズルの収納位置データが記憶された
記憶手段と、 前記ノズルストッカ内に収納された各吸着ノズルの品種
データを撮像する撮像手段と、 前記記憶手段の収納位置データおよび前記撮像手段の撮
像データに基づいて、前記ノズルストッカの各位置にど
のような種類の吸着ノズルが収納されているかを判別す
る判別手段と、 この判別手段の判別結果に基づいて、前記ノズルストッ
カから吸着ノズルを取出すヘッド部とを備えたことを特
徴とする部品実装装置。 - 【請求項2】 吸着ノズルは、収納部内に回り止め状態
で収納されていることを特徴とする請求項1記載の部品
実装装置。 - 【請求項3】 実装運転に必要な吸着ノズルがノズルス
トッカに収納されていないことが検出されることに伴
い、必要な吸着ノズルの未収納を報知する報知手段を備
えたことを特徴とする請求項1記載の部品実装装置。 - 【請求項4】 吸着ノズルには、吸着ノズルを特定する
ための識別データが併記されていることを特徴とする請
求項1記載の部品実装装置。 - 【請求項5】 吸着ノズルに貼付された感熱紙と、 この感熱紙を加熱して変色させることに伴い、吸着ノズ
ルが消耗したことを知らせる熱源とを備えたことを特徴
とする請求項1記載の部品実装装置。 - 【請求項6】 吸着ノズルには、吸着ノズルの使用開始
時あるいは使用限度時が併記されていることを特徴とす
る請求項1記載の部品実装装置。 - 【請求項7】 吸着ノズルに貼付された複数の感熱紙
と、 吸着ノズルの稼働回数が所定値に達する毎に複数の感熱
紙を順次加熱して変色させることに伴い、吸着ノズルの
稼働回数を知らせる熱源とを備えたことを特徴とする請
求項1記載の部品実装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8230797A JPH1075097A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 部品実装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8230797A JPH1075097A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 部品実装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1075097A true JPH1075097A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16913432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8230797A Pending JPH1075097A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 部品実装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1075097A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001244693A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-09-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 電子部品装着装置 |
JP2002271095A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 実装機 |
JP2003008292A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | I-Pulse Co Ltd | 表面実装機用ノズル及び表面実装機 |
JP2007242755A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Yamagata Casio Co Ltd | ノズル種類認識制御方法及び部品搭載装置 |
JP2009088570A (ja) * | 2002-09-18 | 2009-04-23 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電子回路部品装着機 |
JP2009117733A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Panasonic Corp | 実装装置および実装方法 |
DE102009043347A1 (de) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | Siemens Electronics Assembly Systems Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Erkennung einer Pipettenkonfiguration für Bestückvorgänge |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8230797A patent/JPH1075097A/ja active Pending
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