JPH10229679A - 系統連系インバータ装置 - Google Patents
系統連系インバータ装置Info
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- JPH10229679A JPH10229679A JP9033701A JP3370197A JPH10229679A JP H10229679 A JPH10229679 A JP H10229679A JP 9033701 A JP9033701 A JP 9033701A JP 3370197 A JP3370197 A JP 3370197A JP H10229679 A JPH10229679 A JP H10229679A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/56—Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
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- Inverter Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 日射量に応じて商用電力系統の交流電圧と同
期した電圧を給電する系統連系インバータ装置を提供す
る。 【解決手段】 開閉器制御部18は、運転開始の際、太
陽電池11の直流電圧値から、商用電力系15の電圧線
−中性線間の電圧値を減算し、その減算値が所定値以上
のときは第1の開閉器13をオンし、その後は、直流電
圧値から、商用電力系15の線間電圧値を減算し、その
減算値が所定値未満のときは第1の開閉器13のオン状
態を保持し、その減算値が所定値以上のときは第1の開
閉器13をオフすると共に第2の開閉器14をオンし、
第1の開閉器13のオン状態を保持しているときは、直
流電圧値から、商用電力系15の電圧線−中性線間の電
圧値を減算し、その減算値が所定値未満のときは第1の
開閉器13をオフする。
期した電圧を給電する系統連系インバータ装置を提供す
る。 【解決手段】 開閉器制御部18は、運転開始の際、太
陽電池11の直流電圧値から、商用電力系15の電圧線
−中性線間の電圧値を減算し、その減算値が所定値以上
のときは第1の開閉器13をオンし、その後は、直流電
圧値から、商用電力系15の線間電圧値を減算し、その
減算値が所定値未満のときは第1の開閉器13のオン状
態を保持し、その減算値が所定値以上のときは第1の開
閉器13をオフすると共に第2の開閉器14をオンし、
第1の開閉器13のオン状態を保持しているときは、直
流電圧値から、商用電力系15の電圧線−中性線間の電
圧値を減算し、その減算値が所定値未満のときは第1の
開閉器13をオフする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電システ
ム装置に係わり、さらに詳しくは、太陽電池がインバー
タ主回路を介して単相3線式の商用電力系統に連系され
た系統連系インバータ装置に関するものである。
ム装置に係わり、さらに詳しくは、太陽電池がインバー
タ主回路を介して単相3線式の商用電力系統に連系され
た系統連系インバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開平7−298626号
公報に開示された従来の系統連系インバータ装置の構成
を示すブロック図であり、この従来の系統連系インバー
タ装置は、直流電源としての太陽電池1がインバータ主
回路2を介して商用電力系統4へ連系され、また、イン
バータ主回路2と商用電力系統4との間にはリレー駆動
回路5によってオン/オフされるリレー3が介在してい
る。そのインバータ主回路2は、インバータ制御回路6
の制御に基づいて作動するドライブ駆動回路7によって
駆動され、太陽電池1が発生する直流電圧を商用電力系
統4と同期した交流電圧に変換し、商用電力系統へ供給
する。
公報に開示された従来の系統連系インバータ装置の構成
を示すブロック図であり、この従来の系統連系インバー
タ装置は、直流電源としての太陽電池1がインバータ主
回路2を介して商用電力系統4へ連系され、また、イン
バータ主回路2と商用電力系統4との間にはリレー駆動
回路5によってオン/オフされるリレー3が介在してい
る。そのインバータ主回路2は、インバータ制御回路6
の制御に基づいて作動するドライブ駆動回路7によって
駆動され、太陽電池1が発生する直流電圧を商用電力系
統4と同期した交流電圧に変換し、商用電力系統へ供給
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
系統連系インバータ装置を、例えば、商用電力系統4の
単相3線の各電圧線、即ち、交流200Vと連系した場合、
太陽電池1の出力電圧は最低でも200Vの1.41倍の282Vが
必要となるが、日射量が少なくなった場合、図7に示す
太陽電池出力電圧−太陽電池出力電流・出力電力の特性
(特願平8−72077号公報参照)からも明らかなよ
うに太陽電池1の出力電圧が低下するので、282Vの電圧
を確保できなくなったときにはインバータ装置の運転が
できなくなる。
系統連系インバータ装置を、例えば、商用電力系統4の
単相3線の各電圧線、即ち、交流200Vと連系した場合、
太陽電池1の出力電圧は最低でも200Vの1.41倍の282Vが
必要となるが、日射量が少なくなった場合、図7に示す
太陽電池出力電圧−太陽電池出力電流・出力電力の特性
(特願平8−72077号公報参照)からも明らかなよ
うに太陽電池1の出力電圧が低下するので、282Vの電圧
を確保できなくなったときにはインバータ装置の運転が
できなくなる。
【0004】日射量が少ないときでも282V以上の電圧を
確保する方法として、太陽電池1の直列数を増やすとい
う方法があるが、日射量が増えたときには太陽電池1の
出力電圧が高くなるので、インバータ主回路2を構成す
るスイッチング素子等の部品に高耐圧の部品を使用しな
ければならず、そのため、装置のサイズが大きくなり、
コストも高くなる。
確保する方法として、太陽電池1の直列数を増やすとい
う方法があるが、日射量が増えたときには太陽電池1の
出力電圧が高くなるので、インバータ主回路2を構成す
るスイッチング素子等の部品に高耐圧の部品を使用しな
ければならず、そのため、装置のサイズが大きくなり、
コストも高くなる。
【0005】また、商用電力系統4の単相3線の一方の
電圧線と中性線との間、即ち、交流100Vと連系した場
合、太陽電池1の出力電圧は100Vの1.41倍の141V以上あ
れば良いので、日射量が少ないときでもインバータ装置
の運転が可能となるが、例えば、3kWの電力を供給す
る場合は、交流200V連系では15Aの出力電流ですむが、
交流100V連系では30Aの出力電流となるので、この場合
も前記と同様に電流容量の大きな部品を使用しなければ
ならず、装置のサイズが大きくなり、コストも高くな
る。
電圧線と中性線との間、即ち、交流100Vと連系した場
合、太陽電池1の出力電圧は100Vの1.41倍の141V以上あ
れば良いので、日射量が少ないときでもインバータ装置
の運転が可能となるが、例えば、3kWの電力を供給す
る場合は、交流200V連系では15Aの出力電流ですむが、
交流100V連系では30Aの出力電流となるので、この場合
も前記と同様に電流容量の大きな部品を使用しなければ
ならず、装置のサイズが大きくなり、コストも高くな
る。
【0006】また、太陽電池1とインバータ主回路2の
間に例えばDC/DCコンバータ回路を設け、日射量が
少ないときにはそのコンバータ回路で電圧を282V以上に
昇圧する方式もあるが、装置のサイズが大きくなり、D
C/DCコンバータの損失により効率も悪くなり、コス
トも高くなる。
間に例えばDC/DCコンバータ回路を設け、日射量が
少ないときにはそのコンバータ回路で電圧を282V以上に
昇圧する方式もあるが、装置のサイズが大きくなり、D
C/DCコンバータの損失により効率も悪くなり、コス
トも高くなる。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、高耐圧の部品や、電流容量の大きな部品
を使用することなく、また、日射量が少ないときでもD
C/DCコンバータ回路を用いることなく、商用電力系
統の交流電圧と同期した電圧を給電できる系統連系イン
バータ装置を提供することを目的とする。
されたもので、高耐圧の部品や、電流容量の大きな部品
を使用することなく、また、日射量が少ないときでもD
C/DCコンバータ回路を用いることなく、商用電力系
統の交流電圧と同期した電圧を給電できる系統連系イン
バータ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る系統連系イ
ンバータ装置は、太陽電池と、第1及び第2の開閉器
と、入力側が前記太陽電池に接続され、出力側の一方の
出力端子が商用電力系統の単相3線のうち一方の電圧線
に接続され、他方の出力端子が前記第1の開閉器を介し
てその単相3線の中性線に接続されていると共に、前記
第2の開閉器を介して他方の電圧線に接続されたインバ
ータ主回路と、前記太陽電池の直流電圧に応じて前記第
1の開閉器又は第2の開閉器をオンする開閉器制御部と
を備えたものである。
ンバータ装置は、太陽電池と、第1及び第2の開閉器
と、入力側が前記太陽電池に接続され、出力側の一方の
出力端子が商用電力系統の単相3線のうち一方の電圧線
に接続され、他方の出力端子が前記第1の開閉器を介し
てその単相3線の中性線に接続されていると共に、前記
第2の開閉器を介して他方の電圧線に接続されたインバ
ータ主回路と、前記太陽電池の直流電圧に応じて前記第
1の開閉器又は第2の開閉器をオンする開閉器制御部と
を備えたものである。
【0009】また、本発明の系統連系インバータ装置
は、太陽電池と、第1の開閉器及び第2の開閉器と、入
力側が前記太陽電池に接続され、出力側の一方の出力端
子が商用電力系統の単相3線のうち一方の電圧線に接続
され、他方の出力端子が前記第1の開閉器を介してその
単相3線の中性線に接続されていると共に、前記第2の
開閉器を介して他方の電圧線に接続されたインバータ主
回路と、前記太陽電池の直流電圧値を検出する太陽電池
電圧検出回路と、商用電力系統の単相3線の電圧線−中
性線間の電圧値及び線間電圧値をそれぞれ検出する系統
電圧検出回路と、運転開始の際は、太陽電池電圧検出回
路により検出された直流電圧値から、系統電圧検出回路
により検出された電圧線−中性線間の電圧値を減算し、
その減算値が所定値以上のときは前記第1の開閉器をオ
ンし、その後は、前記直流電圧値から、系統電圧検出回
路により検出された線間電圧値を減算し、その減算値が
所定値未満のときは前記第1の開閉器のオン状態を保持
し、その減算値が所定値以上のときは前記第1の開閉器
をオフすると共に第2の開閉器をオンする第1の開閉器
制御部と、前記第1の開閉器のオン状態を保持している
ときは、前記直流電圧値から、系統電圧検出回路により
検出された電圧線−中性線間の電圧値を減算し、その減
算値が所定値未満のときは前記第1の開閉器をオフする
第2の開閉器制御部とを備えたものである。
は、太陽電池と、第1の開閉器及び第2の開閉器と、入
力側が前記太陽電池に接続され、出力側の一方の出力端
子が商用電力系統の単相3線のうち一方の電圧線に接続
され、他方の出力端子が前記第1の開閉器を介してその
単相3線の中性線に接続されていると共に、前記第2の
開閉器を介して他方の電圧線に接続されたインバータ主
回路と、前記太陽電池の直流電圧値を検出する太陽電池
電圧検出回路と、商用電力系統の単相3線の電圧線−中
性線間の電圧値及び線間電圧値をそれぞれ検出する系統
電圧検出回路と、運転開始の際は、太陽電池電圧検出回
路により検出された直流電圧値から、系統電圧検出回路
により検出された電圧線−中性線間の電圧値を減算し、
その減算値が所定値以上のときは前記第1の開閉器をオ
ンし、その後は、前記直流電圧値から、系統電圧検出回
路により検出された線間電圧値を減算し、その減算値が
所定値未満のときは前記第1の開閉器のオン状態を保持
し、その減算値が所定値以上のときは前記第1の開閉器
をオフすると共に第2の開閉器をオンする第1の開閉器
制御部と、前記第1の開閉器のオン状態を保持している
ときは、前記直流電圧値から、系統電圧検出回路により
検出された電圧線−中性線間の電圧値を減算し、その減
算値が所定値未満のときは前記第1の開閉器をオフする
第2の開閉器制御部とを備えたものである。
【0010】また、交流電圧の最大値を検出する系統電
圧検出回路を備えたものである。
圧検出回路を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る系統連系イン
バー夕装置の構成を示すブロック図であり、図におい
て、11は太陽電池、12は複数のスイッチング素子か
ら構成されたインバータ主回路で、入力側が太陽電池1
1に接続され、出力側の一方の出力端子が商用電力系統
15の単相3線のうち一方の電圧線Aに接続され、他方
の出力端子が第1の開閉器13を介してその単相3線の
中性線Bに接続されていると共に、第2の開閉器14を
介して他方の電圧線Cに接続されている。その第1及び
第2の開閉器13,14として、例えば電磁接触器、双
方向の半導体スイッチ等が用いられている。
バー夕装置の構成を示すブロック図であり、図におい
て、11は太陽電池、12は複数のスイッチング素子か
ら構成されたインバータ主回路で、入力側が太陽電池1
1に接続され、出力側の一方の出力端子が商用電力系統
15の単相3線のうち一方の電圧線Aに接続され、他方
の出力端子が第1の開閉器13を介してその単相3線の
中性線Bに接続されていると共に、第2の開閉器14を
介して他方の電圧線Cに接続されている。その第1及び
第2の開閉器13,14として、例えば電磁接触器、双
方向の半導体スイッチ等が用いられている。
【0012】16は太陽電池11の直流電圧値Vs を検
出する太陽電池電圧電流検出回路、17は商用電力系統
15の単相3線の電圧線A−中性線B間の電圧値VAB
(最大値)及び線間電圧値VACをそれぞれ検出する系統
電圧検出回路、18は開閉器制御部で、第1及び第2の
開閉器制御部を備え、例えば、後述するインバータ制御
部20を含めマイコンから構成され、運転開始の際は、
太陽電池電圧電流検出回路16により検出された直流電
圧値Vs から、系統電圧検出回路17により検出された
電圧値VABを減算し、その減算値dVが所定値α、例え
ば15V以上のときは、第1の開閉器13をオンさせる
信号を開閉器駆動回路20に出力し、次いで、例えば系
統連係開始フラグをセットしてインバータ主回路12の
駆動開始の旨をインバータ制御部20に通知する。
出する太陽電池電圧電流検出回路、17は商用電力系統
15の単相3線の電圧線A−中性線B間の電圧値VAB
(最大値)及び線間電圧値VACをそれぞれ検出する系統
電圧検出回路、18は開閉器制御部で、第1及び第2の
開閉器制御部を備え、例えば、後述するインバータ制御
部20を含めマイコンから構成され、運転開始の際は、
太陽電池電圧電流検出回路16により検出された直流電
圧値Vs から、系統電圧検出回路17により検出された
電圧値VABを減算し、その減算値dVが所定値α、例え
ば15V以上のときは、第1の開閉器13をオンさせる
信号を開閉器駆動回路20に出力し、次いで、例えば系
統連係開始フラグをセットしてインバータ主回路12の
駆動開始の旨をインバータ制御部20に通知する。
【0013】その後は、前記直流電圧値Vs から、系統
電圧検出回路17により検出された線間電圧値VACを減
算し、その減算値dVが所定値β、例えば15V未満の
ときは第1の開閉器13のオン状態を保持し、その減算
値dVが所定値β以上のときは、第1の開閉器13をオ
フ、第2の開閉器14をオンさせる信号を開閉器駆動回
路20に出力する。
電圧検出回路17により検出された線間電圧値VACを減
算し、その減算値dVが所定値β、例えば15V未満の
ときは第1の開閉器13のオン状態を保持し、その減算
値dVが所定値β以上のときは、第1の開閉器13をオ
フ、第2の開閉器14をオンさせる信号を開閉器駆動回
路20に出力する。
【0014】また、第1の開閉器13がオンしていると
きに減算値dVが所定値α未満になったときには、その
第1の開閉器13をオフさせる信号を開閉器駆動回路2
0に出力すると共に、セットした系統連系開始フラグを
クリアしてインバータ主回路12の駆動停止の旨をイン
バータ制御部20に通知する。そして、前述したように
直流電圧値Vs 及び商用電力系統側の電圧値VABを入力
して減算値dVの算出に入る。
きに減算値dVが所定値α未満になったときには、その
第1の開閉器13をオフさせる信号を開閉器駆動回路2
0に出力すると共に、セットした系統連系開始フラグを
クリアしてインバータ主回路12の駆動停止の旨をイン
バータ制御部20に通知する。そして、前述したように
直流電圧値Vs 及び商用電力系統側の電圧値VABを入力
して減算値dVの算出に入る。
【0015】前記インバータ制御部20は、図5に示す
ように時間T毎に系統連系開始フラグがセットされたか
どうかを判定しており、系統連系開始フラグのセットを
確認したときは、まず、日射量に対して太陽電池11の
出力電力が最大となる太陽電池11の動作点電圧を決定
する。これは、図7に示す太陽電池出力電圧−太陽電池
出力電流・出力電力の特性において、日射量少の場合で
はM1点、日射量大の場合ではM2点がその日射量に対
する太陽電池11の動作点電圧として決定される。な
お、この太陽電池11の動作点電圧の詳細な決定方法に
関しては、特願平8−72077号公報に掲載されてい
るので説明を省略する。
ように時間T毎に系統連系開始フラグがセットされたか
どうかを判定しており、系統連系開始フラグのセットを
確認したときは、まず、日射量に対して太陽電池11の
出力電力が最大となる太陽電池11の動作点電圧を決定
する。これは、図7に示す太陽電池出力電圧−太陽電池
出力電流・出力電力の特性において、日射量少の場合で
はM1点、日射量大の場合ではM2点がその日射量に対
する太陽電池11の動作点電圧として決定される。な
お、この太陽電池11の動作点電圧の詳細な決定方法に
関しては、特願平8−72077号公報に掲載されてい
るので説明を省略する。
【0016】その後は、決定した動作点電圧になるよう
な系統連系インバータ装置の出力電流IOBJを決定し、次
いで、商用電力系統15の交流電圧に同期した、即ち第
1の開閉器13のオンによる電圧線A−中性線B間の電
圧値VAB又は第2の開閉器14のオンによる線間電圧値
VACに同期した電流IOBJが流れるようにスイッチング回
路21を制御し、インバータ主回路12を駆動させる。
前記開閉器駆動回路19は開閉器制御部18からの信号
の入力に基づいて第1及び第2の開閉器13,14をオ
ン/オフするようになっている。
な系統連系インバータ装置の出力電流IOBJを決定し、次
いで、商用電力系統15の交流電圧に同期した、即ち第
1の開閉器13のオンによる電圧線A−中性線B間の電
圧値VAB又は第2の開閉器14のオンによる線間電圧値
VACに同期した電流IOBJが流れるようにスイッチング回
路21を制御し、インバータ主回路12を駆動させる。
前記開閉器駆動回路19は開閉器制御部18からの信号
の入力に基づいて第1及び第2の開閉器13,14をオ
ン/オフするようになっている。
【0017】前記のように構成された系統連系インバー
夕装置の動作を説明する。図2は本発明に係る系統連系
インバー夕装置の運転開始時の動作を示すフローチャー
ト、図3乃至図5は系統連系インバー夕装置の運転中の
動作を示すフローチャートである。
夕装置の動作を説明する。図2は本発明に係る系統連系
インバー夕装置の運転開始時の動作を示すフローチャー
ト、図3乃至図5は系統連系インバー夕装置の運転中の
動作を示すフローチャートである。
【0018】まず、開閉器制御部18は、運転開始の
際、商用電力系統15の単相3線のAB間、即ち、第2
の開閉器14が接続されていない方の電圧線Aと中性線
Bとの間の電圧値VABを系統電圧検出回路17により計
測すると共に、太陽電池11の直流電圧値VS を太陽電
池電圧電流検出回路16により計測し(S21,S2
2)、その直流電圧値VS から系統側の電圧値VABを減
算してその減算値dVを算出する(S23)。そして、
その減算値dVが所定値α(15V)以上かどうかを判
定し(S24)、その減算値dVが所定値α未満のとき
は、系統連系インバータ装置の運転開始不可能と判断し
て再びステップ21の処理へ戻る。このステップ21〜
ステップ24の処理は、算出した減算値dVが所定値α
以上となる日射量が得られるまで繰り返し実行する。
際、商用電力系統15の単相3線のAB間、即ち、第2
の開閉器14が接続されていない方の電圧線Aと中性線
Bとの間の電圧値VABを系統電圧検出回路17により計
測すると共に、太陽電池11の直流電圧値VS を太陽電
池電圧電流検出回路16により計測し(S21,S2
2)、その直流電圧値VS から系統側の電圧値VABを減
算してその減算値dVを算出する(S23)。そして、
その減算値dVが所定値α(15V)以上かどうかを判
定し(S24)、その減算値dVが所定値α未満のとき
は、系統連系インバータ装置の運転開始不可能と判断し
て再びステップ21の処理へ戻る。このステップ21〜
ステップ24の処理は、算出した減算値dVが所定値α
以上となる日射量が得られるまで繰り返し実行する。
【0019】ステップ23で算出した減算値dVが所定
値α以上のときは、系統連系インバータ装置の運転開始
可能と判断して開閉器駆動回路19に第1の開閉器13
のみをオンさせる信号を出力し(S25)、次いで、系
統連系開始フラグをセットする(S26)。このとき、
開閉器駆動回路19は、その信号の入力に基づいて第1
の開閉器13をオンし交流100Vと連系する。
値α以上のときは、系統連系インバータ装置の運転開始
可能と判断して開閉器駆動回路19に第1の開閉器13
のみをオンさせる信号を出力し(S25)、次いで、系
統連系開始フラグをセットする(S26)。このとき、
開閉器駆動回路19は、その信号の入力に基づいて第1
の開閉器13をオンし交流100Vと連系する。
【0020】一方、インバータ制御部20は、時間T毎
に系統連系開始フラグがセットされたかどうかを判定し
ており(S51)、系統連系開始フラグのセットを確認
したときは、まず、日射量に対して太陽電池11の出力
電力が最大となる太陽電池11の動作点電圧を決定する
(S52)。その後は、決定した動作点電圧になるよう
な系統連系インバータ装置の出力電流IOBJを決定し(S
53)、次いで、第1の開閉器13のオンによる電圧線
A−中性線B間の電圧値VABに同期した電流IOBJが流れ
るようスイッチング回路21を制御する(S54)。こ
のとき、スイッチング回路21はその制御に基づいてイ
ンバータ主回路12を駆動する。
に系統連系開始フラグがセットされたかどうかを判定し
ており(S51)、系統連系開始フラグのセットを確認
したときは、まず、日射量に対して太陽電池11の出力
電力が最大となる太陽電池11の動作点電圧を決定する
(S52)。その後は、決定した動作点電圧になるよう
な系統連系インバータ装置の出力電流IOBJを決定し(S
53)、次いで、第1の開閉器13のオンによる電圧線
A−中性線B間の電圧値VABに同期した電流IOBJが流れ
るようスイッチング回路21を制御する(S54)。こ
のとき、スイッチング回路21はその制御に基づいてイ
ンバータ主回路12を駆動する。
【0021】本装置の連系運転が始まると、開閉器制御
部18は、商用電力系統15の単相3線のAC間の線間
電圧値VACを系統電圧検出回路17により計測し(S3
1)、太陽電池11の直流電圧値VS を太陽電池電圧電
流検出回路16により計測し(S32)、その直流電圧
値VS から系統側の線間電圧値VACを減算してその減算
値dVを算出する(S33)。そして、減算値dVが所
定値β(15V)以上かどうかを判定し(S34)、そ
の減算値dVが所定値β未満のときは、日射量が少な
く、単相3線の線間電圧値VACと連系するだけの太陽電
池電圧が得られていないと判断して、第2の開閉器14
のオフ状態、第1の開閉器13のオン状態を開閉器駆動
回路19を通して保持させ(S38,S39)、交流10
0V連系モードをセットする(S40)。
部18は、商用電力系統15の単相3線のAC間の線間
電圧値VACを系統電圧検出回路17により計測し(S3
1)、太陽電池11の直流電圧値VS を太陽電池電圧電
流検出回路16により計測し(S32)、その直流電圧
値VS から系統側の線間電圧値VACを減算してその減算
値dVを算出する(S33)。そして、減算値dVが所
定値β(15V)以上かどうかを判定し(S34)、そ
の減算値dVが所定値β未満のときは、日射量が少な
く、単相3線の線間電圧値VACと連系するだけの太陽電
池電圧が得られていないと判断して、第2の開閉器14
のオフ状態、第1の開閉器13のオン状態を開閉器駆動
回路19を通して保持させ(S38,S39)、交流10
0V連系モードをセットする(S40)。
【0022】また、減算値dVが所定値β以上のとき
は、日射量が多く、単相3線の線間電圧値VACと連系す
るだけの太陽電池電圧が得られていると判断して、第1
の開閉器13をオフ、第2の開閉器14をオンさせる信
号を開閉器駆動回路19に出力すると共に、交流200V連
系モードをセットする(S35,S36,S37)。こ
のとき、開閉器駆動回路19は、その信号の入力に基づ
いて第1の開閉器13をオンからオフに切り換えると同
時に、第2の開閉器14をオンし交流200Vと連系する。
また、インバータ制御部20は、図5に示す処理を時間
T毎に実行しており(S51〜S54)、この場合で
は、第2の開閉器14のオンによる線間電圧値VACと同
期した電流IOBJが流れるようスイッチング回路21を制
御する。
は、日射量が多く、単相3線の線間電圧値VACと連系す
るだけの太陽電池電圧が得られていると判断して、第1
の開閉器13をオフ、第2の開閉器14をオンさせる信
号を開閉器駆動回路19に出力すると共に、交流200V連
系モードをセットする(S35,S36,S37)。こ
のとき、開閉器駆動回路19は、その信号の入力に基づ
いて第1の開閉器13をオンからオフに切り換えると同
時に、第2の開閉器14をオンし交流200Vと連系する。
また、インバータ制御部20は、図5に示す処理を時間
T毎に実行しており(S51〜S54)、この場合で
は、第2の開閉器14のオンによる線間電圧値VACと同
期した電流IOBJが流れるようスイッチング回路21を制
御する。
【0023】連系モードセット後は、ステップ41にて
現在の連系モードをチェックし、そのモードが交流200V
連系モードの場合は、ステップ31の処理から始める
が、モードが交流100V連系モードの場合は、再び、商用
電力系統15の単相3線の電圧線A−中性線B間の電圧
値VABを系統電圧検出回路17により計測し(S4
2)、太陽電池11の直流電圧値VS を太陽電池電圧電
流検出回路16により計測し(S43)、その直流電圧
値VS から系統側の電圧値VABを減算してその減算値d
Vを算出する(S44)。そして、減算値dVが所定値
α(15V)未満かどうかを判定し(S45)、その減
算値dVが所定値α以上のときは、運転を継続できると
判断して、前記と同様にステップ31の処理から始め
る。また、その減算値dVが所定値α未満のときは、日
射量が少なく、単相3線の電圧値VABと連系するだけの
太陽電池電圧が得られていないと判断して、第1の開閉
器13のオンをオフさせてインバータ主回路12の出力
を遮断させ(S46,S47)、セットした系統連系開
始フラグをクリアする(S48)。そして、ステップ2
1に戻って系統側の電圧値VABの計測に入る。インバー
タ制御部20は時間T経過後に、太陽電池11の動作点
電圧に基づくスイッチング回路21の制御を停止し、イ
ンバータ主回路12の出力を停止させる。
現在の連系モードをチェックし、そのモードが交流200V
連系モードの場合は、ステップ31の処理から始める
が、モードが交流100V連系モードの場合は、再び、商用
電力系統15の単相3線の電圧線A−中性線B間の電圧
値VABを系統電圧検出回路17により計測し(S4
2)、太陽電池11の直流電圧値VS を太陽電池電圧電
流検出回路16により計測し(S43)、その直流電圧
値VS から系統側の電圧値VABを減算してその減算値d
Vを算出する(S44)。そして、減算値dVが所定値
α(15V)未満かどうかを判定し(S45)、その減
算値dVが所定値α以上のときは、運転を継続できると
判断して、前記と同様にステップ31の処理から始め
る。また、その減算値dVが所定値α未満のときは、日
射量が少なく、単相3線の電圧値VABと連系するだけの
太陽電池電圧が得られていないと判断して、第1の開閉
器13のオンをオフさせてインバータ主回路12の出力
を遮断させ(S46,S47)、セットした系統連系開
始フラグをクリアする(S48)。そして、ステップ2
1に戻って系統側の電圧値VABの計測に入る。インバー
タ制御部20は時間T経過後に、太陽電池11の動作点
電圧に基づくスイッチング回路21の制御を停止し、イ
ンバータ主回路12の出力を停止させる。
【0024】このように本実施形態においては、本装置
を運転する際、太陽電池11の直流電圧値VS から商用
電力系統15の電圧線A−中性線B間の電圧値VABを減
算し、その減算値dVが所定値α以上のときは第1の開
閉器13をオンして交流100Vを給電できるようにし、そ
の後は、前記直流電圧値VS から商用電力系統15の線
間電圧値VACを減算し、その減算値dVが所定値β以上
のときは第2の開閉器14をオンすると同時に第1の開
閉器13をオフして交流200Vを給電できるようにしてい
るので、高耐圧の部品や電流容量の大きい部品、また、
DC/DCコンバータ回路を用いることなく、本装置の
運転領域を広く、しかも効率のよい運転ができるという
効果がある。
を運転する際、太陽電池11の直流電圧値VS から商用
電力系統15の電圧線A−中性線B間の電圧値VABを減
算し、その減算値dVが所定値α以上のときは第1の開
閉器13をオンして交流100Vを給電できるようにし、そ
の後は、前記直流電圧値VS から商用電力系統15の線
間電圧値VACを減算し、その減算値dVが所定値β以上
のときは第2の開閉器14をオンすると同時に第1の開
閉器13をオフして交流200Vを給電できるようにしてい
るので、高耐圧の部品や電流容量の大きい部品、また、
DC/DCコンバータ回路を用いることなく、本装置の
運転領域を広く、しかも効率のよい運転ができるという
効果がある。
【0025】また、電圧の最大値を検出する系統電圧検
出回路17を商用電力系統15側の電圧検出用として用
いているので、太陽電池11の直流電圧VS との比較が
容易に行え、しかも回路構成が簡単になるので、低コス
トの装置を提供できるという効果がある。
出回路17を商用電力系統15側の電圧検出用として用
いているので、太陽電池11の直流電圧VS との比較が
容易に行え、しかも回路構成が簡単になるので、低コス
トの装置を提供できるという効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、太陽電池
の直流電圧に応じて第1の開閉器をオン、この場合、商
用電力系統側の単相3線の一方の電圧線と中性線間の電
圧と同期した電圧を給電できるようにし、また、前記直
流電圧に応じて第2の開閉器をオン、この場合は、商用
電力系統側の単相3線の線間電圧と同期した電圧を給電
できるようにしたので、高耐圧の部品や電流容量の大き
い部品、DC/DCコンバータ回路を用いることなく、
本装置の運転領域を広く、しかも効率のよい運転ができ
るという効果がある。
の直流電圧に応じて第1の開閉器をオン、この場合、商
用電力系統側の単相3線の一方の電圧線と中性線間の電
圧と同期した電圧を給電できるようにし、また、前記直
流電圧に応じて第2の開閉器をオン、この場合は、商用
電力系統側の単相3線の線間電圧と同期した電圧を給電
できるようにしたので、高耐圧の部品や電流容量の大き
い部品、DC/DCコンバータ回路を用いることなく、
本装置の運転領域を広く、しかも効率のよい運転ができ
るという効果がある。
【0027】また、本装置を運転する際、太陽電池の直
流電圧値から商用電力系統の電圧線と中性線間の電圧値
を減算し、その減算値が所定値以上のときは第1の開閉
器をオンして交流100Vと同期した電圧を給電できるよう
にし、その後は、前記直流電圧値から商用電力系統の線
間電圧値を減算し、その減算値が所定値以上のときは第
2の開閉器をオンすると同時に第1の開閉器をオフして
交流200Vと同期した電圧を給電できるようにしたので、
高耐圧の部品や電流容量の大きい部品、また、DC/D
Cコンバータ回路を用いることなく、本装置の運転領域
を広く、しかも効率のよい運転ができるという効果があ
る。
流電圧値から商用電力系統の電圧線と中性線間の電圧値
を減算し、その減算値が所定値以上のときは第1の開閉
器をオンして交流100Vと同期した電圧を給電できるよう
にし、その後は、前記直流電圧値から商用電力系統の線
間電圧値を減算し、その減算値が所定値以上のときは第
2の開閉器をオンすると同時に第1の開閉器をオフして
交流200Vと同期した電圧を給電できるようにしたので、
高耐圧の部品や電流容量の大きい部品、また、DC/D
Cコンバータ回路を用いることなく、本装置の運転領域
を広く、しかも効率のよい運転ができるという効果があ
る。
【0028】さらに、電圧の最大値を検出する系統電圧
検出回路を商用電力系統側の電圧検出用として用いたの
で、太陽電池の直流電圧との比較が容易に行え、しかも
回路構成が簡単になるので、低コストの装置を提供でき
るという効果もある。
検出回路を商用電力系統側の電圧検出用として用いたの
で、太陽電池の直流電圧との比較が容易に行え、しかも
回路構成が簡単になるので、低コストの装置を提供でき
るという効果もある。
【図1】 本発明に係る系統連系インバー夕装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る系統連系インバー夕装置の運転
開始時の動作を示すフローチャートである。
開始時の動作を示すフローチャートである。
【図3】 本発明に係る系統連系インバー夕装置の運転
中の動作を示すフローチャートである。
中の動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る系統連系インバー夕装置の運転
中の動作を示すフローチャートである。
中の動作を示すフローチャートである。
【図5】 本発明に係る系統連系インバー夕装置の運転
中の動作を示すフローチャートである。
中の動作を示すフローチャートである。
【図6】 従来の系統連系インバータ装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】 太陽電池出力電圧−太陽電池出力電流・出力
電力の特性を示す図である。
電力の特性を示す図である。
11 太陽電池、12 インバータ主回路、13 第1
の開閉器、14 第2の開閉器、16 太陽電池電圧電
流検出回路、17 系統電圧検出回路、18 開閉器制
御部、19 開閉器駆動回路、20 インバータ制御
部、21 スイッチング回路。
の開閉器、14 第2の開閉器、16 太陽電池電圧電
流検出回路、17 系統電圧検出回路、18 開閉器制
御部、19 開閉器駆動回路、20 インバータ制御
部、21 スイッチング回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 太陽電池と、 第1の開閉器及び第2の開閉器と、 入力側が前記太陽電池に接続され、出力側の一方の出力
端子が商用電力系統の単相3線のうち一方の電圧線に接
続され、他方の出力端子が前記第1の開閉器を介してそ
の単相3線の中性線に接続されていると共に、前記第2
の開閉器を介して他方の電圧線に接続されたインバータ
主回路と、 前記太陽電池の直流電圧に応じて前記第1の開閉器又は
第2の開閉器をオンする開閉器制御部とを有することを
特徴とする系統連系インバータ装置。 - 【請求項2】 太陽電池と、 第1の開閉器及び第2の開閉器と、 入力側が前記太陽電池に接続され、出力側の一方の出力
端子が商用電力系統の単相3線のうち一方の電圧線に接
続され、他方の出力端子が前記第1の開閉器を介してそ
の単相3線の中性線に接続されていると共に、前記第2
の開閉器を介して他方の電圧線に接続されたインバータ
主回路と、 前記太陽電池の直流電圧値を検出する太陽電池電圧検出
回路と、 商用電力系統の単相3線の電圧線−中性線間の電圧値及
び線間電圧値をそれぞれ検出する系統電圧検出回路と、 運転開始の際は、太陽電池電圧検出回路により検出され
た直流電圧値から、系統電圧検出回路により検出された
電圧線−中性線間の電圧値を減算し、その減算値が所定
値以上のときは前記第1の開閉器をオンし、その後は、
前記直流電圧値から、系統電圧検出回路により検出され
た線間電圧値を減算し、その減算値が所定値未満のとき
は前記第1の開閉器のオン状態を保持し、その減算値が
所定値以上のときは前記第1の開閉器をオフすると共に
第2の開閉器をオンする第1の開閉器制御部と、 前記第1の開閉器のオン状態を保持しているときは、前
記直流電圧値から、系統電圧検出回路により検出された
電圧線−中性線間の電圧値を減算し、その減算値が所定
値未満のときは前記第1の開閉器をオフする第2の開閉
器制御部とを有することを特徴とする系統連系インバー
タ装置。 - 【請求項3】 前記系統電圧検出回路は交流電圧の最大
値を検出することを特徴とする請求項2記載の系統連系
インバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9033701A JPH10229679A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 系統連系インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9033701A JPH10229679A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 系統連系インバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10229679A true JPH10229679A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12393732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9033701A Pending JPH10229679A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 系統連系インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10229679A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002345155A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 太陽光発電インバータ |
JP2008015899A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Ebara Densan Ltd | 系統連系パワーコンディショナ |
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US8461507B2 (en) | 2008-08-10 | 2013-06-11 | Advanced Energy Industries, Inc | Device system and method for coupling multiple photovoltaic arrays |
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JP2021035138A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 系統連系保護装置 |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP9033701A patent/JPH10229679A/ja active Pending
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2720337A1 (en) * | 2011-06-07 | 2014-04-16 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Operation control device for photovoltaic power generation system |
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