JP2544882Y2 - ガーニッシュの取付構造 - Google Patents
ガーニッシュの取付構造Info
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- JP2544882Y2 JP2544882Y2 JP12726590U JP12726590U JP2544882Y2 JP 2544882 Y2 JP2544882 Y2 JP 2544882Y2 JP 12726590 U JP12726590 U JP 12726590U JP 12726590 U JP12726590 U JP 12726590U JP 2544882 Y2 JP2544882 Y2 JP 2544882Y2
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- Japan
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- garnish
- welt
- pillar
- vehicle
- rib
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
本考案は、車両の内装品として取り付けられるピラー
ガーニッシュの取付構造に関するものである。
ガーニッシュの取付構造に関するものである。
従来、自動車等の車両には、例えば第5図に示すよう
に、室内の美観等を向上させるためのガーニッシュ本体
1が設けられている。 そして、これらガーニッシュ本体1の取付構造として
は、第6図に示すようなものがある(トヨタ自動車
(株)MR2新型車解説書)。 すなわち、車体ピラー2のドア開口部3側の端面2aに
車体ピラー2を構成するインナパネル4とアウタパネル
5の接合フランジ4a,5aが設けられ、この接合フランジ4
a,5aに沿って延びる断面U字状のウエルト6が接合フラ
ンジ4a,5aに嵌着されている。 また、ウエルト6は、車室内外方向に位置するフラン
ジ挟持片6a,6bと、その間に位置してフランジ挟持片6a,
6bを連結する折曲部6cとによって断面U字形状に成形さ
れている。また、ウエルト6の車室外側に位置するフラ
ンジ挟持片6aには、ウエルト6の長手方向に沿って延
び、且つ、車体ピラー2の端面2aにその一部が弾設する
シール部7が一体に設けられている。 さらに、シール部7には、折曲部6cの外面に沿って車
室内側に向かって突出する突出部7aが設けられている。 一方、インナパネル4には、車体ピラー2の車室側を
覆うためのガーニッシュ本体1が取り付けられている。 このガーニッシュ本体1には、シール部7の突出部7a
に先端1aが当接して突出部外面7bと面一になるようにカ
バー部1bが設けられている。
に、室内の美観等を向上させるためのガーニッシュ本体
1が設けられている。 そして、これらガーニッシュ本体1の取付構造として
は、第6図に示すようなものがある(トヨタ自動車
(株)MR2新型車解説書)。 すなわち、車体ピラー2のドア開口部3側の端面2aに
車体ピラー2を構成するインナパネル4とアウタパネル
5の接合フランジ4a,5aが設けられ、この接合フランジ4
a,5aに沿って延びる断面U字状のウエルト6が接合フラ
ンジ4a,5aに嵌着されている。 また、ウエルト6は、車室内外方向に位置するフラン
ジ挟持片6a,6bと、その間に位置してフランジ挟持片6a,
6bを連結する折曲部6cとによって断面U字形状に成形さ
れている。また、ウエルト6の車室外側に位置するフラ
ンジ挟持片6aには、ウエルト6の長手方向に沿って延
び、且つ、車体ピラー2の端面2aにその一部が弾設する
シール部7が一体に設けられている。 さらに、シール部7には、折曲部6cの外面に沿って車
室内側に向かって突出する突出部7aが設けられている。 一方、インナパネル4には、車体ピラー2の車室側を
覆うためのガーニッシュ本体1が取り付けられている。 このガーニッシュ本体1には、シール部7の突出部7a
に先端1aが当接して突出部外面7bと面一になるようにカ
バー部1bが設けられている。
ところで、上記の如く構成されたガーニッシュ本体の
取付構造にあっては、ガーニッシュ本体1の成形時にお
ける成形誤差や、インナパネル4に固定する際に生じる
取り付け誤差により、ガーニッシュ本体1の先端1aがシ
ール部7の突出部7aから離れて(第6図鎖線状態)美観
を損ねるものであった。 本考案は上記事情に鑑みなされたものであって、ガー
ニッシュ本体の成形時における成形誤差や、インナパネ
ルに固定する際における取付誤差が生じても、ガーニッ
シュ本体とシール部との間に隙間が生じることがないピ
ラーガーニッシュの取付構造を提供することを目的とす
るものである。
取付構造にあっては、ガーニッシュ本体1の成形時にお
ける成形誤差や、インナパネル4に固定する際に生じる
取り付け誤差により、ガーニッシュ本体1の先端1aがシ
ール部7の突出部7aから離れて(第6図鎖線状態)美観
を損ねるものであった。 本考案は上記事情に鑑みなされたものであって、ガー
ニッシュ本体の成形時における成形誤差や、インナパネ
ルに固定する際における取付誤差が生じても、ガーニッ
シュ本体とシール部との間に隙間が生じることがないピ
ラーガーニッシュの取付構造を提供することを目的とす
るものである。
本考案は、その目的を達成するため、車体ピラーのド
ア開口部側端面に前記車体ピラーを構成するインナパネ
ルとアウタパネルの接合フランジが設けられ、前記接合
フランジに沿って延び且つ車室内側及び外側に位置する
一対のフランジ挟持片とこの一対のフランジ挟持片の間
に位置する折曲部とで断面U字状のウエルトが前記接合
フランジに嵌着され、前記ウエルトに沿って延び且つ前
記ドア開口部側端面に弾設するシール部が車室外側に位
置する前記フランジ挟持片と一体に設けられ、前記シー
ル部に前記折曲部の外面に沿って車室内側に向かって突
出する突出部が設けられ、前記車体ピラーの車室側を覆
うガーニッシュ本体が前記インナパネルに取り付けら
れ、前記突出部に先端が当接して前記突出部の外面と面
一になるカバー部が前記ガーニッシュ本体に設けられた
ピラーガーニッシュの取付構造において、 前記ウエルトの車室内側に位置する前記フランジ挟持
片に係合部を形成すると共に、前記ガーニッシュ本体の
カバー部寄りにリブを突設し、該リブを前記係合部に係
合して前記ウエルトが前記カバー部と前記リブとの間で
挟持されていることを要旨とする。
ア開口部側端面に前記車体ピラーを構成するインナパネ
ルとアウタパネルの接合フランジが設けられ、前記接合
フランジに沿って延び且つ車室内側及び外側に位置する
一対のフランジ挟持片とこの一対のフランジ挟持片の間
に位置する折曲部とで断面U字状のウエルトが前記接合
フランジに嵌着され、前記ウエルトに沿って延び且つ前
記ドア開口部側端面に弾設するシール部が車室外側に位
置する前記フランジ挟持片と一体に設けられ、前記シー
ル部に前記折曲部の外面に沿って車室内側に向かって突
出する突出部が設けられ、前記車体ピラーの車室側を覆
うガーニッシュ本体が前記インナパネルに取り付けら
れ、前記突出部に先端が当接して前記突出部の外面と面
一になるカバー部が前記ガーニッシュ本体に設けられた
ピラーガーニッシュの取付構造において、 前記ウエルトの車室内側に位置する前記フランジ挟持
片に係合部を形成すると共に、前記ガーニッシュ本体の
カバー部寄りにリブを突設し、該リブを前記係合部に係
合して前記ウエルトが前記カバー部と前記リブとの間で
挟持されていることを要旨とする。
このような構成においては、フランジがウエルトに挟
持された後、ガーニッシュ本体をインナパネルに固定す
る。このとき、ウエルトの車室側のフランジ挟持片に形
成された係合部にガーニッシュ本体のリブが係合され、
ウエルトがガーニッシュ本体のカバー部とリブとの間で
挟持されるので、ガーニッシュ本体に誤差が生じていて
も、その誤差にウエルトが変位するので、ウエルトとガ
ーニッシュ本体との間に隙間が生じることなくガーニッ
シュ本体を取り付けることができる。
持された後、ガーニッシュ本体をインナパネルに固定す
る。このとき、ウエルトの車室側のフランジ挟持片に形
成された係合部にガーニッシュ本体のリブが係合され、
ウエルトがガーニッシュ本体のカバー部とリブとの間で
挟持されるので、ガーニッシュ本体に誤差が生じていて
も、その誤差にウエルトが変位するので、ウエルトとガ
ーニッシュ本体との間に隙間が生じることなくガーニッ
シュ本体を取り付けることができる。
本考案のピラーガーニッシュの取付構造の実施例を図
面に基づいて説明する。 第1図は本考案の要部を示す第3図I−I線矢視端面
図、第2図(A)及び第2図(B)は本考案に使用され
るウエルトを示す側面図、第3図は車室内からみたガー
ニッシュ本体の取付状態を示す概略側面図である。 第3図において、ドア開口部10を構成する車体ピラー
11にガーニッシュ本体12が取り付けられている。 車体ピラー11は、第1図に示すように、インナパネル
13とアウタパネル14から構成され、車体ピラー11のドア
開口部10側の端面11aにインナパネル13とアウタパネル1
4の接合フランジ13a,14aが設けられている。 接合フランジ13a,14aには、接合フランジ13a,14aに沿
って延びるウエルト15が嵌着されている。 このウエルト15は、車室内外方向に位置するフランジ
挟持片15a,15bと、このフランジ挟持片15a、15bの中間
に位置する折曲部15cとによって断面U字形状に成形さ
れている。また、ウエルト15の車室外側のフランジ挟持
片15aには、ウエルト15の長手方向に沿って延び、且
つ、車体ピラー11の端面11aにその一部が弾設するシー
ル部16が一体に設けられている。 このシール部16には、折曲部15cの外面に沿って車室
内側に向かって突出する突出部16aが設けられている。 さらに、ウエルト15の車室内側のフランジ挟持片15b
にはフランジ挟持片15aの先端よりもドア開口部10側へ
切り欠かれた係合部17が形成されている。 ところで、係合部17は、第2図(A)に示すように、
ウエルト15の長手方向に所定間隔を存して複数の係合部
17,17…を設ける。或は、第2図(B)に示すように、
ウエルト15の長手方向全幅にわたって係合部17を設ける
ことができる。 一方、インナパネル13には車体ピラー11の車室側を覆
うためのガーニッシュ本体12が取り付けられている。 このガーニッシュ本体12には、シール部16の突出部16
aに先端12aが当接してシール部16の突出部外面16bと面
一になるように折曲されたカバー部12bが設けられてい
る。また、ガーニッシュ本体12の裏面側12cには、イン
ナパネル13側へ向けて突出されたリブ18が形成されてい
る。 このリブ18はウエルト16の係合部17と係合することに
より、リブ18とカバー部12bとの間でウエルト15が挟持
されるように設定されている。また、リブ18とカバー部
12bとの間に補強用リブ19を形成することもできる。 次に本考案の作用を第4図(A)乃至第4図(C)に
基づいて説明する。 第4図(A)はガーニッシュ本体に成形或は取付の誤
差がない状態でインナパネルに取り付けられている要部
の断面図、第4図(B)はガーニッシュ本体に誤差が生
じてドア開口部側に変位した状態でインナパネルに取り
付けられている要部の断面図、第4図(C)はガーニッ
シュ本体に誤差が生じて車体ピラーの端面側に変位した
状態でインナパネルに取り付けられている要部の断面図
である。 尚、図面中シール部16の形状は、その作用を明確にす
るために誇張して図示されている。 先ず、第4図(A)に示すように、接合フランジ13a,
14aを挟持するようにウエルト15を嵌着する。 この時、シール部16の一部が端面11aに弾接して室外
からの雨水等を遮断する。 次に、ガーニッシュ本体12をクリップ(図示せず)等
を介してインナパネル13に固定する。 この時、ウエルト15に形成された係合部17にガーニッ
シュ本体12に形成されたリブ18を係合させることによ
り、ウエルト15がガーニッシュ本体12のカバー部12bと
リブ18との間で挟持される。 一方、第4図(B)に示すように、ガーニッシュ本体
12に誤差が生じて、ガーニッシュ本体12のカバー部12b
がドア開口部10側に変位した場合であっても、ウエルト
15が接合フランジ13a,14aに挟持されたままの状態でガ
ーニッシュ12の誤差に追従する。 このことにより、ウエルト15とガーニッシュ本体12と
の間に隙間が生じることなくガーニッシュ本体12とシー
ル部16との面一状態を保持することができる。 また、ウエルト15がドア開口部10側に変位すると同時
に、シール部16も自己の弾性力により変形して車体ピラ
ー11の端面11aに弾接するので、シール部16と車体ピラ
ー11とのシール性はウエルト15の変位に阻害されない。 他方、第4図(C)に示すように、ガーニッシュ本体
12に誤差が生じて、ガーニッシュ本体12のカバー部12b
が車体ピラー11側に変位した場合であっても、ウエルト
15が接合フランジ13a,14aに挟持されたままの状態でガ
ーニッシュ12の誤差に追従する。 このことにより、ウエルト15とガーニッシュ本体12と
の間に隙間が生じることなくガーニッシュ本体12とシー
ル部16との面一状態を保持することができる。
面に基づいて説明する。 第1図は本考案の要部を示す第3図I−I線矢視端面
図、第2図(A)及び第2図(B)は本考案に使用され
るウエルトを示す側面図、第3図は車室内からみたガー
ニッシュ本体の取付状態を示す概略側面図である。 第3図において、ドア開口部10を構成する車体ピラー
11にガーニッシュ本体12が取り付けられている。 車体ピラー11は、第1図に示すように、インナパネル
13とアウタパネル14から構成され、車体ピラー11のドア
開口部10側の端面11aにインナパネル13とアウタパネル1
4の接合フランジ13a,14aが設けられている。 接合フランジ13a,14aには、接合フランジ13a,14aに沿
って延びるウエルト15が嵌着されている。 このウエルト15は、車室内外方向に位置するフランジ
挟持片15a,15bと、このフランジ挟持片15a、15bの中間
に位置する折曲部15cとによって断面U字形状に成形さ
れている。また、ウエルト15の車室外側のフランジ挟持
片15aには、ウエルト15の長手方向に沿って延び、且
つ、車体ピラー11の端面11aにその一部が弾設するシー
ル部16が一体に設けられている。 このシール部16には、折曲部15cの外面に沿って車室
内側に向かって突出する突出部16aが設けられている。 さらに、ウエルト15の車室内側のフランジ挟持片15b
にはフランジ挟持片15aの先端よりもドア開口部10側へ
切り欠かれた係合部17が形成されている。 ところで、係合部17は、第2図(A)に示すように、
ウエルト15の長手方向に所定間隔を存して複数の係合部
17,17…を設ける。或は、第2図(B)に示すように、
ウエルト15の長手方向全幅にわたって係合部17を設ける
ことができる。 一方、インナパネル13には車体ピラー11の車室側を覆
うためのガーニッシュ本体12が取り付けられている。 このガーニッシュ本体12には、シール部16の突出部16
aに先端12aが当接してシール部16の突出部外面16bと面
一になるように折曲されたカバー部12bが設けられてい
る。また、ガーニッシュ本体12の裏面側12cには、イン
ナパネル13側へ向けて突出されたリブ18が形成されてい
る。 このリブ18はウエルト16の係合部17と係合することに
より、リブ18とカバー部12bとの間でウエルト15が挟持
されるように設定されている。また、リブ18とカバー部
12bとの間に補強用リブ19を形成することもできる。 次に本考案の作用を第4図(A)乃至第4図(C)に
基づいて説明する。 第4図(A)はガーニッシュ本体に成形或は取付の誤
差がない状態でインナパネルに取り付けられている要部
の断面図、第4図(B)はガーニッシュ本体に誤差が生
じてドア開口部側に変位した状態でインナパネルに取り
付けられている要部の断面図、第4図(C)はガーニッ
シュ本体に誤差が生じて車体ピラーの端面側に変位した
状態でインナパネルに取り付けられている要部の断面図
である。 尚、図面中シール部16の形状は、その作用を明確にす
るために誇張して図示されている。 先ず、第4図(A)に示すように、接合フランジ13a,
14aを挟持するようにウエルト15を嵌着する。 この時、シール部16の一部が端面11aに弾接して室外
からの雨水等を遮断する。 次に、ガーニッシュ本体12をクリップ(図示せず)等
を介してインナパネル13に固定する。 この時、ウエルト15に形成された係合部17にガーニッ
シュ本体12に形成されたリブ18を係合させることによ
り、ウエルト15がガーニッシュ本体12のカバー部12bと
リブ18との間で挟持される。 一方、第4図(B)に示すように、ガーニッシュ本体
12に誤差が生じて、ガーニッシュ本体12のカバー部12b
がドア開口部10側に変位した場合であっても、ウエルト
15が接合フランジ13a,14aに挟持されたままの状態でガ
ーニッシュ12の誤差に追従する。 このことにより、ウエルト15とガーニッシュ本体12と
の間に隙間が生じることなくガーニッシュ本体12とシー
ル部16との面一状態を保持することができる。 また、ウエルト15がドア開口部10側に変位すると同時
に、シール部16も自己の弾性力により変形して車体ピラ
ー11の端面11aに弾接するので、シール部16と車体ピラ
ー11とのシール性はウエルト15の変位に阻害されない。 他方、第4図(C)に示すように、ガーニッシュ本体
12に誤差が生じて、ガーニッシュ本体12のカバー部12b
が車体ピラー11側に変位した場合であっても、ウエルト
15が接合フランジ13a,14aに挟持されたままの状態でガ
ーニッシュ12の誤差に追従する。 このことにより、ウエルト15とガーニッシュ本体12と
の間に隙間が生じることなくガーニッシュ本体12とシー
ル部16との面一状態を保持することができる。
以上説明したように、本考案のピラーガニッシュの取
付構造にあっては、ウエルトの車室内側に位置する前記
フランジ挟持片に係合部を形成すると共に、ガーニッシ
ュ本体のカバー部寄りにリブを突設し、該リブを前記係
合部に係合して前記ウエルトが前記カバー部と前記リブ
との間で挟持されていることにより、ガーニッシュ本体
の成形時における成形誤差や、インナパネルに固定する
際における取付誤差が生じても、ガーニッシュ本体の端
末部とウエルトとの間に隙間が生じることなくガーニッ
シュ本体を取り付けることができる。
付構造にあっては、ウエルトの車室内側に位置する前記
フランジ挟持片に係合部を形成すると共に、ガーニッシ
ュ本体のカバー部寄りにリブを突設し、該リブを前記係
合部に係合して前記ウエルトが前記カバー部と前記リブ
との間で挟持されていることにより、ガーニッシュ本体
の成形時における成形誤差や、インナパネルに固定する
際における取付誤差が生じても、ガーニッシュ本体の端
末部とウエルトとの間に隙間が生じることなくガーニッ
シュ本体を取り付けることができる。
図面は本考案に係るピラーガーニッシュの取付構造の一
実施例を示し、第1図は本考案の要部を示す第3図I−
I線矢視端面図、第2図(A)及び第2図(B)は本考
案に使用されるウエルトを示す側面図、第3図は車室内
からみたガーニッシュ本体の取付状態を示す概略側面
図、第4図は本考案の作用を示し、第4図(A)はガー
ニッシュ本体に成形或は取付の誤差がない状態でインナ
パネルに取り付けられている要部の断面図、第4図
(B)はガーニッシュ本体に誤差が生じてドア開口部側
に変位した状態でインナパネルに取り付けられている要
部の断面図、第4図(C)はガーニッシュ本体に誤差が
生じて車体ピラーの端面側に変位した状態でインナパネ
ルに取り付けられている要部の断面図、第5図乃至第6
図は従来のピラーガーニッシュの取付構造を示し、第5
図は車室内からみたガーニッシュ本体の取付状態を示す
概略側面図、第6図は第5図のVI−VI線矢視端面図であ
る。 10……ドア開口部 11……車体ピラー 11a……端面 12……ガーニッシュ本体 12a……先端 12b……カバー部 13……インナパネル 14……アウタパネル 13a,14a……接合フランジ 15……ウエルト 15a,15b……フランジ挟持片 15c……折曲部 16……シール部 16a……突出部 16b……突出部外面 17……係合部 18……リブ
実施例を示し、第1図は本考案の要部を示す第3図I−
I線矢視端面図、第2図(A)及び第2図(B)は本考
案に使用されるウエルトを示す側面図、第3図は車室内
からみたガーニッシュ本体の取付状態を示す概略側面
図、第4図は本考案の作用を示し、第4図(A)はガー
ニッシュ本体に成形或は取付の誤差がない状態でインナ
パネルに取り付けられている要部の断面図、第4図
(B)はガーニッシュ本体に誤差が生じてドア開口部側
に変位した状態でインナパネルに取り付けられている要
部の断面図、第4図(C)はガーニッシュ本体に誤差が
生じて車体ピラーの端面側に変位した状態でインナパネ
ルに取り付けられている要部の断面図、第5図乃至第6
図は従来のピラーガーニッシュの取付構造を示し、第5
図は車室内からみたガーニッシュ本体の取付状態を示す
概略側面図、第6図は第5図のVI−VI線矢視端面図であ
る。 10……ドア開口部 11……車体ピラー 11a……端面 12……ガーニッシュ本体 12a……先端 12b……カバー部 13……インナパネル 14……アウタパネル 13a,14a……接合フランジ 15……ウエルト 15a,15b……フランジ挟持片 15c……折曲部 16……シール部 16a……突出部 16b……突出部外面 17……係合部 18……リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平田 富男 静岡県富士市青島町218番地 日本プラ スト株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−25349(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】車体ピラーのドア開口部側端面に前記車体
ピラーを構成するインナパネルとアウタパネルの接合フ
ランジが設けられ、前記接合フランジに沿って延び且つ
車室内側及び外側に位置する一対のフランジ挟持片とこ
の一対のフランジ挟持片の間に位置する折曲部とで断面
U字状のウエルトが前記接合フランジに嵌着され、前記
ウエルトに沿って延び且つ前記ドア開口部側端面に弾設
するシール部が車室外側に位置する前記フランジ挟持片
と一体に設けられ、前記シール部に前記折曲部の外面に
沿って車室内側に向かって突出する突出部が設けられ、
前記車体ピラーの車室側を覆うガーニッシュ本体が前記
インナパネルに取り付けられ、前記突出部に先端が当接
して前記突出部の外面と面一になるカバー部が前記ガー
ニッシュ本体に設けられたピラーガーニッシュの取付構
造において、 前記ウエルトの車室内側に位置する前記フランジ挟持片
に係合部を形成すると共に、前記ガーニッシュ本体のカ
バー部寄りにリブを突設し、該リブを前記係合部に係合
して前記ウエルトが前記カバー部と前記リブとの間で挟
持されていることを特徴とするピラーガーニッシュの取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12726590U JP2544882Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | ガーニッシュの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12726590U JP2544882Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | ガーニッシュの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483854U JPH0483854U (ja) | 1992-07-21 |
JP2544882Y2 true JP2544882Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=31874772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12726590U Expired - Lifetime JP2544882Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | ガーニッシュの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544882Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5430959B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2014-03-05 | 西川ゴム工業株式会社 | ガラスランの型成形部 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP12726590U patent/JP2544882Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0483854U (ja) | 1992-07-21 |
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