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JPH1010834A - 帯電部材及び帯電装置 - Google Patents

帯電部材及び帯電装置

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Publication number
JPH1010834A
JPH1010834A JP16479596A JP16479596A JPH1010834A JP H1010834 A JPH1010834 A JP H1010834A JP 16479596 A JP16479596 A JP 16479596A JP 16479596 A JP16479596 A JP 16479596A JP H1010834 A JPH1010834 A JP H1010834A
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JP
Japan
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resin
layer
charging member
conductive layer
urethane
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JP16479596A
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Yoshitomo Masuda
善友 増田
Kanji Inoue
完治 井上
Takahiro Kawagoe
隆博 川越
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Bridgestone Corp
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複写機、プリンター等の潜像形成
において、低硬度でかつ表面平坦な帯電部材及びそれを
用いた帯電装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 弾性層及び導電層を順次形成してなり、
被帯電体に当接させ、この被帯電体との間に電圧を印加
することにより、前記被帯電体を帯電させる帯電部材に
おいて、前記導電層の樹脂がポリエステル樹脂とウレタ
ン樹脂とを混合したものを含むことを特徴とする帯電部
材及び該帯電部材を使用した帯電装置とすることで上記
課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等において、静電潜像プロセスに用いられる感光体等
の被帯電体を帯電させるのに使用する帯電部材及びそれ
を用いた帯電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンター等の電子写真
プロセスでは、まず、感光体の表面を一様に帯電させ、
この感光体に光学系から映像を投射して、光の当たった
部分の帯電を消去することによって潜像を形成し、次い
で、トナーの静電付着によるトナー像の形成、紙等の記
録媒体へのトナー像の転写により、プリントする方法が
とられている。この場合、最初の感光体を帯電させる操
作は、コロナ放電方式が一般的に採用されてきた。しか
しながら、このコロナ放電方式は6〜10kVもの高電
圧印加が必要とされるため、機械の安全保守の観点から
好ましくない。また、コロナ放電中にオゾン等の有害物
質が発生するため環境上の問題もある。
【0003】このため、コロナ放電に比べて低い印加電
圧で帯電を行うことができ、かつ、オゾン等の有害物質
の発生を抑制することができる帯電方式への取り組みが
なされてきている。かかる帯電方式の試みとして、電圧
を印加した帯電用部材を感光体等の被帯電体に接触させ
ることにより、被帯電体を帯電させる接触方式による方
法が提案されており、かかる接触帯電方式で使用される
帯電部材としては、カーボン等の導電粒子を分散させた
ゴムの上に導電性無機酸化物を分散させたナイロンなど
の塗膜を形成させたローラが知られている。
【0004】しかしながら、耐久性等の性能向上がさら
に必要となってきている。このような要求を満足させる
には、帯電部材と感光体の確固たる接触状態を保つこと
が重要であり、十分な安定したニップ幅がとれるよう
に、帯電部材を軟らかくし、表面を平坦化する必要があ
るが、今までそのような材料は配合上かなり困難である
とされていた。これは、帯電部材の低硬度化には軟らか
い材料が当然有利であるが、帯電部材の表面平坦化には
むしろ硬い材料が有利のようであることに起因する。従
って、低硬度かつ表面平坦化を両立できる材料が望まれ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みてなされたものであり、複写機、プリンター
等の潜像形成において、低硬度でかつ表面平坦な帯電部
材及びそれを用いた帯電装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の帯電
部材は、弾性層及び導電層を順次形成してなり、被帯電
体に当接させ、この被帯電体との間に電圧を印加するこ
とにより、前記被帯電体を帯電させる帯電部材におい
て、前記導電層の樹脂がポリエステル樹脂とウレタン樹
脂とを混合したものを含むことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2の帯電部材は、上記導電
層の樹脂中に含まれるウレタン樹脂の割合が50重量%
以上であることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3の帯電部材は、上記ポリ
エステル樹脂及び/又はウレタン樹脂が水系樹脂である
ことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4の帯電部材は、上記ポリ
エステル樹脂及び/又はウレタン樹脂にカーボンを添加
してなることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5の帯電部材は、上記導電
層の外周に形成される被膜層の樹脂がフッ素樹脂である
ことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項6の帯電部材は、上記フッ
素樹脂が水系樹脂であることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項7の帯電部材は、上記フッ
素樹脂にカーボンを添加してなることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項8の帯電部材は、上記弾性
層がウレタンフォームであることを特徴とする。
【0014】そして、本発明の請求項9の帯電装置は、
被帯電体に当接し該被帯電体を帯電させる帯電部材と、
被帯電部材との間に電圧を印加する電圧印加手段とを具
備してなる帯電装置において、前記帯電部材として請求
項1乃至8のいずれか1項記載の帯電部材を用いたこと
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明者らは、上記課題について
鋭意検討を重ねた結果、弾性層及び導電層を順次形成し
てなり、被帯電体に当接させ、この被帯電体との間に電
圧を印加することにより、前記被帯電体を帯電させる帯
電部材において、前記導電層の樹脂にポリエステル樹脂
とウレタン樹脂とを混合したものを用いることにより、
低硬度でかつ表面平坦な帯電部材が得られることを見い
出し、本発明を完成させるに至ったものである。
【0016】なお、この詳しい機構については次のよう
に推定される。即ち、ウレタン樹脂は一般に軟らかく低
硬度化には有利であるが、ウレタン樹脂のみで導電層を
構成すると感光ドラム等と密着してしまうため、本発明
では、このウレタン樹脂に比較的硬いポリエステル樹脂
を混合することにより、これらの樹脂の欠点を補い、低
硬度でかつ表面平坦な導電層が得られるものと考えられ
る。また、弾性層がポリウレタンフォームである場合に
は、これら樹脂に水系樹脂を採用することにより塗膜形
成時のポリウレタンフォームの膨潤を防止し高い精度で
表面を平坦にできる。
【0017】以下、本発明について図面を用いて詳細に
説明する。本発明の帯電部材は、被帯電体に接触するも
のであれば特にその形状に限定されず、例えば、ローラ
状、プレート状、ブロック状などの各種形状のものが挙
げられるが、通常はローラ状が好ましい。
【0018】図1は、本発明の帯電部材をローラ形状に
用いた一例を示す断面図である。ここで、符号1はシャ
フト、符号2は弾性層、符号3は導電層、符号4は被覆
層であり、シャフトの外周に弾性層2、導電層3が順次
形成されており、必要に応じて被覆層4が設けられる。
【0019】シャフト1としては金属又はプラスチック
製のものが挙げられる。
【0020】弾性層2としては、特に限定されず、ゴム
もしくは樹脂又はこれらの発泡体(以下、「フォーム
体」という)が挙げられるが、特にフォーム体が好まし
く、更にウレタンフォームがより好ましい。
【0021】また、弾性層2には導電性物質を添加する
ことにより、所定の抵抗値を付与することができる。そ
の導電性物質としては、特に限定されず、ラウリルトリ
メチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウ
ム、オクタドデシルトリメチルアンモニウム、ドデシル
トリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアン
モニウム、変性脂肪酸・ジメチルエチルアンモニウニウ
ム塩の過塩素酸塩、塩素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫
酸塩、エトサルフェート塩、臭化ベンジル塩、塩化ベン
ジル塩等のハロゲン化ベンジル塩等の第四級アンモニウ
ム塩等の陽イオン性界面活性剤、脂肪族スルホン酸塩、
高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルコールエチレ
ンオキサイド付加硫酸エステル塩、高級アルコール燐酸
エステル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加燐
酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤、各種ベタイン等
の両性イオン界面活性剤、高級アルコールエチレンオキ
サイド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、多価
アルコール脂肪酸エステル等の非イオン性帯電防止剤等
の帯電防止剤及びこれらの帯電防止剤が、少なくとも1
個以上の水酸基、カルボキシル基、一級ないし二級アミ
ン基等イソシアネートと反応する活性水素を有する基を
持ったものが挙げられる。また、LiCF3 SO3 、N
aClO4 、LiAsF6 、LiBF4 、NaSCN、
KSCN、NaCl等のLi+ 、Na+ 、K+ 等の周期
律表第1族の金属塩、あるいはNH4 +の塩等の電解質、
また、Ca(ClO42 等のCa++、Ba++等の周期
律表第2族の金属塩が挙げられる。さらに、それら等と
1,4ブタンジオール、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール等多価アルコールとその誘導体等の錯体ある
いはエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル等のモノオールとの錯体
等のイオン導電剤又は又はケッチェンブラックEC、ア
セチレンブラック等の導電性カーボン、SAF、ISA
F、HAF、FEF、GPF、SRF、FT、MT等の
ゴム用カーボン、酸化処理を施したカラー(インク)用
カーボン、熱分解カーボン、天然グラファイト、人造グ
ラファイト、アンチモンドープの酸化錫、酸化チタン、
酸化亜鉛、ニッケル、銅、銀、ゲルマニウム等の金属及
び金属酸化物、ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセ
チレン等の導電性ポリマー等が挙げられる。なお、フォ
ーム密度は、0.05から0.9g/cm3 が適当であ
る。
【0022】導電層3としては、ポリエステル樹脂とウ
レタン樹脂とを混合した樹脂を用いることができるが、
低硬度化、弾性層及び/又は被膜層との接合性の観点か
ら、これらの樹脂中に含まれるウレタン樹脂の割合が5
0重量%以上であることが好ましく、弾性層がポリウレ
タンフォームである場合にはこれらの樹脂に水系樹脂を
採用することも好ましい。
【0023】なお、これらの導電層3に添加される導電
性物質は、特に限定されず、弾性層と同様な導電性物質
が使用でき、体積抵抗率を105 〜1010Ω・cmにな
るように調整し、必要に応じてシリカを加えてもよい。
また、導電層3の厚みは、特に限定されないが、50〜
400μmが適当である。また、導電層3の形成方法
は、以上のものを含む塗料状態として、内層物を浸漬し
塗膜を形成するディップ法が一般的である。
【0024】被覆層4は、帯電部材にトナーが付着ない
し融着するのを防止する目的で設けられるが、特に限定
されず、水系あるいは有機溶媒系のいずれの被覆層でも
良く、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹
脂、ポリジオキソラン樹脂、フッ素系樹脂、ウレタン変
性アクリル樹脂、ナイロン樹脂、エポキシ樹脂、スチレ
ン樹脂、ブチラール樹脂、フェノール樹脂、ポリビニル
アセタール樹脂等が挙げられるが、特にトナー融着防
止、表面平滑性確保の観点からフッ素系の水系樹脂が好
ましい。
【0025】フッ素樹脂としては、特に限定されず、ポ
リテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラ
フルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テト
ラフルオロエチレン−エチレン共重合体、ポリクロロト
リフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン−エ
チレン共重合体、ポリビニリデンフルオライド、ポリビ
ニルフルオライト等が挙げられるが、特にポリテトラフ
ルオロエチレンの微粒子を水中に分散させた、ディスパ
ージョンタイプの水系フッ素樹脂が好ましい。また、こ
の微粒子の粒径は、0.01〜100μmが好ましい。
【0026】また、上記フッ素樹脂と混合される樹脂と
しては、特に限定されず、ポリビニルアセタール樹脂、
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ナイ
ロン樹脂等が挙げられるが、フッ素樹脂の塗膜化及び抵
抗均一性の観点からポリビニルアセタール樹脂、ウレタ
ン樹脂又はポリエステル樹脂が好ましい。なお、水系フ
ッ素樹脂と水系ポリビニルアセタール樹脂との組合せの
場合に、特に水系フッ素樹脂の重量比を高めながらも均
一な塗膜形成が可能となり易い。
【0027】また、イソシアネート、メラミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、グリオキサール、エポキ
シ樹脂等を混合することにより、フッ素樹脂以外の樹脂
と架橋し、強度を向上させることもできるが、特に水に
乳化することのできるブロックタイプのポリイソシアネ
ートが好ましい。なお、添加量としてはフッ素樹脂以外
の樹脂に対して5〜40%程度が適当である。
【0028】また、これらの被覆層に添加される導電性
物質は、特に限定されず、弾性層と同様な導電性物質が
使用でき、体積抵抗を105 〜1012Ω・cmになるよ
うに調整し、必要に応じてシリカを加えてもよい。被覆
層4の厚みは、特に限定されないが、1〜30μmが適
当である。
【0029】以上述べた方法で得られた帯電部材は、低
硬度かつ表面平坦化に優れた特性を有し、トナー融着性
も改良される。なお、本発明の帯電部材の最外層表面の
表面粗さをJIS10点平均粗さRzスケールで、4μ
m以下、好ましくは3μm以下、更に好ましくは2μm
以下に調整することが適当である。
【0030】
【実施例】以下に、実施例、比較例を示して、本発明を
具体的に説明するが、本発明は下記に限定されるもので
はない。
【0031】「実施例1」グリセリンにプロピレンオキ
サイドとエチレンオキサイドを付加して分子量5000
としたポリエーテルポリオールを100部、ウレタン変
性したMDIを25部、1,4ブタンジオールを0.0
1部、カーボンを5部調合し、泡立機で攪拌・混合し、
金属シャフトを予めセットした円筒形モールドに注型
し、硬化させてウレタンフォームローラを作製した。
【0032】ウレタンフォームローラ上に、厚さ280
μmの導電層Aを、更にその外周に厚さ10μmの被覆
層Bを設けた。導電層Aは、ウレタン樹脂が70重量%
となるように調整した水系のウレタン樹脂と水系のポリ
エステル樹脂の混合樹脂に、カーボンを添加し、塗膜状
態で107 Ω・cm程度になるように調整した塗料を用
意し、ディップ法により形成した。被覆層Bは、水系の
フッ素樹脂と水系のポリビニルアセタール樹脂とを9:
1比率で混合した樹脂に、カーボンを添加し、塗膜状態
で5×106 Ω・cm程度になるように調整した塗料を
用意し、同じくディップ法により形成した。このローラ
のマイクロ硬度は71度であった。40℃、85%RH
で一週間感光体とローラを圧接したが密着は発生しなか
った。又プリンターにこのローラを装着し、連続6,0
00枚画出したが画像の異常もなかった。なお、ここで
いうマイクロ硬度とは、直径0.16mmф、長さ0.
5mmの押し針を試料に押し当て、該試料に変形を与
え、その時の押し針食い込み量(変位)から硬度値を求
めたものであり、従来の硬度計では測定が困難であった
薄物、小物の硬度を測定できるものである。本発明のマ
イクロ硬度は市販のマイクロ硬度計、高分子計器(株)
製のマイクロ硬度計MD−1により測定して得られたも
のである。
【0033】「実施例2」実施例1において、被覆層B
を設けなかった以外は、実施例1と同様のローラを作成
した。このマイクロ硬度は69度であった。40℃、8
5%RH下で1週間感光体とローラを圧接したが密着は
発生しなかった。又、プリンターにこのローラを装着し
連続6,000枚画出ししたところ、ローラ表面に若干
のトナーが付着していたが、画像の異常はなかった。
【0034】「比較例1」実施例1において、導電層A
中のウレタン樹脂を除去した以外は実施例1と同様のロ
ーラを作成した。このローラのマイクロ硬度は89度で
あり、ローラ表面に若干ひびが入っていた。40℃、8
5%RH下で1週間感光体とローラを圧接したが密着は
発生しなかった。又、プリンターにこのローラを装着
し、連続6,000枚の画出しを行ったところ、ローラ
表面にひどいひび割れが発生し、感光体上にトナーが融
着しており、画像にも異常が見られた。
【0035】「比較例2」実施例1において、導電層A
中のポリエステル樹脂を除去した以外は、実施例1と同
様のローラを作成した。このローラのマイクロ硬度は5
8度であった。40℃、85%RH下で、1週間感光体
とローラを圧接したところローラと感光体が密着した。
【0036】
【発明の効果】本発明により、弾性層及び導電層を順次
形成してなり、被帯電体に当接させ、この被帯電体との
間に電圧を印加することにより、前記被帯電体を帯電さ
せる帯電部材において、前記導電層の樹脂にポリエステ
ル樹脂とウレタン樹脂とを混合したものを含むことによ
り、低硬度でかつ表面平坦な帯電部材が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯電部材の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 弾性層 3 導電層 4 被覆層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性層及び導電層を順次形成してなり、
    被帯電体に当接させ、この被帯電体との間に電圧を印加
    することにより、前記被帯電体を帯電させる帯電部材に
    おいて、前記導電層の樹脂が主にポリエステル樹脂とウ
    レタン樹脂とを混合したものであることを特徴とする帯
    電部材。
  2. 【請求項2】 上記導電層の樹脂中に含まれるウレタン
    樹脂の割合が50重量%以上であることを特徴とする請
    求項1記載の帯電部材。
  3. 【請求項3】 上記ポリエステル樹脂及び/又はウレタ
    ン樹脂が水系樹脂であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の帯電部材。
  4. 【請求項4】 上記ポリエステル樹脂及び/又はウレタ
    ン樹脂にカーボンを添加してなることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項記載の帯電部材。
  5. 【請求項5】 上記導電層の外周に形成される被膜層の
    樹脂がフッ素樹脂であることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項記載の帯電部材。
  6. 【請求項6】 上記フッ素樹脂が水系樹脂であることを
    特徴とする請求項5記載の帯電部材。
  7. 【請求項7】 上記フッ素樹脂にカーボンを添加してな
    ることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の帯電部
    材。
  8. 【請求項8】 上記弾性層がウレタンフォームであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の帯
    電部材。
  9. 【請求項9】 被帯電体に当接し該被帯電体を帯電させ
    る帯電部材と、被帯電部材との間に電圧を印加する電圧
    印加手段とを具備してなる帯電装置において、前記帯電
    部材として請求項1乃至8のいずれか1項記載の帯電部
    材を用いたことを特徴とする帯電装置。
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EP0939348A2 (en) * 1998-02-26 1999-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Charging member and image forming apparatus
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