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JP3392691B2 - 自動車用空調制御装置 - Google Patents

自動車用空調制御装置

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JP3392691B2
JP3392691B2 JP06597997A JP6597997A JP3392691B2 JP 3392691 B2 JP3392691 B2 JP 3392691B2 JP 06597997 A JP06597997 A JP 06597997A JP 6597997 A JP6597997 A JP 6597997A JP 3392691 B2 JP3392691 B2 JP 3392691B2
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JP
Japan
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temperature
hot water
control device
target temperature
air conditioning
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稔 福本
康文 倉橋
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車またはハ
イブリッド電気自動車の車室内の空調を行う空調制御装
置であって、特に温水式暖房装置を用いて空調を行うも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室内の空調を行う空調制御装
置として、温水を利用して暖房を行う温水式暖房装置を
用いたものが知られている。温水式暖房装置は、図6に
示すように、温水と空気との熱交換を行い温風を生成す
る温水式熱交換器11と、温水を循環させる循環ポンプ
13と、温水を加熱する温水加熱器15とからなる。空
調制御装置は上記温水式暖房装置に加え、さらに、温水
の温度を検出する水温センサ17と、温水式暖房装置を
起動するスイッチSW1と、温水の温度を制御する制御
装置23と、温風の流れを生成するブロア27とを備え
る。制御装置23は、所定の目標温度と水温センサ17
から入力された水温とに基づいて、温水加熱器15を制
御することにより温水の温度すなわち温風の温度を制御
する。
【0003】このように構成された従来の空調制御装置
において、乗員はスイッチSW1をオンすることにより
温水式暖房装置を起動する。このとき、温水は温水加熱
器15にて、車室内の温度にかかわらず一定の目標温度
に加熱される。例えば、図7に示すように目標温度70
℃に制御される。この加熱された温水が循環ポンプ13
により循環経路25中を循環させられ、温水式熱交換器
11において空調用ダクト29内を流れる空気と熱交換
されることにより空調用ダクト29内において、所定の
温度の温風が生成され、車室内へ送り出され、暖房が行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
空調制御装置では、目標温度は冬期等の外気温度が低
い、暖房能力を非常に必要とする時期を想定して設定さ
れている。前述のように、温水の温度は車室内の温度に
かかわらず、一定の目標温度に基づいて制御される。こ
のため、温水は、春や秋の中間季や、車室内の温度が高
い時等、あまり暖房能力を必要としない場合に暖房を利
用する場合でも、冬期等の暖房能力を非常に必要とする
場合と同じ温度に制御される。したがって、車室内の温
度が高い時等、あまり暖房能力を必要としない場合の暖
房時において、不必要に温水が加熱されることになり、
無駄な電力が消費され、また、不必要に高温となった温
風が吹き出されるため、乗員が不快感を感じるという問
題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解決すべくな
されたものであり、その目的とするところは、車室内の
暖房温度を好適に制御し、かつ、低消費電力を実現し
た、電気自動車またはハイブリッド電気自動車に好適な
自動車用空調制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の空調
制御装置は、起動のための第1のスイッチと、目標温度
に温水を加熱し、該加熱された温水と空気とを熱交換さ
せることにより暖房に用いる温風を生成する温水式暖房
装置とを備えた空調制御装置において、第2のスイッチ
と、前記第2のスイッチにより起動された場合の温水の
目標温度を、前記第1のスイッチにより起動された場合
の温水の目標温度よりも低い値に設定する制御装置とを
設けた。
【0007】本発明に係る第2の空調制御装置は、目標
温度に温水を加熱し、該加熱された温水と空気とを熱交
換させることにより暖房に用いる温風を生成する温水式
暖房装置を備えた空調制御装置において、前記温風の温
度設定値を入力する設定温度入力手段と、該設定温度入
力手段により入力された温度設定値が所定値よりも小さ
い場合は、温水の目標温度を第1の目標温度に、前記温
度設定値が所定値以上の場合は、温水の目標温度を第1
の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定する制御装
置とを設けた。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて本発明
に係る自動車用空調制御装置の実施形態を説明する。
【0009】実施の形態1.図1は実施の形態1の自動
車用空調制御装置(以下、「空調制御装置」と称す。)
のブロック図である。本実施形態の空調制御装置は、図
5に示す従来の空調制御装置において、温水式暖房装置
を省エネルギ−モード(詳細は後述)で起動するための
第2のスイッチSW2を制御装置23に対して設けたも
のである。なお、従来技術において図6で示されるスイ
ッチSW1を以降、「第1のスイッチ」と称し、また、
第1のスイッチSW1により起動されたときのモードを
「通常モード」とし、第2のスイッチSW2により起動
されたときのモードを「省エネルギーモード」とする。
以下に本実施形態の空調制御装置の動作を説明する。
【0010】本実施形態の空調制御装置において、第1
のスイッチSW1により起動された場合すなわち通常モ
ードでの動作については、従来の技術で説明したとおり
である。次に、第2のスイッチSW2により起動された
場合すなわち省エネルギーモードでの動作を説明する。
【0011】省エネルギーモードでは、図2に示すよう
に、温水の目標温度が、通常モード時の所定の温水の目
標温度よりも低い値に設定される。このように本実施形
態の空調制御装置においては、第2のスイッチSW2で
起動されたときは、第1のスイッチSW1で起動された
場合よりも低い温度(図2では50℃)に温水の目標温
度が制御されるため、温風の温度も通常モードよりも低
い温度に制御される。
【0012】したがって、外気温度が高い場合等の暖房
能力をあまり必要としない場合の暖房時に、乗員は第2
のスイッチSW2により暖房装置を起動することによ
り、不必要に温風の温度を高温に加熱しないため、快適
な温度で、かつ、省エネルギーを実現した暖房が行え
る。
【0013】実施の形態2.図3に実施の形態2の自動
車用空調制御装置のブロック図を示す。本実施の形態の
空調制御装置は、実施の形態1で示した自動車用空調制
御において、第2のスイッチSW2の代わりに、温風の
設定温度を入力するための設定温度入力部21を制御装
置23に対して設けたものである。実施の形態1におい
ては、起動したスイッチの種類により温水の目標温度が
変更されたが、ここでは、設定温度入力部21において
設定された設定値に基づいて目標温度が変更される。
【0014】図4は設定温度を入力する設定温度入力部
21を示したものである。設定温度入力部21は左右に
移動可能な設定レバー31を有し、この設定レバー31
の位置により温度設定が行われる。すなわち、設定レバ
ー31は乗員により設定された設定レバー31の位置に
応じた設定値を制御装置23に出力する。本実施形態の
制御装置23は、設定温度入力部21からの設定値に基
づき、設定レバー31が左端(Cold)から中央にあ
るときの温水の目標温度を、設定レバー31が中央から
右端(Hot)にあるときの目標温度よりも低い値にな
るように設定する。図5にこのときの温度設定値と目標
温度との関係を示す。この図に示すように、設定レバー
31が左端(Cold)から中央にあるときは、目標温
度は50℃に設定され、設定レバー31が中央から右端
(Hot)にあるときは70℃に設定される。このよう
にして本実施形態の空調制御装置では、設定温度入力部
21の設定レバー31の位置に応じた設定値に基づいて
温水の目標温度を制御する。なお、ここでは、温度設定
値に基づく目標温度を2段階に制御したが、温度設定値
に基づいて、目標温度の設定をより多くの複数段階に制
御してもよく、もしくは、温度設定値に応じて線形に変
化するように制御してもよい。
【0015】以上のようにして、本実施形態の空調制御
装置は、設定温度入力部21からの設定値に基づき温水
の目標温度を変化させるため、車室内の温度が高いとき
等の暖房を行う場合に、乗員にとって快適で、かつ、省
エネルギーを実現した暖房が行える。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る第1の空調制御装置によれ
ば、第2のスイッチを設け、この第2のスイッチにより
起動されたときに、温水の制御目標温度を通常起動用の
第1のスイッチで起動した場合の目標温度よりも低く設
定するため、車室内の温度が高い場合の暖房時におい
て、快適な暖房温度を得ることができ、かつ、消費電力
を低減できる。
【0017】本発明に係る第2の空調制御装置によれ
ば、設定温度入力手段を設け、この設定温度入力手段に
より設定された温度設定値が所定値より小さい場合の目
標温度を、所定値より大きい場合の目標温度よりも低く
設定するため、車室内の温度が高い場合の暖房時におい
て、快適な暖房温度を得ることができ、かつ、消費電力
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の空調制御装置のブロック図。
【図2】 実施の形態1の空調制御装置における各モー
ドでの温水の温度変化を表した図。
【図3】 実施の形態2の空調制御装置のブロック図。
【図4】 設定温度入力部を示す図。
【図5】 実施の形態2の空調制御装置において、温度
設定値と温水の目標温度との関係を示した図。
【図6】 従来の空調制御装置のブロック図。
【図7】 従来の空調制御装置における温水の温度変化
を表した図。
【符号の説明】
11…温水式熱交換器、 13…循環ポンプ、 15…
温水加熱器、 17…水温センサ、 21…設定温度入
力部、 23…制御装置、 25…循環経路、27…ブ
ロア、 29…通風ダクト、 31…設定レバー、 S
W1…(第1の)スイッチ、 SW2…第2のスイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−323717(JP,A) 特開 平6−323556(JP,A) 特開 平7−4643(JP,A) 特開 平6−293211(JP,A) 特開 平10−203145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/22 611 B60H 1/22 B60H 1/03 F24F 11/02 F24D 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起動のための第1のスイッチと、目標温
    度に温水を加熱し、該加熱された温水と空気とを熱交換
    させることにより暖房に用いる温風を生成する温水式暖
    房装置とを備えた空調制御装置において、 第2のスイッチと、 前記第2のスイッチにより起動された場合の温水の目標
    温度を、前記第1のスイッチにより起動された場合の温
    水の目標温度よりも低い値に設定する制御装置とを設け
    たことを特徴とする自動車用空調制御装置。
  2. 【請求項2】 目標温度に温水を加熱し、該加熱された
    温水と空気とを熱交換させることにより暖房に用いる温
    風を生成する温水式暖房装置を備えた空調制御装置にお
    いて、 前記温風の温度設定値を入力する設定温度入力手段と、 該設定温度入力手段により入力された温度設定値が所定
    値よりも小さい場合は、温水の目標温度を第1の目標温
    度に、前記温度設定値が所定値以上の場合は、温水の目
    標温度を第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設
    定する制御装置とを設けたことを特徴とする自動車用空
    調制御装置。
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JP2023116207A (ja) 2022-02-09 2023-08-22 株式会社ヴァレオジャパン 暖房制御装置及び制御プログラム、流体加熱ユニット、暖房サイクル装置及びそれを備える車両用空調装置

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