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JPH1044756A - シート温調装置 - Google Patents

シート温調装置

Info

Publication number
JPH1044756A
JPH1044756A JP22035196A JP22035196A JPH1044756A JP H1044756 A JPH1044756 A JP H1044756A JP 22035196 A JP22035196 A JP 22035196A JP 22035196 A JP22035196 A JP 22035196A JP H1044756 A JPH1044756 A JP H1044756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
passage
air
heat exchanger
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22035196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Nakatani
多津男 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP22035196A priority Critical patent/JPH1044756A/ja
Publication of JPH1044756A publication Critical patent/JPH1044756A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートを温調することによって、そこに着座
する乗員の空調環境を快適にすると共に、シートと乗員
の間の蒸れによる不快感を解消する。 【解決手段】 送風機の稼働によって空調ダクト内に車
室内空気を取り込み、冷房モードの場合には第1の熱交
換器が吸熱側となるように、また暖房モードの場合には
第1の熱交換器が放熱側となるように、熱電効果素子に
電流を流す。これによって、第1の熱交換器によって熱
交換されて温調された空気は第1の通路を介して座部及
び背もたれ部に供給される。また、第2の熱交換器によ
って放熱若しくは吸熱された不要の空気は第2の通路を
介して車室外へ排出される。さらに、ミックスドアの開
閉によって第2の熱交換器を通過した空気と、第1の熱
交換器を通過した空気のバイパス通路の下流側で混合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、車両のシートに
設けられ、そのシートに着座する乗員の温調を目的とす
るシート温調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシートの温調装置として、特開平
5−139155号公報に開示されるものは、一方のフ
ィンを車体の床面から車外に臨ませ、他方のフィンを車
内に臨ませたサーモモジュールにて、調温機構を構成
し、車内に臨ませたフィンにて調温された空気をダクト
を介して座席の空気吹出口に導くものである。具体的に
は、車内に配されるフィン(吸熱フィン)によって供給
された外気から熱を吸収し、車外の臨ませたフィン(放
熱フィン)を介して外気に熱を放出するようにしたもの
で、これによって、吸熱フィンによって冷却された外気
を前記空気吹出口からシート部分から吹き出させ、シー
トに着座した乗員に冷たい空気を供給するようにしたも
のである。
【0003】また、特開平6−92139号公報に開示
される自動車用シート冷暖房装置は、シートを構成する
座と背もたれの内部に通風路を設け、この通風路に空調
装置の空気を供給して、シートに着座した乗員に温調さ
れた空気を供給するようにしたものである。
【0004】さらに、特開平7−246131号公報に
開示されるシート用冷暖房装置は、シートバックの後面
側上方に空気の吸込口と後面側下方に空気の吹出口を設
け、前記吸込口と前記吹出口を連通する通気ダクトを前
記シートバック内に設ける。また、前記通気ダクトに
は、片側が通気ダクトの後面側に接し、通気ダクトの内
部に反対側が露出したペルチェ素子よりなる冷却パネル
を設け、さらに通気ダクトの吸込口から吹出口に向けて
空気流を発生する送風機が配されるものである。これに
よって、前記シートの後ろに着座する乗員の温調を行う
ことができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−139155号公報に開示される自動車用空調装置
においては、常に温調された外気がシートに供給される
状態にあり、例え冷却だけでなく暖房が可能なものであ
っても、暖房時において外気が湿度の高い状態にあった
場合には不快感が高くなることが想定される。
【0006】また、特開平6−92139号公報に開示
される自動車用シート冷暖房装置においては、車両の搭
載された空調装置から冷気若しくは暖気を供給してシー
トの温調を行うようにしたために、車両用空調装置自体
の温調能力が低い車両始動初期時において逆に不快な空
気が吹き出す可能性がある。具体的には、炎天下の駐車
している場合には、空調装置から吹き出す熱風がシ−ト
部分から吹き出したり、また寒冷地においてはエンジン
冷却水が温まるまでシートから冷風が吹き出すという不
具合が想定できる。
【0007】さらに、特開平7−246131号公報に
開示されるシート用冷暖房装置においては、空調装置が
装着されたシートの後ろ側に位置する乗員を温調するた
め、シートに装着された空調装置はそのシートに着座し
ている乗員自身を温調しない。また、上記引例の何れの
ものも、シートと乗員の間の蒸れによる不快感を考慮し
ていない。
【0008】そこで、この発明は、シートを温調するこ
とによって、そこに着座する乗員の空調環境を快適にす
ると共に、シートと乗員の間の蒸れによる不快感を解消
したシート温調装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって、この発明
は、表面が通気性の良い部材によって形成され、前記表
面の内部に空気通路が形成される座部と、表面が通気性
の良い部材によって形成され、前記表面の内部に空気通
路が形成される背もたれ部とからなるシートにおいて、
前記座部内に配され、一端が前記シートが配される車室
内と連通する空調ダクトと、この空調ダクトに配される
送風機と、前記空調ダクトに配され、電流の流れる方向
によって吸熱側と放熱側が切り替わる2つの側面を有
し、一方の側面に第1の熱交換器、他方の側面に第2の
熱交換器が装着される熱電効果素子と、前記空調ダクト
の下流側に設けられて前記第1の熱交換器が配されると
共に、前記座部の空気通路及び前記背もたれ部の空気通
路に連通する前記第1の通路と、前記空調ダクトの下流
側に設けられて前記第2の熱交換器が配されると共に、
車室外に連通する第2の通路と、前記第2の通路と前記
第1の通路とを連通するバイパス通路と、適宜前記バイ
パス通路を開放して前記第2の通路を閉塞し、前記第2
の熱交換器を通過した空気を前記第1の通路に供給する
ミックスドアとを具備したことにある(請求項1)。
【0010】よって、この発明によれば、送風機の稼働
によって空調ダクト内に車室内空気を取り込み、冷房モ
ードの場合には第1の熱交換器が吸熱側となるように、
また暖房モードの場合には第1の熱交換器が放熱側とな
るように、熱電効果素子に電流を流す。これによって、
第1の熱交換器によって熱交換されて温調された空気は
第1の通路を介して座部及び背もたれ部に供給される。
また、第2の熱交換器によって放熱若しくは吸熱された
不要の空気は第2の通路を介して車室外へ排出される。
さらに、ミックスドアの開閉によって第2の熱交換器を
通過した空気と、第1の熱交換器を通過した空気のバイ
パス通路の下流側で混合することができるために、所望
の温度、若しくは所望の湿度に設定された空気を得るこ
とができる。
【0011】また、この発明は、前記シートの座部及び
背もたれ部の所定の位置に湿度検出手段を設けたことに
ある(請求項2)。これによって、乗員とシート間の湿
度を検出できるために、乗員とシートの間の蒸れている
か否かを検出できる。これによって、乗員とシートの間
が蒸れている場合には、前記ミックスドアによって、第
1の通路及び第2の通路を流れる空気を混合し、所望の
温度、所望の湿度に設定された温調空気を得ることがで
きるようになる。
【0012】さらにまた、前記第1の熱交換器が放熱
側、前記第2の熱交換器が吸熱側となるように前記熱電
効果素子に電流を流す暖房モード時において、前記湿度
検出手段によって検出された湿度が所定値以上である場
合に、前記ミックスドアによって前記バイパス通路を開
放して前記第2の通路を閉塞し、前記第2の熱交換器を
通過した空気を前記第1の通路に供給することにある
(請求項3)。
【0013】これによって、特に暖房モードが設定され
ている場合、吹き出し空気による暖房によって乗員に蒸
れ感が生じたことを湿度検出手段によって検出すること
ができるために、第2の熱交換器を通過して冷却除湿さ
れた空気を第1の熱交換器を通過して加熱された空気に
混合させることができるために、適度に乾燥した温調空
気を吹き出すことができるため、乗員の蒸れ感を抑制で
きるものである。以上のことから上記課題を達成できる
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面により説明する。
【0015】図1(a)に示すシート1は、例えば車両
の座席であり、座部2と背もたれ部3によって構成され
る。前記座部2及び背もたれ部3の内部には、図1
(b)で示すウレタンからなるウレタンパッド4が配さ
れ、このウレタンパッド4には空気通路5が分岐して形
成され、さらに複数の空気吹き出し孔6が前記空気通路
5(5a,5b)に沿って所定の間隔で形成されてい
る。また、前記座部2及び背もたれ部3の表面と前記ウ
レタンパッド4の間には、クッションとして通気性良い
部材7が配され、さらに前記座部2及び背もたれ部3の
表面は、通気性の良い表皮8によって形成されているも
のである。
【0016】前記座部2内の下方には、本発明に係るシ
ート空調装置10が配される。このシート空調装置10
は、前記座部2内に配され、一端が前記シート1が配さ
れる車室内と連通する空調ダクト11と、この空調ダク
ト11に配される送風機12と、前記空調ダクト11に
配され、電流の流れる方向によって吸熱側と放熱側が切
り替わる2つの側面を有し、一方の側面に第1の熱交換
器13、他方の側面に第2の熱交換器14が装着される
熱電効果素子15と、前記空調ダクト11の下流側に設
けられて前記第1の熱交換器13が配されると共に、前
記座部2の空気通路5a及び前記背もたれ部3の空気通
路5bに連通する前記第1の通路16と、前記空調ダク
ト11の下流側に設けられて前記第2の熱交換器14が
配されると共に、車室外に連通する第2の通路17と、
前記第2の通路17と前記第1の通路16とを連通する
バイパス通路18と、前記バイパス通路18を適宜開放
して前記第2の通路17を閉塞し、前記第2の熱交換器
14を通過した空気を前記第1の通路16に供給するミ
ックスドア19とを具備するものである。尚、この実施
の形態においては、前記送風機12として、クロスフロ
ーファンを使用している。また、前記熱電効果素子とし
てはペルチェ素子を使用している。
【0017】また、前記シートの座部2及び背もたれ部
3の所定の位置には、湿度検出手段としての湿度センサ
20(20a,20b)が配されている。この湿度セン
サ20としては、例えば、サ−ミスタ湿度センサ、セラ
ミック湿度センサ、高分子膜湿度センサ、及び静電容量
式湿度センサなどがある。また前記空調ダクト11の空
気吸込口23近傍には、室内温度検出用センサ21が配
される。さらに、前記第1の通路16の下流側はダクト
16a,16bに分岐され、これらのダクト16a,1
6bは前記空気通路5a,5bと連通するものである。
【0018】以上の構成のシート温調装置10におい
て、ペルチェ素子15は、電流を流すことによって一方
の側面は吸熱作用、他方の側面は放熱作用を行う。この
ため、第1の熱交換器13が装着される側面を吸熱側、
第2の熱交換器14が装着される側面を放熱側となるよ
うに前記ペルチェ素子15に電流を流し、送風機12を
稼働させることで、第1の通路16には第1の熱交換器
13によって吸熱されて冷却された空気が通過し、前記
シート1を温調する。また、第2の熱交換器14によっ
て加熱された空気は、第2の通路17を通過して車室外
へ排出される。これによって、シート1には冷風が供給
されることなることから、シート1の冷房モードが達成
される。
【0019】また、ペルチェ素子15に流す電流の向き
をかえると、第1の熱交換器13が放熱側となり、第2
の熱交換器14が吸熱側となる。これによって、シート
1には加熱された空気が供給されることなるため、シー
ト1の暖房モードが可能となる。
【0020】さらに、前記暖房モードにおいて、シート
1の座部2若しくは背もたれ部3に配された湿度センサ
20により検出された湿度、いわゆる乗員とシート間の
湿度が所定値以上である場合には、乗員の蒸れ感がある
と判定して、前記ミックスドア19を開として第2の通
路17を閉鎖し、前記バイパス通路18を開口する。こ
れによって、第2の熱交換器14で冷却された除湿され
た乾いた冷風を、第1の熱交換器13を通過して加熱さ
れた空気に混合することができるために、吹き出してい
た温風の代わりに、除湿された冷風が混合されることに
よって温度の下がった空気が吹き出されることから、乗
員の蒸れ感を無くすことができるものである。
【0021】以上の温調制御を行うために、前記シート
温調装置10は、さらに図2に示す制御装置40を具備
する。この制御装置40は、コントロールパネル30及
びコントロールユニット24からなる。前記コントロー
ルユニット24は、少なくとも中央演算処理装置(CP
U)、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)、入出力ポート(I/O)等からなり、
コントロールパネル30からの設定信号TS 、前記湿度
センサ20a,20bからの湿度信号THM、前記室内温
度検出センサ21からの室内温度TR が入力され、所定
のプログラムに従って制御信号に変換して制御機器に制
御信号を出力するものである。尚、この実施の形態にお
いて、前記制御機器は、送風機12、ペルチェ素子15
への供給電流量を調節する電源部25、前記ペルチェ素
子15へ供給される電流の方向を切り換える電流切り換
え手段、前記ミックスドア19を駆動させるアクチュエ
ータ27である。尚、この実施の形態においては、前記
電流切り換え手段は、切り換えスイッチ28a,28b
と電磁コイル26とによって構成されるリレーである
が、コントロールユニット24から直接電流方向を切り
換えることも可能である。
【0022】コントロールパネル30は、温度設定を行
うアップダウンスイッチ31,32からなる温度設定器
33、設定された温度を表示する表示部34、シート温
調装置10の制御を停止(OFF)、自動運転(AUT
O)及び手動モードに切り換えることのできる切り換え
スイッチ35によって構成される。尚、前記手動モード
としては、冷房モードの強、中、弱、及び暖房モードの
強、中、弱がある。
【0023】以下、図3に示すフローチャートにしたが
って、以上の制御装置40において実行されるプログラ
ムの一例を説明する。
【0024】ステップ100から開始されるシート温調
制御は、空調制御を行うメイン制御ルーチンから、ジャ
ンプ命令若しくはタイマの割り込み等にによって定期的
に開始されるもので、先ずステップ110において、前
記コントロールパネル30の温度設定器33によって設
定された設定温度TS が入力され、またステップ120
において、前記室内温度検出センサ21によって検出さ
れた室内温度TR が入力される。
【0025】そして、前記設定温度TS と室内温度TR
とがステップ130において比較され、設定温度TS
高いと判定された場合にはステップ160に進んで暖房
運転、設定温度TS が低いと判定された場合にはステッ
プ140に進んで冷房運転が実行される。この暖房運転
及び冷房運転の切り換えは、前記ペルチェ素子15に流
れる電流の向きを切り換えることによって実行されるも
ので、例えば電磁コイル26に通電することによって切
り換えスイッチ28a,28bを切り換え、電流の向き
をC1(図中、実線矢印)からC2(図中、破線矢印)
に切り換えるものである。この実施の形態においては、
電流がC1方向に流れる場合を第1の熱交換器13が吸
熱側、第2の熱交換器14が放熱側となるものとし、電
流がC2方向に流れる場合を第1の熱交換器13が放熱
側、第2の熱交換器14が吸熱側となるものとする。
【0026】これによって、ステップ140において冷
房運転が設定された場合には、上記したように電流をC
1方向に流すものである。これによって、前記第1の熱
交換器13が吸熱側となり、前記第2の熱交換器14が
放熱側となるものである。したがって、第1の熱交換器
13を通過して冷却された空気は、第1の通路16を介
して前記座部2及び背もたれ部3から吹き出すものであ
る。また、第2の熱交換器14を通過して加熱された空
気は、第2の通路17を介して車外に排出されるもので
ある。
【0027】そして、ステップ150においては、前記
ミックスドア(MD)19は前記バイパス通路18を閉
鎖しているものである。しかしながら、シートの温調モ
ードにおいてさらにきめ細かい温調を実行するために、
例えば、冷房運転時において、吹き出し空気の風量を確
保しつつ冷却レベルを下げたい場合に、ミックスドア1
9を適度の開放して第2の通路17を流れる温風を所定
量第1の通路16に導き、冷風と混合して所定の温度に
温調することも可能である。
【0028】また、前記ステップ160において、暖房
運転が設定された場合には、上記したように電流をC2
方向に流すものである。これによって、前記第1の熱交
換器13が放熱側となり、前記第2の熱交換器14が吸
熱側となるものである。したがって、第1の熱交換器1
3を通過して加熱された空気は、第1の通路16を介し
て前記座部2及び背もたれ部3から吹き出すものであ
る。また、第2の熱交換器14を通過して冷却された空
気は、第2の通路17を介して車外に排出されるもので
ある。
【0029】この暖房運転の場合、乗員とシートの間の
蒸れ感が乗員の不快の原因となるため、ステップ170
において前記湿度センサ20a,20bによって検出さ
れた湿度THMが入力される。そして、ステップ180に
おいてこの湿度THMが所定値α以上であるか否かの判定
が行われる。この所定値αは、例えば80%である。
【0030】前記ステップ180の判定において、湿度
HMが所定値α以上でないと判定された場合には、ステ
ップ190に進んでミックスドア(MD)19を閉とし
てバイパス通路18を閉鎖し、湿度THMが所定値α以上
であると判定された場合には、ステップ200に進んで
ミックスドア(MD)19を開としてバイパス通路18
を開放すると同時に第2の通路17を閉鎖する。
【0031】これによって、乗員とシートとの間に蒸れ
感がある場合、つまり前記湿度THMが所定値α以上であ
る場合には、前記ミックスドア19によってバイパス通
路18を開放すると同時に第2の通路17を閉鎖し、第
2の通路17を通過する冷風を第1の通路16に導くよ
うにする。これによって、第1の通路16を流れる加熱
された温風と、第2の通路17を通過して冷却除湿され
た冷風とが混合されることから、所定の温度の除湿され
た温風を得ることができ、これを座部2及び背もたれ部
3から吹き出すことができるために、乗員の蒸れ感を解
消することができるものである。
【0032】そして、前記ステップ150の後、若しく
は前記ステップ190、200の後、ステップ210に
おいて設定温度TS と室内温度TR の温度差βが演算さ
れる。そして、ステップ220においてその温度差βが
所定値t1 (例えば、10℃)以上であるか否かが判定
される。この演算された温度差βが所定値t1 以上であ
る場合には、ステップ230に進んで、ペルチェ素子1
5への電流を多くするために、印加電圧VB を高く設定
(HIGH)し、またステップ240において送風機1
2への印加電圧VF を高く設定(HIGH)する。これ
によって、設定温度TS と室内温度TR の温度差βが大
きい場合には、ペルチェ素子15の熱交換率を最大と
し、また送風量を最大とすることができるので、室内温
度を設定温度に近づけることができる。
【0033】また、ステップ220において前記温度差
βが前記所定値t1 以上でない場合には、ステップ25
0に進んで前記温度差βが所定値t2 以下であるか否か
の判定が行われる。この判定において、前記温度差βが
所定値t2 以下でない場合は、温度差βが所定値t2
1 の間にあることがわかるため(t2 <β<t1 )、
ステップ260に進んでペルチェ素子15への印加電圧
B を中間電圧(MID)に設定し、ステップ270に
おいて送風機12への印加電圧VF を中間電圧(MI
D)に設定する。
【0034】さらに、前記ステップ250の判定におい
て、温度差βが所定値t2 以下である場合には、ステッ
プ280に進んでペルチェ素子15への印加電圧VB
低電圧(LOW)に設定し、ステップ270において送
風機12への印加電圧VF を低電圧(LOW)に設定す
る。そして、ステップ300からメイン制御のルーチン
に回帰するものである。
【0035】尚、この実施の形態において、例えば前記
印加電圧のHIGHは12Vであり、MIDは9V、L
OWは6Vである。
【0036】また、手動による設定においても、前記設
定スイッチ35によって冷房(COOL)モード及び暖
房(HOT)モードの(強)が設定された場合には、前
記印加電圧VB を高く設定(HIGH)し、また送風機
12への印加電圧VF を高く設定(HIGH)するもの
で、(中)設定では、ペルチェ素子15への印加電圧V
B を中間電圧(MID)に設定し、また送風機12への
印加電圧VF を中間電圧(MID)に設定するものであ
る。また、(弱)設定では、ペルチェ素子15への印加
電圧VB を低電圧(LOW)に設定し、ステップ270
において送風機12への印加電圧VF を低電圧(LO
W)に設定するものである。また、冷房モードと暖房モ
ードの切り換えは、前記電磁コイル26と切り換えスイ
ッチからなるリレーを切り換えて、ペルチェ素子15に
流れる電流の向きを変えることによって実行されるもの
である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、乗員とシートとの間の湿度を検出する湿度センサを
設け、暖房運転時における乗員の蒸れ感を検出し、乗員
の蒸れ感があると判断した場合には、ミックスドアを開
放して冷風を導き、吹き出す空気を温風と除湿された冷
風の混合気としたことから湿度の低い吹き出し空気を得
ることができるために、乗員の蒸れ感を解消できる。
【0038】また、室温温度を検出することによって、
自動的に冷房運転、暖房運転の切り換えが可能となった
ことから、乗員の空調フィーリングを向上させうことが
できると共に、人体に接触している部分を温調するため
に、小さい冷房若しくは暖房能力で快適な温調を行うこ
とができ、省エネルギー化が図れる。
【0039】さらに、熱電効果素子を使用したことか
ら、即座に冷房、暖房運転が可能であるため、炎天下の
長時間の駐車の後においても座席を急激に冷却すること
が可能であり、また寒冷時においても即座にシートを暖
房することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の実施の形態に係るシートの
説明図であり、(b)は座部及び背もたれ部に配される
空気通路を具備したウレタンパッドの一例を示した説明
図である。
【図2】本発明に実施の形態に係るシート温調装置の制
御装置の構成を示した説明図である。
【図3】温調制御の一例を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 シート 2 座部 3 背もたれ部 10 シート温調装置 11 空調ダクト 12 送風機 13 第1の熱交換器 14 第2の熱交換器 15 熱電効果素子 16 第1の通路 17 第2の通路 18 バイパス通路 19 ミックスドア 24 コントロールユニット 30 コントロールパネル 40 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が通気性の良い部材によって形成さ
    れ、前記表面の内部に空気通路が形成される座部と、表
    面が通気性の良い部材によって形成され、前記表面の内
    部に空気通路が形成される背もたれ部とからなるシート
    において、 前記座部内に配され、一端が前記シートが配される車室
    内と連通する空調ダクトと、 この空調ダクトに配される送風機と、 前記空調ダクトに配され、電流の流れる方向によって吸
    熱側と放熱側が切り替わる2つの側面を有し、一方の側
    面に第1の熱交換器、他方の側面に第2の熱交換器が装
    着される熱電効果素子と、 前記空調ダクトの下流側に設けられて前記第1の熱交換
    器が配されると共に、前記座部の空気通路及び前記背も
    たれ部の空気通路に連通する前記第1の通路と、 前記空調ダクトの下流側に設けられて前記第2の熱交換
    器が配されると共に、車室外に連通する第2の通路と、 前記第2の通路と前記第1の通路とを連通するバイパス
    通路と、 適宜前記バイパス通路を開放して前記第2の通路を閉塞
    し、前記第2の熱交換器を通過した空気を前記第1の通
    路に供給するミックスドアとを具備したことを特徴とす
    るシート温調装置。
  2. 【請求項2】 前記シートの座部及び背もたれ部の所定
    の位置に湿度検出手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のシート温調装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の熱交換器が放熱側、前記第2
    の熱交換器が吸熱側となるように前記熱電効果素子に電
    流を流す暖房モード時において、前記湿度検出手段によ
    って検出された湿度が所定値以上である場合に、前記ミ
    ックスドアによって前記バイパス通路を開放して前記第
    2の通路を閉塞し、前記第2の熱交換器を通過した空気
    を前記第1の通路に供給することを特徴とする請求項2
    記載のシート温調装置。
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