JPH10302563A - グロメット - Google Patents
グロメットInfo
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- JPH10302563A JPH10302563A JP9104714A JP10471497A JPH10302563A JP H10302563 A JPH10302563 A JP H10302563A JP 9104714 A JP9104714 A JP 9104714A JP 10471497 A JP10471497 A JP 10471497A JP H10302563 A JPH10302563 A JP H10302563A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
- F16L5/02—Sealing
- F16L5/10—Sealing by using sealing rings or sleeves only
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/08—Distribution boxes; Connection or junction boxes
- H02G3/081—Bases, casings or covers
-
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- H02G3/02—Details
- H02G3/08—Distribution boxes; Connection or junction boxes
- H02G3/088—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings or inlets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネル装着後のパネル嵌合部の弾性変形を確
実に防いで、パネル嵌合部の防水性の向上を図ることが
できるグロメットを提供する。 【解決手段】 ワイヤハーネスWを貫通させて嵌合する
円筒状の電線嵌合部11と、パネルの楕円形状の貫通孔
に弾性変形して嵌合される略楕円筒状のパネル嵌合部1
3とを有したグロメット10において、パネル嵌合部1
3の当接鍔部16の直線部分Pの肉厚を円弧部分Qの肉
厚よりも厚肉に突出形成した。パネル嵌合部13を、パ
ネルの貫通孔に案内される案内斜面部14と、貫通孔に
嵌合される嵌合溝15と、貫通孔の回りのパネルに当接
される当接鍔部16で成し、案内斜面部14の先端部1
4a及び当接鍔部16の各直線部分Pの肉厚を各円弧部
分Qの肉厚よりも外側に厚肉になるように突出形成し
た。当接鍔部16の直線部分Pの肉厚を円弧部分Qの肉
厚よりも内側に更に厚肉になるように突出形成した。
実に防いで、パネル嵌合部の防水性の向上を図ることが
できるグロメットを提供する。 【解決手段】 ワイヤハーネスWを貫通させて嵌合する
円筒状の電線嵌合部11と、パネルの楕円形状の貫通孔
に弾性変形して嵌合される略楕円筒状のパネル嵌合部1
3とを有したグロメット10において、パネル嵌合部1
3の当接鍔部16の直線部分Pの肉厚を円弧部分Qの肉
厚よりも厚肉に突出形成した。パネル嵌合部13を、パ
ネルの貫通孔に案内される案内斜面部14と、貫通孔に
嵌合される嵌合溝15と、貫通孔の回りのパネルに当接
される当接鍔部16で成し、案内斜面部14の先端部1
4a及び当接鍔部16の各直線部分Pの肉厚を各円弧部
分Qの肉厚よりも外側に厚肉になるように突出形成し
た。当接鍔部16の直線部分Pの肉厚を円弧部分Qの肉
厚よりも内側に更に厚肉になるように突出形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用の
ワイヤハーネス(電線束)をパネルに貫通させて配索す
る際に使用される防水性等に優れたグロメットに関す
る。
ワイヤハーネス(電線束)をパネルに貫通させて配索す
る際に使用される防水性等に優れたグロメットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のグロメットとして、図7,図8
に示すものが知られている。このグロメット1は、図
7,図8に示すように、ワイヤハーネスWを貫通させて
嵌合保持する円筒状の電線嵌合部2と、パネル8の楕円
形状の貫通孔9に圧縮弾性変形して嵌め合わされる略楕
円筒状のパネル嵌合部4とを軟質弾性材としてのゴム材
により一体成形してある。このパネル嵌合部4の直線部
分(図9中符号Pで示す)の肉厚と円弧部分(図9中符
号Qで示す)の肉厚は同じ厚肉に形成してある。即ち、
パネル嵌合部4は、電線嵌合部2より略楕円板状の壁部
3を介して一体成形されて上記パネル8の貫通孔9に案
内される案内斜面部5と、該貫通孔9に嵌合される嵌合
溝6と、上記貫通孔9の回りのパネル8に当接される当
接鍔部7とを備えている。そして、案内斜面部5の先端
部5aの直線部分Pの肉厚と円弧部分Qの肉厚は同じ厚
肉(図7(b),(c)に示すように、嵌合溝6の底面
に相対向する位置から案内斜面部5の先端部5aまでの
厚みが同じ厚みL)になるように形成してあると共に、
当接鍔部7の直線部分Pの肉厚(図7(c)中符号M)
と円弧部分Qの肉厚(図7(b)中符号M)は同じ厚肉
になるように形成してある。尚、上記グロメット1に関
する類似技術は、実開平5−47675号公報と特開平
7−296661号公報及び特開平7−282666号
公報にそれぞれ開示されている。
に示すものが知られている。このグロメット1は、図
7,図8に示すように、ワイヤハーネスWを貫通させて
嵌合保持する円筒状の電線嵌合部2と、パネル8の楕円
形状の貫通孔9に圧縮弾性変形して嵌め合わされる略楕
円筒状のパネル嵌合部4とを軟質弾性材としてのゴム材
により一体成形してある。このパネル嵌合部4の直線部
分(図9中符号Pで示す)の肉厚と円弧部分(図9中符
号Qで示す)の肉厚は同じ厚肉に形成してある。即ち、
パネル嵌合部4は、電線嵌合部2より略楕円板状の壁部
3を介して一体成形されて上記パネル8の貫通孔9に案
内される案内斜面部5と、該貫通孔9に嵌合される嵌合
溝6と、上記貫通孔9の回りのパネル8に当接される当
接鍔部7とを備えている。そして、案内斜面部5の先端
部5aの直線部分Pの肉厚と円弧部分Qの肉厚は同じ厚
肉(図7(b),(c)に示すように、嵌合溝6の底面
に相対向する位置から案内斜面部5の先端部5aまでの
厚みが同じ厚みL)になるように形成してあると共に、
当接鍔部7の直線部分Pの肉厚(図7(c)中符号M)
と円弧部分Qの肉厚(図7(b)中符号M)は同じ厚肉
になるように形成してある。尚、上記グロメット1に関
する類似技術は、実開平5−47675号公報と特開平
7−296661号公報及び特開平7−282666号
公報にそれぞれ開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のグロメット1では、パネル8の貫通孔9にパネル嵌
合部4の嵌合溝6を嵌合装着する際に、図9に示すよう
に、パネル嵌合部4の円弧部分Qの肉厚部が内側に入る
力Gが作用し、図8(a),(c)と図9及び図10
(c)に示すように、パネル嵌合部4の直線部分Pと嵌
合溝6のリップ状のシ−ル部6aの直線部分が内側に大
きく変形するため、パネル8の貫通孔9に対するグロメ
ット1のパネル嵌合部4の接触圧力が小さくなり、ワイ
ヤハーネスWのこじり等の外的負荷によりグロメット1
のパネル嵌合部4とパネル8の貫通孔9との間に隙間が
でき、その隙間から水等が侵入する虞があった。
来のグロメット1では、パネル8の貫通孔9にパネル嵌
合部4の嵌合溝6を嵌合装着する際に、図9に示すよう
に、パネル嵌合部4の円弧部分Qの肉厚部が内側に入る
力Gが作用し、図8(a),(c)と図9及び図10
(c)に示すように、パネル嵌合部4の直線部分Pと嵌
合溝6のリップ状のシ−ル部6aの直線部分が内側に大
きく変形するため、パネル8の貫通孔9に対するグロメ
ット1のパネル嵌合部4の接触圧力が小さくなり、ワイ
ヤハーネスWのこじり等の外的負荷によりグロメット1
のパネル嵌合部4とパネル8の貫通孔9との間に隙間が
でき、その隙間から水等が侵入する虞があった。
【0004】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、パネル装着後の略楕円筒状の
パネル嵌合部の直線部分の変形防止及び防水性等の向上
を図ることができるグロメットを提供することを目的と
する。
べくなされたものであり、パネル装着後の略楕円筒状の
パネル嵌合部の直線部分の変形防止及び防水性等の向上
を図ることができるグロメットを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ワイ
ヤハーネスを貫通させて嵌合保持する円筒状の電線嵌合
部と、パネルの楕円形状の貫通孔に弾性変形して嵌め合
わされる略楕円筒状のパネル嵌合部とを有したグロメッ
トにおいて、前記パネル嵌合部の当接鍔部の直線部分の
肉厚を円弧部分の肉厚よりも厚肉に突出形成したことを
特徴とする。
ヤハーネスを貫通させて嵌合保持する円筒状の電線嵌合
部と、パネルの楕円形状の貫通孔に弾性変形して嵌め合
わされる略楕円筒状のパネル嵌合部とを有したグロメッ
トにおいて、前記パネル嵌合部の当接鍔部の直線部分の
肉厚を円弧部分の肉厚よりも厚肉に突出形成したことを
特徴とする。
【0006】このグロメットでは、パネルへの嵌合装着
時にパネル嵌合部の当接鍔部の円弧部分の肉厚部が内側
に入る力が作用してもパネル嵌合部の当接鍔部の直線部
分の内側に変形する量が小さく抑えられ、パネルの貫通
孔とグロメットのパネル嵌合部の当接鍔部との間に隙間
が発生することがない。
時にパネル嵌合部の当接鍔部の円弧部分の肉厚部が内側
に入る力が作用してもパネル嵌合部の当接鍔部の直線部
分の内側に変形する量が小さく抑えられ、パネルの貫通
孔とグロメットのパネル嵌合部の当接鍔部との間に隙間
が発生することがない。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のグロメ
ットであって、前記パネル嵌合部の案内斜面部の先端部
の直線部分の肉厚を円弧部分の肉厚よりも厚肉に突出形
成したことを特徴とする。
ットであって、前記パネル嵌合部の案内斜面部の先端部
の直線部分の肉厚を円弧部分の肉厚よりも厚肉に突出形
成したことを特徴とする。
【0008】このグロメットでは、パネルへの嵌合装着
時にパネル嵌合部の案内斜面部の円弧部分の肉厚部が内
側に入る力が作用してもパネル嵌合部の案内斜面部の直
線部分の内側に変形する量が小さく抑えられ、パネルの
貫通孔とグロメットのパネル嵌合部の案内斜面部との間
に隙間が発生することがない。
時にパネル嵌合部の案内斜面部の円弧部分の肉厚部が内
側に入る力が作用してもパネル嵌合部の案内斜面部の直
線部分の内側に変形する量が小さく抑えられ、パネルの
貫通孔とグロメットのパネル嵌合部の案内斜面部との間
に隙間が発生することがない。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載のグロメ
ットであって、前記パネル嵌合部を、前記パネルの貫通
孔に案内される案内斜面部と、該貫通孔に嵌合される嵌
合溝と、前記貫通孔の回りのパネルに当接される当接鍔
部とで成し、これら案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の肉厚を各円弧部分の肉厚よりも外側に厚肉
になるようにそれぞれ突出形成したことを特徴とする。
ットであって、前記パネル嵌合部を、前記パネルの貫通
孔に案内される案内斜面部と、該貫通孔に嵌合される嵌
合溝と、前記貫通孔の回りのパネルに当接される当接鍔
部とで成し、これら案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の肉厚を各円弧部分の肉厚よりも外側に厚肉
になるようにそれぞれ突出形成したことを特徴とする。
【0010】このグロメットでは、パネルへの嵌合装着
時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の内側への変形が防止され、グロメットの防
水性及び防音性が向上する。
時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の内側への変形が防止され、グロメットの防
水性及び防音性が向上する。
【0011】請求項4の発明は、請求項3記載のグロメ
ットであって、前記嵌合溝の底面及び前記当接鍔部の厚
肉部分のパネル当接面の略中央にシール部をそれぞれ突
出形成したことを特徴とする。
ットであって、前記嵌合溝の底面及び前記当接鍔部の厚
肉部分のパネル当接面の略中央にシール部をそれぞれ突
出形成したことを特徴とする。
【0012】このグロメットでは、パネルへの嵌合装着
時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の内側への変形が防止されて嵌合溝と当接鍔
部の各シ−ル部がパネル面から離れることがなく、グロ
メットのシ−ル性がより一段と高められる。
時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の内側への変形が防止されて嵌合溝と当接鍔
部の各シ−ル部がパネル面から離れることがなく、グロ
メットのシ−ル性がより一段と高められる。
【0013】請求項5の発明は、請求項3記載のグロメ
ットであって、前記当接鍔部の直線部分の肉厚を円弧部
分の肉厚よりも内側に更に厚肉になるように突出形成し
たことを特徴とする。
ットであって、前記当接鍔部の直線部分の肉厚を円弧部
分の肉厚よりも内側に更に厚肉になるように突出形成し
たことを特徴とする。
【0014】このグロメットでは、パネルへの嵌合装着
時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の内側への変形量がより小さく抑えられ、パ
ネルの貫通孔に対するグロメットのパネル嵌合部の嵌合
溝の接触力が高められる。これにより、グロメットに保
持されたワイヤハーネスにこじり等の外的負荷が加わっ
てもグロメットのパネル嵌合部とパネルの貫通孔との間
に隙間が発生することがなく、常に良好なシール性能が
得られる。
時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端部及び当接鍔部の
各直線部分の内側への変形量がより小さく抑えられ、パ
ネルの貫通孔に対するグロメットのパネル嵌合部の嵌合
溝の接触力が高められる。これにより、グロメットに保
持されたワイヤハーネスにこじり等の外的負荷が加わっ
てもグロメットのパネル嵌合部とパネルの貫通孔との間
に隙間が発生することがなく、常に良好なシール性能が
得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0016】図1,図4,図5は本発明の一実施形態の
グロメット10を示すものであり、例えば、自動車の乗
車室内側とエンジンル−ム側とを隔てるパネル20にワ
イヤハーネスWを貫通させる場合等に用いるものであ
る。図1(a)〜(d)に示すように、グロメット10
は、ワイヤハーネスWを貫通させて嵌合保持する円筒状
の電線嵌合部11と、パネル20の楕円形状の貫通孔2
1に圧縮弾性変形して嵌め合わされる略楕円筒状のパネ
ル嵌合部13とを軟質弾性材としてのゴム材により一体
成形してある。このパネル嵌合部13の当接鍔部16の
直線部分(図1(d)中符号Pで示す)の肉厚をその円
弧部分(図1(d)中符号Qで示す)の肉厚よりも厚肉
に形成してある。即ち、パネル嵌合部13は、電線嵌合
部11より略楕円板状の壁部12を介して一体成形され
て上記パネル20の貫通孔21に案内される案内斜面部
14と、上記貫通孔21に嵌合される凹溝状で環状の嵌
合溝15と、該貫通孔21の回りのパネル20に当接さ
れる当接鍔部16とを備えている。
グロメット10を示すものであり、例えば、自動車の乗
車室内側とエンジンル−ム側とを隔てるパネル20にワ
イヤハーネスWを貫通させる場合等に用いるものであ
る。図1(a)〜(d)に示すように、グロメット10
は、ワイヤハーネスWを貫通させて嵌合保持する円筒状
の電線嵌合部11と、パネル20の楕円形状の貫通孔2
1に圧縮弾性変形して嵌め合わされる略楕円筒状のパネ
ル嵌合部13とを軟質弾性材としてのゴム材により一体
成形してある。このパネル嵌合部13の当接鍔部16の
直線部分(図1(d)中符号Pで示す)の肉厚をその円
弧部分(図1(d)中符号Qで示す)の肉厚よりも厚肉
に形成してある。即ち、パネル嵌合部13は、電線嵌合
部11より略楕円板状の壁部12を介して一体成形され
て上記パネル20の貫通孔21に案内される案内斜面部
14と、上記貫通孔21に嵌合される凹溝状で環状の嵌
合溝15と、該貫通孔21の回りのパネル20に当接さ
れる当接鍔部16とを備えている。
【0017】そして、案内斜面部14の先端部14aの
直線部分Pの肉厚(図1(c),図3に示す嵌合溝15
の底面15aに相対向する位置から案内斜面部14の先
端部14aまでの厚みL′)をその円弧部分Qの肉厚
(図1(b),図2に示す嵌合溝15の底面15aに相
対向する位置から案内斜面部14の先端部14aまでの
厚みL)よりも外側に厚肉(L′>L)になるように円
弧状に一体突出形成してあると共に、当接鍔部16の直
線部分Pの肉厚(図3及び図4中符号M+ΔM)をその
円弧部分Qの肉厚(図2,図4中符号M)よりも外側に
厚肉になるように円弧状に一体突出形成してある(図4
中斜線で示すように従来のものより外側に円弧状に偏肉
させて厚くしてある)。
直線部分Pの肉厚(図1(c),図3に示す嵌合溝15
の底面15aに相対向する位置から案内斜面部14の先
端部14aまでの厚みL′)をその円弧部分Qの肉厚
(図1(b),図2に示す嵌合溝15の底面15aに相
対向する位置から案内斜面部14の先端部14aまでの
厚みL)よりも外側に厚肉(L′>L)になるように円
弧状に一体突出形成してあると共に、当接鍔部16の直
線部分Pの肉厚(図3及び図4中符号M+ΔM)をその
円弧部分Qの肉厚(図2,図4中符号M)よりも外側に
厚肉になるように円弧状に一体突出形成してある(図4
中斜線で示すように従来のものより外側に円弧状に偏肉
させて厚くしてある)。
【0018】また、図1(d),図3,図4に示すよう
に、当接鍔部16の直線部分Pの肉厚をその円弧部分Q
の肉厚Mよりも内側に更にΔM′分厚肉になるように一
体突出形成してある(図1(d),図4中点線で示す部
分を内側に直線状に偏肉させて厚くしてある)。さら
に、嵌合溝15の底面15a及び当接鍔部16の厚肉部
分のパネル当接面16aの略中央にリップ状のシール部
15b及び16bをそれぞれ環状に一体突出形成してあ
る。尚、図1(a)に示すように、当接鍔部16のパネ
ル当接面16aに形成されたシ−ル部16bは、当接鍔
部16の円弧部分Qにおいては該円弧部分の外端縁に沿
うように一体突出形成してある。
に、当接鍔部16の直線部分Pの肉厚をその円弧部分Q
の肉厚Mよりも内側に更にΔM′分厚肉になるように一
体突出形成してある(図1(d),図4中点線で示す部
分を内側に直線状に偏肉させて厚くしてある)。さら
に、嵌合溝15の底面15a及び当接鍔部16の厚肉部
分のパネル当接面16aの略中央にリップ状のシール部
15b及び16bをそれぞれ環状に一体突出形成してあ
る。尚、図1(a)に示すように、当接鍔部16のパネ
ル当接面16aに形成されたシ−ル部16bは、当接鍔
部16の円弧部分Qにおいては該円弧部分の外端縁に沿
うように一体突出形成してある。
【0019】また、図5(b),(d)に示すように、
パネル20の貫通孔21はバーリング加工により所定幅
を有した楕円筒状になってパネル20に対して垂直に突
出している。そして、この貫通孔21を成すバーリング
部分は、パネル嵌合部13の案内斜面部14の先端部1
4aと当接鍔部16との間で挟み込まれるようにして嵌
合溝15内に嵌合され、この際に貫通孔21の回りのパ
ネル20に当接鍔部16のパネル当接面16aのシール
部16bが圧接されるようになっている。
パネル20の貫通孔21はバーリング加工により所定幅
を有した楕円筒状になってパネル20に対して垂直に突
出している。そして、この貫通孔21を成すバーリング
部分は、パネル嵌合部13の案内斜面部14の先端部1
4aと当接鍔部16との間で挟み込まれるようにして嵌
合溝15内に嵌合され、この際に貫通孔21の回りのパ
ネル20に当接鍔部16のパネル当接面16aのシール
部16bが圧接されるようになっている。
【0020】以上実施形態のグロメット10によれば、
電線嵌合部11にワイヤハーネスWを嵌合保持させ、案
内斜面部14側よりパネル20の貫通孔21にパネル嵌
合部13の嵌合溝15を嵌合装着すると、図5(a)〜
(d)に示すように、グロメット10を隙間なくパネル
20に装着することができる。この際に、パネル保持部
となるパネル嵌合部13の当接鍔部16の直線部分Pの
形状(肉厚)を従来の長方形一定断面形状(図10
(a)のS1)から円弧状断面形状(図6(a)のS1
+ΔS)にすることにより、当接鍔部16の直線部分P
が内側へ撓みにくくなると共に、図6(c)と図10
(c)に比較して示すように、当接鍔部16の直線部分
Pの内側への撓み量δ2を従来の撓み量δ1より小さく
することができる(δ1>δ2)。
電線嵌合部11にワイヤハーネスWを嵌合保持させ、案
内斜面部14側よりパネル20の貫通孔21にパネル嵌
合部13の嵌合溝15を嵌合装着すると、図5(a)〜
(d)に示すように、グロメット10を隙間なくパネル
20に装着することができる。この際に、パネル保持部
となるパネル嵌合部13の当接鍔部16の直線部分Pの
形状(肉厚)を従来の長方形一定断面形状(図10
(a)のS1)から円弧状断面形状(図6(a)のS1
+ΔS)にすることにより、当接鍔部16の直線部分P
が内側へ撓みにくくなると共に、図6(c)と図10
(c)に比較して示すように、当接鍔部16の直線部分
Pの内側への撓み量δ2を従来の撓み量δ1より小さく
することができる(δ1>δ2)。
【0021】また、パネル嵌合部13の案内斜面部14
の先端部14aの形状を、従来の一定断面形状からその
直線部分Pの形状(肉厚)を円弧部分Qより円弧状に外
側に突出させたので、グロメット10のパネル20への
嵌合装着時にパネル嵌合部13の案内斜面部14の直線
部分Pの内側への変形による撓み量を少なくすることが
でき、また、多少変形した場合でも、図5(d)に示す
ように、パネル嵌合部13の案内斜面部14の先端部1
4aの飛び出し量が従来のものより増えているため、パ
ネル20の貫通孔21との接触力が大きくなってグロメ
ット10の防水性及び防音性が高められる。この際に、
嵌合溝15の底面15a及び当接鍔部16のパネル当接
面16aの各シール部15b,16bがパネル20の貫
通孔21の回りを二重に隙間なく接触しているので、グ
ロメット10のシ−ル性をより一段と高めることができ
る。
の先端部14aの形状を、従来の一定断面形状からその
直線部分Pの形状(肉厚)を円弧部分Qより円弧状に外
側に突出させたので、グロメット10のパネル20への
嵌合装着時にパネル嵌合部13の案内斜面部14の直線
部分Pの内側への変形による撓み量を少なくすることが
でき、また、多少変形した場合でも、図5(d)に示す
ように、パネル嵌合部13の案内斜面部14の先端部1
4aの飛び出し量が従来のものより増えているため、パ
ネル20の貫通孔21との接触力が大きくなってグロメ
ット10の防水性及び防音性が高められる。この際に、
嵌合溝15の底面15a及び当接鍔部16のパネル当接
面16aの各シール部15b,16bがパネル20の貫
通孔21の回りを二重に隙間なく接触しているので、グ
ロメット10のシ−ル性をより一段と高めることができ
る。
【0022】さらに、図5(b),(d)に示すよう
に、当接鍔部16の上下の直線部分Pの肉厚を左右の円
弧部分Qよりも内側に更に厚肉になるように肉盛りして
あるので、グロメット10のパネル20への嵌合装着時
にパネル嵌合部13の案内斜面部14の先端部14a及
び当接鍔部16の各直線部分Pの内側への撓み量をより
小さく抑えることができ、パネル20の貫通孔21に対
するグロメット10のパネル嵌合部13の嵌合溝15の
接触圧力を高めることができる。これにより、グロメッ
ト10に保持されたワイヤハーネスWにこじり等の外的
負荷が加わってもグロメット10のパネル嵌合部13と
パネル20の貫通孔21との間に隙間が発生することが
なく、常に良好なシール性能を得ることができる。
に、当接鍔部16の上下の直線部分Pの肉厚を左右の円
弧部分Qよりも内側に更に厚肉になるように肉盛りして
あるので、グロメット10のパネル20への嵌合装着時
にパネル嵌合部13の案内斜面部14の先端部14a及
び当接鍔部16の各直線部分Pの内側への撓み量をより
小さく抑えることができ、パネル20の貫通孔21に対
するグロメット10のパネル嵌合部13の嵌合溝15の
接触圧力を高めることができる。これにより、グロメッ
ト10に保持されたワイヤハーネスWにこじり等の外的
負荷が加わってもグロメット10のパネル嵌合部13と
パネル20の貫通孔21との間に隙間が発生することが
なく、常に良好なシール性能を得ることができる。
【0023】尚、前記実施形態によれば、グロメットの
電線嵌合部と壁部及びパネル嵌合部を軟質弾性材として
のゴム材により一体成形したが、軟質弾性材はゴム材に
限られず、エラストマー等の他の軟質弾性材で一体成形
してもよい。また、グロメットをバーリング加工したパ
ネルの貫通孔に嵌合するようにしたが、バーリング加工
を施さない切断加工したパネルの貫通孔にグロメットを
嵌合するようにしても良い。
電線嵌合部と壁部及びパネル嵌合部を軟質弾性材として
のゴム材により一体成形したが、軟質弾性材はゴム材に
限られず、エラストマー等の他の軟質弾性材で一体成形
してもよい。また、グロメットをバーリング加工したパ
ネルの貫通孔に嵌合するようにしたが、バーリング加工
を施さない切断加工したパネルの貫通孔にグロメットを
嵌合するようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
グロメットによれば、パネルへの嵌合装着時にパネル嵌
合部の当接鍔部の円弧部分の肉厚部が内側に入る力が作
用してもパネル嵌合部の当接鍔部の直線部分の内側に変
形する量を小さく抑えることができ、パネルの貫通孔と
グロメットのパネル嵌合部の当接鍔部との間に隙間が発
生することがない。
グロメットによれば、パネルへの嵌合装着時にパネル嵌
合部の当接鍔部の円弧部分の肉厚部が内側に入る力が作
用してもパネル嵌合部の当接鍔部の直線部分の内側に変
形する量を小さく抑えることができ、パネルの貫通孔と
グロメットのパネル嵌合部の当接鍔部との間に隙間が発
生することがない。
【0025】請求項2の発明のグロメットによれば、パ
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の円弧
部分の肉厚部が内側に入る力が作用してもパネル嵌合部
の案内斜面部の直線部分の内側に変形する量を小さく抑
えることができ、パネルの貫通孔とグロメットのパネル
嵌合部の案内斜面部との間に隙間が発生することがな
い。
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の円弧
部分の肉厚部が内側に入る力が作用してもパネル嵌合部
の案内斜面部の直線部分の内側に変形する量を小さく抑
えることができ、パネルの貫通孔とグロメットのパネル
嵌合部の案内斜面部との間に隙間が発生することがな
い。
【0026】請求項3の発明のグロメットによれば、パ
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端
部及び当接鍔部の各直線部分の内側への変形を防止する
ことができ、グロメットの防水性及び防音性を向上させ
ることができる。
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端
部及び当接鍔部の各直線部分の内側への変形を防止する
ことができ、グロメットの防水性及び防音性を向上させ
ることができる。
【0027】請求項4の発明のグロメットによれば、パ
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端
部及び当接鍔部の各直線部分の内側への変形を防止する
ことができ、嵌合溝と当接鍔部の各シ−ル部を介してグ
ロメットのシ−ル性をより一段と高めることができる。
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端
部及び当接鍔部の各直線部分の内側への変形を防止する
ことができ、嵌合溝と当接鍔部の各シ−ル部を介してグ
ロメットのシ−ル性をより一段と高めることができる。
【0028】請求項5の発明のグロメットによれば、パ
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端
部及び当接鍔部の各直線部分の内側への変形量をより小
さく抑えることができ、パネルの貫通孔に対するグロメ
ットのパネル嵌合部の嵌合溝の接触力を常に高めること
ができる。これにより、グロメットに保持されたワイヤ
ハーネスにこじり等の外的負荷が加わってもグロメット
のパネル嵌合部とパネルの貫通孔との間に隙間が発生す
ることがなく、常に良好なシール性能を得ることができ
る。
ネルへの嵌合装着時にパネル嵌合部の案内斜面部の先端
部及び当接鍔部の各直線部分の内側への変形量をより小
さく抑えることができ、パネルの貫通孔に対するグロメ
ットのパネル嵌合部の嵌合溝の接触力を常に高めること
ができる。これにより、グロメットに保持されたワイヤ
ハーネスにこじり等の外的負荷が加わってもグロメット
のパネル嵌合部とパネルの貫通孔との間に隙間が発生す
ることがなく、常に良好なシール性能を得ることができ
る。
【図1】(a)は本発明の一実施形態のグロメットを示
す背面図、(b)は同(a)のA−A線に沿う断面図、
(c)は同(a)のB−B線に沿う断面図、(d)は同
グロメットの正面図である。
す背面図、(b)は同(a)のA−A線に沿う断面図、
(c)は同(a)のB−B線に沿う断面図、(d)は同
グロメットの正面図である。
【図2】上記図1(b)のX部分の拡大断面図である。
【図3】上記図1(c)のY部分の拡大断面図である。
【図4】上記グロメットを従来例と比較して説明するた
めの正面図である。
めの正面図である。
【図5】(a)は上記グロメットをパネルの楕円形状の
貫通孔に嵌合装着した状態を示す背面図、(b)は同
(a)のC−C線に沿う断面図、(c)は同グロメット
をパネルの貫通孔に嵌合装着した状態を示す正面図、
(d)は同(b)のZ部分の拡大断面図である。
貫通孔に嵌合装着した状態を示す背面図、(b)は同
(a)のC−C線に沿う断面図、(c)は同グロメット
をパネルの貫通孔に嵌合装着した状態を示す正面図、
(d)は同(b)のZ部分の拡大断面図である。
【図6】(a)は上記グロメットの要部の概略斜視図、
(b)は同要部の弾性変形前の説明図、(c)は同要部
の弾性変形後の説明図である。
(b)は同要部の弾性変形前の説明図、(c)は同要部
の弾性変形後の説明図である。
【図7】(a)は従来例のグロメットを示す背面図、
(b)は同(a)のA−A線に沿う断面図、(c)は同
(a)のB−B線に沿う断面図である。
(b)は同(a)のA−A線に沿う断面図、(c)は同
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図8】(a)は上記従来例のグロメットをパネルの貫
通孔に嵌合装着した状態を示す背面図、(b)は同
(a)のC−C線に沿う断面図、(c)は同グロメット
をパネルの貫通孔に嵌合装着した状態を示す正面図、
(d)は同(b)のZ部分の拡大断面図である。
通孔に嵌合装着した状態を示す背面図、(b)は同
(a)のC−C線に沿う断面図、(c)は同グロメット
をパネルの貫通孔に嵌合装着した状態を示す正面図、
(d)は同(b)のZ部分の拡大断面図である。
【図9】上記従来例のグロメットをパネルの貫通孔に嵌
合装着する際の弾性変形の状態を示す説明図である。
合装着する際の弾性変形の状態を示す説明図である。
【図10】(a)は上記従来例のグロメットの要部の概
略斜視図、(b)は同要部の弾性変形前の説明図、
(c)は同要部の弾性変形後の説明図である。
略斜視図、(b)は同要部の弾性変形前の説明図、
(c)は同要部の弾性変形後の説明図である。
10 グロメット 11 電線嵌合部 13 パネル嵌合部 14 案内斜面部 14a 先端部 15 嵌合溝 15a 底面 15b シール部 16 当接鍔部 16a パネル当接面 16b シール部 20 パネル 21 貫通孔 P パネル嵌合部の直線部分 Q パネル嵌合部の円弧部分 W ワイヤハーネス
Claims (5)
- 【請求項1】 ワイヤハーネスを貫通させて嵌合保持す
る円筒状の電線嵌合部と、パネルの楕円形状の貫通孔に
弾性変形して嵌め合わされる略楕円筒状のパネル嵌合部
とを有したグロメットにおいて、 前記パネル嵌合部の当接鍔部の直線部分の肉厚を円弧部
分の肉厚よりも厚肉に突出形成したことを特徴とするグ
ロメット。 - 【請求項2】 請求項1記載のグロメットであって、 前記パネル嵌合部の案内斜面部の先端部の直線部分の肉
厚を円弧部分の肉厚よりも厚肉に突出形成したことを特
徴とするグロメット。 - 【請求項3】 請求項1記載のグロメットであって、 前記パネル嵌合部を、前記パネルの貫通孔に案内される
案内斜面部と、該貫通孔に嵌合される嵌合溝と、前記貫
通孔の回りのパネルに当接される当接鍔部とで成し、こ
れら案内斜面部の先端部及び当接鍔部の各直線部分の肉
厚を各円弧部分の肉厚よりも外側に厚肉になるようにそ
れぞれ突出形成したことを特徴とするグロメット。 - 【請求項4】 請求項3記載のグロメットであって、 前記嵌合溝の底面及び前記当接鍔部の厚肉部分のパネル
当接面の略中央にシール部をそれぞれ突出形成したこと
を特徴とするグロメット。 - 【請求項5】 請求項3記載のグロメットであって、 前記当接鍔部の直線部分の肉厚を円弧部分の肉厚よりも
内側に更に厚肉になるように突出形成したことを特徴と
するグロメット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9104714A JPH10302563A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | グロメット |
US09/064,105 US6088874A (en) | 1997-04-22 | 1998-04-22 | Grommet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9104714A JPH10302563A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | グロメット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10302563A true JPH10302563A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14388159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9104714A Pending JPH10302563A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | グロメット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6088874A (ja) |
JP (1) | JPH10302563A (ja) |
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