JPH1066938A - スクリーン付き振動フィーダ - Google Patents
スクリーン付き振動フィーダInfo
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- JPH1066938A JPH1066938A JP22548296A JP22548296A JPH1066938A JP H1066938 A JPH1066938 A JP H1066938A JP 22548296 A JP22548296 A JP 22548296A JP 22548296 A JP22548296 A JP 22548296A JP H1066938 A JPH1066938 A JP H1066938A
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- Japan
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- flat plate
- screen
- perforated
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- perforated flat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スリット間隙を簡便に、かつ、運転中であっ
ても早急に変更でき、製品サイズの多様化に十分対応で
きるスクリーン付き振動フィーダを提供する。 【解決手段】 供給岩石を大塊と細粒に選別しつつ移送
するスクリーンと振動フィーダからなるスクリーン付き
振動フィーダにおいて、該スクリーンは複数個の同一形
状の透孔を略全面に配列した有孔平板をフィーダトラフ
の内部に固定するとともに、該有孔平板の上部に載置さ
れ該有孔平板の透孔と同一形状および同一配列の透孔を
有する第2の有孔平板を前記振動フィーダの振動進行方
向と直角に進退動自在に配設し、かつ、該第2有孔平板
の進退動手段を備えた構成とした。
ても早急に変更でき、製品サイズの多様化に十分対応で
きるスクリーン付き振動フィーダを提供する。 【解決手段】 供給岩石を大塊と細粒に選別しつつ移送
するスクリーンと振動フィーダからなるスクリーン付き
振動フィーダにおいて、該スクリーンは複数個の同一形
状の透孔を略全面に配列した有孔平板をフィーダトラフ
の内部に固定するとともに、該有孔平板の上部に載置さ
れ該有孔平板の透孔と同一形状および同一配列の透孔を
有する第2の有孔平板を前記振動フィーダの振動進行方
向と直角に進退動自在に配設し、かつ、該第2有孔平板
の進退動手段を備えた構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砕石工場、鉱山、
ダム工事現場等で、岩石や鉱石を細粒、破砕片や土砂分
を篩分け排除しつつ移送するスクリーン付き振動フィー
ダに係り、大塊、かつ、大容量の供給岩石を処理移送す
るのに好適で、スクリーン篩目に大きさが変更自在なス
クリーン付き振動フィーダに関する。
ダム工事現場等で、岩石や鉱石を細粒、破砕片や土砂分
を篩分け排除しつつ移送するスクリーン付き振動フィー
ダに係り、大塊、かつ、大容量の供給岩石を処理移送す
るのに好適で、スクリーン篩目に大きさが変更自在なス
クリーン付き振動フィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、砕石やコンクリート骨材やアスフ
ァルト用骨材を製造するため、採掘現場で採取した岩石
を供給され、クラッシャで破砕する前に、あらかじめ採
取岩石に混入した細粒や土砂分を除去し、かつ、クラッ
シャへ移送する機器としてグリズリ付き振動フィーダ
(略称グリズリフィーダ)2が使用されていた。これ
は、図6〜図8に示すとおり、コの字形のフレーム(ト
ラフ)2aの内部に進行方向に向かって、平板部3、第
1段グリズリ部4、第2段グリズリ部5が配設され、フ
レーム2aの上端周囲にはホッパ1がフレーム2aに固
着されるか、または、フレーム2aとは独立して設置さ
れる。そして、グリズリ部4、5を形成するグリズリバ
ー4a、5aは岩石の進行方向に沿って複数本(通常6
〜12本で8本が多い)固定配列される。グリズリバー
4a、5aはいずれも同一幅かあるいは進行方向に向か
って先細であり、したがって、グリズリバー間のスリッ
トは進行方向に向かって同一かまたは末広がりに形成さ
れ、通常、角材やI型鋼やレール材が流用される。この
ように形成されたフレーム2aは全体として前後に設置
の圧縮コイルばね7(7aおよび7b)を介して架台9
上に積載され、電動機8、Vベルト8a、駆動部(発振
部)6によって、進行方向に向かって略円周状の高速振
動を行なって積載物を下流に移送する。
ァルト用骨材を製造するため、採掘現場で採取した岩石
を供給され、クラッシャで破砕する前に、あらかじめ採
取岩石に混入した細粒や土砂分を除去し、かつ、クラッ
シャへ移送する機器としてグリズリ付き振動フィーダ
(略称グリズリフィーダ)2が使用されていた。これ
は、図6〜図8に示すとおり、コの字形のフレーム(ト
ラフ)2aの内部に進行方向に向かって、平板部3、第
1段グリズリ部4、第2段グリズリ部5が配設され、フ
レーム2aの上端周囲にはホッパ1がフレーム2aに固
着されるか、または、フレーム2aとは独立して設置さ
れる。そして、グリズリ部4、5を形成するグリズリバ
ー4a、5aは岩石の進行方向に沿って複数本(通常6
〜12本で8本が多い)固定配列される。グリズリバー
4a、5aはいずれも同一幅かあるいは進行方向に向か
って先細であり、したがって、グリズリバー間のスリッ
トは進行方向に向かって同一かまたは末広がりに形成さ
れ、通常、角材やI型鋼やレール材が流用される。この
ように形成されたフレーム2aは全体として前後に設置
の圧縮コイルばね7(7aおよび7b)を介して架台9
上に積載され、電動機8、Vベルト8a、駆動部(発振
部)6によって、進行方向に向かって略円周状の高速振
動を行なって積載物を下流に移送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた従来のグリ
ズリ付き振動フィーダにおいては、各グリズリバーは本
体のフレーム(フィーダトラフ)に固定されており、そ
のため各グリズリバー間の間隙は一定であるため、選別
しうるスクリーニングサイズも一定値であった。したが
って、所望の製品サイズの変更により、グリズリ付き振
動フィーダの下流のクラッシャのセット値を変更して
も、これにリンクしてグリズリ付き振動フィーダのスリ
ット間隙を調整することが出来ず、グリズリ付き振動フ
ィーダの落下通過サイズとクラッシャの破砕産物サイズ
とが不一致となる不都合があった。
ズリ付き振動フィーダにおいては、各グリズリバーは本
体のフレーム(フィーダトラフ)に固定されており、そ
のため各グリズリバー間の間隙は一定であるため、選別
しうるスクリーニングサイズも一定値であった。したが
って、所望の製品サイズの変更により、グリズリ付き振
動フィーダの下流のクラッシャのセット値を変更して
も、これにリンクしてグリズリ付き振動フィーダのスリ
ット間隙を調整することが出来ず、グリズリ付き振動フ
ィーダの落下通過サイズとクラッシャの破砕産物サイズ
とが不一致となる不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明においては、第1の発明においては、
供給岩石を大塊と細粒に選別しつつ移送するスクリーン
と振動フィーダからなるスクリーン付き振動フィーダに
おいて、該スクリーンは複数個の同一形状の透孔を略全
面に配列した有孔平板をフィーダトラフの内部に固定す
るとともに、該有孔平板の上部に載置され該有孔平板の
透孔と同一形状および同一配列の透孔を有する第2の有
孔平板を前記振動フィーダの振動進行方向と直角に進退
動自在に配設し、かつ、該第2有孔平板の進退動手段を
備えた構成とした。そして、第2の発明では、第1の発
明における有孔平板に配列される透孔の形状を、有孔平
板に対して45度の角度で傾斜した正方形または菱形と
した。また、第3の発明は、第2の有孔平板の進退動手
段を、第2の有孔平板の一端部にL字形リンク機構を介
して連結された垂直に設置された油圧シリンダとしたも
のであり、第4の発明は、第2の有孔平板の進退動手段
を、第2の有孔平板の一端部にピン接合された左右一対
のリンクを介してピン接合された左右一対のナットに螺
合され、互いに逆向きに螺設されたねじ棒に手回し用ハ
ンドルを付設した構成とした。
るために、本発明においては、第1の発明においては、
供給岩石を大塊と細粒に選別しつつ移送するスクリーン
と振動フィーダからなるスクリーン付き振動フィーダに
おいて、該スクリーンは複数個の同一形状の透孔を略全
面に配列した有孔平板をフィーダトラフの内部に固定す
るとともに、該有孔平板の上部に載置され該有孔平板の
透孔と同一形状および同一配列の透孔を有する第2の有
孔平板を前記振動フィーダの振動進行方向と直角に進退
動自在に配設し、かつ、該第2有孔平板の進退動手段を
備えた構成とした。そして、第2の発明では、第1の発
明における有孔平板に配列される透孔の形状を、有孔平
板に対して45度の角度で傾斜した正方形または菱形と
した。また、第3の発明は、第2の有孔平板の進退動手
段を、第2の有孔平板の一端部にL字形リンク機構を介
して連結された垂直に設置された油圧シリンダとしたも
のであり、第4の発明は、第2の有孔平板の進退動手段
を、第2の有孔平板の一端部にピン接合された左右一対
のリンクを介してピン接合された左右一対のナットに螺
合され、互いに逆向きに螺設されたねじ棒に手回し用ハ
ンドルを付設した構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、供給岩石を大
塊と細粒に選別しつつ移送するスクリーンと振動フィー
ダからなるスクリーン付き振動フィーダにおいて、該ス
クリーンは複数個の同一形状の透孔を略全面に配列した
有孔平板をフィーダトラフの内部に固定するとともに、
該有孔平板の上部に載置され該有孔平板の透孔と同一形
状および同一配列の透孔を有する第2の有孔平板を前記
振動フィーダの振動進行方向と直角に進退動自在に配設
し、かつ、該第2有孔平板の進退動手段を備えた構成と
したため、スクリーニングサイズを変更したい場合に
は、固定の第1の有孔平板に対する第2の有孔平板の相
対位置を移動して重畳しあう透孔の通過面積を変更する
ことによってスクリーニングサイズを変更する。すなわ
ち、第1の有孔平板に対して、その上に載置されている
第2の有孔平板を進退動手段を使用してスライドさせ、
オーバーラップする透孔の有孔面積を変化させる。すな
わち、上下両有孔平板の透孔が完全に合致したときが、
最大の通過面積(透孔そのものの面積)であるから、こ
の状態を境として右側または左側に第2の有孔平板を移
動させると、その移動量に応じて通過面積は減少するか
ら、所望のサイズになった位置で第2の有孔平板を停止
し保持する。また、第2の発明では、第1の発明におけ
る透孔の形状を、有孔平板に対して45度の角度で傾斜
した正方形または菱形としたので、たとえば、円形の透
孔同士をがスライドさせたときに三日月状に偏平な形に
なることなく、ほぼ相似形に維持できる。さらに、第3
の発明では、第2の有孔平板の進退動手段を、第2の有
孔平板の一端部にL字形リンク機構を介して連結された
垂直に設置された油圧シリンダとしたため、油圧シリン
ダのストローク操作で第2の有孔平板の移動量を簡単に
任意に設定できる。また、第4の発明では、第2の有孔
平板の進退動手段を、第2の有孔平板の一端部にピン接
合された左右一対のリンクを介してピン接合された左右
一対のナットに螺合され、互いに逆向きに螺設されたね
じ棒に手回し用ハンドルを付設したため、何らの動力手
段を要せず手回しハンドルを回すだけで簡便容易に透孔
の有孔通過面積の調整ができる。
塊と細粒に選別しつつ移送するスクリーンと振動フィー
ダからなるスクリーン付き振動フィーダにおいて、該ス
クリーンは複数個の同一形状の透孔を略全面に配列した
有孔平板をフィーダトラフの内部に固定するとともに、
該有孔平板の上部に載置され該有孔平板の透孔と同一形
状および同一配列の透孔を有する第2の有孔平板を前記
振動フィーダの振動進行方向と直角に進退動自在に配設
し、かつ、該第2有孔平板の進退動手段を備えた構成と
したため、スクリーニングサイズを変更したい場合に
は、固定の第1の有孔平板に対する第2の有孔平板の相
対位置を移動して重畳しあう透孔の通過面積を変更する
ことによってスクリーニングサイズを変更する。すなわ
ち、第1の有孔平板に対して、その上に載置されている
第2の有孔平板を進退動手段を使用してスライドさせ、
オーバーラップする透孔の有孔面積を変化させる。すな
わち、上下両有孔平板の透孔が完全に合致したときが、
最大の通過面積(透孔そのものの面積)であるから、こ
の状態を境として右側または左側に第2の有孔平板を移
動させると、その移動量に応じて通過面積は減少するか
ら、所望のサイズになった位置で第2の有孔平板を停止
し保持する。また、第2の発明では、第1の発明におけ
る透孔の形状を、有孔平板に対して45度の角度で傾斜
した正方形または菱形としたので、たとえば、円形の透
孔同士をがスライドさせたときに三日月状に偏平な形に
なることなく、ほぼ相似形に維持できる。さらに、第3
の発明では、第2の有孔平板の進退動手段を、第2の有
孔平板の一端部にL字形リンク機構を介して連結された
垂直に設置された油圧シリンダとしたため、油圧シリン
ダのストローク操作で第2の有孔平板の移動量を簡単に
任意に設定できる。また、第4の発明では、第2の有孔
平板の進退動手段を、第2の有孔平板の一端部にピン接
合された左右一対のリンクを介してピン接合された左右
一対のナットに螺合され、互いに逆向きに螺設されたね
じ棒に手回し用ハンドルを付設したため、何らの動力手
段を要せず手回しハンドルを回すだけで簡便容易に透孔
の有孔通過面積の調整ができる。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図5は本発明の実施例に係り、
図1はスクリーン付き振動フィーダの平面図、図2はス
クリーン付き振動フィーダの正面図、図3はスクリーン
付き振動フィーダの要部正面断面図、図4はスクリーン
付き振動フィーダの要部正面断面図、図5は他の実施例
を示すスクリーン付き振動フィーダの平面図である。
ついて説明する。図1〜図5は本発明の実施例に係り、
図1はスクリーン付き振動フィーダの平面図、図2はス
クリーン付き振動フィーダの正面図、図3はスクリーン
付き振動フィーダの要部正面断面図、図4はスクリーン
付き振動フィーダの要部正面断面図、図5は他の実施例
を示すスクリーン付き振動フィーダの平面図である。
【0007】図において、符号10はホッパ、20はス
クリーン付き振動フィーダで、可動フレーム(フィーダ
トラフともいう)22は架台21上に圧縮コイルばね3
0を介して載置され、可動フレーム22は図示しない電
動機および駆動部(発振部)によって略円周状の高速振
動(1000〜3000rpm)を与えられ、可動フレ
ーム22の内部の平板部A(耐摩耗平板)とスクリーン
部B(スクリーン26)によって、積載物を下流方向に
移送する。スクリーン部Bのスクリーン26は、フィー
ダトラフ22の内部に固定された透孔52aを有する第
1の有孔平板52と、その上に積載され左右方向に進退
動自在な第2の有孔平板42とから構成される。
クリーン付き振動フィーダで、可動フレーム(フィーダ
トラフともいう)22は架台21上に圧縮コイルばね3
0を介して載置され、可動フレーム22は図示しない電
動機および駆動部(発振部)によって略円周状の高速振
動(1000〜3000rpm)を与えられ、可動フレ
ーム22の内部の平板部A(耐摩耗平板)とスクリーン
部B(スクリーン26)によって、積載物を下流方向に
移送する。スクリーン部Bのスクリーン26は、フィー
ダトラフ22の内部に固定された透孔52aを有する第
1の有孔平板52と、その上に積載され左右方向に進退
動自在な第2の有孔平板42とから構成される。
【0008】さらに詳述すれば、第1の有孔平板52は
スクリーン枠50の内部にほぼ水平に取り付けられフィ
ーダトラフ22に固設され、第2の有孔平板42はコの
字状のスクリーン枠40の内部にほぼ水平に取り付けら
れ、スクリーン枠40は図2〜図3に示すように、一端
で第1の有孔平板52のスクリーン枠50の取り付けら
れたサポート50aと水平な長穴40bを有するサポー
ト40aによって長穴40b内の水平なピンジョイント
40cを介して左右動可能な状態で係合され、他端では
第1の有孔平板52を有するスクリーン枠50にピン支
持された油圧シリンダ60のピストンロッド60aとL
形リンク62を介してサポート40dと接合される。符
号50bはL形リンク62の支軸62aを支承するブラ
ケットである。
スクリーン枠50の内部にほぼ水平に取り付けられフィ
ーダトラフ22に固設され、第2の有孔平板42はコの
字状のスクリーン枠40の内部にほぼ水平に取り付けら
れ、スクリーン枠40は図2〜図3に示すように、一端
で第1の有孔平板52のスクリーン枠50の取り付けら
れたサポート50aと水平な長穴40bを有するサポー
ト40aによって長穴40b内の水平なピンジョイント
40cを介して左右動可能な状態で係合され、他端では
第1の有孔平板52を有するスクリーン枠50にピン支
持された油圧シリンダ60のピストンロッド60aとL
形リンク62を介してサポート40dと接合される。符
号50bはL形リンク62の支軸62aを支承するブラ
ケットである。
【0009】そして、第2の有孔平板42の透孔42a
は、第1の有孔平板52の透孔52aと同一形状、同一
配列となっており、図3の状態では、全ての上下の透孔
52aと透孔42aとが完全にオーバーラップする。な
お、透孔42a、52aは有孔平板42、52に対して
45度の角度で傾斜した正方形または菱形としたが、そ
の理由は上下の透孔42a、52aの相対位置が変化し
て両透孔42a、52aが重畳したときの有孔通過面積
の形状がもとの正方形や菱形と相似形になるようにする
ためであり、このことに拘泥しない場合には、透孔形状
を円形や有孔平板に平行な正方形や長方形やその他の任
意の形状とすることができる。
は、第1の有孔平板52の透孔52aと同一形状、同一
配列となっており、図3の状態では、全ての上下の透孔
52aと透孔42aとが完全にオーバーラップする。な
お、透孔42a、52aは有孔平板42、52に対して
45度の角度で傾斜した正方形または菱形としたが、そ
の理由は上下の透孔42a、52aの相対位置が変化し
て両透孔42a、52aが重畳したときの有孔通過面積
の形状がもとの正方形や菱形と相似形になるようにする
ためであり、このことに拘泥しない場合には、透孔形状
を円形や有孔平板に平行な正方形や長方形やその他の任
意の形状とすることができる。
【0010】以上のように構成された本発明の第1実施
例(図1〜図4に示すもの)では、たとえば、図3のス
リット間隙S1 を狭くして図4に示すスリット間隙S2
にしたいときには、油圧シリンダ60を作動してピスト
ンロッド60aを後退させることにより、図3の状態か
ら図4の状態にして第2の有孔平板42を第1の有孔平
板52に対して僅かに右側に移動する。逆に、スリット
間隙を拡大したいときには、第2の有孔平板42を左側
に移動する。
例(図1〜図4に示すもの)では、たとえば、図3のス
リット間隙S1 を狭くして図4に示すスリット間隙S2
にしたいときには、油圧シリンダ60を作動してピスト
ンロッド60aを後退させることにより、図3の状態か
ら図4の状態にして第2の有孔平板42を第1の有孔平
板52に対して僅かに右側に移動する。逆に、スリット
間隙を拡大したいときには、第2の有孔平板42を左側
に移動する。
【0011】図5は、本発明の第2実施例を示してお
り、両端に各々逆向きの施した回転軸70を第1のスク
リーン枠50のサポート50cで軸承し、一端に取り付
けた手回し用のハンドル70aを回動すると、第2のス
クリーン枠40にピン結合した左右一対のリンク72、
72の傾斜角が変化し、スクリーン枠40は図5の上下
方向に移動する。
り、両端に各々逆向きの施した回転軸70を第1のスク
リーン枠50のサポート50cで軸承し、一端に取り付
けた手回し用のハンドル70aを回動すると、第2のス
クリーン枠40にピン結合した左右一対のリンク72、
72の傾斜角が変化し、スクリーン枠40は図5の上下
方向に移動する。
【0012】以上説明したように、本発明のスクリーン
付き振動フィーダにおいては、第2のスクリーン枠を第
1のスクリーン枠に対して横移動させることにより、ス
リット間隙を縮小または拡大することができる。製品サ
イズの変更に簡便容易に対応することができ、汎用性が
拡大する。
付き振動フィーダにおいては、第2のスクリーン枠を第
1のスクリーン枠に対して横移動させることにより、ス
リット間隙を縮小または拡大することができる。製品サ
イズの変更に簡便容易に対応することができ、汎用性が
拡大する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、スリット間隙を簡便に、かつ、運転中であっても早
急に変更できるから、製品サイズの多様化に十分対応で
きるとともに、運転操作性とメインタナンス性が向上す
る。
は、スリット間隙を簡便に、かつ、運転中であっても早
急に変更できるから、製品サイズの多様化に十分対応で
きるとともに、運転操作性とメインタナンス性が向上す
る。
【図1】本発明の実施例に係るスクリーン付き振動フィ
ーダの平面図である。
ーダの平面図である。
【図2】本発明の実施例に係るスクリーン付き振動フィ
ーダの正面図である。
ーダの正面図である。
【図3】本発明の実施例に係るスクリーン付き振動フィ
ーダの要部正面断面図である。
ーダの要部正面断面図である。
【図4】本発明の実施例に係るスクリーン付き振動フィ
ーダの要部正面断面図である。
ーダの要部正面断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るスクリーン付き振動
フィーダの平面図である。
フィーダの平面図である。
【図6】従来のグリズリ付き振動フィーダの斜視図であ
る。
る。
【図7】従来のグリズリ付き振動フィーダの側面図であ
る。
る。
【図8】従来のグリズリ付き振動フィーダの正面図であ
る。
る。
1 ホッパ 2 グリズリ付き振動フィーダ 2a フレーム 3 平板 4 第1段グリズリ部 4a グリズリバー 5 第2段グリズリ部 6 駆動部 7 圧縮コイルばね 8 電動機 8a Vベルト 9 架台 10 ホッパ 20 スクリーン付き振動フィーダ 21 架台 22 可動フレーム(フィーダトラフ) 23 平板 26 スクリーン 30 圧縮コイルばね 40 第2のスクリーン枠 40a サポート 40b 長穴 40c ピンジョイント 40d サポート 42 第2の有孔平板 42a 透孔 50 第1のスクリーン枠 50a サポート 50b ブラケット 52 第1の有孔平板 52a 透孔 60 油圧シリンダ 60a ピストンロッド 62 L形リンク 62a 支軸 S1 スリット間隙 S2 スリット間隙
Claims (4)
- 【請求項1】 供給岩石を大塊と細粒に選別しつつ移送
するスクリーンと振動フィーダからなるスクリーン付き
振動フィーダにおいて、 該スクリーンは複数個の同一形状の透孔を略全面に配列
した有孔平板をフィーダトラフの内部に固定するととも
に、 該有孔平板の上部に載置され該有孔平板の透孔と同一形
状および同一配列の透孔を有する第2の有孔平板を前記
振動フィーダの振動進行方向と直角に進退動自在に配設
し、かつ、該第2有孔平板の進退動手段を備えたことを
特徴とするスクリーン付き振動フィーダ。 - 【請求項2】 有孔平板に配列される透孔の形状を、有
孔平板に対して45度の角度で傾斜した正方形または菱
形とした請求項1記載のスクリーン付き振動フィーダ。 - 【請求項3】 第2の有孔平板の進退動手段を、第2の
有孔平板の一端部にL字形リンク機構を介して連結され
た垂直に設置された油圧シリンダとした請求項1または
請求項2記載のスクリーン付き振動フィーダ。 - 【請求項4】 第2の有孔平板の進退動手段を、第2の
有孔平板の一端部にピン接合された左右一対のリンクを
介してピン接合された左右一対のナットに螺合され、互
いに逆向きに螺設されたねじ棒に手回し用ハンドルを付
設した請求項1または請求項2記載のスクリーン付き振
動フィーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22548296A JPH1066938A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | スクリーン付き振動フィーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22548296A JPH1066938A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | スクリーン付き振動フィーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066938A true JPH1066938A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16830025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22548296A Pending JPH1066938A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | スクリーン付き振動フィーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1066938A (ja) |
Cited By (27)
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