JPH10136256A - フィルム画像読取装置 - Google Patents
フィルム画像読取装置Info
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- JPH10136256A JPH10136256A JP8288646A JP28864696A JPH10136256A JP H10136256 A JPH10136256 A JP H10136256A JP 8288646 A JP8288646 A JP 8288646A JP 28864696 A JP28864696 A JP 28864696A JP H10136256 A JPH10136256 A JP H10136256A
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- film
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/407—Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
- H04N1/4072—Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on the contents of the original
-
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6027—Correction or control of colour gradation or colour contrast
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/11—Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の画像が記録されたフィルムからサムネ
イル画像やシリーズ撮影を行った一連の画像を得るため
に画像の撮像を行う際の時間を短縮する。 【解決手段】 複数の画像が記録されたフィルムの1コ
マ目の画像を読み取る際の、焦点距離、露出値およびホ
ワイトバランス値をメモリに記憶し、2コマ目以降の画
像について、1コマ目の画像を読み取った際の焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値により画像の読み
取りを行う。2コマ目以降の画像については、焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値の設定を行う必要
がなくなるため、すべてのフィルムに記録された複数の
画像を読み取るための時間を短縮することができる。
イル画像やシリーズ撮影を行った一連の画像を得るため
に画像の撮像を行う際の時間を短縮する。 【解決手段】 複数の画像が記録されたフィルムの1コ
マ目の画像を読み取る際の、焦点距離、露出値およびホ
ワイトバランス値をメモリに記憶し、2コマ目以降の画
像について、1コマ目の画像を読み取った際の焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値により画像の読み
取りを行う。2コマ目以降の画像については、焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値の設定を行う必要
がなくなるため、すべてのフィルムに記録された複数の
画像を読み取るための時間を短縮することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像が記録
されたフィルムから画像を読み取るフィルム画像読取装
置に関する。
されたフィルムから画像を読み取るフィルム画像読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジに収納された現像済みのフ
ィルムの画像を読み取ってモニタに表示するフィルム画
像表示装置が知られている(例えば特開平5−7592
2号公報)。このようなフィルム画像表示装置は、現像
済みフィルムの所定コマの画像を読み取って画像信号に
変換する読取装置とカートリッジに収納されたフィルム
を給送するフィルム給送装置とからなり、フィルム給送
装置により現像済みフィルムを給送し、所望とするコマ
の画像を、露出値、ホワイトバランス値の調節および焦
点調節を行いつつ読取装置により読み取って画像信号に
変換し、モニタに表示するようにしている。
ィルムの画像を読み取ってモニタに表示するフィルム画
像表示装置が知られている(例えば特開平5−7592
2号公報)。このようなフィルム画像表示装置は、現像
済みフィルムの所定コマの画像を読み取って画像信号に
変換する読取装置とカートリッジに収納されたフィルム
を給送するフィルム給送装置とからなり、フィルム給送
装置により現像済みフィルムを給送し、所望とするコマ
の画像を、露出値、ホワイトバランス値の調節および焦
点調節を行いつつ読取装置により読み取って画像信号に
変換し、モニタに表示するようにしている。
【0003】一方、フィルムから複数コマの画像を読み
取ってモニタに一覧表示するサムネイル画像表示装置が
知られている。なお、サムネイル画像はインデックス画
像、あるいは目次画像とも呼ばれる。このサムネイル画
像表示装置では、複数コマの画像を読み取ってサムネイ
ル画像データを得、このサムネイル画像データをサムネ
イル画像表示用のデータとしてメモリに記憶し、必要に
応じてサムネイル画像を表示している。
取ってモニタに一覧表示するサムネイル画像表示装置が
知られている。なお、サムネイル画像はインデックス画
像、あるいは目次画像とも呼ばれる。このサムネイル画
像表示装置では、複数コマの画像を読み取ってサムネイ
ル画像データを得、このサムネイル画像データをサムネ
イル画像表示用のデータとしてメモリに記憶し、必要に
応じてサムネイル画像を表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したサムネイル画
像を表示するためには、フィルムに記録されたすべての
画像を読み取る必要があるが、画像を読み取る際に、す
べてのコマについて上述した露出値の調節、ホワイトバ
ランス値の調節および焦点調節を行う必要があるため、
サムネイル画像を表示するために非常に長時間を要する
ものであった。
像を表示するためには、フィルムに記録されたすべての
画像を読み取る必要があるが、画像を読み取る際に、す
べてのコマについて上述した露出値の調節、ホワイトバ
ランス値の調節および焦点調節を行う必要があるため、
サムネイル画像を表示するために非常に長時間を要する
ものであった。
【0005】本発明の目的は、上述したサムネイル画像
のようにフィルムに記録された複数の画像を短時間で読
み取ることができるフィルム画像読取装置を提供するこ
とにある。
のようにフィルムに記録された複数の画像を短時間で読
み取ることができるフィルム画像読取装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】例えば、上述したサムネ
イル画像のように、複数の画像を一画面に表示するよう
な場合には、画像の概略のみが確認できれば良く、高解
像度あるいは高精度の色調節は必要ないものである。本
発明は、この点に鑑みなされたものであり、一実施の形
態を示す図2を参照して説明すると、請求項1の発明
は、複数の画像が記録されたフィルム2の各画像を撮像
する撮像手段14と、フィルム2に記録された画像の露
出値を検出する露出値検出手段15と、露出値検出手段
15により検出された露出値に基づいて、画像を撮像す
るよう撮像手段14を制御する制御手段22とを備えた
フィルム画像読取装置に適用され、制御手段22は、複
数の画像のうちの一の画像の露出値に基づいて、他の画
像を撮像するよう撮像手段14を制御することにより上
記目的を達成する。
イル画像のように、複数の画像を一画面に表示するよう
な場合には、画像の概略のみが確認できれば良く、高解
像度あるいは高精度の色調節は必要ないものである。本
発明は、この点に鑑みなされたものであり、一実施の形
態を示す図2を参照して説明すると、請求項1の発明
は、複数の画像が記録されたフィルム2の各画像を撮像
する撮像手段14と、フィルム2に記録された画像の露
出値を検出する露出値検出手段15と、露出値検出手段
15により検出された露出値に基づいて、画像を撮像す
るよう撮像手段14を制御する制御手段22とを備えた
フィルム画像読取装置に適用され、制御手段22は、複
数の画像のうちの一の画像の露出値に基づいて、他の画
像を撮像するよう撮像手段14を制御することにより上
記目的を達成する。
【0007】請求項4の発明は、複数の画像が記録され
たフィルム2の各画像を撮像する撮像手段14と、フィ
ルム2に記録された画像のホワイトバランス値を検出す
るホワイトバランス値検出手段15と、ホワイトバラン
ス値検出手段15により検出されたホワイトバランス値
に基づいて、画像を撮像するよう撮像手段14を制御す
る制御手段22とを備えたフィルム画像読取装置に適用
され、制御手段22は、複数の画像のうちの一の画像の
ホワイトバランス値に基づいて、他の画像を撮像するよ
う撮像手段14を制御することにより上記目的を達成す
る。
たフィルム2の各画像を撮像する撮像手段14と、フィ
ルム2に記録された画像のホワイトバランス値を検出す
るホワイトバランス値検出手段15と、ホワイトバラン
ス値検出手段15により検出されたホワイトバランス値
に基づいて、画像を撮像するよう撮像手段14を制御す
る制御手段22とを備えたフィルム画像読取装置に適用
され、制御手段22は、複数の画像のうちの一の画像の
ホワイトバランス値に基づいて、他の画像を撮像するよ
う撮像手段14を制御することにより上記目的を達成す
る。
【0008】請求項7の発明は、複数の画像が記録され
たフィルム2の各画像を撮像する撮像手段14と、撮像
手段14の焦点調節を行う焦点調節手段17と、焦点調
節手段17により調節された焦点調節結果に基づいて、
画像を撮像するよう撮像手段14を制御する制御手段2
2を備えたフィルム画像読取装置に適用され、制御手段
22は、複数の画像のうちの一の画像の焦点調節結果に
基づいて、他の画像の焦点調節を行うことにより上記目
的を達成する。
たフィルム2の各画像を撮像する撮像手段14と、撮像
手段14の焦点調節を行う焦点調節手段17と、焦点調
節手段17により調節された焦点調節結果に基づいて、
画像を撮像するよう撮像手段14を制御する制御手段2
2を備えたフィルム画像読取装置に適用され、制御手段
22は、複数の画像のうちの一の画像の焦点調節結果に
基づいて、他の画像の焦点調節を行うことにより上記目
的を達成する。
【0009】請求項2,5,8の発明は、制御手段22
は、複数の画像をサムネイル画像として撮像するよう撮
像手段14を制御する。請求項3,6,9の発明は、複
数の画像がシリーズ撮影により得られたものである場
合、シリーズ撮影の始めから終わりまで、一の画像の露
出値で撮像するように撮像手段14を制御する。ここ
で、シリーズ撮影を行った画像とは、例えばゴルフスイ
ングの連写や、同一被写体を同一撮影条件下において複
数枚撮影する場合など、互いに関連づけられた複数の一
連の画像のことをいうものである。
は、複数の画像をサムネイル画像として撮像するよう撮
像手段14を制御する。請求項3,6,9の発明は、複
数の画像がシリーズ撮影により得られたものである場
合、シリーズ撮影の始めから終わりまで、一の画像の露
出値で撮像するように撮像手段14を制御する。ここ
で、シリーズ撮影を行った画像とは、例えばゴルフスイ
ングの連写や、同一被写体を同一撮影条件下において複
数枚撮影する場合など、互いに関連づけられた複数の一
連の画像のことをいうものである。
【0010】請求項10の発明は、複数の画像が記録さ
れたフィルム2の各画像を撮像する撮像手段14と、フ
ィルム2に記録された画像を撮像する際の撮像条件を検
出する撮像条件検出手段15,17と、撮像条件検出手
段15,17により検出された撮像条件に基づいて、画
像を撮像するよう撮像手段14を制御する制御手段22
とを備えたフィルム画像読取装置に適用され、制御手段
22は、複数の画像のうちの一の画像の撮像条件に基づ
いて、他の画像を撮像するよう撮像手段14を制御する
ことにより上記目的を達成する。
れたフィルム2の各画像を撮像する撮像手段14と、フ
ィルム2に記録された画像を撮像する際の撮像条件を検
出する撮像条件検出手段15,17と、撮像条件検出手
段15,17により検出された撮像条件に基づいて、画
像を撮像するよう撮像手段14を制御する制御手段22
とを備えたフィルム画像読取装置に適用され、制御手段
22は、複数の画像のうちの一の画像の撮像条件に基づ
いて、他の画像を撮像するよう撮像手段14を制御する
ことにより上記目的を達成する。
【0011】請求項1の発明によれば、一の画像の露出
値が露出値検出手段15により検出されると、制御手段
22はこの露出値により一の画像および他の画像を撮像
するように撮像手段14を制御するため、他の画像につ
いて露出値を検出する必要がなくなる。請求項4の発明
によれば、一の画像のホワイトバランス値がホワイトバ
ランス値検出手段15により検出されると、制御手段2
2はこのホワイトバランス値により一の画像および他の
画像を撮像するように撮像手段14を制御するため、他
の画像についてホワイトバランス値を検出する必要がな
くなる。請求項7の発明によれば、制御手段22は一の
画像を撮像する際の焦点調節結果により、一の画像およ
び他の画像を撮像するように撮像手段14を制御するた
め、他の画像について焦点調節を行う必要がなくなる。
請求項10の発明によれば、制御手段22は一の画像の
撮像条件が撮像条件検出手段15,17により検出され
ると、制御手段22はこの撮像条件により一の画像およ
び他の画像を撮像するように撮像手段14を制御するた
め、他の画像について撮像条件を検出する必要がなくな
る。
値が露出値検出手段15により検出されると、制御手段
22はこの露出値により一の画像および他の画像を撮像
するように撮像手段14を制御するため、他の画像につ
いて露出値を検出する必要がなくなる。請求項4の発明
によれば、一の画像のホワイトバランス値がホワイトバ
ランス値検出手段15により検出されると、制御手段2
2はこのホワイトバランス値により一の画像および他の
画像を撮像するように撮像手段14を制御するため、他
の画像についてホワイトバランス値を検出する必要がな
くなる。請求項7の発明によれば、制御手段22は一の
画像を撮像する際の焦点調節結果により、一の画像およ
び他の画像を撮像するように撮像手段14を制御するた
め、他の画像について焦点調節を行う必要がなくなる。
請求項10の発明によれば、制御手段22は一の画像の
撮像条件が撮像条件検出手段15,17により検出され
ると、制御手段22はこの撮像条件により一の画像およ
び他の画像を撮像するように撮像手段14を制御するた
め、他の画像について撮像条件を検出する必要がなくな
る。
【0012】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るフィルム画像読取装置を使用したフィルム画像表示
装置の全体構成を示す図である。フィルム2が巻回され
るスプール軸を内蔵したフィルムカートリッジ1が本装
置に装填される。フィルム2には、各撮影コマの下部に
そのコマに関する撮影情報を記録するための磁気記録領
域が設けられている。不図示のカメラによって撮影に供
されたフィルムは例えばラボに持ち込まれ、現像された
後に再びカートリッジ内に収容されてユーザに返却され
る。カートリッジ1の上面には、内部のフィルム2が現
像済みであるか否かをその位置によって表示する表示機
構1Aが設けられている。
の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るフィルム画像読取装置を使用したフィルム画像表示
装置の全体構成を示す図である。フィルム2が巻回され
るスプール軸を内蔵したフィルムカートリッジ1が本装
置に装填される。フィルム2には、各撮影コマの下部に
そのコマに関する撮影情報を記録するための磁気記録領
域が設けられている。不図示のカメラによって撮影に供
されたフィルムは例えばラボに持ち込まれ、現像された
後に再びカートリッジ内に収容されてユーザに返却され
る。カートリッジ1の上面には、内部のフィルム2が現
像済みであるか否かをその位置によって表示する表示機
構1Aが設けられている。
【0014】カートリッジ1から引き出されたフィルム
2は巻上スプール3に巻き取られる。巻上スプール3は
巻上モータ4により回転され、カートリッジ1のスプー
ル軸は送出/巻戻しモータ5(以下巻戻しモータとす
る)により回転され、フィルム2がカートリッジ1から
送出されたりカートリッジ1内に巻き戻される。これら
のモータ4,5はモータ制御回路18を介してCPU2
2に接続される。CPU22にはカートリッジ1の表示
機構1Aの位置に応じてオン・オフされる状態検出スイ
ッチ6が接続されている。状態検出スイッチ6は、表示
機構1Aが現像済みであることを表示している時にはオ
ンし、まだ現像されていないフィルムであることを表示
しているときにはオフする。この状態検出スイッチ6の
オン・オフ状態はCPU22に入力される。
2は巻上スプール3に巻き取られる。巻上スプール3は
巻上モータ4により回転され、カートリッジ1のスプー
ル軸は送出/巻戻しモータ5(以下巻戻しモータとす
る)により回転され、フィルム2がカートリッジ1から
送出されたりカートリッジ1内に巻き戻される。これら
のモータ4,5はモータ制御回路18を介してCPU2
2に接続される。CPU22にはカートリッジ1の表示
機構1Aの位置に応じてオン・オフされる状態検出スイ
ッチ6が接続されている。状態検出スイッチ6は、表示
機構1Aが現像済みであることを表示している時にはオ
ンし、まだ現像されていないフィルムであることを表示
しているときにはオフする。この状態検出スイッチ6の
オン・オフ状態はCPU22に入力される。
【0015】フィルム2に設けられた磁気記録領域に対
応する位置には、この磁気記録領域に磁気的に記録され
た情報を読み取ったり、磁気記録領域に情報を磁気的に
記録する磁気ヘッド7が設けられている。磁気ヘッド7
によって読み取られた信号は、磁気読込回路20で増
幅、解読されてCPU22に入力される。一方、磁気記
録を行う際、CPU22は磁気書込回路21を介して磁
気ヘッド7を駆動する。フィルムカートリッジ1の近傍
にはフィルム給送に伴ってフィルム2の移動速度や移動
距離を計測するフィルムエンコーダ8およびフィルム2
に穿設されたパーフォレーションを検出するフォトイン
タラプタ9,10が配設されている。フィルムエンコー
ダ8およびフォトインタラプタ9,10の検出出力はC
PU22に入力される。なおフィルム2には、米国特許
公報5,345,286号に開示されたフィルムと同様
に、各撮影コマの露光領域の両端にパーフォレーション
が1個ずつ設けられている。
応する位置には、この磁気記録領域に磁気的に記録され
た情報を読み取ったり、磁気記録領域に情報を磁気的に
記録する磁気ヘッド7が設けられている。磁気ヘッド7
によって読み取られた信号は、磁気読込回路20で増
幅、解読されてCPU22に入力される。一方、磁気記
録を行う際、CPU22は磁気書込回路21を介して磁
気ヘッド7を駆動する。フィルムカートリッジ1の近傍
にはフィルム給送に伴ってフィルム2の移動速度や移動
距離を計測するフィルムエンコーダ8およびフィルム2
に穿設されたパーフォレーションを検出するフォトイン
タラプタ9,10が配設されている。フィルムエンコー
ダ8およびフォトインタラプタ9,10の検出出力はC
PU22に入力される。なおフィルム2には、米国特許
公報5,345,286号に開示されたフィルムと同様
に、各撮影コマの露光領域の両端にパーフォレーション
が1個ずつ設けられている。
【0016】フィルム2を照明する照明光源11からの
光は、拡散板12により乳白色に変換されて拡散され
る。拡散板12はフィルム厚さ方向の位置を規定する圧
板としても機能する。拡散板12およびフィルム2を透
過した光のうちイメージエリア26を通過した光のみが
撮像レンズ13を透過してCCD14上に結像される。
これによりフィルム2に記録された画像がCCD14に
投影されることになる。
光は、拡散板12により乳白色に変換されて拡散され
る。拡散板12はフィルム厚さ方向の位置を規定する圧
板としても機能する。拡散板12およびフィルム2を透
過した光のうちイメージエリア26を通過した光のみが
撮像レンズ13を透過してCCD14上に結像される。
これによりフィルム2に記録された画像がCCD14に
投影されることになる。
【0017】CCD14においては、投影された画像が
光電変換されて画像信号が得られるこの画像信号は撮像
回路15においてビデオ信号に変換され、このビデオ信
号は映像制御回路16により加工されて所望の表示映像
信号が生成される。映像制御回路16で生成された表示
映像信号は、ビデオ信号出力端子25を介して不図示の
テレビあるいはビデオデッキに転送される。映像制御回
路16には、画像のデジタル信号をビデオ信号に変換し
て出力端子28に出力する信号変換回路27、プリント
フォーマット用に信号を変換するプリント信号生成回路
31および外部からの映像信号を入力する信号入力端子
30から入力された画像信号をデジタル信号に変換する
外部信号変換回路29が接続されている。プリント信号
生成回路31にはプリンタ32が接続されている。
光電変換されて画像信号が得られるこの画像信号は撮像
回路15においてビデオ信号に変換され、このビデオ信
号は映像制御回路16により加工されて所望の表示映像
信号が生成される。映像制御回路16で生成された表示
映像信号は、ビデオ信号出力端子25を介して不図示の
テレビあるいはビデオデッキに転送される。映像制御回
路16には、画像のデジタル信号をビデオ信号に変換し
て出力端子28に出力する信号変換回路27、プリント
フォーマット用に信号を変換するプリント信号生成回路
31および外部からの映像信号を入力する信号入力端子
30から入力された画像信号をデジタル信号に変換する
外部信号変換回路29が接続されている。プリント信号
生成回路31にはプリンタ32が接続されている。
【0018】CPU22には、撮像レンズ13をその光
軸方向に駆動してピント調節を行ったり、撮像領域のズ
ーミングを行うAF/ズーム制御回路17、モータ4,
5の駆動制御を行うモータ制御回路18および照明光源
11の点灯、消灯制御を行う照明制御回路19が接続さ
れている。これらはいずれもCPU22からの指令によ
って作動する。CPU22にはまた、複数の操作スイッ
チからなる操作スイッチ群23、磁気ヘッド7にて読み
取られた情報およびフィルム2の画像のイメージ情報な
どを記憶するメモリ24およびリモコンの信号を受信す
るリモコン信号受信回路33が接続されている。
軸方向に駆動してピント調節を行ったり、撮像領域のズ
ーミングを行うAF/ズーム制御回路17、モータ4,
5の駆動制御を行うモータ制御回路18および照明光源
11の点灯、消灯制御を行う照明制御回路19が接続さ
れている。これらはいずれもCPU22からの指令によ
って作動する。CPU22にはまた、複数の操作スイッ
チからなる操作スイッチ群23、磁気ヘッド7にて読み
取られた情報およびフィルム2の画像のイメージ情報な
どを記憶するメモリ24およびリモコンの信号を受信す
るリモコン信号受信回路33が接続されている。
【0019】操作スイッチ群23は、本装置が接続され
るテレビのタイプを設定するTVタイプスイッチ、各撮
影コマの焼き増しを指示するための焼き増し指示スイッ
チ、外部に接続されたパソコンから送られた情報の表示
を指示する外部表示スイッチ、フィルム2を1コマずつ
巻き上げるための巻上スイッチ、フィルム2を巻き戻す
ための巻戻しスイッチなどを含む。
るテレビのタイプを設定するTVタイプスイッチ、各撮
影コマの焼き増しを指示するための焼き増し指示スイッ
チ、外部に接続されたパソコンから送られた情報の表示
を指示する外部表示スイッチ、フィルム2を1コマずつ
巻き上げるための巻上スイッチ、フィルム2を巻き戻す
ための巻戻しスイッチなどを含む。
【0020】次いで、図3〜図8のフローチャートによ
り本実施の形態の動作を説明する。本実施の形態におい
ては、図2に示すようなサムネイル画像を表示するため
にフィルム2から画像を読み取るものである。まず図3
のステップS701において本装置にカートリッジ1が
装填される。カートリッジ装填のフローチャートを図4
に示す。図4に示すように、ステップS801におい
て、イジェクトスイッチがオンされたか否かの判断がな
され、オンされた場合にはステップS802において不
図示のトレイモータを駆動してカートリッジ1を装填す
るトレイをオープンする。カートリッジ1がトレイに載
置されるとステップS803においてイジェクトスイッ
チがオンされたか否かが判断される。ステップS803
が肯定されると、ステップS804においてトレイを閉
じる。そして、ステップS805においてカートリッジ
1の検出を行う。なお、本実施の形態のステップS80
3においては、カートリッジ1がトレイに載置されるこ
とを前提としているが、カートリッジ1がトレイに載置
されていない場合であっても、イジェクトスイッチをオ
ンすることにより開いているトレイを収納することがで
きる。
り本実施の形態の動作を説明する。本実施の形態におい
ては、図2に示すようなサムネイル画像を表示するため
にフィルム2から画像を読み取るものである。まず図3
のステップS701において本装置にカートリッジ1が
装填される。カートリッジ装填のフローチャートを図4
に示す。図4に示すように、ステップS801におい
て、イジェクトスイッチがオンされたか否かの判断がな
され、オンされた場合にはステップS802において不
図示のトレイモータを駆動してカートリッジ1を装填す
るトレイをオープンする。カートリッジ1がトレイに載
置されるとステップS803においてイジェクトスイッ
チがオンされたか否かが判断される。ステップS803
が肯定されると、ステップS804においてトレイを閉
じる。そして、ステップS805においてカートリッジ
1の検出を行う。なお、本実施の形態のステップS80
3においては、カートリッジ1がトレイに載置されるこ
とを前提としているが、カートリッジ1がトレイに載置
されていない場合であっても、イジェクトスイッチをオ
ンすることにより開いているトレイを収納することがで
きる。
【0021】次いで、ステップS806において、カー
トリッジ1がトレイに収納されているか否かが判断さ
れ、ステップS806が否定されれば処理を終了する。
ステップS806が肯定されれば巻戻しモータ5を駆動
してカートリッジ1からフィルム2の送り出しを行う。
トリッジ1がトレイに収納されているか否かが判断さ
れ、ステップS806が否定されれば処理を終了する。
ステップS806が肯定されれば巻戻しモータ5を駆動
してカートリッジ1からフィルム2の送り出しを行う。
【0022】図3のフローチャートに戻り、ステップS
702において、サムネイル画像の読み取りを行う。サ
ムネイル画像の読み取りのフローチャートを図5に示
す。まず、ステップS901において、フィルム2に記
録された画像をCCD14により撮像するために、照明
制御回路19を駆動して照明光源11を点灯する。次い
で、ステップS902において、巻戻しモータ5により
フィルム2を送り出し、さらに巻上モータ4を回転して
巻上スプール3によりフィルム2を巻き取ってフィルム
給送を開始する。フィルム2の巻き上げが開始される
と、不図示の遊星ギアにより巻戻しモータ5によるカー
トリッジ1のスプール軸の駆動が停止されるとともに、
巻戻しモータ5への通電が遮断される。次のステップS
903においては、所望のコマがイメージエリア26に
対向したか否かの判断がなされ、ステップS903が否
定された場合には、ステップS903が肯定されるまで
その処理が繰り返される。ステップS903が肯定され
ると、ステップS904において巻上モータ4の駆動を
停止する。次いで、ステップS905において、イメー
ジエリア26に対向したコマに記録された画像をCCD
14により撮像する。サムネイル用の各コマの撮像のフ
ローチャートを図6に示す。
702において、サムネイル画像の読み取りを行う。サ
ムネイル画像の読み取りのフローチャートを図5に示
す。まず、ステップS901において、フィルム2に記
録された画像をCCD14により撮像するために、照明
制御回路19を駆動して照明光源11を点灯する。次い
で、ステップS902において、巻戻しモータ5により
フィルム2を送り出し、さらに巻上モータ4を回転して
巻上スプール3によりフィルム2を巻き取ってフィルム
給送を開始する。フィルム2の巻き上げが開始される
と、不図示の遊星ギアにより巻戻しモータ5によるカー
トリッジ1のスプール軸の駆動が停止されるとともに、
巻戻しモータ5への通電が遮断される。次のステップS
903においては、所望のコマがイメージエリア26に
対向したか否かの判断がなされ、ステップS903が否
定された場合には、ステップS903が肯定されるまで
その処理が繰り返される。ステップS903が肯定され
ると、ステップS904において巻上モータ4の駆動を
停止する。次いで、ステップS905において、イメー
ジエリア26に対向したコマに記録された画像をCCD
14により撮像する。サムネイル用の各コマの撮像のフ
ローチャートを図6に示す。
【0023】図6に示すように、まずステップS100
1において、イメージエリア26に対向したコマが1コ
マ目であるか否かの判断がなされる。ここで、1コマ目
とは、サムネイル画像を読み取るための最初のコマのこ
とをいい、例えば、フィルム2における第1番目に撮影
されたコマのことをいう。ステップS1001が否定さ
れる、すなわち1コマ目ではない場合には、後述するス
テップS1012に進む。ステップS1001が肯定さ
れる、すなわち1コマ目である場合には、ステップS1
002において、AF/ズーム制御回路17を駆動して
イメージエリア26に対向するコマの焦点調節(AF)
がなされる。そしてステップS1003において、焦点
調節がなされた位置において焦点調節を停止して焦点距
離を固定する。そして、ステップS1004において、
CCD14により1コマ目の画像を測光し、ステップS
1005においてこの測光結果に基づいて露出値を演算
し、ステップS1006において演算された露出値に基
づいて撮像回路15により露出を制御し、さらにステッ
プS1007において露出制御した露出値をメモリ24
に記憶し、ステップS1008においてこの露出値を固
定する。
1において、イメージエリア26に対向したコマが1コ
マ目であるか否かの判断がなされる。ここで、1コマ目
とは、サムネイル画像を読み取るための最初のコマのこ
とをいい、例えば、フィルム2における第1番目に撮影
されたコマのことをいう。ステップS1001が否定さ
れる、すなわち1コマ目ではない場合には、後述するス
テップS1012に進む。ステップS1001が肯定さ
れる、すなわち1コマ目である場合には、ステップS1
002において、AF/ズーム制御回路17を駆動して
イメージエリア26に対向するコマの焦点調節(AF)
がなされる。そしてステップS1003において、焦点
調節がなされた位置において焦点調節を停止して焦点距
離を固定する。そして、ステップS1004において、
CCD14により1コマ目の画像を測光し、ステップS
1005においてこの測光結果に基づいて露出値を演算
し、ステップS1006において演算された露出値に基
づいて撮像回路15により露出を制御し、さらにステッ
プS1007において露出制御した露出値をメモリ24
に記憶し、ステップS1008においてこの露出値を固
定する。
【0024】次いで、ステップS1009において、撮
像回路15によりオートホワイトバランス制御を行い、
ステップS1010においてオートホワイトバランス制
御した制御値をメモリ24に記憶し、ステップS101
1において制御回路15のオートホワイトバランス値を
固定する。
像回路15によりオートホワイトバランス制御を行い、
ステップS1010においてオートホワイトバランス制
御した制御値をメモリ24に記憶し、ステップS101
1において制御回路15のオートホワイトバランス値を
固定する。
【0025】そして、ステップS1012において、メ
モリ24に記憶された露出値およびホワイトバランス値
ならびにステップS1003において固定された焦点距
離に基づいて、CCD14により1コマ目の画像を撮像
して画像データを得る。そしてステップS1013にお
いて、画像データをデジタル信号にA/D変換してコマ
画像データを得、ステップS1014において、コマ画
像データをメモリ24内のコマ用のメモリに格納する。
ステップS1015においてはサムネイル画像を表示す
るためにデジタル信号の間引き率が設定され、ステップ
S1016においてコマ画像データが間引かれてサムネ
イル用画像データが得られ、ステップS1017におい
てサムネイル用画像データをメモリ24内のサムネイル
用メモリに格納して処理を終了する。
モリ24に記憶された露出値およびホワイトバランス値
ならびにステップS1003において固定された焦点距
離に基づいて、CCD14により1コマ目の画像を撮像
して画像データを得る。そしてステップS1013にお
いて、画像データをデジタル信号にA/D変換してコマ
画像データを得、ステップS1014において、コマ画
像データをメモリ24内のコマ用のメモリに格納する。
ステップS1015においてはサムネイル画像を表示す
るためにデジタル信号の間引き率が設定され、ステップ
S1016においてコマ画像データが間引かれてサムネ
イル用画像データが得られ、ステップS1017におい
てサムネイル用画像データをメモリ24内のサムネイル
用メモリに格納して処理を終了する。
【0026】次いで、図5のステップS906におい
て、イメージエリア26に対向しているコマが最終コマ
であるか否かの判断がなされ、ステップS906が否定
された場合には、ステップS902からステップS90
5の処理が繰り返される。ここで、ステップS905に
おいては、図6に示すように1コマ目以降は、ステップ
S1001が否定されてステップS1012において画
像の読み取りが行われる。この際、1コマ目以降の画像
の読み取り時の焦点距離、露出値およびホワイトバラン
ス値は1コマ目において得られたものと同一のものが使
用される。以下順次、フィルム2に記録された画像の読
み取りが行われ、得られたサムネイル用画像データはス
テップS1017においてサムネイル用メモリに格納さ
れる。最終コマの画像が読み取られると、図5のステッ
プS906が肯定され、ステップS907において巻戻
しモータ5が駆動されてフィルム2が巻き戻される。
て、イメージエリア26に対向しているコマが最終コマ
であるか否かの判断がなされ、ステップS906が否定
された場合には、ステップS902からステップS90
5の処理が繰り返される。ここで、ステップS905に
おいては、図6に示すように1コマ目以降は、ステップ
S1001が否定されてステップS1012において画
像の読み取りが行われる。この際、1コマ目以降の画像
の読み取り時の焦点距離、露出値およびホワイトバラン
ス値は1コマ目において得られたものと同一のものが使
用される。以下順次、フィルム2に記録された画像の読
み取りが行われ、得られたサムネイル用画像データはス
テップS1017においてサムネイル用メモリに格納さ
れる。最終コマの画像が読み取られると、図5のステッ
プS906が肯定され、ステップS907において巻戻
しモータ5が駆動されてフィルム2が巻き戻される。
【0027】次いで、ステップS908において、サム
ネイル用メモリに格納されたサムネイル画像データが読
み出される。このサムネイル画像データは、モニタ一画
面の画像データとなる。読み出されたサムネイル画像デ
ータはステップS909において、アナログデータにD
/A変換され、ステップS910においてこのアナログ
データに同期信号などを加えてモニタ一画面のビデオ信
号に変換し、ステップS911において、このビデオ信
号が信号変換回路27を介して出力端子28に出力され
る。この際、フィルム2が巻き戻し中であることを出力
端子28から出力してその旨をモニタに表示することも
可能であるが、本実施の形態においては、図2に示すよ
うなサムネイル画像をモニタに表示する。そして、ステ
ップS912において、イメージエリア26に対向する
コマが1コマ目となるまでフィルム2が巻き戻され、ス
テップS913において給送を停止する。
ネイル用メモリに格納されたサムネイル画像データが読
み出される。このサムネイル画像データは、モニタ一画
面の画像データとなる。読み出されたサムネイル画像デ
ータはステップS909において、アナログデータにD
/A変換され、ステップS910においてこのアナログ
データに同期信号などを加えてモニタ一画面のビデオ信
号に変換し、ステップS911において、このビデオ信
号が信号変換回路27を介して出力端子28に出力され
る。この際、フィルム2が巻き戻し中であることを出力
端子28から出力してその旨をモニタに表示することも
可能であるが、本実施の形態においては、図2に示すよ
うなサムネイル画像をモニタに表示する。そして、ステ
ップS912において、イメージエリア26に対向する
コマが1コマ目となるまでフィルム2が巻き戻され、ス
テップS913において給送を停止する。
【0028】図3のフローチャートに戻り、ステップS
703において、各コマの撮像が行われる。各コマの撮
像のフローチャートを図7に示す。図7に示すように、
まずステップS1101において、撮像する駒が1コマ
目であるか否かの判断がなされる。ステップS1101
が肯定された場合は、ステップS1102において、シ
リーズ画像の始めの画像であるか否かの判断がなされ
る。ここで、シリーズ撮影を行った画像とは、例えばゴ
ルフスイングの連写や、同一被写体を同一撮影条件下に
おいて複数枚撮影する場合など、互いに関連づけられた
複数の一連の画像のことをいうものである。ステップS
1102が肯定された場合は、ステップS1103に進
んでシリーズ画像であることを示すフラグSを1とし、
後述するステップS1119に進む。ステップS110
2が否定された場合にもステップS1119に進む。ス
テップS1101が否定された場合には、ステップS1
104において、フラグSが1であるか否かの判断がな
される。ステップS1104が肯定された場合には、ス
テップS1105において、撮像するコマ画像がシリー
ズ画像の最終画像であるか否かの判断がなされ、ステッ
プS1105が肯定された場合には、ステップS110
6において、シリーズ画像であることを示すフラグSを
0にセットしてステップS1119に進む。また、ステ
ップS1105が否定された場合にもステップS111
9に進む。
703において、各コマの撮像が行われる。各コマの撮
像のフローチャートを図7に示す。図7に示すように、
まずステップS1101において、撮像する駒が1コマ
目であるか否かの判断がなされる。ステップS1101
が肯定された場合は、ステップS1102において、シ
リーズ画像の始めの画像であるか否かの判断がなされ
る。ここで、シリーズ撮影を行った画像とは、例えばゴ
ルフスイングの連写や、同一被写体を同一撮影条件下に
おいて複数枚撮影する場合など、互いに関連づけられた
複数の一連の画像のことをいうものである。ステップS
1102が肯定された場合は、ステップS1103に進
んでシリーズ画像であることを示すフラグSを1とし、
後述するステップS1119に進む。ステップS110
2が否定された場合にもステップS1119に進む。ス
テップS1101が否定された場合には、ステップS1
104において、フラグSが1であるか否かの判断がな
される。ステップS1104が肯定された場合には、ス
テップS1105において、撮像するコマ画像がシリー
ズ画像の最終画像であるか否かの判断がなされ、ステッ
プS1105が肯定された場合には、ステップS110
6において、シリーズ画像であることを示すフラグSを
0にセットしてステップS1119に進む。また、ステ
ップS1105が否定された場合にもステップS111
9に進む。
【0029】ステップS1104が否定された場合に
は、ステップS1107に進み、撮像するコマに焦点を
合わせ、ステップS1108において、CCD14によ
りコマ画像の測光を行い、ステップS1109におい
て、測光結果に基づいて露出値を演算し、さらにステッ
プS1110において演算された露出値に基づいて撮像
回路15により露出を制御する。次いで、ステップS1
111において、撮像回路15によりオートホワイトバ
ランス制御を行い、ステップS1112において、シリ
ーズ画像の始めの画像か否かの判断がなされる。ステッ
プS1112が否定された場合にはステップS1119
に進み、肯定された場合にはステップS1113に進み
シリーズ画像であることを示すフラグSを1にセットす
る。そして、ステップS1114において焦点距離を固
定し、ステップS1115において露出値を記憶してス
テップS1116において露出値を固定する。さらに、
ステップS1117においてホワイトバランス値を記憶
してステップS1118においてホワイトバランス値を
固定する。
は、ステップS1107に進み、撮像するコマに焦点を
合わせ、ステップS1108において、CCD14によ
りコマ画像の測光を行い、ステップS1109におい
て、測光結果に基づいて露出値を演算し、さらにステッ
プS1110において演算された露出値に基づいて撮像
回路15により露出を制御する。次いで、ステップS1
111において、撮像回路15によりオートホワイトバ
ランス制御を行い、ステップS1112において、シリ
ーズ画像の始めの画像か否かの判断がなされる。ステッ
プS1112が否定された場合にはステップS1119
に進み、肯定された場合にはステップS1113に進み
シリーズ画像であることを示すフラグSを1にセットす
る。そして、ステップS1114において焦点距離を固
定し、ステップS1115において露出値を記憶してス
テップS1116において露出値を固定する。さらに、
ステップS1117においてホワイトバランス値を記憶
してステップS1118においてホワイトバランス値を
固定する。
【0030】次いで、ステップS1119において、コ
マ画像を読み込んでコマ画像データを得、ステップS1
120においてコマ画像データをデジタル信号にA/D
変換し、ステップS1121において色補正の指示がな
されているか否かが判断され、ステップS1121が肯
定された場合はステップS1122において色補正処理
が行われ、ステップS1123において、デジタルのコ
マ画像データをコマ用メモリに記憶する。ステップS1
121が否定された場合には、色補正を行うことなくス
テップS1123に進みコマ画像データをメモリに記憶
する。
マ画像を読み込んでコマ画像データを得、ステップS1
120においてコマ画像データをデジタル信号にA/D
変換し、ステップS1121において色補正の指示がな
されているか否かが判断され、ステップS1121が肯
定された場合はステップS1122において色補正処理
が行われ、ステップS1123において、デジタルのコ
マ画像データをコマ用メモリに記憶する。ステップS1
121が否定された場合には、色補正を行うことなくス
テップS1123に進みコマ画像データをメモリに記憶
する。
【0031】図3のフローチャートに戻り、ステップS
704において、外部からの画像入力が選択されると、
外部画像を取り込むモードとされ、外部画像を取り込
む。次のステップS705において、サムネイル画像、
現在撮像しているコマの画像および外部から入力してい
る画像の表示を、オペレータの指示に従って切り換え
る。画像表示の切り換えのフローチャートを図8に示
す。
704において、外部からの画像入力が選択されると、
外部画像を取り込むモードとされ、外部画像を取り込
む。次のステップS705において、サムネイル画像、
現在撮像しているコマの画像および外部から入力してい
る画像の表示を、オペレータの指示に従って切り換え
る。画像表示の切り換えのフローチャートを図8に示
す。
【0032】図8に示すように、まずステップS130
2において、サムネイル画像、現在撮像しているコマの
画像および外部から入力されている画像のうちいずれの
画像を表示するかを、操作スイッチ群23により選択す
る。ステップS1302において、サムネイル画像が選
択された場合にはステップS1303に進み、現在撮像
しているコマの画像が選択された場合には、ステップS
1305に進み、外部入力画像が選択された場合には、
ステップS1307に進む。ステップS1302におい
てサムネイル画像が選択された場合には、ステップS1
303において、現在サムネイル画像を表示しているか
否かが判断され、表示している場合には処理を終了す
る。表示していない場合には、ステップS1304にお
いてサムネイル用メモリからサムネイル画像データを読
み出し、ステップS1309において、サムネイル画像
データをアナログデータにD/A変換し、ステップS1
310においてアナログデータに同期信号などを加えて
モニタ一画面のビデオ信号に変換し、さらにステップS
1311においてビデオ信号を信号変換回路27を介し
て出力端子28に出力して処理を終了する。
2において、サムネイル画像、現在撮像しているコマの
画像および外部から入力されている画像のうちいずれの
画像を表示するかを、操作スイッチ群23により選択す
る。ステップS1302において、サムネイル画像が選
択された場合にはステップS1303に進み、現在撮像
しているコマの画像が選択された場合には、ステップS
1305に進み、外部入力画像が選択された場合には、
ステップS1307に進む。ステップS1302におい
てサムネイル画像が選択された場合には、ステップS1
303において、現在サムネイル画像を表示しているか
否かが判断され、表示している場合には処理を終了す
る。表示していない場合には、ステップS1304にお
いてサムネイル用メモリからサムネイル画像データを読
み出し、ステップS1309において、サムネイル画像
データをアナログデータにD/A変換し、ステップS1
310においてアナログデータに同期信号などを加えて
モニタ一画面のビデオ信号に変換し、さらにステップS
1311においてビデオ信号を信号変換回路27を介し
て出力端子28に出力して処理を終了する。
【0033】ステップS1302において現在撮像して
いるコマの画像が選択された場合には、ステップS13
05において、現在撮像しているコマの画像を表示して
いるか否かが判断され、表示している場合には処理を終
了する。表示していない場合には、ステップS1306
においてコマ用メモリからコマ画像データを読み出し、
ステップS1309〜ステップS1311において、サ
ムネイル画像の場合と同様にビデオ信号が得られ、ビデ
オ信号を出力端子28に出力して処理を終了する。
いるコマの画像が選択された場合には、ステップS13
05において、現在撮像しているコマの画像を表示して
いるか否かが判断され、表示している場合には処理を終
了する。表示していない場合には、ステップS1306
においてコマ用メモリからコマ画像データを読み出し、
ステップS1309〜ステップS1311において、サ
ムネイル画像の場合と同様にビデオ信号が得られ、ビデ
オ信号を出力端子28に出力して処理を終了する。
【0034】ステップS1302において外部入力画像
が選択された場合には、ステップS1307において、
現在外部入力画像を表示しているか否かが判断され、表
示している場合には処理を終了する。表示していない場
合には、ステップS1308において外部入力データ用
メモリから画像データを読み出し、ステップS1309
〜ステップS1311において、サムネイル画像の場合
と同様にビデオ信号が得られ、ビデオ信号を出力端子2
8に出力して処理を終了する。
が選択された場合には、ステップS1307において、
現在外部入力画像を表示しているか否かが判断され、表
示している場合には処理を終了する。表示していない場
合には、ステップS1308において外部入力データ用
メモリから画像データを読み出し、ステップS1309
〜ステップS1311において、サムネイル画像の場合
と同様にビデオ信号が得られ、ビデオ信号を出力端子2
8に出力して処理を終了する。
【0035】図3のフローチャートに戻り、ステップS
706において、オペレータの指示に従って、画像のズ
ーム、回転、上下左右方向への移動を行い、ステップS
707において、パソコンなどの外部接続機器に画像デ
ータを転送し、ステップS708において、プリントの
指示がなされると、内蔵プリンタ32あるいは外部に接
続されたプリンタに画像のプリントを出力する。そして
ステップS709においてイジェクトの指示がなされた
か否かが判断され、指示がなされていない場合にはステ
ップS710において、例えば一コマ巻上、指定コマへ
の給送、巻き戻しなどのフィルム給送の指示がなされた
か否かが判断される。ステップS710が肯定された場
合には、ステップS711において指示された内容に応
じてフィルム2の給送制御を行った後にステップS70
3に進み、ステップS703〜ステップS711の処理
を繰り返す。ステップS710が否定された場合にもス
テップS703に進み、ステップS703〜ステップS
711の処理を繰り返す。一方、ステップS709が肯
定された場合には、ステップS712において照明制御
回路19を駆動して照明光源11を消灯し、ステップS
713においてフィルム2を巻き戻し、巻き戻し完了後
トレイを開いてイジェクト動作を完了して処理を終了す
る。
706において、オペレータの指示に従って、画像のズ
ーム、回転、上下左右方向への移動を行い、ステップS
707において、パソコンなどの外部接続機器に画像デ
ータを転送し、ステップS708において、プリントの
指示がなされると、内蔵プリンタ32あるいは外部に接
続されたプリンタに画像のプリントを出力する。そして
ステップS709においてイジェクトの指示がなされた
か否かが判断され、指示がなされていない場合にはステ
ップS710において、例えば一コマ巻上、指定コマへ
の給送、巻き戻しなどのフィルム給送の指示がなされた
か否かが判断される。ステップS710が肯定された場
合には、ステップS711において指示された内容に応
じてフィルム2の給送制御を行った後にステップS70
3に進み、ステップS703〜ステップS711の処理
を繰り返す。ステップS710が否定された場合にもス
テップS703に進み、ステップS703〜ステップS
711の処理を繰り返す。一方、ステップS709が肯
定された場合には、ステップS712において照明制御
回路19を駆動して照明光源11を消灯し、ステップS
713においてフィルム2を巻き戻し、巻き戻し完了後
トレイを開いてイジェクト動作を完了して処理を終了す
る。
【0036】以上のように、本実施の形態においては、
図6に示すフローチャートにおいて、サムネイル画像デ
ータを作成する際に、フィルム2の1コマ目の画像を読
み取る際に決定された焦点距離、露出値およびホワイト
バランス値をメモリに記憶し、2コマ目以降の画像を読
み取る際に、この1コマ目を読み取る際の焦点距離、露
出値およびホワイトバランス値により読み取りを行うよ
うにしたものである。ここで、サムネイル画像は図2に
示すようにフィルム2に記録された画像のすべてを縮小
してモニタに表示するものであり、画像の内容のみが確
認できれば良く、高画質の画像は要求されないものであ
る。したがって、1コマ目の画像を読み取る際の焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値により2コマ目以
降の画像を読み取ると、画質は劣化するもののサムネイ
ル画像としては十分なものである。このように、本発明
においては、2コマ目以降の画像を読み取る際に1コマ
目の画像を読み取る際の焦点距離、露出値およびホワイ
トバランス値を用いるようにしたため、2コマ目以降の
画像を読み取る際に、焦点距離、露出値およびホワイト
バランス値の調節を行う必要がなくなり、サムネイル画
像を得るためにフィルム2の全コマを撮像する際の時間
を短縮することができ、これにより迅速にサムネイル画
像を作成することができる。
図6に示すフローチャートにおいて、サムネイル画像デ
ータを作成する際に、フィルム2の1コマ目の画像を読
み取る際に決定された焦点距離、露出値およびホワイト
バランス値をメモリに記憶し、2コマ目以降の画像を読
み取る際に、この1コマ目を読み取る際の焦点距離、露
出値およびホワイトバランス値により読み取りを行うよ
うにしたものである。ここで、サムネイル画像は図2に
示すようにフィルム2に記録された画像のすべてを縮小
してモニタに表示するものであり、画像の内容のみが確
認できれば良く、高画質の画像は要求されないものであ
る。したがって、1コマ目の画像を読み取る際の焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値により2コマ目以
降の画像を読み取ると、画質は劣化するもののサムネイ
ル画像としては十分なものである。このように、本発明
においては、2コマ目以降の画像を読み取る際に1コマ
目の画像を読み取る際の焦点距離、露出値およびホワイ
トバランス値を用いるようにしたため、2コマ目以降の
画像を読み取る際に、焦点距離、露出値およびホワイト
バランス値の調節を行う必要がなくなり、サムネイル画
像を得るためにフィルム2の全コマを撮像する際の時間
を短縮することができ、これにより迅速にサムネイル画
像を作成することができる。
【0037】なお、上記実施の形態においては、1コマ
目を読み取る際の焦点距離、露出値およびホワイトバラ
ンス値により2コマ目以降の画像を読み取るものについ
て説明したが、焦点距離、露出値およびホワイトバラン
ス値の少なくとも1つの撮像条件により2コマ目以降の
画像を読み取るようにしてもよい。この場合、焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値のすべてに基づい
て2コマ目以降の画像を読み取るものと比較して、読み
取り時間は長くなるが、すべての画像についてこれらの
撮像条件を設定するものと比較して、読み取り時間を短
縮することができる。また、サムネイル画像、シリーズ
画像の他、ブランケット画像などを読み取る際にも本発
明を適用することができる。
目を読み取る際の焦点距離、露出値およびホワイトバラ
ンス値により2コマ目以降の画像を読み取るものについ
て説明したが、焦点距離、露出値およびホワイトバラン
ス値の少なくとも1つの撮像条件により2コマ目以降の
画像を読み取るようにしてもよい。この場合、焦点距
離、露出値およびホワイトバランス値のすべてに基づい
て2コマ目以降の画像を読み取るものと比較して、読み
取り時間は長くなるが、すべての画像についてこれらの
撮像条件を設定するものと比較して、読み取り時間を短
縮することができる。また、サムネイル画像、シリーズ
画像の他、ブランケット画像などを読み取る際にも本発
明を適用することができる。
【0038】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、CCD14が撮像手段を、撮像回路15が露出値検
出手段とホワイトバランス値検出手段を、AF/ズーム
制御回路17が焦点調節手段を、CPU22が制御手段
をそれぞれ構成する。
て、CCD14が撮像手段を、撮像回路15が露出値検
出手段とホワイトバランス値検出手段を、AF/ズーム
制御回路17が焦点調節手段を、CPU22が制御手段
をそれぞれ構成する。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、一の画像の露出値が露出値検出手段によ
り検出されると、制御手段はこの露出値により一の画像
および他の画像を撮像するように撮像手段を制御するた
め、他の画像について露出値を検出する必要がなくな
り、これによりフィルムに記録された複数の画像を読み
取る際の読み取り時間を短縮することができる。請求項
4の発明によれば、一の画像のホワイトバランス値がホ
ワイトバランス値検出手段により検出されると、制御手
段はこのホワイトバランス値により一の画像および他の
画像を撮像するように撮像手段を制御するため、他の画
像についてホワイトバランス値を検出する必要がなくな
り、これによりフィルムに記録された複数の画像を読み
取る際の読み取り時間を短縮することができる。
発明によれば、一の画像の露出値が露出値検出手段によ
り検出されると、制御手段はこの露出値により一の画像
および他の画像を撮像するように撮像手段を制御するた
め、他の画像について露出値を検出する必要がなくな
り、これによりフィルムに記録された複数の画像を読み
取る際の読み取り時間を短縮することができる。請求項
4の発明によれば、一の画像のホワイトバランス値がホ
ワイトバランス値検出手段により検出されると、制御手
段はこのホワイトバランス値により一の画像および他の
画像を撮像するように撮像手段を制御するため、他の画
像についてホワイトバランス値を検出する必要がなくな
り、これによりフィルムに記録された複数の画像を読み
取る際の読み取り時間を短縮することができる。
【0040】請求項7の発明によれば、制御手段は一の
画像を撮像する際の焦点調節結果により、一の画像およ
び他の画像を撮像するように撮像手段を制御するため、
他の画像について焦点調節を行う必要がなくなり、これ
によりフィルムに記録された複数の画像を読み取る際の
読み取り時間を短縮することができる。請求項10の発
明によれば、制御手段は一の画像の撮像条件が撮像条件
検出手段により検出されると、制御手段はこの撮像条件
により一の画像および他の画像を撮像するように撮像手
段を制御するため、他の画像について撮像条件を検出す
る必要がなくなり、これによりフィルムに記録された複
数の画像を読み取る際の読み取り時間を短縮することが
できる。
画像を撮像する際の焦点調節結果により、一の画像およ
び他の画像を撮像するように撮像手段を制御するため、
他の画像について焦点調節を行う必要がなくなり、これ
によりフィルムに記録された複数の画像を読み取る際の
読み取り時間を短縮することができる。請求項10の発
明によれば、制御手段は一の画像の撮像条件が撮像条件
検出手段により検出されると、制御手段はこの撮像条件
により一の画像および他の画像を撮像するように撮像手
段を制御するため、他の画像について撮像条件を検出す
る必要がなくなり、これによりフィルムに記録された複
数の画像を読み取る際の読み取り時間を短縮することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態に係るフィルム画像読取装
置を使用したフィルム画像表示装置の全体構成を示す図
置を使用したフィルム画像表示装置の全体構成を示す図
【図2】サムネイル画像を示す図
【図3】本実施の形態に係るフィルム画像読取装置にお
いて行われるメインの処理を示すフローチャート
いて行われるメインの処理を示すフローチャート
【図4】カートリッジ装填処理を示すフローチャート
【図5】サムネイル画像読取処理を示すフローチャート
【図6】サムネイル用各コマの撮像処理を示すフローチ
ャート
ャート
【図7】各コマの撮像処理を示すフローチャート
【図8】表示切り換え処理を示すフローチャート
1 カートリッジ 2 フィルム 3 巻上スプール 4 巻上モータ 5 巻戻しモータ 11 照明光源 12 拡散板 13 撮像レンズ 14 CCD 15 撮像回路 16 映像制御回路 17 AF/ズーム制御回路 18 モータ制御回路 19 照明制御回路 20 磁気読込回路 21 磁気書込回路 22 CPU 23 操作スイッチ群 24 メモリ 26 イメージエリア 27 信号変換回路 29 外部信号変換回路 31 プリント信号生成回路 32 内蔵プリンタ 33 リモコン信号受信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風見 一之 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の画像が記録されたフィルムの各画
像を撮像する撮像手段と、 前記フィルムに記録された画像の露出値を検出する露出
値検出手段と、 該露出値検出手段により検出された露出値に基づいて、
前記画像を撮像するよう前記撮像手段を制御する制御手
段とを備えたフィルム画像読取装置において、 前記制御手段は、前記複数の画像のうちの一の画像の露
出値に基づいて、他の画像を撮像するよう前記撮像手段
を制御することを特徴とするフィルム画像読取装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記複数の画像をサム
ネイル画像として撮像するよう前記撮像手段を制御する
ことを特徴とする請求項1記載のフィルム画像読取装
置。 - 【請求項3】 前記複数の画像がシリーズ撮影により得
られたものである場合、該シリーズ撮影の始めから終わ
りまで、前記一の画像の露出値で撮像するように前記撮
像手段を制御することを特徴とする請求項1記載のフィ
ルム画像読取装置。 - 【請求項4】 複数の画像が記録されたフィルムの各画
像を撮像する撮像手段と、 前記フィルムに記録された画像のホワイトバランス値を
検出するホワイトバランス値検出手段と、 該ホワイトバランス値検出手段により検出されたホワイ
トバランス値に基づいて、前記画像を撮像するよう前記
撮像手段を制御する制御手段とを備えたフィルム画像読
取装置において、 前記制御手段は、前記複数の画像のうちの一の画像のホ
ワイトバランス値に基づいて、他の画像を撮像するよう
前記撮像手段を制御することを特徴とするフィルム画像
読取装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記複数の画像をサム
ネイル画像として撮像するよう前記撮像手段を制御する
ことを特徴とする請求項4記載のフィルム画像読取装
置。 - 【請求項6】 前記複数の画像がシリーズ撮影により得
られたものである場合、該シリーズ撮影の始めから終わ
りまで、前記一の画像の露出値で撮像するように前記撮
像手段を制御することを特徴とする請求項4記載のフィ
ルム画像読取装置。 - 【請求項7】 複数の画像が記録されたフィルムの各画
像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段の焦点調節を行う焦点調節手段と、 該焦点調節手段により調節された焦点調節結果に基づい
て、前記画像を撮像するよう前記撮像手段を制御する制
御手段とを備えたフィルム画像読取装置において、 前記制御手段は、前記複数の画像のうちの一の画像の焦
点調節結果に基づいて、他の画像の焦点調節を行うこと
を特徴とするフィルム画像読取装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記複数の画像をサム
ネイル画像として撮像するよう前記撮像手段を制御する
ことを特徴とする請求項1記載のフィルム画像読取装
置。 - 【請求項9】 前記複数の画像がシリーズ撮影により得
られたものである場合、該シリーズ撮影の始めから終わ
りまで、前記一の画像の露出値で撮像するように前記撮
像手段を制御することを特徴とする請求項1記載のフィ
ルム画像読取装置。 - 【請求項10】 複数の画像が記録されたフィルムの各
画像を撮像する撮像手段と、 前記フィルムに記録された画像を撮像する際の撮像条件
を検出する撮像条件検出手段と、 該撮像条件検出手段により検出された撮像条件に基づい
て、前記画像を撮像するよう前記撮像手段を制御する制
御手段とを備えたフィルム画像読取装置において、 前記制御手段は、前記複数の画像のうちの一の画像の撮
像条件に基づいて、他の画像を撮像するよう前記撮像手
段を制御することを特徴とするフィルム画像読取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288646A JPH10136256A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | フィルム画像読取装置 |
US08/961,202 US6252625B1 (en) | 1996-10-30 | 1997-10-30 | Film image reading apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288646A JPH10136256A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | フィルム画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10136256A true JPH10136256A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17732865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8288646A Pending JPH10136256A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | フィルム画像読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6252625B1 (ja) |
JP (1) | JPH10136256A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US20090276245A1 (en) * | 2008-05-05 | 2009-11-05 | General Electric Company | Automated healthcare image registration workflow |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3023520B2 (ja) | 1990-09-13 | 2000-03-21 | 富士写真フイルム株式会社 | フイルム画像入力装置 |
JP2790206B2 (ja) * | 1990-09-14 | 1998-08-27 | 富士写真フイルム株式会社 | フイルム画像入力装置 |
US5467168A (en) * | 1992-11-18 | 1995-11-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photograph printing method |
EP0669753A3 (en) * | 1994-02-28 | 1995-12-20 | Minolta Co Ltd | Image reproduction device. |
JP3542175B2 (ja) * | 1994-09-05 | 2004-07-14 | オリンパス株式会社 | 電子フィルムビュワー装置 |
US5631696A (en) * | 1995-02-10 | 1997-05-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Film image input method |
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US5745214A (en) * | 1995-06-26 | 1998-04-28 | Nikon Corporation | Film image processing apparatus |
JPH09219818A (ja) * | 1996-02-09 | 1997-08-19 | Nikon Corp | フィルム画像表示装置 |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8288646A patent/JPH10136256A/ja active Pending
-
1997
- 1997-10-30 US US08/961,202 patent/US6252625B1/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
US6252625B1 (en) | 2001-06-26 |
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