JPH10135462A - 薄膜トランジスタ - Google Patents
薄膜トランジスタInfo
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- JPH10135462A JPH10135462A JP8285426A JP28542696A JPH10135462A JP H10135462 A JPH10135462 A JP H10135462A JP 8285426 A JP8285426 A JP 8285426A JP 28542696 A JP28542696 A JP 28542696A JP H10135462 A JPH10135462 A JP H10135462A
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- insulating film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲート絶縁膜からの水の脱離・拡散の影響に
よって引き起こされる、アルミニウムを主成分とするゲ
ート電極のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化
を抑制できる薄膜トランジスタを実現する。 【解決手段】 酸化シリコンからなるゲート絶縁膜4上
に形成されるゲート電極が、高融点金属からなる第1の
ゲート電極6と、第1のゲート電極6上に形成したAl
を主成分とする金属の第2のゲート電極7とからなる。
このように、酸化シリコンからなるゲート絶縁膜4とA
lを主成分とする金属からなる第2のゲート電極7との
間に、水の阻止能力の高い高融点金属からなる第1のゲ
ート電極6を設けたことにより、ゲート絶縁膜4の酸化
シリコンからの水の脱離・拡散の影響が、第1のゲート
電極6により阻止され、第2のゲート電極7まで及ぶこ
とがないため、第2のゲート電極7のヒロック発生密度
増加およびヒロック肥大化を抑制できる。
よって引き起こされる、アルミニウムを主成分とするゲ
ート電極のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化
を抑制できる薄膜トランジスタを実現する。 【解決手段】 酸化シリコンからなるゲート絶縁膜4上
に形成されるゲート電極が、高融点金属からなる第1の
ゲート電極6と、第1のゲート電極6上に形成したAl
を主成分とする金属の第2のゲート電極7とからなる。
このように、酸化シリコンからなるゲート絶縁膜4とA
lを主成分とする金属からなる第2のゲート電極7との
間に、水の阻止能力の高い高融点金属からなる第1のゲ
ート電極6を設けたことにより、ゲート絶縁膜4の酸化
シリコンからの水の脱離・拡散の影響が、第1のゲート
電極6により阻止され、第2のゲート電極7まで及ぶこ
とがないため、第2のゲート電極7のヒロック発生密度
増加およびヒロック肥大化を抑制できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置やイ
メージセンサ等に応用される薄膜トランジスタに関する
ものである。
メージセンサ等に応用される薄膜トランジスタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用ビデオカメラのビューファ
インダーやノート型パソコンなどに液晶表示装置が搭載
されているが、これらの液晶表示装置のなかでも高画質
表示が可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置が
特に注目されている。このアクティブマトリックス型液
晶表示装置には、画素電極のスイッチング素子として、
薄膜トランジスタ(Thin Film Transi
stor)がよく用いられている。
インダーやノート型パソコンなどに液晶表示装置が搭載
されているが、これらの液晶表示装置のなかでも高画質
表示が可能なアクティブマトリックス型液晶表示装置が
特に注目されている。このアクティブマトリックス型液
晶表示装置には、画素電極のスイッチング素子として、
薄膜トランジスタ(Thin Film Transi
stor)がよく用いられている。
【0003】このような従来の薄膜トランジスタの例
が、特願平6−109234号に記載されている。この
従来の薄膜トランジスタについて、図4を参照しながら
説明する。図4は従来の薄膜トランジスタの断面図であ
り、1はガラス基板、2は半導体層、3はソース・ドレ
イン領域、4はゲート絶縁膜、7はゲート電極、8は層
間絶縁膜、9はソース・ドレイン電極である。
が、特願平6−109234号に記載されている。この
従来の薄膜トランジスタについて、図4を参照しながら
説明する。図4は従来の薄膜トランジスタの断面図であ
り、1はガラス基板、2は半導体層、3はソース・ドレ
イン領域、4はゲート絶縁膜、7はゲート電極、8は層
間絶縁膜、9はソース・ドレイン電極である。
【0004】この従来の薄膜トランジスタは、ガラス基
板1上に半導体層2およびソースドレイン領域3が形成
され、その上にゲート絶縁膜4が形成され、さらにその
上にゲート電極7が形成されている。そして、層間絶縁
膜8が形成され、その上に、コンタクトホールを介して
ソースドレイン領域3に接続されたソース・ドレイン電
極9が形成されている。
板1上に半導体層2およびソースドレイン領域3が形成
され、その上にゲート絶縁膜4が形成され、さらにその
上にゲート電極7が形成されている。そして、層間絶縁
膜8が形成され、その上に、コンタクトホールを介して
ソースドレイン領域3に接続されたソース・ドレイン電
極9が形成されている。
【0005】以上のように構成された従来の薄膜トラン
ジスタでは、ゲート絶縁膜4として酸化シリコンが、ま
た、ゲート電極7としてAl(アルミニウム)がよく用
いられている。
ジスタでは、ゲート絶縁膜4として酸化シリコンが、ま
た、ゲート電極7としてAl(アルミニウム)がよく用
いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下の問題を有していた。ゲート絶縁膜4
に用いている酸化シリコンは、形成方法による違いはあ
るものの吸湿性・透湿性が比較的高い材料であり、我々
の検討結果によると、酸化シリコン上にアルミニウムが
形成されている場合、酸化シリコンに含まれる水の脱離
・拡散が主原因となって、その上層のゲート電極7であ
るアルミニウムのヒロックの発生密度増加およびヒロッ
ク肥大化という問題を引き起こしていることがわかっ
た。このように、ゲート電極7であるアルミニウムのヒ
ロックが増加・肥大化すると、ゲート電極7の上層に形
成した層間絶縁膜8の絶縁性が低下して配線間の短絡が
発生しやすくなるという欠点を有していた。
の構成では、以下の問題を有していた。ゲート絶縁膜4
に用いている酸化シリコンは、形成方法による違いはあ
るものの吸湿性・透湿性が比較的高い材料であり、我々
の検討結果によると、酸化シリコン上にアルミニウムが
形成されている場合、酸化シリコンに含まれる水の脱離
・拡散が主原因となって、その上層のゲート電極7であ
るアルミニウムのヒロックの発生密度増加およびヒロッ
ク肥大化という問題を引き起こしていることがわかっ
た。このように、ゲート電極7であるアルミニウムのヒ
ロックが増加・肥大化すると、ゲート電極7の上層に形
成した層間絶縁膜8の絶縁性が低下して配線間の短絡が
発生しやすくなるという欠点を有していた。
【0007】また、ゲート絶縁膜4のショート等による
不良発生率の低下および絶縁耐圧の向上のため、ゲート
絶縁膜4として、酸化シリコンの上に酸化タンタルを形
成した積層膜を用いた場合にも、同様に、酸化シリコン
および酸化タンタルからの水の脱離・拡散が主原因とな
り、ゲート電極7のヒロックの発生密度増加およびヒロ
ック肥大化という問題を引き起こす。なお、酸化タンタ
ルは比誘電率が高いため、ゲート絶縁膜を厚くしても、
トランジスタの電流駆動能力があまり低下しない。
不良発生率の低下および絶縁耐圧の向上のため、ゲート
絶縁膜4として、酸化シリコンの上に酸化タンタルを形
成した積層膜を用いた場合にも、同様に、酸化シリコン
および酸化タンタルからの水の脱離・拡散が主原因とな
り、ゲート電極7のヒロックの発生密度増加およびヒロ
ック肥大化という問題を引き起こす。なお、酸化タンタ
ルは比誘電率が高いため、ゲート絶縁膜を厚くしても、
トランジスタの電流駆動能力があまり低下しない。
【0008】本発明は、ゲート絶縁膜からの水の脱離・
拡散の影響によって引き起こされる、アルミニウムを主
成分とするゲート電極のヒロック発生密度増加およびヒ
ロック肥大化を抑制することができる薄膜トランジスタ
を提供することを目的としている。
拡散の影響によって引き起こされる、アルミニウムを主
成分とするゲート電極のヒロック発生密度増加およびヒ
ロック肥大化を抑制することができる薄膜トランジスタ
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の薄膜トラ
ンジスタは、半導体層上に酸化シリコン層を含むゲート
絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とする金属層を含
むゲート電極を形成した薄膜トランジスタであって、ゲ
ート電極は、ゲート絶縁膜上に高融点金属層を形成し、
この高融点金属層上にアルミニウムを主成分とする金属
層を形成したことを特徴とする。
ンジスタは、半導体層上に酸化シリコン層を含むゲート
絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とする金属層を含
むゲート電極を形成した薄膜トランジスタであって、ゲ
ート電極は、ゲート絶縁膜上に高融点金属層を形成し、
この高融点金属層上にアルミニウムを主成分とする金属
層を形成したことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、酸化シリコン層を含む
ゲート絶縁膜と、アルミニウムを主成分とする金属層と
の間に、高融点金属層を形成したことにより、ゲート絶
縁膜の酸化シリコン層からの水の脱離・拡散の影響が高
融点金属層により阻止され、アルミニウムを主成分とす
る金属層まで及ぶことなく、アルミニウムを主成分とす
る金属層のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化
を抑制することができる。
ゲート絶縁膜と、アルミニウムを主成分とする金属層と
の間に、高融点金属層を形成したことにより、ゲート絶
縁膜の酸化シリコン層からの水の脱離・拡散の影響が高
融点金属層により阻止され、アルミニウムを主成分とす
る金属層まで及ぶことなく、アルミニウムを主成分とす
る金属層のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化
を抑制することができる。
【0011】請求項2記載の薄膜トランジスタは、請求
項1記載の薄膜トランジスタにおいて、ゲート絶縁膜
は、酸化シリコン層上にゲート電極と接する酸化タンタ
ル層を形成したことを特徴とする。この構成によれば、
ゲート絶縁膜を構成する酸化シリコン層および酸化タン
タル層からの水の脱離・拡散の影響がアルミニウムを主
成分とする金属層まで及ぶことなく、アルミニウムを主
成分とする金属層のヒロック発生密度増加およびヒロッ
ク肥大化を抑制することができる。
項1記載の薄膜トランジスタにおいて、ゲート絶縁膜
は、酸化シリコン層上にゲート電極と接する酸化タンタ
ル層を形成したことを特徴とする。この構成によれば、
ゲート絶縁膜を構成する酸化シリコン層および酸化タン
タル層からの水の脱離・拡散の影響がアルミニウムを主
成分とする金属層まで及ぶことなく、アルミニウムを主
成分とする金属層のヒロック発生密度増加およびヒロッ
ク肥大化を抑制することができる。
【0012】請求項3記載の薄膜トランジスタは、請求
項1または2記載の薄膜トランジスタにおいて、高融点
金属層は、Ta,Ti,CrまたはMoを主成分とし、
膜厚を30〜150nmとしたことを特徴とする。この
ように、材料および膜厚を設定することにより、高融点
金属層の形成・加工を容易に行うことができる。
項1または2記載の薄膜トランジスタにおいて、高融点
金属層は、Ta,Ti,CrまたはMoを主成分とし、
膜厚を30〜150nmとしたことを特徴とする。この
ように、材料および膜厚を設定することにより、高融点
金属層の形成・加工を容易に行うことができる。
【0013】請求項4記載の薄膜トランジスタは、半導
体層上に酸化シリコン層を含むゲート絶縁膜を介してア
ルミニウムを主成分とする金属層を含むゲート電極を形
成した薄膜トランジスタであって、ゲート絶縁膜は、ゲ
ート電極と接する面に窒化シリコン層を設けたことを特
徴とする。この構成によれば、ゲート絶縁膜のゲート電
極と接する面に窒化シリコン層を設けたことにより、ゲ
ート電極とゲート絶縁膜の酸化シリコン層との間に窒化
シリコン層が介在し、ゲート絶縁膜の酸化シリコン層か
らの水の脱離・拡散の影響が窒化シリコン層により阻止
され、ゲート電極のアルミニウムを主成分とする金属層
まで及ぶことなく、アルミニウムを主成分とする金属層
のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制す
ることができる。
体層上に酸化シリコン層を含むゲート絶縁膜を介してア
ルミニウムを主成分とする金属層を含むゲート電極を形
成した薄膜トランジスタであって、ゲート絶縁膜は、ゲ
ート電極と接する面に窒化シリコン層を設けたことを特
徴とする。この構成によれば、ゲート絶縁膜のゲート電
極と接する面に窒化シリコン層を設けたことにより、ゲ
ート電極とゲート絶縁膜の酸化シリコン層との間に窒化
シリコン層が介在し、ゲート絶縁膜の酸化シリコン層か
らの水の脱離・拡散の影響が窒化シリコン層により阻止
され、ゲート電極のアルミニウムを主成分とする金属層
まで及ぶことなく、アルミニウムを主成分とする金属層
のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制す
ることができる。
【0014】請求項5記載の薄膜トランジスタは、請求
項1,2,3または4記載の薄膜トランジスタにおい
て、アルミニウムを主成分とする金属層は、ジルコニウ
ムを0.5〜10atomic%またはネオジウムを2
〜5atomic%含むことを特徴とする。なお、at
omic%は、総原子数に対してある原子の含まれる数
の割合を示し、例えば、100個の原子のうち10個が
ジルコニウムであれば、ジルコニウムが10atomi
c%含まれていることになる。
項1,2,3または4記載の薄膜トランジスタにおい
て、アルミニウムを主成分とする金属層は、ジルコニウ
ムを0.5〜10atomic%またはネオジウムを2
〜5atomic%含むことを特徴とする。なお、at
omic%は、総原子数に対してある原子の含まれる数
の割合を示し、例えば、100個の原子のうち10個が
ジルコニウムであれば、ジルコニウムが10atomi
c%含まれていることになる。
【0015】このような不純物を添加したアルミ合金
を、アルミニウムを主成分とする金属層として用いるこ
とによって、高純度のアルミニウムを用いた場合よりも
ヒロックの発生を抑制することができる。
を、アルミニウムを主成分とする金属層として用いるこ
とによって、高純度のアルミニウムを用いた場合よりも
ヒロックの発生を抑制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1の実施の形態
における薄膜トランジスタの断面図を示すものである。
図1において、1はガラス基板、2は半導体層、3はソ
ース・ドレイン領域、4は酸化シリコンからなるゲート
絶縁膜、6はMo等の高融点金属からなる第1のゲート
電極、7はAlを主成分とする金属からなる第2のゲー
ト電極、8は層間絶縁膜、9はソース・ドレイン電極で
ある。
て、図面を参照しながら説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1の実施の形態
における薄膜トランジスタの断面図を示すものである。
図1において、1はガラス基板、2は半導体層、3はソ
ース・ドレイン領域、4は酸化シリコンからなるゲート
絶縁膜、6はMo等の高融点金属からなる第1のゲート
電極、7はAlを主成分とする金属からなる第2のゲー
ト電極、8は層間絶縁膜、9はソース・ドレイン電極で
ある。
【0017】この第1の実施の形態の薄膜トランジスタ
は、ゲート電極が、ゲート絶縁膜4上に形成した高融点
金属からなる第1のゲート電極6と、この第1のゲート
電極6上に形成したAlを主成分とする金属からなる第
2のゲート電極7とからなることを特徴とする。すなわ
ち、酸化シリコンからなるゲート絶縁膜4とAlを主成
分とする金属からなる第2のゲート電極7との間に、水
の阻止能力の高い高融点金属からなる第1のゲート電極
6を設けている。
は、ゲート電極が、ゲート絶縁膜4上に形成した高融点
金属からなる第1のゲート電極6と、この第1のゲート
電極6上に形成したAlを主成分とする金属からなる第
2のゲート電極7とからなることを特徴とする。すなわ
ち、酸化シリコンからなるゲート絶縁膜4とAlを主成
分とする金属からなる第2のゲート電極7との間に、水
の阻止能力の高い高融点金属からなる第1のゲート電極
6を設けている。
【0018】このように構成される薄膜トランジスタに
ついて、その製造方法の一例を以下に説明する。まず、
ガラス基板1上に、半導体層2の前駆体として、減圧C
VD法により膜厚50nmの非晶質シリコンを成膜し、
フォトリソグラフィーおよびエッチングを用いて島状に
加工する。次に、例えば波長308nmのXeClレー
ザを照射し、結晶化させて半導体層2として多結晶シリ
コンを形成する。その上に、ゲート絶縁膜4として常圧
CVD法により膜厚100nmの酸化シリコンを形成す
る。さらに、第1のゲート電極6となる膜厚100nm
のMoと、第2のゲート電極7となる膜厚100nmの
Al−3.5atomic%Ndとの積層膜をスパッタ
法により成膜し、フォトリソグラフィーおよびエッチン
グを用いて加工する。
ついて、その製造方法の一例を以下に説明する。まず、
ガラス基板1上に、半導体層2の前駆体として、減圧C
VD法により膜厚50nmの非晶質シリコンを成膜し、
フォトリソグラフィーおよびエッチングを用いて島状に
加工する。次に、例えば波長308nmのXeClレー
ザを照射し、結晶化させて半導体層2として多結晶シリ
コンを形成する。その上に、ゲート絶縁膜4として常圧
CVD法により膜厚100nmの酸化シリコンを形成す
る。さらに、第1のゲート電極6となる膜厚100nm
のMoと、第2のゲート電極7となる膜厚100nmの
Al−3.5atomic%Ndとの積層膜をスパッタ
法により成膜し、フォトリソグラフィーおよびエッチン
グを用いて加工する。
【0019】次に、第1のゲート電極6および第2のゲ
ート電極7をマスクとして、ドナーとなる燐を半導体層
2の一部領域に導入して、ソース・ドレイン領域3を形
成する。このとき、例えば高周波放電プラズマによりガ
スを分解して少なくとも導入すべき元素を含むイオンを
生成し、そのイオンを質量分離をせずに加速電圧によっ
て加速して活性半導体薄層に導入する方法(イオン・ド
ーピング法)によって、水素ガスで希釈したホスフィン
ガスを用いてドナーとなる燐を導入することにより、4
00℃程度の熱処理によって充分に不純物を活性化する
ことができる。そして、層間絶縁膜8として例えば常圧
CVD法により膜厚300nmの二酸化シリコンを形成
した後、フォトリソグラフィーおよびエッチングによっ
てコンタクトホールを形成する。さらに、ソース・ドレ
イン電極9を例えば膜厚700nmのTiを成膜し、加
工して薄膜トランジスタが完成する。
ート電極7をマスクとして、ドナーとなる燐を半導体層
2の一部領域に導入して、ソース・ドレイン領域3を形
成する。このとき、例えば高周波放電プラズマによりガ
スを分解して少なくとも導入すべき元素を含むイオンを
生成し、そのイオンを質量分離をせずに加速電圧によっ
て加速して活性半導体薄層に導入する方法(イオン・ド
ーピング法)によって、水素ガスで希釈したホスフィン
ガスを用いてドナーとなる燐を導入することにより、4
00℃程度の熱処理によって充分に不純物を活性化する
ことができる。そして、層間絶縁膜8として例えば常圧
CVD法により膜厚300nmの二酸化シリコンを形成
した後、フォトリソグラフィーおよびエッチングによっ
てコンタクトホールを形成する。さらに、ソース・ドレ
イン電極9を例えば膜厚700nmのTiを成膜し、加
工して薄膜トランジスタが完成する。
【0020】この第1の実施の形態によれば、ゲート絶
縁膜4の酸化シリコンからの水の脱離・拡散の影響が、
この層の上に形成したMo等の高融点金属からなる第1
のゲート電極6により阻止され、Alを主成分とする第
2のゲート電極7まで及ぶことがないため、第2のゲー
ト電極7のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化
を抑制することができる。これによって、層間絶縁膜8
の絶縁不良の発生しにくい薄膜トランジスタが得られ
る。
縁膜4の酸化シリコンからの水の脱離・拡散の影響が、
この層の上に形成したMo等の高融点金属からなる第1
のゲート電極6により阻止され、Alを主成分とする第
2のゲート電極7まで及ぶことがないため、第2のゲー
ト電極7のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化
を抑制することができる。これによって、層間絶縁膜8
の絶縁不良の発生しにくい薄膜トランジスタが得られ
る。
【0021】〔第2の実施の形態〕図2は本発明の第2
の実施の形態における薄膜トランジスタの断面図を示す
ものである。図2において、1はガラス基板、2は半導
体層、3はソース・ドレイン領域、4は酸化シリコンか
らなる第1のゲート絶縁膜、5は窒化シリコンからなる
第2のゲート絶縁膜、7はAlを主成分とする金属から
なるゲート電極、8は層間絶縁膜、9はソース・ドレイ
ン電極である。
の実施の形態における薄膜トランジスタの断面図を示す
ものである。図2において、1はガラス基板、2は半導
体層、3はソース・ドレイン領域、4は酸化シリコンか
らなる第1のゲート絶縁膜、5は窒化シリコンからなる
第2のゲート絶縁膜、7はAlを主成分とする金属から
なるゲート電極、8は層間絶縁膜、9はソース・ドレイ
ン電極である。
【0022】この第2の実施の形態の薄膜トランジスタ
は、ゲート絶縁膜が、酸化シリコンからなる第1のゲー
ト絶縁膜4と、窒化シリコンからなりゲート電極7と接
する第2のゲート絶縁膜5とからなることを特徴とす
る。すなわち、酸化シリコンからなる第1のゲート絶縁
膜4とAlを主成分とする金属からなるゲート電極7と
の間に、水の阻止能力の高い窒化シリコンからなる第2
のゲート絶縁膜5を設けている。
は、ゲート絶縁膜が、酸化シリコンからなる第1のゲー
ト絶縁膜4と、窒化シリコンからなりゲート電極7と接
する第2のゲート絶縁膜5とからなることを特徴とす
る。すなわち、酸化シリコンからなる第1のゲート絶縁
膜4とAlを主成分とする金属からなるゲート電極7と
の間に、水の阻止能力の高い窒化シリコンからなる第2
のゲート絶縁膜5を設けている。
【0023】このように構成される薄膜トランジスタに
ついて、その製造方法の一例を以下に説明する。まず、
ガラス基板1上に、半導体層2の前駆体として、減圧C
VD法により膜厚50nmの非晶質シリコンを成膜し、
フォトリソグラフィーおよびエッチングを用いて島状に
加工する。次に、例えば波長308nmのXeClレー
ザを照射し、結晶化させて半導体層2として多結晶シリ
コンを形成する。その上に、第1のゲート絶縁膜4とし
て常圧CVD法により膜厚100nmの酸化シリコンを
形成する。さらに、第2のゲート絶縁膜5としてプラズ
マCVD法により膜厚50nmの窒化シリコンを形成す
る。この上に、第1のゲート電極7として膜厚200n
mのAl−3.5atomic%Ndをスパッタ法によ
り成膜し、フォトリソグラフィーおよびエッチングを用
いて加工する。
ついて、その製造方法の一例を以下に説明する。まず、
ガラス基板1上に、半導体層2の前駆体として、減圧C
VD法により膜厚50nmの非晶質シリコンを成膜し、
フォトリソグラフィーおよびエッチングを用いて島状に
加工する。次に、例えば波長308nmのXeClレー
ザを照射し、結晶化させて半導体層2として多結晶シリ
コンを形成する。その上に、第1のゲート絶縁膜4とし
て常圧CVD法により膜厚100nmの酸化シリコンを
形成する。さらに、第2のゲート絶縁膜5としてプラズ
マCVD法により膜厚50nmの窒化シリコンを形成す
る。この上に、第1のゲート電極7として膜厚200n
mのAl−3.5atomic%Ndをスパッタ法によ
り成膜し、フォトリソグラフィーおよびエッチングを用
いて加工する。
【0024】次に、例えばイオンドーピング法を用い
て、ゲート電極7をマスクとしてドナーとなる燐を半導
体層2の一部領域に導入して、ソース・ドレイン領域3
を形成する。そして、層間絶縁膜8として例えば常圧C
VD法により膜厚300nmの二酸化シリコンを形成し
た後、フォトリソグラフィーおよびエッチングによって
コンタクトホールを形成する。さらに、ソース・ドレイ
ン電極9を例えば膜厚700nmのTiを成膜し、加工
して薄膜トランジスタが完成する。
て、ゲート電極7をマスクとしてドナーとなる燐を半導
体層2の一部領域に導入して、ソース・ドレイン領域3
を形成する。そして、層間絶縁膜8として例えば常圧C
VD法により膜厚300nmの二酸化シリコンを形成し
た後、フォトリソグラフィーおよびエッチングによって
コンタクトホールを形成する。さらに、ソース・ドレイ
ン電極9を例えば膜厚700nmのTiを成膜し、加工
して薄膜トランジスタが完成する。
【0025】この第2の実施の形態によれば、第1のゲ
ート絶縁膜4の酸化シリコンからの水の脱離・拡散の影
響が、この層の上に形成した第2のゲート絶縁膜5の窒
化シリコンにより阻止され、Alを主成分とするゲート
電極7まで及ぶことがないため、ゲート電極7のヒロッ
ク発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制することが
できる。これによって、層間絶縁膜8の絶縁不良の発生
しにくい薄膜トランジスタが得られる。
ート絶縁膜4の酸化シリコンからの水の脱離・拡散の影
響が、この層の上に形成した第2のゲート絶縁膜5の窒
化シリコンにより阻止され、Alを主成分とするゲート
電極7まで及ぶことがないため、ゲート電極7のヒロッ
ク発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制することが
できる。これによって、層間絶縁膜8の絶縁不良の発生
しにくい薄膜トランジスタが得られる。
【0026】〔第3の実施の形態〕図3は本発明の第3
の実施の形態における薄膜トランジスタの断面図を示す
ものである。図3において、1はガラス基板、2は半導
体層、3はソース・ドレイン領域、4は酸化シリコンか
らなる第1のゲート絶縁膜、4aは酸化タンタルからな
る第2のゲート絶縁膜、6はMo等の高融点金属からな
る第1のゲート電極、7はAlを主成分とする金属から
なる第2のゲート電極、8は層間絶縁膜、9はソース・
ドレイン電極である。
の実施の形態における薄膜トランジスタの断面図を示す
ものである。図3において、1はガラス基板、2は半導
体層、3はソース・ドレイン領域、4は酸化シリコンか
らなる第1のゲート絶縁膜、4aは酸化タンタルからな
る第2のゲート絶縁膜、6はMo等の高融点金属からな
る第1のゲート電極、7はAlを主成分とする金属から
なる第2のゲート電極、8は層間絶縁膜、9はソース・
ドレイン電極である。
【0027】この第3の実施の形態の薄膜トランジスタ
は、第1の実施の形態同様、ゲート電極が、ゲート絶縁
膜4上に形成した高融点金属からなる第1のゲート電極
6と、この第1のゲート電極6上に形成したAlを主成
分とする金属からなる第2のゲート電極7とからなり、
さらに、ゲート絶縁膜が、酸化シリコンからなる第1の
ゲート絶縁膜4と、その上に形成した酸化タンタルから
なる第2のゲート絶縁膜4aとからなることを特徴とす
る。すなわち、酸化シリコンと酸化タンタルの積層膜か
らなるゲート絶縁膜(4,4a)と、Alを主成分とす
る金属からなる第2のゲート電極7との間に、水の阻止
能力の高い高融点金属からなる第1のゲート電極6を設
けている。
は、第1の実施の形態同様、ゲート電極が、ゲート絶縁
膜4上に形成した高融点金属からなる第1のゲート電極
6と、この第1のゲート電極6上に形成したAlを主成
分とする金属からなる第2のゲート電極7とからなり、
さらに、ゲート絶縁膜が、酸化シリコンからなる第1の
ゲート絶縁膜4と、その上に形成した酸化タンタルから
なる第2のゲート絶縁膜4aとからなることを特徴とす
る。すなわち、酸化シリコンと酸化タンタルの積層膜か
らなるゲート絶縁膜(4,4a)と、Alを主成分とす
る金属からなる第2のゲート電極7との間に、水の阻止
能力の高い高融点金属からなる第1のゲート電極6を設
けている。
【0028】このように構成される薄膜トランジスタに
ついて、その製造方法の一例を以下に説明する。まず、
ガラス基板1上に、半導体層2の前駆体として、減圧C
VD法により膜厚50nmの非晶質シリコンを成膜し、
フォトリソグラフィーおよびエッチングを用いて島状に
加工する。次に、例えば波長308nmのXeClレー
ザを照射し、結晶化させて半導体層2として多結晶シリ
コンを形成する。その上に、第1のゲート絶縁膜4とし
て常圧CVD法により膜厚100nmの酸化シリコンを
形成し、さらに、第2のゲート絶縁膜4aとしてスパッ
タ法により膜厚50nmの酸化タンタルを形成する。そ
して、第1のゲート電極6となる膜厚100nmのMo
と、第2のゲート電極7となる膜厚200nmのAl−
3.5atomic%Ndとの積層膜をスパッタ法によ
り成膜し、フォトリソグラフィーおよびエッチングを用
いて加工する。
ついて、その製造方法の一例を以下に説明する。まず、
ガラス基板1上に、半導体層2の前駆体として、減圧C
VD法により膜厚50nmの非晶質シリコンを成膜し、
フォトリソグラフィーおよびエッチングを用いて島状に
加工する。次に、例えば波長308nmのXeClレー
ザを照射し、結晶化させて半導体層2として多結晶シリ
コンを形成する。その上に、第1のゲート絶縁膜4とし
て常圧CVD法により膜厚100nmの酸化シリコンを
形成し、さらに、第2のゲート絶縁膜4aとしてスパッ
タ法により膜厚50nmの酸化タンタルを形成する。そ
して、第1のゲート電極6となる膜厚100nmのMo
と、第2のゲート電極7となる膜厚200nmのAl−
3.5atomic%Ndとの積層膜をスパッタ法によ
り成膜し、フォトリソグラフィーおよびエッチングを用
いて加工する。
【0029】次に、例えばイオンドーピング法を用い
て、第1のゲート電極6および第2のゲート電極7をマ
スクとして、ドナーとなる燐を半導体層2の一部領域に
導入して、ソース・ドレイン領域3を形成する。そし
て、層間絶縁膜8として例えば常圧CVD法により膜厚
300nmの二酸化シリコンを形成した後、フォトリソ
グラフィーおよびエッチングによってコンタクトホール
を形成する。さらに、ソース・ドレイン電極9を例えば
膜厚700nmのTiを成膜し、加工して薄膜トランジ
スタが完成する。
て、第1のゲート電極6および第2のゲート電極7をマ
スクとして、ドナーとなる燐を半導体層2の一部領域に
導入して、ソース・ドレイン領域3を形成する。そし
て、層間絶縁膜8として例えば常圧CVD法により膜厚
300nmの二酸化シリコンを形成した後、フォトリソ
グラフィーおよびエッチングによってコンタクトホール
を形成する。さらに、ソース・ドレイン電極9を例えば
膜厚700nmのTiを成膜し、加工して薄膜トランジ
スタが完成する。
【0030】この第3の実施の形態によれば、第1,第
2のゲート絶縁膜4,4aの酸化シリコンおよび酸化タ
ンタルからの水の脱離・拡散の影響が、この層の上に形
成したMo等の高融点金属からなる第1のゲート電極6
により阻止され、Alを主成分とする第2のゲート電極
7まで及ぶことがないため、第2のゲート電極7のヒロ
ック発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制すること
ができる。これによって、層間絶縁膜8の絶縁不良の発
生しにくい薄膜トランジスタが得られる。
2のゲート絶縁膜4,4aの酸化シリコンおよび酸化タ
ンタルからの水の脱離・拡散の影響が、この層の上に形
成したMo等の高融点金属からなる第1のゲート電極6
により阻止され、Alを主成分とする第2のゲート電極
7まで及ぶことがないため、第2のゲート電極7のヒロ
ック発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制すること
ができる。これによって、層間絶縁膜8の絶縁不良の発
生しにくい薄膜トランジスタが得られる。
【0031】なお、第1,第3の実施の形態では、第1
のゲート電極6としてMoを用いたが、これは水の阻止
能力の高い高融点金属なら何でもよく、Ta,Ti,C
rやこれらを主成分とする金属などでもよい。また、第
1のゲート電極6として、Ta,Ti,CrまたはMo
を主成分とする金属を用い、膜厚を30〜150nmと
することにより、形成・加工を容易に行うことができ
る。
のゲート電極6としてMoを用いたが、これは水の阻止
能力の高い高融点金属なら何でもよく、Ta,Ti,C
rやこれらを主成分とする金属などでもよい。また、第
1のゲート電極6として、Ta,Ti,CrまたはMo
を主成分とする金属を用い、膜厚を30〜150nmと
することにより、形成・加工を容易に行うことができ
る。
【0032】なお、第1,第3の実施の形態では、第2
のゲート電極7として、また、第2の実施の形態では、
ゲート電極7として、Al−3.5atomic%Nd
を用いたが、これはAlを主成分とする金属なら何でも
よく、例えばAl−5atomic%Zrやpure−
Alなどでもよい。また、ゲート電極7となるAlを主
成分とする金属として、ジルコニウム(Zr)を0.5
〜10atomic%またはネオジウム(Nd)を2〜
5atomic%含むAl合金を用いることにより、高
純度のAlよりもヒロックの発生を抑えることができ
る。
のゲート電極7として、また、第2の実施の形態では、
ゲート電極7として、Al−3.5atomic%Nd
を用いたが、これはAlを主成分とする金属なら何でも
よく、例えばAl−5atomic%Zrやpure−
Alなどでもよい。また、ゲート電極7となるAlを主
成分とする金属として、ジルコニウム(Zr)を0.5
〜10atomic%またはネオジウム(Nd)を2〜
5atomic%含むAl合金を用いることにより、高
純度のAlよりもヒロックの発生を抑えることができ
る。
【0033】また、図1〜図3に示す第1〜第3の実施
の形態の他、半導体層上に、酸化シリコン層を含むゲー
ト絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とする金属層を
含むゲート電極を形成した薄膜トランジスタであって、
少なくともゲート電極のゲート絶縁膜と接する面に高融
点金属の層を設けた構成であれば同様の効果が得られる
し、また、少なくともゲート絶縁膜のゲート電極と接す
る面に窒化シリコンの層を設けた構成であれば同様の効
果が得られる。例えば、下層から順に酸化シリコン層,
酸化タンタル層,窒化シリコン層を形成してゲート絶縁
膜とし、その上にアルミニウムを主成分とする金属層を
形成してゲート電極とする構成や、下層から順に酸化シ
リコン層,窒化シリコン層を形成してゲート絶縁膜と
し、その上に順に高融点金属層,アルミニウムを主成分
とする金属層を形成してゲート電極とする構成でもよ
い。
の形態の他、半導体層上に、酸化シリコン層を含むゲー
ト絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とする金属層を
含むゲート電極を形成した薄膜トランジスタであって、
少なくともゲート電極のゲート絶縁膜と接する面に高融
点金属の層を設けた構成であれば同様の効果が得られる
し、また、少なくともゲート絶縁膜のゲート電極と接す
る面に窒化シリコンの層を設けた構成であれば同様の効
果が得られる。例えば、下層から順に酸化シリコン層,
酸化タンタル層,窒化シリコン層を形成してゲート絶縁
膜とし、その上にアルミニウムを主成分とする金属層を
形成してゲート電極とする構成や、下層から順に酸化シ
リコン層,窒化シリコン層を形成してゲート絶縁膜と
し、その上に順に高融点金属層,アルミニウムを主成分
とする金属層を形成してゲート電極とする構成でもよ
い。
【0034】なお、第1,第2,第3の実施の形態で
は、半導体層2の前駆体の形成方法として減圧CVD法
を用いたが、プラズマCVD法,スパッタ法,真空蒸着
法,または光CVD法など、所定の前駆体を形成できる
ものなら何でもよい。なお、第1,第2,第3の実施の
形態では、半導体層2の前駆体を結晶化するためにXe
Clレーザ光を照射したが、これは前駆体を結晶化でき
る方法ならば何でもよく、Arイオンレーザ光の照射や
炉による熱アニールなどでもよい。
は、半導体層2の前駆体の形成方法として減圧CVD法
を用いたが、プラズマCVD法,スパッタ法,真空蒸着
法,または光CVD法など、所定の前駆体を形成できる
ものなら何でもよい。なお、第1,第2,第3の実施の
形態では、半導体層2の前駆体を結晶化するためにXe
Clレーザ光を照射したが、これは前駆体を結晶化でき
る方法ならば何でもよく、Arイオンレーザ光の照射や
炉による熱アニールなどでもよい。
【0035】なお、第1,第2,第3の実施の形態で
は、半導体層2として多結晶シリコンを用いたが、半導
体として働くものなら何でもよく、非晶質シリコン,微
結晶シリコン,単結晶シリコンや、ゲルマニウム,シリ
コンゲルマニウム,ガリウム砒素などでもよい。なお、
第1,第2,第3の実施の形態では、ゲート絶縁膜4と
して常圧CVD法により形成した酸化シリコンを用いた
が、これは酸化シリコンなら何でもよく、例えば減圧C
VD法,プラズマCVD法,スパッタ法,またはECR
−CVD法などの成膜手法を用いて形成した酸化シリコ
ンなどでもよい。
は、半導体層2として多結晶シリコンを用いたが、半導
体として働くものなら何でもよく、非晶質シリコン,微
結晶シリコン,単結晶シリコンや、ゲルマニウム,シリ
コンゲルマニウム,ガリウム砒素などでもよい。なお、
第1,第2,第3の実施の形態では、ゲート絶縁膜4と
して常圧CVD法により形成した酸化シリコンを用いた
が、これは酸化シリコンなら何でもよく、例えば減圧C
VD法,プラズマCVD法,スパッタ法,またはECR
−CVD法などの成膜手法を用いて形成した酸化シリコ
ンなどでもよい。
【0036】なお、第1,第2,第3の実施の形態で
は、所定の元素を導入する方法としてイオン・ドーピン
グ法を用いたが、これは所定の元素を導入できる方法な
らば何でもよく、イオン注入法やプラズマドーピング法
などでもよい。なお、第1,第2,第3の実施の形態で
は、ソース・ドレイン領域3を形成するドナーとして燐
を用いたが、これはnチャネルの薄膜トランジスタを作
製する場合には砒素などドナーとして働くものなら何で
もよく、pチャネルの薄膜トランジスタを作製する場合
にはアルミニウムやほう素などアクセプターとして働く
ものならば何でもよい。
は、所定の元素を導入する方法としてイオン・ドーピン
グ法を用いたが、これは所定の元素を導入できる方法な
らば何でもよく、イオン注入法やプラズマドーピング法
などでもよい。なお、第1,第2,第3の実施の形態で
は、ソース・ドレイン領域3を形成するドナーとして燐
を用いたが、これはnチャネルの薄膜トランジスタを作
製する場合には砒素などドナーとして働くものなら何で
もよく、pチャネルの薄膜トランジスタを作製する場合
にはアルミニウムやほう素などアクセプターとして働く
ものならば何でもよい。
【0037】なお、第1,第2,第3の実施の形態で
は、ソース・ドレイン電極9としてチタンを用いたが、
これは電極として働くものなら何でもよく、例えばクロ
ム,タンタル,モリブデン,アルミニウムなどの金属
や、不純物を大量にドープした多結晶シリコンや、IT
O等の透明導電層等でもよい。なお、第1,第2,第3
の実施の形態では、層間絶縁膜8として常圧CVD法に
より形成した二酸化シリコンを用いたが、これは絶縁膜
として働くものなら何でもよく、例えば減圧CVD法,
プラズマCVD法,スパッタ法,またはECR−CVD
法などの成膜手法を用いて形成した窒化シリコンや酸化
タンタルなどでもよい。
は、ソース・ドレイン電極9としてチタンを用いたが、
これは電極として働くものなら何でもよく、例えばクロ
ム,タンタル,モリブデン,アルミニウムなどの金属
や、不純物を大量にドープした多結晶シリコンや、IT
O等の透明導電層等でもよい。なお、第1,第2,第3
の実施の形態では、層間絶縁膜8として常圧CVD法に
より形成した二酸化シリコンを用いたが、これは絶縁膜
として働くものなら何でもよく、例えば減圧CVD法,
プラズマCVD法,スパッタ法,またはECR−CVD
法などの成膜手法を用いて形成した窒化シリコンや酸化
タンタルなどでもよい。
【0038】なお、第1,第2,第3の実施の形態で
は、ガラス基板1を用いたが、これは表面が絶縁性のも
のならば何でもよく、プラスチック基板や、表面に酸化
シリコンを形成した結晶シリコン基板や金属板などでも
よい。
は、ガラス基板1を用いたが、これは表面が絶縁性のも
のならば何でもよく、プラスチック基板や、表面に酸化
シリコンを形成した結晶シリコン基板や金属板などでも
よい。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の薄膜トランジスタは、半
導体層上に酸化シリコン層を含むゲート絶縁膜を介して
アルミニウムを主成分とする金属層を含むゲート電極を
形成した薄膜トランジスタであって、ゲート電極は、ゲ
ート絶縁膜上に高融点金属層を形成し、この高融点金属
層上にアルミニウムを主成分とする金属層を形成したこ
とにより、ゲート絶縁膜の酸化シリコン層からの水の脱
離・拡散の影響が高融点金属層により阻止され、アルミ
ニウムを主成分とする金属層まで及ぶことなく、アルミ
ニウムを主成分とする金属層のヒロック発生密度増加お
よびヒロック肥大化を抑制することができる。
導体層上に酸化シリコン層を含むゲート絶縁膜を介して
アルミニウムを主成分とする金属層を含むゲート電極を
形成した薄膜トランジスタであって、ゲート電極は、ゲ
ート絶縁膜上に高融点金属層を形成し、この高融点金属
層上にアルミニウムを主成分とする金属層を形成したこ
とにより、ゲート絶縁膜の酸化シリコン層からの水の脱
離・拡散の影響が高融点金属層により阻止され、アルミ
ニウムを主成分とする金属層まで及ぶことなく、アルミ
ニウムを主成分とする金属層のヒロック発生密度増加お
よびヒロック肥大化を抑制することができる。
【0040】請求項2記載の薄膜トランジスタは、請求
項1記載の薄膜トランジスタにおいて、ゲート絶縁膜と
して、酸化シリコン層上にゲート電極と接する酸化タン
タル層を形成したことにより、酸化シリコン層および酸
化タンタル層からの水の脱離・拡散の影響が高融点金属
層により阻止され、アルミニウムを主成分とする金属層
まで及ぶことなく、アルミニウムを主成分とする金属層
のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制す
ることができる。
項1記載の薄膜トランジスタにおいて、ゲート絶縁膜と
して、酸化シリコン層上にゲート電極と接する酸化タン
タル層を形成したことにより、酸化シリコン層および酸
化タンタル層からの水の脱離・拡散の影響が高融点金属
層により阻止され、アルミニウムを主成分とする金属層
まで及ぶことなく、アルミニウムを主成分とする金属層
のヒロック発生密度増加およびヒロック肥大化を抑制す
ることができる。
【0041】請求項3記載の薄膜トランジスタは、請求
項1または2記載の薄膜トランジスタにおいて、高融点
金属層は、Ta,Ti,CrまたはMoを主成分とし、
膜厚を30〜150nmとしたことにより、高融点金属
層の形成・加工を容易に行うことができる。請求項4記
載の薄膜トランジスタは、半導体層上に酸化シリコン層
を含むゲート絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とす
る金属層を含むゲート電極を形成した薄膜トランジスタ
であって、ゲート絶縁膜は、ゲート電極と接する面に窒
化シリコン層を設けたことにより、ゲート電極とゲート
絶縁膜の酸化シリコン層との間に窒化シリコン層が介在
し、ゲート絶縁膜の酸化シリコン層からの水の脱離・拡
散の影響が窒化シリコン層により阻止され、ゲート電極
のアルミニウムを主成分とする金属層まで及ぶことな
く、アルミニウムを主成分とする金属層のヒロック発生
密度増加およびヒロック肥大化を抑制することができ
る。
項1または2記載の薄膜トランジスタにおいて、高融点
金属層は、Ta,Ti,CrまたはMoを主成分とし、
膜厚を30〜150nmとしたことにより、高融点金属
層の形成・加工を容易に行うことができる。請求項4記
載の薄膜トランジスタは、半導体層上に酸化シリコン層
を含むゲート絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とす
る金属層を含むゲート電極を形成した薄膜トランジスタ
であって、ゲート絶縁膜は、ゲート電極と接する面に窒
化シリコン層を設けたことにより、ゲート電極とゲート
絶縁膜の酸化シリコン層との間に窒化シリコン層が介在
し、ゲート絶縁膜の酸化シリコン層からの水の脱離・拡
散の影響が窒化シリコン層により阻止され、ゲート電極
のアルミニウムを主成分とする金属層まで及ぶことな
く、アルミニウムを主成分とする金属層のヒロック発生
密度増加およびヒロック肥大化を抑制することができ
る。
【0042】請求項5記載の薄膜トランジスタは、請求
項1,2,3または4記載の薄膜トランジスタにおい
て、アルミニウムを主成分とする金属層は、ジルコニウ
ムを0.5〜10atomic%またはネオジウムを2
〜5atomic%含むことにより、高純度のアルミニ
ウムを用いた場合よりもヒロックの発生を抑制すること
ができる。
項1,2,3または4記載の薄膜トランジスタにおい
て、アルミニウムを主成分とする金属層は、ジルコニウ
ムを0.5〜10atomic%またはネオジウムを2
〜5atomic%含むことにより、高純度のアルミニ
ウムを用いた場合よりもヒロックの発生を抑制すること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における薄膜トラン
ジスタの断面図。
ジスタの断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態における薄膜トラン
ジスタの断面図。
ジスタの断面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態における薄膜トラン
ジスタの断面図。
ジスタの断面図。
【図4】従来例の薄膜トランジスタの断面図。
1 ガラス基板 2 半導体層 3 ソース・ドレイン領域 4 (第1の)ゲート絶縁膜(酸化シリコン) 4a 第2のゲート絶縁膜(酸化タンタル) 5 第2のゲート絶縁膜(窒化シリコン) 6 第1のゲート電極(高融点金属) 7 (第2の)ゲート電極(アルミニウムを主成分とす
る金属) 8 層間絶縁膜 9 ソース・ドレイン電極
る金属) 8 層間絶縁膜 9 ソース・ドレイン電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/78 617U
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体層上に酸化シリコン層を含むゲー
ト絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とする金属層を
含むゲート電極を形成した薄膜トランジスタであって、 前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜上に高融点金属層
を形成し、この高融点金属層上に前記アルミニウムを主
成分とする金属層を形成したことを特徴とする薄膜トラ
ンジスタ。 - 【請求項2】 ゲート絶縁膜は、酸化シリコン層上にゲ
ート電極と接する酸化タンタル層を形成したことを特徴
とする請求項1記載の薄膜トランジスタ。 - 【請求項3】 高融点金属層は、Ta,Ti,Crまた
はMoを主成分とし、膜厚を30〜150nmとしたこ
とを特徴とする請求項1または2記載の薄膜トランジス
タ。 - 【請求項4】 半導体層上に酸化シリコン層を含むゲー
ト絶縁膜を介してアルミニウムを主成分とする金属層を
含むゲート電極を形成した薄膜トランジスタであって、 前記ゲート絶縁膜は、前記ゲート電極と接する面に窒化
シリコン層を設けたことを特徴とする薄膜トランジス
タ。 - 【請求項5】 アルミニウムを主成分とする金属層は、
ジルコニウムを0.5〜10atomic%またはネオ
ジウムを2〜5atomic%含むことを特徴とする請
求項1,2,3または4記載の薄膜トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8285426A JPH10135462A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 薄膜トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8285426A JPH10135462A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 薄膜トランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10135462A true JPH10135462A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17691377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8285426A Pending JPH10135462A (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 薄膜トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10135462A (ja) |
Cited By (3)
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JP2006196903A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Samsung Electronics Co Ltd | 複層構造のゲート電極を有する薄膜トランジスタ及びその製造方法 |
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-
1996
- 1996-10-28 JP JP8285426A patent/JPH10135462A/ja active Pending
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