JPH10256602A - 半導体発光素子 - Google Patents
半導体発光素子Info
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- Led Devices (AREA)
Abstract
光パターンの均一化を実現し、発光効率を向上し、駆動
電圧を低減する。 【解決手段】 光取り出し電極を、シート抵抗が部分的
に異なるように構成する。低抵抗部と、光透過性の高抵
抗部とを、光取り出し電極内部に適切に配置することに
より、光取り出しの機能を損なう事なく、電極から半導
体側へ供給される電流の分布を抑制することができ、よ
って、光出力に寄与しない領域が無くなり、発光効率が
向上し、さらに、駆動電圧が低減した半導体発光素子を
得ることができる。
Description
構造に係わり、特に、可視から紫外領域での発光が得ら
れる窒化物半導体発光素子の構造に関するものである。
混晶に代表される窒化物半導体材料により、紫外から可
視領域で発光するLED等の半導体発光素子が実現され
ている。これらのLED素子では、基板として絶縁体で
あるサファイアが用いられるために、素子表面より正負
両電極を取る必要があり、そのため、表裏両面より電極
を取る一般的なLED素子とは異なる、種々の構造が提
案されてきた。図17は、このような従来の技術に係わ
る、窒化物半導体材料を用いた発光素子を示す模式図
で、(A)は平面図、(B)はA−A’断面図である。
02はn型GaN層、603はp型GaN層、604は
負電極、605は正電極、606はボンディングパッド
である。素子表面より正負両電極を取る構造では、電流
が、表面に平行に形成されているpn接合を均一に流れ
にくいので、本構造では、透明な正電極をpn接合上の
ほぼ全面に渡って形成し、さらに、ボンディングワイヤ
と負電極とを、違いに対角の位置に、正電極をはさんで
配置することで、この点を改善している。なお、負電極
については、透明である必要はなく、厚い金属膜で形成
されるので、ボンディングが容易であり、特に、負側の
ボンディングパッドは設けられていない。
来の技術では、光の取り出しを正電極から行うために、
正電極を非常に薄い金属の膜で形成し、透明とする必要
があった。そのため、正電極のシート抵抗が、透明電極
を用いない通常の構成の発光素子と比べて、著しく大き
い。具体的には、上記のような透明電極を構成する金属
膜の厚さが10nm程度であるのに対し、通常のLED
に用いられてきた、透明でない電極の金属膜の厚さは、
1μm程度と、両者には、著しい違いがあり、したがっ
てシート抵抗も著しく異なる。また、このように極めて
薄い金属膜へのボンディングが困難なために、ボンディ
ングパッドを正電極の端に接触させて設け、ここより給
電を行っているが、正電極のシート抵抗が大きいことに
より、ボンディングパッド接触部から離れた領域とボン
ディングパッド接触部近傍とで、正電極内部に電位差が
生じ、半導体に注入される電流密度に分布が生じてしま
う。このような、発光領域における電流密度分布が生じ
ると、電流の集中する部分では発熱により、発光効率が
低下し、また、電流の流れにくい部分は光出力への寄与
が小さい、無駄なスペースとなるので、素子全体として
は、発光効率が低下し、素子サイズが無用に大きくなっ
ていた。さらには、正電極のシート抵抗が大きいため
に、素子自体の駆動電圧が高くなってしまっていた。
て、電流密度が大きくなるに従い、発光効率が低下する
という問題があった。これにより、電流密度に分布が生
じると、高電流領域での発光効率が低下するので、素子
全体として、発光効率が分布のない場合に比べて、特
に、悪化するという問題があった。
は、発光領域における分布が大きく、駆動電流を大きく
するに従って、分布が小さくなるという現象も生じる。
これは、電流密度の大きい領域から、順に発光効率が低
下するために起こる。本現象の結果として、駆動電流値
により、発光エリアが変わるために、放射光パターンが
変わってしまい、特に、諧調表示を行う際に問題となっ
ていた。
ディングパッド、正電極、負電極の形状、配置において
は、発光領域に該当する正電極の形状が、中央部が窪ん
だ形状となっており、図17における、A−A’方向と
これに垂直な方向とで、同一の放射光パターンを得るこ
とが不可能であった。
明の半導体発光素子は、基板上に、少なくとも、第1導
電型半導体層、第2導電型半導体層、第2導電型半導体
層に接合する第2電極、第2電極に接合するボンディン
グパッドが順次設けられており、素子内部に発した光
が、第2電極を通して外部に取り出され、かつ、第2電
極のシート抵抗が、部分的に異なっている。
子は、基板上に、少なくとも、第1導電型半導体層、第
1導電型半導体層に接合する第1電極が順次設けられ、
さらに、第1導電型半導体層上の第1電極の形成されて
いない部分に、少なくとも、第2導電型半導体層、第2
導電型半導体に接合する第2電極、第2電極に接合する
ボンディングパッドが順次設けられており、素子内部に
発した光が、第2電極を通して外部に取り出され、か
つ、第2電極のシート抵抗が、部分的に異なっている。
電極と、ボンディングパッドとが、隣り合うように配置
されてもよく、あるいは、第1電極、第2電極、ボンデ
ィングパッドが、順次一列に並べて配置されてもよい。
なる第2電極は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分
が、線状に形成される形態を有する。
部分的に異なる第2電極は、周囲よりもシート抵抗の小
さい部分が、ボンディングパッドと直接接合する。
て、上記シート抵抗が部分的に異なる第2電極は、周囲
よりもシート抵抗の小さい部分が、線状に形成され、か
つ、格子状に配置される形態を有してもよく、あるい
は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分が、線状に形成
され、かつ、ボンディングパッドから放射状に伸びる形
態を有してもよく、またあるいは、周囲よりもシート抵
抗の小さい部分が、線状に形成され、かつ、ボンディン
グパッドから樹枝状に伸びる形態を有してもよい。また
さらに、上記シート抵抗が部分的に異なる第2電極は、
シート抵抗の小さい部分の周囲を、シート抵抗の大きい
部分が取り囲む形態を有していてもよい。
ート抵抗が部分的に異なる第2電極は、一層以上の導電
性膜と、該一層以上の導電性膜上に、部分的に一層以上
の導電性膜を積層して構成されていてもよく、あるい
は、一層以上の導電性膜と、該一層以上の導電性膜下
に、部分的に一層以上の導電性膜を挿入して構成されて
いてもよく、またあるいは、一層以上の導電性膜と、該
一層以上の導電性膜下に、部分的に、絶縁体膜および一
層以上の導電性膜を挿入して構成されていてもよい。
電性半導体層が、1層以上のIII族元素窒化物半導体
で構成されており、さらに、第2導電型半導体層が1層
以上のIII族元素窒化物半導体で構成される。
電極は、高抵抗部と低抵抗部とが適切に配置・構成され
ることにより、光取り出しの機能を損なう事なく、電極
内部の電位差を抑制し、第2電極から半導体側に電流を
一様に供給させる作用を有することになる。
導電型半導体層、第2導電型半導体層、第2導電型半導
体層に接合する第2電極、第2電極に接合するボンディ
ングパッドが順次設けられており、素子内部に発した光
が、第2電極を通して外部に取り出され、かつ、第2電
極のシート抵抗が、部分的に異なっている構成とするこ
とで、光出力への寄与が小さい発光領域が無くなり、よ
って発光効率が向上し、さらに、駆動電圧が低減した半
導体発光素子を得ることができる。また、素子駆動電流
によって、放射光パターンが変わるということもなくな
る。
半導体層、第1導電型半導体層に接合する第1電極が順
次設けられ、さらに、第1導電型半導体層上の第1電極
の形成されていない部分に、少なくとも、第2導電型半
導体層、第2導電型半導体に接合する第2電極、第2電
極に接合するボンディングパッドが順次設けられてお
り、素子内部に発した光が、第2電極を通して外部に取
り出され、かつ、第2電極のシート抵抗が、部分的に異
なっている構成とすることで、光出力への寄与が小さい
発光領域が無くなり、よって、発光効率が向上し、さら
に、駆動電圧が低減した、素子上面から正負両電極を取
る構造の半導体発光素子を得ることができる。
極と、ボンディングパッドとを、隣り合うように配置す
ることで、チップ上に無駄なく第1電極、ボンディング
パッド、第2電極を配置させることができ、サイズの低
減が可能になる。また、発光領域の形状についての自由
度を高めることができる。
て、第1電極、第2電極、ボンディングパッドを、順次
一列に並べて配置することで、特に、面積の小さいチッ
プ上に無駄なく第1電極、ボンディングパッド、第2電
極を配置させることができ、極小サイズの半導体発光素
子を製造できる。また、発光領域の形状を正方形に近い
形とすることができ、放射光パターンの異方性を小さく
できる。
抵抗が部分的に異なる第2電極は、周囲よりもシート抵
抗の小さい部分が、線状に形成される形態を有する形状
とすることで、素子内部に発した光の外部への取り出し
をほとんど妨げる事なく、第2電極から半導体側に電流
を一様に電流を供給することが実現される。
電極は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分が、ボンデ
ィングパッドと直接接合する構成とすることで、特に効
果的に、素子電圧を低減できる。
シート抵抗が部分的に異なる第2電極の構成を、周囲よ
りもシート抵抗の小さい部分が、線状に形成され、か
つ、格子状に配置される形態とすることで、特に効果的
に、第2電極から半導体側に電流を一様に供給させるこ
とができ、さらに、素子製造工程上、ボンディングパッ
ドとの位置合わせを不要とすることができる。
2電極の構成を、周囲よりもシート抵抗の小さい部分
が、線状に形成され、かつ、ボンディングパッドから放
射状に伸びる形態とすることでも、効果的に第2電極か
ら半導体側に電流を一様に供給させることができる。
る第2電極の構成を、周囲よりもシート抵抗の小さい部
分が、線状に形成され、かつ、ボンディングパッドから
樹枝状に伸びる形態とすることでも、効果的に第2電極
から半導体側に電流を一様に供給させることができる。
第2電極の構成を、シート抵抗の小さい部分の周囲を、
シート抵抗の大きい部分が取り囲む形態とすることで
も、発光領域における電流分布を改善でき、また、電流
値により、放射光パターンが変形することを効果的に防
止できる。
ート抵抗が部分的に異なる第2電極は、一層以上の導電
性膜と、該一層以上の導電性膜上に、部分的に一層以上
の導電性膜を積層するように構成することで、容易に実
現できる。
る第2電極は、一層以上の導電性膜と、該一層以上の導
電性膜下に、部分的に一層以上の導電性膜を挿入して構
成とすれば、外部に光が取り出しにくい低抵抗部直下で
の発光を抑制させることが可能になる。
異なる第2電極は、一層以上の導電性膜と、該一層以上
の導電性膜下に、部分的に、絶縁体膜および一層以上の
導電性膜を挿入して構成すれば、外部に光が取り出しに
くい低抵抗部直下での発光をさらに抑制させることが可
能になる。
電性半導体層を、1層以上のIII族元素窒化物半導体
で構成し、さらに、第2導電型半導体層を1層以上のI
II族元素窒化物半導体で構成することで、紫外域から
可視域で発光する半導体発光素子を得ることができる。
いて説明する。
形態1における、半導体発光素子の構成を示す図で、
(A)は平面図、(B)はA−A’断面図、(C)はB
−B’断面図である。
に、AlNバッファ層102、n型GaN103が順次
形成されている。n型GaN層上の一部には、概略正方
形のメサ状に、InGaN発光層104およびp型Ga
N層105が設けられる。さらに、p型GaN層105
上に正電極111が形成され、これは、線状に形成され
た低抵抗部108と、その他の部分である高抵抗部10
7の2つの部分から構成される。メサ周囲の低地部の一
部には、負電極106がn型GaN層に接合して設けら
れ、その隣りには、ボンディングパッド110がSiO
2保護膜109によりn型GaN層とは絶縁されて設け
られる。ボンディングパッド110はメサ上にまで伸び
ており、正電極上の一部と保護膜の開口部を通じて接合
している。ここで、SiO2保護膜109は、メサ側
面、正電極表面も覆うように形成されている。なお、図
1の平面図においては、図を分かりやすくするため、S
iO2保護膜109を図示しなかった。
ける、半導体発光素子の正電極の詳細な構成を示す断面
図である。図において、201はNi層、202はAu
層、203はAl層であり、その他の符号については、
図1と同一である。
光素子の製造方法について述べる。
結晶成長技術を用いて、AlNバッファ層102、n型
GaN層103、InGaN発光層104、p型GaN
層105を順次形成し、その後、通常のリソグラフィー
技術とエッチング技術を用いて、ウェハーの一部を、表
面からn型GaN層103の途中まで除去し、概略正方
形のメサを作製する。ここで、InGaN発光層は、中
心波長450nmの、青色に発光するような組成および
不純物の構成とした。
る。正電極は、高抵抗部107と低抵抗部108から成
っており、本実施の形態では以下に示す方法で作製し
た。ここで、低抵抗あるいは高抵抗とは、電極金属膜の
シート抵抗の大小を相対的に表している。
るマスクを、ウェハー上に形成し、さらに、表面に、N
i層201,Au層202,Al層203を連続的に蒸
着する。さらに、その表面に格子状のマスクを形成し、
これを通じてAlのみを選択的にエッチングすること
で、Ni/Auの薄膜上に、格子状にAlが積層されて
いるような図2に詳細を示す構造を作製できた。ここ
で、格子状のマスクは、ウェハー上の特定の位置にアラ
イメントする必要はなく、ウェハー全面に形成すれば良
い。本構成では、対酸性に優れるAu層202がエッチ
ストップ層として働き、また、NiもAlよりも貴な金
属であるから腐食されにくいので、例えば、エッチング
液としてリン酸を用いることで、容易にAlのみをパタ
ーンエッチすることが可能である。その後、リフトオフ
により、メサ上面以外から、蒸着した金属をマスクごと
除去することで、Ni/Auからなる高抵抗部107
と、Ni/Au/Alからなる低抵抗部108とで構成
される正電極がメサ上に作製できる。本実施の形態で
は、正電極全体の大きさを、250μm角とし、そこ
に、幅3μm、ピッチ40μmの格子状の低抵抗部10
8が配置される構成とした。このように、第2電極を、
導電性膜と、この導電性膜上に部分的に別の導電性膜が
積層されるような構成とすることで、部分的にシート抵
抗の異なる構成とすることができる。
高抵抗部は、膜厚を薄くして、透過性とした。十分な、
光取り出しを確保するためには、それぞれの膜厚がなる
べく薄い方が良いが、十分なコンタクトを確保するため
に、ある程度のNi層厚が必要であり、Niの膜厚とし
ては、1〜10nm程度が好ましい。また、Auの膜厚
も、製造工程上、エッチングストップとして機能させる
ため、ある程度の膜厚が必要であり、3〜10nm程度
が好ましい。本実施の形態においては、電極の透過率が
十分得られることを考慮して、Ni7nm/Au7nm
の構成とした。このとき、発光波長に対して、40%程
度の透過率が得られた。また、正電極全体の平均的なシ
ート抵抗を下げるため、Ni/Au/Al低抵抗部は、
なるべくAlを厚くする方が良い。ただし、製造工程
上、Alがあまり厚いとパターニングが困難になるの
で、この点を勘案して、Alの厚さを1μmとした。そ
の後、ウェハー上に、通常の薄膜積層技術、フォトリソ
グラフィー技術およびエッチング技術により、正電極上
の一部と、n型半導体層上の一部に開口を有するSiO
2保護膜を形成する。この開口部は、それぞれ、正電極
とボンディングパッド、n型GaN層と負電極の接触部
に相当する。
ラフィー技術およびエッチング技術を用いて、Ti/A
u負電極106およびTi/Auボンディングパッド1
10を形成する。本実施の形態においては、負電極およ
びボンディングパッドを同時に形成し、工程を簡略化し
た。ボンディングを容易にするために、Ti/Au電極
は、厚めに形成することが好ましく、例えば、総膜厚1
μmとすればよい。
こからチップごとに切り出されて、図1に示す半導体素
子チップが完成する。その後、チップは適切な台座に固
定され、ボンディングパッド110および負電極106
にAu等のワイヤがボンディングされて、用いられる。
ため、本実施の形態と同様の構造であるが、従来の技術
の如く、正電極にAl層の付加された低抵抗部を設けな
い比較素子を製造し、本実施の形態の素子との特性の比
較を行った。図15は、本実施の形態の素子の発光領域
の各場所における発光強度を、示したグラフである。横
軸は、図1のB−B’に沿った位置を表しており、縦軸
に、ボンディングパッド近傍の発光強度を1として規格
化したときの発光強度を示した。また、図16は比較素
子における同様のグラフである。比較素子においては、
ボンディングパッドから離れるに従って、発光強度が低
下しており、これは、注入電流が低いときほど顕著であ
る。しかしながら、本実施の形態の素子においては、発
光領域全面にわたって、均一な発光強度が得られている
ことが分かる。本実施の形態の素子の、正電極の高抵抗
部のシート抵抗が、2.4Ω、低抵抗部のシート抵抗
が、27mΩであり、それぞれの面積比から考えた正電
極の平均的なシート抵抗が約0.2Ωであるのに対し、
比較素子の正電極のシート抵抗は2.4Ωと、一桁近く
大きいので、正電極内部での電圧降下が生じ、電流が先
端まで十分に供給されず、図16に示したような、発光
強度の分布の原因となっている。
しい値は、電極のコンタクト抵抗をρC、電極の電流供
給部と、ここからもっとも離れた点までの距離をLとし
て、ρS<ρC/(4L2) の範囲である。これは、電流
密度の差が1割程度に収まる条件に相当する。低抵抗部
の膜厚や、線幅、ピッチはこれを考慮して、設定する必
要がある。本実施の形態では、L=250μm、電極の
コンタクト抵抗ρCの大きさが1×10-3Ωcm2程度で
あるので、ρS<0.4Ωの程度になるように、設計す
れば良いことになる。また、低抵抗部は、膜厚が厚く不
透明なので、光取りだしを妨害することになるが、低抵
抗部の面積が、電極面積の10分の1程度までであれ
ば、ほとんど影響はなく、逆に、電流が均一に注入され
る効果により、発光効率が改善される。また、格子状に
配置される低抵抗部は、ボンディングパッドと適宜接触
するように配置されることが望ましく、ピッチを、ボン
ディングパッドの接触辺の長さの半分以下にすれば、必
ず複数個の接点があることになり、電流供給に有利なだ
けでなく、製造工程上低抵抗部の欠けが一部に生じて
も、必ず1個の接点が確保されるので、好ましい。この
点から、本実施の形態においては、ボンディングパッド
が正電極に接する長さが120μm程度であるので、ピ
ッチを60μm以下に設定すれば良いことになる。さら
に、ピッチの値は、上述の条件に基づいて、電極全体の
平均的なシート抵抗、低抵抗部の面積の割合、また、製
造工程上の要請を総合的に勘案して決定する必要があ
り、本実施の形態においては、40μmとした。
低電流域で発光の分布が著しいのは、電流密度が大きく
なるに従い、発光効率が低下するという、窒化物系半導
体発光素子に特有な現象による。これは、電流分布のあ
る素子では、高電流域での、発光効率低下が著しいこと
を示しており、本実施の形態の素子においては、この点
も改善されている。
れるように、電流値によって発光分布が変化するため
に、駆動電流値によって、放射光パターンが変化してし
まうという現象が見られた。これは、本発明者らによ
り、始めて、指摘された現象である。このようなLED
素子を、通常のLED素子と集積して用いた表示機器で
は、駆動電流の変化による諧調・色調表示を行っても、
見る角度によって、諧調・色調表現が違ってしまう問題
が生じてしまう。しかしながら、本実施の形態1の半導
体発光素子では、発光分布の変化が無いため、このよう
な問題が発生しなかった。
の構成とすることにより、透明である正電極のシート抵
抗を、全体として減少させることができ、その結果、半
導体側に電流が一様に供給されるようになり、正電極に
相当する発光領域全体が、均一に発光することとなっ
た。その結果、電流の集中による発光効率の低下、およ
び、発光に寄与しない無駄な発光領域ができることが回
避された。
メサの一辺の横に、互いに隣り合うように、四辺形のボ
ンディングパッドおよび負電極を配置したので、発光領
域、ボンディング部以外に無用のスペースを必要とする
ことがなく、半導体発光素子のサイズが無用に大きくな
ることがなかった。また、発光領域の形状をボンディン
グパッドおよび負電極の形にとらわれる事なく設定でき
るので、発光領域の形状を放射光パターンの異方性の小
さい、正方形とすることができた。
における低抵抗部がボンディングパッドと直接接触して
いるので、効果的に素子の駆動電圧を低減することがで
きた。
ングパッド部が正電極との電気的接触に必要な部分を除
いてメサ外部にあるので、従来例の素子のように不要に
正電極をおおって、光の取り出しを妨害することがな
い。
ば、発光効率が従来のものと比較して向上し、また、駆
動電圧も低減された、青色に発光する半導体発光素子を
製造することができる。
111の構成が異なる他は、実施の形態1と同じであ
る。図3は、本実施の形態における、正電極の詳細な構
成を示す断面図である。図において、301はAl層、
302はNi層であり、その他の符号については、上述
のとおりである。
程以外は、実施の形態1と同様である。以下に、本実施
の形態における正電極の作製工程を解説する。
l層を形成する。その後、表面に、適切な形態のマスク
を形成し、これを通じてAl層をエッチングすること
で、メサ上面にのみ、格子状にAl層301を形成し
た。マスク除去後、メサ上に概略正方形状の開口を有す
るマスクを、ウェハー上に形成し、さらに、表面に、N
i層を蒸着する。その後、リフトオフにより、メサ上面
以外から金属膜をマスクごと除去することで、図3に示
す、Niからなる高抵抗部107と、Al/Niからな
る低抵抗部108とで構成される正電極がメサ上に作製
できた。本実施の形態においては、Ni層302の膜厚
を12nm、Al層301の膜厚を0.5μmとし、低
抵抗部の幅およびピッチを、それぞれ、4μm、30μ
mとした。このとき、高抵抗部の透過率は、25%程度
であった。
部の構成が異なり、高抵抗部の金属膜の下に別の金属膜
を挿入し、低抵抗部としている。低抵抗部の最下層の金
属を、Alのように、p型GaNとの間のコンタクト抵
抗が大きい金属で形成すれば、低抵抗部からの半導体層
への電流注入が抑制され、不透明な低抵抗部直下での発
光が抑制されるので、実施の形態1よりも、さらに発光
効率が改善される。
て、コンタクト抵抗が大きいものを用いれば上記の効果
が得られるので好ましい。そのため、高抵抗部最下層よ
りも、仕事関数の小さい金属で構成すれば良い。また、
正電極全体のシート抵抗を下げるために、低抵抗部のシ
ート抵抗は小さい方が良く、そのために、例えば、Ti
/Auの様に多層の膜を挿入しても良い。
同様の効果により、発光効率が従来のものと比較して向
上し、また、駆動電圧も低減された、青色に発光する半
導体発光素子を製造することができた。
111の構成が異なる他は、実施の形態1および2と同
じである。図4は、本実施の形態における、正電極の詳
細な構成を示す断面図である。図において、401はS
iO2層、402はAl層、403はNi層、404は
Au層であり、その他の符号については、上述のとおり
である。本実施の形態の作製工程は、低抵抗部108の
最下に、SiO2層401を設けること以外、実施の形
態2とほとんど同様である。ここで、高抵抗部107
は、Ni/Auで、低抵抗部108はSiO2/Al/
Ni/Auで構成されている。本実施の形態において
は、SiO2層401の膜厚を0.2μm、Al層40
2の膜厚を1μm、Ni層403の膜厚を2nm、Au
層404の膜厚を2nmとし、低抵抗部の幅およびピッ
チを、それぞれ、2μm、50μmとした。このとき、
高抵抗部の透過率は、80%程度であった。
なる点は、低抵抗部の最下に絶縁層を挿入したことであ
る。これにより、実施の形態2における、低抵抗部直下
での発光抑制効果がさらに高まり、素子の発光効率がさ
らに改善される。
上の構成としては、電気伝導度が大きく、また、絶縁層
との密着性が良好であるものにすることが望ましい。そ
のために、例えば、Cr/Auのように多層構造として
も良い。
同様の効果により、発光効率が従来のものと比較して向
上し、また、駆動電圧も低減された、青色に発光する半
導体発光素子を製造することができた。
における低抵抗部のパターンが異なる他は、実施の形態
1と同様である。図5は、本実施の形態における、半導
体発光素子の構成を示す平面図である。図において、各
符号は、実施の形態1と同じである。なお、図を分かり
やすくするため、SiO2保護膜109を図示しない。
108が、ボンディングパッドより、放射状に広がる形
状とした。正電極におけるその他の部分は高抵抗部であ
る。ボンディングパッド付近に不透明な低抵抗部108
が集中し、この付近での光取り出しが妨げられることを
防止するため、低抵抗部108はボンディングパッド1
10と直接には接合しない形状とした。
ンディングパッドから放射状に広がるように配置される
ので、効果的に、半導体側に電流を一様に供給させるこ
とができるようになり、正電極に相当する発光領域全体
が、均一に発光することとなった。
効果により、発光効率が従来のものと比較して向上し、
また、駆動電圧も低減された、青色に発光する半導体発
光素子を製造することができた。
形態4を変形した例であり、正電極における低抵抗部の
パターンが異なる他は、実施の形態4と同様である。図
6は、本実施の形態における、正電極の構成を示す平面
図である。図において、各符号は、実施の形態1と同じ
である。なお、図を分かりやすくするため、SiO2保
護膜109を図示していない。
108が、ボンディングパッドより、樹枝状に広がる形
状とした。正電極におけるその他の部分は高抵抗部であ
る。これにより、効果的に、半導体側に電流を一様に供
給させることができるようになり、正電極に相当する発
光領域全体が、均一に発光することとなった。さらに、
本構成により、低抵抗部108とボンディングパッド1
10を直接接合しても、ボンディングパッド付近に不透
明な低抵抗部108が集中し、この付近での光取り出し
が妨げられることが防止される。したがって、実施の形
態4の場合よりも、素子の駆動電圧が低減できる。
効果により、発光効率が従来のものと比較して向上し、
また、駆動電圧も低減された、青色に発光する半導体発
光素子を製造することができた。
における低抵抗部のパターンが異なる他は、実施の形態
1と同様である。図7は、本実施の形態における、半導
体発光素子の構成を示す平面図である。図において、各
符号は、実施の形態1と同じである。なお、図を分かり
やすくするため、SiO2保護膜109を図示しない。
108が、正電極の周囲に設けられている。これによ
り、正電極においてボンディングパッド110から離れ
た点まで、十分に電流を供給できるようになり、正電極
に相当する発光領域の均一発光に寄与する。なお、本構
成において、正電極の中央部付近には、低抵抗部が設け
られないので、周辺部と比べて中央部の発光強度が低下
する恐れがあるが、このような場合でも、発光の強い領
域の全体的な大きさは、正電極の大きさになる。つま
り、実施の形態1の比較素子のように、電流値によっ
て、発光強度の強い領域が片側に移動したりすることが
ない。これにより、本実施の形態の素子においては、駆
動電流の違いによって、放射光パターンが変形すること
が、ほとんど無く、特に、片側にシフトするようなこと
は生じない。
効果により、発光効率が従来のものと比較して向上し、
また、駆動電圧も低減された、青色に発光する半導体発
光素子を製造することができた。
形態7における、半導体発光素子の構成を示す図で、
(A)は平面図、(B)はA−A’断面図、(C)はB
−B’断面図である。図8において、符号は図1と同一
である。本図に基づいて、構成を説明する。サファイア
基板101上に、AlNバッファ層102、n型GaN
103が順次形成されている。n型GaN層上には、一
つの角が切り欠けられた長方形のメサ状に、InGaN
発光層104、p型GaN層105が設けられる。さら
に、p型GaN層105上に正電極111が形成され、
これは、線状に形成された低抵抗部108と、その他の
部分である高抵抗部107の2つの部分から構成され
る。メサの切り欠け部には、負電極106がn型GaN
層に接触するように設けられ、その隣のメサ上には、ボ
ンディングパッド110が正電極上の一部と保護膜の開
口部を通じて接触するように設けられる。ここで、Si
O2保護膜109は、メサ側面、正電極表面も覆うよう
に形成されている。なお、図8の平面図において、図を
分かりやすくするため、SiO2保護膜を示さなかっ
た。メサの形状と、ボンディングパッドがメサ上に設け
られている点以外は、本実施の形態は、実施の形態1と
同様である。
素子の製造方法について述べる。
上に、通常の結晶成長技術を用いて、AlNバッファ層
102、n型GaN層103、InGaN発光層10
4、p型GaN層105を順次形成し、その後、パター
ンエッチング技術もしくはサンドブラスト技術を用い
て、ウェハーの一部を、表面からn型GaN層103の
途中まで除去、一つの角が切り欠けられた長方形のメサ
を作製する。
る。正電極は、低抵抗部108と高抵抗部107から成
っており、図2と同様の構成とした。本実施の形態にお
いて、Ni層の膜厚を4nm、Au層の膜厚を15nm
とし、Al層の膜厚を1.5μm、低抵抗部の幅および
ピッチを、それぞれ、1.5μm、40μmとした。正
電極は、メサ突起部の先端を除いて、ほぼメサ全面に形
成した。また、本実施の形態においては、Al層は、A
u層の上に、パターンメッキ技術を用いて形成した。
術、リソグラフィー技術およびエッチング技術により、
メサ突起部上面と、メサ切り欠け部に開口を有するSi
O2保護膜109を形成する。この開口部は、それぞ
れ、正電極とボンディングパッド、n型GaN層と負電
極の接触部に相当する。
ラフィー技術およびエッチング技術を用いて、Ti/A
u負電極106をメサ切り欠け部に、Ti/Auボンデ
ィングパッド110をメサ突起部上面に形成し、図8に
示す半導体発光素子が完成する。本実施の形態において
は、負電極およびボンディングパッドを同時に形成し、
工程を簡略化した。ボンディングを容易にするために、
Ti/Au電極は、厚めに形成することが好ましく、例
えば、総膜厚1μmとすればよい。
こからチップごとに切り出されて、図1に示す半導体素
子チップが完成する。その後、チップは適切な台座に固
定され、ボンディングパッド110および負電極106
にAu等のワイヤがボンディングされて、用いられる。
とすることにより、正電極から半導体側に電流が一様に
供給されるようになり、正電極に相当する発光領域全体
が、均一に発光することとなった。正電極に相当する発
光領域全体が、均一に発光することとなった。そのた
め、電流の集中による発光効率の低下、および、発光に
寄与しない無駄な発光領域ができることが回避された。
さらに、図8に示されるように、チップの片方に、互い
に隣り合うように、四辺形のボンディングパッドおよび
負電極を配置したので、発光領域、ボンディング部以外
に無用のスペースを必要とすることがなく、半導体発光
素子のサイズが無用に大きくなることがなかった。ま
た、発光領域の形状が概略正方形なので、チップから出
射する光パターンの異方性を小さくすることができた。
部108はほぼ不透明になるが、線幅5μmの線状に形
成したので、素子内部で発した光の取り出しに、ほとん
ど影響しなかった。また、正電極における低抵抗部がボ
ンディングパッドと直接接触しているので、効果的に素
子の駆動電圧を低減することができた。
子状に配置されるので、効果的に、正電極から半導体側
に供給される電流の分布を低減することができた。
ば、発光効率が従来のものと比較して向上し、また、駆
動電圧も低減された、半導体発光素子を製造することが
できる。
の形状・配置が異なる他は、実施の形態7と同様であ
る。図9は、本実施の形態における、半導体発光素子の
構成を示す平面図である。図において、各符号は、実施
の形態1と同じである。なお、図を分かりやすくするた
め、SiO2保護膜109を図示しない。
ように、実施の形態7における、ボンディング部を兼ね
た負電極の部分から、負電極が、メサ周囲を取り巻くよ
うに伸びている。これにより、発光領域におけるn型G
aN層内部での電位分布が低減され、正電極での電流分
布低減効果とあいまって、発光の分布が実施の形態6よ
りもさらに減少する。
ものと比較して向上し、また、駆動電圧も低減された、
半導体発光素子を製造することができた。
ィングパッド、正電極、負電極の配置および、正電極に
おける低抵抗部のパターンが異なる他は、実施の形態7
と同様である。図10は、本実施の形態における、半導
体発光素子の構成を示す図で(A)は平面図、(B)は
A−A’断面図である。図において、各符号は、実施の
形態1と同じである。なお、平面図においては、図を分
かりやすくするため、SiO2保護膜109を図示しな
い。
るように、ボンディングパッド、正電極、負電極が、そ
れぞれおよそ同じ大きさの概略正方形であり、この順に
並べて配置されている。これにより、ボンディングパッ
ド面積の、概略3倍程度にまでチップサイズを縮小する
ことが可能になった。また、本実施の形態において、正
電極は、線上の低抵抗部が、ボンディングパッドより、
数本平行に負電極の方に伸び、その他の部分は、高抵抗
部である構成とした。
が概略正方形なので、チップから出射する光パターンの
異方性を小さくすることができた。
のものと比較して向上し、また、駆動電圧も低減され
た、極小サイズの半導体発光素子を製造することができ
た。
の形態7の変形であり、これとは、ボンディングパッ
ド、正電極、負電極の形状と配置のみが異なる。図11
は、本実施の形態における、半導体発光素子の構成を示
す平面図であり、図において、各符号は、実施の形態1
と同じである。なお、図を分かりやすくするため、Si
O2保護膜109を図示しない。
正電極に囲まれて配置され、さらに、ボンディングパッ
ドが、チップの片隅に配置される。チップの中央部に負
電極を配したことにより、発光領域におけるn型GaN
層内部での電位分布が低減され、正電極側での電流分布
低減効果とあいまって、発光の分布が効果的に抑制され
る。
ものと比較して向上し、また、駆動電圧も低減された、
半導体発光素子を製造することができた。
の形態7の変形であり、これとは、ボンディングパッ
ド、正電極、負電極の形状と配置、及び、正電極におけ
る低抵抗部のパターンのみが異なる。図12は、本実施
の形態における、半導体発光素子の構成を示す平面図で
あり、図において、各符号は、実施の形態1と同じであ
る。なお、図を分かりやすくするため、SiO2保護膜
109を図示しない。
中央部に配置され、さらに、ボンディングパッドが正電
極の中央部に配置される。正電極において、線状の低抵
抗部が、ボンディングパッドより放射状に形成され、そ
の他の部分は、高抵抗部である。また、負電極は、チッ
プ外形の対向する2辺に沿って、分割して配置される。
本実施の形態の半導体発光素子では、負側のワイヤー
が、それぞれの負電極に接続されて、使用される。この
ように、負電極をチップの両端に配したことにより、発
光領域におけるn型GaN層内部での電位分布が低減さ
れ、正電極側での電流分布低減効果とあいまって、発光
の分布が効果的に低減される。
較して向上し、また、駆動電圧も低減された、半導体発
光素子を製造することができた。
施の形態12における、半導体発光素子の構成を示す図
で、(A)は平面図、(B)はA−A’断面図、(C)
はB−B’断面図である。図13において、符号は図1
と同一である。本図に基づいて、構成を説明する。サフ
ァイア基板101上に、AlNバッファ層102、n型
GaN103、InGaN発光層104、p型GaN層
105が設けられる。四辺形のチップの一角には、表面
よりn型GaN103に達する窪みが設けられ、n型G
aN103に接合して負電極106が設けられる。さら
に、p型GaN層105上に正電極が形成され、これ
は、実施の形態6と同様に構成されている。なお、正電
極は、チップ周囲からは離して配置される。これによ
り、チップ周囲の結晶欠陥の多い領域を電流が流れない
ので、素子の特性を良好なものに保つことができる。ま
た、p型GaN層表面の一角には、ボンディングパッド
110が設けられる。本実施の形態においては、正電極
およびボンディングパッドを次のように作製した。
と、リフトオフ法により、p型GaN層105表面に、
Niの光透過性薄膜を形成する。その後、リソグラフィ
ー法によるマスク形成と、リフトオフ法により、Alか
らなる正電極上の格子と、ボンディングパッドを一度に
形成する。すなわち、本実施の形態においては、ボンデ
ィングパッドと低抵抗部107を一度に形成しており、
これにより、半導体発光素子の製造工程が簡略化され
る。また、本実施の形態においては、実施の形態1ない
し10と異なり、保護膜も形成しない。これにより、製
造工程は、さらに簡略化された。なお、製造工程のその
他の部分については、上述の実施の形態から容易に類推
できるので、省略する。
同様の効果により、発光効率が従来のものと比較して向
上し、また、駆動電圧も低減された、半導体発光素子を
製造することができた。
は、基板として絶縁性であるサファイアを用いたが、本
発明はこれに限られる訳ではなく、公知技術に基づい
て、導電性、絶縁性にかかわらず、これをSiC、Si
などの他の材料に転置しても、当然に適用が可能であ
る。また、各半導体材料を、III族元素窒化物半導体
で構成した例について示したが、これを、III族元素
砒素化合物やIII族元素リン化合物半導体、III−
V族化合物半導体、II−VI族化合物半導体などの他
の材料に転置しても、当然に適用が可能である。
施の形態13における、半導体発光素子の構成を示す図
で、(A)は平面図、(B)はA−A’断面図である。
01上に、第1導電型半導体層502、半導体発光層5
03、第2導電型半導体層504が順次形成されてい
る。第2導電型半導体層504上には、第2電極509
およびボンディングパッド508が配置され、それらは
違いに接触している。また、第1導電型半導体基板50
1下には、第1電極505が形成されている。第2電極
は、光透過性の高抵抗部506と、低抵抗部507の2
領域から構成されている。低抵抗部506は、第2電極
全体のシート抵抗を低減し、かつ、第2電極からの光取
り出しを、妨害しないように、線状の形態をしている。
板を用いており、第1電極は、基板に接触して設けられ
ている。
光効率が従来のものと比較して向上し、また、駆動電圧
も低減された、半導体発光素子を製造することができ
る。
る構造の半導体発光素子における第2電極が、シート抵
抗が部分的に異なるように構成されることを特徴として
おり、これにより光取り出しの機能を損なう事なく、第
2電極から半導体側に供給される電流の分布を抑制する
作用を有する。したがって、本発明によれば、光出力に
寄与しない発光領域が無くなって発光パターンが均一に
なり、よって、発光効率が向上し、さらには、駆動電圧
が低減した半導体発光素子を得ることができる。
の構造を説明する平面図および断面図である。
の、正電極構造を説明するための断面図である。
の、正電極構造を説明するための断面図である。
の、正電極構造を説明するための断面図である。
の構造を説明する平面図である。
の構造を説明する平面図である。
の構造を説明する平面図である。
の構造を説明する平面図および断面図である。
の構造を説明する平面図である。
子の構造を説明する平面図および断面図である。
素子の構造を説明する平面図である。
素子の構造を説明する平面図である。
素子の構造を説明する平面図および断面図である。
素子の構造を説明する平面図および断面図である。
子の発光分布を示すグラフである。
子に対する比較素子の発光分布を示すグラフである。
面図および断面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 基板上に、少なくとも、第1導電型半導
体層、第2導電型半導体層、該第2導電型半導体層に接
合する第2電極、該第2電極に接合するボンディングパ
ッドが順次設けられている半導体発光素子であり、該素
子内部に発した光が、該第2電極を通して外部に取り出
されるような半導体発光素子において、該第2電極のシ
ート抵抗が、部分的に異なっていることを特徴とする半
導体発光素子。 - 【請求項2】 基板上に、少なくとも、第1導電型半導
体層、該第1導電型半導体層に接合する第1電極が順次
設けられ、さらに、該第1導電型半導体層上の第1電極
の形成されていない部分に、少なくとも、第2導電型半
導体層、該第2導電型半導体に接合する第2電極、該第
2電極に接合するボンディングパッドが順次設けられて
いる半導体発光素子であり、該素子内部に発した光が、
該第2電極を通して外部に取り出されるような半導体発
光素子において、該第2電極のシート抵抗が、部分的に
異なっていることを特徴とする半導体発光素子。 - 【請求項3】 上記第1電極と、ボンディングパッドと
が、隣り合うように配置されていることを特徴とする、
請求項2に記載の半導体発光素子。 - 【請求項4】 上記第1電極、第2電極、ボンディング
パッドが、順次一列に並べて配置されていることを特徴
とする、請求項2に記載の半導体発光素子。 - 【請求項5】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2電
極は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分が、線状に形
成される形態を有することを特徴とする、請求項1ない
し4のいづれかに記載の半導体発光素子。 - 【請求項6】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2電
極は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分が、ボンディ
ングパッドと直接接合していることを特徴とする、請求
項1ないし5のいづれかに記載の半導体発光素子。 - 【請求項7】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2電
極は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分が、線状に形
成され、かつ、格子状に配置される形態を有することを
特徴とする、請求項1ないし6のいづれかに記載の半導
体発光素子。 - 【請求項8】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2電
極は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分が、線状に形
成され、かつ、ボンディングパッドから放射状に伸びる
形態を有することを特徴とする、請求項1ないし6のい
づれかに記載の半導体発光素子。 - 【請求項9】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2電
極は、周囲よりもシート抵抗の小さい部分が、線状に形
成され、かつ、ボンディングパッドから樹枝状に伸びる
形態を有することを特徴とする、請求項1ないし6のい
づれかに記載の半導体発光素子。 - 【請求項10】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2
電極は、シート抵抗の小さい部分の周囲を、シート抵抗
の大きい部分が取り囲む形態を有することを特徴とす
る、請求項1ないし6のいづれかに記載の半導体発光素
子。 - 【請求項11】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2
電極は、一層以上の導電性膜と、該一層以上の導電性膜
上に、部分的に一層以上の導電性膜を積層して構成され
ていることを特徴とする、請求項1ないし10のいづれ
かに記載の半導体発光素子。 - 【請求項12】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2
電極は、一層以上の導電性膜と、該一層以上の導電性膜
下に、部分的に一層以上の導電性膜を挿入して構成され
ていることを特徴とする、請求項1ないし10のいづれ
かに記載の半導体発光素子。 - 【請求項13】 上記シート抵抗が部分的に異なる第2
電極は、一層以上の導電性膜と、該一層以上の導電性膜
下に、部分的に、絶縁体膜および一層以上の導電性膜を
挿入して構成されていることを特徴とする、請求項1な
いし10のいづれかに記載の半導体発光素子。 - 【請求項14】 上記第1導電性半導体層が、1層以上
のIII族元素窒化物半導体で構成されており、さら
に、上記第2導電型半導体層が1層以上のIII族元素
窒化物半導体で構成されていることを特徴とする、請求
項1ないし13のいづれかに記載の半導体発光素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5723597A JPH10256602A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 半導体発光素子 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5723597A JPH10256602A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 半導体発光素子 |
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JPH10256602A true JPH10256602A (ja) | 1998-09-25 |
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JP5723597A Pending JPH10256602A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 半導体発光素子 |
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