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JP2002345155A - 太陽光発電インバータ - Google Patents

太陽光発電インバータ

Info

Publication number
JP2002345155A
JP2002345155A JP2001142784A JP2001142784A JP2002345155A JP 2002345155 A JP2002345155 A JP 2002345155A JP 2001142784 A JP2001142784 A JP 2001142784A JP 2001142784 A JP2001142784 A JP 2001142784A JP 2002345155 A JP2002345155 A JP 2002345155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
solar cell
switch
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001142784A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketoshi Sato
武年 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001142784A priority Critical patent/JP2002345155A/ja
Publication of JP2002345155A publication Critical patent/JP2002345155A/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧回路をなくした太陽光発電インバータを
提供すること。 【解決手段】 太陽電池1の電圧を検知する太陽電池電
圧検知手段3と、系統電源11の電圧を検知する系統電
圧検知手段10を設け、太陽電池1からの電流をインダ
クタンス9を介して系統に流すスイッチと、太陽電池電
圧が系統電源検知より大きい時のみ、インダクタンス9
を介して系統電源に流す様にスイッチを制御する制御手
段の構成としたものである。これによって、太陽電池1
の電圧が系統電源11の電圧より大きい時のみ、制御手
段によりインダクタンスを介して系統電源に電流を流す
様にスイッチを制御し、昇圧手段が無くても系統へ電力
の注入が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池の発電電
力を系統に流し込む太陽光発電インバータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図13に従来のインバータを示す。図1
3において、25は太陽電池、26は昇圧手段、27は
コンデンサ、28は波形成形手段、29はインダクタ、
30は系統電源である。この構成において、太陽電池2
5の電圧を系統電源26の電圧より大きくなるようにコ
ンデンサ27の電圧を昇圧手段26により昇圧させ、波
形生手段4により、インダクタンス5を介して系統の電
源に電力を注入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、太陽電池の電圧を昇圧し、系統の電圧よ
り高くしていたので、昇圧手段の部品点数が多く、コス
トも高いという課題を有していた。本発明は、前記従来
の課題を解決するもので、昇圧手段を無くし、部品点数
が少なく、低コストで小型の太陽光発電インバータを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の太陽光発電インバータは、太陽電池
の電圧を検知する太陽電池電圧検知手段と、系統電源の
電圧を検知する系統電圧検知手段を設け、太陽電池から
の電流をインダクタンスを介して系統に流すスイッチ
と、太陽電池電圧が系統電源検知より大きい時のみ、イ
ンダクタンスを介して系統電源に流す様にスイッチを制
御する制御手段の構成としたものである。
【0005】これによって、太陽電池電圧が系統電源よ
り大きい時のみ、制御手段によりインダクタンスを介し
て系統電源に電流を流す様にスイッチを制御し、昇圧手
段が無くても系統へ電力の注入が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、太陽電
池と、太陽電池の電圧を検知する太陽電池電圧検知手段
と、系統電源の電圧を検知する系統電圧検知手段を設
け、太陽電池からの電流をインダクタンスを介して系統
に流すスイッチと、太陽電池電圧が系統電源検知より大
きい時のみ、インダクタンスを介して系統電源に流す様
にスイッチを制御する制御手段を備えることにより、
太陽電池電圧が系統電源より大きい時のみ、制御手段に
よりインダクタンスを介して系統電源に電流を流す様に
スイッチを制御する事ができ、昇圧手段が無くても系統
電源へ電力の注入がすることができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、系統電源電圧の
単相3線の各相間に接続することにより、太陽電池から
系統電源への電力供給が、系統電源周期の全期間可能と
することができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、スイッチ手段の
開閉時間を制御することにより、系統電源に流し込む電
流量を調整することができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3の太陽
光発電インバータに、系統電源電圧の位相を検知する電
源電圧位相検知手段を、設けるていることである。この
電源電圧位相検知手段により、系統電源電圧の位相を検
知し、その位相に応じて、スイッチ時間制御手段により
スイッチの開閉時間を調整して、系統電源へ流す電流波
形を制御することにより、系統電源の電圧に同期した電
流を系統電源に流すことが出来る。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項3の太陽
光発電インバータに、太陽電池電圧検知手段とスイッチ
手段と電流検知手段と制御手段の構成により、太陽電池
の電圧と太陽電池の電流を常に検知し、最大の電力を取
り出せるように、制御手段でスイッチ手段の開閉時間を
制御し、系統電源へ流し込む電流を制御する事により、
太陽電池の最大点の電力を引き出すことができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項4の太陽
光発電インバータに、停電検知手段とスイッチ手段とス
イッチ時間制御手段と制御手段の構成により、系統電源
が停電したことを検知することができる。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項3の太陽
光発電インバータに、太陽電池の電圧が急激に変化した
ことを検知する電圧急変検知手段と、蓄電手段と電力急
変スイッチ手段を有しており、太陽を雲等が遮り、日射
の急変による太陽電池の出力電力の急激な低下を太陽電
池の電圧急変検知手段が検知すると、電力急変スイッチ
手段をオフにする。太陽電池からの電力の供給は切れる
が、蓄電手段に蓄えられた電力により系統電源への電流
の注入は継続して行われ、に日射量の急な変化があって
も系統へ継続して電力供給ができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例における太陽光発電インバータの構成図を示すもので
ある。図1において、1は太陽電池で、2は太陽電池の
電圧を充電するコンデンサ、3は太陽電池の電圧を検知
する太陽電池電圧検知手段、10は系統電源の電圧を検
知する系統電圧検知手段、8は制御手段で、その入力は
太陽電池電圧検知手段3と系統電圧検知手段10に接続
され、制御手段8の出力は、4のスイッチA、5のスイ
ッチB、6のスイッチC、7のスイッチDの入力に接続
され、スイッチAとスイッチCの一端は太陽電池1の正
に、スイッチ4他端は、9のインダクタの一端に接続さ
れ、インダクタス9の他端は11の系統電源の一端に接
続され、スイッチAとスイッチD及びスイッチCとスイ
ッチBは、それぞれ直列接続されスイッチBとスイッチ
Dの一端は太陽電池1の負側に接続され、スイッチBの
他端は系統電源の一端とスイッチCの一端に接続されて
いる。
【0015】以上のように構成された太陽光発電インバ
ータについて、以下その動作、作用を説明する。まず、
制御手段8が、系統電源の電圧の正負を認識する。系統
電圧が正の場合はスイッチAとスイッチBを、負電圧の
場合はスイッチCとスイッチDを制御できる様にする。
ついで、太陽電池電圧検知手段3が太陽電池1の電圧
と、系統電圧検知手段10が系統電源11の電圧を検知
する。その制御手段8がその電圧の大小関係を比較す
る。例えば、図2に示す系統電源が正の場合を考える。
制御回路により4のスイッチAと5のスイッチBはON
に、スイッチCとスイッチDはOFFにする。期間t1
とt2のように、太陽電池電圧が系統電圧より大きい場
合、太陽電池の正側からの電流はスイッチA4からイン
ダクタンス9から系統電源11を経由してスイッチBを
経て、太陽電池の負側に帰還され電力が注入される。次
に、図2に示す系統電源が負の場合を考える。制御回路
により4のスイッチAと5のスイッチBはOFFに、ス
イッチCとスイッチDはONにする。期間t3とt4の
ように、太陽電池電圧が系統電圧より大きい場合、太陽
電池の正側からの電流はスイッチCから系統電源11を
経由してインダクタンス9からスイッチDを経て、太陽
電池の負側に帰還され電力が注入される。
【0016】以上のように、本実施例においては、太陽
電池1と、太陽電池の電圧を検知する太陽電池電圧検知
手段3と、系統電源の電圧を検知する系統電圧検知手段
10を設け、太陽電池1からの電流をインダクタンス9
を介して系統電源11に流すスイッチA,B,C,D
と、太陽電池電圧が系統電源検知より大きい時のみ、イ
ンダクタンスを介して系統電源に流す様にスイッチを制
御する制御手段8を備えることにより、太陽電池1の電
圧を昇圧することなく系統電源11に電力を注入するこ
とができる。
【0017】(実施例2)図3は、本発明の第2の実施
例の太陽光発電インバータの構成図である。
【0018】図3において、実施例1と同じ番号を付与
した構成部品は同じなので説明を省略する。実施例1の
構成と異なるところは13,14,15,16,17を
設けた点である。系統電源は18である。13はスイッ
チ2で一端は太陽電池の正側に接続され、他端は15の
インダクタンス2の一端に接続され、インダクタンス2
の他端は、17の系統電源の一端に接続されている。1
6は17の系統電源2の電源電圧を検知する系統電圧検
知手段2であり、14はスイッチ2を制御する制御手段
2である。図3において、1は太陽電池で、2は太陽電
池の電圧を充電するコンデンサ、3は太陽電池の電圧を
検知する太陽電池電圧検知手段、16は系統電源2の電
圧を検知する系統電圧検知手段2、14は制御手段2
で、その入力は太陽電池電圧検知手段3と系統電圧検知
手段16に接続され、制御手段14の出力は、スイッチ
2の入力に接続されている。
【0019】以上のように構成された太陽光発電インバ
ータについて、以下その動作、作用を説明する。まず、
制御手段16が、系統電源の電圧の正負を認識する。系
統電圧が正負の場合に応じて、実施例1で述べたと同様
に、太陽電池の正側からの電流は13のスイッチ2から
15のインダクタンス15から17の系統電源2を経由
して、太陽電池の負側に帰還され電力が注入される。系
統電源11と18が異なるだけで、他は実施例1と同じ
なので省略する。
【0020】さて、実施例1と異なるのは、17の系統
電源と18の系統電源2は、単相3線の2つの交流10
0Vの電源であり、実施例1の系統電圧11は単相3線
の交流200V間の電源である点である。
【0021】実施例1では、単相3線の交流200Vで
ある系統電圧11の最大値は282Vである。
【0022】実施例2の単相3線の交流100Vである
系統電圧17と18の最大値は141Vである。ところ
で、太陽電池の電圧は、通常210Vの電圧である。
【0023】つまり、実施例2の状況では、交流100
Vである系統電圧17と18の最大値は141Vなの
で、図4に示すように系統電源電圧ロは常に太陽電池電
圧イより低い事になる。
【0024】実施例1の様に系統電源周期に応じてスイ
ッチ12やスイッチ13をON、OFFさせる必要がな
く、太陽電池の電力を系統電源の全周期の間供給でき
る。
【0025】以上のように、本実施例においては、系統
電源電圧の単相3線の各相間に、請求項1に記載の太陽
光発電インバータを接続することにより、系統電源の電
圧が低下するので、系統電源の周期に応じてスイッチを
ON、OFFする必要が無く、太陽電池の電力を系統電
源の全周期の間供給できる。
【0026】(実施例3)図5において、実施例2と同
じ番号を付与した構成部品は同じなので説明を省略す
る。実施例2の構成と異なるところは18のスイッチ時
間制御手段を設けた点である。18のスイッチ時間制御
手段は制御手段8の中にあり、スイッチ12の開閉時間
を制御する。
【0027】以上のように構成された太陽光発電インバ
ータについて、以下その動作、作用を説明する。まず、
図6に示すように制御回路8の中のスイッチ時間制御手
段18により、12のスイッチがONすると、図4に示
すように太陽電池電圧イが系統電源電圧ロより大きいの
で、インダクタス9を太陽電池から系統電源に電流が流
れ込む。この点を更に、詳しく図6と図7をもとに説明
する。図6の様に期間t1とt2の間、スイッチ12を
ONにする。すると図7に示すように電流I1からI2に変
化する。その次に、図6の様にスッチ12をオフにす
る。電流はI2から減少し、t3の時点でI3まで減少する。
つまり、スイッチ時間制御手段18によりスイッチをオ
ンさせることによりインダクタンスの電流を増加させ、
スイッチをオフさせると電流を減少させることができ、
さらに、この時間を制御することにより電流量を制御す
ることができる。
【0028】(実施例4)図8は、本発明の第4の実施
例の太陽光発電インバータの構成図である。
【0029】図8において、実施例3と同じ番号を付与
した構成部品は同じなので説明を省略する。実施例3の
構成と異なるところは19の系統電源位相検知手段を設
けた点である。図8において、19の系統電源位相検知
手段は系統電源間に接続され、その出力は8制御手段に
入力されている。
【0030】以上のように構成された太陽光発電インバ
ータについて、以下その動作、作用を説明する。まず、
図8の19の系統電源位相検知手段が、11の系統電源の電
圧位相を検知する。その出力は8の制御手段に伝えら
れ、制御手段8は、系統電源の位相に同期して、18のス
イッチ時間制御手段で 12のスイッチのオンオフの時間
を制御する。12のスイッチのオンオフ時間を制御するこ
とにより、9のインダクタンスに流し込む電流の量を制
御することができる。
【0031】つまり、系統電源の位相に応じて、スイッ
チの開閉時間を制御することにより系統に流し込む電流
量を自由に制御できる。
【0032】たとえば、スイッチ時間制御手段18によ
り、系統に流し込む電流を、系統電源電圧と同じ位相の
正弦波にすることもできる。
【0033】(実施例5)図9は、本発明の第5の実施
例の太陽光発電インバータの構成図である。
【0034】図9において、実施例4の図8と同じ番号
を付与した構成部品は同じなので説明を省略する。実施
例4の構成と異なるところは20の電流検知手段を設け
た点である。電流検知手段20の一端は、1は太陽電池
の正側に接続され、他端は12のスイッチ手段の一端に
接続されている。電流検知手段20の出力は8の制御手
段に入力されている。
【0035】以上のように構成された太陽光発電インバ
ータについて、以下その動作、作用を説明する。まず、
制御手段8が、スイッチ手段12をオフにする。太陽電
池電圧検知手段3で太陽電池1の電圧を測定し、制御手
段内に記憶する。制御手段8はスイッチ手段12を短時
間オンし電流を流す。その時の太陽電池の電圧を太陽電
池電圧検知手段で検知し記憶する。前回記憶した電圧と
比較し、電圧が低下していれば、オフのままにする。太
陽電池電圧が低下しないか、大きくなっていれば制御手
段8はスイッチ手段12をさらに長時間オンし電流を流
す。そしてまた、太陽電池電圧検知手段3で太陽電池1
の電圧を測定し、上記動作を繰り返す。
【0036】このように電圧が変化しなければ、電流を
大きくしていくので、太陽電池から徐々に大きな電力を
引き出していることになり、最大電力に到達すると、そ
れ以上の電流を流すのを停止し、常に最大電力を引き出
すようにしている。
【0037】以上のように、本実施例においては、太陽
電池の電圧と電流を常に計測し、最大の電力を引き出す
ことが出来る。
【0038】(実施例6)図10は、本発明の第6の実
施例の太陽光発電インバータの構成図である。
【0039】図10において、実施例4の図5と同じ番
号を付与した構成部品は同じなので説明を省略する。実
施例4の構成と異なるところは21の停電検知手段を設
けた点である。停電検知手段21の入力は、系統電源電
圧検知手段10に接続され、停電検知手段21の出力は
スイッチ時間制御手段18に接続されている。
【0040】以上のように構成された太陽光発電インバ
ータについて、以下その動作、作用を説明する。まず、
実施例4では、系統電源の電圧の位相に同期した電流を
系統に注入している。その電流を停電検知手段21によ
り、スイッチ時間制御手段18によりスイッチ手段12
を制御して、図11に示すように系統電源電圧の位相の
特定の期間t5から電流波形を変える。つまり系統へは図
11の電流波形で系統電源に注入されている。
【0041】この状態で系統電源11が停電すると、系
統電源電圧がなくなる。しかし、太陽光発電システムか
ら図11の電流が流れこむ。系統電源11に抵抗負荷が
接続されていると、この電流波形と同じ電圧が系統に発
生する。すると、停電検知手段21は、太陽光発電シス
テムから系統に注入した電流波形と同じ電圧波形が発生
したことを検知し停電したと判断して、スイッチ手段1
2をオフさせる。
【0042】以上のように、本実施例においては、停電
検知手段21により、系統電源11が停電したことを検
知し、発電を停止することができる。
【0043】(実施例7)図12は、本発明の第7の実
施例の太陽光発電インバータの構成図である。
【0044】図12において、実施例3の図5と同じ番
号を付与した構成部品は同じなので説明を省略する。実
施例3の構成と異なるところは、22の蓄電手段である
コンデンサと、23の電圧急変検知手段と、24の電力
急変スイッチ手段を設けた点である。電圧急変検知手段
23は太陽電池の両端に接続され、電力急変スイッチ手
段24の一端は太陽電池の正側に、他端はスイッチ手段
12の一端に接続されている。中間コンデンサ22はス
イッチ手段12の一端に、中間コンデンサ22の他端は
太陽電池の負側に接続されている。太陽電池電圧検知手
段3は中間コンデンサ22の両端に接続されている。
【0045】以上のように構成された太陽光発電インバ
ータについて、以下その動作、作用を説明する。太陽を
雲等が遮り、日射の急変による太陽電池2の出力電圧の
急激な低下を太陽電池の電圧急変検知手段23が検知す
ると、電力急変スイッチ手段24をオフにする。太陽電
池2からの電力の供給は切れるが、蓄電手段22のコン
デンサに蓄えられた電力により系統電源11への電流の
注入は継続して行われ、日射量の急な変化があっても系
統へ継続して電力供給ができる。 以上のように、本実
施例においては、電圧急変検知手段23により、太陽電
池1の電圧が急激に変化したことを検知し、電力急変ス
イッチ手段24により電力供給を停止し、代わりに蓄電
手段22で系統への電力供給を継続する。
【0046】また、太陽の日射量が増え太陽電池1の電
圧が所定の値に復帰すれば、電圧急変検知手段23は電
力急変スイッチ手段24をオンして、実施例3の動作に
て系統に電流を注入する。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、太陽電池1の電圧を昇圧することなく系統電源
11に電力を注入することができる。
【0048】また、請求項2に記載の発明によれば、太
陽電池の電力を系統電源の全周期の間供給できる。
【0049】また、請求項3に記載の発明によれば、太
陽電池の発電電力から、系統電源に電流を調整して流し
込める。
【0050】また、請求項4に記載の発明によれば、ス
イッチ時間制御手段により、系統に流し込む電流を、系
統電源電圧と同じ位相の正弦波にすることもできる。
【0051】また、請求項5に記載の発明によれば、太
陽電池の電圧と電流を常に計測し、最大の電力を引き出
すことが出来る。
【0052】また、請求項6に記載の発明によれば、停
電検知手段により、系統電源が停電したことを検知し、
発電を停止することができる。
【0053】また、請求項7に記載の発明によれば、太
陽を雲等が遮り、日射の急変による太陽電池の出力電圧
の急激な低下を太陽電池の電圧急変検知手段が検知し、
電力急変スイッチ手段により太陽電池からの電力供給の
代わりに蓄電手段により電力供給を行い、日射の急変に
よっても安定した系統へ電力を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における太陽光発電インバー
タの構成図
【図2】同、太陽光発電インバータの動作波形図
【図3】本発明の実施例2における太陽光発電インバー
タの構成図
【図4】同、太陽光発電インバータの動作波形図
【図5】本発明の実施例3における太陽光発電インバー
タの構成図
【図6】同、太陽光発電インバータの制御波形図
【図7】同、太陽光発電インバータのコイル電流の状態
波形図
【図8】本発明の実施例4における太陽光発電インバー
タの構成図
【図9】本発明の実施例5における太陽光発電インバー
タの構成図
【図10】本発明の実施例6における太陽光発電インバ
ータの構成図
【図11】同、太陽光発電インバータの動作波形図
【図12】本発明の実施例7における太陽光発電インバ
ータの構成図
【図13】従来のインバータの構成図
【符号の説明】
1 太陽電池 2 コンデンサ 3 太陽電池電圧検知手段 4 スイッチA 5 スイッチB 6 スイッチC 7 スイッチD 8 制御手段 9 インダクタンス 10 系統電圧検知手段 11 系統電源 12 スイッチ手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、太陽電池の電圧を検知する
    太陽電池電圧検知手段と、太陽電池から系統連系電源に
    電流を流し込むインダクタンスと、系統電源の電圧を検
    知する系統電圧検知手段と、太陽電池からの電流をイン
    ダクタンスを介して系統に流すスイッチと、太陽電池電
    圧が系統電源検知より大きい時のみ、インダクタンスを
    介して系統電源に流す様にスイッチを制御する制御手段
    を備えてなる太陽光発電インバータ。
  2. 【請求項2】 系統電源電圧の単相3線の1つの相間
    と、他の相間に接続してなる請求項1記載の太陽光発電
    インバータ。
  3. 【請求項3】 スイッチ手段に、開閉時間を制御するス
    イッチ開閉時間制御手段を設けて、系統電源に流し込む
    電流量を調整してなる請求項1記載の太陽光発電インバ
    ータ。
  4. 【請求項4】 系統電源電圧の位相を検知する電源電圧
    位相検知手段を設けてなる請求項3記載の太陽光発電イ
    ンバータ。
  5. 【請求項5】 電流検知手段を設けてなる請求項3記載
    の太陽光発電インバータ。
  6. 【請求項6】 電源の停電を検知する停電検知手段を有
    してなる請求項4記載の太陽光発電インバータ。
  7. 【請求項7】 太陽電池の電圧が急激に変化したことを
    検知する電圧急変検知手段と、蓄電手段を有してなる請
    求項3記載の太陽光発電インバータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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