JP2600429Y2 - ダッシュサイドトリムの取付構造 - Google Patents
ダッシュサイドトリムの取付構造Info
- Publication number
- JP2600429Y2 JP2600429Y2 JP1991088991U JP8899191U JP2600429Y2 JP 2600429 Y2 JP2600429 Y2 JP 2600429Y2 JP 1991088991 U JP1991088991 U JP 1991088991U JP 8899191 U JP8899191 U JP 8899191U JP 2600429 Y2 JP2600429 Y2 JP 2600429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- front lower
- dash side
- trim
- side trim
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はダッシュサイドトリムの
取付構造に関する。
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7の自動車では、フロントロアピラー
の下部にダッシュサイドトリムを取付けてある。図5は
サイドシルの前端の付近を図7の矢印A方向から見た図
で、サイドシル前端と隣接するフロントロアピラーaに
は、ダッシュサイドトリムbをクリップcで止着してあ
る。また、このトリムbは図6に示すように後方の側縁
に係止部b1 を備えており、これをウェルトdを介して
フロントロアピラーaのフランジ状部a1 に嵌着させて
ある。なお、図中eはサイドシルに取付けたサイドスカ
ッフ、fはサイドドアgとフロントロアピラーaの間を
シールするウェザーストリップである。
の下部にダッシュサイドトリムを取付けてある。図5は
サイドシルの前端の付近を図7の矢印A方向から見た図
で、サイドシル前端と隣接するフロントロアピラーaに
は、ダッシュサイドトリムbをクリップcで止着してあ
る。また、このトリムbは図6に示すように後方の側縁
に係止部b1 を備えており、これをウェルトdを介して
フロントロアピラーaのフランジ状部a1 に嵌着させて
ある。なお、図中eはサイドシルに取付けたサイドスカ
ッフ、fはサイドドアgとフロントロアピラーaの間を
シールするウェザーストリップである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、フロントロ
アピラーaのフランジ状部a1 にウェザーストリップを
嵌着してサイドドアとの間をシールする場合がある。こ
のような自動車では、ウェザーストリップが邪魔になっ
てダッシュサイドトリムbの側縁をフロントロアピラー
aのフランジ状部a1 に支持できなくなる。たのため、
ダッシュサイドトリムbの側縁部がフロントロアピラー
aから浮き上がり、外観が損なわれるという問題が生じ
ている。
アピラーaのフランジ状部a1 にウェザーストリップを
嵌着してサイドドアとの間をシールする場合がある。こ
のような自動車では、ウェザーストリップが邪魔になっ
てダッシュサイドトリムbの側縁をフロントロアピラー
aのフランジ状部a1 に支持できなくなる。たのため、
ダッシュサイドトリムbの側縁部がフロントロアピラー
aから浮き上がり、外観が損なわれるという問題が生じ
ている。
【0004】本考案は、このような事情に鑑み、側縁部
がフロントロアピラーから浮き上がることのないダッシ
ュサイドトリムの取付構造の提供を目的とする。
がフロントロアピラーから浮き上がることのないダッシ
ュサイドトリムの取付構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案は、フランジ状部にウェザーストリップを嵌着
したフロントロアピラーに、ダッシュサイドトリムを取
付けてなる構造において、該トリムの後方側の側縁部を
上記フランジ状部を巻き込むように湾曲させるととも
に、該側縁部の裏面にリブを突設し、該リブがクリップ
で上記ウェザーストリップの基部と共に挾着され、かつ
該基部で上記フランジ状部と共に上記クリップが挾持さ
れるようにし、さらに上記クリップの位置決めを行うた
めの凹部をピラーインナパネルに設けたことを特徴とす
る。
の本考案は、フランジ状部にウェザーストリップを嵌着
したフロントロアピラーに、ダッシュサイドトリムを取
付けてなる構造において、該トリムの後方側の側縁部を
上記フランジ状部を巻き込むように湾曲させるととも
に、該側縁部の裏面にリブを突設し、該リブがクリップ
で上記ウェザーストリップの基部と共に挾着され、かつ
該基部で上記フランジ状部と共に上記クリップが挾持さ
れるようにし、さらに上記クリップの位置決めを行うた
めの凹部をピラーインナパネルに設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】図1に本考案の構造を分解して示す。同図に
おいて、1はフロントロアピラー、2はダッシュサイド
トリム、3はウェザーストリップである。ダッシュサイ
ドトリム2は図2に示すように樹脂クリップ4でフロン
トロアピラー1に取付けてあり、その後方側の側縁部2
aはフロントロアピラー1のフランジ状部5を巻き込む
ように湾曲させてある。そして、この側縁部2aの裏面
にリブ6を突設してある。一方、フロントロアピラー1
はフランジ状部5にウェザーストリップ3を嵌着してあ
り、その断面がU字状の基部3aにダッシュサイドトリ
ム2のリブ6をクリップ7で挾着してある。フロントロ
アピラー1のインナパネル1aには、このクリップ7を
逃がし、その位置決めを行うための凹部8が設けてあ
る。なお、ウェザーストリップ3はサイドドア9との間
をシールするためのものであるが、サイドドア9の下部
でダッシュサイドトリム2と面する個所のシールは、サ
イドドア9に取付けた他のウェザーストリップ10で行
なっている。
おいて、1はフロントロアピラー、2はダッシュサイド
トリム、3はウェザーストリップである。ダッシュサイ
ドトリム2は図2に示すように樹脂クリップ4でフロン
トロアピラー1に取付けてあり、その後方側の側縁部2
aはフロントロアピラー1のフランジ状部5を巻き込む
ように湾曲させてある。そして、この側縁部2aの裏面
にリブ6を突設してある。一方、フロントロアピラー1
はフランジ状部5にウェザーストリップ3を嵌着してあ
り、その断面がU字状の基部3aにダッシュサイドトリ
ム2のリブ6をクリップ7で挾着してある。フロントロ
アピラー1のインナパネル1aには、このクリップ7を
逃がし、その位置決めを行うための凹部8が設けてあ
る。なお、ウェザーストリップ3はサイドドア9との間
をシールするためのものであるが、サイドドア9の下部
でダッシュサイドトリム2と面する個所のシールは、サ
イドドア9に取付けた他のウェザーストリップ10で行
なっている。
【0007】ダッシュサイドトリム2の組付けにあたっ
ては、予めウェザーストリップ3の基部3aにクリップ
7を差し込んでおく。次いで、フロントロアピラー1の
フランジ状部5にウェザーストリップ3を嵌着する。そ
の際、クリップ7がフロントロアピラー1の凹部8に納
まるようにする。最後に、ダッシュサイドトリム2のリ
ブ6をクリップ7に差し込み、トリム2の上下方向の位
置を調整して取付穴の位置を合わせてから、トリム2を
クリップ4でフロントロアピラー1に固定すればよい。
このように、凹部8によってクリップ7の位置決めが行
なわれることになるので、ダッシュサイドトリム2のリ
ブ6を確実にクリップ7に係合させることができる。組
付けが完了した状態において、基部3aで上記フランジ
状部5と共に上記クリップ7が挾持される
ては、予めウェザーストリップ3の基部3aにクリップ
7を差し込んでおく。次いで、フロントロアピラー1の
フランジ状部5にウェザーストリップ3を嵌着する。そ
の際、クリップ7がフロントロアピラー1の凹部8に納
まるようにする。最後に、ダッシュサイドトリム2のリ
ブ6をクリップ7に差し込み、トリム2の上下方向の位
置を調整して取付穴の位置を合わせてから、トリム2を
クリップ4でフロントロアピラー1に固定すればよい。
このように、凹部8によってクリップ7の位置決めが行
なわれることになるので、ダッシュサイドトリム2のリ
ブ6を確実にクリップ7に係合させることができる。組
付けが完了した状態において、基部3aで上記フランジ
状部5と共に上記クリップ7が挾持される
【0008】なお、本実施例では、断面がU字状のクリ
ップ7を使用しているが、図4に示すような断面がS字
状のクリップ11を用い、これを予めフロントロアピラ
ー1のフランジ状部5に嵌着しておくようにしてもよ
い。
ップ7を使用しているが、図4に示すような断面がS字
状のクリップ11を用い、これを予めフロントロアピラ
ー1のフランジ状部5に嵌着しておくようにしてもよ
い。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、ダッシュサイドトリム
の後方側の側縁部がフロントロアピラーのフランジ状部
に支持され、フロントロアピラーから浮き上がらなくな
る。
の後方側の側縁部がフロントロアピラーのフランジ状部
に支持され、フロントロアピラーから浮き上がらなくな
る。
【0010】また、ダッシュサイドトリムのリブをクリ
ップに差し込むだけで、このトリムを仮止めすることが
できるので、作業性が良くなる。
ップに差し込むだけで、このトリムを仮止めすることが
できるので、作業性が良くなる。
【図1】本考案の構造を分解して示す斜視図である。
【図2】図3に示したB−B線による断面図である。
【図3】図1のダッシュサイドトリムを組付けた状態の
図で、これを図7の矢印A方向から見た図である。
図で、これを図7の矢印A方向から見た図である。
【図4】図2の変形例を示す図である。
【図5】図3と対応する従来例の図である。
【図6】図2と対応する従来例の図である。
【図7】自動車の斜視図である。
1 フロントロアピラー 1a フロントロアピラーのインナパネル 2 ダッシュサイドトリム 2a ダッシュサイドトリムの側縁部 3 ウェザーストリップ 3a ウェザーストリップの基部 4 樹脂クリップ 5 フランジ状部 6 リブ 7 クリップ 8 凹部 11 クリップ
Claims (1)
- 【請求項1】 フランジ状部にウェザーストリップを嵌
着したフロントロアピラーに、ダッシュサイドトリムを
取付けてなる構造において、該トリムの後方側の側縁部
を上記フランジ状部を巻き込むように湾曲させるととも
に、該側縁部の裏面にリブを突設し、該リブがクリップ
で上記ウェザーストリップの基部と共に挾着され、かつ
該基部で上記フランジ状部と共に上記クリップが挾持さ
れるようにし、さらに上記クリップの位置決めを行うた
めの凹部をピラーインナパネルに設けたことを特徴とす
るダッシュサイドトリムの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088991U JP2600429Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | ダッシュサイドトリムの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088991U JP2600429Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | ダッシュサイドトリムの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532154U JPH0532154U (ja) | 1993-04-27 |
JP2600429Y2 true JP2600429Y2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13958277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991088991U Expired - Lifetime JP2600429Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | ダッシュサイドトリムの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600429Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4588074B2 (ja) * | 2008-01-22 | 2010-11-24 | 西川ゴム工業株式会社 | サッシュモール端部の保持構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125246U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-14 | 三菱自動車工業株式会社 | ピラ−トリムの取付け構造 |
JPH02133946U (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-07 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP1991088991U patent/JP2600429Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532154U (ja) | 1993-04-27 |
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