JPH10227220A - 排気ポート開閉弁付き2サイクルエンジン - Google Patents
排気ポート開閉弁付き2サイクルエンジンInfo
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- JPH10227220A JPH10227220A JP9030383A JP3038397A JPH10227220A JP H10227220 A JPH10227220 A JP H10227220A JP 9030383 A JP9030383 A JP 9030383A JP 3038397 A JP3038397 A JP 3038397A JP H10227220 A JPH10227220 A JP H10227220A
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- engine
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- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 2
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
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- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2サイクルエンジンの低速回転時に生じ易い
ランオン及び新気の吹抜けによるHCの排出を抑制す
る。 【解決手段】 排気ポート9の出口側に排気ポート開閉
弁10を設け、スロットルセンサ23によって気化器1
5の開度を検出して、低開度のとき排気ポート開閉弁を
最大絞りにする。シリンダボア2aの径をD、シリンダ
の排気量をV、排気ポート9の長さをLe、容積をVe
として排気ポート9の大きさをLe/D=1〜1.5、
且つVe/V=0.5〜0.55とすることにより、ラ
ンオンの発生を防止し、HC排出量を減少させることが
できた。
ランオン及び新気の吹抜けによるHCの排出を抑制す
る。 【解決手段】 排気ポート9の出口側に排気ポート開閉
弁10を設け、スロットルセンサ23によって気化器1
5の開度を検出して、低開度のとき排気ポート開閉弁を
最大絞りにする。シリンダボア2aの径をD、シリンダ
の排気量をV、排気ポート9の長さをLe、容積をVe
として排気ポート9の大きさをLe/D=1〜1.5、
且つVe/V=0.5〜0.55とすることにより、ラ
ンオンの発生を防止し、HC排出量を減少させることが
できた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として車両を駆
動するために用いられる2サイクルエンジンにおいて、
該エンジンの低速運転時に排気ポートの出口側を閉じる
ことにより、ランオンと称する自己着火が生じるのを防
止し、また排気中のHC成分を減少させるようにした装
置に関する。
動するために用いられる2サイクルエンジンにおいて、
該エンジンの低速運転時に排気ポートの出口側を閉じる
ことにより、ランオンと称する自己着火が生じるのを防
止し、また排気中のHC成分を減少させるようにした装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば、特
開平6−81661号公報、特開平7−150983号
公報等に示されるものがある。この従来技術にあって
は、低速時に排気脈動とピストン行程が不整合になって
新気が吹抜け易くなるのを防止するために、排気ポート
の出口側に排気ポート開閉弁を設け、該排気ポートの容
積をシリンダの排気量の1〜5倍とすることを要件の一
つとし、且つ排気ポートの断面積に対して排気ポート開
閉弁の開度の比を0.02〜0.40とし、又は該開閉
弁の弁室の断面積を排気管の断面積の1.1〜1.35
倍とするものである。これらの公知技術にあっては、前
記の比率を採用することにより、エンジンのランオンを
防止し、前記の手段を設けないものに比べてHC成分の
排出を20%以下に低下させる効果が生じているが、排
気ポートの容積をシリンダの排気量の1〜5倍にするた
め、排気ポートが大型になり、これによりエンジンも大
型になる不都合がある。
開平6−81661号公報、特開平7−150983号
公報等に示されるものがある。この従来技術にあって
は、低速時に排気脈動とピストン行程が不整合になって
新気が吹抜け易くなるのを防止するために、排気ポート
の出口側に排気ポート開閉弁を設け、該排気ポートの容
積をシリンダの排気量の1〜5倍とすることを要件の一
つとし、且つ排気ポートの断面積に対して排気ポート開
閉弁の開度の比を0.02〜0.40とし、又は該開閉
弁の弁室の断面積を排気管の断面積の1.1〜1.35
倍とするものである。これらの公知技術にあっては、前
記の比率を採用することにより、エンジンのランオンを
防止し、前記の手段を設けないものに比べてHC成分の
排出を20%以下に低下させる効果が生じているが、排
気ポートの容積をシリンダの排気量の1〜5倍にするた
め、排気ポートが大型になり、これによりエンジンも大
型になる不都合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、排気ポート
の大型化を極力避けてランオンの発生を防止し、排気中
のHC成分を減少させる手段を得ることを課題とする
の大型化を極力避けてランオンの発生を防止し、排気中
のHC成分を減少させる手段を得ることを課題とする
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、請求項1に記載したとおり、シリンダに掃気
ポート、排気ポート及び点火栓を備え、且つ前記排気ポ
ートの出口側に排気ポート開閉弁を備える、排気ポート
開閉弁付き2サイクルエンジンにおいて、シリンダのボ
ア径をD、排気量をVとし、排気ポートの入口側から排
気ポート開閉弁までの長さをLe、その容積をVeとし
て、各部の比率をLe/D=1.0〜1.5、且つVe
/V=0.50〜0.55に設定したことを特徴とす
る。該手段によってランオンの発生が防止でき、HC成
分の排出が減少する。
の手段は、請求項1に記載したとおり、シリンダに掃気
ポート、排気ポート及び点火栓を備え、且つ前記排気ポ
ートの出口側に排気ポート開閉弁を備える、排気ポート
開閉弁付き2サイクルエンジンにおいて、シリンダのボ
ア径をD、排気量をVとし、排気ポートの入口側から排
気ポート開閉弁までの長さをLe、その容積をVeとし
て、各部の比率をLe/D=1.0〜1.5、且つVe
/V=0.50〜0.55に設定したことを特徴とす
る。該手段によってランオンの発生が防止でき、HC成
分の排出が減少する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。図1で1は本発明を実施する2サイ
クルエンジンであり、2はシリンダ、2aはシリンダボ
ア、3は点火栓4を備えるシリンダヘッド、5はクラン
クケース、6はピストン、7はクランク軸である。クラ
ンクケース5には、図2に示すようにリードバルブ5a
を介して吸気管5bが接続され、該吸気管5bにはパイ
プ5cを介して吸気脈動を抑えるためのレゾナンスチャ
ンバ5dが接続されており、該吸気管5bの側部に後述
するスロットルセンサ23が設けられる。
の形態を説明する。図1で1は本発明を実施する2サイ
クルエンジンであり、2はシリンダ、2aはシリンダボ
ア、3は点火栓4を備えるシリンダヘッド、5はクラン
クケース、6はピストン、7はクランク軸である。クラ
ンクケース5には、図2に示すようにリードバルブ5a
を介して吸気管5bが接続され、該吸気管5bにはパイ
プ5cを介して吸気脈動を抑えるためのレゾナンスチャ
ンバ5dが接続されており、該吸気管5bの側部に後述
するスロットルセンサ23が設けられる。
【0006】シリンダ2には掃気ポート8と排気ポート
9が設けられ、該排気ポート9の下流側に、図3に示す
ように弁軸10aをもつ排気開閉弁10が回動自在に支
持されている。図1において、Dはシリンダボア2aの
径、Vは排気量、Leは排気ポート9の入口側から排気
ポート開閉弁10までの長さ、Veはその容積を示すた
めに記入した。
9が設けられ、該排気ポート9の下流側に、図3に示す
ように弁軸10aをもつ排気開閉弁10が回動自在に支
持されている。図1において、Dはシリンダボア2aの
径、Vは排気量、Leは排気ポート9の入口側から排気
ポート開閉弁10までの長さ、Veはその容積を示すた
めに記入した。
【0007】前記弁軸10aにはプーリ型のレバー11
が固定され、該レバー11に牽引ケーブル12のワイヤ
12aが連結され、該ワイヤ12aの他端は、サーボモ
ータ13の出力軸13aに設けたプーリ型のレバー14
に連結されており、エンジンの低速回転時に該サーボモ
ータ13を介して排気ポート開閉弁10が最大絞り位置
に回動され、新気を含む排気の吹抜けを防止して排気ポ
ート9内で燃焼させる。
が固定され、該レバー11に牽引ケーブル12のワイヤ
12aが連結され、該ワイヤ12aの他端は、サーボモ
ータ13の出力軸13aに設けたプーリ型のレバー14
に連結されており、エンジンの低速回転時に該サーボモ
ータ13を介して排気ポート開閉弁10が最大絞り位置
に回動され、新気を含む排気の吹抜けを防止して排気ポ
ート9内で燃焼させる。
【0008】前記吸気管5bには、ピストン型の気化器
15が接続されており、該気化器15は、周知のもので
図3に示すように吸気路16を絞るピストン型のスロッ
トルバルブ17、浮子室18、主ジェット19、スロッ
トルバルブ17と一体のジェットニードル20を有する
もので、スロットルバルブ17は、アクセルグリップ2
2から伸びるケーブル21のワイヤ21aに接続され、
戻しバネ17aで下向きに加圧されており、アクセルグ
リップ22を回動することにより上下動してエンジンの
出力を調整する。
15が接続されており、該気化器15は、周知のもので
図3に示すように吸気路16を絞るピストン型のスロッ
トルバルブ17、浮子室18、主ジェット19、スロッ
トルバルブ17と一体のジェットニードル20を有する
もので、スロットルバルブ17は、アクセルグリップ2
2から伸びるケーブル21のワイヤ21aに接続され、
戻しバネ17aで下向きに加圧されており、アクセルグ
リップ22を回動することにより上下動してエンジンの
出力を調整する。
【0009】図1、図2、図5で23は軸23aを有す
る回動型のスロットルセンサで、該スロットルセンサ2
3は、スロットルバルブ17に直接連結されることな
く、シリンダ潤滑用のオイルポンプ24に連結される。
図中25はオイルポンプ24のカバーであり、該カバー
25は、オイルポンプ24を支持してエンジンの外殻部
分に取付けられる。オイルポンプ24は、オイルの吐出
量を調節するための調節軸24aを有し、該軸24aと
スロットルセンサの軸23aは、両軸の端面に形成した
凹凸をかみ合わせた連結部26で係合し、スロットルセ
ンサ23に係合する接続片23bをねじ27でカバー2
5にねじ止めすることにより、スロットルセンサ23は
カバー25に固定され、連結部26は、かみ合い状態を
保持して軸23a,24aを一体化する。
る回動型のスロットルセンサで、該スロットルセンサ2
3は、スロットルバルブ17に直接連結されることな
く、シリンダ潤滑用のオイルポンプ24に連結される。
図中25はオイルポンプ24のカバーであり、該カバー
25は、オイルポンプ24を支持してエンジンの外殻部
分に取付けられる。オイルポンプ24は、オイルの吐出
量を調節するための調節軸24aを有し、該軸24aと
スロットルセンサの軸23aは、両軸の端面に形成した
凹凸をかみ合わせた連結部26で係合し、スロットルセ
ンサ23に係合する接続片23bをねじ27でカバー2
5にねじ止めすることにより、スロットルセンサ23は
カバー25に固定され、連結部26は、かみ合い状態を
保持して軸23a,24aを一体化する。
【0010】またオイルポンプ24の調節軸24aには
開閉レバー28が固定され、戻しバネ28aによって小
流量側に加圧されており、前記開閉レバー28は、ケー
ブル29のワイヤ29aでアクセルグリップ22に接続
されている。該アクセルグリップ22には、前記ワイヤ
21aによってスロットルバルブ17が接続されている
から、アクセルグリップ22を回動操作すると、スロッ
トルバルブ17が操作されると共に、オイルポンプ24
の調節軸24aとスロットルセンサ23の軸23aが一
体的に回動する。
開閉レバー28が固定され、戻しバネ28aによって小
流量側に加圧されており、前記開閉レバー28は、ケー
ブル29のワイヤ29aでアクセルグリップ22に接続
されている。該アクセルグリップ22には、前記ワイヤ
21aによってスロットルバルブ17が接続されている
から、アクセルグリップ22を回動操作すると、スロッ
トルバルブ17が操作されると共に、オイルポンプ24
の調節軸24aとスロットルセンサ23の軸23aが一
体的に回動する。
【0011】したがって、スロットルバルブ17の開度
に応じた混合気がエンジンに供給されると共に、該開度
に応じて調節軸24aが回動されて回動角に応じた量の
オイルが混合気中に放出される。更に、前記調節軸24
aにはスロットルセンサ23が接続されているので、該
スロットルセンサ23も同角度回動し、回動角に比例し
た信号を前記サーボモータ13に伝達して排気開閉弁1
0を操作させ、スロットルバルブ17が所定の低速位置
に来たときは排気開閉弁10を閉じ位置に回動して新気
の吹抜けを防止する。
に応じた混合気がエンジンに供給されると共に、該開度
に応じて調節軸24aが回動されて回動角に応じた量の
オイルが混合気中に放出される。更に、前記調節軸24
aにはスロットルセンサ23が接続されているので、該
スロットルセンサ23も同角度回動し、回動角に比例し
た信号を前記サーボモータ13に伝達して排気開閉弁1
0を操作させ、スロットルバルブ17が所定の低速位置
に来たときは排気開閉弁10を閉じ位置に回動して新気
の吹抜けを防止する。
【0012】前記のエンジン1において、ランオンの発
生を減少させ、HC成分の排出量を減少させることがで
きる排気ポートの大きさを求めるべく実験を繰返したと
ころ、図6以下のデータが得られた。
生を減少させ、HC成分の排出量を減少させることがで
きる排気ポートの大きさを求めるべく実験を繰返したと
ころ、図6以下のデータが得られた。
【0013】図6はランオン発生頻度を曲線L1として
示すもので、排気ポート9の長さLeとボア径Dとの比
すなわちLe/D比を1以上とし、排気ポートの容積と
シリンダの排気量との比すなわちVe/V比を0.50
以上にすると、ランオンの発生が見られなかった。
示すもので、排気ポート9の長さLeとボア径Dとの比
すなわちLe/D比を1以上とし、排気ポートの容積と
シリンダの排気量との比すなわちVe/V比を0.50
以上にすると、ランオンの発生が見られなかった。
【0014】図7はHC低減率(%)を曲線L2として
示し、Le/D比が1.0〜1.5でVe/V比が0.
50〜0.55のとき顕著な低減効果が得られた。これ
は新気の吹抜けが減少したことが主原因と解される。
示し、Le/D比が1.0〜1.5でVe/V比が0.
50〜0.55のとき顕著な低減効果が得られた。これ
は新気の吹抜けが減少したことが主原因と解される。
【0015】図8は燃費向上率(%)を曲線L3として
示し、これにおいてもLe/D比が1.0〜1.5、V
e/V比が0.50〜0.55のとき顕著な燃費向上効
果が得られた。これも新気の吹抜けの減少が主原因と考
えられる。
示し、これにおいてもLe/D比が1.0〜1.5、V
e/V比が0.50〜0.55のとき顕著な燃費向上効
果が得られた。これも新気の吹抜けの減少が主原因と考
えられる。
【0016】図9はエンジン出力の低下率をL4として
示したもので、Le/D比が1.0以上、Ve/V比が
0.50以上になると、出力低下率は要求限度に達し、
前記比が増大するにつれて出力低下率は0に近付いてく
る。
示したもので、Le/D比が1.0以上、Ve/V比が
0.50以上になると、出力低下率は要求限度に達し、
前記比が増大するにつれて出力低下率は0に近付いてく
る。
【0017】以上のデータからシリンダに対する排気ポ
ート9の大きさの比率をLe/D=1.0〜1.5及び
Ve/V=0.50〜0.55の範囲に設定すると、ラ
ンオン発生、HC低減、燃費向上、出力低下防止のいず
れの事項をも満足させることが明らかである。
ート9の大きさの比率をLe/D=1.0〜1.5及び
Ve/V=0.50〜0.55の範囲に設定すると、ラ
ンオン発生、HC低減、燃費向上、出力低下防止のいず
れの事項をも満足させることが明らかである。
【0018】
【発明の効果】前記のシリンダの大きさに対する排気ポ
ートの大きさの比率からみて、前記従来技術における排
気ポートの大きさをシリンダの排気量の1〜5倍とする
ものに比べて、本発明における排気ポートの容積は、ほ
ぼ2分の1ないし10分の1の大きさであるから、エン
ジンを大型化することなく、ランオン防止、HC成分排
出防止等の効果を奏することができる。
ートの大きさの比率からみて、前記従来技術における排
気ポートの大きさをシリンダの排気量の1〜5倍とする
ものに比べて、本発明における排気ポートの容積は、ほ
ぼ2分の1ないし10分の1の大きさであるから、エン
ジンを大型化することなく、ランオン防止、HC成分排
出防止等の効果を奏することができる。
【図1】 本発明を実施したエンジンの正面図
【図2】 同上部分断面図
【図3】 同上排気ポートの断面図
【図4】 同上気化器の断面図
【図5】 同上スロットルバルブ開度センサの正面図
【図6】 オンライン発生頻度を示す図表
【図7】 HC低減率を示す図表
【図8】 燃費向上率を示す図表
【図9】 出力低下率を示す図表
1 2サイクルエンジン 2a シリンダボ
ア 9 排気ポート 10 排気ポート
開閉弁 15 気化器 23 スロット
ルセンサ D ボア径 V 排気量 Le 排気ポートの長さ Ve 排気ポー
トの容積
ア 9 排気ポート 10 排気ポート
開閉弁 15 気化器 23 スロット
ルセンサ D ボア径 V 排気量 Le 排気ポートの長さ Ve 排気ポー
トの容積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 由美 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダに掃気ポート、排気ポート及び
点火栓を備え、且つ前記排気ポートの出口側に排気ポー
ト開閉弁を備える、排気ポート開閉弁付き2サイクルエ
ンジンにおいて、シリンダのボア径をD、排気量をVと
し、排気ポートの入口側から排気ポート開閉弁までの長
さをLe、その容積をVeとして、各部の比率をLe/
D=1.0〜1.5、且つVe/V=0.50〜0.5
5に設定したことを特徴とする、排気ポート開閉弁付き
2サイルクエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9030383A JPH10227220A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 排気ポート開閉弁付き2サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9030383A JPH10227220A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 排気ポート開閉弁付き2サイクルエンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10227220A true JPH10227220A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12302379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9030383A Pending JPH10227220A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 排気ポート開閉弁付き2サイクルエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10227220A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102192064A (zh) * | 2010-03-15 | 2011-09-21 | 中国嘉陵工业股份有限公司(集团) | 以过量空气系数λ为基础的化油器式摩托车匹配方法 |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP9030383A patent/JPH10227220A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102192064A (zh) * | 2010-03-15 | 2011-09-21 | 中国嘉陵工业股份有限公司(集团) | 以过量空气系数λ为基础的化油器式摩托车匹配方法 |
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