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JPH10245646A - 金合金、装飾部材、携帯時計及び装飾部材の製造方法 - Google Patents

金合金、装飾部材、携帯時計及び装飾部材の製造方法

Info

Publication number
JPH10245646A
JPH10245646A JP5341297A JP5341297A JPH10245646A JP H10245646 A JPH10245646 A JP H10245646A JP 5341297 A JP5341297 A JP 5341297A JP 5341297 A JP5341297 A JP 5341297A JP H10245646 A JPH10245646 A JP H10245646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gold alloy
decorative member
color tone
alloy
gold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5341297A
Other languages
English (en)
Inventor
Makiyoshi Fujiwara
牧芳 藤原
Hiroshi Komatsu
寛 小松
Tomoaki Ushiyama
智明 牛山
Akira Uchiyama
明 内山
Junya Hanaoka
準也 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP5341297A priority Critical patent/JPH10245646A/ja
Publication of JPH10245646A publication Critical patent/JPH10245646A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンク系の色調を容易に得ることができると
ともに、靱性に優れて割れが発生しにくく、鋳造時の充
填性にも優れた、製造容易な金合金及びこれを用いた装
飾部材を提供する。 【解決手段】 18Kの組成比を有するAuと、15.
0〜23.0wt%のCuと、0.3〜5.0wt%の
Pdとが含まれていることを特徴とする金合金であり、
ピンク系の色調を呈する金合金からなる装飾部材を歩留
まり良く、高い品位で製造することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金合金、装飾部材、
携帯時計及び装飾部材の製造方法に係り、特に、装飾部
材の素材として用いられる18K合金として好適な金合
金組成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指輪、イヤリング、ネックレス、
腕輪、ペンダント、腕時計や懐中時計等の携帯時計、置
物等の装飾品や、装飾品に限らず、その他の各種部材の
装飾部分等に用いられる種々の装飾部材には、18Kと
呼ばれる金合金(以下、単に「18K合金」という。)
が多く用いられている。この18K合金は、基本的にA
uが75wt%以上含まれるとともに、残部が主として
他の金属元素、例えば、Ag、Cu、Pd等からなる組
成を有する。
【0003】上記の18K合金の例としては、イエロー
ゴールドと呼ばれる、Auを75wt%、Agを15w
t%、Cuを10wt%含有する合金がある。また、ピ
ンクゴールドと呼ばれる、Auを75wt%、Agを4
wt%、Cuを21wt%含有する合金もある。さら
に、ホワイトゴールドと呼ばれる、Auを75wt%、
Pdを16wt%、その他の元素を9wt%含有する合
金もある。
【0004】上記の種々の金合金は、ロストワックス
法、ダイキャスト法等の鋳造法によって成形し、或い
は、一度形成したインゴットをプレス法等の鍛造法や削
り出し(切削)等によって加工することによって、種々
の装飾部材として形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の18K合金
のうち、特にピンク系の色調を呈する18K合金(レッ
ドゴールド材とも呼ばれる。)の場合には、ピンク系の
色調を得るためにCuを大量に含有させる必要がある。
しかし、Cuを十数wt%以上含有させると合金が靱性
に欠け、脆くなるため、加工時に割れが発生するという
問題点がある。
【0006】例えば、鋳造法においては離型時に成形品
の割れが発生しやすく、鍛造法においても、バリ取り加
工を行う際に割れが発生しやすいため、鍛造後に切削を
行うことによってバリを除去している。ここで、鋳造法
を用いる場合、型内にて急冷を行うことによって割れの
発生率を低減できるという報告もあるが、この方法は必
ずしも再現性のあるものではなく、生産性の高いダイキ
ャスト法で急冷を行うことは困難であるという問題点が
ある。
【0007】上記合金の靱性はCuの含有率が高まるに
従って劣化するため、ピンク系の色調を強調しようとす
ればする程、割れの発生率が高くなることによって製品
化を行うことが困難になることから、現実には鮮やかな
ピンク系の色調を有する18K合金を得ることができ
ず、装飾品の色調が制限されるという問題点がある。
【0008】一方、ダイキャスト法によって金型で装飾
部材を形成することにより、生産性を上げることができ
るが、Cuを多く含有した上記18K合金をダイキャス
ト法によって成形する場合、金型への溶融合金の充填性
が必ずしも充分でなく、成形品の表面にしわが発生した
り、ひけが生じたり、さらに、複雑な構造のものでは内
部に巣が入ったりするという問題点がある。
【0009】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、ピンク系の色調を容易に得ること
ができるとともに、靱性に優れて割れが発生しにくく、
鋳造時の充填性にも優れた、製造容易な金合金及びこれ
を用いた装飾部材を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、18Kの組成比を有するAu
と、15.0〜23.0wt%のCuと、0.3〜5.
0wt%のPdとが含まれていることを特徴とする金合
金である。
【0011】この手段によれば、上記組成範囲を有する
CuとPdとを含有させることによって、ピンク系の色
調が得られるとともに、金合金の靱性を向上させること
ができるため、加工時の割れを防止することができ、し
かも鋳造時の充填性も向上する。
【0012】ここで、Cuは17〜21wt%であり、
Pdは0.5〜3.0wt%であることが望ましい。
【0013】この手段によれば、CuとPdの組成比を
上記範囲にすることによって、装飾部材として充分なピ
ンク系の色調を得ることができるとともに、鋳造時にお
いても割れをほぼ完全に防止することができる。
【0014】また、前記成分の残部は主としてAgから
なることが望ましい。
【0015】この手段によれば、残部をAgとすること
によって金合金の加工性、耐蝕性を向上させることがで
きる。
【0016】上記各手段の金合金からなり、溶融後、型
成形によって形成された装飾部材とする場合がある。
【0017】この場合には、上記金合金を用いることに
よって、型成形によって生産性良くかつ割れなく形成で
きるから、ピンク系の色調を呈する美しい装飾部材を高
い歩留まりで製造することができるため、品位を落とさ
ずに製造コストを低減することができる。
【0018】また、上記各手段の金合金からなり、溶融
後、型成形によって形成された外装部材を有する携帯時
計とする場合もある。
【0019】次に、Auを既定比率で含有するとともに
Cuを含有する第1の金合金と、Auを前記既定比率で
含有するとともにPdを含有する第2の金合金とを溶融
混合し、Auを既定比率で含有するとともにCu及びP
dを含有する金合金組成を有する装飾部材を型成形する
ことを特徴とする装飾部材の製造方法である。
【0020】この手段によれば、既定比率のAuに対し
てCuとPdの双方を含有する金合金を、他の装飾合金
として使用可能な既定の同じAu比率を有する第1の金
合金と第2の金合金との混合によって得ることができる
ので、Auの組成比を管理することなく、CuとPdの
双方を適宜に含有する金合金を容易に形成できる。
【0021】ここで、前記金合金組成は、Auが18K
の組成比を有し、Cuが15.0〜23.0wt%、P
dが0.3〜5.0wt%であることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。
【0023】本実施形態においては、従来から使用して
いる3種類の18K合金を素材として適宜1又は複数の
素材を溶融混合したものと、それぞれの金属元素を秤量
して混合し加熱溶融したものとを用い、腕時計ケース用
の所定の金型を用いてダイキャスト法によって腕時計ケ
ースの成形を行い、所望の色調や特性を調べた。素材と
して用いた3種類の18K合金の概略組成を表1に示
す。
【0024】
【表1】
【0025】素材1は純金に類似したイエロー系の色調
を呈する18K合金であり、素材2はプレス加工用のピ
ンク系の色調を呈するものであり、素材3はホワイト系
の色調を呈するものである。これらの3つの素材を秤量
して、適宜に溶融混合し、表2に示す5種類の試料(比
較例1〜3、実施例1〜2)を作成した。また、合金を
構成する各金属元素を秤量して形成したものについても
同様に6種類の試料(比較例4〜7、実施例3〜4)を
作成した。
【0026】
【表2】
【0027】上記11種類の試料について、ダイキャス
ト法による成形工程における腕時計ケースの割れの発生
の有無、充分なピンク色が得られているか否か等を調べ
た。その結果を表3に示す。
【0028】ピンクの色調に関しては、L* * *
(JIS−Z−8105−2068)において、L*
86〜87、a* =8〜10、b* =17〜22の範囲
内であれば○、それ以外には×を付した。
【0029】靱性に関しては、ダイキャスト法によって
ほとんど全ての腕時計ケースの成形品に割れの発生した
場合には×を、一部の成形品に割れが発生した場合には
△を、全く割れが発生しなかった場合には○を付した。
【0030】耐蝕性に関しては、5%塩化ナトリウム水
溶液を噴霧し、温度40℃、湿度90%とした環境下に
おいて200時間置いて錆の発生の有無を確認した。
【0031】充填性に関しては、腕時計ケースの成形品
の表面にしわが発生したり、ひけが著しい場合には程度
に応じて△又は×を付し、しわ、ひけ、巣等が全く発生
しない場合には○を付した。
【0032】
【表3】
【0033】比較例1は素材2そのものであり、プレス
用であることからCuの組成比は大きく、ピンクの色調
も充分であるが、ダイキャストによって成形した場合、
ほとんどの製品に割れが発生した。成形品の表面には僅
かなしわやひけが見られた。
【0034】比較例2は、素材1と素材2をそれぞれ5
0wt%ずつ混合したものである。この場合には、色調
はやや薄めであるもののはっきりとピンク色を呈するも
のであったが、ほとんどの製品に割れが発生し、充填性
についても不十分であった。
【0035】比較例3は、素材1、素材2及び素材3を
混合したものである。この場合には、Cuの含有量が1
3wt%とやや低めとなったため色調はピンク色が得ら
れなかったが、離型時の割れは発生しなかった。また、
成形時の充填性にも問題はなく、美しい表面が得られ
た。
【0036】実施例1は、素材2に微量の素材3を混合
したものである。この場合には、色調も充分なピンク色
が得られるとともに、割れも全く発生せず、充填性にも
問題はなかった。
【0037】実施例2は、実施例1よりも微量の素材3
を素材2に混合したものである。色調も充分なピンク食
が得られるとともに、割れも全く発生せず、充填性にも
問題はなかった。
【0038】以上の実施例1〜2は、いずれも18K合
金であり、それぞれ所定の色調を有するとともにそれぞ
れ単独でも用途を有する素材2と3を適宜混合すること
によって形成したものである。この場合には、18Kの
金比率について考慮することなく、素材間の比率のみで
所望の色調及び材料特性を得ることができるため、材料
管理が容易になり、また、金合金同士を混ぜるようにし
ているため、混合溶融も容易に行えるという利点があ
る。なお、上記実施例1、2においては、いずれも素材
2と素材3とを混合しているが、素材2及び3にさらに
素材1を混合しても、結果的にピンクの色調が得られる
ようにCuを後述する組成範囲に収めれば同様に良好な
結果を得ることができる。
【0039】比較例4は、割れは発生しなかったもの
の、Cuの組成比が14wt%と低いため、充分なピン
クの色調が得られていない。
【0040】比較例5は、Cuの組成比が23.5wt
%と高いことによって、色調に関しては良好なピンク色
が得られたものの、離型時に割れが発生した。
【0041】比較例6は、割れ等は発生しなかったが、
Cuの組成比が15wt%と比較的低く、Pdの組成比
が5.5wt%と高くなっているためにピンク色が薄く
なってしまった。
【0042】比較例7は、色調に関しては支障がなかっ
たが、Pdの組成比が0.1wt%と低いため、離型時
に割れが頻発した。
【0043】実施例3及び4は、いずれも色調も充分で
あり、離型時の割れも全く発生しなかった。
【0044】耐蝕性に関しては、上記実施例、比較例の
全てにおいて錆の発生は全く観測されなかった。
【0045】上記各表に示すように、CuとPdの組成
比を所定範囲に収めることにより、18K合金におい
て、所望のピンク系の色調が得られるとともに、鋳造時
における割れが発生しないことが判明した。この18K
合金の組成範囲は、以下の通りである。
【0046】Au=75.0〜75.3wt%:Auの
組成比は必ずしも正確に限定される必要はないが、本発
明は基本的に18カラットの金品位を示す合金であるこ
とが前提となっているため、75wt%前後のある程度
(プラスマイナス5〜10%程度)の幅の中に入ってい
れば充分効果が得られるものと考えられる。ただし、1
8Kの規格では組成比は75wt%以上でなければなら
ず、また、上限は、製造コストを考慮すると75.3w
t%が現実的である。
【0047】Cu=15.0〜23.0wt%:Cuの
量は金合金の硬度、靱性を決定する要因でもあり、Cu
が23.0wt%を越えると金合金の硬度がビッカース
硬度でHv250以上となり、脆さが増し、鋳造時に割
れが発生する。Cuの量は色調にも大きく影響し、Cu
が15wt%未満では、ピンク系の色調を得ることがで
きない。
【0048】Cuの組成比は上記範囲でよいが、装飾品
として価値を有する程度にピンク系の色調が充分得られ
るとともに、複雑な形状の装飾品を成形しても割れが完
全に発生せず、美しい表面の得られる範囲としては、1
7〜21wt%の範囲内であることが望ましい。
【0049】Pd=0.3〜5.0wt%:Pdには金
合金の靱性改善の効果があり、成形時の割れの発生を防
止することができる。Pdが0.3wt%未満では靱性
改善の効果がほとんど見られず、また、Pdが5.0w
t%を越えると靱性はさらに向上するが、金合金の色調
が白色化し、ピンク系の色調を得ることができなくな
る。特に、鋳造時の割れを完全に防止し、装飾品として
好ましい色調を得るためには、0.5〜3.0wt%の
範囲内であることが望ましい。
【0050】Ag:AgはAuとの相性が良いことから
Cuとともに金合金の加工性及び耐蝕性を維持するため
に添加される成分であり、上記成分の残部が存在する場
合には、Agを入れることが好ましい。
【0051】以上のように、本実施形態によれば、18
kの金合金において、CuとPdとを所定の組成比で含
有させることによって、ピンク系の色調を呈する金合金
の靱性を向上させることができ、特に鋳造法によって成
形する際の割れを防止することができるため、ピンク系
の色調を呈する装飾品を鋳造法によって製造することが
可能になるとともに、生産性の良い鋳造法を用いても製
品の歩留まりを向上させることができるため、製造コス
トの低減を図ることができるという効果を得ることが可
能である。
【0052】しかも、本実施形態の金合金は、従来より
も型に対する充填性が向上しているため、鋳造法による
成形品に、しわ、ひけ、巣等が発生することを防止する
ことができるため、美しく、かつ、高い形状精度を備え
た成形品を製造することが可能になる。
【0053】本発明に係る金合金は、種々の部品、部材
の素材として用いることができるが、特に、上記の装飾
部材として構成する場合に適している。装飾部材には、
腕時計や懐中時計のような携帯時計が含まれ、携帯時計
の外装部材、例えば時計ケース、ガラス縁、ベゼル等の
ような部分に上記金合金を素材として用いることが好ま
しい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果を奏する。
【0055】請求項1又は請求項6によれば、Auに対
して所定の組成範囲を有するCuとPdとを含有させる
ことによって、ピンク系の色調が得られるとともに、金
合金の靱性を向上させることができるため、加工時の割
れを防止することができ、しかも鋳造時の充填性も向上
する。
【0056】請求項2によれば、CuとPdの組成比を
さらに特定の範囲内にすることによって、装飾部材とし
て充分なピンク系の色調を得ることができるとともに、
鋳造時においても割れをほぼ完全に防止することができ
る。
【0057】請求項3によれば、残部をAgとすること
によって金合金の加工性、耐蝕性を向上させることがで
きる。
【0058】請求項4又は請求項5によれば、上記金合
金を用いることによって、型成形によって生産性良くか
つ割れなく形成できるから、ピンク系の色調を呈する美
しい装飾部材、特に携帯時計ケースを高い歩留まりで製
造することができるため、品位を落とさずに製造コスト
を低減することができる。
【0059】請求項6によれば、既定比率のAuに対し
てCuとPdの双方を含有する金合金を、他の装飾合金
として使用可能な既定の同じAu比率を有する第1の金
合金と第2の金合金との混合によって得ることができる
ので、Auの組成比を管理することなく、CuとPdの
双方を適宜に含有する金合金を容易に形成できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 明 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 花岡 準也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 18Kの組成比を有するAuと、15.
    0〜23.0wt%のCuと、0.3〜5.0wt%の
    Pdとが含まれていることを特徴とする金合金。
  2. 【請求項2】 請求項1において、Cuは17〜21w
    t%であり、Pdは0.5〜3.0wt%であることを
    特徴とする金合金。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記成分の残部は主
    としてAgからなることを特徴とする金合金。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載された金合金からなり、溶融後、型成形によって形
    成された装飾部材。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載された金合金からなり、溶融後、型成形によって形
    成された外装部材を有する携帯時計。
  6. 【請求項6】 Auを既定比率で含有するとともにCu
    を含有する第1の金合金と、Auを前記既定比率で含有
    するとともにPdを含有する第2の金合金とを溶融混合
    し、Auを既定比率で含有するとともにCu及びPdを
    含有する金合金組成を有する装飾部材を型成形すること
    を特徴とする装飾部材の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記金合金組成は、
    Auが18Kの組成比を有し、Cuが15.0〜23.
    0wt%、Pdが0.3〜5.0wt%であることを特
    徴とする装飾部材の製造方法。
JP5341297A 1997-03-07 1997-03-07 金合金、装飾部材、携帯時計及び装飾部材の製造方法 Pending JPH10245646A (ja)

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