JPH1029039A - 中子砂の充填方法及びその装置 - Google Patents
中子砂の充填方法及びその装置Info
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- JPH1029039A JPH1029039A JP8202901A JP20290196A JPH1029039A JP H1029039 A JPH1029039 A JP H1029039A JP 8202901 A JP8202901 A JP 8202901A JP 20290196 A JP20290196 A JP 20290196A JP H1029039 A JPH1029039 A JP H1029039A
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- sand
- core
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- core sand
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- 239000004576 sand Substances 0.000 title claims abstract description 75
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000012856 packing Methods 0.000 title abstract description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中子箱への多数のベントホ−ル穿設作業を必
要とせずに中子砂を中子箱内に充填密度を高くして中子
キャビティ−全体に均一に充填できる中子砂の充填方法
及びその装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 中子砂Sを補給したブロ−ヘッド11内
及び中子箱1内を吸引した後、前記補給された中子砂S
を必要量に分割して中子箱1内に吹込み充填する操作を
反復して行ない中子箱1内全体に充填する中子砂の充填
方法及びその装置
要とせずに中子砂を中子箱内に充填密度を高くして中子
キャビティ−全体に均一に充填できる中子砂の充填方法
及びその装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 中子砂Sを補給したブロ−ヘッド11内
及び中子箱1内を吸引した後、前記補給された中子砂S
を必要量に分割して中子箱1内に吹込み充填する操作を
反復して行ない中子箱1内全体に充填する中子砂の充填
方法及びその装置
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中子砂を中子箱の
キャビティ−内に高密度にかつ全体に均一に充填する中
子砂の充填方法及びその装置に関する。
キャビティ−内に高密度にかつ全体に均一に充填する中
子砂の充填方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中子箱内に中子砂を供給充填する
には圧縮空気と共に中子砂を吹き込み充填するブロ−イ
ング方法あるいは中子箱内を吸引減圧してホッパ内に溜
められている中子砂を吸い込み充填する吸い込み方法等
が採用されている。これらブロ−イング方法あるいは吸
い込み方法を採用するには多数のベントホ−ルを試行錯
誤しながら中子箱に穿設する厄介な作業が必要であっ
た。
には圧縮空気と共に中子砂を吹き込み充填するブロ−イ
ング方法あるいは中子箱内を吸引減圧してホッパ内に溜
められている中子砂を吸い込み充填する吸い込み方法等
が採用されている。これらブロ−イング方法あるいは吸
い込み方法を採用するには多数のベントホ−ルを試行錯
誤しながら中子箱に穿設する厄介な作業が必要であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように厄介な作
業を要するブロ−イング方法あるいは吸い込み方法であ
っても中子キャビティ−が細長い形状であったり、複雑
形状である場合には中子砂を充填密度を高くして中子キ
ャビティ−全体に均一に充填することができず充填密度
の悪い部分が生じる問題があった。本発明は上記の問題
に鑑みて成されたものであり、中子箱への多数のベント
ホ−ル穿設作業を必要とせずに中子砂を、中子箱内に充
填密度を高くして中子キャビティ−全体に均一に充填で
きる中子砂充填方法及びその装置を提供することを目的
とする。
業を要するブロ−イング方法あるいは吸い込み方法であ
っても中子キャビティ−が細長い形状であったり、複雑
形状である場合には中子砂を充填密度を高くして中子キ
ャビティ−全体に均一に充填することができず充填密度
の悪い部分が生じる問題があった。本発明は上記の問題
に鑑みて成されたものであり、中子箱への多数のベント
ホ−ル穿設作業を必要とせずに中子砂を、中子箱内に充
填密度を高くして中子キャビティ−全体に均一に充填で
きる中子砂充填方法及びその装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明における中子砂の充填方法は、中子造型に必要
な量以上の中子砂を補給したブロ−ヘッドのブロ−孔
と、中子箱のキャビティ−に通じる砂供給口を連通圧着
する充填準備工程と、前記ブロ−ヘッド内及び中子箱の
キャビティ−内を吸引減圧した後ブロ−ヘッド内の中子
砂のうちの必要砂量を分割して圧縮空気と共に中子箱の
キャビティ−内に吹込み充填する第1次充填工程と、前
記第1次充填工程と同じ工程(必要砂量は変ることもあ
る)を1回以上繰り返し行ない中子箱のキャビティ−内
全体に中子砂を充填する反復充填工程と、から成ること
を特徴とし、本発明における中子砂の充填装置は、下端
部にブロ−孔を穿設すると共に上端部にゲ−ト付の砂補
給口を設けた箱状のブロ−ヘッドと、該ブロ−ヘッドの
上端部に穿設されて吸引管及び開閉弁を介して真空ポン
プに連通する吸引孔と、該ブロ−ヘッドの側壁において
吹込管及び開閉弁を介して圧縮空気源に連通されると共
に前記ブロ−孔に近い位置から砂補給口に向って所定の
間隔をおいて複数段に設けられた複数のエヤ−供給口
と、から成ることを特徴とするものである。
め本発明における中子砂の充填方法は、中子造型に必要
な量以上の中子砂を補給したブロ−ヘッドのブロ−孔
と、中子箱のキャビティ−に通じる砂供給口を連通圧着
する充填準備工程と、前記ブロ−ヘッド内及び中子箱の
キャビティ−内を吸引減圧した後ブロ−ヘッド内の中子
砂のうちの必要砂量を分割して圧縮空気と共に中子箱の
キャビティ−内に吹込み充填する第1次充填工程と、前
記第1次充填工程と同じ工程(必要砂量は変ることもあ
る)を1回以上繰り返し行ない中子箱のキャビティ−内
全体に中子砂を充填する反復充填工程と、から成ること
を特徴とし、本発明における中子砂の充填装置は、下端
部にブロ−孔を穿設すると共に上端部にゲ−ト付の砂補
給口を設けた箱状のブロ−ヘッドと、該ブロ−ヘッドの
上端部に穿設されて吸引管及び開閉弁を介して真空ポン
プに連通する吸引孔と、該ブロ−ヘッドの側壁において
吹込管及び開閉弁を介して圧縮空気源に連通されると共
に前記ブロ−孔に近い位置から砂補給口に向って所定の
間隔をおいて複数段に設けられた複数のエヤ−供給口
と、から成ることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。垂直割の中子箱1はその内部
に縦方向に長くかつ中間位置の上下2個所に絞り部2
A,2Bを所定の間隔(図示例においては天井部から絞
り部2Aまで:絞り部2Aから絞り部2Bまで:絞り部
2Bから底部まで=1:2:1)をおいて備えたキャビ
ティ−2が画成されておりキャビティ−2の上部中央位
置には上方に貫通する砂供給口3が穿設されている。ま
た砂供給口3の側部にはベントホ−ル4が穿設されてお
り、吸引本管5及び開閉弁6を介して真空ポンプ7に連
通されている。
基づいて詳しく説明する。垂直割の中子箱1はその内部
に縦方向に長くかつ中間位置の上下2個所に絞り部2
A,2Bを所定の間隔(図示例においては天井部から絞
り部2Aまで:絞り部2Aから絞り部2Bまで:絞り部
2Bから底部まで=1:2:1)をおいて備えたキャビ
ティ−2が画成されておりキャビティ−2の上部中央位
置には上方に貫通する砂供給口3が穿設されている。ま
た砂供給口3の側部にはベントホ−ル4が穿設されてお
り、吸引本管5及び開閉弁6を介して真空ポンプ7に連
通されている。
【0006】さらに前記中子箱1の上部には底面に前記
砂供給口3に連通可能にされたブロ−孔8を穿設すると
共に天井部にシリンダ9の作動により開閉されるゲ−ト
付の砂補給口10を備えたブロ−ヘッド11が圧着され
ており、ブロ−ヘッド11内には1個の中子を造型する
に必要な量より若干多い量の中子砂Sが補給されてい
る。また該ブロ−ヘッド11の上部には吸引孔12が穿
設されており、該吸引孔12は前記吸引孔本管5におけ
る開閉弁6より下流位置に連通連結された吸引管12A
に連通されている。さらに前記ブロ−ヘッド11の側壁
には複数のエヤ−供給口13,14,15,16が前記
ブロ−孔8に近い位置から砂補給口10に向って所定の
間隔(図示例は等間隔にしてあるが等間隔でない場合も
あり得る)をおいて複数段に穿設されている。前記エヤ
−供給口13,14,15,16は吹込管13A,14
A,15A,16A及び開閉弁13B,14B,15
B,16B並びに吹込主管17とメイン開閉弁18を介
して図示されない圧縮空気源に連通されている。またブ
ロ−ヘッド11の側壁上端部にはエヤ−補給口19が穿
設されていて該エヤ−補給口19は絞り弁付の補給管1
9A及び開閉弁19Bを介して前記吹込主管17に連通
されている。
砂供給口3に連通可能にされたブロ−孔8を穿設すると
共に天井部にシリンダ9の作動により開閉されるゲ−ト
付の砂補給口10を備えたブロ−ヘッド11が圧着され
ており、ブロ−ヘッド11内には1個の中子を造型する
に必要な量より若干多い量の中子砂Sが補給されてい
る。また該ブロ−ヘッド11の上部には吸引孔12が穿
設されており、該吸引孔12は前記吸引孔本管5におけ
る開閉弁6より下流位置に連通連結された吸引管12A
に連通されている。さらに前記ブロ−ヘッド11の側壁
には複数のエヤ−供給口13,14,15,16が前記
ブロ−孔8に近い位置から砂補給口10に向って所定の
間隔(図示例は等間隔にしてあるが等間隔でない場合も
あり得る)をおいて複数段に穿設されている。前記エヤ
−供給口13,14,15,16は吹込管13A,14
A,15A,16A及び開閉弁13B,14B,15
B,16B並びに吹込主管17とメイン開閉弁18を介
して図示されない圧縮空気源に連通されている。またブ
ロ−ヘッド11の側壁上端部にはエヤ−補給口19が穿
設されていて該エヤ−補給口19は絞り弁付の補給管1
9A及び開閉弁19Bを介して前記吹込主管17に連通
されている。
【0007】このように構成されたものは中子箱1の上
部にブロ−ヘッド11を圧着すると共にすべての開閉弁
を閉じた図1の状態で充填準備工程を終え続いて開閉弁
6を開いて中火箱1のキャビティ−2内及びブロ−ヘッ
ド11内を真空ポンプ7に連通してこれらを吸引減圧し
た後開閉弁6を閉じる。次に中子箱1のキャビティ−2
における絞り部2Bから下の部分に充填する必要な砂量
としてブロ−ヘッド11のエヤ−供給口14から下の部
分の中子砂Sを吹込み充填するように開閉弁13B,1
4Bを開くと共にメイン開閉弁18を開く。これにより
エヤ−供給口13,14から圧縮空気がブロ−ヘッド1
1内に供給されエヤ−供給口14から上の中子砂Sは上
方へ吹き上げられ、エヤ−供給口14から下の中子砂S
は分割されて中子箱1の減圧状態にあるキャビティ−2
内に向けて圧縮空気と共に吹込み充填されて図2のよう
になり、1次充填工程を終える。この際中子砂Sは充填
がむずかしい絞り部2Bの下部分も含めて減圧状態にあ
るキャビティ−2に吹き込まれ、高密度に充填される。
部にブロ−ヘッド11を圧着すると共にすべての開閉弁
を閉じた図1の状態で充填準備工程を終え続いて開閉弁
6を開いて中火箱1のキャビティ−2内及びブロ−ヘッ
ド11内を真空ポンプ7に連通してこれらを吸引減圧し
た後開閉弁6を閉じる。次に中子箱1のキャビティ−2
における絞り部2Bから下の部分に充填する必要な砂量
としてブロ−ヘッド11のエヤ−供給口14から下の部
分の中子砂Sを吹込み充填するように開閉弁13B,1
4Bを開くと共にメイン開閉弁18を開く。これにより
エヤ−供給口13,14から圧縮空気がブロ−ヘッド1
1内に供給されエヤ−供給口14から上の中子砂Sは上
方へ吹き上げられ、エヤ−供給口14から下の中子砂S
は分割されて中子箱1の減圧状態にあるキャビティ−2
内に向けて圧縮空気と共に吹込み充填されて図2のよう
になり、1次充填工程を終える。この際中子砂Sは充填
がむずかしい絞り部2Bの下部分も含めて減圧状態にあ
るキャビティ−2に吹き込まれ、高密度に充填される。
【0008】次に開閉弁13B,14Bを閉じた後、開
閉弁19Bを開くことによりエヤ−補給口19から絞り
弁により絞られた圧縮空気がブロ−ヘッド11内の中子
砂Sの上部に供給され、中子砂Sは下方へ落下されて図
3の状態になり、開閉弁19B及びメイン開閉弁18を
閉じる。なお上記絞られた圧縮空気の供給に変えてブロ
−ヘッド11に排気バルブを設けて、吹込み充填後にブ
ロ−ヘッド11内の圧縮空気を排気バルブから排気する
ことにより中子砂Sを自然落下の形で落下させるように
してもよい。
閉弁19Bを開くことによりエヤ−補給口19から絞り
弁により絞られた圧縮空気がブロ−ヘッド11内の中子
砂Sの上部に供給され、中子砂Sは下方へ落下されて図
3の状態になり、開閉弁19B及びメイン開閉弁18を
閉じる。なお上記絞られた圧縮空気の供給に変えてブロ
−ヘッド11に排気バルブを設けて、吹込み充填後にブ
ロ−ヘッド11内の圧縮空気を排気バルブから排気する
ことにより中子砂Sを自然落下の形で落下させるように
してもよい。
【0009】次に前記と同様にして開閉弁6を開きキャ
ビティ−2内及びブロ−ヘッド11内を吸引減圧して開
閉弁6を閉じた後、キャビティ−2における絞り部2A
から絞り部2Bの間部分に充填するに必要な砂量として
ブロ−ヘッド11のエヤ−供給口15から下の部分の中
子砂Sを吹込み充填するように開閉弁13B,14B,
15Bを開くと共にメイン開閉弁18を開く。これによ
りエヤ−供給口13,14,15から圧縮空気がブロ−
ヘッド11内に供給され、エヤ−供給口15から上の中
子砂Sは上方へ吹き上げられエヤ−供給口15から下の
中子砂Sは分割されてキャビティ−2内に向けて圧縮空
気と共に吹込み充填されて図4のようになり第2次充填
工程を終える。この際中子砂Sは前記と同様に充填がむ
ずかしい絞り部2Aの下部分も含め高密度に充填され
る。
ビティ−2内及びブロ−ヘッド11内を吸引減圧して開
閉弁6を閉じた後、キャビティ−2における絞り部2A
から絞り部2Bの間部分に充填するに必要な砂量として
ブロ−ヘッド11のエヤ−供給口15から下の部分の中
子砂Sを吹込み充填するように開閉弁13B,14B,
15Bを開くと共にメイン開閉弁18を開く。これによ
りエヤ−供給口13,14,15から圧縮空気がブロ−
ヘッド11内に供給され、エヤ−供給口15から上の中
子砂Sは上方へ吹き上げられエヤ−供給口15から下の
中子砂Sは分割されてキャビティ−2内に向けて圧縮空
気と共に吹込み充填されて図4のようになり第2次充填
工程を終える。この際中子砂Sは前記と同様に充填がむ
ずかしい絞り部2Aの下部分も含め高密度に充填され
る。
【0010】以下前記と同様にしてブロ−ヘッド11内
上部に吹き上げられた中子砂Sを落下させた後、中子箱
1のキャビティ−2内及びブロ−ヘッド11内を吸引減
圧し、中子箱1のキャビティ−2における絞り部2Aか
ら上部に充填するに必要な砂量(図示例では絞り部2B
から下部に充填するに必要な砂量と同じ量)としてエヤ
−供給14から下の部分の中子砂Sを吹込み充填するよ
うに開閉弁13B,14Bを開くと共にメイン開閉弁1
8を開き第3次の吹込み充填工程を行ない図5のように
キャビティ−2内全体に中子砂Sを充填させる。その後
開閉弁13B,14Bを閉じた後ブロ−ヘッド11内の
中子砂Sを落下させ、ブロ−ヘッド11と中子箱1とを
分離し、中子箱1内の充填された中子砂Sを硬化させ中
子を取り出す。一方ブロ−ヘッド11内には砂補給口1
0をシリンダ9の作動により開いて、ここから中子砂S
を補給し、次の中子砂の吹込み充填に備える。
上部に吹き上げられた中子砂Sを落下させた後、中子箱
1のキャビティ−2内及びブロ−ヘッド11内を吸引減
圧し、中子箱1のキャビティ−2における絞り部2Aか
ら上部に充填するに必要な砂量(図示例では絞り部2B
から下部に充填するに必要な砂量と同じ量)としてエヤ
−供給14から下の部分の中子砂Sを吹込み充填するよ
うに開閉弁13B,14Bを開くと共にメイン開閉弁1
8を開き第3次の吹込み充填工程を行ない図5のように
キャビティ−2内全体に中子砂Sを充填させる。その後
開閉弁13B,14Bを閉じた後ブロ−ヘッド11内の
中子砂Sを落下させ、ブロ−ヘッド11と中子箱1とを
分離し、中子箱1内の充填された中子砂Sを硬化させ中
子を取り出す。一方ブロ−ヘッド11内には砂補給口1
0をシリンダ9の作動により開いて、ここから中子砂S
を補給し、次の中子砂の吹込み充填に備える。
【0011】上記実施の形態においてエヤ−供給口1
3,14,15,16は等間隔で複数段に設けられてエ
ヤ−供給口の個数を制御的に選択し砂吹込み量をコント
ロ−ルするようにされているが中子箱のキャビティ−2
の形状によっては間隔を異なるようにしてもよいと共に
間隔を短くすることにより中子砂Sをさらに細かく分割
して吹込み充填することもできるようになる。要するに
中子砂Sの吹込み充填量及び吹込み充填回数は中子箱1
のキャビティ−2の形状及び大きさに応じて決めること
もでき、その場合にはエヤ−供給口13〜16の間隔及
び段数が変えられることになり専用の吹込み充填装置に
なる。また上記実施の形態においては吹込主管17のメ
イン開閉弁18を各操作の都度開閉するようにしている
が始業時と終業時のみに開閉し、各操作時においては開
閉弁13B〜16B及び開閉弁19Bを開閉するように
してもよい。
3,14,15,16は等間隔で複数段に設けられてエ
ヤ−供給口の個数を制御的に選択し砂吹込み量をコント
ロ−ルするようにされているが中子箱のキャビティ−2
の形状によっては間隔を異なるようにしてもよいと共に
間隔を短くすることにより中子砂Sをさらに細かく分割
して吹込み充填することもできるようになる。要するに
中子砂Sの吹込み充填量及び吹込み充填回数は中子箱1
のキャビティ−2の形状及び大きさに応じて決めること
もでき、その場合にはエヤ−供給口13〜16の間隔及
び段数が変えられることになり専用の吹込み充填装置に
なる。また上記実施の形態においては吹込主管17のメ
イン開閉弁18を各操作の都度開閉するようにしている
が始業時と終業時のみに開閉し、各操作時においては開
閉弁13B〜16B及び開閉弁19Bを開閉するように
してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
中子砂を補給したブロ−ヘッド内及び中子箱内を吸引減
圧した後、前記補給された中子砂を必要量に分割して中
子箱内に吹込み充填する操作を反復して行ない中子箱内
全体に充填するようにしたから中子箱内の形状が細長い
ものであったり複雑形状であっても充填密度を高くして
中子箱内に全体に均一に充填でき、しかも中子箱に対し
て吹込み充填のための多数のベントホ−ルを設けなくて
よくなる等種々の効果がある。
中子砂を補給したブロ−ヘッド内及び中子箱内を吸引減
圧した後、前記補給された中子砂を必要量に分割して中
子箱内に吹込み充填する操作を反復して行ない中子箱内
全体に充填するようにしたから中子箱内の形状が細長い
ものであったり複雑形状であっても充填密度を高くして
中子箱内に全体に均一に充填でき、しかも中子箱に対し
て吹込み充填のための多数のベントホ−ルを設けなくて
よくなる等種々の効果がある。
【図1】本発明の充填準備状況を示す縦断正面図であ
る。
る。
【図2】第1次砂充填状況を示す縦断正面図である。
【図3】第2次砂充填の準備状況を示す縦断正面図であ
る。
る。
【図4】第2次砂充填状況を示す縦断正面図である。
【図5】第3次砂充填状況を示す縦断正面図である。
1 中子箱 2 キャビティ− 2A 2B 絞り部 6 13B〜16B 開閉弁 7 真空ポンプ 8 ブロ−孔 11 ブロ−ヘッド 12 吸引孔 13〜16 エヤ−供給口 13A〜16A 吹込管 S 中子砂
Claims (2)
- 【請求項1】 中子造型に必要な量以上の中子砂を補給
したブロ−ヘッドのブロ−孔と、中子箱のキャビティ−
に通じる砂供給口を連通圧着する充填準備工程と、前記
ブロ−ヘッド内及び中子箱のキャビティ−内を吸引減圧
した後ブロ−ヘッド内の中子砂のうちの必要砂量を分割
して圧縮空気と共に中子箱のキャビティ−内に吹込み充
填する第1次充填工程と、前記第1次充填工程と同じ工
程を1回以上繰り返し行ない中子箱のキャビティ−内全
体に中子砂を充填する反復充填工程と、から成ることを
特徴とする中子砂の充填方法 - 【請求項2】 下端部にブロ−孔を穿設すると共に上端
部にゲ−ト付の砂補給口を設けた箱状のブロ−ヘッド
と、該ブロ−ヘッドの上端部に穿設されて吸引管及び開
閉弁を介して真空ポンプに連通する吸引孔と、該ブロ−
ヘッドの側壁において吹込管及び開閉弁を介して圧縮空
気源に連通されると共に前記ブロ−孔に近い位置から砂
補給口に向って所定の間隔をおいて複数段に設けられた
複数のエヤ−供給口と、から成ることを特徴とする中子
砂の充填装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8202901A JPH1029039A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 中子砂の充填方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8202901A JPH1029039A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 中子砂の充填方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029039A true JPH1029039A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16465080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8202901A Pending JPH1029039A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 中子砂の充填方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1029039A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10946436B2 (en) | 2015-11-06 | 2021-03-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Filling method and filling device for kneaded sand |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8202901A patent/JPH1029039A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10946436B2 (en) | 2015-11-06 | 2021-03-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Filling method and filling device for kneaded sand |
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