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JPH10330642A - トリアジニルアミノスチルベン化合物 - Google Patents

トリアジニルアミノスチルベン化合物

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Publication number
JPH10330642A
JPH10330642A JP10140324A JP14032498A JPH10330642A JP H10330642 A JPH10330642 A JP H10330642A JP 10140324 A JP10140324 A JP 10140324A JP 14032498 A JP14032498 A JP 14032498A JP H10330642 A JPH10330642 A JP H10330642A
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JP
Japan
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hydrate
ray diffraction
mixture
diffraction pattern
ditriazinylamino
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Application number
JP10140324A
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JP4426657B2 (ja
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Peter Rohringer
ローリンガー ペーター
Andre Geoffroy
ジオフィロイ アンドレ
Andreas Burkhard
バークハード アンドレアス
Erwin Marti
マルティ アーウィン
Werner Schreiber
シュライバー ヴェルナー
Josef Zelger
ツェルガー ヨセフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
BASF Schweiz AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=10812880&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH10330642(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Ciba Geigy AG, Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPH10330642A publication Critical patent/JPH10330642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4426657B2 publication Critical patent/JP4426657B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/26Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
    • C07D251/40Nitrogen atoms
    • C07D251/54Three nitrogen atoms
    • C07D251/68Triazinylamino stilbenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0025Crystal modifications; Special X-ray patterns
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06LDRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
    • D06L4/00Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
    • D06L4/60Optical bleaching or brightening
    • D06L4/614Optical bleaching or brightening in aqueous solvents
    • D06L4/621Optical bleaching or brightening in aqueous solvents with anionic brighteners
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    • Y10S8/916Natural fiber dyeing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵安定性があり、粘度を広範囲に選択で
き、30%以上の高濃度で活性物質を含有できる蛍光増
白剤を提供する。 【解決手段】 下記式(1)で表される4,4’−ジト
リアジニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化合
物の水和物であって、 【化14】 (式中、MおよびM1はそれぞれ独立的に水素、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属またはアン モニウムであ
り、xは1乃至30の範囲内の数である) 該水和物の結晶形が、図1乃至11に示されたものと本
質的に同じであるX線回折図形により特徴づけられる水
和物、または式(1)で表される4,4’−ジトリアジ
ニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化合物の上
記水和物の1種またはそれ以上を含む混合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、その水和水含量を特徴とする、
特定の4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,2’−ジ
スルホスチルベン化合物の塩の新規な水和物;新規な水
和物に関連しそのX線回折図形により特徴づけられる結
晶形;該新規水和物の製造方法;および蛍光増白剤の濃
厚配合物を調製するための該水和物の使用に関するもの
である。近年、蛍光増白剤は通常水性溶液または懸濁液
の形状で市販されている。このため、例えば蛍光増白剤
の湿フィルターケークまたは乾燥粉末が水に懸濁され
る。この懸濁液の均質性、湿潤性を向上し、保存期間を
延長するため分散剤や増粘剤が添加される。これら助剤
とともに電解質が添加されることが多い。これら添加物
の存在の有無にかかわらず、蛍光増白剤懸濁液には濃度
限界があり、特に懸濁液は貯蔵安定性が悪いことが多
く、計量性も乏しい。この濃度限界は蛍光増白剤懸濁液
に施された前処理の方法によって影響をうけるため、再
現性に乏しいことが多い。とくに前処理の方法によっ
て、異なった結晶形を有する多様な蛍光増白剤水和物が
得られることがある。驚くべきことに、使用する蛍光増
白剤が、特定の結晶形を持つ蛍光増白剤水和物、または
数種の特定の結晶形を持つ蛍光増白剤水和物混合物とし
て存在するならば、貯蔵しても安定で、広範囲な粘度を
選択的に設定することが可能な、30重量%以上の活性
物質濃度を持つ特定の蛍光増白剤の配合物を調製するこ
とができることが発見された。この新規配合物は少量の
助剤のみを含有し、繊維および紙を含む広範囲な基質を
蛍光増白するのに有用である。よって本発明は、下記式
(1)で表される4,4’−ジトリアジニルアミノ−
2,2’−ジスルホスチルベン化合物の水和物であっ
て、
【化13】 (式中、MおよびM1はそれぞれ独立的に水素、アルカ
リ金属、アルカリ土類金属またはアン モニウムであ
り、xは1乃至30の範囲内の数である) 該水和物(1)の結晶形は、図1乃至図11に示すX線
回折図形と本質的に同じであるX線回折図形により特徴
づけられるものである水和物;または式(1)で表され
る4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,2’−ジスル
ホスチルベン化合物の水和物を1種または1種以上含む
混合物を提供するものである。
【0002】好ましい式(1)の水和物は、MおよびM
1がともに水素またはナトリウムを表す化合物であり、
該水和物は添付する図1乃至図7に示されたものと本質
的に同じであるX線回折図形により特徴づけられ、また
は式(1)の4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,
2’−ジスルホスチルベン化合物二ナトリウム塩の水和
物を1種または1種以上含む混合物である。
【0003】さらに好ましい式(1)の4,4’−ジト
リアジニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化合
物(1)の水和物は、MおよびM1がともにカリウムを
表し、該水和物が図8に示されたものと本質的に同じで
あるX線回折図形により特徴づけられ、かつxが9乃至
17である水和物; MおよびM1がともにリチウムを
表し、水和物が図9乃至図11に示されたものと本質的
に同じであるX線回折図形により特徴づけられる水和
物; またはMおよびM1がリチウムを表し、xが9乃
至30である式(1)を有する4,4’− ジトリアジ
ニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化合物の水
和物を1種または1種以上含む混合物である。
【0004】さらに興味ある水和物は、MおよびM1
ともにカルシウムまたはマグネシウムを表すか、Mおよ
びM1がともにアンモニウムである式(1)の4,4’
−ジトリアジニ ルアミノ−2,2’−ジスルホスチル
ベン化合物の水和物である。MおよびM1がともにアン
モニウムである式(1)の化合物においては、 アンモ
ニウムとしては−N(R)4で表すことができる。ここで
Rは水素または C1−C4アルキルで、全てのR基が同
一である必要はなく、またはC2−C4アルカノールアン
モニウムを表す。
【0005】X線回折図形である図1乃至図11は、そ
れぞれ反射ジオメトリーとCu放射にX’Pert粉末回
折計(Phillips,Almelo)を用いて得たもので あ
る。結晶形B(図1)と結晶形C(図2)の参照図形は
相対湿度を制御せずに大気環境中に浮遊させて測定し
た。結晶形D(図3)、E(図4)、F(図6)および
G(図7)を示す図形と二カリウム塩を示す図形(図
8)、および二リチウム塩の3種の結晶形の図形(図9
〜11)は、相対湿度を80乃至90%に保ちながら窒
素下で浮遊させて測定し、一方結晶形A(図5)は固体
で測定した。添付の図1乃至図11は、いずれも1°と
30°の間の2θ領域で測定したものの一部を示したも
のである。
【0006】式(1)の新規な水和物はそれぞれ特有の
X線回折図形を持っている。結晶形A、B、C、D、
E、F、G、および二カリウム塩とリチウム塩の結晶形
は、xが1乃至30の数である式(1)の1種またはそ
れ以上の水和物の大部分をしめる。水和物の水の量は、
融点が0℃である非結合水部分が測定される示差熱分析
または動的示差熱量計、またはそれに続くカールフィッ
シャー滴定、熱重量分析または昇温時の乾燥減量のよう
な方法により分析される。
【0007】水和物がA形である4,4’−ジトリアジ
ニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベンの二ナトリ
ウム塩は、塩化シアヌルと4,4’−ジアミノスチルベ
ン・ジスルホン酸の二ナトリウム塩、アニリンおよびジ
エタノールアミンとを、反応混合物のpHを濃水酸化ナ
トリウム溶液により9.0乃至9.5に調節しながら連
続的に反応させ、反応混合物を蒸発乾固させて製造でき
る。もし水酸化ナトリウムにより処理する前に遊離酸の
形で単離すると、結晶形Fを持つ水和物が得られる。
【0008】水和物がA形である4,4’−ジトリアジ
ニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベンを希水酸化
ナトリウム溶液により中和し、均質化し、室温に放置す
ると、水和物結晶形がC形であるものが得られ、水和物
がA形である4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,
2’−ジスルホスチルベンのナトリウム塩を、水性塩化
ナトリウム溶液で処理し、安定化させ、均質化すると水
和物結晶形がD形であるものが得られ、水和物がA形で
ある4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,2’−ジス
ルホスチルベンの遊離酸を濃水酸化ナトリウム溶液で処
理し、均質化すると水和物結晶形がE形であるものが得
られる。水和物結晶がG形であるものは、水和物結晶形
がE形であるものを密閉容器内で昇温時に平衡化させて
得られる。
【0009】水和物C形はさらに、相当する遊離酸の水
性懸濁液をC形の種晶を用いて種晶添加することにより
調製することができる。この方法は、30重量%以上、
好ましくは30乃至50重量%の活性物質濃度が使用で
き、得られた懸濁液は所要の濃度にすることができ、濃
縮する必要がないという利点がある。
【0010】図3に相当する水和物結晶D形、またはE
形と名付けられ図4に示されたものと本質的に同じであ
るX線回折図形により特徴づけられる結晶形の水和物
は、C形水和物の製造に関して記載された種晶添加法に
よっても調製することができる。
【0011】好ましい実施態様においては、式(1)の
新規水和物の1種または1種以上の混合物は、無機塩電
解質の水性溶液、好ましくはアルカリ金属のハロゲン化
物または硫酸塩、とくに塩化ナトリウムまたは硫酸ナト
リウムと、式(1)の活性物質を調整混合することによ
り調製できる。この方法は、先ず電解質の水性溶液を調
製し、ついでこの電解質の水性溶液に予め調製した式
(1)の活性物質の試料に種晶として添加するとよい。
種晶添加した電解質溶液のpHを7.5乃至9.0、好
ましくは8.0乃至8.5の範囲に保ちながら、種晶添
加した電解質溶液に、遊離酸の形にした式(1)の活性
物質を、アルカリ好ましくは水酸化ナトリウムおよび水
とともに、同時かつ少量づつ添加するのが好ましい。水
と活性物質の遊離酸を、a)合成混合物中の活性物質含
有量が5乃至40重量%、好ましくは10乃至30重量
%、とくに15乃至25重量%の範囲内となり、b)合
成混合物中の電解質含有量が0.5乃至2.5重量%、
好ましくは1乃至は2重量%、とくに約1.5重量%と
なる迄添加する。
【0012】種晶としては、平均粒度が10ミクロンを
著しく超えない小さい結晶形を使用する必要がある。こ
うすると種晶含有量を実質的に減少することができ、全
体の活性物質含有量に対して、例えば0.1乃至5重量
%以下になるようにできる。種晶添加は攪拌をせずに行
なうのが好ましい。
【0013】種晶含有量は、全体の活性物質含有量に対
して一般に1乃至60重量%、好ましくは1乃至50重
量%、とくに好ましくは1乃至30重量%である。最終
化合物の一部分のみが新しい出発材料で置換される場合
は全て、転換は半連続または連続法として実施すること
ができる。
【0014】本発明の式(1)の水和物の混合物を調製
する反応温度は、好ましくは10乃至95℃の範囲内、
より好ましくは35乃至55℃の範囲内である。
【0015】4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,
2’−ジスルホスチルベン(1)の二カリウムおよびリ
チウム塩は、4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,
2’−ジスルホスチルベンの遊離酸形を、水酸化カリウ
ムまたは水酸化リチウムによりそれぞれ中和して得られ
る。二リチウム塩の場合、昇温時の中和で直接得られた
塩のスラリーを平衡化することにより、さらに水和物の
2種類の結晶形が得られる。
【0016】また本発明は、式(1)の新規水和物形の
1種以上の活性物質を30乃至50重量%含有する水性
配合物を提供する。この配合物は流動性を保ち、かつ良
好な計量性を有し、沈降物を形成することなく何カ月も
安定で、長期間5乃至40℃の温度に放置した後でさえ
も安定である。
【0017】式(1)の新規な水和物結晶形A形、B
形、C形、D形、E形およびG形の1種または1種以上
の形をとる活性物質を、30乃至50重量%含有する水
性配合物は、配合助剤を添加しない場合は高粘度であ
り、はけ塗りペーストの製造またはそのペーストに混ぜ
るのに適している。
【0018】かくして異なった結晶形を有する式(1)
の新規水和物形の1種またはそれ以上の形で存在する活
性物質を組合せることにより、さらに助剤を存在させる
ことなく、希望する粘度の水性配合物を選択的に確立す
ることができる。水性配合物には、これに含まれている
水和物を安定させるために、電解質、例えばNaClま
たはNa2SO4もしくはそれらの混合物を混合すること
ができる。
【0019】異なった結晶形を持つ本発明の水和物の特
別の利点としては、環境上有害な配合助剤を添加するこ
となく、広範囲の粘度を持ちすぐ使用できて安定な配合
物が製造できることである。
【0020】しかし必要ならば、本発明により得られた
配合物には、分散剤、ビルダー、保護コロイド、安定
剤、防腐剤、香料および金属封鎖剤のような注文配合用
助剤を含有させることができる。
【0021】分散剤としては、ジトリルエーテルスルホ
ン酸のような芳香族スルホン酸とホルムアルデヒドとの
縮合物、ナフタリンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸
塩のようなアニオン分散剤が好ましい。
【0022】適当なビルダーまたは保護コロイドの例と
しては、キサンタン、カルボキシメチルセルロースのよ
うなセルロースもしくはヘテロ多糖から誘導された変性
多糖、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピ
ロリドン(PVP)、ポリエチレングリコール(PE
G)ならびにケイ酸アルミニウムまたはケイ酸マグネシ
ウムが挙げられる。これらは通常配合物の全重量に対し
て0.01乃至2重量%、好ましくは0.05乃至0.
5重量%の濃度範囲で使用される。
【0023】安定剤として使用できる助剤の例として
は、配合物の全重量に対して0.2乃至5重量%、好ま
しくは0.3乃至2重量%の量で使用するエチレングリ
コール、プロピレングリコールまたは分散剤が挙げられ
る。
【0024】安定剤として使用できる化合物としては、
配合物の全重量に対して0.1乃至1重量%、好ましく
は0.1乃至0.5重量%の量で使用する1,2−ベン
ゾイソチアゾリン−3−オン、ホルムアルデヒドまたは
クロロアセトアミドが挙げられる。
【0025】こうして調製された濃厚配合物は、紙また
は繊維材料の蛍光増白用として、例えば洗剤中で使用す
ることができる。このため濃厚配合物は、実際の使用に
当たっては、一般にさらに助剤または水を添加して最適
の濃度迄希釈される。
【0026】以下の実施例により本発明をさらに説明す
る。本明細書における部および%は特記しない限り重量
部および重量%を表す。
【実施例】
【0027】実施例1 反応容器内で氷400g、塩化シアヌル120gおよび
メチルエチルケトン785gを混合し、よく攪拌しなが
ら外部から冷却しつつ、水800g中に120gの4,
4’−ジアミノスチルベン−2,2’−ジスルホン酸二
ナトリウム塩を溶かした液と17%炭酸ナトリウム溶液
164.5gとで5〜10℃で20分間処理する。この
際同時に17%炭酸ナトリウム溶液39.4gを添加し
てpHを4.5に保つ。添加後、アニリン55.4gと
ジエタノールアミン8.7gを添加するが、36%水酸
化ナトリウム溶液72.2gを同時に添加してpHを
9.5に保つ。60℃に加熱後、ジエタノールアミン7
8.8gを添加するがこのとき36%水酸化ナトリウム
溶液72.2gを同時に添加してpHを8.2に保つ。
反応混合物を還流するまで加熱し、水1000gで漸次
置き換えながらメチルエチルケトンを蒸発除去する。温
度95℃で、反応混合物に16%塩酸溶液170gを添
加してpHを4.5まで酸性化し、水を加えて容量を
2.7リットルに調節する。70℃に冷却後反応混合物
を濾過し、フィルターケークを水1.8リットルで洗浄
して遊離酸を得る。この遊離酸の30%懸濁液を95℃
に加熱し、36%水酸化ナトリウム溶液を添加してpH
を9.0〜9.5に調節する。ついで得られた溶液を蒸
発乾固して二ナトリウム塩である式(1)の化合物を得
る。この化合物は、水1モルを含むA結晶形を有し、こ
れは添付の図5に示すX線回折図形に相当する。
【0028】実施例2 式(1)の二ナトリウム塩を遊離酸形にしたもの75.
0g(活性物質として40重量%)を25℃で脱イオン
水24.7gに分散させる。かくして得られた分散液に
キサンタンガム0.2gとProxel GXL(1,2
−ベンズイソチアゾリン−3−オン)0.1gを添加し
て安定させ、混合物を均質にする。均質にした懸濁液を
2N水酸化ナトリウム32.8mlで中和する。均質化し
中和した懸濁液は図1に示されたX線回折図形に相当す
るB結晶形を有している。これを25℃に2日間放置す
ると、容易に注ぐことができ、かつ図2に示すX線回折
図形に相当する水17モルを含むC結晶形を有する懸濁
液が得られる。出発材料として式(1)の二ナトリウム
塩のA、B、D、E、FまたはG形の純粋水和物、また
はこれらの混合物を使用しそれ以外は同じ手順を用いて
も、容易に注ぐことができ水17モルを含むC結晶形を
有する懸濁液が得られるが、これは添付の図2に示すX
線回折図形に相当する。
【0029】実施例3 実施例1で得られた湿フィルターケーク700g(≡遊
離酸265g)を40〜45℃で、水314gに漸次添
加する。ついで42℃で、実施例2で得たC結晶形水和
物の種晶20gを添加する。このとき36%水酸化ナト
リウム溶液を同時に添加してpHを8.7〜9.1に保
持する。5時間後懸濁液を25〜30℃に冷却し、プロ
ピレングリコール5.5gに予備分散した50%グルタ
ルアルデヒド2.2gとキサンタンガム(多糖)2.2
gを添加して安定させる。容易に注ぐことができ、水1
7モルを含むC結晶形を持つ懸濁液が得られるが、これ
は図2に示すX線回折図形に相当する。
【0030】実施例4 反応フラスコ中で6%塩化ナトリウム水溶液400gを
60℃に加熱する。この溶液に式(1)の二ナトリウム
塩(活性物質90重量%で10%塩化ナトリウムを含
む)120gを加え、この混合物を90℃に加熱する。
6%塩化ナトリウム水溶液180gを添加し、この混合
物を攪拌しながら25℃に冷却する。得られた懸濁液を
1,2−プロピレングリコール6.1gに予備分散した
キサンタンガム2.45gを添加して安定化させ、混合
物を90℃に2時間加熱する。得られた混合物を攪拌し
ながら25℃に冷却し、Proxel GXL(1,2
−ベン ズイソチアゾリン−3−オン)3.22gを安
定剤として添加し、混合物をさらに12時間攪拌し、最
後に高速攪拌機を使用して均質化する。水14モルを含
むD結晶形を持つ懸濁液が得られる。これは添付の図3
に示すX線回折図形に相当する。
【0031】実施例5 反応フラスコ中で脱イオン水400mlを40℃に予備加
熱する。この水に式(1)の二ナトリウム塩の遊離酸形
(活性物質として40重量%を含む)800gを少しづ
つ添加し、同時に37%(50重量/容量%)水酸化ナ
トリウム水溶液を少量づつ添加して混合物のpHを8.
2に一定に保つ。添加終了後、全体の混合物を脱イオン
水400mlで希釈し、1時間攪拌しついで均質化する。
水14モルを含むE結晶形を持つ懸濁液が得られ、これ
は添付の図4に示すX線回折図形に相当する。
【0032】実施例6 実施例1で得られた湿フィルターケーク620g(≡遊
離酸279g)を水304gに分散させ、プロピレング
リコール3.3gに予備分散させたProxel GX
L 1.7gとキサンタンガム(多糖)3.3gにより
安定化させる。水7モルを含むF結晶形を持つ懸濁液が
得られ、これは添付の図6に示すX線回折図形に相当す
る。
【0033】実施例7 実施例5で得られたE結晶形水和物の20%スラリー
を、密封容器内において60℃で攪拌し、この温度で少
なくとも20時間保持する。室温に冷却した後に水7モ
ルを含むG結晶形を持つ懸濁液が得られ、これは添付の
図7に示すX線回折図形に相当する。
【0034】実施例8 6重量%の塩化ナトリウム水溶液400mlを調製する。
ついでこの溶液に予め調製した式(1)の二ナトリウム
塩の水性スラリーを種晶として添加する。種晶添加した
溶液の温度を45℃に調節し、同時にこの種晶添加した
溶液に、得られた混合物のpHを一定の8.2に保持し
ながら、a)式(1)の二ナトリウム塩の遊離酸形(活
性物質含有量が40重量%)である湿フィルターケーク
(湿った水性圧縮ケーク)、b)水酸化ナトリウム水溶
液およびc)水を添加する。反応混合物中の遊離酸形の
活性物質含有量が15乃至25重量%範囲になり、反応
混合物中の塩化ナトリウム含有量が1.5重量%になる
迄、水と遊離酸の湿フィルターケークを添加する。反射
ジオメトリーとCu放射にX’Pert粉末回折計( Phi
llips,Almelo)を用いて、こうして得られた水性生成
物を調べる。この装置は、ガスによりパージができるよ
う密閉試料室(Anton Parr)が装着されている。水性
生成物はそのまま試料キャリヤー中に層厚0.8mmで充
填され、相対湿度を80乃至90%に保ちながら窒素下
で粉末ダイアグラムの測定が行なわれる。このようにし
て得られた水性生成物は、結晶形A、B、C、D、E、
FまたはGの純粋水和物、もしくはこれらの混合物から
なっていることがわかる。
【0035】実施例9 実施例8の出発材料である塩化ナトリウムの水溶液の代
わりに硫酸ナトリウム水溶液を用いると同じ結果が得ら
れる。
【0036】実施例10 3重量%の塩化ナトリウム水溶液400mlを調製する。
ついでこの溶液に予め調製した式(1)の二ナトリウム
塩の水性スラリーを種晶として添加する。種晶添加した
溶液の温度を45℃に調節し、混合物のpHを一定の
8.2に保持しながら、a)式(1)の二ナトリウム塩
の遊離酸形(活性物質含有量が40重量%)である湿フ
ィルターケーク、b)水酸化ナトリウム水溶液および
c)水を添加する。反応混合物中の遊離酸形の活性物質
含有量が15乃至25重量%範囲になり、反応混合物中
の塩化ナトリウム含有量が0.75重量%になる迄、水
と湿フィルターケーク(遊離酸)を添加する。反射ジオ
メトリーとCu放射にX’Pert粉末回折計( Phillip
s,Almelo)を用いて、得られた水性生成物を調べる。
このようにして得られた水性生成物は、結晶形A、B、
C、D、E、FまたはGの純粋水和物、もしくはこれら
の混合物からなっていることがわかる。
【0037】実施例11 実施例10の出発材料である塩化ナトリウムの水溶液の
代わりに硫酸ナトリウム水溶液を用いると同じ結果が得
られる。
【0038】実施例12 1.5重量%の水性塩化ナトリウム溶液400mlを調製
する。ついでこの溶液に予め調製した式(1)の二ナト
リウム塩の水性スラリーを種晶として添加する。種晶添
加した溶液の温度を45℃に調節し、混合物のpHを一
定の8.2に保持しながら、a)式(1)の二ナトリウ
ム塩の遊離酸形(活性物質含有量が40重量%)である
湿フィルターケーク、b)水酸化ナトリウム水溶液およ
びc)水を添加する。反応混合物中の遊離酸形の活性物
質含有量が15乃至25重量%範囲内になり、反応混合
物中の塩化ナトリウム含有量が0.25重量%になる
迄、水と湿フィルターケーク(遊離酸)を添加する。反
射ジオメトリーとCu放射にX’Pert粉末回折計( P
hillips,Almelo)を用いて、得られた水性生成物を調
べる。このようにして得られた水性生成物は、結晶形
A、B、C、D、E、FまたはGの純粋水和物、もしく
はこれらの混合物からなっていることがわかる。
【0039】実施例13 実施例12の出発材料である塩化ナトリウム水溶液の代
わりに硫酸ナトリウム水溶液を用いると同じ結果が得ら
れる。
【0040】実施例14 1.5重量%の水性塩化ナトリウム溶液400mlを調製
する。ついでこの溶液に予め調製した式(1)の二ナト
リウム塩の水性スラリーを種晶として添加する。種晶添
加した溶液の温度を45℃に調節し、同時にこの種晶添
加した溶液に、混合物のpHを一定の8.2に保持しな
がら、a)式(1)の二ナトリウム塩(活性物質含有量
が40重量%)の湿フィルターケーク、b)水酸化ナト
リウム水溶液およびc)水を添加する。反応混合物中の
遊離酸形の活性物質含有量が15乃至25重量%範囲内
になり、反応混合物中の塩化ナトリウム含有量が0.2
5重量%になる迄、水と湿フィルターケーク(遊離酸)
を添加する。反射ジオメトリーとCu放射にX’Pert
粉末回折計( Phillips,Almelo)を用いて、得られ
た水性生成物を調べる。このようにして得られた水性生
成物は、結晶形A、B、C、D、E、FまたはGの純粋
水和物、もしくはこれらの混合物からなっていることが
わかる。
【0041】実施例15 1.5重量%の塩化ナトリウム水溶液400mlを調製す
る。ついでこの溶液に予め調製した式(1)の二ナトリ
ウム塩を種晶として添加する。予め調製した式(1)の
二ナトリウム塩は、遊離酸形の活性物質を含む有機相中
で調製し、最終工程で90乃至100℃にして得られ
る。種晶添加した溶液の温度を45℃に調節し、同時に
この種晶添加した溶液にa)遊離酸形の活性物質を含む
前記有機相とb)水とを添加する。反応混合物中の遊離
酸形の活性物質含有量が15乃至25重量%範囲にな
り、反応混合物中の塩化ナトリウム含有量が0.25重
量%になる迄、水と遊離酸形の活性物質を含む前記有機
相を添加する。反射ジオメトリーとCu放射にX’Per
t粉末回折計( Phillips,Almelo)を用いて、得られ
た水性生成物を調べる。このようにして得られた水性生
成物は、結晶形A、B、C、D、E、FまたはGの純粋
水和物、もしくはこれらの混合物からなっていることが
分かる。
【0042】実施例16 実施例15の出発材料である塩化ナトリウム水溶液の代
わりに硫酸ナトリウム水溶液を用いると同じ結果が得ら
れる。
【0043】実施例17 A水和物形を有する4,4’−ジトリアジニルアミノ−
2,2’−ジスルホスチルベンの遊離酸(活性物質含有
量40%)75.0gを、脱イオン水24.7g中に分
散させ、多糖(キサンタンガム型)0.2gおよびPr
oxel GXL0.1gを添加して、得られた混合物
を均質にする。これを40℃または60℃で24時間貯
蔵した後、混合物を2N水酸化カリウム32.8mlを用
いて中和する。室温に貯蔵した後で、水を13モル含
み、図8に示されたX線回折図形により特徴づけらる、
容易に注げる二カリウム塩の懸濁物が得られる。
【0044】実施例18 A水和物形を有する4,4’−ジトリアジニルアミノ−
2,2’−ジスルホスチルベンの遊離酸(活性物質含有
量40%)75.0gを、脱イオン水24.7g中に分
散させ、多糖(キサンタンガム型)0.2gおよびPr
oxel GXL0.1gを添加し、得られた混合物を
均質にする。これを40℃で24時間貯蔵した後、混合
物を2N水酸化リチウム32.8mlを用いて中和する。
室温に貯蔵した後、水を29モル含み、図9に示すX線
回折図形により特徴づけられる、容易に注げる二リチウ
ム塩の懸濁物が得られる。
【0045】実施例19 実施例18と同様にして得られた二リチウム塩10g
を、密閉容器内で60℃で攪拌する。15分後に透明な
液が得られ、これを長時間攪拌すると沈殿し始める。同
じ温度で12時間攪拌した後、混合物を冷却し、沈殿し
た固形分を濾取する。水を14モル含み、図10に示す
X線回折図形により特徴づけられる二リチウム塩を得
る。
【0046】実施例20 温度55℃で平衡化を行なうこと以外は実施例19の手
順を繰り返す。水を13モル含み、図11に示すX線回
折図形により特徴づけられる二リチウム塩を得る。
【0047】実施例21 ブナ/トウヒ(50:50)の亜硫酸パルプ懸濁液を、
填料として炭酸カルシウム20重量%が存在している水
(25ppmのCaOを含む)中で攪拌する。実施例1乃
至20の各生成物0.4重量%を、別々のパルプ懸濁液
試料に添加し、各試験スラリーを15分間攪拌する。各
試験パルプ懸濁液から坪量80g/m2の平判紙が形成さ
れ、それぞれの平判紙を乾燥する。各乾燥平判紙の白色
度(SCAN−66:93により測定されたCIE白色
度)を測定すると140〜142であることがわかる。
同じようにして作った紙で、本発明による蛍光増白剤配
合物を加えない紙のCIE−白色度は、僅か75であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例2のX線回折図形である。
【図2】実施例3のX線回折図形である。
【図3】実施例4のX線回折図形である。
【図4】実施例5のX線回折図形である。
【図5】実施例1のX線回折図形である。
【図6】実施例6のX線回折図形である。
【図7】実施例7のX線回折図形である。
【図8】実施例17のX線回折図形である。
【図9】実施例18のX線回折図形である。
【図10】実施例19のX線回折図形である。
【図11】実施例20のX線回折図形である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレ ジオフィロイ フランス国,68440 ハブスヘイム,リュ サン マルタン 23 (72)発明者 アンドレアス バークハード スイス国,4055 バーゼル,ブロッツェイ マーシュトラーセ 29 (72)発明者 アーウィン マルティ スイス国,4054 バーゼル,イム ランゲ ン ロー 181 (72)発明者 ヴェルナー シュライバー スイス国,4058 バーゼル,リーヘンシュ トラーセ 264 (72)発明者 ヨセフ ツェルガー スイス国,4125 リーヘン,パラディース シュトラーセ 1

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式で表される4,4’−ジトリアジ
    ニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化合物の水
    和物であって、 【化1】 (式中、MおよびM1はそれぞれ独立的に水素、アルカ
    リ金属、アルカリ土類金属またはアン モニウムであ
    り、xは1乃至30の範囲内の数である) 該水和物(1)の結晶形は、下記X線回折図形1乃至1
    1に示されたものと本質的に同じであるX線回折図形に
    より特徴づけられるものである水和物; 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 または式(1)で表される4,4’−ジトリアジニルア
    ミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化合物の上記水和
    物を1種または1種以上含む混合物。
  2. 【請求項2】 MおよびM1はともにナトリウムであ
    り、水和物がX線回折図形1乃至5に示されたものと本
    質的に同じであるX線回折図形により特徴づけられる請
    求項1記載の4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,
    2’−ジスルホスチルベン化合物の水和物、 またはMおよびM1がナトリウムである式(1)で表さ
    れる4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,2’−ジス
    ルホスチルベン化合物の上記水和物を1種または1種以
    上含む混合物。
  3. 【請求項3】 MおよびM1は水素またはナトリウムで
    あり、水和物がX線回折図形6乃至7に示されたものと
    本質的に同じであるX線回折図形により特徴づけられる
    請求項1に記載する4,4’−ジトリアジニルアミノ−
    2,2’−ジスルホスチルベン化合物の水和物;または
    MおよびM1がナトリウムである式(1)で表される
    4,4’−ジトリアジニルアミノ−2,2’−ジスルホ
    スチルベン化合物の上記水和物を1種または1種以上含
    む混合物。
  4. 【請求項4】 MおよびM1はともにカリウムであり、
    水和物がX線回折図形8に示されたものと本質的に同じ
    であるX線回折図形により特徴づけられており、xが9
    乃至17である請求項1に記載する4,4’−ジトリア
    ジニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化合物の
    水和物。
  5. 【請求項5】 MおよびM1はともにリチウムであり、
    水和物がX線回折図形9乃至11に示されたものと本質
    的に同じであるX線回折図形により特徴づけられている
    請求項1に記載する4,4’−ジトリアジニルアミノ−
    2,2’−ジスルホスチルベン化合物の水和物;または
    MおよびM1がリチウムであり、xが9乃至30である
    式(1)で 表される4,4’−ジトリアジニルアミノ
    −2,2’−ジスルホスチルベン化合物の水和物を1種
    または1種以上含む混合物。
  6. 【請求項6】 MおよびM1がともにカルシウムもしく
    はマグネシウムである請求項1に記載する4,4’−ジ
    トリアジニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベン化
    合物の水和物。
  7. 【請求項7】 MおよびM1がともにアンモニウムであ
    る請求項1に記載する4,4’−ジトリアジニルアミノ
    −2,2’−ジスルホスチルベン化合物の水和物。
  8. 【請求項8】 水和物がB形と名付けられる結晶形であ
    り、かつX線回折図形1と本質的に同じであるX線回折
    図形により特徴づけられる請求項2に記載する水和物ま
    たはその混合物。
  9. 【請求項9】 水和物がC形と名付けられる結晶形であ
    り、かつX線回折図形2と本質的に同じであるX線回折
    図形により特徴づけられ、xが14乃至20である請求
    項2に記載する水和物またはその混合物。
  10. 【請求項10】 水和物がD形と名付けられる結晶形で
    あり、かつX線回折図形3と本質的に同じであるX線回
    折図形により特徴づけられ、xが10乃至14である請
    求項2に記載する水和物またはその混合物。
  11. 【請求項11】 水和物がE形と名付けられる結晶形で
    あり、かつX線回折図形4と本質的に同じであるX線回
    折図形により特徴づけられ、xが16乃至26である、
    請求項2に記載する水和物またはその混合物。
  12. 【請求項12】 水和物がA形と名付けられる結晶形で
    あり、かつX線回折図形5と本質的に同じであるX線回
    折図形により特徴づけられ、xが1乃至6である請求項
    2に記載する水和物またはそれの混合物。
  13. 【請求項13】 水和物がF形と名付けられる結晶形で
    あり、かつX線回折図形6と本質的に同じであるX線回
    折図形により特徴づけられ、xが4乃至10である、請
    求項2に記載する水和物またはその混合物。
  14. 【請求項14】 水和物がG形と名付けられる結晶形で
    あり、かつX線回折図形7と本質的に同じであるX線回
    折図形により特徴づけられ、xが4乃至10である、請
    求項2に記載する水和物またはその混合物。
  15. 【請求項15】 塩化シアヌルを4,4’−ジアミノス
    チルベンジスルホン酸二ナトリウム塩、アニリンおよび
    ジエタノールアミンと濃水酸化ナトリウム溶液によりこ
    れらの反応混合物のpHを9.0乃至9.5に調節しな
    がら連続的に反応させ、該反応混合物を蒸発乾固させる
    ことからなる、水和物結晶A形を有する4,4’−ジト
    リアジニルアミノ−2,2’−ジスルホルベンの二ナト
    リウム塩を製造する方法。
  16. 【請求項16】 水和物結晶A形を有する4,4’−ジ
    トリアジニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベンの
    遊離酸を希水酸化ナトリウム溶液により中和し、均質化
    し、室温に放置することからなる、水和物結晶C形を製
    造する方法;水和物結晶A形を有する4,4’−ジトリ
    アジニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベンの二ナ
    トリウム塩を塩化ナトリウム水溶液により処理し、安定
    化および均質化することからなる水和物結晶D形を製造
    する方法;および水和物結晶A形を有する4,4’−ジ
    トリアジニルアミノ−2,2’−ジスルホスチルベンの
    遊離酸を濃水酸化ナトリウム溶液により処理し、均質化
    することからなる水和物結晶E形を製造する方法。
  17. 【請求項17】 無機塩電解質水溶液と請求項2記載の
    式(1)の活性物質を混合することからなる、請求項2
    記載の式(1)の新規水和物を2種または2種以上含む
    混合物の製造方法。
  18. 【請求項18】 無機塩電解質がアルカリ金属のハロゲ
    ン化物または硫酸塩である請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 アルカリ金属のハロゲン化物または硫
    酸塩が塩化ナトリウムまたは硫酸ナトリウム、もしくは
    これらの混合物である請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 a)先ず電解質水性溶液を調製し、
    b)この電解質溶液に予め調製した請求項17記載の方
    法で得た式(1)の活性物質試料を種晶として添加し、
    種晶添加した電解質溶液のpHを7.5乃至9.0に保
    持しながら、c)種晶添加した電解質溶液に、遊離酸形
    の式(1)の活性物質、アルカリおよび水を同時にかつ
    少しづつ添加することからなる、請求項17乃至19の
    いずれかに記載する方法。
  21. 【請求項21】 工程b)の種晶添加した電解質溶液の
    pHを8.0乃至8.5の範囲内に保持する請求項20
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 工程c)のアルカリが水酸化ナトリウ
    ムである請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 水と活性物質の遊離酸を、a)合成混
    合物中の活性物質含有量が5乃至40重量%の範囲内と
    なり、b)合成混合物中の電解質含有量が0.5乃至
    2.5重量%の範囲内となる迄混合していく、請求項1
    7乃至22のいずれかに記載の方法。
  24. 【請求項24】 水と活性物質の遊離酸を、a)合成混
    合物中の活性物質含有量が10乃至30重量%の範囲内
    となり、b)合成混合物中の電解質含有量が1乃至2重
    量%の範囲となるまで混合していく、請求項23に記載
    の方法。
  25. 【請求項25】 水と活性物質の遊離酸を、a)合成混
    合物中の活性物質含有量が15乃至20重量%の範囲内
    となり、b)合成混合物中の電解質含有量が約1.5重
    量%の範囲内となる迄混合していく、請求項23に記載
    する方法。
  26. 【請求項26】 平均粒度が10ミクロンを著しく超え
    ない小結晶である種晶を使用する請求項15乃至25の
    いずれかに記載の方法。
  27. 【請求項27】 添加する種晶量が全活性物質含有量に
    対して0.1乃至60重量%である請求項15乃至26
    のいずれかに記載の方法。
  28. 【請求項28】 添加する種晶量が全活性物質含有量に
    対して1乃至50重量%である請求項27に記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 添加する種晶量が全活性物質含有量に
    対して1乃至30重量%である請求項28に記載の方
    法。
  30. 【請求項30】 式(1)で表される水和物の混合物を
    調製する反応温度が10乃至95℃の範囲内である請求
    項15乃至29のいずれかに記載の方法。
  31. 【請求項31】 式(1)で表される水和物の混合物を
    調製する反応温度が35乃至55℃の範囲内である請求
    項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 4,4’−ジトリアジニルアミノ−
    2,2’−ジスルホスチルベンのナトリウム塩を塩酸に
    より酸性化し、沈殿した生成物を濾過することによって
    請求項15に記載の結晶形F形を遊離酸形として製造す
    る方法。
  33. 【請求項33】 4,4’−ジトリアジニルアミノ−
    2,2’−ジスルホスチルベンの遊離酸形をそれぞれ水
    酸化カリウムまたは水酸化リチウムで中和することより
    なる請求項4および5に記載する化合物の製造方法。
  34. 【請求項34】 請求項1に定義する式(1)の新規水
    和物の1種以上の形をとる、またはそれらの混合物の形
    をとる活性物質を、30乃至50重量%含有する水性配
    合物。
  35. 【請求項35】 請求項2に定義する式(1)の新規水
    和物A形、B形、C形、D形およびE形の1種以上の形
    をとる、またはそれらの混合物の形をとる活性物質を、
    30乃至50重量%含有する水性配合物。
  36. 【請求項36】 電解質も存在している請求項34およ
    び35のいずれかに記載の水性配合物。
  37. 【請求項37】 電解質がNaClまたはNa2SO4
    またはそれらの混合物である請求項36に記載の水性配
    合液。
  38. 【請求項38】 分散剤、ビルダー、保護コロイド、安
    定剤、香料および金属封鎖剤から選ばれた1種または1
    種以上の配合助剤も存在する請求項34乃至37のいず
    れかに記載の水性配合物。
  39. 【請求項39】 分散剤がアニオン分散剤である請求項
    38に記載の水性配合物。
  40. 【請求項40】 アニオン分散剤が芳香族スルホン酸と
    ホルムアルデヒドとの縮合物、ナフタリンスルホン酸塩
    またはリグニンスルホン酸塩である請求項39に記載の
    水性配合物。
  41. 【請求項41】 芳香族スルホン酸とホルムアルデヒド
    との縮合物がジトリルエーテルスルホン酸とホルムアル
    デヒドとの縮合物である請求項40に記載の水性配合
    物。
  42. 【請求項42】 ビルダーまたは保護コロイドがセルロ
    ースまたはヘテロ多糖から誘導された変性多糖、ポリビ
    ニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(P
    VP)、ポリエチレングリコール(PEG)もしくはケ
    イ酸アルミニウムまたはケイ酸マグネシウムであり、こ
    れらを配合物の全重量に対して0.01乃至2重量%の
    濃度範囲で使用する請求項38に記載の水性配合物。
  43. 【請求項43】 セルロースまたはヘテロ多糖から誘導
    された変性多糖がキサンタンまたはカルボキシメチルセ
    ルロースである請求項42に記載の水性配合物。
  44. 【請求項44】 安定剤がエチレングリコールまたはプ
    ロピレングリコールであり、これを配合物の全重量に対
    して0.2乃至5重量%使用する請求項38に記載の水
    性配合物。
  45. 【請求項45】 安定剤が1,2−ベンゾイソチアゾリ
    ン−3−オン、ホルムアルデヒドまたはクロロアセトア
    ミドであり、これを配合物の全重量に対して0.1乃至
    1重量%使用する請求項38に記載の水性配合物。
  46. 【請求項46】 紙または繊維材料と請求項34乃至4
    5のいずれかに記載の水性配合物とを接触させることを
    含む紙または繊維材料の蛍光増白法。
  47. 【請求項47】 繊維材料が増白され、水性配合物が洗
    剤である請求項46に記載の方法。
  48. 【請求項48】 実際に適用するために、水性配合物に
    助剤または水をさらに添加して希釈または最適濃度にす
    る請求項46または47に記載の方法。
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